JP2007037642A - 芳香へッドユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 好みの匂いを携帯し、かつ、所望の匂いの強さ、所望の匂いに切り替える、多種芳香性液体芳香へッド、及び、ユニットを提供すること。
【解決手段】 芳香性を有する液体を芳香させる装置において、電気信号により各々の液体を任意に加熱させる複数の発熱素子と複数の液体を各々の液室に供給する供給口からなる発熱素子基板を有し、芳香性を有する複数の液体を任意に芳香させる構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インクジェットなど液体を吐出するへッド、及び、へッドを構成したユニットに関し、更に詳しくは、芳香性を有する液体を吐出させて香りを発生させるへッドユニットに関する。
従来より知られているインクジェットプリンターの芳香性を有する液体を吐出する技術としては、特開平09-323407インクジェット記録装置があり、搬送手段によって搬送される被記録媒体上に、インクジェット記録手段により画像情報に応じた記録を行う記録装置において、被記録媒体上に芳香性を有する液体を吐出することが可能な手段がインクの吐出手段とは別に設けられていることが、開示されている。
図5に示す様に、特開平09-323407の記録ヘッド101は、図示しないキャリッジに搭載されて矢印aの方向に適宜に走査される。図5に示す様に、この記録ヘッド101にはインク供給ジョイント107が設けられており、これを介してインク容器102〜106が夫々着脱可能に設けられている。又、図5に示されている記録ヘッド101の底面には、各インクに対応した複数のインク吐出口(図示しない)が被記録媒体108に向けて設けられており、記録信号に応じてインクを吐出して所定の記録を行っている。被記録媒体108は、記録ヘッド101による記録が1行印字されるごとに矢印bの方向に送られる。
図5において、102は黒色インク容器、103はシアンインク容器、104はマゼンタインク容器、105はイエローインク容器を示しており、これらのインクに対応して設けられた各インク吐出口(図示せず)より信号に応じて各インクを吐出することが出来る様に構成されており、さらに、芳香性を有する液体が封入されている容器106を用いる。記録ヘッド101は、芳香性を有するインク凝集効果のある液体を吐出する為の専用の吐出口がインク吐出口に並列の位置に設けられている為、画像の記録を行いながら芳香性を有する液体を記録画像の上に、又は記録画像を記録する前に、被記録媒体上に画像形成領域に付与することが出来る。
また、一台の装置で,必要に応じて,所望の香りを発生させたり,香りを変更したり,香りを止めたり,香りを消したりできるようにして,香りを情報として扱える制御型芳香出力装置としては、特開平10-146385制御型芳香出力装置および芳香シートがあり、香料を格納する香料格納手段と,前記香料格納手段に格納されている香料を取り出して空気中に放出する香料放出手段、例えば、バブルを用いたインクジェットタイプの液体噴射装置、と,前記所定の制御信号に基づいて,前記香料放出手段を制御して,香料の放出を行う制御手段とを備えたことを特徴とする制御型芳香出力装置が、開示されている。この制御型芳香出力装置は、インクジェットタイプの液体噴射装置、すなわちプリンターを利用している。
一方、身近な生活の中で発生する用々のストレスを自分で緩和する癒しの方法として、匂いを用いるアロマセラピーが提唱されている。また、コンパクトな電気ポット兼用の香炉なども製品発表されている。さらに、アロマセラピーでは「精油(エッセンシャルオイル)」が、使用する人の嫌な香りだったら、良い効果は期待できず、アロマセラピーで大切なのは、その症状に期待できる成分、かつ、その人、その時の心地よい香りを使用することが、重要とされている。
このような社会的ニーズから、好みの匂いを携帯し、かつ、所望の匂いの強さ、所望の匂いの種類に切り替えることが、要求されてきている。しかしながら、前記の一般的なプリンターを利用した出力装置を、芳香のために携帯することは、困難である。また、携帯型の芳香スプレーなどでは、所望の匂いの強さ、所望の匂いの種類に切り替えることは不可能である。さらに、特登録02970152香り発生装置では、ピエゾ素子を用いたカセット型香り発生装置が提案されているが、香料の吐出は圧力振動波発生手段であるピエゾ振動子に入力する電気信号の駆動電圧や駆動周波数および駆動時間などを制御する比較的大きな電気回路が必要なため、携帯するには、不便である。
特開平09-323407号公報 特開平10-146385号公報 特登録02970152号公報
従って本発明の目的は、好みの匂いを携帯し、かつ、所望の匂いの強さ、所望の匂いに切り替える、多種芳香性液体芳香へッドユニットを提供することにある。
上記目的は、以下の本発明によって達成される。
本発明の芳香へッドユニットは、芳香性を有する液体を芳香させる芳香へッドユニットにおいて、電気信号により各々の液体を任意に加熱させる複数の発熱素子と複数の液体を各々の液室に供給する供給口からなる発熱素子基板を有し、芳香性を有する複数の液体を任意に芳香させることを特徴とする。
また、複数の吐出口と前記液室を構成するノズル部材を有する前記発熱素子基板と、前記吐出口を覆うように配置したメッシュ部材を有し、前記メッシュ部材に芳香性を有する複数の液体を任意に吐出し、付着させることを特徴とする。さらに、前記メッシュ部材は、電気的に加熱され、吐出により付着した液体を気化することを特徴とする。
一方、また、本発明の芳香へッドユニットは、複数の液室を構成する壁部材を有する前記発熱素子と前記液室を覆うように配置した気液分離部材を有し、前記芳香性液体が前記発熱素子により気化され、気液分離部材を通過し、芳香させることを特徴とする。
また、温度センサ、湿度センサを設け、体温、発汗などの体調の変化により前記発熱素子の加熱制御することを特徴とする。
本発明の芳香性液体芳香ヘッドは、電気信号により各々の液体を任意に加熱させる複数の発熱素子と複数の液体を各々の液室に供給する供給口からなる発熱素子基板を有し、芳香性を有する複数の液体を任意に芳香させることにより、好みの匂いを携帯し、かつ、所望の匂いの強さ、所望の匂いに切り替える、芳香へッドユニットを提供することが可能となる。
上記のように構成された本発明においては、好みの匂いを携帯し、かつ、所望の匂いの強さを得ることができる芳香ヘッドユニットを提供することが可能である。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
(第1の実施例)
図1に、本発明の第1の実施例の芳香ヘッドユニットの構成図と、図2に、断面図を示す。図に示す様に、本実施例は、4つの発熱素子2と4つの液体供給口3を有する発熱素子基板1と、4種類の芳香性液体を貯蔵、供給する香料タンク6と、吐出口4と液室を有するノズル部材5と、制御回路プリント基板7と、ボタン電池などの電源8と、吐出口から吐出された芳香性液体を浸透し外気に芳香させるメッシュ部材9と、外装ケース10と、でコンパクトに構成される。
本実施例の芳香ヘッドユニットは、例えば、以下に示す動作フローにより、所望の匂いの強さ、所望の匂いに切り替えることが可能である。
すなわち、制御回路プリント基板7から、液種に応じた信号が、発熱素子基板1に入力される。さらに、液種に応じた発熱素子2が通電され、発熱し、指定された芳香性液体が吐出される。吐出された液滴は、メッシュ部材9に付着する。さらに、所望の匂いの強さに達するように、吐出を必要回数繰り返す。付着した液滴は、メッシュ部材9に浸透し広がり、気化し、外気に芳香させる。このようにして、好みの匂いを携帯し、かつ、所望の匂いの強さを得ることが可能となる。また、カモミールとミントなど、吐出する液種を複数種にすることで、所望の匂いに切り替えたり、ブレンドすることが可能である。
また、所望の匂い、強さは、個人によって大きく異なるため、ユーザが、あらかじめ、吐出する液滴数などを液種毎に記憶させる、メモリ機能を制御回路プリント基板7に付加することは、好適である。このメモリ機能に、タイムテーブルを設け、日時により芳香させる液種、強さ、ブレンド内容のどを指定することは、好適である。
しかしながら、外気温などが低く、前述のメッシュ部材の表面温度が低い際には、メッシュ部材に浸透した、芳香性液体が気化しずらい問題が発生する。そこで、メッシュ部材を電気的に加熱する構造にすることで、迅速に気化し、所望の匂いを得ることが可能となる。
(第2の実施例)
さらに、複数の液室を構成する壁部材を有する発熱素子基板と液室を覆うように配置した気液分離部材を有する構造とすることで、発熱素子により気化された芳香性液体が、気液分離部材を通過し、芳香させることが可能である。このような構成にすることで、部品点数の比較的少ない、よりコンパクトな芳香ヘッドユニットを提供することが可能である。
図3に、本発明の第2の実施例の芳香ヘッドユニットの構成図と、図4に、断面図を示す。図に示す様に、本実施例は、4つの発熱素子22と4つの液体供給口23と4組の壁部材25を有する発熱素子基板21と、4種類の芳香性液体を貯蔵、供給する香料タンク26と、気液分離部材24と、制御回路プリント基板27と、ボタン電池などの電源28と、外装ケース29と、で構成される。
本実施例の芳香ヘッドユニットは、例えば、以下に示す動作フローにより、所望の匂いの強さ、所望の匂いに切り替えることが可能である。
すなわち、制御回路プリント基板27から、液種に応じた信号が、発熱素子基板21に入力される。さらに、液種に応じた発熱素子22が通電され、発熱し、指定された液室の芳香性液体の温度が上昇し、気化する。さらに、所望の匂いの強さに達するように、断続的に発熱し液体の温度を維持する。気化された気体は、気液分離部材24を通過し、外気に芳香させる。このようにして、所望の匂いの強さを得ることが可能となる。また、カモミールとミントなど、気化する液種を複数種にすることで、所望の匂いに切り替えたりブレンドすることが可能である。
また、水に精油(エッセンシャルオイル)を分散させた芳香性液体は、水を温めることで精油成分が容易に気化するので、本実施例の芳香ヘッドユニットに好適である。また、所望の匂い、強さは、個人によって大きく異なるため、ユーザが、あらかじめ、吐出する液滴数などを液種毎に記憶させる、メモリ機能を制御回路プリント基板27に付加することは、好適である。このメモリ機能に、タイムテーブルを設け、日時により芳香させる液種、強さ、ブレンド内容のどを指定するのは、好適である。
一方、アロマセラピーで大切なのは、その症状に期待できる成分、かつ、その人、その時の心地よい香りを使用することと、されている。そこで、上述の2つの実施例に代表される本発明の芳香ヘッドユニットに温度センサ、湿度センサなどのセンサを設け、携帯し、体温、発汗などの体調の変化により、発熱素子の加熱制御することで、その症状に期待できる成分、かつ、その人、その時の心地よい香りを使用することが可能である。
第1の実施例の芳香ヘッドユニットの構成図。 図1記載の芳香ヘッドユニットの断面図。 第2の実施例の芳香ヘッドユニットの構成図。 図3記載の芳香ヘッドユニットの断面図。 従来例の構成図。
符号の説明
1 発熱素子基板
2 発熱素子
3 液体供給口
4 吐出口
5 ノズル部材
6 香料タンク
7 制御回路プリント基板
8 電源
9 メッシュ部材
10 外装ケース
21 発熱素子基板
22 発熱素子
23 液体供給口
24 気液分離部材
25 壁部材
26 香料タンク
27 制御回路プリント基板
28 電源
29 外装ケース
101 従来例の記録ヘッド
107 インク供給ジョイント
102〜106 インク容器
108 被記録媒体

Claims (5)

  1. 芳香性を有する液体を芳香させる芳香へッドユニットにおいて、
    電気信号により各々の液体を任意に加熱させる複数の発熱素子と、
    複数の液体を各々の液室に供給する供給口からなる発熱素子基板を有し、
    芳香性を有する複数の液体を任意に芳香させることを特徴とする、
    芳香へッドユニット。
  2. 請求項1に記載の芳香へッドユニットにおいて、
    複数の吐出口と前記液室を構成するノズル部材を有する前記発熱素子基板と、
    前記吐出口を覆うように配置したメッシュ部材を有し、
    前記メッシュ部材に芳香性を有する複数の液体を任意に吐出し、付着させることを特徴とする、
    芳香へッドユニット。
  3. 請求項2に記載の芳香へッドユニットにおいて、
    前記メッシュ部材は、電気的に加熱され、吐出により付着した液体を気化することを特徴とする、
    芳香へッドユニット。
  4. 請求項1に記載の芳香へッドユニットにおいて、
    複数の液室を構成する壁部材を有する前記発熱素子と、
    前記液室を覆うように配置した気液分離部材を有し、
    前記芳香性液体が前記発熱素子により気化され、気液分離部材を通過し、
    芳香させることを特徴とする芳香へッドユニット。
  5. 温度センサ、湿度センサを設け、体温、発汗などの体調の変化により、
    前記発熱素子の加熱制御することを特徴とする、
    請求項1から請求項4のいずれかに記載の芳香へッドユニット。
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