JP2005211266A - 香発散電気機器 - Google Patents

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JP2005211266A JP2004020746A JP2004020746A JP2005211266A JP 2005211266 A JP2005211266 A JP 2005211266A JP 2004020746 A JP2004020746 A JP 2004020746A JP 2004020746 A JP2004020746 A JP 2004020746A JP 2005211266 A JP2005211266 A JP 2005211266A
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Tomonori Sakamoto
知則 坂本
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Abstract

【課題】 携帯性に優れると共に、香の発散、放出が良好に行える電気機器を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の香発散電気機器は、上下方向に延在する外ケースと1、該外ケース1内に収納される電池2と、該電池2の上側に配置され前記電池2からの電力により駆動する香発散機構10とを備え、前記外ケース1の最上部に、前記香発散機構10から発散される香を放出する開口部1hを有することを特徴とする。また、前記外ケース1は、その上部に、クリップ1cを備えることを特徴とする
【選択図】 図1



Description

本発明は、香を発散させる香発散電気機器に関する。
従来の香発散電気機器については、下記の特許文献に開示がある。この機器は、この公開公報の図4に示されるように、略箱型の外形形状を備え、内部に電池、これにより駆動されて、香水の微小な液滴を噴射する微小液滴噴射機構とを備えている。そして、香水の微小な液滴は、機器の側面に設置された噴射ノズルより、噴射される。
特開2000−189243号
しかしながら、このような香発散電気機器は、略箱型の外形形状であるので、身に付けて携帯したり、使用者の衣服のポケット等に入れて携帯するには、携帯性に劣るものであった。また、噴射口が機器の側面に設置されていることより、ポケット等に入れて噴射する場合は、噴射口がポケット内に位置することになることより、噴射した液滴がポケット内に留まることになる。
本発明は、上述のような問題点を解決するために成されたものであり、携帯性に優れると共に、香の発散、放出が良好に行える電気機器を提供することを目的とする。
本発明は、上下方向に延在する外ケースと、該外ケース内に収納される電池と、該電池の上側に配置され前記電池からの電力により駆動する香発散機構とを備え、前記香発散機構の最上部に、香を発散するための開口部を有することを特徴とする。
また、本発明においては、前記外ケースは、その上部に、クリップを備えることを特徴とする。
本発明は、電池の上側に、香発散機構を備えることより、横方向に大きくならず、上下方向に延在する外ケースを細くすることができるので、携帯性に優れたものであり、例えば、ボールペンと同じように、衣服のポケットに収納するなら、携行時に邪魔になることもなく、必要時簡単に使用することができる。更に、香を放出する開口部を、外ケースの最上部に備えているので、携行時に衣服のポケットに収納するなら、最上部の開口部より香が放出されることで、香がポケットの上部より放出され、ポケット内に留まることを低減できる。
更に、本発明は、外ケースの上部に、クリップを備えていることより、衣服のポケットに入れてクリップを利用して保持するのであれば、最上部の開口部が、ポケットより上側の外に位置することになるので、香の発散、放出を良好に行うことができる。
本発明の実施例を、図1〜6を用いて、詳細に説明する。本実施例の香発散電気機器は、上下方向に延在する外ケース1と、外ケース1内に収納される略円筒状の充電式電池2と、電池2の上側に配置され、配線(図示せず)を介して電池2からの電力により駆動する香発散機構10とを備えている。ここで、外ケース1は、底を備える略断面が円形の筒体であって、プラスチック材料からなる。また、外ケース1の断面は、円形以外の4角形であってもよい。
香発散機構10は、海綿状或いは高分子吸収体等の基材に含浸させゲル状或いは固形状状とした4つの香料11を保持する香デバイス部12と、各々の香料11に接触或いは近接することにより熱を加えて、香料11の香を発散させる4つのヒーター13を、電気駆動部として、備えている。更に、香発散機構10は、各種電子部品を搭載したプリント基板20を備え、このプリント基板20上には、電池2の充放電を制御する充放電制御手段21と、電池2の電力を制御してヒーター13を加熱する熱量制御手段22とを備えている。
香デバイス部12は、外ケース1の最上部に位置する開口部1hより挿入して、外ケース1に保持される。そして、その断面の外形は略円形で、柱体の外形を有している。この香デバイス部12は、その円柱体の中心軸と同軸とした断面が略円形の柱体の空洞部12hを備え、この空洞部12hは、香デバイス部12を上下方向に貫通している。図3に開示されるように、香デバイス12部の外周壁12OUTと空洞部12との間の空間に、この空間を4等分に区切る平面状の板体である4つの区画壁12cが配置されて、これら区画壁12cに区切られた空間に、香料11が配置されている。図2、図3に開示されるように、空洞部12hにおいて、香料11が露出している。
図4は、ヒーター13及びこれを保持する保持体14の構造を示す斜視図であり、保持体14は、下部の略円板状の土台部14bが外ケース1と係止している。 保持体14の外側には、4本の柱体14OUTを有し、これら柱体14OUTは上側で上部体14UPにて連結されている。そして、上部体14UPの中心には、上部体14UPを上下方向に貫通する貫通穴14hが設けられている。そして、保持体14の各柱体14OUTの間には、ニクロム線等からなる4つのヒーター13が配置されている。各ヒーター13は、一本線を上部でおり返した形状であって、上部のおり返し点を、上部体14UPに設けられた穴14UPHに挿入して保持されている。また、ヒーター13の下部は、保持体14の土台部14bを貫通して、プリント基板20に電気接続されている。このような保持体14は、ヒーター13と接触或いは近接するため、耐熱性を有するPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、ガラス繊維入りのPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の材料が利用される。
各ヒーター13は、外側に少し湾曲した形状を有しており(図4参照)、香デバイス11を機器に装着した状態においては、各ヒーター13の湾曲した部分が、各香料11の内側の露出部11eを押圧している。
ヒーター13が香料11の内側の露出部11eを押圧した状態で、通電して加熱すると、香料11が熱せられ発散して上昇し(図2において香の発散の行路を矢印で示す)、保持体14の穴14hを通過して、最上部の開口部1hを通過して、外部に発散、放出される。また、長期に渡り使用するに従って、発散して露出部11eの香料11は減少するが、この場合でも、ヒーター13が常に基材を押圧することになるので、香料11が熱せられて発散することができる。香デバイス部12は、外ケース1に着脱自在であるので、使用により香料11がなくなれば、香デバイス部12を新品に交換することにより、繰り返し使用できる。
次に、本実施例の電気回路構成を説明する。本実施例においては、充電式電池2は、電磁誘導を利用して充電されることになる。電池2下側の外ケース1内には、ボビンケースに巻回された2次巻線3を設置され、充電時においては、別途用意される商用AC電源を利用してクレードル4に構成された1次巻線4a(図5参照)により磁界を発生させて、2次巻線3側に誘導電流を発生させ、電池2の充電を行っている。そして、充放電制御手段21においては、充電時に電池2の満充電を検出し充電を終了し、また、放電時には、電池2の過放電を検出して放電を終了させる制御を行っている。
外ケース1の外周には、条件設定手段23として、香選択用の4つのスライドスイッチ30(図1には1個のスライドスイッチを図示する)を有している。各スライドスイッチ30は、各々、各香料11に接触するヒーター13に対応している。スライドスイッチ30は、オンオフスイッチであって、オン時にのみ対応したヒーター13が通電できるようになっている。このようなスライドスイッチ30のオンオフによる条件設定により、所望の香料11だけを発散させることで、好み、或いは、時と場所に応じた香を発散することができる。ここで、複数の香料11を同時に発散させることで、香をブレンドすることもできる。例えば、4つの異なる香料11として、ローズ、ベンジャミン、ペパーミント、レモンの香の原料を、利用することで、香をブレンドすることができる。
また、外ケース1の外周には、一つの駆動ボタン31が設置されている。この駆動ボタン31は、プッシュ式のスイッチであって、一回押圧すると、所定の時間の間、条件設定手段23にて設定されたヒーター13を通電し加熱することになる。また、追加の実施例として、駆動ボタン31の一回押圧あたりのヒーター13の通電時間或いはヒーター13による発生熱量を調整する手段を設置しても良い。これにより、発散する香の量を、適宜、設定することができる。更には、追加の実施例として、外部雰囲気温度を測定する温度検出素子を設けて、温度検出素子の測定結果により、ヒーター13の加熱熱量或いは通電時間を調節しても良い。これにより、例えば、外部雰囲気温度が低いときは、香料11の温度も低いので、より多くの加熱熱量が必要となり、加熱熱量が多くなるように、熱量制御手段22にて調整する。
ここで、前述クレードル4(図5参照)では本機器を充電するとともに、情報通信端子を有し、パーソナルコンピュータ等と接続することにより香調整、香残容量の確認などを行ってもよい。また、クレードル側に汎用情報通信端子を備えることができるので、本機器が大きくならず携帯性に優れたものとできる。
熱量制御手段22においては、条件設定手段23であるスライドスイッチ30によって選択されたヒーターの情報が、マイコン22Mに入力されて、選択されたヒーターに、駆動ボタン31の押圧時、FET等のスイッチング素子22Sのゲートにオン信号をマイコン22Mより出力させて、スイッチング素子22Sをオンとする。これにより、ヒーター11が通電されることになる。
また、外ケース1の上部の側面には、クリップ1cが設けられているので、図6に示すように、衣服100の胸ポケット等のポケット101に入れて、クリップ1cを利用して保持するなら、最上部の開口部1hがポケット101より上側の外に位置することになることより、開口部1hより、香を良好に発散、放出することができる。
なお、本実施例においては、電気駆動部として、ヒーターを備えているが、これに代わって、いわゆるインクジェットプリンタに利用されるように、香料を液体とし、その液流路の一部を押圧するか、加熱して気泡を発生させることで、ノズルから液体を噴射させるものにすることもできる。更に、本実施例は、電源として充電式電池2を利用しているが、これに代わって、一次電池を利用してもよい。
本発明の一実施例を示す縦断面図であり、香デバイス部12を取外した状態を示す。図3のb−b’線断面に相当する。 図1の上部の拡大断面図である。 本発明の一実施例の横断面図であり、図2のa−a’線断面に相当する。 本発明の一実施例におけるヒーター13及び保持体14の斜視図である。 本発明の一実施例における電気回路構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例の電気機器を、衣服のポケットに入れたときの概略斜視図である。
符号の説明
1 外ケース
1c クリップ
1h 開口部
2 電池
10 香発散機構
11 香料
12 香デバイス部
13 ヒーター

Claims (4)

  1. 上下方向に延在する外ケースと、該外ケース内に収納される電池と、該電池の上側に配置され前記電池からの電力により駆動する香発散機構とを備え、
    前記外ケースの最上部に、前記香発散機構から発散される香を放出する開口部を有することを特徴とする香発散電気機器。
  2. 前記外ケースは、その上部に、クリップを備えることを特徴とする請求項1の香発散電気機器。
  3. 前記香発散機構は、電気駆動部と、香デバイス部とを備え、前記電気駆動部の駆動により前記香デバイス部の香料を発散させることを特徴とする請求項1の香発散電気機器。
  4. 前記電気駆動部は、駆動時に、ヒーターに通電させて加熱して前記香デバイス部の香料を発散させることを特徴とする請求項3の香発散電気機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018535711A (ja) * 2015-09-16 2018-12-06 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー マイクロ流体送達システム、及び外側カバーを有するカートリッジ
JP2018537263A (ja) * 2015-09-16 2018-12-20 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー マイクロ流体送達システム、及び外側カバーを有するカートリッジ

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