JP2007037437A - 鼠駆除システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 殺鼠剤は毒物であり取り扱いが容易でない。機械的な捕鼠装置は、慣れによって捕獲が難しくなり故障も多い。
【解決手段】
鼠の存在を検出する近接センサ11.12と、鼠の通路上で、近接センサにより検出された鼠にレーザ光を照射して鼠を攻撃するレーザガン13とを備えた。鼠を検出してレーザガンで攻撃するので、素早い動きの鼠を逃がすことなく攻撃できる。さらに、レーザガンの動作履歴情報や近接センサの動作履歴情報を記録して、装置の動作状態を遠隔監視することができる。また、威嚇のための光ビームを照射する威嚇発光装置を設けて、鼠をレーザガン13のところへ追い込んで、攻撃することもできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、鼠の捕獲や駆除を確実に効果的に行うための鼠駆除システムに関する。
鼠の害は、特に都会において深刻になっている。鼠は大型化し、例えば、電線などを破損し漏電事故を発生するといった問題もある。そこで、鼠を捕獲し駆除するために例えば、ヒ素などの薬剤を用いた例が紹介されている(特許文献1)。また、機械的に鼠を捕獲する様々な装置が開発されている(特許文献2)。
特開2005−021732号公報 特開2004−8101号公報
ここで、従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
鼠の捕獲に薬剤を使用する場合に、薬剤の量によってその効き目が異なる。大型化した鼠に対しては、相当の量を使用しなければならない。しかしながらこうした薬剤は毒物であり、取り扱いが容易でない。また、機械的な捕獲を行う場合にも様々な仕組みが開発されているが、慣れによって鼠の捕獲が難しくなるという問題がある。また、機械的部分が多いと、故障が多く保守管理に多くの手間がかかるという問題があった。本発明は以上の点に着目してなされたもので、レーザを用いて鼠を捕獲し、駆除することができる鼠駆除システムを提供することを目的とする。
本発明の各実施例においては、それぞれ次のような構成により上記の課題を解決する。
〈構成1〉
鼠の存在を検出する近接センサと、鼠の通路上で、上記近接センサにより検出された鼠にレーザ光を照射して鼠を攻撃するレーザガンとを備えたことを特徴とする鼠駆除システム。
鼠を検出してレーザガンで攻撃するので、素早い動きの鼠を逃がすことなく攻撃できる。
〈構成2〉
構成1に記載の鼠駆除システムにおいて、上記レーザガンの動作履歴情報を記録するメモリと、メモリに記録された動作履歴情報を読み出して送信する送信機を備えたことを特徴とする鼠駆除システム。
レーザガンの動作履歴情報を記録して送信すれば、攻撃後の鼠の除去指示をすみやかに監視所等に伝えることができる。
〈構成3〉
構成1に記載の鼠駆除システムにおいて、上記近接センサの動作履歴情報を記録するメモリと、メモリに記録された動作履歴情報を読み出して送信する送信機を備えたことを特徴とする鼠駆除システム。
近接センサの動作履歴情報を記録して送信すれば、鼠の行動監視のための情報が取得できる。
〈構成4〉
構成1に記載の鼠駆除システムにおいて、近接センサにより鼠を検出後、鼠の移動速度と上記近接センサからの距離をパラメータとして算出された一定の時間、レーザガンが、レーザ光を照射し続けるように動作することを特徴とする鼠駆除システム。
鼠が近接センサにより検出された場所からレーザガンによるレーザ光の照射を確実に受ける場所までの移動時間を考慮して、レーザ光を照射し続ければ、確実に鼠を攻撃できる。
〈構成5〉
構成1に記載の鼠駆除システムにおいて、鼠が倒れている状態を検出する近接センサもしくは画像取得装置を備え、上記近接センサもしくは画像取得装置の出力を記録するメモリと、メモリに記録された、近接センサもしくは画像取得装置の出力を示す状態検出情報を読み出して送信する送信機を備えたことを特徴とする鼠駆除システム。
近接センサや画像取得装置により攻撃後の鼠が倒れている状態を直接検出して、その除去指示をすみやかに監視所等に伝えることができる。
〈構成6〉
構成1に記載の鼠駆除システムにおいて、上記レーザガンが照射するレーザ光を、鼠の通路上で反射して、当該通路上にレーザ光の網を形成する単数または複数の反射鏡を備えたことを特徴とする鼠駆除システム。
鼠の通路上にレーザ光の網を形成することで、その部分を通過した鼠を確実に攻撃できる。
〈構成7〉
構成1に記載の鼠駆除システムにおいて、鼠の検出領域を取り囲む仮想壁を設定して、攻撃機能の無いレーザ光により当該仮想壁上に威嚇ビームを照射する威嚇発光装置を備えたことを特徴とする鼠駆除システム。
機械的に鼠を捕獲する装置よりも、威嚇ビームで囲い込む装置のほうが低コストで実現できる。また、この仮想壁の範囲で鼠が逃げ回ることにより、鼠が確実に前記レーザガンの攻撃範囲に達する。
〈構成8〉
構成1に記載の鼠駆除システムにおいて、鼠の検出領域上で、攻撃機能の無いレーザ光により威嚇ビームを動的に照射し、鼠を上記レーザガンの攻撃範囲に追い込む威嚇発光装置を備えたことを特徴とする鼠駆除システム。
威嚇ビームを動かすことにより鼠を追いかけて、鼠を確実にレーザガンの攻撃範囲に向かわせることができる。
〈構成9〉
構成1に記載の鼠駆除システムにおいて、鼠の検出領域上に、鼠を威嚇する画像を結像させる威嚇画像形成装置を設けたことを特徴とする鼠駆除システム。
鼠を追い上げるために、簡単なプロジェクタを用いた威嚇画像を壁に照射する。これにより、鼠を確実にレーザガンの攻撃範囲に向かわせることができる。
〈構成10〉
構成1に記載の鼠駆除システムにおいて、鼠の検出領域上に、鼠を威嚇する音を発生させる威嚇音発生装置を設けたことを特徴とする鼠駆除システム。
以下、本発明の実施の形態を実施例ごとに詳細に説明する。
図1は、実施例1の鼠駆除システムを示す説明図である。
このシステムは、コントローラ10と近接センサ11、12とレーザガン13とカメラ14を備える。コントローラ10は、近接センサ11、12、レーザガン13やカメラ14の出力を受け入れて、これらを制御するためのコンピュータにより構成される。近接センサ11は、赤外線21により接近した鼠を検出し、検出信号をコントローラ10に出力する機能を持つ。近接センサ12も同様の機能を持つ。これらは、一般に自動ドアなどに広く用いられている赤外線近接センサで実現できる。
レーザガン13は、鼠5に対し、レーザビーム23を照射して鼠5を殺傷できる程度の強力なレーザビームを発光する装置である。これは、金属加工などに用いられる高出力レーザを使用するとよい。カメラ14は、レーザガン13の照射するビーム23の周辺の鼠5を撮影するためのものである。所定のタイミングで画像を撮影し、画像データをコントローラ10に転送する。なお、カメラ14は、静止画撮影用であっても動画撮影用であっても構わない。
以上のような鼠駆除システムは、近接センサ11で鼠5の接近を検出し、鼠5がレーザガン13の直下を通過する時、レーザビーム23を発射する。これによって鼠5を攻撃する。鼠5は、レーザビーム23の攻撃によって少なくとも移動が不可能になるようにすることが好ましい。これをカメラ14が撮影する。その状態を撮影して得た画像データは、後で説明する管理センターなどに転送され、管理者によりその後の処置が行われる。
図2は、コントローラ10の具体例ブロック図である。
図のようにコントローラ10は、バスライン31にCPU(中央処理装置)32とROM(リードオンメモリ)33とRAM(ランダムアクセスメモリ)34と送信機35とI/Oインタフェース36とを接続したものである。CPU32は、コントローラ10の制御を行う。ROM33は、CPU32の動作するプログラムを記憶する。RAM34は、近接センサ11、12の動作履歴情報41とレーザガン13の動作履歴情報42と状態検出情報43とを記憶する。近接センサ11、12の動作履歴情報41は、各近接センサ11または12の鼠検出時刻に相当する情報である。これらは長期間蓄積される。このデータは、鼠の検出記録として、その後の対策に利用される。
レーザガン動作履歴情報42は、レーザガン13が動作した時、その動作時刻を含む情報である。状態検出情報43は、カメラ14が撮影した画像を含むレーザガン13の周辺の状態を表示する主として画像情報である。送信機35は、RAM34に記憶された動作履歴情報41、42や状態検出情報43を後で説明する管理システム側に送信する機能を持つ。I/Oインタフェース36は、近接センサ11、12やレーザガン13、カメラ14などを制御するために、これらをバスライン31に接続し、データの転送を制御する機能を持つ。
図3は、レーザガン13やカメラ14の動作タイミングチャートである。
図1に示したシステムは、このようなタイミングで動作を制御される。まず、時刻t1に近接センサ12が鼠5の進入を検出したとする。コントローラ10は、その信号を受け付けると、直ちにレーザガン13を起動する。T1時間は、レーザガン13の立ち上がり時間である。時刻t2にレーザガン13のレーザビーム23が発射される。鼠5は、近接センサ12により検出された後、一定時間後にレーザガン13の下を通過すると考えられる。従って、レーザガン13は、その時間を考慮して、T2時間だけレーザビーム23を照射し続ける。T2h、近接センサにより鼠を検出後、鼠の移動速度と上記近接センサからの距離をパラメータとして算出された一定の時間である。時刻t3にレーザガン13の照射を終了する。時刻t4にカメラ14でレーザガン13の近傍を撮影する。ここに、動けなくなった鼠が写っていれば、レーザガン13による攻撃が成功したと判断できる。この鼠は、管理担当の係員が後で駆除する。
以上のように、近接センサ11や12により鼠を検出後、鼠の移動速度と近接センサからの距離をパラメータとして上記の時間T2やT3を算出し、この間レーザガン13がレーザ光を照射し続けるように制御すれば、鼠を確実に攻撃できる。もちろん、レーザガン13のレーザ光を短い間隔で断続的に照射するようにしても、同様の効果を得る。
図4は、動作履歴情報や状態検出情報の内容説明図である。
近接センサ11、12やレーザガン13の動作履歴情報は、図に示すようにその動作時刻を含めることができる。この例では、近接センサが3月11日の23時17分51秒に鼠を検出している。そして、レーザガン13は、その2秒後に動作し、レーザビームを照射している。また、カメラ14は、その3分後にレーザガン13の近傍を撮影している。なお、この撮影後の画像データのファイル名が、その右側に表示されている。この例では、撮影した時刻の一部をファイルの識別情報として利用している。なお、カメラ14による撮影は、もっと多数回行うようにして構わない。例えば、近接センサ11が鼠を検出してから一定時間おきに数回撮影を行って、レーザガン13の効果を確認できるようにしてもよい。
図5は、管理システム側の装置のブロック図である。
管理システム側の装置はパーソナルコンピュータなどで構成すればよい。これに受信機52が接続されている。コンピュータの内部では、バスライン51にCPU53、ROM54、RAM55、及び、I/F(インタフェース)56が接続されている。また、バスライン51に記憶装置57も接続されている。記憶装置57には、コントローラ10から送信された動作履歴情報41、42や状態検出情報43が記録されている。インタフェース56には、ディスプレイ58が接続されている。ディスプレイ58には、状態検出情報に含まれる画像データが表示される。
以上のような装置では、コントローラ10の送信機35から無線LAN(ローカルエリアネットワーク)や電話回線などを通じて受信機52がデータを受信すると、これを記憶装置57に記憶する。そして、例えば、カメラ14により撮影した画像を記憶装置57から読み出してディスプレイ58に表示する。さらに、近接センサやレーザガンの動作履歴情報41、42をテロップ形式で表示するとよい。これによって、どの場所でどのような装置が動作し、実際に鼠の攻撃が成功したかどうかを具体的にディスプレイに表示できる。図4に示したデータをそのまま表示してもよい。
図6は、図1に示した装置の具体的な動作フローチャートである。
まず、ステップS1において、近接センサ12が鼠5の存在を検出したとする。ステップS2では、レーザガン13が動作し、レーザビームを発射する。ステップS3で、時間T2だけ時間が経過したかどうかを判断する。時間が経過するまで待機する。経過した場合には、ステップS4に進む。ステップS4では、レーザガン13の動作を停止させる。ステップS5では、時間T3だけ時間が経過したかどうかを判断する。時間が経過するまで待機する。T3時間経過をすると、ステップS5からステップS6に進み、カメラ14を動作させる。ステップS7では、レーザガンや近接センサやカメラの動作履歴情報を記憶装置に記憶する。なお、この動作履歴情報は、送信機35によってそのつど管理システム側に送信してもよい。また、一定時間おきに一括して管理システム側に送信しても構わない。
図7は、鼠の攻撃効果を増したレーザガンの構成説明図である。
レーザガン13により1本のビームを発射した時、鼠にダメージを与える場所に確実に照射されるという保証は無い。そこで、この図のような反射ゲートを鼠に通過させる。図に示すように、レーザガン13は、反射ゲート45の側面に固定されている。レーザガン13が出力するレーザビーム23は、反射ゲート45の内面でほぼ直角に反射し、反射ゲート45中でレーザ光の網を形成する。反射ゲート45の内面の反射鏡は1枚ものでもよいし、それぞれ1枚ずつ小さな反射鏡を並べたものでもよい。いずれの場合においても、鼠の通路を取り囲むように配置された反射鏡群により、予め正確に網目状にレーザ光を反射できれば、この部分にレーザ光の網ができる。従って、このトンネルを鼠が通過しようとすると、必ずレーザ光を照射される。従って、鼠の攻撃能力が極めて高くなる。
図8は、実施例3の概略説明図である。
図に示すシステムでは、4台のレーザ照射装置61、62、63、64をレーザガン13を配置した場所を挟むように配置する。レーザガン13の両側には、近接センサ11、12が配置されている。近接センサ11、または12で鼠を検出すると、レーザ照射装置61、62、63、64が一斉に光ビームを発射する。この光ビームは、特に危険度のない十分弱い光とする。すなわち、鼠の攻撃機能はない。しかしながら、この光ビームを点滅させたり、網目状の光ビームを形成すると、仮想的な光ビームの壁を作り、鼠を威嚇できる。
すなわち、この威嚇用の光ビームを照射するために、レーザ照射装置群からなる威嚇発光装置を設ける。近接センサ11や12で検出される範囲に鼠が進入すると、その外側に鼠が逃げ出さず、威嚇発光装置の影響によりレーザガン13の下に向かって逃げる。ここで、レーザガン13を動作させるようにすれば、鼠を有効に攻撃できる。レーザ照射装置61、62、63、64の点滅のタイミング、照射方向、形状などは、効果に応じて自由に設定するとよい。
図9は、光ビームによる仮想壁の形成方法説明図である。
図はレーザガン13を取り囲む4枚の仮想壁73,75,77,79を上から見た図である。図に示すように、レーザ照射装置71により仮想壁72を形成する。また、レーザ照射装置73により仮想壁74を形成する。レーザ照射装置75により仮想壁76を形成する。レーザ照射装置77により仮想壁78を形成する。コントローラ10は、これらのレーザ照射装置71、73、75、77を所定のタイミングで点滅させるように制御する。光ビームを点滅させたり照射角度を変化させたり、あるいは鏡で網目状に反射させて仮想壁が形成されると、鼠は、仮想壁に囲まれた領域の外に逃げ出すことなく、レーザガン13の下を右往左往する。これによってレーザガン13で確実に鼠を攻撃できる。
図10は、鼠を威嚇するための装置の実施例の説明図である。
図に示すスクリーン80は、壁でもよいし建物の床でも天井でも構わない。スクリーン80の正面に、例えば、液晶プロジェクタ81を配置する。また、スピーカ82も同時に配置する。液晶プロジェクタ81とスピーカ82とをコントローラ10により制御する。この例では、部屋の床全体がスクリーンである。既に説明したレーザガンを備えた装置90は、この例では、床の隅に配置されている。また、部屋の各所に、近接センサ91〜94が配置されている。
鼠の接近をいずれかの近接センサによって検出すると、例えば、コントローラ10の制御により、液晶プロジェクタ81とスピーカ82を駆動し鼠を威嚇するための映像81や音を発生させる。映像や音は、鼠を装置90の側に追い込むように設計しておく。すなわち、鼠を威嚇し、レーザガン13の方向に移動させることによって、鼠を確実に攻撃できる。
以上のように、鼠の存在を検出する近接センサと、鼠の通路上で、近接センサにより検出された鼠にレーザ光を照射して鼠を攻撃するレーザガンとを備えることにより、鼠を確実に駆除できる。また、レーザガンの動作履歴情報を記録するメモリと、メモリに記録された動作履歴情報を読み出して送信する送信機を備えて、多数の装置を管理装置側で監視できる。さらに、近接センサの動作履歴情報を記録するメモリと、メモリに記録された動作履歴情報を読み出して送信する送信機を備えて、鼠の行動監視のための情報が取得できる。
近接センサにより鼠を検出後、鼠の移動速度と前記近接センサからの距離をパラメータとして算出された一定の時間、レーザガンが、レーザ光を照射し続けるように動作すれば、確実に鼠を攻撃できる。また、鼠が倒れている状態を検出する近接センサもしくは画像取得装置を備え、近接センサもしくは画像取得装置の出力を記録するメモリと、メモリに記録された、近接センサもしくは画像取得装置の出力を示す状態検出情報を読み出して送信する送信機を備えて、除去指示をすみやかに監視所等に伝えることができる。
レーザガンが照射するレーザ光を、鼠の通路上で反射して、当該通路上にレーザ光の網を形成する単数または複数の反射鏡を備えて、その部分を通過した鼠を確実に攻撃できる。鼠の検出領域を取り囲む仮想壁を設定して、攻撃機能の無いレーザ光により当該仮想壁上に威嚇ビームを照射する威嚇発光装置を備えると、鼠が確実に前記レーザガンの攻撃範囲に達する。鼠の検出領域上で、攻撃機能の無いレーザ光により威嚇ビームを動的に照射し、鼠を前記レーザガンの攻撃範囲に追い込む威嚇発光装置も同様の効果がある。鼠の検出領域上に、鼠を威嚇する画像を結像させる威嚇画像形成装置で、広範囲にわたり鼠を威嚇できる。鼠の検出領域上に、鼠を威嚇する音を発生させる威嚇音発生装置を設けるとさらによい。
実施例1の鼠駆除システムを示す説明図である。 コントローラ10の具体例ブロック図である。 レーザガン13やカメラ14の動作タイミングチャートである。 動作履歴情報や状態検出情報の内容説明図である。 管理システム側の装置のブロック図である。 図1に示した装置の具体的な動作フローチャートである。 鼠の攻撃効果を増したレーザガンの構成説明図である。 実施例3の概略説明図である。 光ビームによる仮想壁の形成方法説明図である。 鼠を威嚇するための装置の実施例の説明図である。
符号の説明
10 コントローラ
11 近接センサ
12 近接センサ
13 レーザガン
21 赤外線
23 レーザビーム
14 カメラ
5 鼠

Claims (10)

  1. 鼠の存在を検出する近接センサと、
    鼠の通路上で、前記近接センサにより検出された鼠にレーザ光を照射して鼠を攻撃するレーザガンとを備えたことを特徴とする鼠駆除システム。
  2. 請求項1に記載の鼠駆除システムにおいて、
    前記レーザガンの動作履歴情報を記録するメモリと、
    メモリに記録された動作履歴情報を読み出して送信する送信機を備えたことを特徴とする鼠駆除システム。
  3. 請求項1に記載の鼠駆除システムにおいて、
    前記近接センサの動作履歴情報を記録するメモリと、
    メモリに記録された動作履歴情報を読み出して送信する送信機を備えたことを特徴とする鼠駆除システム。
  4. 請求項1に記載の鼠駆除システムにおいて、
    近接センサにより鼠を検出後、鼠の移動速度と前記近接センサからの距離をパラメータとして算出された一定の時間、レーザガンが、レーザ光を照射し続けるように動作することを特徴とする鼠駆除システム。
  5. 請求項1に記載の鼠駆除システムにおいて、
    鼠が倒れている状態を検出する近接センサもしくは画像取得装置を備え、
    前記近接センサもしくは画像取得装置の出力を記録するメモリと、
    メモリに記録された、近接センサもしくは画像取得装置の出力を示す状態検出情報を読み出して送信する送信機を備えたことを特徴とする鼠駆除システム。
  6. 請求項1に記載の鼠駆除システムにおいて、
    前記レーザガンが照射するレーザ光を、鼠の通路上で反射して、当該通路上にレーザ光の網を形成する単数または複数の反射鏡を備えたことを特徴とする鼠駆除システム。
  7. 請求項1に記載の鼠駆除システムにおいて、
    鼠の検出領域を取り囲む仮想壁を設定して、攻撃機能の無いレーザ光により当該仮想壁上に威嚇ビームを照射する威嚇発光装置を備えたことを特徴とする鼠駆除システム。
  8. 請求項1に記載の鼠駆除システムにおいて、
    鼠の検出領域上で、攻撃機能の無いレーザ光により威嚇ビームを動的に照射し、鼠を前記レーザガンの攻撃範囲に追い込む威嚇発光装置を備えたことを特徴とする鼠駆除システム。
  9. 請求項1に記載の鼠駆除システムにおいて、
    鼠の検出領域上に、鼠を威嚇する画像を結像させる威嚇画像形成装置を設けたことを特徴とする鼠駆除システム。
  10. 請求項1に記載の鼠駆除システムにおいて、
    鼠の検出領域上に、鼠を威嚇する音を発生させる威嚇音発生装置を設けたことを特徴とする鼠駆除システム。
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