JP2007034670A - 勤怠管理装置、勤怠管理システム、及びプログラム - Google Patents

勤怠管理装置、勤怠管理システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 不正な出勤報告を正当な報告として処理することを防止し、スタッフの勤怠管理を簡易かつ正確に行なう勤怠管理システム及び装置を提供する。
【解決手段】 勤怠管理装置1の勤怠状況データベース172には、シフト作成部14が、スタッフデータベース171に記録されたスタッフの属性情報と雇用希望者から提示された雇用条件とのマッチングを行って作成したシフトと、パスワード生成部15がシフトを構成する各スタッフに一意に割り当てたパスワードとを記録する。送信管理部18は、シフトを構成するスタッフの雇用先管理責任者であるマネージャの所持するマネージャ用端末にシフトとパスワードを送信する。交信照合部19は、スタッフ用情報端末から送信された出勤報告に含まれる氏名情報とパスワード情報が勤怠状況データベース中の氏名及びパスワードと一致したとき、当該スタッフの出勤が正当なものとして処理する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、スタッフの勤怠管理のための技術に関する。
近年、アルバイト等を雇用する会社に対し、人材派遣会社等が、自己が管理する被雇用希望者であるスタッフ(以下単に「スタッフ」と称する。)を派遣することが多くなっている。ここで、スタッフの被雇用希望条件は各自異なる。このため、人材派遣会社等スタッフの派遣元の会社は、アルバイト等の雇用を希望する雇用希望者(以下単に「雇用希望者」と称する。)の雇用条件(例えば時期、場所、性別、年齢、技能等)とスタッフの被雇用希望条件の適合処理を多数行い、雇用条件に沿った被雇用希望条件のスタッフを派遣する必要がある。従来、スタッフの属性情報(例えば、スタッフの氏名、年齢、性別、勤務希望地、希望職種、希望賃金、所持する資格等の情報)と雇用希望者から提示された雇用条件とのマッチングを行い、スタッフの属性情報と雇用条件と関連付けて記録したシフト(以下単に「シフト」と称する。)を記録した勤務シフト表を、自動的に形成するシステムが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2004−246640号公報
しかし、上記特許文献1に記載された発明は、雇用条件と被雇用希望条件とを適合させたシフト表を簡易に形成することはできるが、シフトを形成するスタッフの派遣先における動向を確認することはできない。一方、人材派遣会社等は、勤務先に派遣されたスタッフの勤怠状況を確認する必要があり、このため、勤務先に到着したスタッフに対し、各自電話等により派遣元の会社に出勤報告を行わせる方法が一般的である。しかし、この方法によれば、出勤報告が正しく行われているか否かを派遣元の会社側で確認することができない。このため、実際には勤務先に到着していないにもかかわらず行われた出勤報告のような、スタッフからの不正な出勤報告を正当な出勤報告として扱ってしまい、スタッフの管理が正しく行えなくなるという問題がある。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、不正な出勤報告を正当な報告として処理することを防止し、スタッフの勤怠管理を簡易かつ正確に行なう勤怠管理装置、勤怠管理システム、及びプログラムを提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、勤怠管理装置であって、被雇用希望者であるスタッフの属性情報、労働日時、労働場所等が入力されたシフト、及び、該シフトを構成する前記各スタッフに対し該スタッフの係わらない所で作成されて割り当てられた所定の情報であるパスワードを記録する記憶手段と、前記スタッフの所持するスタッフ用情報端末からパスワード情報を受信し、該受信した前記パスワード情報と前記記憶手段に記録されている当該前記スタッフに割り当てられた前記パスワードとを照合して双方の一致状況を確認し、該確認の結果前記パスワード情報と前記パスワードとが一致しているときに前記スタッフが出勤したものとして処理する交信照合手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、該被雇用希望条件と前記雇用希望者から提示された雇用条件とのマッチングを行って前記シフトを形成し、該形成した前記シフトを前記記憶手段に記録するシフト作成手段を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記シフト作成手段における前記シフトの作成状況を監視し、前記シフトが作成されたことを確認すると該作成された前記シフトを構成する前記各スタッフごとの前記パスワードを生成するパスワード生成手段を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加え、前記パスワード生成手段は乱数生成機能を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の構成に加え、前記スタッフの雇用先における管理責任者であるマネージャが所持するマネージャ用端末に対し、該マネージャが管理する前記シフト及び該シフトを構成する前記スタッフの前記パスワードを送信する送信管理手段を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の構成に加え、前記記憶手段には前記シフトの始業時刻情報を記録し、前記交信照合手段は前記スタッフから受信した前記パスワード情報の受信時刻と前記始業時刻情報とを対照して前記各スタッフの勤怠状況を確認し、該確認の結果を前記記憶手段に記録することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、勤怠管理システムであって、請求項1乃至6の何れかに記載された勤怠管理装置と、被雇用希望者であるスタッフの雇用先における管理責任者であるマネージャが所持するマネージャ用端末であって、前記勤怠管理装置から送信された、前記各スタッフに対し一意に割り当てられた所定の情報であるパスワードを受信する機能を備えたマネージャ用端末と、前記スタッフが所持するスタッフ用情報端末であって、前記勤怠管理装置に対しパスワード情報を送信する手段を備えたスタッフ用情報端末とを備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、プログラムであって、コンピュータを請求項1乃至6の何れかに記載の勤怠管理装置として機能させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、スタッフの属性情報、労働日時、労働場所等が入力されたシフト、及び、該シフトを構成する各スタッフに対し該スタッフの係わらない所で作成されて割り当てられたパスワードを記憶手段に記録し、交信照合手段において各スタッフの所持する情報端末からパスワード情報を受信し、受信したパスワード情報と記憶手段に記録されていると当該スタッフに割り当てられたパスワードとを照合して双方が一致しているときにスタッフが出勤したものとして処理することにより、シフトを構成するスタッフから受けた出勤報告のパスワード情報が記憶手段に記録されたパスワードと一致していない場合には正当な出勤報告として処理されることがない。これにより、スタッフの派遣先でスタッフを管理するマネージャに正当なパスワードを事前に連絡しておけば、マネージャとコミュニケーションを図らねばスタッフは正当なパスワードをパスワード情報として連絡することができないので、派遣先の職場に到着していないスタッフからの不正な出勤報告を正当な報告として処理することを防止し、スタッフの勤怠管理を簡易かつ正確に行なうことができる。
請求項2に記載の発明によれば、被雇用希望条件と雇用希望者から提示された雇用条件とのマッチングを行ってシフトを形成し、該形成したシフトを記憶手段に記録するシフト作成手段を備えたことにより、雇用希望者から提示された雇用条件と記憶手段に記録された被雇用希望条件とのマッチングを行い、雇用条件に適合する被雇用希望条件を有するスタッフによって形成されたシフトを容易に作成及び記録し、スタッフの管理者のシフト作成時の労力を軽減できる。
請求項3に記載の発明によれば、シフト作成手段におけるシフトの作成状況を監視し、シフトが作成されたことを確認すると作成されたシフトを構成する各スタッフごとのパスワードを生成するパスワード生成手段を備えたことにより、シフトが作成されるごとに各スタッフのパスワードが自動生成される。これにより、パスワードの作成を簡易に行い、スタッフの管理者の労力を軽減することができる。
請求項4に記載の発明によれば、パスワード生成手段は乱数生成機能を備えたことにより、パスワードを乱数によって形成し、パスワードの自動生成を簡易な構成によって実現できる。
請求項5に記載の発明によれば、スタッフの雇用先における管理責任者であるマネージャが所持するマネージャ用端末に対し、マネージャが管理するシフト及びシフトを構成するスタッフのパスワードを送信する送信管理手段を備えたことにより、スタッフの勤怠管理に必要な情報をスタッフの雇用先のマネージャに自動的に送信し、スタッフの管理者の労力を軽減できる。
請求項6に記載の発明によれば、記憶手段には前記シフトの始業時刻情報を記録し、交信照合手段は前記スタッフから受信したパスワード情報の受信時刻と始業時刻情報とを対照して各スタッフの勤怠状況を確認し、確認の結果を記憶手段に記録することにより、スタッフの到着時刻を記録することができる。これにより、スタッフの勤怠状況を記録し、勤怠管理をもとに勤務評価のためのデータを形成できる。
請求項7に記載の発明によれば、勤怠管理システムが、請求項1乃至6の何れかに記載された勤怠管理装置と、勤怠管理装置から送信されたパスワードを受信する機能を備えたマネージャ用端末と、スタッフが所持するスタッフ用情報端末であって、勤怠管理装置に対しパスワード情報を送信する手段を備えたスタッフ用情報端末とを備えたことにより、派遣先の職場に到着していないスタッフからの不正な出勤報告を正当な報告として処理することを防止し、スタッフの勤怠管理を正確に行なえるシステムを構築できる。
請求項8に記載の発明によれば、本発明の勤怠管理装置をプログラム化し、ダウンサイジング化を図るとともに、多様なコンピュータハードウェア上で本発明の勤怠管理装置を実現させることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この実施の形態の勤怠管理システムのシステム構成図である。同図に示すとおり、勤怠管理システム1Aは、勤怠管理装置1と、マネージャ用端末2と、N個(N≧1)のスタッフ用情報端末3〜3とを備えており、勤怠管理装置1とマネージャ用端末2、勤怠管理装置1とスタッフ用情報端末3〜3は、WAN(Wide Area Network)としてのネットワーク4を介して相互に交信可能である。勤怠管理装置1は、大容量のデータを保存するデータベース機能とともに他のコンピュータ端末や各種無線通信端末とデータ交信を行なうサーバ機能を備えている。マネージャ用端末2は、ネットワーク接続が可能なコンピュータ端末であり、スタッフの雇用先における管理責任者であるマネージャ(以下単に「マネージャ」と称する。)が所持する。スタッフ用情報端末3〜3は、各スタッフが所持する各種携帯電話端末である。なお、図1において、スタッフ用情報端末3〜3は同じ構成を持つので、以下、区別する必要がある場合を除き、スタッフ用情報端末3とする。
図2は、この実施の形態の勤怠管理装置1の機能ブロック図である。同図に示すとおり、勤怠管理装置1は、制御部11と、それぞれが制御部11に接続された表示部12、通信インターフェース(I/F)部13、シフト作成部(シフト作成手段)14、パスワード生成部(パスワード生成手段)15、操作部16、記憶部(記憶手段)17、送信管理部(送信管理手段)18、交信照合部(交信照合手段)19を備えている。制御部11はCPU(中央演算装置)を備え、記憶部17に記録されたOS(Operation System)プログラムや各種アプリケーションプログラム等を演算処理し、処理の結果に基づいて勤怠管理処理全体を制御する。通信インターフェース部13は、LANポートやデバイスドライバ等を備え、マネージャ用端末2、スタッフ用情報端末3との間でネットワーク4を介するデータ通信を行うために必要な処理を行う。操作部16は、マウス、キーボード等であり、勤怠管理装置1やマネージャ用端末2、スタッフ用情報端末3に対して各種指示を入力するために用いられる。表示部12はLCD等からなり、操作部16から入力された各種指示等や各種画像を表示する。
シフト作成部14は、各スタッフの被雇用希望条件と雇用希望者から提示された雇用条件とのマッチングを行い、雇用条件に適合する被雇用希望条件を有するスタッフによるシフトを自動作成する。
パスワード生成部15は、乱数生成機能を備え、シフトを構成する各スタッフごとのパスワードを自動生成する。パスワード生成部15が生成するパスワードは、シフトを構成する各スタッフに対して一意に割り当てられた複数桁の数字である。
送信管理部18は、マネージャが所持するマネージャ用端末2(図1)と交信し、マネージャ用端末2に対し、勤怠状況データベース(後述)に記録された、マネージャが管理するシフトや、シフトを構成するスタッフのパスワード等の情報を送信する。マネージャ用端末2に対する、情報の送信の具体的手法としては、例えば当該シフト及びパスワードを記載した電子メールの自動送信が考えられる。
交信照合部19は、スタッフ用情報端末3(図1)との交信機能と記憶部17に記録された情報を読み出してスタッフ用情報端末3から受け取った情報と照合する機能を有する。具体的には、交信照合部19は、スタッフ用情報端末3から、パスワードに一致する情報の候補であるパスワード情報(以下単に「パスワード情報」と称する。)を受信し、受信したパスワード情報と、パスワード生成部15により生成され記憶部17の勤怠状況データベース(後述)に記録されたパスワードとを照合して、双方の一致状況を確認する。また、交信照合部19は、スタッフ用情報端末3と交信し、スタッフ用情報端末3のディスプレイ上にパスワード情報入力画面(後述)を表示させるとともにこのパスワード情報入力画面に入力されたパスワード情報等の情報を受信する。また、交信確認部19は、スタッフ用情報端末3から受信したパスワード情報の受信時刻と、記憶部17の勤怠状況データベース(後述)に記憶された勤務時間の情報とを対照して各スタッフの勤怠状況を確認する。
記憶部17は、制御部11が各種処理を実行するときに使用するプログラムやデータが予め格納されたROM、これらプログラムやデータ等を一時的に記憶するRAM、各種ファイルデータ等を記憶するハードディスク等から構成されている。ROMには、OS用プログラムの他、シフト作成部14、パスワード生成部15、送信管理部18、交信照合部19等の機能を実現するアプリケーションプログラムが記録され、ハードディスクにはスタッフデータベース(DB)171、勤怠状況データベース(DB)172が記録されている。
図3は、この実施の形態のスタッフデータベース171の模式図である。同図に示すとおり、スタッフデータベース171はテーブル形式のデータファイルであり、スタッフの氏名、年齢、性別等の個人識別情報欄171aや、勤務希望日、勤務希望時間、勤務希望場所、希望職種(内勤、外勤等)等の被雇用希望条件欄171bを有し、各行が各スタッフの属性情報を形成する。各スタッフの属性情報としては、この他に、取得資格名、職歴、開発経験年数等、各スタッフの技能や能力を示す項目や、希望給与等の各スタッフの各種希望条件や、遅刻・早退の頻度や雇用者からのクレーム回数等、過去の勤務状況等、シフトの形成時に有用な情報を有していてもよい。なお、実際のスタッフデータベース171はリレーショナルデータベースの形態に作成される。
図4は、この実施の形態の勤怠状況データベース172の模式図である。同図に示すとおり、勤怠状況データベース172もテーブル形式のデータファイルであり、勤務日時、スタッフを雇用する事業主名、職種、始業時刻の情報や終業時刻の情報を含む勤務時間、等を記録する雇用条件欄172a、スタッフの属性情報としての派遣スタッフ氏名欄172b、パスワード欄172c、スタッフからの出勤報告の受信時刻を記録する出勤報告時間欄172d、時刻どおりの正当な出勤、遅刻、欠勤等の勤務評価のためのデータを記録する勤怠状況欄172eを有している。勤怠状況データベース172は各行単位で各スタッフの情報が記録されている。即ち、各行単位でスタッフの属性情報を形成する情報(派遣スタッフ氏名)と雇用希望者から提示された雇用条件(勤務日時、事業主名、職種、勤務時間)とが関連付けられて記録されている。勤怠状況データベース172の1行乃至複数行であって、雇用条件欄172aが同一の一群は、スタッフの属性情報と雇用条件とを関連付けて記録した情報の単位としてのシフトブロック172Aを形成している。
図5は、この実施の形態のシフト表示画面121の画面イメージ図である。このシフト表示画面121は、勤怠管理装置1の表示部12(図2)に表示される。シフト表示画面121には複数のシートが重ねて表示され、各シートは、シフトの配置計画(どの日時にどの雇用希望者がどのような職種にどのような人材を何人派遣することを希望しているか、等、雇用希望者から提示された情報)を表示する配置計画シート(図示せず)、シフトの編集作業(シフトの配置計画に基づいて、勤怠管理装置1に、実際にスタッフをシフトに配置する処理を行なわせる作業)を行なうための編集シフトシート(図示せず)、確定して勤怠状況データベース172に記録されたシフトの内容を表示する確定シフトシート121aを形成する。図5に示すとおり、確定シフトシート121aには、シフトを構成する情報である、勤務日時(日付)、派遣スタッフ氏名、職種、勤務時間が表示されるシフト表示欄121bを有している。シフト表示欄121bには各派遣スタッフに割り当てられたパスワードも表示される。
図6は、この実施の形態のパスワード情報入力画面30の画面イメージ図である。このパスワード情報入力画面30は、スタッフ用情報端末3が勤怠管理装置1の交信照合部19(図2)から受領した情報に基づいて、スタッフ用情報端末3のディスプレイ上に表示されるものであり、図6に示すとおり、スタッフの氏名をテキスト入力する氏名入力欄30a、各スタッフに割り当てられたパスワードに一致する情報の候補である、パスワード情報をテキスト入力するパスワード情報入力欄30b、氏名入力欄30a及びパスワード情報入力欄30bに入力した情報を勤怠管理装置1に送信する際にクリックする送信ボタン30c、情報の送信を中止する際にクリックする中止ボタン30dを備えている。
次に、この実施の形態の作用について説明する。
図7は、この実施の形態の勤怠管理システム1Aにおける、シフト作成、パスワード生成、記録及び送信の手順を示すフローチャートである。以下、同図に基づいて手順を説明する。
まず、勤怠管理装置1には、操作部16により、勤怠管理装置1の利用者(たとえば人材派遣会社の代表者)が管理する各スタッフの属性情報を予め入力しておく。この状態で、勤怠管理装置1のスタッフデータベース171は、各行が各スタッフの属性情報を形成するテーブルとして形成される(図3)。さらに、勤怠管理装置1の利用者は、操作部16により、雇用希望者から提示された雇用条件も入力し、この雇用条件も記憶部17に記録される(ステップS1)。ここでは、架空の事例として、雇用希望者「株式会社ドラえもん」が提示した「西暦2005年6月11日の13:00〜14:00に、東京都内のホテルにおいて、ホールスタッフを、男女不問、年齢不問で5名希望」という雇用条件が記憶部17に記録されているものとして、以下説明する。
記憶部17に上記のデータが記録された状態で、勤怠管理装置1の利用者は、勤怠管理装置1の表示部12にシフト表示画面121(図5)を表示させる。シフト表示画面121の配置計画シート(図示せず)には、記憶部17に記録された上述の雇用条件が表示される。勤怠管理装置1の利用者は、シフト表示画面121の編集シフト画面(図示せず)を表示し、操作部16(図2)により、シフト作成の実行を指示する。シフト作成部14はこの指示を受けると、スタッフデータベース171と配置計画シート(図示せず)に表示された雇用条件とを照合し、マッチングを行って、スタッフデータベース171の情報中、雇用条件に適合する属性情報を抽出してシフトを作成する。この実施の形態では、スタッフデータベース171(図3)中、上記雇用条件に適合するスタッフは「No 0002、たたたたた」「No 0005、こここここ」「No.0006、さささささ」「No 0008、そそそそそ」「No 0009、ドラえもん」の5名の属性情報なので、同5名によりシフトが形成される。
パスワード生成部15(図2)は、シフトが形成されたことを確認すると、シフトを構成する各スタッフごとに数字4桁のパスワードを生成し、各スタッフに割り当てる(ステップS3)。この実施の形態では、「たたたたた」にパスワード9207、「こここここ」にパスワード4488、「さささささ」にパスワード6804、「そそそそそ」にパスワード6571、「ドラえもん」にパスワード6043がそれぞれ割り当てられる。
シフト作成部14、パスワード生成部15は、作成したシフト、生成したパスワードを勤怠状況データベース172に記録する(ステップS4)。即ち、図4に示す勤怠状況データベース172において、シフトブロック172Aのうち、シフトに該当する雇用条件欄172a及び派遣スタッフ氏名欄172b、パスワードに該当するパスワード欄172cに情報が記録される。勤怠状況データベース172にシフト、パスワードが記録されると、記録された情報はシフト表示画面121(図5)のシフト表示欄121bに表示される。
送信管理部18(図2)は、シフト作成部14が作成したシフト、パスワード生成部15が生成したパスワードを、マネージャ用端末2(図1)に送信する(ステップS5)。
図8は、この実施の形態の勤怠管理システム1Aにおける、勤怠管理の手順を示すフローチャートである。以下、同図に基づいて手順を説明する。
シフトを形成するスタッフは、スタッフ用情報端末3を所持して、シフトにて指定された期日の指定された時刻までに指定された雇用先に出向き、マネージャと面会する。マネージャは、ステップS5においてマネージャ用端末2に送信されたシフトとパスワードを取得しており、面会したスタッフに対し、各スタッフに割り当てられたパスワード(例えば氏名「たたたたた」のスタッフであれば、パスワード「9207」)を教える。スタッフは、所持するスタッフ用情報端末3からネットワーク4を介して勤怠管理装置1にアクセスする。勤怠管理装置1の交信照合部19は、アクセスを受けたスタッフ用情報端末3に対しパスワード情報入力画面30(図6)を表示させる情報を送り、スタッフ用情報端末3のディスプレイにはパスワード情報入力画面30が表示される。スタッフは、氏名入力欄30aに自分の氏名、パスワード情報入力欄30bにマネージャから教えられたパスワードをパスワード情報としてテキスト入力する。スタッフが送信ボタン30cをクリックすると、各入力欄30a、30bに入力された氏名情報とパスワード情報は、出勤報告として勤怠管理装置1に送信される。
勤怠管理装置1が出勤報告を受領すると(ステップS11の“Yes”)、交信照合部19(図2)は、勤怠状況データベース172(図4)中の該当するシフトブロック172Aの情報を読み出し、派遣スタッフ氏名欄172bに記録された氏名中に受信した氏名情報と一致するものが存在するか否かを確認する。氏名情報がシフトブロック172A中の特定の派遣スタッフ氏名欄172bに記載されたスタッフ氏名と一致する場合(ステップS12の“Yes”)、交信照合部19は、当該スタッフ氏名が一致した行のパスワード情報172cと受信したパスワード情報とが一致するか否かを確認する。氏名又はパスワードが一致しない場合(ステップS12、S13の“No”)、出勤報告はエラー扱いとなり(ステップS14)、交信照合部19は、スタッフ用情報端末3に対してディスプレイ上に再入力を促す表示をさせるための指示を出す。そしてステップS11の処理に戻る。
パスワード情報172cが受信したパスワードと一致する場合(ステップS13の“Yes”)、交信照合部19は、出勤報告の受信時刻が始業時間(勤怠状況データベース172に記録された勤務開始時間。図4においては、雇用条件欄172aの「勤務時間」欄に記録された13:00)より前であるか否かを確認する。受信時刻が始業時間よりも前であれば(ステップS15の“Yes”)、交信照合部19は、当該スタッフが正当に出勤したものとして扱う(ステップS16)。受信時刻が始業時間以降、勤務時間内(図4においては13:00〜14:00の間)にあった場合(ステップS15の“No”)、交信照合部19は、当該スタッフを遅刻として扱う(ステップS17)。勤務状況データベース172の勤務時間内(図4においては「勤務時間」欄に記録された14:00まで)に出勤報告がなかった場合(ステップS11の“No”)、交信照合部19は、当該スタッフを欠勤として扱う(ステップS18)。
交信照合部19は、ステップS16〜S18における判断結果を、勤怠状況データベース172(図4)の出勤報告時間欄172d、勤怠状況欄172eに記録する(ステップS19)。図4においては、出勤報告時間欄172dに出勤報告を受けた時間がそれぞれ記録され、勤怠状況欄172eに、出勤正当(ステップS16)の場合は○、遅刻扱い(ステップS17)の場合は△、欠勤扱い(ステップS18)の場合は×が記録されている。
以上、上記実施の形態においては、勤怠管理装置1の勤怠状況データベース172に、スタッフの属性情報と雇用条件とを関連付けて記録したシフト、及び、シフトを構成する各スタッフに対し一意に割り当てられた所定の情報であるパスワードを記録し、送信管理部18がシフト及びパスワードをマネージャ用端末2に送信し、交信照合部19が各スタッフの所持するスタッフ用情報端末3からパスワード情報を受信し、受信したパスワード情報と勤怠状況データベース172に記録されたパスワードとを照合して双方が一致しているときにスタッフが出勤したものとして処理することにより、シフトを構成するスタッフから受けた出勤報告のパスワード情報が勤怠状況データベース172に記録されたパスワードと一致していない場合には、この出勤報告が正当な出勤報告として処理されることがない。これにより、スタッフは、派遣された勤務先でマネージャとコミュニケーションを図らなければ、スタッフは正当なパスワードをパスワード情報として連絡することができないので、派遣先の職場に到着していないスタッフからの不正な出勤報告が正当な報告として処理されることを防止できる。
なお、上記実施の形態においては、勤怠管理装置1のシフト作成部14、パスワード生成部15、送信管理部18、交信照合部19等をアプリケーションプログラムの実行結果によって機能させるものとしたが、かかる機能の一部又は全部をワイアードロジックによって実現することもできる。
上記実施の形態においては、勤怠管理装置1の送信管理部18が、シフト作成部14が作成したシフト及びパスワード生成部15が生成したパスワードをマネージャ用端末2に送信する構成としたが、勤怠管理装置1が送信管理部18を有しない構成とし、勤怠管理装置1の利用者がマネージャに対し、シフト及びパスワードを、電話、ファクシミリ等によって送る構成としてもよい。
上記実施の形態においては、交信照合部19はスタッフの出勤時の勤怠管理のみを行ったが、スタッフの退勤時にも各スタッフ用情報端末3から氏名とパスワードとを送信させて、退勤管理も行い、一層徹底したスタッフの勤怠管理を簡易かつ確実に行うこともできる。
上記実施の形態においては、勤怠管理装置1は、シフト作成部14が作成したシフトについて、交信照合部19がパスワード情報とパスワードとの一致状況を確認してスタッフの勤怠管理を行うものとしたが、シフト作成部14を備えていない勤怠管理装置(例えば、手動でシフトを作成し入力する勤怠管理装置)において適用してもよい。
上記実施の形態は本発明の例示であり、本発明が上記実施の形態に限定されることを意味するものではないことは、いうまでもない。
この実施の形態の勤怠管理システムのシステム構成図である。 この実施の形態の勤怠管理装置の機能ブロック図である。 この実施の形態のスタッフデータベースの模式図である。 この実施の形態の勤怠状況データベースの模式図である。 この実施の形態のシフト表示画面の画面イメージ図である。 この実施の形態のパスワード情報入力画面の画面イメージ図である。 この実施の形態の勤怠管理システムにおける、シフト作成、パスワード生成、記録及び送信の手順を示すフローチャートである。 この実施の形態の勤怠管理システムにおける、勤怠管理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1A・・・勤怠管理システム
1・・・勤怠管理装置
2・・・マネージャ用端末
3、31〜3n・・・スタッフ用情報端末
14・・・シフト作成部
15・・・パスワード生成部
17・・・記憶部
18・・・送信管理部
19・・・交信照合部
171・・・スタッフデータベース
172・・・勤怠状況データベース

Claims (8)

  1. 被雇用希望者であるスタッフの属性情報、労働日時、労働場所等が入力されたシフト、及び、該シフトを構成する前記各スタッフに対し該スタッフの係わらない所で作成されて割り当てられた所定の情報であるパスワードを記録する記憶手段と、
    前記スタッフの所持するスタッフ用情報端末からパスワード情報を受信し、該受信した前記パスワード情報と前記記憶手段に記録されている当該前記スタッフに割り当てられた前記パスワードとを照合して双方の一致状況を確認し、該確認の結果前記パスワード情報と前記パスワードとが一致しているときに前記スタッフが出勤したものとして処理する交信照合手段と
    を備えたことを特徴とする勤怠管理装置。
  2. 該被雇用希望条件と前記雇用希望者から提示された雇用条件とのマッチングを行って前記シフトを形成し、該形成した前記シフトを前記記憶手段に記録するシフト作成手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の勤怠管理装置。
  3. 前記シフト作成手段における前記シフトの作成状況を監視し、前記シフトが作成されたことを確認すると該作成された前記シフトを構成する前記各スタッフごとの前記パスワードを生成するパスワード生成手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の勤怠管理装置。
  4. 前記パスワード生成手段は乱数生成機能を備えたことを特徴とする請求項3に記載の勤怠管理装置。
  5. 前記スタッフの雇用先における管理責任者であるマネージャが所持するマネージャ用端末に対し、該マネージャが管理する前記シフト及び該シフトを構成する前記スタッフの前記パスワードを送信する送信管理手段を備えたことを特徴とする請求項3又は4に記載の勤怠管理装置。
  6. 前記記憶手段には前記シフトの始業時刻情報を記録し、
    前記交信照合手段は前記スタッフから受信した前記パスワード情報の受信時刻と前記始業時刻情報とを対照して前記各スタッフの勤怠状況を確認し、該確認の結果を前記記憶手段に記録することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の勤怠管理装置。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載された勤怠管理装置と、
    被雇用希望者であるスタッフの雇用先における管理責任者であるマネージャが所持するマネージャ用端末であって、前記勤怠管理装置から送信された、前記各スタッフに対し一意に割り当てられた所定の情報であるパスワードを受信する機能を備えたマネージャ用端末と、
    前記スタッフが所持するスタッフ用情報端末であって、前記勤怠管理装置に対しパスワード情報を送信する手段を備えたスタッフ用情報端末と
    を備えたことを特徴とする勤怠管理システム。
  8. コンピュータを請求項1乃至6の何れかに記載の勤怠管理装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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