JP2007034635A - 静電対策を施したpos端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】 人体を介して印加される静電気の悪影響をなくすことである。
【解決手段】 鍵5の回転位置を識別する機能を有する鍵部4と、この鍵部4に信号線8を介して接続されたIC7と、このIC7が接続された制御基板6とを備え、前記信号線8のそれぞれと信号接地間とにコンデンサを接続した。
【選択図】 図2
【解決手段】 鍵5の回転位置を識別する機能を有する鍵部4と、この鍵部4に信号線8を介して接続されたIC7と、このIC7が接続された制御基板6とを備え、前記信号線8のそれぞれと信号接地間とにコンデンサを接続した。
【選択図】 図2
Description
本発明は、オペレータが持つ鍵により各種の機能選択が行われるよう切り換えられる鍵部を備え、オペレータを通して印加される静電気による弊害を防止するように静電対策を施したPOS端末に関するものである。
従来、POS端末においては、端末本体又はキーボードにオペレータが持つ鍵により操作される業務設定キーとか編集モード設定キーなどの鍵部が設けられている。そして、このような鍵部は、回転位置を識別されることにより各種の業務が選択されるようになっているものであり、信号線を介して内部に設けられたICに接続されている。このような構造のPOS端末において、オペレータに帯電する静電気等が流れることは、特許文献1等に開示されている。
前述のように、鍵は一般的に金属であり、その鍵はオペレータに把持されて鍵部に差し込まれるため、オペレータが帯電していた場合には、鍵と鍵部と信号線とを介してICに高電圧が印加され、これにより、ICを誤動作させる可能性がある。機器を誤動作させる静電気の印加は、他の種々の原因もあるが、オペレータが直接的に触れる鍵を介しての静電気の印加は、避けることができず、人体を介しての静電気の印加は必然性があるものと認めざるを得ないものである。
本発明は、鍵の回転位置を識別する機能を有する鍵部と、この鍵部に信号線を介して接続されたICと、このICが接続された制御基板とを備え、前記信号線のそれぞれと信号接地間とにコンデンサを接続したPOS端末である。
鍵部に挿入する鍵を介して人体の静電気が印加されても、信号線のそれぞれと信号接地間とに接続されたコンデンサによりICには急激な電圧変化を与えることがなく、これにより、ICの誤動作を防止することができるものである。
本発明の実施の態様を図面に基いて説明する。まず、図1に示すように、POS端末本体1は、ドロワ2に載置された状態でそのドロワ2と一体化されており、手前側にはキーボード3が配設され、上面中央部には、複数個の鍵部4が配設されている。図2に示す鍵部4は、業務設定キーとして機能しているものであり、オペレータが把持する鍵5を差し込むことにより回転可能であり、鍵5の回転位置により、「設定」、「練習」、「SE」、「管理」、「休止」等の機能が設定される。また、前記POS端末本体1の内部には、制御基板6が設けられており、この制御基板6にはIC7が設けられている。このIC7と前記鍵部4との間は、図2及び図3に示すように、複数本の信号線8により接続されている。すなわち、前記鍵部4の共通端子9と前記IC7の共通端子10との間には1本の前記信号線8が接続されていると共に、前記鍵部4の7個の個別端子11と前記IC7の7個の個別端子12との間には、それぞれ7本の信号線8が接続されている。そして、全部で8本の前記信号線8と信号接地間には、それぞれコンデンサ13が接続されている。これらのコンデンサ13の容量は、100pである。また、具体的な接続状態の説明は省略するが、前記IC7は鍵盤部14に接続され、この鍵盤部14は前記キーボード3に接続されている。なお、前記コンデンサ13は、各信号線8に一つであるという状態のみならず、必要な容量によっては複数個のものを直列又は並列に接続することも可能である。また、コンデンサ13の設置位置に関しては、信号線8が長い場合に、前記鍵部4の近くに配置することが望ましい。
このような構成において、使用に当っては、オペレータが鍵部4に鍵5を差し込んで回転させることにより、例えば、「設定」、「練習」、「SE」、「管理」、「休止」等の機能を選択することができるものであるが、この際に、オペレータが帯電している場合には、高電圧の静電気が鍵5及び鍵部4を介して内部に流れる。すなわち、鍵部4とIC7とを接続する信号線8に高電圧が印加されるが、これらのそれぞれの信号線8にはコンデンサ13が接続されているので、電荷はこれらのコンデンサ13に吸収され、IC7の共通端子10及び個別端子12には、高電圧が印加されない。換言すれば、信号線8部分における電圧変動が少ない。これにより、外部からの静電気が印加されてもIC7に高電圧が印加されることがないので、IC8が壊れたり、誤動作したりする不都合はなくなる。
つぎに、図4に基いて、信号線8と信号接地間にコンデンサ13を接続していない従来の状態のものと、信号線8と信号接地間にコンデンサ13を接続したものとに試験的な印加電圧をかけてその動作が問題ないか否かを実験した結果を説明する。図4において、白丸の印を付したものは、「動作に問題なし」というものであり、×印のものは、「誤動作あり」というものである。そして、信号線8への印加電圧は、+2kV、+4kV、+6kV、+8kV、−2kV、−4kV、−6kV、−8kVである。因みに、NS規格によれば、±4kVでよいことになっている。その結果は、コンデンサ13がない場合には、+2kV、+4kV、+6kV、+8kVの印加電圧の場合には、動作に異常はないが、−2kV、−4kV、−6kV、−8kVの場合には、誤動作したものである。この誤動作の結果は、100%であった。また、コンデンサ13を接続したものにおいては、いずれの場合にも、その動作に問題はなかった。
4 鍵部
5 鍵
6 制御基板
7 IC
8 信号線
5 鍵
6 制御基板
7 IC
8 信号線
Claims (1)
- 鍵の回転位置を識別する機能を有する鍵部と、この鍵部に信号線を介して接続されたICと、このICが接続された制御基板とを備え、前記信号線のそれぞれと信号接地間とにコンデンサを接続したことを特徴とする静電対策を施したPOS端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005216288A JP2007034635A (ja) | 2005-07-26 | 2005-07-26 | 静電対策を施したpos端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005216288A JP2007034635A (ja) | 2005-07-26 | 2005-07-26 | 静電対策を施したpos端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007034635A true JP2007034635A (ja) | 2007-02-08 |
Family
ID=37793825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005216288A Pending JP2007034635A (ja) | 2005-07-26 | 2005-07-26 | 静電対策を施したpos端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007034635A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010113492A (ja) * | 2008-11-06 | 2010-05-20 | Toshiba Tec Corp | 商品販売データ処理装置及びコンピュータプログラム |
-
2005
- 2005-07-26 JP JP2005216288A patent/JP2007034635A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010113492A (ja) * | 2008-11-06 | 2010-05-20 | Toshiba Tec Corp | 商品販売データ処理装置及びコンピュータプログラム |
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