JP2007034581A - メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法 - Google Patents

メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法 Download PDF

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【課題】 本発明は、コマンドセットの仕様が異なる多品種のフラッシュメモリを制御できるメモリコントローラ、及び当該メモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】 フラッシュメモリを制御するための処理の手順を定義する一連の命令であるコマンドセットを取得し、取得したコマンドセットを記憶装置に格納する。そして、フラッシュメモリを記憶媒体として利用するホストシステムからの命令に応じて、前記記憶装置に保持されているコマンドセットを用いて前記フラッシュメモリを制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、メモリコントローラ及び当該メモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステムに関する。
近年、不揮発性の記録媒体であるフラッシュメモリの開発が盛んに行われ、デジタルカメラ等の情報機器の記憶媒体として普及している。
このような機器によるフラッシュメモリへのアクセスを制御するために、メモリコントローラが用いられる。一般に、メモリコントローラは、読み出し、書き込み等の各種処理の手順を定義する一連のコマンドの配列であるコマンドセット(又はコマンドシーケンス)を、自己の有するROM(Read Only Memory)等に予め格納している。そして、各種処理を実行する際には、コマンドセットを解釈して実行することで、所望の処理を実現する(例えば特許文献1参照)。
特開平8−137763号公報
しかしながら、フラッシュメモリは、品種によって構成や機能(例えば、キャッシュの有無、ページやブロックのサイズ、サポートするコマンドの種類等)に差異がある。
これに対応して、フラッシュメモリの品種毎に、別々にメモリコントローラを開発するのでは、フラッシュメモリの多様化にメモリコントローラの開発が追いつかないという状況が生じる。
本発明は上記の実情に鑑みてなされたもので、コマンドセットの仕様が異なる多品種のフラッシュメモリを制御できるメモリコントローラ、及び当該メモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係るメモリコントローラは、フラッシュメモリを制御するための処理の手順を定義する一連の命令であるコマンドセットを取得するコマンドセット取得手段と、前記コマンドセット取得手段が取得したコマンドセットを保持するコマンドセット保持手段と、前記フラッシュメモリを記憶媒体として利用するホストシステムからの命令に応答して、前記フラッシュメモリに実行させるべき処理に対応するコマンドセットを前記コマンドセット保持手段から取得し、該コマンドセットに含まれる命令を実行する制御手段と、から構成される、ことを特徴とする。
前記コマンドセット取得手段は、メモリコントローラの起動時に、前記フラッシュメモリの特定のページから、当該ページに格納されているコマンドセットを読み出してもよい。
前記フラッシュメモリは、少なくとも読出処理の手順を定義するコマンドセットを前記コマンドセット取得手段が読み出すページに格納し、前記コマンドセット取得手段が読み出すページに格納されている以外のコマンドセットを他のページに格納し、前記制御手段は、前記コマンドセット取得手段が取得した読出処理のコマンドセットを用いて、前記フラッシュメモリから前記コマンドセット取得手段が読み出すページに格納されている以外のコマンドセットを取得して、前記コマンドセット保持手段に格納してもよい。
前記コマンドセット取得手段は、メモリコントローラの起動時に、外部の記憶装置から、当該記憶装置に予め格納されている読出処理のコマンドセットを取得し、前記フラッシュメモリは、読出処理以外の処理のコマンドセットを格納し、前記制御手段は、前記コマンドセット取得手段が取得した読出処理のコマンドセットを用いて、前記フラッシュメモリから読出処理以外のコマンドセットを取得して、前記コマンドセット保持手段に格納してもよい。
本発明の第2の観点に係るフラッシュメモリシステムは、上記の特徴のうち、少なくともいずれか一つを有するメモリコントローラと、フラッシュメモリとを備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るフラッシュメモリの制御方法は、フラッシュメモリを制御するための処理の手順を定義する一連の命令であるコマンドセットを取得するコマンドセット取得ステップと、前記コマンドセット取得ステップで取得したコマンドセットを記憶装置に保持させるコマンドセット保持ステップと、前記フラッシュメモリを記憶媒体として利用するホストシステムからの命令に応じて、前記記憶装置に保持されているコマンドセットを用いて前記フラッシュメモリを制御する制御ステップと、から構成される、ことを特徴とする。
本発明によれば、メモリコントローラは、制御対象となるフラッシュメモリに適したコマンドセットを、ROMやフラッシュメモリ自身から取得し、その取得したコマンドセットによってフラッシュメモリを制御するため、コマンドセットの仕様が異なる多品種のフラッシュメモリを制御できる。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係るフラッシュメモリシステム1を概略的に示すブロック図である。図1に示すように、フラッシュメモリシステム1は、フラッシュメモリ2と、それを制御するコントローラ3で構成されている。
なお、フラッシュメモリシステム1は、外部バス13を介してホストシステム4と接続される。ホストシステム4は、ホストシステム4の全体の動作を制御するためのCPU(Central Processing Unit)、フラッシュメモリシステム1との情報の授受を担うコンパニオンチップ等から構成される。ホストシステム4は、例えば、文字、音声、あるいは画像情報等の種々の情報を処理するパーソナルコンピュータやデジタルスチルカメラをはじめとする各種情報処理装置であってもよい。
フラッシュメモリ2は、不揮発性メモリであり、レジスタと、メモリセルアレイと、から構成される。フラッシュメモリ2は、レジスタとメモリセルとの間でデータの複写を行って、データの書き込み又は読み出しを行う。
メモリセルアレイは、複数のメモリセル群と、ワード線と、を備える。各メモリセル群は、複数のメモリセルが直列に接続されたものである。ワード線は、メモリセル群の特定のメモリセルを選択するためのものである。このワード線を介して選択されたメモリセルとレジスタとの間で、データの複写、即ち、レジスタから選択されたメモリセルへの複写又は選択されたメモリセルからレジスタへのデータの複写が行われる。
メモリセルアレイを構成するメモリセルは、2つのゲートを備えたMOSトランジスタによって構成される。ここで、上側のゲート、下側のゲートは、それぞれ、コントロールゲート、フローティングゲートと呼ばれており、フローティングゲートに電荷(電子)を注入若しくはフローティングゲートから電荷(電子)を排出することによって、データの書き込み若しくはデータの消去が行われる。
このフローティングゲートは、周囲を絶縁体で囲まれているので、注入された電子は長期間にわたって保持される。なお、フローティングゲートに電子を注入するときは、コントロールゲートが高電位側となる高電圧を印加して電子が注入される。また、フローティングゲートから電子を排出するときは、コントロールゲートが低電位側となる高電圧を印加して電子が排出される。
ここで、フローティングゲートに電子が注入されている状態が書き込み状態であり、論理値「0」に対応する。また、フローティングゲートから電子が排出されている状態が消去状態であり、論理値「1」に対応する。
このようなフラッシュメモリ2のアドレス空間を図2に示す。フラッシュメモリ2のアドレス空間は、“ページ”と“ブロック”に基づいて分割されている。
ページは、フラッシュメモリ2にて行われるデータ読出動作及びデータ書込動作における処理単位である。ブロックは、フラッシュメモリ2にて行われるデータ消去動作における処理単位である。
1つのページは、512バイトのユーザ領域25と、16バイトの冗長領域26とを含んでいる。ユーザ領域25は、ホストシステム4から供給されるユーザデータを格納する。
冗長領域26は、エラーコレクションコード、対応論理ブロックアドレス、ブロックステータス(フラグ)等の付加データを記録するための領域である。
エラーコレクションコードは、ユーザ領域25に記憶されているデータに含まれる誤りを検出し、訂正するためのデータである。
対応論理ブロックアドレスは、1つのブロックに含まれている少なくとも1つのユーザ領域25に有効なデータが格納されているとき、そのブロックが対応付けられている論理ブロックのアドレスを示す。
論理ブロックアドレスは、ホストシステム4から与えられるホストアドレスに基づいて決定されるブロックのアドレスである。一方、フラッシュメモリ2内における実際のブロックのアドレスは、物理ブロックアドレスと称される。
1つのブロックに含まれている全てのユーザ領域25に有効なデータが格納されていないときには、そのブロックに含まれている冗長領域26に、対応論理ブロックアドレスは格納されていない。
従って、冗長領域26に対応論理ブロックアドレスが格納されているか否かを判定することにより、その冗長領域26が含まれているブロックにてデータが消去されたか否かを判定することができる。冗長領域26に対応論理ブロックアドレスが格納されていないとき、そのブロックは、データが消去された状態となっている。
1つのブロックは、32個のページを含んでいる。フラッシュメモリ2では、データの上書きができない。このため、1つのページに格納されたデータのみを書き換えるときであっても、そのページが含まれたブロック内の全ページに格納されたデータが、書き換えられなければならない。
1つのブロック内の全ページから読み出されたデータの少なくとも一部が変更された後、そのデータは、消去されているブロックの1つに、ブロック単位で書き込まれなければならない。
上記のようにデータを書き換えるにあたっては、書き換えられたデータは、以前に格納されていたブロックとは異なるブロックに書き込まれる。このため、論理ブロックアドレスと物理ブロックアドレスの間の対応関係は、フラッシュメモリ2にてデータが書き換えられる毎に、動的に変化する。
従って、論理ブロックアドレスと物理ブロックアドレスとの対応関係を管理する必要があり、通常、この対応関係は、アドレス変換テーブルによって管理される。このアドレス変換テーブルは、各ページの冗長領域26に記憶されている対応論理ブロックアドレスに基づいて作成される。なお、このような動的なアドレス管理手法は、フラッシュメモリを用いたメモリシステムでは一般的に行われている手法である。
ブロックステータスは、ブロックの良否を示すフラグである。正常にデータの書き込み等を行うことができないブロックは、不良ブロックと判別され、冗長領域26には、不良ブロックであることを示すブロックステータスが書き込まれる。
このようなフラッシュメモリ2は、コントローラ3から、データ、アドレス情報、ステータス情報、内部コマンド等を受信して、データの読出処理、書込処理、ブロック消去処理、転送処理等の各処理を行う。
ここで、内部コマンドとは、コントローラ3がフラッシュメモリ2に処理の実行を指示するためのコマンドであり、フラッシュメモリ2は、コントローラ3からの内部コマンドに従って動作する。これに対して、外部コマンドとは、ホストシステム4がフラッシュメモリシステム1に対して処理の実行を指示するためのコマンドである。
コマンドセットは、フラッシュメモリ2に対する処理を実行するための、一連の内部コマンドの実行手順を定義するものである。コマンドセットにより定義される処理には、例えば、読出処理、書込処理、消去処理等がある。このコマンドセットに従って、コントローラ3は、フラッシュメモリ2に対して内部コマンド、アドレス情報、データ等を供給する。
本実施の形態に係るフラッシュメモリ2は、後述するオートリード処理によって読み出される特定のページに、読出処理の手順を定義するコマンドセット、フラッシュメモリ2のメーカや各種仕様を示すデバイス情報、他の処理(読出処理以外の処理)を定義するコマンドセットが格納されたアドレス等を予め格納する。このコマンドセットは、例えば、フラッシュメモリ2の製造検査時に予め当該ページに書き込まれるものとする。
コントローラ3は、図1に示すように、マイクロプロセッサ6と、ホストインターフェースブロック7と、ワークエリア8と、バッファ9と、フラッシュメモリインターフェースブロック10と、ECC(エラー・コレクション・コード)ブロック11と、ROM(Read Only Memory)12と、から構成される。これら機能ブロックによって構成されるコントローラ3は、一つの半導体チップ上に集積される。以下に各機能ブロックについて説明する。
マイクロプロセッサ6は、ROM12やワークエリア8に記録されたプログラムに従って、コントローラ3の全体の動作を制御する。例えば、マイクロプロセッサ6は、各種処理等を定義したコマンドセットをワークエリア8から読み出してフラッシュメモリインターフェースブロック10に供給し、フラッシュメモリインターフェースブロック10に処理を実行させる。また、マイクロプロセッサ6は、ROM12に予め格納されたプログラムに従い、オートリード機能を実現する。なお、オートリード機能とは、コマンド及びアドレスを与えることなくフラッシュメモリの特定のページに格納されているデータを読み出す機能である。
ホストインターフェースブロック7は、ホストシステム4との間の、データ、アドレス情報、ステータス情報、外部コマンド等の授受を行なう。すなわち、フラッシュメモリシステム1とホストシステム4は、外部バス13を介して相互に接続される。かかる状態において、ホストシステム4よりフラッシュメモリシステム1に供給されるデータ等は、ホストインターフェースブロック7を入口としてコントローラ3の内部に取り込まれ、フラッシュメモリシステム1からホストシステム4に供給されるデータ等は、ホストインターフェースブロック7を出口としてホストシステム4に供給される。
より詳細には、ホストインターフェースブロック7は、ホストシステム4より供給されるホストアドレス及び外部コマンドを一時的に格納するコマンドレジスタ、書き込み又は読み出しを行うデータのサイズを格納するセクタ数レジスタ、書き込み又は読み出しを行うデータの論理アドレスを格納するLBA(Logical Block Addressing)レジスタ、等を有する。そして、これらのレジスタを介してホストシステム4との情報の授受を行う。
ワークエリア8は、フラッシュメモリ2の制御に必要なデータが一時的に格納される作業領域であり、複数のSRAM(Static Random Access Memory)セルによって構成される。
バッファ9は、フラッシュメモリ2から読み出したデータ及びフラッシュメモリ2に書き込むデータを一時的に保持する。
フラッシュメモリインターフェースブロック10は、内部バス14を介して、フラッシュメモリ2とデータ、アドレス情報、ステータス情報、内部コマンド等の授受を行う。より詳細には、フラッシュメモリインターフェースブロック10は、アドレスレジスタ、コマンドレジスタ、命令処理ブロック等から構成される。
アドレスレジスタは、アクセス先の物理ブロックアドレスを格納するためのレジスタである。物理ブロックアドレスは、フラッシュメモリインターフェースブロック10が実行する一連の制御処理でアクセスするフラッシュメモリ2内のブロックを指定するためのアドレス情報である。
コマンドレジスタは、コマンドセットを構成する一連の内部コマンドを格納するためのレジスタである。このコマンドセットには、コントローラ3内での処理を指示するコマンドや、フラッシュメモリ2への内部コマンド、アドレス情報等の供給を指示するコマンドが含まれている。
命令処理ブロックは、コマンドレジスタに格納されている一連の内部コマンドに従って、フラッシュメモリ2を制御するための内部コマンド、アドレス情報等を出力する。
フラッシュメモリインターフェースブロック10は、命令処理ブロックによって出力される内部コマンド、アドレス情報等をフラッシュメモリ2に供給することにより、フラッシュメモリ2に読み出し、書き込み等を実行させる。
ECCブロック11は、フラッシュメモリ2に書き込むデータに付加されるエラーコレクションコードを生成するとともに、読み出しデータに付加されたエラーコレクションコードに基づいて、読み出したデータに含まれる誤りを検出・訂正する。
ROM12は、マイクロプロセッサ6による処理の手順を定義するプログラムを格納する不揮発性の記憶素子である。具体的には、ROM12は、例えば、オートリード機能、アドレス変換テーブルの作成等の処理手順を定義するプログラムを格納する。
次に、このように構成されるフラッシュメモリシステム1の起動時に実行されるコマンドセット取得処理の手順について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
コマンドセット取得処理は、フラッシュメモリシステム1の起動時に、マイクロプロセッサ6により実行される。
コマンドセット取得処理が開始されると、マイクロプロセッサ6は、オートリード機能を用いて、フラッシュメモリ2の特定のページから、読出処理の手順を定義するコマンドセットと、他の処理(読出処理以外の処理)を定義するコマンドセットが格納されたアドレスとを取得する(ステップS100)。
次に、マイクロプロセッサ6は、取得した読出処理のコマンドセットをワークエリア8に格納する(ステップS110)。
そして、マイクロプロセッサ6は、取得した読出処理のコマンドセットとアドレスとを用いて、フラッシュメモリ2から他の処理(読出処理以外の処理)の手順を定義するコマンドセットを取得する(ステップS120)。
マイクロプロセッサ6は、取得した他の処理の手順を定義するコマンドセットをワークエリア8に格納し(ステップS130)、コマンドセット取得処理を終了する。
コントローラ3は、上記のコマンドセット取得処理を実行することにより、制御対象となるフラッシュメモリ2に適したコマンドセットを得ることができる。そして、コントローラ3の有するマイクロプロセッサ6は、以後、ホストシステム4からの要求に応じて、処理に必要なコマンドセットをワークエリア8から読み出し、コマンドセットに含まれる一連のコマンドを順次実行することにより、読出処理、書込処理等の所望の処理を実行させる。
以上で説明したように、本実施の形態のフラッシュメモリシステム1におけるコントローラ3は、起動時に、フラッシュメモリ2に予め書き込まれた当該フラッシュメモリ2に適したコマンドセットを取得する。そして取得したコマンドセットを用いて以後の処理を実行する。このため、コントローラ3は、汎用性が高く、様々な品種のフラッシュメモリ2を制御することが可能である。
また、本実施の形態のフラッシュメモリシステム1におけるフラッシュメモリ2は、オートリード機能によって読み出される特定のページに、読出処理のコマンドセットと、他の処理のコマンドセットが格納されているアドレスとを格納し、他のコマンドセットはオートリード機能では読み出せないページに格納する。そして、コントローラ3はオートリード機能で取得した読出処理のコマンドセットを利用して、他の処理のコマンドセットを取得する。
このような手法により、オートリード機能によって読み出せるページに全ての処理のコマンドセットを格納できない場合(コマンドセットの種類が多い場合等)であっても、全ての処理のコマンドセットを取得して、以後の処理を実行することができる。
上記実施の形態では、フラッシュメモリ2のオートリード機能によって読み出せるページに格納されているコマンドセットは、読出処理のもののみであったが、当該ページの容量が許す限り、他の処理のコマンドセットも格納してもよい。可能であれば、全てのコマンドセットを当該ページに格納してもよい。
また、上記実施の形態では、起動時に、オートリード機能によって、フラッシュメモリ2の特定のページから読出処理のコマンドセットを読み出すようにした。しかし、フラッシュメモリシステム1は、図4に示すように、フラッシュメモリ2及びコントローラ3の他に、外部ROM30を備え、コントローラ3の内部に外部ROMインターフェースブロック15を備えるように構成し、コントローラ3は、起動時に、外部ROM30に予め格納された読出処理のコマンドセットを読み込んで、そのコマンドセットを用いてフラッシュメモリ2が格納している他の処理のコマンドセットを取得するようにしてもよい。
本発明に係るフラッシュメモリシステムを概略的に示すブロック図である。 フラッシュメモリのアドレス空間の構造を概略的に示す図である。 コマンドセット取得処理の手順を説明するフローチャートである。 本発明に係るフラッシュメモリシステムの変形例を示すブロック図である。
符号の説明
1 フラッシュメモリシステム
2 フラッシュメモリ
3 コントローラ
4 ホストシステム
6 マイクロプロセッサ
7 ホストインターフェースブロック
8 ワークエリア
9 バッファ
10 フラッシュメモリインターフェースブロック
11 ECCブロック
12 ROM
13 外部バス
14 内部バス
15 外部ROMインターフェースブロック
25 ユーザ領域
26 冗長領域
30 外部ROM

Claims (6)

  1. フラッシュメモリを制御するための処理の手順を定義する一連の命令であるコマンドセットを取得するコマンドセット取得手段と、
    前記コマンドセット取得手段が取得したコマンドセットを保持するコマンドセット保持手段と、
    前記フラッシュメモリを記憶媒体として利用するホストシステムからの命令に応答して、前記フラッシュメモリに実行させるべき処理に対応するコマンドセットを前記コマンドセット保持手段から取得し、該コマンドセットに含まれる命令を実行する制御手段と、から構成される、
    ことを特徴とするメモリコントローラ。
  2. 前記コマンドセット取得手段は、メモリコントローラの起動時に、前記フラッシュメモリの特定のページから、当該ページに格納されているコマンドセットを読み出す、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメモリコントローラ。
  3. 前記フラッシュメモリは、少なくとも読出処理の手順を定義するコマンドセットを前記コマンドセット取得手段が読み出すページに格納し、前記コマンドセット取得手段が読み出すページに格納されている以外のコマンドセットを他のページに格納し、
    前記制御手段は、前記コマンドセット取得手段が取得した読出処理のコマンドセットを用いて、前記フラッシュメモリから前記コマンドセット取得手段が読み出すページに格納されている以外のコマンドセットを取得して、前記コマンドセット保持手段に格納する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のメモリコントローラ。
  4. 前記コマンドセット取得手段は、メモリコントローラの起動時に、外部の記憶装置から、当該記憶装置に予め格納されている読出処理のコマンドセットを取得し、
    前記フラッシュメモリは、読出処理以外の処理のコマンドセットを格納し、
    前記制御手段は、前記コマンドセット取得手段が取得した読出処理のコマンドセットを用いて、前記フラッシュメモリから読出処理以外のコマンドセットを取得して、前記コマンドセット保持手段に格納する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のメモリコントローラ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のメモリコントローラと、フラッシュメモリとを備えることを特徴とするフラッシュメモリシステム。
  6. フラッシュメモリを制御するための処理の手順を定義する一連の命令であるコマンドセットを取得するコマンドセット取得ステップと、
    前記コマンドセット取得ステップで取得したコマンドセットを記憶装置に保持させるコマンドセット保持ステップと、
    前記フラッシュメモリを記憶媒体として利用するホストシステムからの命令に応じて、前記記憶装置に保持されているコマンドセットを用いて前記フラッシュメモリを制御する制御ステップと、から構成される、
    ことを特徴とするフラッシュメモリの制御方法。
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