JP2007034457A - 情報検索装置、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】GUIを利用して、曖昧な検索範囲設定や複数の検索条件設定が行え、大量のデータを保持するデータベースからの情報検索を容易に実現する情報検索装置を提供する。
【解決手段】情報検査装置1は、「検査日時」という属性をキーとなる属性として直線31に対応させ、表示する。情報検索装置1は、属性「胸部CT検査」に対しては一点鎖線を、「腹部CT検査」に対して点線を対応させ、ユーザによるマウス操作等で描画された閉曲線33、35と直線31との交差位置から検索範囲を算出し、データベース言語による検索コマンド37を生成する。
【選択図】図5
【解決手段】情報検査装置1は、「検査日時」という属性をキーとなる属性として直線31に対応させ、表示する。情報検索装置1は、属性「胸部CT検査」に対しては一点鎖線を、「腹部CT検査」に対して点線を対応させ、ユーザによるマウス操作等で描画された閉曲線33、35と直線31との交差位置から検索範囲を算出し、データベース言語による検索コマンド37を生成する。
【選択図】図5
Description
本発明は、コンピュータを利用してデータベース内の情報検索を行う情報検索装置に関する。
大量の情報を保持するデータベース(リレーショナルデータベース)を管理する方法として、DBMS(Data Base Management System)等のデータベース管理システムがある。データベース管理システムではSQL(Structured Query Language)等のデータベース言語で、検索条件を記述して検索する。
しかし、データベース言語はシステムに詳しくないユーザにとっては扱いにくいため、データベース言語を意識しない検索方法が、一般に用いられている。
例えば、Webでは、文字入力ボックスにキーワードを入れて実行するだけで検索をするものが多く使われている。検索分野が決まっているものでは、文字列や数値をコンボボックスで選択式としたものが使われている。
このような文字列ベースの検索に対して図を用いた検索方法がある(例えば、[特許文献1]参照。)。この方法は、散布図の任意の範囲をGUI(Graphical User Interface)で指定して、範囲内のデータを取得するものである。
しかし、データベース言語はシステムに詳しくないユーザにとっては扱いにくいため、データベース言語を意識しない検索方法が、一般に用いられている。
例えば、Webでは、文字入力ボックスにキーワードを入れて実行するだけで検索をするものが多く使われている。検索分野が決まっているものでは、文字列や数値をコンボボックスで選択式としたものが使われている。
このような文字列ベースの検索に対して図を用いた検索方法がある(例えば、[特許文献1]参照。)。この方法は、散布図の任意の範囲をGUI(Graphical User Interface)で指定して、範囲内のデータを取得するものである。
しかしながら、文字列や数値を入力して検索する方法では、キーワードとなる文字を的確に選択して入力しなければならないし、また数値による入力は、検索条件(検索範囲)を確定してしまい、ユーザの記憶や要望に基づくあいまいな検索範囲の設定が困難となるという問題があった。
例えば、医療情報システムでは、大量の電子カルテやレポート等をデータベースに保持して取り扱い、担当医師等が自らの記憶を元に患者の診療日時等の曖昧な検索範囲を設定する場合が考えられるが、従来の検索範囲設定方法では曖昧で直感的な範囲設定が難しく、データベース内の大量の情報から必要な情報を検索することは困難となる。
また、[特許文献1]に示されるような2次元の検索では、複数の検索条件に対応できず、複数の属性のデータを検索する作業が煩雑になる。
例えば、医療情報システムでは、大量の電子カルテやレポート等をデータベースに保持して取り扱い、担当医師等が自らの記憶を元に患者の診療日時等の曖昧な検索範囲を設定する場合が考えられるが、従来の検索範囲設定方法では曖昧で直感的な範囲設定が難しく、データベース内の大量の情報から必要な情報を検索することは困難となる。
また、[特許文献1]に示されるような2次元の検索では、複数の検索条件に対応できず、複数の属性のデータを検索する作業が煩雑になる。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、GUIを利用して、曖昧な検索範囲設定や複数の検索条件設定が行え、大量のデータを保持するデータベースからの情報検索を容易に実現する情報検索装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために第1の発明は、コンピュータを用いてデータベース内の情報を検索する情報検索装置であって、前記データベースの属性のうち少なくとも1つの属性を示す第1の線図を表示する線図表示手段と、前記第1の線図と交差部を有する第2の線図を描画する線図描画手段と、前記線図表示手段により表示された前記第1の線図と前記線図描画手段により描画された前記第2の線図との交差位置に基づいて検索範囲を算出する検索範囲算出手段と、前記検索範囲算出手段によって算出された検索範囲を基に検索コマンドを生成し、前記データベース内の情報を検索する検索手段と、を具備することを特徴とする情報検索装置である。
第1の発明の情報検索装置は、データベース属性を示す第1の線図を表示する。ユーザは、コンピュータの画面上に表示された第1の線図に対して、マウス操作等により第2の線図を第1の線図に交差するように描画する。情報検索装置は、その交差位置に基づいて検索範囲(検索始点あるいは検索終点)を算出し、当該検索範囲に基づいて検索コマンドを作成して検索処理を行う。
データベースは、各種データが体系的に集約された情報である。データベースに関しては、データ構造やデータ種別等に制限はない。データベースは、例えば、医療情報に関するリレーショナルデータベースである。
属性は、データベースのデータ項目である。この属性をキーとしてデータベースに関する各種処理を行うことができる。
第1の線図は、情報検索装置が表示する線図であり、例えば、直線、曲線、図形等である。
第2の線図は、ユーザ操作により描画される線図であり、例えば、閉曲線である。尚、第2の線図は、閉じていない線でもよく、2つの線で1組(検索始点及び検索終点)としてもよい。交差部分は、1箇所でも複数箇所でもよく、各交差部分を検索始点あるいは検索終点を示すものとして処理するようにしてもよい。
検索コマンドは、データベース言語の検索命令であり、例えば、SQL文である。
属性は、データベースのデータ項目である。この属性をキーとしてデータベースに関する各種処理を行うことができる。
第1の線図は、情報検索装置が表示する線図であり、例えば、直線、曲線、図形等である。
第2の線図は、ユーザ操作により描画される線図であり、例えば、閉曲線である。尚、第2の線図は、閉じていない線でもよく、2つの線で1組(検索始点及び検索終点)としてもよい。交差部分は、1箇所でも複数箇所でもよく、各交差部分を検索始点あるいは検索終点を示すものとして処理するようにしてもよい。
検索コマンドは、データベース言語の検索命令であり、例えば、SQL文である。
第1の発明によれば、ユーザは、第1の線図や第2の線図といったGUIを用いて、検索範囲を視覚的に、かつ、曖昧に指定することができ、多くの属性を持つ大量の情報から必要な情報を検索することができる。
第2の発明は、コンピュータを用いてデータベース内の情報を検索する情報検索装置であって、前記データベースの属性のうち少なくとも1つの属性を示す第1の線図を表示する線図表示手段と、前記第1の線図に沿って第3の線図を移動させる線図移動手段と、前記第1の線図に対する前記第3の線図の位置に基づいて検索範囲を算出する検索範囲算出手段と、前記検索範囲算出手段によって算出された検索範囲を基に検索コマンドを生成し、前記データベース内の情報を検索する検索手段と、を具備することを特徴とする情報検索装置である。
第2の発明の情報検索装置は、データベースの属性のうちの1つの属性を示す第1の線図を表示し、当該第1の線図に沿って移動する第3の線図の位置により検索範囲を算出する。そして、情報検索装置は、算出した検索範囲に基づいて検索コマンドを作成して検索処理を行う。
第3の線図は、ユーザ操作により第1の線図に沿って移動させられる線図であり、例えば、スライダ等のGUIを示す。尚、各第1の線図に対して、第3の線図を1つずつ設けてもよいし複数設けてもよく、各第3の線図が検索始点あるいは検索終点を示すものとして処理するようにしてもよい。
第3の線図は、ユーザ操作により第1の線図に沿って移動させられる線図であり、例えば、スライダ等のGUIを示す。尚、各第1の線図に対して、第3の線図を1つずつ設けてもよいし複数設けてもよく、各第3の線図が検索始点あるいは検索終点を示すものとして処理するようにしてもよい。
第2の発明では、第1の発明と同様に、第1の線図や第3の線図といったGUIを用いて、検索範囲を視覚的に、かつ、曖昧に指定し、多くの属性を持つ大量の情報から必要な情報を検索することができる。
尚、上述の第1の線図または第2の線図または第3の線図に関しては、データベースの属性ごとに異なる種類の線図を対応付け、属性ごとに異なる色や異なる線種や異なる図形の線図を割り当てることが望ましい。例えば、第1の線図と第2の線図とは同じ線種であっても異なる色の線図として認識させてもよい。
また、情報検索装置は、複数の属性に対してそれぞれ検索範囲を算出すると、複数の検索コマンドを生成し、各検索コマンドのAND演算あるいはOR演算を検索条件として検索するようにしてもよい。この場合、複数の検索条件による検索も容易に行うことができる。
また、情報検索装置は、第1の線図が示す属性に関するデータ分布を当該第1の線図に対応付けて表示するようにしてもよい。情報検索装置は、例えば、第1の線図に垂直な方向にデータ数を示す棒グラフあるいは散布図を重ねて表示する。
また、情報検索装置は、第1の線図が示す属性に関するデータ分布を当該第1の線図に対応付けて表示するようにしてもよい。情報検索装置は、例えば、第1の線図に垂直な方向にデータ数を示す棒グラフあるいは散布図を重ねて表示する。
また、情報検索装置は、データベースから検索された情報に対して所定の情報処理を行い、当該情報処理の結果を提示(表示あるいは出力等)するようにしてもよい。
所定の情報処理は、検索された情報に対して、更に異なる属性に関して絞込みを行ったり、検索された情報に対して検索以外の情報処理を行い、結果を表示するものである。種々のデータベースと連携して処理を行うようにしてもよい。所定の情報処理は、例えば、経営支援に関する情報処理である。
所定の情報処理は、検索された情報に対して、更に異なる属性に関して絞込みを行ったり、検索された情報に対して検索以外の情報処理を行い、結果を表示するものである。種々のデータベースと連携して処理を行うようにしてもよい。所定の情報処理は、例えば、経営支援に関する情報処理である。
第3の発明は、コンピュータを第1の発明または第2の発明の情報検索装置として動作させるプログラムである。
尚、上記のプログラムをCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
尚、上記のプログラムをCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
本発明の情報検索装置によれば、データベースに対して、GUIを利用することによって曖昧な検索範囲の設定を容易に行え、複数の検索条件の設定も可能であり、容易に検索を行うことができる。
以下に、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報検索装置の好適な実施形態について詳細に説明する。情報検索装置は、一般的なリレーショナルデータベースを検索する装置であるが、本実施の形態では、医用情報データベースを検索する場合を例に説明する。なお、以下の説明および添付図面において、略同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
最初に、図1を参照しながら、医用情報データベース検索システムの構成について説明する。
図1は、医用情報データベース検索システム100の概略構成を示す図である。医用情報データベース検索システム100は、情報検索装置(コンピュータ)1、データベース5、ネットワーク109等から構成される。
図1は、医用情報データベース検索システム100の概略構成を示す図である。医用情報データベース検索システム100は、情報検索装置(コンピュータ)1、データベース5、ネットワーク109等から構成される。
情報検索装置1は、コンピュータ等であり、ネットワーク109を介してデータベース5に接続され、データベース5に保持された情報を検索する。
データベース5は医用情報データベースであり、記憶装置に電子カルテ情報データ11や医療事務データ21等を保持するものである。
データベース5は医用情報データベースであり、記憶装置に電子カルテ情報データ11や医療事務データ21等を保持するものである。
電子カルテ情報データ11は、患者ID、患者氏名、住所、年齢、診療(検査)日時、診療(検査)内容、レポート等などの患者と診療に関する情報である。
医療事務データ21は、診療ごとの保険点数や診療報酬等の情報である。
医療事務データ21は、診療ごとの保険点数や診療報酬等の情報である。
次に、図2を参照しながら、情報検索装置1であるコンピュータのハードウェア構成を説明する。
図2は、情報検索装置1のハードウェア構成図である。
情報検索装置1は、制御部201、記憶部202、メディア入出力部203、通信制御部204、入力部205、印刷部206、表示部207等が、システムバス209を介して接続されて構成される。
図2は、情報検索装置1のハードウェア構成図である。
情報検索装置1は、制御部201、記憶部202、メディア入出力部203、通信制御部204、入力部205、印刷部206、表示部207等が、システムバス209を介して接続されて構成される。
制御部201は、CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
CPUは、記憶部202、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、システムバス209を介して接続された各装置を駆動制御し、情報検索装置1が行う後述する各種処理等を実現する。
ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部202、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部201が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部202、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部201が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部202は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部201が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。プログラムに関しては、OSに相当する制御プログラム311や、本コンピュータが行う後述の処理に相当する情報検索プログラム312等が格納されている。
これらの各プログラムコードは、制御部201により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
これらの各プログラムコードは、制御部201により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
メディア入出力部203(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、フロッピディスクドライブ、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、MOドライブ等の記録メディア入出力装置等を有する。
通信制御部204は、通信制御装置、通信ポート等を有し、本情報検索装置1とネットワーク109間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク109を介して、データベース5に接続し、データの送受信を行う。
入力部205は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。
ユーザは、入力部205を介して、情報検索装置1に対して、描画等の操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
ユーザは、入力部205を介して、情報検索装置1に対して、描画等の操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
印刷部206は、プリンタであり、印刷出力処理を行う。
表示部207は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
システムバス209は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
表示部207は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
システムバス209は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
次に、図3を参照しながら、情報検索装置1の記憶部202が保持する情報について説明する。図3は、記憶部202が保持する情報を示す図である。
記憶部202内には、制御プログラム311、アプリケーションプログラムである情報検索プログラム312等が格納されている。
記憶部202内には、制御プログラム311、アプリケーションプログラムである情報検索プログラム312等が格納されている。
制御プログラム311は、図2に示す情報検索装置1の各構成部分を駆動制御するプログラムであり、OS(オペレーティングシステム)に相当する。
情報検索プログラム312は、以下に説明する情報検索装置1が行う処理、検索範囲の設定、検索コマンド生成、検索実行、検索情報処理に相当する実行プログラムである。
情報検索プログラム312は、ネットワークを介して、或いは記録媒体等に記録して流通させることが可能である。
情報検索プログラム312は、以下に説明する情報検索装置1が行う処理、検索範囲の設定、検索コマンド生成、検索実行、検索情報処理に相当する実行プログラムである。
情報検索プログラム312は、ネットワークを介して、或いは記録媒体等に記録して流通させることが可能である。
次に、図4を参照しながら、情報検索装置1の動作について説明する。
図4は、情報検索装置1による情報検索処理の手順を示すフローチャートである。これらの処理は、前述のように、情報検索装置1の記憶部202にインストールされている情報検索プログラム312の制御にしたがって、制御部201によって行われる。
図4は、情報検索装置1による情報検索処理の手順を示すフローチャートである。これらの処理は、前述のように、情報検索装置1の記憶部202にインストールされている情報検索プログラム312の制御にしたがって、制御部201によって行われる。
情報検索装置1の制御部201は、少なくとも1つの、キーとなるデータカラムについて、データを直線に対応させ、画面に表示する(ステップ401)。
データカラムとは後に詳しく述べるが、データの属性、データ項目を示す。
データカラムとは後に詳しく述べるが、データの属性、データ項目を示す。
次に、制御部201は、ユーザによって、他のデータカラムに対応付けられた線で、直線に交差するように描かれた閉曲線を基に検索範囲を算出する(ステップ402)。
こうして算出された検索範囲から、制御部201は、データベース言語による検索コマンドを生成し、データベース5内の情報を検索する(ステップ403)。
こうして算出された検索範囲から、制御部201は、データベース言語による検索コマンドを生成し、データベース5内の情報を検索する(ステップ403)。
制御部201は、検索された情報を表示する。また、指定があれば、検索された情報について更に絞り込み検索や、或いは、指定された条件に従った情報処理を行い、結果を表示する(ステップ404)。
以下、情報検索装置1における検索範囲の設定、検索コマンドの生成について、図5から図8に示す説明図を用いて説明する。
以下、情報検索装置1における検索範囲の設定、検索コマンドの生成について、図5から図8に示す説明図を用いて説明する。
(ステップ401〜ステップ403)
図5は、検査日時を示す直線31における検索範囲設定を示す図である。情報検査装置1は、「検査日時」というデータカラム、即ち属性をキーとなる属性として選択して、検索日時の時系列データを直線31に対応させ、表示部207に表示する。
図5は、検査日時を示す直線31における検索範囲設定を示す図である。情報検査装置1は、「検査日時」というデータカラム、即ち属性をキーとなる属性として選択して、検索日時の時系列データを直線31に対応させ、表示部207に表示する。
情報検索装置1では、他のデータカラム、即ち他の属性のデータに対して、それぞれ異なる線種の線図を対応させる。図5に示すように、「胸部CT検査」という属性に対しては一点鎖線が、「腹部CT検査」に対しては点線が対応付けられる。
次に、検索ユーザのマウスドラッグ等といった指定操作により、情報検索装置1は、検索範囲を指定する閉曲線を、直線31と閉曲線が交差するように描画する。例えば、図5では、直線31に対して、「胸部CT検査」を示す閉曲線33が、「腹部CT検査」を示す閉曲線35が、描かれる。
ユーザにより検索範囲が指定されると、情報検索装置1は、描画された閉曲線と直線との交差位置から検索範囲を算出し、所定のデータベース言語による検索コマンドを生成する。図5に示すように、直線31に対して描かれた閉曲線33、35から、検索コマンド37が生成される。検索コマンド37はSQL等のデータベース言語による検索コマンドである。
例えば、閉曲線33と直線31の交差位置から、情報検索装置1は「胸部CT検査日時 BETWEEN 20020101 AND 20020630」という検索範囲を算出する。
ここで、検索ユーザは、マウス等を用いて直線31に交差するように閉曲線33を描画することにより、曖昧な範囲設定入力が行えるが、情報検査装置1は、直線31と閉曲線33の交差位置から、胸部CT検査日時の検索範囲の開始位置を「2002年1月1日」と、終了位置を「2002年6月30日」と算出する。
ここで、検索ユーザは、マウス等を用いて直線31に交差するように閉曲線33を描画することにより、曖昧な範囲設定入力が行えるが、情報検査装置1は、直線31と閉曲線33の交差位置から、胸部CT検査日時の検索範囲の開始位置を「2002年1月1日」と、終了位置を「2002年6月30日」と算出する。
同様に、情報検索装置1は、直線31とユーザによって描かれた閉曲線35の交差位置から、腹部CT検査日時の検索範囲の開始位置を「2003年7月1日」と、終了位置を「2003年12月31日」と算出し、閉曲線33、閉曲線35で指定された範囲のAND演算を取って検索コマンド37を生成し、そのコマンドに従って電子カルテデータ11の患者テーブルから患者IDを検索する。
図6では、属性「胸部CT検査」を示す一点鎖線41と、属性「腹部CT検査」を示す点線43に対して、「検査日時」を示す閉曲線45、47を指定することにより、検索コマンド49が生成されることを示す。情報検索装置1は、検索コマンド49にしたがって、電子カルテデータ11の患者テーブルから患者IDを検索する。
図5、図6に示す検索範囲の設定では、ある属性のデータを示す直線を表示し、その直線上に閉曲線を描画して範囲の指定をするため、ユーザにとっては曖昧な検索範囲の指定が可能となる。しかしながら、情報検索装置1は曖昧な検索範囲の指定から検索範囲を算出し、検索コマンドを生成し、データベース5から検索を行う。
なお、図5、図6において、データの属性の違いは線種で区別されたが、異なる図形といった線図の種類の違いや、線図の色によって、属性を区別することも可能である。
なお、図5、図6において、データの属性の違いは線種で区別されたが、異なる図形といった線図の種類の違いや、線図の色によって、属性を区別することも可能である。
次に、図7及び図8を用いて、他の検索範囲設定例について説明する。
図7は、キーとなる属性を示す直線にその属性データの分布図を付加して表示させた例を示す図である。
図7において、直線51は属性「胸部CT検査」を、直線52は属性「腹部CT検査」を示す直線である。直線51上には属性「胸部CT検査」の患者数の分布が、直線51に対して垂直方向にデータ数を示す棒グラフのように付加して表示され、直線52上にも同様に属性「腹部CT検査」の患者数の分布が付加して表示される。
図7は、キーとなる属性を示す直線にその属性データの分布図を付加して表示させた例を示す図である。
図7において、直線51は属性「胸部CT検査」を、直線52は属性「腹部CT検査」を示す直線である。直線51上には属性「胸部CT検査」の患者数の分布が、直線51に対して垂直方向にデータ数を示す棒グラフのように付加して表示され、直線52上にも同様に属性「腹部CT検査」の患者数の分布が付加して表示される。
検索ユーザは、直線上に付加表示された分布図を参照しながら、例えば、直線51上に検索始点を示す閉曲線53、検索終点を示す系曲線54を指定し、直線52上に検索始点を示す閉曲線55、検索終点を示す系曲線56を指定する。
指定された直線と閉曲線の交差位置から、情報検索装置1は、図5、図6に示す場合と同様に検索コマンドを生成し、データベース5の電子カルテ情報データ11を検索する。
指定された直線と閉曲線の交差位置から、情報検索装置1は、図5、図6に示す場合と同様に検索コマンドを生成し、データベース5の電子カルテ情報データ11を検索する。
図8は、複数の属性のデータを同じ時系列で並べた場合の検索範囲の指定を示す図である。図8において、直線71−1は属性「CT検査頭部」を、直線71−2は属性「CT検査胸部」を、直線71−3は属性「CT検査腹部」を、直線71−4は属性「MRI検査頭部」を、直線71−5は属性「MRI検査胸部」を、直線71−6は属性「MRI検査腹部」を、直線71−7は属性「MRI検査骨」を、直線71−8は属性「MRI検査四肢」を、直線71−9は属性「X線検査頭部」を、直線71−10は属性「X線検査胸部」を、直線71−11は属性「X線検査腹部」を、直線71−12は属性「X線検査骨」を示す。
図8に示すように、直線71−1、71−2、…、71−12に対して、ユーザは少なくとも1つの直線に交差するように閉曲線77を描画し、検索範囲を指定する。
この場合、情報検索装置1は、直線71−1、71−2、…、71−12と閉曲線77とが交差する範囲を検索範囲として検索コマンドを生成する。
この場合、情報検索装置1は、直線71−1、71−2、…、71−12と閉曲線77とが交差する範囲を検索範囲として検索コマンドを生成する。
情報検索装置1は、例えば、直線71−1と閉曲線77との交差位置により検索範囲75−1を算出し、それに対する検索コマンド81−1を設定する。情報検索装置1は、直線71−2と閉曲線77との交差位置により検索範囲75−2を算出し、それに対する検索コマンド81−2を設定する。情報検索装置1は、残りの直線に対しても同様に検索範囲を設定して検索コマンドを生成し、ユーザに各検索コマンド81−1、81−2、…のAND演算を取るか、OR演算を取るかを選択させて、最終的な検索コマンドを生成し、データベース5の情報を検索する。
また、閉曲線77を指定するのではなく、それぞれの直線71−1、71−2、…、71−12に対して、検索始点と検索終点を示す閉曲線を指定することにより検索範囲を設定してもよい。例えば、ユーザが、直線71−1に交差するように、検索始点を示す閉曲線73−1と検索終点を示す閉曲線74-1を描画すると、情報検索装置1は直線71−1における検索範囲75−1を決定し、それに対して、検索コマンド81−1を生成する。同様に、ユーザによって、直線71−2に交差するように閉曲線73−2、74−2が、直線71−10に交差するように閉曲線73−10、74−10が指定されると、情報検索装置1は、検索範囲75−2、75−10を算出し、検索コマンド81−2、81−10を生成する。他の直線に対しても同様に検索範囲を算出して検索コマンドを生成し、ユーザに各検索コマンド81−1、81−2、…のAND演算を取るか、OR演算を取るかを選択させて、最終的な検索コマンドを生成し、データベース5の情報を検索する。
なお、ここでは、検索始点あるいは検索終点の指定に、閉曲線を用いたが、他の図形、例えば、線分や矢印など直線71−1、71−2、…、71−12と交差する線図であれば、検索始点或いは検索終点を指定する第2の線図として用いることができる。
以上のように、ある属性のデータを示す直線上に、閉曲線を描画して範囲の指定をすることにより、ユーザにとっては曖昧で直感的な検索範囲の指定が可能となり、情報検索装置1は曖昧な検索範囲の指定から検索範囲を算出し、検索コマンドを生成し、データベース5から検索を行うことができる。
次に、図9〜図11を参照しながら、検索されたデータに関する表示やデータ処理について説明する。
(ステップ404)
情報検索装置1によって検索された情報を病院経営支援の情報として利用することが可能である。即ち、情報検索装置1は、検索された情報に対して所定の情報処理を行い、検索ユーザに提供することが可能である。
(ステップ404)
情報検索装置1によって検索された情報を病院経営支援の情報として利用することが可能である。即ち、情報検索装置1は、検索された情報に対して所定の情報処理を行い、検索ユーザに提供することが可能である。
図9は、検索された情報を病院経営支援に利用する一例を示す図である。図9において、直線111に対して属性「MRI検査骨」の患者数の分布図が付加されて表示されている。ユーザは、マウス等を用いて直線111上に属性「検査日時」を示す閉曲線113を描画する。
情報検索装置1は、その閉曲線113によって指定された期間を算出する。そして、情報検索装置1は、「指定期間内に骨MRI検査を受けた患者のリストを取得する」という処理の設定がなされていれば、その指定期間内で該当する患者の患者リストを電子カルテデータ11から取得して、ユーザに表示する。
図10も、図9と同様に、検索された情報を病院経営支援に利用する一例を示す図である。図10において、直線121に対して属性「MRI検査骨」の患者数の分布図が付加されて表示されている。ユーザは、マウス等を用いて直線121上に属性「検査日時」を示す閉曲線123を描画する。
情報検索装置1は、その閉曲線123によって指定された期間を算出する。ここで、「指定期間内に骨MRI検査で発生した経費リストを取得する」という処理の設定がなされていれば、情報検索装置1は、その指定期間内にある患者の検査情報を電子カルテデータ11から取得し、その検査情報と医療事務データ21とを照らし合わせて、経費リストを作成し、画面に表示する。図11は、作成された経費リストの一例を示す図である。この表示によって、例えば、病院の経営状態の情報を知ることができる等、経営支援が可能となる。
このように、情報検索装置1は、検索した情報に対して所定の情報処理を行い、情報処理の結果を表示する。
なお、ユーザは、情報検索装置1に対して、随時情報処理の設定を行うことができる。
なお、ユーザは、情報検索装置1に対して、随時情報処理の設定を行うことができる。
次に、図12及び図13を参照しながら、検索範囲の他の設定方法について説明する。
図5や図6では、直線に対して閉曲線を描画することで検索範囲が設定されたが、以下に、スライダ等のGUIを利用した検索範囲の設定について述べる。
図5や図6では、直線に対して閉曲線を描画することで検索範囲が設定されたが、以下に、スライダ等のGUIを利用した検索範囲の設定について述べる。
図12及び図13は、それぞれ、スライダを用いた検索範囲の設定を示す図である。
図12において、バー151、153は時系列データである属性「検査日時」を示すものである。バー151上に表示されたスライダ155は、ユーザによるマウス操作により、バー151上を移動する。ユーザは、バー151上で検索始点とする位置にスライダ155を移動させる。同様に、バー153上に表示されたスライダ157は、ユーザによるマウス操作により、バー153上を移動する。ユーザは、バー153上で検索終点とする位置にスライダ157を移動させる。情報検索装置1は、スライダ155とスライダ157の間の期間を検索範囲として認識して算出する。
図12において、バー151、153は時系列データである属性「検査日時」を示すものである。バー151上に表示されたスライダ155は、ユーザによるマウス操作により、バー151上を移動する。ユーザは、バー151上で検索始点とする位置にスライダ155を移動させる。同様に、バー153上に表示されたスライダ157は、ユーザによるマウス操作により、バー153上を移動する。ユーザは、バー153上で検索終点とする位置にスライダ157を移動させる。情報検索装置1は、スライダ155とスライダ157の間の期間を検索範囲として認識して算出する。
図13に示すバー161には、検索始点を決めるスライダ163、検索終点を決めるスライダ165が、バー161上を移動可能に表示される。ユーザは、マウス等の操作により、スライダ163、165を移動させ、検索始点と検索終点を指定する。情報検索装置1は、スライダ163とスライダ165の間の期間を検索範囲として認識して算出する。
このように、本発明の実施の形態に係る情報検索装置によれば、曖昧な検索範囲の設定を容易に行え、複数の検索条件の設定も可能であり、容易にデータベース内の情報を検索し、更に検索された情報に対して所定の処理を行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報検索装置等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………情報検索装置
5………データベース
11………電子カルテ情報データ
21………医療事務データ
31………直線(第1の線図)
33、35………閉曲線(第2の線図)
37………検索コマンド
100………医用情報データベース検索システム
109………ネットワーク
155、157、163、165………スライダ(第3の線図)
201………制御部
311………制御プログラム
312………情報検索プログラム
5………データベース
11………電子カルテ情報データ
21………医療事務データ
31………直線(第1の線図)
33、35………閉曲線(第2の線図)
37………検索コマンド
100………医用情報データベース検索システム
109………ネットワーク
155、157、163、165………スライダ(第3の線図)
201………制御部
311………制御プログラム
312………情報検索プログラム
Claims (7)
- コンピュータを用いてデータベース内の情報を検索する情報検索装置であって、
前記データベースの属性のうち少なくとも1つの属性を示す第1の線図を表示する線図表示手段と、
前記第1の線図と交差部を有する第2の線図を描画する線図描画手段と、
前記線図表示手段により表示された前記第1の線図と前記線図描画手段により描画された前記第2の線図との交差位置に基づいて検索範囲を算出する検索範囲算出手段と、
前記検索範囲算出手段によって算出された検索範囲を基に検索コマンドを生成し、前記データベース内の情報を検索する検索手段と、
を具備することを特徴とする情報検索装置。 - コンピュータを用いてデータベース内の情報を検索する情報検索装置であって、
前記データベースの属性のうち少なくとも1つの属性を示す第1の線図を表示する線図表示手段と、
前記第1の線図に沿って第3の線図を移動させる線図移動手段と、
前記第1の線図に対する前記第3の線図の位置に基づいて検索範囲を算出する検索範囲算出手段と、
前記検索範囲算出手段によって算出された検索範囲を基に検索コマンドを生成し、前記データベース内の情報を検索する検索手段と、
を具備することを特徴とする情報検索装置。 - 前記第1の線図または前記第2の線図または前記第3の線図の少なくともいずれかは、前記データベースの属性ごとに異なる種類の線図が対応付けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報検索装置。
- 前記検索範囲算出手段によって複数の属性に対してそれぞれ検索範囲が算出されると、
前記検索手段は、複数の検索コマンドを生成し、各検索コマンドのAND演算あるいはOR演算を検索条件として検索することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の情報検索装置。 - 前記線図表示手段は、前記第1の線図が示す属性に関するデータ分布を前記第1の線図に対応付けて表示することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の情報検索装置。
- 前記検索手段によって前記データベースから検索された情報に対して経営支援を含む所定の情報処理を行い、当該情報処理の結果を提示する手段を更に具備することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の情報検索装置。
- コンピュータを請求項1から請求項6までのいずれかに記載された情報検索装置として動作させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005213702A JP2007034457A (ja) | 2005-07-25 | 2005-07-25 | 情報検索装置、及び、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005213702A JP2007034457A (ja) | 2005-07-25 | 2005-07-25 | 情報検索装置、及び、プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007034457A true JP2007034457A (ja) | 2007-02-08 |
Family
ID=37793681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005213702A Pending JP2007034457A (ja) | 2005-07-25 | 2005-07-25 | 情報検索装置、及び、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007034457A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012063426A1 (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-18 | 株式会社 東芝 | 医用情報処理装置及び情報検索装置 |
CN102782635B (zh) * | 2010-11-08 | 2016-12-14 | 东芝医疗系统株式会社 | 医用信息处理装置以及信息检索装置 |
-
2005
- 2005-07-25 JP JP2005213702A patent/JP2007034457A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012063426A1 (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-18 | 株式会社 東芝 | 医用情報処理装置及び情報検索装置 |
JP2012118970A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-06-21 | Toshiba Corp | 医用情報処理装置及び情報検索装置 |
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US8941682B2 (en) | 2010-11-08 | 2015-01-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Medical image processing apparatus and information retrieval apparatus |
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