JP2007032962A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 食品を非過熱蒸気で加熱する際に効率よく加熱する。
【解決手段】 蒸気噴射管101に接続されたアウターノズル46Bの吸引口の内面とインナーノズル45Bの吹出口の外面との間隔を、他のアウターノズル46A,46Cの吸引口とインナーノズル45A,45Cの吹出口との間隔よりも大きくする。そして、「蒸し暖めモード」場合に、両側のインナーノズル45A,45Cの吹込口を閉鎖する一方、蒸気噴射管101に連通するインナーノズル45Bの吹込口を開放する。こうして、アウターノズル46A,46Cの内面とインナーノズル45A,45Cの先端との間隔を通ってアウターノズル46A,46Cへ供給される蒸気量を少なくすることにより、アウターノズル46Bの内面とインナーノズル45Bの先端との間隔を通って蒸気噴射管101に供給される非過熱蒸気の量を多くする。こうして、効率よく食品を非過熱蒸気で加熱する。
【選択図】図5

Description

この発明は、蒸気を用いて食品の加熱調理を行う加熱調理器に関する。
従来、蒸気を用いて食品などの被加熱物の加熱調理を行う加熱調理器として、調理ケース内に蒸気を噴射する蒸気調理装置がある(例えば、実用登録第2515033号公報(特許文献1)参照)。この蒸気調理装置は、調理ケースの内部に蒸気噴射ノズル部を有する蒸気供給管を配し、蒸気発生手段からの蒸気を、蒸気供給管を介して、上記蒸気噴射ノズル部から食品トレイ内の食品に向けて噴射するようにしている。
しかしながら、上記従来の蒸気調理装置は、調理ケースの内部に蒸気噴射ノズル部を有する蒸気供給管が露出しているため、特に家庭用の調理器具としては清掃性や使用性が悪いという問題がある。さらに、蒸気は、1本の管の下部に一列に穴を配置した蒸気噴射ノズル部から食品トレイ内に向けて噴き出すだけであるから、例えば茶碗1杯の御飯を温める場合ように少量の食品を加熱する場合には、食品に対して集中して蒸気を噴射できず蒸気温度が低下し、加熱効率が悪いと言う問題がある。
実用登録第2515033号公報
そこで、この発明の課題は、食品を非過熱蒸気で加熱する際に効率よく加熱することができる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
蒸気を発生する蒸気発生装置と、
上記蒸気発生装置からの蒸気を昇温する蒸気昇温装置と、
上記蒸気発生装置あるいは上記蒸気昇温装置から供給される蒸気によって被加熱物を加熱するための加熱室と、
吹出口と吸引口とを有するアウターノズルと、このアウターノズルの吸引口に挿入された吹出口と吹込口とを有するインナーノズルとを含み、上記蒸気発生装置によって発生された蒸気を上記吸引口から吸引すると共に、上記吹込口から吹き込まれる気体によって上記アウターノズルの吹出口から吹き出す複数の蒸気吸引エジェクタと、
上記複数の蒸気吸引エジェクタのうちの何れか一つに接続されると共に、上記アウターノズルの吹出口からの蒸気を上記加熱室に導いて上記加熱室内に噴射する蒸気噴射管と、
上記蒸気噴射管に接続されていない上記蒸気吸引エジェクタに接続されると共に、上記アウターノズルの吹出口からの蒸気を上記蒸気昇温装置に供給するための蒸気供給管と
を備え、
上記蒸気噴射管に接続された蒸気吸引エジェクタにおける上記アウターノズルの吸引口の内面と上記インナーノズルの吹出口の外面との間隔を、上記蒸気供給管に接続された蒸気吸引エジェクタにおける上記アウターノズルの吸引口の内面と上記インナーノズルの吹出口の外面との間隔よりも大きくしたことを特徴としている。
上記構成によれば、上記蒸気噴射管から噴射される非過熱蒸気によって、上記加熱室内の被加熱物を加熱する際に、上記蒸気噴射管に接続されている蒸気吸引エジェクタの上記吸引口から吸引される上記蒸気発生装置からの蒸気の量を、その他の蒸気吸引エジェクタの吸引口から吸引される上記蒸気発生装置からの蒸気の量よりも多くすることができる。したがって、加熱に必要な非過熱蒸気の量を多くして、被加熱物を効率よく非過熱蒸気で加熱することができる。
また、1実施の形態の加熱調理器では、
上記蒸気噴射管に接続された上記蒸気吸引エジェクタは、上記複数の蒸気吸引エジェクタのうち中央部に配置された蒸気吸引エジェクタである。
上記加熱室内に蒸気を噴射する蒸気噴射管の噴射口は、上記加熱室における中央部に位置している。この実施の形態によれば、上記複数の蒸気吸引エジェクタのうち中央部に配置された蒸気吸引エジェクタに上記蒸気噴射管が接続されている。したがって、上記蒸気噴射管をその他の蒸気吸引エジェクタに接続する場合よりも、上記蒸気噴射管の長さを短くして、簡素な構成で効率よく蒸気を上記加熱室に供給することができる。
また、1実施の形態の加熱調理器では、
上記加熱室に設けられた開口と、
循環ファンが介設されると共に、上記各蒸気吸引エジェクタにおける上記インナーノズルの吹込口と上記加熱室の開口とに接続された循環経路と
を備え、
上記蒸気供給管に接続された蒸気吸引エジェクタにおける上記インナーノズルの吹出口の面積を、上記蒸気噴射管に接続された蒸気吸引エジェクタにおける上記インナーノズルの吹出口の面積よりも大きくしている。
この実施の形態によれば、上記蒸気供給管に接続された蒸気吸引エジェクタにおける上記インナーノズルから吹き出される気体の絶対吹出量を、その他の蒸気吸引エジェクタにおける上記インナーノズルから吹き出される気体の絶対吹出量よりも大きくすることができる。したがって、上記蒸気供給管に連通したインナーノズル→上記蒸気供給管→上記蒸気昇温装置→上記加熱室→上記加熱室の開口→上記循環経路→上記蒸気供給管に連通したインナーノズルを介した気体の循環の循環効率を上げることができる。その結果、上記加熱室の昇温速度を速めて上記加熱室の予熱を短時間に行うことが可能になる。
また、1実施の形態の加熱調理器では、
上記蒸気昇温装置は蒸気加熱ヒータを有しており、
上記蒸気加熱ヒータの少なくとも一部は、上記蒸気供給管の供給口の近傍に上記供給口に対向して配置されている。
この実施の形態によれば、上記蒸気供給管から上記蒸気昇温装置に供給された気体は、温度が低下する前に、上記蒸気供給管の供給口に対向している上記蒸気加熱ヒータによって昇温される。したがって、上記気体を効率よく昇温することができ、上記加熱室の昇温速度をさらに速めることができる。
以上より明らかなように、この発明の加熱調理器は、蒸気噴射管に接続された蒸気吸引エジェクタにおけるアウターノズルの吸引口の内面とインナーノズルの吹出口の外面との間隔を、その他の蒸気吸引エジェクタにおけるアウターノズルの吸引口の内面とインナーノズルの吹出口の外面との間隔よりも大きくしたので、上記蒸気噴射管から噴射される非過熱蒸気によって加熱室内の被加熱物を加熱する際に、上記蒸気噴射管に接続されている蒸気吸引エジェクタの吸引口から吸引される蒸気発生装置からの蒸気の量を、その他の蒸気吸引エジェクタの吸引口から吸引される上記蒸気発生装置からの蒸気の量よりも多くすることができる。したがって、加熱に必要な非過熱蒸気の量を多くして、被加熱物を効率よく非過熱蒸気で加熱することができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本実施の形態の加熱調理器における外観斜視図である。本加熱調理器1は、直方体形状のキャビネット10の正面の上部に操作パネル11を設け、キャビネット10の正面における操作パネル11の下側には、下端側の辺を中心に回動する扉12を設けて概略構成されている。そして、扉12の上部にはハンドル13が設けられ、扉12には耐熱ガラス製の窓14が嵌め込まれている。
図2は、上記加熱調理器1の扉12を開いた状態の外観斜視図である。キャビネット10内に、直方体形状の加熱室20が設けられている。加熱室20は、扉12に面する正面側に開口部20aを有し、加熱室20の側面,底面および天面がステンレス鋼板で形成されている。また、扉12は、加熱室20に面する側がステンレス鋼板で形成されている。加熱室20の周囲および扉12の内側に断熱材(図示せず)が載置されており、加熱室20内と外部とが断熱されている。
また、上記加熱室20の底面には、ステンレス製の受皿21が設置され、受皿21上には、被加熱物を載置するためのステンレス鋼線製のラック24(図3参照)が設置される。さらに、加熱室20の両側面下部には、略水平に延在する略長方形の側面蒸気吹出口22(図2では一方のみが見えている)が設けられている。
図3は、上記加熱調理器1の基本構成を示す概略構成図である。図3に示すように、本加熱調理器1は、加熱室20と、蒸気用の水を貯める水タンク30と、水タンク30から供給された水を蒸発させて蒸気を発生させる蒸気発生装置40と、蒸気発生装置40からの蒸気を加熱する蒸気昇温装置50と、蒸気発生装置40や蒸気昇温装置50等の動作を制御する制御装置80とを備えている。
上記加熱室20内に設置された受皿21上には格子状のラック24が載置され、そのラック24の略中央に被加熱物90が置かれる。
また、上記水タンク30の下側に設けられた接続部30aは、第1給水パイプ31の一端に設けられた漏斗形状の受入口31aに接続可能になっている。そして、第1給水パイプ31から分岐して上方に延びる第2給水パイプ32の端部にはポンプ35の吸込側が接続され、そのポンプ35の吐出側には第3給水パイプ33の一端が接続されている。さらに、第1給水パイプ31から分岐して上方に延びる水位センサ用パイプ38の上端には、水タンク用水位センサ36が配設されている。さらに、第1給水パイプ31から分岐して上方に延びる大気開放用パイプ37の上端には、後述する排気ダクト65に接続されている。
そして、上記第3給水パイプ33は、垂直に配置された部分から略水平に屈曲するL字形状をしており、第3給水パイプ33の他端には補助タンク39が接続されている。さらに、補助タンク39の下端には第4給水パイプ34の一端が接続され、その第4給水パイプ34の他端には蒸気発生装置40の下端が接続されている。また、蒸気発生装置40における第4給水パイプ34の接続点よりも下側には、排水バルブ70の一端が接続されている。そして、排水バルブ70の他端には排水パイプ71の一端が接続され、排水パイプ71の他端には排水タンク72が接続されている。尚、補助タンク39の上部は、大気開放用パイプ37と排気ダクト65を介して大気に連通されている。
上記水タンク30が第1給水パイプ31の受入口31aに接続されると、水タンク30内の水は、水タンク30と同水位になるまで大気開放用パイプ37内に上昇する。その際に、水タンク用水位センサ36につながる水位センサ用パイプ38は先端が密閉されているため水位は上がらないが、水タンク30の水位に応じて水位センサ用パイプ38の密閉された空間の圧力は大気圧から上昇する。この圧力変化を、水タンク用水位センサ36内の圧力検出素子(図示せず)で検出することによって、水タンク30内の水位が検出されるようになっている。ポンプ35が静止中である際の水位測定では、大気開放用パイプ37は不要であるが、ポンプ35の吸引圧力が直接上記圧力検出素子に働いて水タンク30の水位検出の精度が低下するのを防止するために、開放端を有する大気開放用パイプ37を設けている。
また、上記蒸気発生装置40は、下側に第4給水パイプ34の他端が接続されたポット41と、ポット41内の底面近傍に配置された蒸気発生ヒータ42と、ポット41内の蒸気発生ヒータ42の上側近傍に配置された水位センサ43と、ポット41の上側に取り付けられた蒸気吸引エジェクタ44とを有している。また、加熱室20の側面上部に設けられた吸込口25の外側には、ファンケーシング26を配置している。そして、ファンケーシング26に設置された送風ファン28によって、加熱室20内の蒸気は、吸込口25から吸い込まれて、第1パイプ61および第2パイプ62を介して蒸気発生装置40の蒸気吸引エジェクタ44の入口側に送り込まれる。第1パイプ61は、略水平に配置されており、一端がファンケーシング26に接続されている。また、第2パイプ62は、略垂直に配置されており、一端が第1パイプ61の他端に接続される一方、他端が蒸気吸引エジェクタ44のインナーノズル45の入口側に接続されている。
上記蒸気吸引エジェクタ44は、インナーノズル45の外側を包み込むアウターノズル46を備えており、インナーノズル45の吐出側がポット41の内部空間と連通するようになっている。そして、蒸気吸引エジェクタ44のアウターノズル46の吐出側には第3パイプ63の一端が接続され、その第3パイプ63の他端には蒸気昇温装置50が接続されている。
上記ファンケーシング26,第1パイプ61,第2パイプ62,蒸気吸引エジェクタ44,第3パイプ63および蒸気昇温装置50で外部循環路60を形成している。また、加熱室20の側面の下側に設けられた放出口27には放出通路64の一端が接続され、放出通路64の他端には排気ダクト65の一端が接続されている。さらに、排気ダクト65の他端には排気口66が設けられている。蒸気放出通路64の排気ダクト65側には、ラジエータ69が外嵌して取り付けられている。そして、外部循環路60を形成する第1パイプ61,第2パイプ62との接続部には、排気通路67を介して排気ダクト65が接続されている。さらに、排気通路67における第1,第2パイプ61,62の接続側には、排気通路67を開閉するダンパ68が配置されている。
また、上記蒸気昇温装置50は、加熱室20の天井側であって且つ略中央に、開口を下側にして配置された皿型ケース51と、この皿型ケース51内に配置された蒸気加熱ヒータ52を有している。皿型ケース51の底面は、加熱室20の天井面に設けられた金属製の天井パネル54で形成されている。天井パネル54には、複数の天井蒸気吹出口55が形成されている。ここで、天井パネル54は、上下両面が塗装等によって暗色に仕上げられている。尚、使用を重ねることにより暗色に変色する金属素材や暗色のセラミック成型品によって、天井パネル54を形成してもよい。
さらに、上記蒸気昇温装置50は、加熱室20の上部に、左右両側に向かって延在する上記過熱蒸気供給路としての蒸気供給通路23(図3においては一方のみが見えている)の一端が夫々接続されている。そして、蒸気供給通路23は加熱室20の両側面に沿って下方向かって延在しており、その他端には、上記加熱室20の両側面下側に設けられた側面蒸気吹出口22に接続されている。
次に、本加熱調理器1の制御系について説明する。
制御装置80は、マイクロコンピュータおよび入出力回路等から構成され、図4に示すように、送風ファン28と、蒸気加熱ヒータ52と、ダンパ68と、排水バルブ70と、蒸気発生ヒータ42と、操作パネル11と、水タンク用水位センサ36と、水位センサ43と、加熱室20(図3に示す)内の温度を検出する温度センサ81と、加熱室20内の湿度を検出する湿度センサ82と、ポンプ35とが、接続されている。そして、水タンク用水位センサ36,水位センサ43,温度センサ81および湿度センサ82からの検出信号に基づいて、送風ファン28,蒸気加熱ヒータ52,ダンパ68,排水バルブ70,蒸気発生ヒータ42,操作パネル11およびポンプ35を所定のプログラムに従って制御する。
以下、上記構成を有する加熱調理器1の基本動作について、図3および図4に従って説明する。操作パネル11の電源スイッチ(図示せず)が押圧されると電源がオンし、操作パネル11の操作によって加熱調理の運転が開始される。そうすると、先ず、制御装置80は、排水バルブ70を閉鎖し、ダンパ68によって排気通路67を閉じた状態でポンプ35の運転を開始する。そして、ポンプ35によって、水タンク30から蒸気発生装置40のポット41内に第1〜第4給水パイプ31〜34を介して給水される。その後、ポット41内の水位が所定水位に達したことを水位センサ43が検出すると、ポンプ35を停止して給水を止める。
次に、上記蒸気発生ヒータ42に通電し、ポット41内に溜まった所定量の水を蒸気発生ヒータ42によって加熱する。
そして、上記蒸気発生ヒータ42の通電と同時に、または、ポット41内の水の温度が所定温度に達すると、送風ファン28をオンすると共に、蒸気昇温装置50の蒸気加熱ヒータ52に通電する。そうすると、送風ファン28は、加熱室20内の気体(蒸気を含む)を吸込口25から吸い込み、外部循環路60に気体(蒸気を含む)を送り出す。その際に、送風ファン28に遠心ファンを用いているので、プロペラファンを用いる場合に比べて高圧を発生させることができる。さらに、送風ファン28に用いる遠心ファンを直流モータで高速回転させることによって、循環気流の流速を極めて速くすることができる。
次に、上記蒸気発生装置40のポット41内の水が沸騰すると飽和蒸気が発生し、発生した飽和蒸気は、蒸気吸引エジェクタ44の箇所で外部循環路60を通る循環気流に合流する。そして、蒸気吸引エジェクタ44から出た蒸気は、第3パイプ63を介して高速で蒸気昇温装置50に流入する。
そして、上記蒸気昇温装置50に流入した蒸気は、蒸気加熱ヒータ52によって加熱されて、略300℃(調理内容により異なる)の過熱蒸気となる。この過熱蒸気の一部は、下側の天井パネル54に設けられた複数の天井蒸気吹出口55から加熱室20内の下方に向かって噴出される。また、過熱蒸気の他の一部は、蒸気昇温装置50の左右両側に設けられた蒸気供給通路23を介して、加熱室20の両側面の側面蒸気吹出口22から噴出される。
こうして、上記加熱室20の天井側から噴出した過熱蒸気が中央の被加熱物90側に向かって勢いよく供給されると共に、加熱室20の左右の側面側から噴出した過熱蒸気は、受皿21に衝突した後、被加熱物90の下方から被加熱物90を包むように上昇しながら供給される。その結果、加熱室20内において、中央部では吹き下ろし、その外側では上昇するという形の対流が生じる。そして、対流する蒸気は、順次吸込口25に吸い込まれて、外部循環路60を通って再び加熱室20内に戻るという循環を繰り返す。
このようにして、上記加熱室20内で過熱蒸気の対流を形成することにより、加熱室20内の温度・湿度分布を均一に維持しつつ、蒸気昇温装置50からの過熱蒸気を天井蒸気吹出口55と側面吹出口22とから噴出して、ラック24上に載置された被加熱物90に効率よく衝突させることが可能になり、過熱蒸気の衝突によって被加熱物90が加熱される。その場合、被加熱物90の表面に接触した過熱蒸気は、被加熱物90の表面で結露する際に潜熱を放出することによっても被加熱物90を加熱する。これにより、過熱蒸気の大量の熱を確実に且つ速やかに被加熱物90全面に均等に与えることができる。したがって、斑がなくて仕上がりのよい加熱調理を実現することができるのである。
また、上記加熱調理運転時において、時間が経過すると、加熱室20内の蒸気量が増加し、量的に余剰となった分の蒸気は、放出口27から放出通路64および排気ダクト65を介して排気口66から外部に放出される。その際に、放出通路64に設けたラジエータ69によって放出通路64を通過する蒸気を冷却して結露させることにより、外部に蒸気がそのまま放出されるのを防止している。尚、ラジエータ69によって放出通路64内で結露した水は、放出通路64内を流れ落ちて受皿21に導かれ、調理によって発生した水と共に調理終了後に処理される。
調理終了後、上記制御装置80によって操作パネル11に調理終了のメッセージが表示され、さらに操作パネル11に設けられたブザー(図示せず)によって合図の音を鳴らす。これらのメッセージやブザーによって調理終了を知った使用者が扉12を開けると、制御装置80は、センサ(図示せず)によって扉12が開いたことを検知して、排気通路67のダンパ68を瞬時に開く。そうすると、外部循環路60の第1パイプ61が排気通路67を介して排気ダクト65に連通し、加熱室20内の蒸気は、送風ファン28によって、吸込口25,第1パイプ61,排気通路67および排気ダクト65を介して排気口66から排出される。このダンパ動作は、調理中に使用者が扉12を開いても同様に機能する。したがって、使用者は、蒸気にさらされることなく、安全に被加熱物90を加熱室20内から取り出すことができるのである。
ところで、上述したように、本加熱調理器1の加熱原理は、100℃以上の過熱蒸気を被加熱物90の表面に供給し、過熱蒸気の凝縮潜熱によって被加熱物90に大量の熱エネルギーを供給することである。つまり、被加熱物90の表面温度が100℃以下であり、噴き付ける蒸気が100℃以上の過熱蒸気である場合に、被加熱物90の表面に付着した過熱蒸気が凝縮して凝縮潜熱を被加熱物90に与えると共に、凝縮で発生した100℃の水(湯)が被加熱物90の中に浸透して内部温度を上昇させるのである。
しかしながら、茶碗1杯の御飯を暖める場合には、上述した本加熱調理器1の加熱原理をそのまま適用することができないのである。すなわち、御飯1粒1粒は小さい形をしている。したがって、御飯に過熱蒸気を与えてやると、結果として1粒1粒に大量の熱を与えることになり、御飯粒の表面が直に100℃を超えてしまうことになる。ところが、御飯粒の表面が100℃を超えてしまうと、過熱蒸気が御飯粒の表面で凝縮・蒸発を繰り返すことになり、結果として凝縮することができなくなる。したがって、御飯粒の表面は100℃を超えるため乾燥して堅くなってしまうのに対して、御飯粒内に100℃の凝縮水(湯)を浸透させることができず(つまり、中まで熱が伝わり難く)、適性温度と言われる60℃〜70℃になるまで7分位掛ることになる。
以上のことから、御飯を温める場合には、蒸気を加熱せずに、温度が80℃〜90℃の蒸気を噴き出した方が暖め時間が早くなるのである。そこで、本実施の形態においては、蒸気昇温装置50および蒸気吸引エジェクタ44に以下のような工夫を凝らして、御飯を温める場合のような少量の食品であっても塊状の表面積が大きい食品であっても効率よく加熱することができるようにしている。
以下、この実施の形態の特徴である上記蒸気昇温装置50および蒸気吸引エジェクタ44について、図5および図6に従って、さらに詳細に説明する。図5は蒸気昇温装置50と蒸気吸引エジェクタ44との接続関係を示す平面図である。蒸気昇温装置50は、平面形状が略四角形の凹部51aを有する皿形ケース51内に、大電力(1000W)の大管径のシーズヒータである蒸気加熱ヒータ52を配置している。また、皿形ケース51の凹部51aの開口は、加熱室20の天井面に設けられた金属製の天井パネル54の一部を構成する皿形ケース51の蓋部材54aで覆われている。尚、図5において、蒸気加熱ヒータ52は簡略化して表現している。
上記皿形ケース51の側壁91には、蒸気供給管94A,94B,94Cが接続されている。尚、この蒸気供給管94A,94B,94Cが接続された側壁91側が本加熱調理器1の背面側であり、後に詳述するように、蒸気供給管94A,94B,94Cは、本加熱調理器1における加熱室20の背面側に設けられた蒸気吸引エジェクタ44に、3本の第3パイプ63を介して接続されている。皿形ケース51の側壁91に隣接すると共に、互いに対向する側壁92,93には、蒸気供給通路23A1,23A2,23A3および蒸気供給通路23B1,23B2,23B3が接続されている。
また、上記皿形ケース51の凹部51a内において、中央に位置する蒸気供給管94Bには、皿形ケース51の中心線に沿って水平に配置された蒸気噴射管101の一端が接続されている。そして、蒸気噴射管101の他端は、凹部51aの略中央部で加熱室20側に向かって屈曲されて、蓋部材54aにおける内面の極近傍に位置している。また、蓋部材54aには、蒸気噴射管101の他端の開口101aを取り囲むように穴102が設けられている。
上記蒸気供給管94A,94B,94Cの外端には、蒸気吸引エジェクタ44を構成するアウターノズル46A,46B,46Cが接続されている。また、アウターノズル46A,46B,46Cにおける円錐形を成す吸引口にはインナーノズル45A,45B,45Cの吹出口が挿入されている。そして、インナーノズル45A,45B,45Cの吹込口は、ダンパモータ103によって開閉駆動されるダンパ104A,104B,104Cで開閉されることによって、第1パイプ61および第2パイプ62として機能する上記循環経路としての循環ダクト105に連通可能になっている。さらに、循環ダクト105に連通するファンケーシング26には送風モータ106によって回転駆動される上記循環ファンとしての送風ファン28が収納されている。尚、このファンケーシング26は、図3に示すように、吸込口25を介して加熱室20に連通している。
また、本実施の形態においては、上記排気通路67を開閉するダンパ68も、ダンパモータ103によって開閉駆動されるようになっており、循環ダクト105内の蒸気を排気通路67を介して排気ダクト65から外部に放出可能になっている。
尚、上記説明では特に言及していないが、図5は、内部が見えるように、蒸気供給通路23,蒸気噴射管101,アウターノズル46およびインナーノズル45の各中心軸を通る面で切断した状態を示している。
図6は、図5における上記蒸気吸引エジェクタ44および循環ダクト105の縦断面図である。図6(a)は、図5におけるアウターノズル46Cおよびインナーノズル45Cの中心軸を含む縦断面図である。また、図6(b)は、図5におけるアウターノズル46Bおよびインナーノズル45Bの中心軸を含む縦断面図である。また、図6(c)は、図5におけるアウターノズル46Aおよびインナーノズル45Aの中心軸を含む縦断面図である。また、図6(d)は、図5におけるダンパ68の中心軸を含む縦断面図である。図6(a)〜図6(c)から分かるように、アウターノズル46A,46B,46Cは、蒸気発生装置40のポット41に連通しており、ポット41で発生した蒸気が供給されるようになっている。
上記構成において、上記蒸気吸引エジェクタ44を構成するアウターノズル46A,46B,46Cおよびインナーノズル45A,45B,45Cに関して、蒸気噴射管101に接続されている中央のアウターノズル46Bにおける円錐形を成す吸引口の内面とインナーノズル45Bにおける吹出口の外面との間隔107Bを、蒸気噴射管101に接続されていない他のアウターノズル46A,46Cにおける円錐形を成す吸引口の内面とインナーノズル45A,45Cにおける吹出口の外面との間隔107A,107Cよりも大きくしている。さらに、蒸気噴射管101に接続されてはいない両側のインナーノズル45A,45Cにおける吹出口の面積を、中央のインナーノズル45Bにおける吹出口の面積よりも大きくしている。
また、上記蒸気噴射管101は、皿形ケース51の中心線に沿って配置されてアウターノズル46Bに接続されている。したがって、両側のアウターノズル46A,46Cに接続する場合よりも蒸気噴射管101の長さを短くし、蒸気加熱ヒータ52を皿形ケース51の中心線に対して対象に配置することができる。その際に、図5に示すように、蒸気加熱ヒータ52の両端部を上記中心線に対して垂直方向に屈曲させて、両側の蒸気供給管94A,94Cの供給口の近傍にこの供給口に対向して位置するようにしている。
以下、上記蒸気噴射管101からの非過熱蒸気を用いて、少量の食品を蒸す,茹でる,暖める「蒸し暖めモード」において、上記構成の蒸気昇温装置50および蒸気吸引エジェクタ44の動作について説明する。上述した茶碗1杯の御飯を暖める場合は、この「蒸し暖めモード」によって行われる。尚、以下に述べる蒸気昇温装置50および蒸気吸引エジェクタ44の動作は、例えば、利用者が「蒸し暖めモード」を選択することによって、制御装置80の制御の下に実行される。
この「蒸し暖めモード」場合には、上記蒸気加熱ヒータ52への通電はオフされ、送風ファン28は駆動され、図5および図6に示すように、両側の蒸気供給管94A,94Cに連通するインナーノズル45A,45Cの吹込口はダンパ104A,104Cによって閉鎖され、蒸気噴射管101に連通するインナーノズル45Bの吹込口はダンパ104Bによって開放される。そうした後、利用者によって、例えば、御飯が盛られた茶碗が、ラック24上における蒸気噴射管101の開口101aの直下に載置される。そして、上述したような手順によって、加熱調理が行われるのである。その場合は、蒸気加熱ヒータ52には通電されないため、蒸気噴射管101に供給される気体は加熱されることがない。
そうすると、図6(b)において、上記蒸気発生装置40のポット41内に発生した蒸気は、蒸気吸引エジェクタ44におけるインナーノズル45Bおよびアウターノズル46Bの機能によって、蒸気供給管94Bを介して高速に蒸気噴射管101に供給される。こうして、蒸気噴射管101に供給された80℃〜90℃の蒸気(非過熱蒸気)が開口101aから直下に向かって勢いよく噴き出され、被加熱物90である1杯の御飯に噴き付けられるのである。
その場合、上述したように、上記蒸気噴射管101に接続されている中央のアウターノズル46Bの吸引口の内面とインナーノズル45Bの吹出口の外面との間隔107Bが、蒸気噴射管101に接続されてはいない他のアウターノズル46A,46Cの吸引口の内面とインナーノズル45A,45Cの吹出口の外面との間隔107A,107Cよりも大きくなっている。したがって、蒸気発生装置40のポット41から間隔107Bを通ってアウターノズル46Bに供給される蒸気の量を、間隔107A,107Cを通ってアウターノズル46A,46Cに供給される蒸気の量よりも多くすることができる。
加えて、上記両側の蒸気供給管94A,94Cに連通するインナーノズル45A,45Cの吹込口は、ダンパ104A,104Cによって閉鎖されている。そのために、アウターノズル46A,46Cへの実際の吸引口である間隔107A,107Cからの吸引力が低下し、間隔107A,107Cを通ってアウターノズル46A,46Cへ供給される蒸気量をさらに少なくすることができ、相対的に間隔107Bを通って蒸気噴射管101に供給される非過熱蒸気の量を多くすることができるのである。
以上のごとく、本実施の形態においては、上記蒸気噴射管101に接続されている中央のアウターノズル46Bの吸引口の内面とインナーノズル45Bの吹出口の外面との間隔107Bを、他のアウターノズル46A,46Cの吸引口の内面とインナーノズル45A,45Cの吹出口の外面との間隔107A,107Cよりも大きくしている。そして、「蒸し暖めモード」場合に、両側の蒸気供給管94A,94Cに連通するインナーノズル45A,45Cの吹込口をダンパ104A,104Cで閉鎖する一方、蒸気噴射管101に連通するインナーノズル45Bの吹込口を開放するようにしている。
したがって、上記間隔107A,107Cを通ってアウターノズル46A,46Cへ供給される蒸気量を少なくして、間隔107Bを通って蒸気噴射管101に供給される非過熱蒸気の量を多くすることができる。すなわち、本実施の形態によれば、効率よく茶碗1杯の御飯を暖めることができ、3分位で、茶碗1杯の御飯を適性温度と言われる60℃〜70℃に暖めることができるのである。
尚、上記説明は、茶碗1杯の御飯の暖める場合を例に説明したが、「1杯」に限定されるものではないことは言うまでもない。また、「茹で」や「蒸す」等の調理も行えることは上述した通りである。
ところで、図5および図6に示す構成では、上記各アウターノズル46A,46B,46Cにおける円錐形を成す吹込口の内径を同じにして、インナーノズル45A,45B,45Cにおける吹出口の外径を変えることによって、間隔107Bを間隔107A,107Cよりも大きくしている。しかしながら、上記間隔107A,107B,107Cの設定は、インナーノズル45A,45B,45Cにおける吹出口の外径を同じにして、アウターノズル46A,46B,46Cにおける吹込口の内径を変えることによって行うこともできる。
但し、本実施の形態においては、上記インナーノズル45A,45B,45Cの吹出口の外径を変えている。その理由は、以下の通りである。
上記蒸気昇温装置50からの過熱蒸気を用いて食品を加熱する「ウオーターオーブンモード」時には、上記「蒸し暖めモード」場合とは逆に、両側の蒸気供給管94A,94Cに連通するインナーノズル45A,45Cの吹込口はダンパ104A,104Cによって開放され、蒸気噴射管101に連通するインナーノズル45Bの吹込口はダンパ104Bによって閉鎖される。そして、調理に先立って、加熱室20内に過熱蒸気を供給して加熱室20内を所定温度まで高める予熱を行う。その場合、蒸気噴射管101に接続されてはいない両側のインナーノズル45A,45Cにおける吹出口の面積が、中央のインナーノズル45Bにおける吹出口の面積よりも大きくなっているため、蒸気供給管94A,94Cを介して蒸気昇温装置50の皿形ケース51に連通しているインナーノズル45A,45Cからの気体の吹出量の絶対量を大きくすることができる。したがって、インナーノズル45A,45C→皿形ケース51→加熱室20→ファンケーシング26→循環ダクト105→インナーノズル45A,45Cの循環経路における気体の循環効率を上げることができる。さらに、蒸気加熱ヒータ52の両端部を、両側の蒸気供給管94A,94Cの供給口の近傍に上記供給口に対向して位置させている。その結果、蒸気供給管94A,94Cから供給された気体を温度が低下しないうちに加熱することができ、加熱室20の昇温速度を速めて予熱を短時間に行うことができるのである。
尚、本実施の形態においては、上記蒸気噴射管101を中央に位置するアウターノズル46Bに接続しているが、両端に位置するアウターノズル46A,46Cに接続しても差し支えない。但し、その場合には、蒸気噴射管101の開口101aは加熱室20の略中央に位置することが望ましいため、蒸気噴射管101の長さが長くなってしまう。そのために、蒸気加熱ヒータ52を皿形ケース51の中心線に対して対象に配置することが難しく、皿形ケース51内の過熱蒸気に温度斑が生ずる可能性がある。
また、本実施の形態においては、上記インナーノズル45およびアウターノズル46を3本ずつ設けているが、この「3本」に限定されないことは言うまでもない。
この発明の加熱調理器における外観斜視図である。 図1に示す加熱調理器の扉を開いた状態の外観斜視図である。 図1に示す加熱調理器の概略構成図である。 図1に示す加熱調理器の制御ブロック図である。 図4における蒸気昇温装置と蒸気吸引エジェクタとの接続関係を示す平面図である。 図5における蒸気吸引エジェクタおよび循環ダクトの断面図である。
符号の説明
1…加熱調理器、
20…加熱室、
23…蒸気供給通路、
26…ファンケーシング、
28…送風ファン、
40…蒸気発生装置、
44…蒸気吸引エジェクタ、
45A,45B,45C…インナーノズル、
46A,46B,46C…アウターノズル、
50…蒸気昇温装置、
51…皿形ケース、
51a…凹部、
52…蒸気加熱ヒータ、
60…外部循環路、
65…排気ダクト、
68,104A,104B,104C…ダンパ、
80…制御装置、
94A,94B,94C…蒸気供給管、
101…蒸気噴射管、
105…循環ダクト、
107…アウターノズルの吸引口の内面とインナーノズルの吹出口の外面との間隔。

Claims (4)

  1. 蒸気を発生する蒸気発生装置と、
    上記蒸気発生装置からの蒸気を昇温する蒸気昇温装置と、
    上記蒸気発生装置あるいは上記蒸気昇温装置から供給される蒸気によって被加熱物を加熱するための加熱室と、
    吹出口と吸引口とを有するアウターノズルと、このアウターノズルの吸引口に挿入された吹出口と吹込口とを有するインナーノズルとを含み、上記蒸気発生装置によって発生された蒸気を上記吸引口から吸引すると共に、上記吹込口から吹き込まれる気体によって上記アウターノズルの吹出口から吹き出す複数の蒸気吸引エジェクタと、
    上記複数の蒸気吸引エジェクタのうちの何れか一つに接続されると共に、上記アウターノズルの吹出口からの蒸気を上記加熱室に導いて上記加熱室内に噴射する蒸気噴射管と、
    上記蒸気噴射管に接続されていない上記蒸気吸引エジェクタに接続されると共に、上記アウターノズルの吹出口からの蒸気を上記蒸気昇温装置に供給するための蒸気供給管と
    を備え、
    上記蒸気噴射管に接続された蒸気吸引エジェクタにおける上記アウターノズルの吸引口の内面と上記インナーノズルの吹出口の外面との間隔を、上記蒸気供給管に接続された蒸気吸引エジェクタにおける上記アウターノズルの吸引口の内面と上記インナーノズルの吹出口の外面との間隔よりも大きくしたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記蒸気噴射管に接続された上記蒸気吸引エジェクタは、上記複数の蒸気吸引エジェクタのうち中央部に配置された蒸気吸引エジェクタであることを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記加熱室に設けられた開口と、
    循環ファンが介設されると共に、上記各蒸気吸引エジェクタにおける上記インナーノズルの吹込口と上記加熱室の開口とに接続された循環経路と
    を備え、
    上記蒸気供給管に接続された蒸気吸引エジェクタにおける上記インナーノズルの吹出口の面積を、上記蒸気噴射管に接続された蒸気吸引エジェクタにおける上記インナーノズルの吹出口の面積よりも大きくしたことを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項3に記載の加熱調理器において、
    上記蒸気昇温装置は蒸気加熱ヒータを有しており、
    上記蒸気加熱ヒータの少なくとも一部は、上記蒸気供給管の供給口の近傍に上記供給口に対向して配置されていることを特徴とする加熱調理器。
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