JP2007032285A - バルブ - Google Patents
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Abstract
【課題】 ネジ締結を行なうことなく、安価でありながら十分な強度をもつ高温環境下で使用されるバルブを提供する。
【解決手段】 シャフト11の外周面にバルブ片13、14を取り付けるためのバルブ取付面15、16を形成する。薄板状のSUS材からなるバルブ片13、14の略中央に凹部を形成しシャフト取付部13A、14Aとする。凹部の底面にバルブ取付面15、16と当接する当接面13B、14Bを設ける。シャフト11を間に挟んでバルブ片13、14をスポット溶接により張り合わせ、1枚のバルブ本体12を形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 シャフト11の外周面にバルブ片13、14を取り付けるためのバルブ取付面15、16を形成する。薄板状のSUS材からなるバルブ片13、14の略中央に凹部を形成しシャフト取付部13A、14Aとする。凹部の底面にバルブ取付面15、16と当接する当接面13B、14Bを設ける。シャフト11を間に挟んでバルブ片13、14をスポット溶接により張り合わせ、1枚のバルブ本体12を形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、防錆を必要とする高温環境下で使用されるバルブの取り付け構造に関する。
例えばエンジンのマフラに装着される排気管バルブは、走行中、800℃〜900℃の高温の排気ガスに晒される。このような高温環境下で使用されるバルブには、防錆のため高価なSUS材が使用される(引用文献1)。またバルブは、一般にシャフトにネジを用いて締結されるが、高温の排ガスに晒されるネジはその緊度が低下しやすいため、通常更にネジをシャフトあるいはバルブに溶接している。
特開2003−254095号公報
上記バルブの締結方法では、ネジ締めと溶接を行なう必要があるため、加工および組み立て工程が煩雑となる。また、バルブ強度を維持するためにはSUS厚板材を用いる必要があり、製造コストが増大する。
本願発明は、ネジ締結を行なうことなく、安価でありながら十分な強度をもつ高温環境下で使用されるバルブを提供することを目的としている。
本発明に係るバルブは、第1および第2の板部材と、第1および第2の板部材を取り付けるシャフトとを備え、シャフトを第1および第2の板部材で挟み、第1および第2の板部材同士を密着させて固定することにより1枚の弁体を構成したことを特徴としている。
第1および第2の板部材は、例えばSUS材から構成される。第1および第2の板部材同士の固定は抵抗溶接により行われることが好ましい。また、例えば第1の板部材にボスが設けられるとともに、第2の板部材にボスと嵌合する穴が設けられ、ボスと穴が嵌合した状態で抵抗溶接が行なわれる。弁体のシャフトへの固定は、シャフトを挟む第1の板部材および第2の板部材の把持力によって行われる。
バルブは、第1および第2板部材とシャフトとの間の相対的な回転を規制する回転規制手段を備える。回転規制手段は、例えばシャフトに設けられた面と第1または第2の板部材に設けられた面との当接により回転を規制する。また例えば、シャフトに孔が設けられるとともに、第1または第2の板部材に孔に嵌合するボスが設けられ、孔とボスとの嵌合により回転が規制される。
以上のように、本発明によれば、ネジ締結を行なうことなく、安価でありながら十分な強度をもつ高温環境下で使用されるバルブを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態である排気管バルブの断面図であり、図2は、図1の排気管バルブに用いられるシャフトの斜視図である。また、図3は、排気管バルブの平面図である。
図1は、本発明の第1実施形態である排気管バルブの断面図であり、図2は、図1の排気管バルブに用いられるシャフトの斜視図である。また、図3は、排気管バルブの平面図である。
図1の断面図は、排気管バルブ10のシャフト11の軸に垂直な中央断面である。図1に示されるように、バルブ本体(弁体)12は、シャフト11を挟む一対のバルブ片(板部材)13、14によって構成される。バルブ片13、14は、例えば図3に示されるように、略円形のSUSなどの薄板から形成され、その略中央には、図1、図3に示されるように、バルブ片13、14を各々横断するシャフト取付部13A、14Aが各々形成される。
一方、シャフト11には、図2に示されるように、シャフト円筒面に例えばフライス加工を施し、反対方向を向く2つの平行なバルブ取付面15、16が形成される。すなわち、排気管バルブ10が組み立てられたとき、バルブ取付面15、16は、バルブ片13、14に設けられたシャフト取付部13A、14Aと嵌合される。
図1に示されるように、シャフト取付部13A、14Aは、薄板状のバルブ片13、14の略中央に設けた凹部であり、その底面にはバルブ取付面15、16と当接する当接面13B、14Bが形成される。これにより、バルブ片13、14が互いにシャフト11を挟んで貼り合わせた状態で密着固定されると、バルブ取付面15、16と当接面13B、14Bとの係合により、バルブ本体12のシャフト11に対する回転が規制される。
バルブ片13とバルブ片14との間の貼り合わせは、例えばスポット溶接により行なわれる。図3および図4に示されるように、バルブ片13にはプレス時、組付位置用の穴17が形成され、バルブ片14には、穴17と嵌合する半抜きの凸状ボス18が形成される。すなわち、バルブ片13、14をシャフト11に組み付ける際、凸状ボス18が対応する各々の穴17に嵌め合わせられ、スポット溶接が実行される。なお、図4は、バルブ片13、14に各々設けられた一対の穴17と凸状ボス18の部分拡大図である。
以上のように、第1実施形態によれば、バルブ本体のシャフトへの取り付けは、バルブ片の抵抗溶接のみで済む。したがって、シャフトにネジ加工を施す必要がなく、組む付け時にもバルブのシャフトへのネジ留めや、ネジの溶接を行なう必要もない。これにより、加工工程、組み立て工程を簡略化することができる。
また、本実施形態では、バルブ本体が薄板状のバルブ片を張り合わせることにより構成されているので、SUS厚板を用いる必要がなく、材料価格を低減することができる。
更に、本実施形態では、バルブ片に予め孔とボスが設けられているので、組み付けの際の位置合わせが容易であるとともに、溶接も簡単に行なうことができる。
なお、第1実施形態では、バルブ取付面を2面設けたが、バルブ取付面は1面でもよく、この場合、シャフトの中央断面はDカット状となる。
次に図5〜図7を参照して本発明の第2実施形態について説明する。図5は、第2実施形態の排気管バルブの中央側断面図であり、図6は第2実施形態の排気管バルブに用いられるシャフトの斜視図である。図7は、第2実施形態の排気管バルブの平面図である。
第1実施形態の排気管バルブ10では、バルブ本体12とシャフト11との間の回転を規制するために、フライス加工面を用いたが、第2実施形態の排気管バルブ20では、以下に説明する方法でバルブ本体とシャフトとの間の相対的な回転を規制する。なお、その他の構成に関しては第1実施形態と同様である。
図5に示されるように、第2実施形態の排気管バルブ20は、シャフト21とバルブ本体22とからなり、バルブ片23、24は、シャフト21を挟んで張り合わせられる。シャフト21には、図6に示されるように、バルブ本体12の回転を規制するための、例えば2つの孔21Aが形成される。孔21Aは、例えばシャフト21の軸心を貫き、シャフト軸に垂直な孔である。
一方、薄板状のバルブ片23、24の略中央には、シャフト取付部23A、24Aが形成される。シャフト取付部23A、24Aは、バルブ中心を横断する凹部であり、各々円形断面を有するバルブシャフト21の外周面に嵌合される。
また、シャフト取付部23A、24Aの凹部内側には、各々の孔21Aに対応する位置に回転規制ボス23B、24Bが各々設けられる。すなわち、シャフト21を挟んでバルブ片23、24が張り合わされると、回転規制ボス23B、24Bはそれぞれ21Aに嵌合され、これにより、バルブ本体22のシャフト21に対する回転が規制される。
なお、孔21Aは、シャフトを貫通している必要はなく、回転規制ボスも一方のバルブ片のみに設けられていても良い。また、第2実施形態においても、バルブ片23、24同士の張り合わせは、抵抗溶接により行われる。
以上のように第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、バルブ本体のシャフトに対する回転を規制するための手段は、第1、第2実施形態に限定されるものではない。
10、20 排気管バルブ
11、21 シャフト
12、22 バルブ本体(弁体)
13、14、23、24 バルブ片(板部材)
11、21 シャフト
12、22 バルブ本体(弁体)
13、14、23、24 バルブ片(板部材)
Claims (8)
- 第1および第2の板部材と、
前記第1および第2の板部材を取り付けるシャフトとを備え、
前記シャフトを前記第1および第2の板部材で挟み、前記第1および第2の板部材同士を密着させて固定することにより1枚の弁体を構成する
ことを特徴とするバルブ。 - 前記第1および第2の板部材がSUS材から構成されることを特徴とする請求項1に記載のバルブ。
- 前記第1および第2の板部材同士の固定が抵抗溶接により行われることを特徴とする請求項1に記載のバルブ。
- 前記第1の板部材にボスが設けられるとともに、前記第2の板部材に前記ボスと嵌合する穴が設けられ、前記ボスと前記穴が嵌合された状態で前記抵抗溶接が行なわれることを特徴とする請求項3に記載のバルブ。
- 前記弁体の前記シャフトへの固定が、前記シャフトを挟む前記第1の板部材および前記第2の板部材の把持力によって行われることを特徴とする請求項1に記載のバルブ。
- 前記第1および第2板部材と前記シャフトとの間の相対的な回転を規制する回転規制手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のバルブ。
- 前記回転規制手段が、前記シャフトに設けられた面と前記第1または第2の板部材に設けられた面との当接により前記回転を規制することを特徴とする請求項6に記載のバルブ。
- 前記シャフトに孔が設けられるとともに、前記第1または第2の板部材に前記孔に嵌合するボスが設けられ、前記孔とボスとの嵌合により前記回転が規制されることを特徴とする請求項6に記載のバルブ。
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---|---|---|---|---|
WO2007108220A1 (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | 蝶弁式絞り弁 |
WO2009071403A1 (de) * | 2007-12-06 | 2009-06-11 | Robert Bosch Gmbh | Klappenstutzen |
JP2013124559A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Aisin Seiki Co Ltd | 内燃機関の吸気弁装置 |
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2005
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WO2007108220A1 (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | 蝶弁式絞り弁 |
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WO2009071403A1 (de) * | 2007-12-06 | 2009-06-11 | Robert Bosch Gmbh | Klappenstutzen |
US8430079B2 (en) | 2007-12-06 | 2013-04-30 | Robert Bosch Gmbh | Throttle valve |
JP2013124559A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Aisin Seiki Co Ltd | 内燃機関の吸気弁装置 |
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