JP2007031406A - 高度好熱菌由来の改変型一本鎖dna結合タンパク質、及び該タンパク質を用いた核酸の等温増幅方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 鎖置換ポリメラーゼを用いた等温増幅反応系における鋳型核酸の増幅効率の向上に寄与し得る機能を発現するアミノ酸配列を有する高度好熱菌由来の一本鎖DNA結合タンパク質であって、1個以上のアミノ酸の欠失、置換、付加及び挿入の少なくとも1つからなる改変が生じている改変部位をアミノ酸配列中に有する高度好熱菌由来の改変型一本鎖DNA結合タンパク質、及びその利用方法。
【選択図】 なし
Description
したがって、本発明の高度好熱菌由来の改変型一本鎖DNA結合タンパク質を利用した増幅方法は、一般的な分子生物学の方法に幅広く利用可能である。例えば、遺伝子型分析のために、環境中より採収した微量の微生物から抽出した少量の試料から大量のDNAを調製する有用な方法として、或いは、DNAシークエンシングのためのDNAの調製方法として、有用である。さらに、動物或いは植物細胞から抽出した少量の試料からDNAチップ固定用DNAを調製する等、種々の用途に適用できる汎用性の高いDNAの調製方法として利用価値が高い。
本発明の高度好熱菌由来の改変型一本鎖DNA結合タンパク質には、鎖置換ポリメラーゼを用いた等温増幅反応系における鋳型核酸の増幅効率の向上に寄与し得る機能を発現する、高度好熱菌由来の一本鎖DNA結合タンパク質における、すべての改変型が含まれる。つまり、本発明の改変型一本鎖DNA結合タンパク質は、高度好熱菌由来の一本鎖DNA結合タンパク質と比較して鎖置換ポリメラーゼを用いた等温増幅反応系において鋳型核酸に対する特異性が向上している。そして、高度好熱菌由来の改変型一本鎖DNA結合タンパク質は、高度好熱菌由来の一本鎖DNA結合タンパク質のアミノ酸配列において、特定のアミノ酸に改変が生じている改変部位を有する。ここで、改変とは、改変の基礎となるタンパク質のアミノ酸配列のうち、1個以上のアミノ酸が欠失、置換、挿入および付加の少なくとも1つからなる改変が生じていることを意味する。そして、「1個以上のアミノ酸が欠失、置換、挿入及び付加の少なくとも1つからなる改変」とは、改変の基礎となるタンパク質をコードする遺伝子に対する公知のDNA組換え技術、点変異導入方法等によって、欠失、置換、挿入又は付加することができる程度の数のアミノ酸が、欠失、置換、挿入又は付加されることを意味し、これらの組み合わせをも含む。
高度好熱菌改変型SSBタンパク質の等温増幅反応系に与える影響−1
高度好熱菌改変型SSBタンパク質が鎖置換ポリメラーゼを用いた等温増幅反応系に与える影響を、高度好熱菌SSBタンパク質における場合とで比較検討し、本発明の高度好熱菌改変型SSBタンパク質が、鋳型核酸に対する特異性を向上できることを確認する実験を行った。
高度好熱菌SSBタンパク質、高度好熱菌改変型SSBタンパク質の存在下で、鎖置換ポリメラーゼを用いた等温増幅反応を行い、鋳型核酸の増幅に与える影響を比較した。反応液(10μl)としては、鋳型核酸を1ng、高度好熱菌SSBタンパク質若しくは高度好熱菌改変型SSBタンパク質を夫々3.0μgずつ添加したサンプルを10本ずつ調製した。
結果を図1に示す。
図1中、レーン1〜10は、コントロールである。夫々、0、0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、及び4.5時間増幅反応を行った結果を示す。
図1中、レーン11〜20は、Tth.SSBタンパク質の存在下で増幅反応を行ったサンプルである。夫々、0、0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、及び4.5時間増幅反応を行った結果を示す。
図1中、レーン21〜30は、Tth.SSBタンパク質 F255Pの存在下で増幅反応を行ったサンプルである。夫々、0、0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、及び4.5時間増幅反応を行った結果を示す。
高度好熱菌改変型SSBタンパク質の等温増幅反応系に与える影響−2
高度好熱菌改変型SSBタンパク質が等温増幅反応系における非特異的増幅に与える影響について、高度好熱菌SSBタンパク質における場合とで比較検討する実験を行った。
高度好熱菌SSBタンパク質(Tth.SSBタンパク質)、高度好熱菌改変型SSBタンパク質(Tth.SSBタンパク質 F255P)の存在下で、等温増幅反応を行い、これらが非特異的増幅に与える影響を比較した。鋳型としてpUC19DNAを添加しなかったことを除いては実施例1と同様に実験を行った。
結果を図2に示す。
図2中、レーン1〜10は、Tth.SSBタンパク質の存在下で等温増幅反応を行ったサンプルである。夫々、0、0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、及び4.5時間増幅反応を行った結果を示す。
図2中、レーン11〜20は、Tth.SSBタンパク質 F255Pの存在下で等温増幅反応を行ったサンプルである。夫々、0、0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、及び4.5時間増幅反応を行った結果を示す。
高度好熱菌改変型SSBタンパク質の等温増幅反応系に与える影響−3
次に、実施例1及び2の増幅反応液を1.5μlずつ分取して、ナイロンメンブランフィルターにスポットし、フィルター上に固定化した。固定化後、32Pで標識したpUC19鋳型核酸をプローブとしてハイブリダイゼーションを行った後、スポットを可視化し、増幅産物量を確認した。結果を図3に示す。
SSBタンパク質貯蔵緩衝液が等温増幅反応系に与える影響
SSBタンパク質を貯蔵するのに用いられるSSBタンパク質貯蔵緩衝液が、等温増幅反応系に影響を与えるか否かを検討する実験を行った。
実施例1〜3より、高度好熱菌改変型SSBタンパク質を等温増幅系に添加した場合に効率的な特異的増幅産物の産生を導けることが確認された。本実施例においては、かかる効果がSSBタンパク質を貯蔵するために使われるSSBタンパク質貯蔵緩衝液の含有成分に起因するものではないか否かを検討した。反応液(10μl)としては、SSBタンパク質貯蔵緩衝液0.5μlを添加したサンプルと、SSBタンパク質貯蔵緩衝液と高度好熱菌改変型SSBタンパク質を0.3μg(0.5μl)を添加したサンプルを、夫々14本ずつ調製した。
結果を図4に示す。
図4中、レーン1〜14はコントロールであり、夫々、0、0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、4.5、5.0、5.5、6.0、6.5及び7.0時間増幅反応を行った結果を示す。
図4中、レーン15〜28はSSBタンパク質貯蔵緩衝液の存在下で等温増幅反応を行ったサンプルである。夫々、0、0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、4.5、5.0、5.5、6.0、6.5、及び7.0時間増幅反応を行った結果を示す。
図4中、レーン29〜42はTth.SSBタンパク質 F255P及びSSBタンパク質貯蔵緩衝液の存在下で等温増幅反応を行ったサンプルである。夫々、0、0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、4.5、5.0、5.5、6.0、6.5、及び7.0時間増幅反応を行った結果を示す。
種々の組換え関連タンパク質が等温増幅反応系に与える影響−1
上述の実施例1〜3において、高度好熱菌改変型SSBタンパク質が等温増幅反応において鎖置換ポリメラーゼの鋳型核酸に対する特異性を向上させることが確認された。以下の実施例5〜7においては、他の種々の組換え関連タンパク質が、等温増幅反応系に影響を与えるか否かを比較検討する実験を行った。
等温増幅反応系に、鎖置換因子或いは複製補助タンパク質として知られる種々の組換え関連タンパク質を何れか1種類添加することによって標的DNA由来のDNA断片の増幅状況とバックグラウンドノイズの発生状況を確認した。ここで、実験に供した組換え関連タンパク質は以下の通りであった。
・大腸菌(E.coli)由来のRecAタンパク質(以下、「E.coli RecOタンパク質」と略する場合がある)
・ サーマス・サーモフィラス(Thermus thermophilus)HB8由来のRecAタンパク質(以下、「Tth.RecAタンパク質」と略する場合がある)
・ E.coli由来のSSBタンパク質(以下、「E.coli SSBタンパク質」と略する場合がある)
・ サーマス・サーモフィラス(Thermus thermophilus)HB8由来の改変型SSBタンパク質(かかる改変型は、実施例1〜4で使用したTth.SSBタンパク質 F255Pである。)
・T4 gene32タンパク質
結果を図6に示す。
図6中、レーン1〜7は鋳型核酸の存在下で増幅反応を行った結果を示す。レーン1は、コントロールである。
レーン2は、Tth.RecOタンパク質を、
レーン3は、E.coli RecAタンパク質を、
レーン4は、Tth.RecAタンパク質を
レーン5は、E.coli SSBタンパク質を、
レーン6は、Tth.SSBタンパク質 F255Pを、
レーン7は、T4 gene32タンパク質を添加した場合の結果を示す。
図6中、レーン8〜14は鋳型核酸の不存在下で増幅反応を行った結果を示す。
レーン8は、コントロールである。
レーン9は、Tth.RecOタンパク質を、
レーン10は、E.coli RecAタンパク質を、
レーン11は、Tth.RecAタンパク質を
レーン12は、E.coli SSBタンパク質を、
レーン13は、Tth.SSBタンパク質 F255Pを、
レーン14は、T4 gene32タンパク質を添加した場合の結果を示す。
種々の組換え関連タンパク質が等温増幅反応系に与える影響−2
実施例5に続き、種々の組換え関連タンパク質が、等温増幅反応系に影響を与えるか影響を比較検討する実験を行った。
実施例5と同様にして、増幅時間を18時間として種々の組換え関連タンパク質が、等温増幅反応系に影響を検討した。
結果を図7に示す
図7、レーン1〜7は鋳型核酸の存在下で増幅反応を行った結果を示す。
レーン1は、コントロールである。
レーン2は、Tth.RecOタンパク質を、
レーン3は、Tth.RecAタンパク質を、
レーン4は、E.coli RecAタンパク質を、
レーン5は、Tth.SSBタンパク質 F255Pを、
レーン6は、E.coli SSBタンパク質を、
レーン7は、T4 gene32タンパク質を添加した場合の結果を示す。
図7、レーン8〜14は、鋳型核酸の不存在下で増幅反応を行った結果を示す。
レーン8は、コントロールである。
レーン9は、Tth.RecOタンパク質を、
レーン10は、Tth.RecAタンパク質を、
レーン11は、E.coli RecAタンパク質を、
レーン12は、Tth.SSBタンパク質 F255Pを、
レーン13は、E.coli SSBタンパク質を、
レーン14は、T4 gene32タンパク質を添加した場合の結果を示す。
種々の組換え関連タンパク質が等温増幅反応系に与える影響(制限酵素処理)−3
実施例6で使用した等温増幅後の反応液から5μLずつ分取して、制限酵素処理を行った。制限酵素処理は、10ユニットの制限酵素EcoRIを使用し、37℃で2時間反応させた。
図8中、レーン1〜14は、図6のレーン1〜14に対応する。
しかしながら、Tth.RecAタンパク質に関しては、鋳型核酸を添加しないで増幅反応を行った場合にも、増幅産物のバンドが確認された(図8、レーン10)。これにより、増幅反応によって得られた増幅産物中に、鋳型核酸に非特異的なDNA断片が含まれることを意味する。さらに、鋳型核酸を添加した場合においても、電気泳動ゲル上には、制限酵素EcoRIで切断されないDNA分子の存在が確認された。これは、鋳型核酸に対して非特異的な増幅が行われた結果生じたDNA断片であると考えられた。
尚、E.coli RecAタンパク質、E.coli SSBタンパク質においても同様に非特異的な増幅産物が検出された(図8、レーン4と11の比較、レーン6と13の比較)。
Claims (10)
- 鎖置換ポリメラーゼを用いた等温増幅反応系における鋳型核酸の増幅効率の向上に寄与し得る機能を発現するアミノ酸配列を有する高度好熱菌由来の一本鎖DNA結合タンパク質であって、1個以上のアミノ酸の欠失、置換、付加及び挿入の少なくとも1つからなる改変が生じている改変部位をアミノ酸配列中に有する高度好熱菌由来の改変型一本鎖DNA結合タンパク質。
- 前記高度好熱菌由来の改変型一本鎖DNA結合タンパク質が、サーマス・サーモフィラス(Thermus thermophilus)、又は、サーマス・アクアティカス(Thermus aquaticus)由来の一本鎖DNA結合タンパク質である請求項1に記載の高度好熱菌由来の改変型一本鎖DNA結合タンパク質。
- 前記改変が、高度好熱菌由来の一本鎖DNA結合タンパク質の鎖置換ポリメラーゼとの相互作用に変化が生じる改変である請求項1又は2に記載の高度好熱菌由来の改変型一本鎖DNA結合タンパク質。
- 前記改変が、高度好熱菌由来の一本鎖DNA結合タンパク質のDNA結合能に変化が生じる改変である請求項1〜3のいずれか一項に記載の高度好熱菌由来の改変型一本鎖DNA結合タンパク質。
- 前記改変が、少なくとも3個以上連続するプロリンを有するように高度好熱菌由来の一本鎖DNA結合タンパク質のアミノ酸配列が改変されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の高度好熱菌由来の改変型一本鎖DNA結合タンパク質。
- 前記改変が、サーマス・サーモフィラス(Thermus thermophilus)由来の一本鎖DNA結合タンパク質を示す配列番号1のアミノ酸配列のうち、255番目のフェニールアラニンが他のアミノ酸に置換されている請求項2〜5のいずれか一項に記載の高度好熱菌由来の改変型一本鎖DNA結合タンパク質。
- 前記改変が、サーマス・アクアティカス(Thermus aquaticus)由来の一本鎖DNA結合タンパク質を示す配列番号4のアミノ酸配列のうち、256番目のフェニールアラニンが他のアミノ酸に置換されている請求項2〜5のいずれか一項に記載の高度好熱菌由来の改変型一本鎖DNA結合タンパク質。
- 前記他のアミノ酸がプロリンである請求項6又は7に記載の高度好熱菌由来の改変型一本鎖DNA結合タンパク質。
- 鎖置換ポリメラーゼを用いた核酸の等温増幅方法であって、
請求項1〜8のいずれか一項に記載の高度好熱菌由来の改変型一本鎖DNA結合タンパク質を添加して増幅反応を行う核酸の増幅方法。 - 前記鎖置換ポリメラーゼが、Phi29 DNAポリメラーゼである請求項9に記載の核酸の増幅方法。
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