JP2007027780A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板処理装置の各ユニットにおける温度制御を精密に行う。
【解決手段】搬送装置19aの周囲であって対向する2方向に第1及び第2加熱・温調処理ユニット10a、10bが配置される。第1及び第2加熱・温調処理ユニット10a、10bは、搬送装置19aとの間でウエハWの受け渡しを行い、かつウエハWに対して温調処理を行う温調板と、ウエハWに対して加熱処理を行う加熱板を備えている。温調処理ユニット10a、10bは、温調板を移動させて温調板と熱板との間でウエハWの受け渡しを行わせる移動機構をさらに備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば半導体デバイス製造の技術分野に属する。
半導体デバイス製造プロセスにおけるフォトレジスト工程では、例えば半導体ウエハW(以下、「ウエハW」という。)等の表面に対してレジスト液を塗布してレジスト膜を形成し、パターンが露光された後のウエハWに現像液を供給して現像処理している。かかる一連の処理を行うにあたっては、従来から塗布現像処理装置が使用されている。
この塗布現像処理装置には、ウエハWを温調する温調処理ユニット、ウエハWを加熱する加熱処理ユニット、ウエハWにレジスト液を塗布するレジスト塗布ユニット、ウエハWに現像処理を施す現像処理ユニット等の各種の処理ユニットが備えられている。そして塗布現像処理装置全体をコンパクト化するため、複数の加熱処理ユニットと温調処理ユニットとを多段に、搬送装置と共に全体として集約配置することで、塗布現像処理装置の省スペース化を達成している。
特開平11−54428号公報
ところでウエハWが大口径化すると、これに伴って全ての処理ユニットも大型化する。従って、省スペース化のためには、各処理ユニットの配置を一層高集約化させる必要がある。
しかしながら加熱処理ユニットが大型化すると、加熱処理ユニットの熱量も多くなる。従って、これまでのように熱処理ユニット群の中の一つの処理ユニットとして加熱処理装置が他の処理ユニットの近傍に配置されていると、常温付近でウエハWに対して液処理を行う他の処理ユニット、例えばレジスト塗布装置等における温度制御を精密に行うことができなくなる虞がある。そして、これらの処理ユニットで温度制御が乱れるとレジスト膜の膜厚が変化する、という問題を生じる。
本発明は、かかる事情に基づきなされたもので、処理ユニットにおける温度制御を精密に行うことができる基板処理装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明によれば、基板を搬送するための搬送装置と、前記搬送装置の周囲であって対向する2方向に配置され、前記搬送装置との間で基板の受け渡しを行い、かつ基板に対して温調処理を行う温調部と、基板に対して加熱処理を行う加熱部と、を具備し、前記温調部は、基板を載置して温調する温調板を有しており、前記温調板を移動させて前記温調部と前記加熱部との間で基板の受け渡しを行わせる移動機構をさらに具備することを特徴とする基板処理装置が提供される。
別の観点による本発明によれば、基板に対して加熱処理を行う加熱部と、基板を温調処理し、かつ前記加熱部との間で基板を搬送する温調部と、前記温調部の両側に配置され、前記温調部との間で基板を搬送する第1及び第2の搬送装置と、を具備することを特徴とする基板処理装置が提供される。
さらに、別の観点による本発明によれば、基板を搬送するための搬送装置と、基板に対して加熱処理を行う加熱部と、基板を温調処理し、かつ前記搬送装置との間及び前記加熱部との間で基板の受け渡しを行う温調部と、を具備することを特徴とする基板処理装置が提供される。
また、別の観点による本発明によれば、基板を受け渡すための開口部を両側に有する処理ユニットと、前記処理ユニットの各開口部に対面するように配置され、前記開口部を介して前記処理ユニットとの間で基板の搬入出を行う第1の及び第2の搬送装置とを備え、前記処理ユニットが、基板に対して加熱処理を行う加熱部と、基板を温調処理し、かつ前記各開口部を介して前記第1及び第2の搬送装置との間で、更に前記加熱部との間で基板を搬送できる温調部と、を具備することを特徴とする基板処理装置が提供される。
別の観点による本発明によれば、基板を搬送する搬送装置と、前記搬送装置の正面側に隣接するように配置され、前記搬送装置との間で基板の受け渡しを行うと共に、基板に対して所定の液を供給する第1の処理ユニットと、前記搬送装置の側面側に隣接するように配置され、前記搬送装置との間で基板の受け渡しを行うと共に、基板を温調処理する温調部及び基板に対して加熱処理を行う加熱部を有する第2の処理ユニットとを備え、前記第2の処理ユニットの前記温調部は前記搬送装置と隣接するように配置され、前記加熱部は前記温調部と隣接し、且つ、前記搬送装置の背面側に突き出るように配置されていることを特徴とする基板処理装置が提供される。
本発明によれば、処理ユニットにおける温度制御を精密に行うことができる。
(第一実施形態)以下、添付図1〜図8を参照しながら本発明の第一実施の形態について説明する。図1〜図4は本発明の一実施形態に係る塗布現像処理システムを示す図であり、図1は平面図、図2は正面図である。図3は図1のx方向に沿って切断した場合の断面図、図4は図1のy方向に沿って温調処理ユニット18が配置された領域を切断した場合の断面図である。
図1に示すように、この塗布現像処理システム1は、例えば25枚のウエハWをカセット単位で外部から塗布現像処理システム1に対して搬入出したり、カセットCに対してウエハWを搬入出するためのカセットステーション2と、塗布現像処理工程の中でウエハWに対して所定の処理を施す枚葉式の各種処理ユニットを多段配置してなる第1の処理ステーション3と、この第1の処理ステーションに隣接して配置された第1のステーションとほぼ同様の構成の第2の処理ステーション4と、この第2の処理ステーション4に隣接して配置された露光装置(図示を省略)の間でウエハWの受け渡しをするためのインターフェイス部5とを一体に接続した構成を有している。第1の処理ステーション3では主にウエハW上に反射防止膜及びレジスト膜の塗布処理が行われ、第2の処理ステーション4では露光されたレジスト膜の現像処理が行われる。
カセットステーション2では、カセット載置台10上の位置決め突起10aの位置に、複数個のカセットCがウエハWの出入口を処理ステーション3側に向けてX方向(図1中の上下方向)に沿って一列に載置自在である。そして、このカセットCの配列方向(X方向)及びカセットCに収容されたウエハWの配列方向(Z方向;垂直方向)に移動可能なウエハ搬送体11が搬送路12に沿って移動自在であり、各カセットCに対して選択的にアクセスできるようになっている。
このウエハ搬送体11はθ方向にも回転自在に構成されており、後述する第1の処理ステーション3における第2の処理ユニット群としての第1加熱・温調処理ユニット群14aの各第1加熱・温調処理ユニット10aの温調処理ユニット(CPL)18aに対してアクセスできるように構成されている。
図1、図2に示すように、第1の処理ステーション3では、正面側に液処理が行われる第1の処理ユニット群として、反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13a及びレジスト膜塗布ユニット(CT)群13bが設けられている。反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13aは、常温付近でウエハWに対して塗布処理を行う反射防止膜塗布ユニット(BCT)16がz軸方向に3段に積み重ねられて構成される。また、レジスト膜塗布ユニット(CT)群13bは、常温付近でウエハWに対して塗布処理を行うレジスト膜塗布ユニット(CT)17がz軸方向に3段に積み重ねられて構成される。
第1の処理ステーション3の中央部には、搬送装置19aを挟んで、第2の処理ユニット群として第1加熱・温調処理ユニット群14a、第2加熱・温調処理ユニット群14bが配置されている。第1加熱・温調処理ユニット群14aでは第1加熱・温調処理ユニット10aがz軸方向に8段に積み重ねられて構成され、第2加熱・温調処理ユニット群14bでは第2加熱・温調処理ユニット10bがz軸方向に7段に積み重ねられ、更にそれらの下層に後述する搬送ユニット(STL)が配置されて構成される。各第1及び第2加熱・温調処理ユニット10a、10bは、ウエハWに対して温調処理を行う温調処理ユニット(CPL)18a、18bと加熱処理を行う加熱処理ユニット(HP)20a、20bとがそれぞれ互いに隣接されて一体化して構成されている。
図1、図3に示すように、第1加熱・温調処理ユニット群14aは、第1加熱・温調処理ユニット10aが例えば8段に積層されて構成され、全ての第1加熱・温調処理ユニット10aにおいて、温調処理ユニット(CPL)18aは反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13a側に位置するように第1加熱・温調処理ユニット群14aと反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13aとが配置される。尚、図3は、図1のx方向に沿って切断した場合の断面図であり、x方向に沿った第1の処理ユニット群13aと第2の処理ユニット群14aとの位置関係を示す図である。また、第2加熱・温調処理ユニット群14bも同様に、第2加熱・温調処理ユニット10bが多段に積層されて構成され、全ての第2加熱・温調処理ユニット10bにおいて、温調処理ユニット18bはレジスト膜塗布ユニット(CT)群13b側に配置される。
垂直搬送型の搬送装置19aの周囲には、反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13a、レジスト膜塗布ユニット(CT)群13b、第1及び第2加熱・温調処理ユニット群14a、14bが配置されている。そして、第1加熱・温調処理ユニット群14aと反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13aとの間でのウエハWの搬送、第2加熱・温調処理ユニット群14bとレジスト膜塗布ユニット(CT)群13bとの間でのウエハWの搬送は、搬送装置19aにより行われる。また、第1加熱・温調処理ユニット10aの温調処理ユニット(CPL)18aの両側面には開閉可能なシャッター部材47a、47bが設けられている。第1加熱・温調処理ユニット10aとウエハ搬送体11との間での基板の受け渡し及び第1加熱・温調処理ユニット10aと搬送装置19aとの間での基板の受け渡しは、それぞれシャッタ47a、47bを介して行われる。また、第2加熱・温調処理ユニット10bの温調処理ユニット(CPL)18bの搬送装置側の側面には開閉可能なシャッター部材47aが設けられており、このシャッター部材47aを介して搬送装置19aと温調処理ユニット(CPL)18bとの間での基板の受け渡しが行われる。
一方、第2の処理ステーション4では、図1、図2に示すように、第1の処理ステーション3と同様に、正面側に常温付近でウエハWに対して液処理を行う第1の処理ユニット群として第1現像処理ユニット群13c、第2現像処理ユニット群13dが配置されている。第1現像処理ユニット群13cは現像処理ユニット(DEV)26がz軸方向に2段に積み重ねられて構成され、第2現像処理ユニット群13dも同様に現像処理ユニット(DEV)26がz軸方向に2段に積み重ねられて構成されている。
第2の処理ステーション4の中央部には、搬送装置19bを挟んで、第2の処理ユニット群として第3加熱・温調処理ユニット群14c、第4加熱・温調処理ユニット群14dが配置されている。第3加熱・温調処理ユニット群14cでは第3加熱・温調処理ユニット10cがz軸方向に7段に積み重ねられ、更にそれらの下層に後述する搬送ユニット(STL)が配置されて構成される。第4加熱・温調処理ユニット群14dでは第4加熱・温調処理ユニット10dがz軸方向に8段に積み重ねられて構成される。
各第3及び第4加熱・温調処理ユニット10c、10dは、ウエハWに対して温調処理を行う温調処理ユニット(CPL)18c、18dと加熱処理を行う加熱処理ユニット(HP)20c、20dとがそれぞれ互いに隣接されて一体化して構成されている。そして、図1に示すように、積層された全ての第3加熱・温調処理ユニット10cの温調処理ユニット(CPL)18cと加熱処理ユニット(HP)20cのうち温調処理ユニット(CPL)18cが、第1現像処理ユニット(DEV)群13c側に位置するように第3加熱・温調処理ユニット群14cと第1現像処理ユニット(DEV)群13cとが配置される。また、積層された全ての第4加熱・温調処理ユニット10dの温調処理ユニット(CPL)18dと加熱処理ユニット(HP)20dのうち温調処理ユニット(CPL)18dが、第2現像処理ユニット(DEV)群13d側に位置するように第4加熱・温調処理ユニット群14dと第2現像処理ユニット(DEV)群14dとが配置される。
垂直搬送型の搬送装置19bの周囲には、第1現像処理ユニット群13c、第2現像処理ユニット群13d、第3及び第4加熱・温調処理ユニット群14c、14dが配置されている。そして、第3加熱・温調処理ユニット群14cと第1現像処理ユニット(DEV)群13cとの間でのウエハWの搬送、第4加熱・温調処理ユニット群14dと第2現像処理ユニット(DEV)群13bとの間でのウエハWの搬送は、搬送装置19bにより行われる。また、第4加熱・温調処理ユニット10dの温調処理ユニット(CPL)18dの両側面には開閉可能なシャッター部材47a、47bが設けられている。第4加熱・温調処理ユニット10dと搬送装置19bとの間での基板の受け渡し及び第4加熱・温調処理ユニット10dとウエハ搬送体37との間での基板の受け渡しは、それぞれシャッタ47a、47bを介して行われる。また、第3加熱・温調処理ユニット10cの温調処理ユニット18bの搬送装置側の側面には開閉可能なシャッター部材47bが設けられており、このシャッター部材47bを介して搬送装置19bと温調処理ユニット18cとの間での基板の受け渡しが行われる。
また、図1に示すように、第1の処理ステーション3及び第2の処理ステーション4の背面側では、検査機6や第1の処理ユニット群13aで用いられ処理液を蓄えるケミカルタワー15を収容する容器棚が設けられている。この容器棚は、レール7により図面のy方向に沿って移動可能となっている。容器棚は、例えば背面側に開閉可能な扉のような構造となっており、この扉に容器が収容可能となっている。これにより、容器の交換や保守点検を容易に行うことができる。検査機6は、露光、現像処理を経たウエハWの塗布膜の膜厚を検査するものであり、必要に応じて設置される。また、処理液としては、例えば反射防止膜塗布ユニット(BCT)16に供給される反射防止膜レジスト材、レジスト膜塗布ユニット(CT)17に供給されるレジスト膜材、現像処理ユニット26に供給される現像液がある。ここで、背面側に配置されるケミカルタワー15に蓄えられる処理液を主な処理液源として用いても良いし、背面側に配置されるケミカルタワー15を予備用として配置し、他の領域に主な処理液源として別のケミカルタワーを配置して用いても構わない。
インターフェイス部5では、その正面側に露光前のウエハWを一旦保持する、例えばウエハWカセットCと同様の構造のバッファカセット33が配置され、その背面側には周辺露光装置34が配置されている。そして、垂直方向に昇降可能とされ、更にθ方向に回転可能とされたウエハ搬送体37が、これらのバッファカセット33と周辺露光装置34との間の搬送路36に沿って移動可能とされ、ウエハ搬送体37は第4加熱・温調処理ユニット10dの温調処理ユニット(CPL)18d、バッファカセット33及び周辺露光装置34、露光前温調ユニット(図示しない)に対してアクセスできるように構成されている。
更に、この塗布現像処理システム1では、図1、図3に示すように、第1の処理ステーション3における第1の処理ユニット群13(反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13a、レジスト膜塗布ユニット(CT)群13b)と第2の処理ユニット群14(第1及び第2加熱・温調処理ユニット群14a、14b)との間、第2の処理ステーション4における第1の処理ユニット群13(第1及び第2現像処理ユニット群13c、13d)と第2の処理ユニット群14(第3及び第4加熱・温調処理ユニット群14c、14d)との間に、それぞれ断熱壁39及び後述する第1の処理ユニット群13の下部から排気された気体をその上部に循環させるための通路40が配置されている。即ち、断熱壁39及び通路40は、第1の処理ユニット群13と第2の処理ユニット群14との間を分断するように配置されている。
図2に示すように、上述した反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13aでは、カップ内でウエハWをスピンチャックに載せて反射防止膜を塗布して、該ウエハWに対して反射防止膜塗布処理を施す反射防止膜塗布ユニット(BCT)16が3段に積み重ねられている。
レジスト塗布ユニット群13bでは、カップ内でウエハWをスピンチャックに載せてレジスト液を塗布して、該ウエハWに対してレジスト塗布処理を施すレジスト塗布ユニット(CT)が3段に積み重ねられている。
第1現像処理ユニット群13cでは、カップ内でウエハWをスピンチャックに載せて現像液を供給して、該ウエハWに対して現像処理を施す現像処理ユニット(DEV)26が上から2段に積み重ねられている。
同様に、第2現像処理ユニット群13dでは、カップ内でウエハWをスピンチャックに載せて現像液を供給して、該ウエハWに対して現像処理を施す現像処理ユニット(DEV)26が上から2段に積み重ねられている。
第2及び第3加熱・温調処理ユニット群14b、14cでは、加熱・温調処理ユニット10が7段に積み重ねられ、それらのユニットの下段に更に図4に示すように搬送ユニット(STL)38b、38cがそれぞれ配置されている。第1及び第2の処理ステーション3、4間のウエハWの受け渡しは、2つの搬送ユニット(STL)38b、38cを連通する連通路40を介して行われる。図4に示すように、搬送ユニット(STL)38b、38cにはそれぞれ開口部が設けられ、各開口部に対応して開閉可能なシャッター部材48a、48b、49a、49bが設けられている。そして、シャッター部材48a、49bを開閉することにより搬送ユニット(STL)38b、38cとそれぞれに対応する搬送装置19a、19bとの間でウエハWの受け渡しが行われる。また、シャッター部材48b、49aを開閉することにより連通路40を介して、搬送ユニット(STL)38b、38c間でのウエハWの受け渡し、即ち第1及び第2ステーション間でのウエハWの受け渡しが行われる。
次に、上述した搬送装置19a、19bについて、斜視図である図5を用いて説明する。上述の搬送装置19a及び19bは同様の構造を有しており、図5では符号19として説明する。
図5に示されるように、搬送装置19は、上端及び下瑞で相互に接続され対向する一体の壁部51、52からなる筒状支持体53の内側に、上下方向(Z方向)に昇降自在なウエハW搬送手段54を備えている。筒状支持体53はモータ55の回転軸に接続されており、このモータ55の回転駆動力で、前記回転軸を中心としてウエハW搬送手段54と共に一体に回転する。従って、ウエハW搬送手段54はθ方向に回転自在となっている。
ウエハW搬送手段54の搬送基台56上には、ウエハWを保持する複数、例えば2本のピンセット57、58が上下に備えられている。各ピンセット57、58は基本的に同一の構成を有しており、筒状支持体53の両壁部51、52間の側面開口部を通過自在な形態及び大きさを有している。また、各ピンセット57、58は搬送基台56に内蔵されたモータ(図示せず)により前後方向の移動が自在となっている。
次に、図4、図6、図7を用いて、上述した第1加熱・温調処理ユニット10aの構造について説明する。図6は加熱・温調処理ユニットの平面図、図7は加熱・温調処理ユニットの断面図である。
図6、図7に示すように第1加熱・温調処理ユニット10aは、ウエハWに対して加熱処理を行う加熱処理ユニット(HP)20aとウエハWに対して温調処理を行う温調処理ユニット(CPL)18aとを互いに隣接させて一体化した構造となっている。
加熱処理ユニット(HP)20aは、設定温度が200℃前後とすることが可能な熱板24を有している。更に加熱処理ユニット(HP)20aは、加熱処理ユニット(HP)20aと温調処理ユニット(CPL)18aとの間を開閉するためのゲートシャッター21と熱板24の周囲でウエハWを包囲しながらゲートシャッター21と共に昇降されるリングシャッター22とを有している。熱板24には、ウエハWを載置して昇降するための3個のリフトピン23が昇降自在に設けられている。なお、熱板23とリングシャッター22との間に遮蔽板スクリーンを設けてもよい。加熱処理室20aの下方には、上記3個のリフトピン23を昇降するための昇降機構27と、リングシャッター22をゲートシャッター21と共に昇降するための昇降機構28とが設けられている。熱板23上には、高さが0.2mmのプロキシミティピン35、更には案内ガイド32が設けられている。
温調処理ユニット(CPL)18aは、ウエハWを23℃前後の常温に温調する温調板25を有している。図4、図6に示すように、温調処理ユニット(CPL)18aのカセットステーション側の側部には、カセットステーション2との間でウエハWの受け渡しを行うための開口部があり、この開口部に対応して開閉可能なシャッター部材47aが配置されている。更に、温調処理ユニット(CPL)18aの搬送装置19側の側部には、搬送装置19との間でウエハWの受け渡しを行うための開口部があり、この開口部に対応して開閉可能なシャッタ部材47bが配置されている。
図7に示すように、加熱処理ユニット(HP)20aと温調処理ユニット(CPL)18aとは、連通口30を介して連通されており、ウエハWを載置して温調するための温調板25がガイドプレート59に沿って移動機構60により水平方向に移動自在に構成されている。これにより、温調板25は、連通口30を介して加熱処理ユニット(HP)20a内に進入することができ、加熱処理ユニット(HP)20a内の熱板24により加熱された後のウエハWをリフトピン23から受け取って温調処理ユニット(CPL)18a内に搬入し、ウエハWの温調を行う。
上述では、第1加熱・温調処理ユニット10aについて説明したが、第4加熱・温調処理ユニット群14dの第4加熱・温調処理ユニット10dも同様の構造を有している。また、第2加熱・温調処理ユニット10b、第3加熱・温調処理ユニット10cにおいても、第1加熱・温調処理ユニット10aとほぼ同様の構造を有しているが、図1及び図4に示すように、第1加熱・温調処理ユニット10aでは両側面にシャッタ部材47a、47bが設けられているのに対し、第2及び第3加熱・温調処理ユニット10b、10cでは搬送装置19側の側面のみにシャッタ部材47aまたは47bが設けられている点で異なる。本実施形態では、温調処理ユニット(CPL)18a、18dでは、シッター部材47a、47bの両方が開いた状態とならないように開閉駆動が行われるようになっている。即ち、シャッター部材47aにより開口した状態ではシャッター部材47bにより開口部が閉じられ、逆にシャッター部材47bにより開口した状態ではシャッター部材47aにより開口部が閉じられるようになっている。このようにシャッター部材47a、47bの開閉駆動を制御することで、温調処理ユニット(CPL)がいわばロードロック室的な機能を果たすことになり、常温付近でウエハWに対して処理を行うための処理液供給ユニット(BCT、CT、DEV)における温度制御を更に精密に行うことができる。
上述のように本実施形態では、第1の処理ユニット群13a、13b、13c、13dと第2の処理ユニット群14a、14b、14c、14dとの間に、それぞれ断熱壁39及び第1の処理ユニット群13の下部から排気された気体をその上部に循環させるための通路40が配置された温調機構が設けられている。この温調機構について、図8を用いて以下に説明する。尚、図8は、処理液供給ユニット、ここでは反射防止膜塗布ユニット(BCT)16が複数段積層された第1の処理ユニット群13aの概略断面図である。
図8に示すように、塗布現像処理システム1の上部には、第1の処理ステーション3における第1の処理ユニット群としての反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13aに対して上部から温調された清浄エアーを供給す清浄エアー供給部41が配置されている。清浄エアー供給部41は、FFU(ファン・フィルタ・ユニット)及び温度や湿度を調整する温調装置等を備え、反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13aの下部から排気された気体をその上部に循環させるための通路40を介して流入した気体から温度及び湿度を調整してパーティクル等を除去した清浄エアーを通路43を介して各反射防止膜塗布ユニット(BCT)16に供給する。更に、図1に示すように、通路40と第2の処理ユニット群としての加熱・温調処理ユニット10aとの間には段熱壁39が配置されている。本実施形態では、このように断熱壁や温調機構を設けることにより、更に常温付近でウエハWに対して処理を行うための処理液供給ユニット(BCT、CT、DEV)における温度制御を更に精密に行うことができる。そして、同様に、図1に示すように、第1の処理ユニット群13b、13c、13dとそれぞれ対応する加熱・温調処理ユニット群14b、14c、14dとの間にも清浄エアー供給部40と断熱壁39とがそれぞれ別個に設けられている。
次に、このように構成された塗布現像処理システム1における処理工程を説明する。
塗布現像処理システム1において、カセットC内に収容された未処理のウエハWはカセットステーション2のウエハ搬送体11によって取り出された後、第1の処理ステーション3の第1加熱・温調熱処理ユニット10aにおける温調処理ユニット(CPL)18a内に搬送され、温調板25上に載置されて温調処理が行われる。
温調処理ユニット(CPL)18a内で温調処理が行われたウエハWは、搬送装置19aによって反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13aにおける反射防止膜塗布ユニット(BCT)16内に搬送され、反射防止膜用の処理液が塗布される。
反射防止膜塗布ユニット(BCT)16で反射防止膜用の処理液が塗布されたウエハWは、搬送装置19aによって第1加熱・温調処理ユニット10aの温調処理ユニット(CPL)18a内に搬送され、温調板25上に載置される。温調板25上に載置されたウエハWは、図7に示すように、移動機構60により水平移動される温調板25により、連通口30を通って加熱処理ユニット(HP)20a内へ搬送される。搬送されたウエハWは、上昇した状態のリフトピン23により支持される。この後、リフトピン23が下降し熱板24上にウエハWが載置され、それとともにリングシャッター22及びゲートシャッター21が上昇されて形成された加熱処理空間内で加熱処理が行われる。加熱処理後、リフトピン23が上昇されるとともにリングシャッター22及びゲートシャッター21が下降され、ウエハWは熱板24から離間されてリフトピン23により支持される。
その後、温調板25が再度加熱処理ユニット(HP)内に挿入され、加熱処理されたウエハWを受け取る。ウエハWは、温調板25によって温調処理ユニット(CPL)18a内へ搬送され、温調処理が行われる。
温調処理ユニット(CPL)18aで温調処理が行われたウエハWは、搬送装置19aによってレジスト塗布ユニット群13bにおけるレジスト塗布ユニット(CT)17内に搬送され、レジスト液が塗布される。
レジスト塗布ユニット(CT)17でレジスト液が塗布されたウエハWは、搬送装置19aにより、第2加熱・温調処理ユニット10bの温調処理ユニット(CPL)18b内に搬送され、温調板25上に載置される。温調板25上に載置されたウエハWは、移動機構60により水平移動される温調板25により、連通口30を通って加熱処理ユニット(HP)20b内へ搬送される。搬送されたウエハWは、上昇した状態のリフトピン23により支持される。この後、リフトピン23が下降し熱板24上にウエハWが載置され、それとともにリングシャッター22及びゲートシャッター21が上昇されて形成された加熱処理空間内で加熱処理が行われる。加熱処理後、リフトピン23が上昇されるとともにリングシャッター22及びゲートシャッター21が下降され、ウエハWは熱板24から離間されてリフトピン23により支持される。
その後、温調板25が再度加熱処理ユニット(HP)20b内に挿入され、加熱処理されたウエハWを受け取る。ウエハWは、温調板25によって温調処理ユニット(CPL)18b内へ搬送され、温調処理が行われる。
温調処理ユニット(CPL)18bで温調処理が行われたウエハWは、搬送装置19aによって、第2加熱・温調処理ユニット群14bの最下段に配置される搬送ユニット(STL)38bに搬送され、連通路40を通って、第3加熱・温調処理ユニット群14cの搬送ユニット(STL)38cへ搬送される。
第3加熱・温調処理ユニット群14cにおける搬送ユニット(STL)に搬送されたウエハWは、搬送装置19bによって第4加熱・温調処理ユニット群14dの加熱・温調処理ユニット10dの温調処理ユニットへ搬送される。
更に、温調処理ユニットに搬送されたウエハWは、インターフェイス部5におけるウエハ搬送体37によって周辺露光装置34内に搬送され、周辺露光が行われる。
周辺露光装置34で周辺露光が行われたウエハWは、ウエハ搬送体37によってバッファカセット33に搬送されて一旦保持されるか、或いはウエハ搬送体37、露光前温調ユニット(図示せず)、ウエハ搬送体を介して露光装置(図示せず)に搬送される。
ここで、バッファカセット33を例えば2つ設け、1つを周辺露光後のウエハWを保持するためのカセット、もう1つを周辺露光前のウエハWを保持するためのカセットとしても用いることができる。この際、周辺露光前のウエハWを保持するカセットには、ウエハWを23℃前後の常温に温調する機構を設けることが望ましい。或いは、バッファカセット33は周辺露光後のウエハWのみを保持し、周辺露光前のウエハWは、第2の処理ユニット群14cまたは14dの加熱・温調処理ユニット10cまたは10dのうちの空いている温調処理ユニット18cまたは18dを周辺露光前のウエハWを待機させる場所として用いることもできる。この場合、周辺露光前のウエハWを保持するためのバッファカセットを設ける必要がない。
次に、露光装置によって露光処理が行われたウエハWは、ウエハ搬送体、バッファカセット33及びウエハ搬送体37を介してインターフェイス部5から第2の処理ステーション4の第4加熱・温調処理ユニット群14dにおける第4加熱・温調処理ユニット10dの温調処理ユニット(CPL)18d内へ搬送され、温調処理が行われる。
温調処理ユニット(CPL)18dで温調処理が行われたウエハWは、搬送装置19bによって第1現像処理ユニット群13cまたは第2現像処理ユニット群13dにおける現像処理ユニット(DEV)26に搬送され、現像処理が行われる。
現像処理ユニット(DEV)26で現像処理が行われたウエハWは、搬送装置19bにより、例えば第3加熱・温調処理ユニット群14cにおける加熱・温調処理ユニット10cの温調処理ユニット(CPL)18cを介して、この温調処理ユニット(CPL)18cと隣接する加熱処理ユニット(HP)20c内に搬送され、加熱処理が行われる。
加熱処理ユニット(HP)20cで加熱処理が行われたウエハWは温調処理ユニット18cへ搬送され、搬送装置19bによって第2の処理ステーション4における搬送ユニット(STL)38cに搬送され、連通路40を通って第1の処理ステーション3における搬送ユニット(STL)38bに搬送される。
搬送ユニット(STL)に搬送されたウエハWは、搬送装置19aによって第1加熱・温調処理ステーション群14aにおける第1加熱・温調処理ユニット10aの温調処理ユニット18aに搬送される。そして、温調処理ユニット18a内のウエハWは、カセットステーション2のウエハ搬送体11によってカセットC内に収容される。ここで、検査機6を設置する場合には、温調処理ユニット18a内のウエハWは、カセットステーション2のウエハ搬送体11により検査機6に搬送される。検査機6では、レジスト膜の膜厚を測定することにより、露光現像処理により得られるパターンの幅が適正かどうかが判断される。検査されたウエハWは、カセットステーション2のウエハ搬送体11によってカセットC内に収容される。
以上のように構成された本実施形態に係る塗布現像処理システムによれば、加熱・温調処理ユニットの温調処理ユニット(CPL)が、液処理ユニット側に配置されることにより、液処理ユニットと加熱処理ユニット(HP)との間に温調処理ユニット(CPL)が介在する構造となる。これにより、液処理ユニット側に対する加熱処理ユニットからの熱的影響を極力抑えることができる。従って、該塗布現像処理システムでは、ウエハWに対して液処理を行うための液処理ユニット(BCT、CT、DEV)における温度制御を精密に行うことができる。
更に、本実施形態に係る塗布現像処理システムによれば、第1及び第2の処理ステーション3、4における液処理ユニット群(反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13a、レジスト膜塗布ユニット(CT)群13b、第1現像処理ユニット群13c、第2現像処理ユニット群13d)と加熱・温調処理ユニット群(第1乃至第4加熱・温調処理ユニット群14a、14b、14c、14d)との間に、それぞれ断熱壁39及び液処理ユニット群13a、13b、13c、13dそれぞれの下部から排気された気体をその上部に循環させるための通路40が配置される。これにより、通路40は断熱手段の機能も伴うので、第1の処理ユニット群13と第2の処理ユニット群14との間に二重の断熱手段が配置されることとなり、更に液処理ユニット群に対する加熱・温調処理ユニットの加熱処理ユニットの熱的影響を抑制し、常温付近でウエハWに対して液処理を行う液処理ユニット群における温度制御を極めて精密に行うことができる。
(第二実施形態)以下、図9〜図11を参照しながら本発明の第二実施の形態について説明する。図9〜図11は本発明の一実施形態に係る塗布現像処理システムを示す図であり、図9は平面図、図10は正面図である。図11は、図9の線A−A´に沿って切断した場合の断面図であり、第1の処理ユニット群13aと第2の処理ユニット群14aとケミカルタワー15aのx方向における位置関係を示す図である。
本実施形態は、上述の第一実施形態とは、処理液を収容するケミカルタワーの配置が異なる点、2つの搬送装置19a、19bの間に配置される加熱・温調処理装置の数が1つである点で、構造上異なる。以下、第二実施形態において説明するが、第一実施形態と同様の構造については一部説明を省略する。また、第一実施形態と同様の構成については同様の符号を付して説明する。
図9に示すように、塗布現像処理システム1は、第一実施形態と同様のカセットステーション2と、塗布現像処理工程の中でウエハWに対して所定の処理を施す枚葉式の各種処理ユニットを多段配置してなる第1の処理ステーション8と、この第1の処理ステーションに隣接して配置された第2の処理ステーション9と、この第2の処理ステーション9に隣接して配置された露光装置(図示を省略)の間でウエハWの受け渡しをするためのインターフェイス部5とを一体に接続した構成を有している。第1の処理ステーション8では主にウエハW上に反射防止膜及びレジスト膜の塗布処理が行われ、第2の処理ステーション9では露光されたレジスト膜の現像処理が行われる。
カセットステーション2については、第一実施形態と同様の構造を有するため説明は省略する。
図9、図10に示すように、第1の処理ステーション8では、正面側に液処理が行われる第1の処理ユニット群として、反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13a及びレジスト膜塗布ユニット(CT)群13bが設けられている。反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13aは、常温付近でウエハWに対して塗布処理を行う反射防止膜塗布ユニット(BCT)16がz軸方向に3段に積み重ねられて構成される。また、レジスト膜塗布ユニット(CT)群13bは、常温付近でウエハWに対して塗布処理を行うレジスト膜塗布ユニット(CT)17がz軸方向に3段に積み重ねられて構成される。更に、反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13a及びレジスト膜塗布ユニット(CT)群13bにそれぞれ隣接してケミカルタワー15a、15bが配置されている。ケミカルタワー15aには反射防止膜塗布ユニット(BCT)16に処理液として供給される反射防止膜材料が収容されており、ケミカルタワー15bにはレジスト膜塗布ユニット(CT)17に処理液として供給されるレジスト材料が収容されている。
第1の処理ステーション8の背面部には、搬送装置19aを挟んで、第2の処理ユニット群として第1加熱・温調処理ユニット群14a、第2加熱・温調処理ユニット群14bが配置されている。第1加熱・温調処理ユニット群14a、第2加熱・温調処理ユニット群14bは、それぞれケミカルタワー15a、15bに隣接して配置されている。第1加熱・温調処理ユニット群14aでは第1加熱・温調処理ユニット10aがz軸方向に8段に積み重ねられて構成されている。第2加熱・温調処理ユニット群14bでは第2加熱・温調処理ユニット10bがz軸方向に8段に積み重ねられて構成されている。各第1及び第2加熱・温調処理ユニット10a、10bは、ウエハWに対して温調処理を行う温調処理ユニット(CPL)18a、18bと加熱処理を行う加熱処理ユニット(HP)20a、20bとがそれぞれ互いに隣接されて一体化して構成されている。
図11に示すように、第1加熱・温調処理ユニット群14aは、第1加熱・温調処理ユニット10aが多段に積層されて構成される。尚、図11は、図9の線A−A´に沿って切断した場合の断面図であり、x方向に沿った第1の処理ユニット群13aとケミカルタワー15aと第2の処理ユニット群14aとの位置関係を示す図である。図9、図11に示すとおり、第2の処理ユニット群としての第1加熱・温調処理ユニット群14aは、第1加熱・温調処理ユニット10aが8段に積層されて構成され、全ての第1加熱・温調処理ユニット10aにおいて、加熱処理ユニット(HP)20aと温調処理ユニット(CP)18aのうち温調処理ユニット(CPL)18aが、処理液供給部としてのケミカルタワー15a側に配置される。そして、このケミカルタワー15aに隣接して、第1の処理ユニット群としての反射防止膜塗布ユニット群13aが配置される。また、第2加熱・温調処理ユニット群14bも同様に、第2加熱・温調処理ユニット10bが8段に積層されて構成され、全ての第1加熱・温調処理ユニット10bにおいて、加熱処理ユニット(HP)20bと温調処理ユニット(CP)18bのうち温調処理ユニット(CPL)18bが、処理液供給部としてのケミカルタワー15b側に配置される。そして、このケミカルタワー15bに隣接して、第1の処理ユニット群としてのレジスト膜塗布ユニット群13b及び後述する第1現像処理ユニット群13cが配置される。
垂直搬送型の搬送装置19aの周囲には、反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13a、レジスト膜塗布ユニット(CT)群13b、第1及び第2加熱・温調処理ユニット群14a、14bが配置されている。第1の処理ステーション8における搬送装置19a、反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13a、レジスト膜塗布ユニット(CT)群13b、第1加熱・温調処理ユニット群14aの構造は、上述の第一実施形態における第1の処理ステーション3と各構成と同じ構造をしており、ここでは詳細な説明は省略する。本実施形態における第2加熱・温調処理ユニット群14bは、上述の第一実施形態における第2加熱・温調処理ユニット群14bと比較して、両側面にシャッター部材47a、47bがある点と搬送ユニット(STL)がない点で構造が異なる。本実施形態においては、第1の処理ステーション8と後述する第2の処理ステーション9との間でのウエハWの搬送は、第2加熱・温調処理ユニット群14bの各第2加熱・温調処ユニット10bの温調処理ユニット18bを介して行なうことができる。そのため、各温調処理ユニット18bの両側面にシャッター部材47a、47bが設けられている。
一方、第2の処理ステーション9では、図9、図10に示すように、第1の処理ステーション8と同様に、正面側に常温付近でウエハWに対して液処理を行う第1の処理ユニット群として、第1現像処理ユニット群13c及び第2現像処理ユニット群13dが配置されている。第1現像処理ユニット群13cは現像処理ユニット(DEV)26がz軸方向に2段に積み重ねられて構成され、第2現像処理ユニット群13dも同様に現像処理ユニット(DEV)26がz軸方向に2段に積み重ねられて構成されている。更に、第2現像処理ユニット群13dに隣接してケミカルタワー15cが配置されている。このケミカルタワー15cには、現像処理ユニット(DEV)26に処理液として供給される現像液が収容されている。
第2の処理ステーション9の背面部には、搬送装置19bを挟んで第2加熱・温調処理ユニット群10bに対向した位置に、第2の処理ユニット群として第3加熱・温調処理ユニット群14cが配置されている。第3加熱・温調処理ユニット群14cは、それぞれケミカルタワー15cに隣接して配置されている。第3加熱・温調処理ユニット群14cは第3加熱・温調処理ユニット10cがz軸方向に8段に積み重ねられて構成される。
第3加熱・温調処理ユニット10cは、ウエハWに対して温調処理を行う温調処理ユニット(CPL)18c、18dと加熱処理を行う加熱処理ユニット(HP)20c、20dとがそれぞれ互いに隣接されて一体化して構成されている。そして、図9に示すように、積層された全ての第3加熱・温調処理ユニット10cの温調処理ユニット(CPL)18cと加熱処理ユニット(HP)20cのうち温調処理ユニット(CPL)18cが、処理液供給部としてのケミカルタワー15c側に配置される。そして、このケミカルタワー15cに隣接して、第1の処理ユニット群としての第2現像処理ユニット(DEV)群13dが配置される。
垂直搬送型の搬送装置19bの周囲には、第1現像処理ユニット群13c、第2現像処理ユニット群13d、第2及び第3加熱・温調処理ユニット群14b、14cが配置されている。ここで、第2加熱・温調処理ユニット群14bは、ウエハ上への塗布膜の成膜前後の加熱処理または温調処理、現像処理後前後の加熱処理または温調処理のいずれにも対応できる。そして、第2加熱・温調処理ユニット群14bと第3加熱・温調処理ユニット群14cとの間でのウエハWの搬送、第2加熱・温調処理ユニット群14bと第1または第2現像処理ユニット(DEV)群13c、13dとの間でのウエハWの搬送、第3加熱・温調処理ユニット群14cと第1または第2現像処理ユニット(DEV)群13c、13dとの間でのウエハWの搬送は、搬送装置19bにより行われる。第2または第3加熱・温調処理ユニット群14b、14cと搬送装置19bとの間でのウエハWの受け渡しは、それぞれの温調処理ユニット18b、18cに設けられた47b、47aを介して行われる。また、第3加熱・温調処理ユニット10cの温調処理ユニット18bとウエハ搬送体37との間でのウエハWの受け渡しは、温調処理ユニット18cのシャッター部材47bを介して行われる。
インターフェイス部5は、上述の第一実施形態におけるインターフェイス部5と同様の構造のため、個々では説明を省略する。
更に、この塗布現像処理システム1では、図9、図11に示すように、第1の処理ステーション8及び第2の処理ステーションにおける第1の処理ユニット群13(反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13a、レジスト膜塗布ユニット(CT)群13b、第1現像処理ユニット(DEV)群13c、第2現像処理ユニット(DEV)群13d)と第2の処理ユニット群14(第1加熱・温調処理ユニット群14a、第2加熱・温調処理ユニット群14b、第3加熱・温調処理ユニット群14c)との間には、ケミカルタワー15(15a、15b、15c)が配置された構造となり、更にケミカルタワー15と第2の処理ユニット群14との間には断熱壁39及び第1の処理ユニット群13の下部から排気された気体をその上部に循環させるための通路40が配置されている。また、ケミカルタワー15bに隣接して設けられた通路40及び断熱壁39は、1つの第2の処理ユニット群14bに対応した2つの第1の処理ユニット群14aに対する温調機構及び断熱手段として機能する。本実施形態においても、上述の第一実施形態と同様に、塗布現像処理システムの上部に、各第1の処理ユニット群に対して上部から温調された清浄エアーを供給す清浄エアー供給部が配置されている。清浄エアー供給部は、FFU(ファン・フィルタ・ユニット)及び温度や湿度を調整する温調装置等を備え、第1の処理ユニット群の下部から排気された気体をその上部に循環させるための通路40を介して流入した気体から温度及び湿度を調整してパーティクル等を除去した清浄エアーを通路43を介して第1の処理ユニット群に供給する。本実施形態においても、上述の第一実施形態と同様に、断熱壁39及び第1の処理ユニット群13の下部から排気された気体をその上部に循環させるための通路40が配置された温調機構を設けることにより、常温付近でウエハWに対して処理を行うための処理液供給ユニット(BCT、CT、DEV)における温度制御を精密に行うことができる。更に、通路40は断熱手段の機能も伴うので、第2の処理ユニット群14とケミカルタワー15との間に断熱壁39及び通路40が設けられることにより二重の断熱手段が配置されることとなる。そのため、常温付近でウエハWに対して液処理を行う液処理ユニット群における温度制御を極めて精密に行うことができ、またケミカルタワー15に収容される処理液は加熱処理ユニット20による熱的影響を受けにくく、処理液の温度調整が容易となる。
図10に示すように、上述した反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13aでは、カップ内でウエハWをスピンチャックに載せて反射防止膜を塗布して、該ウエハWに対して反射防止膜塗布処理を施す反射防止膜塗布ユニット(BCT)16が3段に積み重ねられている。レジスト塗布ユニット群13bでは、カップ内でウエハWをスピンチャックに載せてレジスト液を塗布して、該ウエハWに対してレジスト塗布処理を施すレジスト塗布ユニット(CT)が3段に積み重ねられている。第1現像処理ユニット群13cでは、カップ内でウエハWをスピンチャックに載せて現像液を供給して、該ウエハWに対して現像処理を施す現像処理ユニット(DEV)26が上から2段に積み重ねられている。同様に、第2現像処理ユニット群13dでは、カップ内でウエハWをスピンチャックに載せて現像液を供給して、該ウエハWに対して現像処理を施す現像処理ユニット(DEV)26が上から2段に積み重ねられている。
第1、第2及び第3加熱・温調処理ユニット群14a、14b、14cでは、それぞれウエハWに対して加熱処理を行う加熱処理ユニット(HP)20とウエハWに対して温調処理を行う温調処理ユニット(CPL)18とを互いに隣接させて一体化した加熱・温調処理ユニット10が8段に積み重ねられて構成されており、上述したように全ての温調処理ユニットの側面にシャッター部材47a、47bが設けられている。尚、本実施形態における加熱・温調処理ユニット10の構造は、上述の第一実施形態と同様のため、ここでは説明を省略する。
上述した搬送装置19a、19bの構造は、上述の第一実施形態の搬送装置19a及び19bと同様の構造のため、説明を省略する。
次に、このように構成された塗布現像処理システム1における処理工程を説明する。尚、加熱・温調処理ユニットにおける動作は上述の第一実施形態と同様のため省略する。
塗布現像処理システム1において、カセットC内に収容された未処理のウエハWはカセットステーション2のウエハ搬送体11によって取り出された後、第1の処理ステーション3の第1加熱・温調熱処理ユニット10aにおける温調処理ユニット(CPL)18a内に搬送され、温調板25上に載置されて温調処理が行われる。
温調処理ユニット(CPL)18a内で温調処理が行われたウエハWは、搬送装置19aによって反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13aにおける反射防止膜塗布ユニット(BCT)16内に搬送され、反射防止膜用の処理液が塗布される。
反射防止膜塗布ユニット(BCT)16で反射防止膜用の処理液が塗布されたウエハWは、搬送装置19aによって第1加熱・温調処理ユニット10aの温調処理ユニット(CPL)18a内に搬送され、温調板25上に載置される。温調板25上に載置されたウエハWは、加熱処理ユニット(HP)20a内へ搬送され加熱処理が行われる。
その後、ウエハWは温調処理ユニット(CPL)18a内へ搬送され、温調処理が行われる。
温調処理ユニット(CPL)18aで温調処理が行われたウエハWは、搬送装置19aによってレジスト塗布ユニット群13bにおけるレジスト塗布ユニット(CT)17内に搬送され、レジスト液が塗布される。
レジスト塗布ユニット(CT)17でレジスト液が塗布されたウエハWは、搬送装置19aにより、第2加熱・温調処理ユニット10bの温調処理ユニット(CPL)18b内に搬送される。更に、ウエハWは加熱処理ユニット(HP)20b内へ搬送され、加熱処理が行われる。
その後、ウエハWは、温調処理ユニット(CPL)18b内へ搬送され、温調処理が行われる。温調処理ユニット(CPL)18bで温調処理が行われたウエハWは、搬送装置19bによって第3加熱・温調処理ユニット群14cの加熱・温調処理ユニット10cの温調処理ユニット18cへ搬送される。
更に、温調処理ユニットに搬送されたウエハWは、インターフェイス部5におけるウエハ搬送体37によって周辺露光装置34内に搬送され、周辺露光が行われる。
周辺露光装置34で周辺露光が行われたウエハWは、ウエハ搬送体37によってバッファカセット33に搬送されて一旦保持されるか、或いはウエハ搬送体37、露光前温調ユニット(図示せず)、ウエハ搬送体を介して露光装置(図示せず)に搬送される。
次に、露光装置によって露光処理が行われたウエハWは、ウエハ搬送体、バッファカセット33及びウエハ搬送体37を介してインターフェイス部5から第2の処理ステーション9の第3加熱・温調処理ユニット群14cにおける第4加熱・温調処理ユニット10cの温調処理ユニット(CPL)18c内へ搬送され、温調処理が行われる。
温調処理ユニット(CPL)18cで温調処理が行われたウエハWは、搬送装置19bによって第1現像処理ユニット群13cまたは第2現像処理ユニット群13dにおける現像処理ユニット(DEV)26に搬送され、現像処理が行われる。
現像処理ユニット(DEV)26で現像処理が行われたウエハWは、搬送装置19bにより、例えば第2加熱・温調処理ユニット群14bにおける加熱・温調処理ユニット10bの温調処理ユニット(CPL)18bを介して、この温調処理ユニット(CPL)18bと隣接する加熱処理ユニット(HP)20b内に搬送され、加熱処理が行われる。
加熱処理ユニット(HP)20bで加熱処理が行われたウエハWは温調処理ユニット18bへ搬送され、搬送装置19aによって第1加熱・温調処理ステーション群14aにおける第1加熱・温調処理ユニット10aの温調処理ユニット18aに搬送される。そして、温調処理ユニット18a内のウエハWは、カセットステーション2のウエハ搬送体11によってカセットC内に収容される。
以上のように構成された本実施形態に係る塗布現像処理システムによれば、液処理ユニット(BCT、CT、DEV)と隣接して処理液供給部としてのケミカルタワーが配置され、ケミカルタワーと隣接して加熱・温調処理ユニットが配置され、加熱・温調処理ユニットの温調処理ユニット(CPL)がケミカルタワー側に配置されることにより、加熱・温調処理ユニットの加熱処理ユニットと液処理ユニットとの間には温調処理ユニット及びケミカルタワーが介在する構造となる。これにより、液処理ユニット側に対する加熱処理ユニットからの熱的影響を大幅に抑えることができ、該塗布現像処理システムでは、ウエハWに対して液処理を行うための液処理ユニット(BCT、CT、DEV)における温度制御を精密に行うことができる。
更に、本実施形態に係る塗布現像処理システムによれば、液処理ユニット群(反射防止膜塗布ユニット(BCT)群13a、レジスト膜塗布ユニット(CT)群13b、第1現像処理ユニット(DEV)群13c、第2現像処理ユニット(DEV)群13d)と加熱・温調処理ユニット群(第1乃至第4加熱・温調処理ユニット群14a、14b、14c、14d)との間に、それぞれ断熱壁39及び液処理ユニット群13a、13b、13c、13dそれぞれの下部から排気された気体をその上部に循環させるための通路40が配置されることにより、更に液処理ユニット群に対する加熱・温調処理ユニットの加熱処理ユニットの熱的影響を防止し、常温付近でウエハWに対して液処理を行う液処理ユニット群における温度制御を極めて精密に行うことができる。
(第三実施形態)以下、図12〜図14を参照しながら本発明の第三実施の形態について説明する。図12〜図14は本発明の一実施形態に係る塗布現像処理システムを示す図であり、図12は平面図、図13は正面図である。図14は、図12の線B−B´に沿って切断した場合の断面図であり、第1の処理ユニット群13aと第2の処理ユニット群14aとのx方向における位置関係を示す図である。
本実施形態は、上述の第一実施形態とは、処理液を収容するケミカルタワーの配置位置の点、搬送装置及び加熱・温調処理装置の数を少ない点、反射防止膜塗布ユニット(BCT)及びレジスト膜塗布ユニット(CT)が積み重ねられている点で構造上異なり、第一及び第二実施形態と比較しシステム全体が小型化されている。
以下、第三実施形態において説明するが、第一実施形態と同様の構造については一部説明を省略する。また、第一実施形態と同様の構成については同様の符号を付して説明する。
図12に示すように、塗布現像処理システム1は、第一実施形態と同様のカセットステーション2と、塗布現像処理工程の中でウエハWに対して所定の処理を施す枚葉式の各種処理ユニットを多段配置してなる第1の処理ステーション45と、この第1の処理ステーションに隣接して配置された第2の処理ステーション46と、この第2の処理ステーション46に隣接して配置された露光装置(図示を省略)の間でウエハWの受け渡しをするためのインターフェイス部5とを一体に接続した構成を有している。第1の処理ステーション45では主にウエハW上に反射防止膜及びレジスト膜の塗布処理が行われ、第2の処理ステーション46では露光されたレジスト膜の現像処理が行われる。塗布現像処理システム1のほぼ中央部には搬送装置19が配置され、搬送装置19は第1の処理ステーション45及び第2の処理ステーション46における処理中のウエハWの搬送に用いられる。
カセットステーション2については、第一実施形態とほぼ同様の構造を有するため異なる部分のみ説明する。図13に示すように、カセットステーション2の底部には、後述するレジスト膜塗布ユニット(CT)17に処理液として供給されるレジスト膜材料が収容されるケミカルタワー15bが配置されている。
図12、図13に示すように、第1の処理ステーション45では、正面側に液処理が行われる第1の処理ユニット群として、反射防止膜・レジスト膜塗布ユニット(CT)群13eが設けられている。反射防止・レジスト膜塗布ユニット(CT)群13eは、常温付近でウエハWに対して塗布処理を行う反射防止膜塗布ユニット(BCT)16、レジスト膜塗布ユニット(CT)17がそれぞれ2段ずつz軸方向に積み重ねられて構成される。更に、反射防止・レジスト膜塗布ユニット(CT)群13eに隣接してケミカルタワー15aが配置されている。ケミカルタワー15aには反射防止膜塗布ユニット(BCT)16に処理液として供給される反射防止膜材料が収容されている。
第1の処理ステーション45の背面部には、ケミカルタワー15aに隣接して第2の処理ユニット群としての第1加熱・温調処理ユニット群14aが配置されている。第1加熱・温調処理ユニット群14aでは第1加熱・温調処理ユニット10aがz軸方向に多段に積み重ねられて構成されている。各第1加熱・温調処理ユニット10aは、ウエハWに対して温調処理を行う温調処理ユニット(CPL)18aと加熱処理を行う加熱処理ユニット(HP)20aとがそれぞれ互いに隣接されて一体化して構成されている。
図14に示すように、第1加熱・温調処理ユニット群14aは、第1加熱・温調処理ユニット10aが12段に積層されて構成される。尚、図14は、図12の線B−B´に沿って切断した場合の断面図であり、x方向に沿った第1の処理ユニット群13aと第2の処理ユニット群14aとケミカルタワー15aの位置関係を示す図である。図12、図14に示すとおり、第1加熱・温調処理ユニット群14aは、第1加熱・温調処理ユニット10aが12段に積層されて構成され、ケミカルタワー15aに隣接して配置されている。更に、第1加熱・温調処理ユニット群14aの全ての第1加熱・温調処理ユニット10aにおいて、加熱処理ユニット(HP)20aと温調処理ユニット(CP)18aのうち温調処理ユニット(CPL)18aがケミカルタワー15a側に位置するように配置されている。そして、ケミカルタワー15aに隣接して反射防止膜・レジスト膜塗布ユニット(CT)群13eが配置されている。
一方、第2の処理ステーション46では、図12、図13に示すように、正面側に常温付近でウエハWに対して液処理を行う第1の処理ユニット群として現像処理ユニット群13fが配置されている。現像処理ユニット群13fは現像処理ユニット(DEV)26がz軸方向に4段に積み重ねられて構成されている。更に、現像処理ユニット群13fに隣接してケミカルタワー15cが配置されている。このケミカルタワー15cには、現像処理ユニット(DEV)26に処理液として供給される現像液が収容されている。
第2の処理ステーション9の背面部には、ケミカルタワー15cと隣接して第2加熱・温調処理ユニット群14bが配置されている。第2加熱・温調処理ユニット群14bは第2加熱・温調処理ユニット10bがz軸方向に12段に積み重ねられて構成される。そして、第2加熱・温調処理ユニット群14bの全ての第2加熱・温調処理ユニット10bにおいて、加熱処理ユニット(HP)20bと温調処理ユニット(CP)18bのうち温調処理ユニット(CPL)18bがケミカルタワー15c側に位置するように配置されている。そして、ケミカルタワー15cに隣接して現像処理ユニット(DEV)群13fが配置されている。
垂直搬送型の搬送装置19の周囲には、反射防止膜・レジスト膜塗布ユニット(CT)群13e、現像処理ユニット群13f、第1及び第2加熱・温調処理ユニット群14a、14bが配置されている。各ユニット群間のウエハWの搬送は搬送装置19により行われる。また、第1加熱・温調処理ユニット群14aとウエハ搬送体11とのウエハWの受け渡し、第2加熱・温調処理ユニット群14bとウエハ搬送体37とのウエハWの受け渡し、第1または第2加熱・温調処理ユニット群14a、14bと搬送装置19とのウエハWの受け渡しは、第1または第2加熱・温調処理ユニット群14a、14bの各加熱・温調処理ユニット10a、10bの温調処理ユニット18a、18bの両側面に設けられたシャッター部材47a、47bを介して行われる。
インターフェイス部5は、上述の第一実施形態におけるインターフェイス部5と同様の構造のため、説明は省略する。
この塗布現像処理システム1では、図12、図13に示すように、第1の処理ユニット群13(反射防止膜・レジスト膜塗布ユニット(CT)群13e、現像処理ユニット群13f)と第2の処理ユニット群14(第1加熱・温調処理ユニット群14a、第2加熱・温調処理ユニット群14b)との間には、ケミカルタワー15(15a、15c)が配置された構造となり、更にケミカルタワー15と第2の処理ユニット群14との間には断熱壁39及び第1の処理ユニット群13の下部から排気された気体をその上部に循環させるための通路40が配置されている。本実施形態においても、上述の第一実施形態と同様に、塗布現像処理システムの上部に、各第1の処理ユニット群に対して上部から温調された清浄エアーを供給す清浄エアー供給部が配置されている。清浄エアー供給部は、FFU(ファン・フィルタ・ユニット)及び温度や湿度を調整する温調装置等を備え、第1の処理ユニット群の下部から排気された気体をその上部に循環させるための通路40を介して流入した気体から温度及び湿度を調整してパーティクル等を除去した清浄エアーを通路43を介して第1の処理ユニット群に供給する。本実施形態においても、上述の第一実施形態と同様に、断熱壁39及び第1の処理ユニット群13の下部から排気された気体をその上部に循環させるための通路40が配置された温調機構を設けることにより、更に常温付近でウエハWに対して処理を行うための処理液供給ユニット(BCT、CT、DEV)における温度制御を更に精密に行うことができる。
図13に示すように、上述した反射防止膜・レジスト膜塗布ユニット(CT)群13eでは、カップ内でウエハWをスピンチャックに載せて反射防止膜を塗布して、該ウエハWに対して反射防止膜塗布処理を施す反射防止膜塗布ユニット(BCT)16が2段、カップ内でウエハWをスピンチャックに載せてレジスト液を塗布して、該ウエハWに対してレジスト塗布処理を施すレジスト塗布ユニット(CT)17が2段に積み重ねられている。現像処理ユニット群13fでは、カップ内でウエハWをスピンチャックに載せて現像液を供給して、該ウエハWに対して現像処理を施す現像処理ユニット(DEV)26が42段に積み重ねられている。
第1及び第2加熱・温調処理ユニット群14a、14bでは、それぞれウエハWに対して加熱処理を行う加熱処理ユニット(HP)20とウエハWに対して温調処理を行う温調処理ユニット(CPL)18とを互いに隣接させて一体化した加熱・温調処理ユニット10が12段に積み重ねられて構成されている。そして、全ての加熱・温調処理ユニット10の温調処理ユニットの側面にシャッター部材47a、47bが設けられている。尚、本実施形態における加熱・温調処理ユニット10の構造は、上述の第一実施形態と同様のため、ここでは説明を省略する。
上述した搬送装置19の構造は、上述の第一実施形態の搬送装置19a及び19bと同様の構造のため、説明を省略する。
次に、このように構成された塗布現像処理システム1における処理工程を説明する。尚、加熱・温調処理ユニットにおける動作は上述の第一実施形態と同様のため省略する。
塗布現像処理システム1において、カセットC内に収容された未処理のウエハWはカセットステーション2のウエハ搬送体11によって取り出された後、第1の処理ステーション3の第1加熱・温調熱処理ユニット10aにおける温調処理ユニット(CPL)18a内に搬送され、温調板25上に載置されて温調処理が行われる。
温調処理ユニット(CPL)18a内で温調処理が行われたウエハWは、搬送装置19によって反射防止膜・レジスト膜塗布ユニット(CT)群13eにおける反射防止膜塗布ユニット(BCT)16内に搬送され、反射防止膜用の処理液が塗布される。
反射防止膜塗布ユニット(BCT)16で反射防止膜用の処理液が塗布されたウエハWは、搬送装置19によって第1加熱・温調処理ユニット10aの温調処理ユニット(CPL)18a内に搬送され、温調板25上に載置される。温調板25上に載置されたウエハWは、加熱処理ユニット(HP)20a内へ搬送され加熱処理が行われる。
その後、ウエハWは温調処理ユニット(CPL)18a内へ搬送され、温調処理が行われる。
温調処理ユニット(CPL)18aで温調処理が行われたウエハWは、搬送装置19によって反射防止膜・レジスト塗布ユニット群13eにおけるレジスト塗布ユニット(CT)17内に搬送され、レジスト液が塗布される。
レジスト塗布ユニット(CT)17でレジスト液が塗布されたウエハWは、搬送装置19により、第2加熱・温調処理ユニット10bの温調処理ユニット(CPL)18b内に搬送される。更に、ウエハWは加熱処理ユニット(HP)20b内へ搬送され、加熱処理が行われる。
その後、ウエハWは、温調処理ユニット(CPL)18b内へ搬送され、温調処理が行われる。温調処理ユニット(CPL)18bで温調処理が行われたウエハWは、インターフェイス部5におけるウエハ搬送体37によって周辺露光装置34内に搬送され、周辺露光が行われる。
周辺露光装置34で周辺露光が行われたウエハWは、ウエハ搬送体37によってバッファカセット33に搬送されて一旦保持されるか、或いはウエハ搬送体37、露光前温調ユニット(図示せず)、ウエハ搬送体を介して露光装置(図示せず)に搬送される。
次に、露光装置によって露光処理が行われたウエハWは、ウエハ搬送体、バッファカセット33及びウエハ搬送体37を介してインターフェイス部5から第2の処理ステーション46の第2加熱・温調処理ユニット群14bにおける第2加熱・温調処理ユニット10bの温調処理ユニット(CPL)18b内へ搬送され、温調処理が行われる。
温調処理ユニット(CPL)18bで温調処理が行われたウエハWは、搬送装置19によって現像処理ユニット群13fにおける現像処理ユニット(DEV)26に搬送され、現像処理が行われる。
現像処理ユニット(DEV)26で現像処理が行われたウエハWは、搬送装置19により、第1加熱・温調処理ユニット群14aにおける加熱・温調処理ユニット10aの温調処理ユニット(CPL)18aを介して、この温調処理ユニット(CPL)18aと隣接する加熱処理ユニット(HP)20a内に搬送され、加熱処理が行われる。
加熱処理ユニット(HP)20aで加熱処理が行われたウエハWは温調処理ユニット18aへ搬送され、更にカセットステーション2のウエハ搬送体11によってカセットC内に収容される。
以上のように構成された本実施形態に係る塗布現像処理システムによれば、液処理ユニット(BCT、CT、DEV)と隣接して処理液供給部としてのケミカルタワーが配置され、ケミカルタワーと隣接して加熱・温調処理ユニットが配置され、加熱・温調処理ユニットの温調処理ユニット(CPL)がケミカルタワー側に配置されることにより、加熱・温調処理ユニットの加熱処理ユニットと液処理ユニットとの間には温調処理ユニット及びケミカルタワーが介在する構造となる。これにより、液処理ユニット側に対する加熱処理ユニットからの熱的影響を大幅に抑えることができ、該塗布現像処理システムでは、ウエハWに対して液処理を行うための液処理ユニット(BCT、CT、DEV)における温度制御を精密に行うことができる。
更に、本実施形態に係る塗布現像処理システムによれば、液処理ユニット群(反射防止膜・レジスト膜塗布ユニット(CT)群13e、現像処理ユニット群13f)と加熱・温調処理ユニット群(第1及び第2加熱・温調処理ユニット群14a、14b)との間に、それぞれ断熱壁39及び液処理ユニット群13e、13fそれぞれの下部から排気された気体をその上部に循環させるための通路40が配置されることにより、液処理ユニット群に対する加熱・温調処理ユニットの加熱処理ユニットの熱的影響を防止し、常温付近でウエハWに対して液処理を行う液処理ユニット群における温度制御を極めて精密に行うことができる。更に、通路40は一種の断熱手段を有することとなり、第2の処理ユニット群14とケミカルタワー15との間に断熱壁39及び通路40が設けられることにより、二重の断熱手段を有する構造となる。そのため、ケミカルタワー15に収容される処理液は加熱処理ユニット20による熱的影響を受けにくく温度調整が容易となる。
尚、上記各実施形態では、基板としてウエハWを例に挙げて説明したが、LCD基板等の他の基板にも本発明を適用することができる。
本発明のシステム構成は上述した各実施の形態に限定されることなく、本発明の技術思想の範囲内で様々な構成が考えられる。
例えば、レジストの塗布現像システムばかりでなく、他のシステム、例えば基板上に層間絶縁膜を形成するSOD(Spin
on Dielectric)処理システム等にも本発明を適用することができる。SOD処理システムは、基板上に層間絶縁膜材料を塗布する塗布ユニットと、絶縁膜材料が塗布された基板を加熱、温調する加熱・温調処理ユニットを有している。この加熱・温調処理ユニットは、本実施形態の加熱・温調処理ユニットと同様に加熱処理ユニットとこれに隣接して設けられた温調処理ユニットとを有しており、SOD処理システムにおける加熱処理ユニットは設定温度が200〜470℃とすることが可能な熱板を有している。このような高温処理が施されるユニット及び液処理ユニットとしての塗布ユニットを有するシステムに、本発明のように温調処理ユニットが塗布ユニット側に配置されるように、塗布ユニットと加熱・温調処理ユニットを配置することは非常に有効である。或いは、液処理ユニットに隣接して配置された塗布ユニットに供給する処理液を収容する処理液収容部を、加熱・温調処理ユニットに隣接して配置し、更に温調処理ユニットを処理液収容部側に位置するように配置することは非常に有効である。これにより、液処理ユニット群における温度制御を極めて精密に行うことができる。
本発明は、基板処理装置の温度制御を精密に行う際に有用である。
本発明の第一実施形態に係る塗布現像処理システムを示す平面図である。 図1に示した塗布現像処理システムの正面図である。 図1の温調・加熱処理ユニット群を有する領域をy方向に沿って切断した場合の断面図である。 図1の温調処理ユニットを有する領域をx方向に沿って切断した場合の断面図である。 搬送装置の構成を示す斜視図である。 加熱・温調処理ユニットの構成を示す平面図である。 図6に示した加熱・温調処理ユニットの構成を示す断面図である。 温調機構構成を示す断面図である。 本発明の第二実施形態に係る塗布現像処理システムを示す平面図である。 図9に示した塗布現像処理システムの正面図である。 図9の線A−A´に沿って切断した場合の断面図である。 本発明の第三実施形態に係る塗布現像処理システムを示す平面図である。 図12に示した塗布現像処理システムの正面図である。 図12の線B−B´に沿って切断した場合の断面図である。
符号の説明
1 塗布現像処理システム
10 加熱・温調処理ユニット
13 第1の処理ユニット群
13a 反射防止膜塗布ユニット(BCT)群
13b レジスト膜塗布ユニット(CT)群
13c 第1現像処理ユニット群
13d 第2現像処理ユニット群
13e 反射防止膜・レジスト膜塗布ユニット(CT)群
13f 現像処理ユニット群
14 第2の処理ユニット群
14a 第1加熱・温調処理ユニット群
14b 第2加熱・温調処理ユニット群
14c 第3加熱・温調処理ユニット群
14d 第4加熱・温調処理ユニット群
15 ケミカルタワー
16 反射防止膜塗布ユニット(BCT)
17 レジスト膜塗布ユニット(CT)
18 温調処理ユニット
19 搬送装置
20 加熱処理ユニット
26 現像処理ユニット
BCT 反射防止膜塗布ユニット(BCT)
CPL 温調処理ユニット
CT レジスト膜塗布ユニット(CT)
DEV 現像処理ユニット
HP 加熱処理ユニット
W ウエハW

Claims (5)

  1. 基板を搬送するための搬送装置と、前記搬送装置の周囲であって対向する2方向に配置され、前記搬送装置との間で基板の受け渡しを行い、かつ基板に対して温調処理を行う温調部と、基板に対して加熱処理を行う加熱部と、を具備し、
    前記温調部は、基板を載置して温調する温調板を有しており、
    前記温調板を移動させて前記温調部と前記加熱部との間で基板の受け渡しを行わせる移動機構をさらに具備することを特徴とする、基板処理装置。
  2. 基板に対して加熱処理を行う加熱部と、基板を温調処理し、かつ前記加熱部との間で基板を搬送する温調部と、前記温調部の両側に配置され、前記温調部との間で基板を搬送する第1及び第2の搬送装置と、を具備することを特徴とする、基板処理装置。
  3. 基板を搬送するための搬送装置と、基板に対して加熱処理を行う加熱部と、基板を温調処理し、かつ前記搬送装置との間及び前記加熱部との間で基板の受け渡しを行う温調部と、を具備することを特徴とする、基板処理装置。
  4. 基板を受け渡すための開口部を両側に有する処理ユニットと、前記処理ユニットの各開口部に対面するように配置され、前記開口部を介して前記処理ユニットとの間で基板の搬入出を行う第1の及び第2の搬送装置とを備え、前記処理ユニットが、基板に対して加熱処理を行う加熱部と、基板を温調処理し、かつ前記各開口部を介して前記第1及び第2の搬送装置との間で、更に前記加熱部との間で基板を搬送できる温調部と、を具備することを特徴とする、基板処理装置。
  5. 基板を搬送する搬送装置と、前記搬送装置の正面側に隣接するように配置され、前記搬送装置との間で基板の受け渡しを行うと共に、基板に対して所定の液を供給する第1の処理ユニットと、前記搬送装置の側面側に隣接するように配置され、前記搬送装置との間で基板の受け渡しを行うと共に、基板を温調処理する温調部及び基板に対して加熱処理を行う加熱部を有する第2の処理ユニットとを備え、前記第2の処理ユニットの前記温調部は前記搬送装置と隣接するように配置され、前記加熱部は前記温調部と隣接し、且つ、前記搬送装置の背面側に突き出るように配置されていることを特徴とする、基板処理装置。
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