JP2007026918A - ヒンジ式カバーを備えたメモリカードコネクタ - Google Patents

ヒンジ式カバーを備えたメモリカードコネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】コネクタのカバーハウジングとの間の枢動接続を改善する。
【解決手段】複数の導電性接点を有するメモリカードを収容するためのメモリカードコネクタを提供する。絶縁性ハウジング32には複数の導電性端子34が取付けられている。金属カバー38は、メモリカードを収容する差込口を有する。メモリカードをカバー上に収容することを可能にする開位置とメモリカードの接点をハウジング上の端子と係合させる閉位置との間で枢動することができるようにカバーを取付けるために、枢動装置40がカバーとハウジングとの間に作動的に連結されている。枢動装置は、ハウジングの一端にある取付部と、カバーの一端にある枢動突起とを有する。金属ブラケット80は、取付部の周囲に配置され、枢動突起を受ける枢動ソケットを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般に電気コネクタの技術に関し、詳細には、ヒンジ式カバーを備えたメモリカードコネクタに関する。
メモリカードは、当技術分野において知られており、記憶回路や他の電子プログラムの形の情報を含む。何らかの形でカードリーダが、カードに記憶された情報又は記憶を読取る。そのようなカードは、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、スマートフォン、PDA、音楽プレーヤ、ATM、ケーブルテレビデコーダ、玩具、ゲーム機、PCアダプタ、マルチメディアカード、その他の電子応用機器を含む、今日の電子社会において多くの用途に使用されている。一般に、メモリカードは、カードコネクタを介してカードリーダシステムに接続し、そして、外部機器に接続するための接点アレイ又は端子アレイを有する。コネクタは、カード上の情報及びプログラムに迅速にアクセスすることができるようにするために、カードの抜差しに容易に対応する。カードコネクタは、メモリカードの接点アレイと柔軟に係合する端子を有する。
メモリカード自体は、コネクタを介して読書きが行われ、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末等の電気機器間で伝送を行うことができる。このカードは、SIM(利用者識別モジュール)カードに記憶された識別コードを識別した後で作動されデータアクセスを可能にする移動電話機、すなわち、携帯電話機等の用途に使用されることがある。SIMカードは接点アレイを備えた導電面を有し、移動電話機は、利用者識別確認を確実に行うためにSIMカードの接点と電気的に接続する端子を備えたSIMカードコネクタを有する。
図1(a)及び(b)は、米国特許第5,996,891号で見られるような、全体を10で示した従来技術によるメモリ又はSIMカードコネクタを示す。コネクタは、絶縁性、すなわち、プラスチック製のハウジング12を有し、ハウジングから上方に突出する接触部14を有する複数の導電性端子がハウジングに取付けられている。金属カバー16が、メモリ又はSIMカードをカバーに差込むことを可能にする図1(a)に示した開位置と、メモリカードの接点がハウジング上の端子の接触部14と係合させられる図1(b)に示した閉止ラッチ位置との間で枢動するようにハウジングに枢動可能に取付けられている。ハウジングは、その一端に一対の取付部12(a)を有する。各取付部12(a)の外側には、枢動凹部18a、ラッチ凹部18b、及びそれらの間のデテント突条部18cを有する2つの部分から成る枢動ソケットを備える。金属カバー16は、その両側に一対のばねアーム16aを有し、各ばねアームには内側に突出する枢動突起20が形成されている。
従来技術のコネクタ10の動作において、金属カバー16が図1(a)に示した開位置まで枢動され、SIMカードがカバーの下側に差込まれる、すなわち、取付けられる。次に、枢動突起20が枢動凹部18a内に配置された状態で、カバーとSIMカードが閉位置まで下方に枢動される。これにより、SIMカード上の接点が、ハウジング12上に取付けられた端子の接触部14と係合する。次に、枢動突起20が、デテント突条部18cを越えてラッチ凹部18bに入るように、カバーが、矢印「A」(図1(b))の方向に摺(しゅう)動される。デテント突条部は、カバーがその閉位置からラッチ位置に動いたことを示す音及び/又は感触を作り出し、そのラッチ位置では、22で示したような適切なラッチ手段によって、カバーがそのラッチ位置から上方に枢動して戻ることが防止される。
従来技術のSIMカードコネクタ10は、目的によっては満足することができるものであるが、金属カバーとプラスチックハウジングとの間の枢動領域での金属カバーとプラスチックハウジングとの間の相互係合が、プラスチックの上に金属が乗った係合であるため、ハウジングに対してコネクタのカバーが繰返し開閉されると、プラスチックが大きく摩耗したり劣化したりする。特にコネクタが、移動電話機を地面に落としたような衝撃を受けた場合には、カバーとハウジングとの間の枢動接続が緩み、カバーがハウジングから外れやすくなる。本発明は、そのようなコネクタのカバーとハウジングとの間の枢動接続を改善することによってこれらの問題を解決しようとするものである。
したがって、本発明の目的は、新規で改善された上記のタイプのメモリカードコネクタを提供することである。
本発明の例示的な実施形態においては、メモリカードコネクタは、複数の導電性接点を有するメモリカードを収容する。絶縁性ハウジングには複数の導電性端子が取付けられている。金属カバーは、メモリカードを収容するレセプタクル手段を有する。メモリカードをカバー上に収容することを可能にする開位置とメモリカードの接点をハウジング上の端子と係合させる閉位置との間で枢動することができるようにカバーを取付けるために、枢動手段がカバーとハウジングとの間に作動的に連結されている。枢動手段は、ハウジングの一端にある取付部と、カバーの一端にある枢動突起とを有する。金属ブラケットは、取付部の周囲に配置され、枢動突起を受ける枢動ソケットを有する。
本発明の一形態によれば、ブラケットは、シートメタル材料から打抜き成形され、枢動ソケットを備えた壁を有する。この壁は、ハウジングの取付部の側面に並置される。本明細書に開示したように、取付部は、ブラケットの壁内の枢動ソケットの後ろに枢動凹部を有する。好ましい実施形態において、ハウジングの取付部は、ハウジングから突出する取付アームによって形成される。金属ブラケットは、取付アームの両側の上に並置された一対の側壁を有し、この両方の側面が枢動ソケットを有する。金属カバーは、一対の枢動ソケット内に位置決めするための一対の対向する枢動突起を有する。
枢動ソケットの少なくとも1つが、カバーが閉位置からラッチ位置に摺動することを可能にする枢動部とラッチ部とを有する。本発明の1つの実施形態においては、枢動ソケットのラッチ部は、カバーがそのラッチ位置にあるときにカバーがハウジングに対して枢動するのを防ぐように構成されている。
最後に、好ましい実施形態においては、ハウジングは、その一端の両側に一対の取付部を有する。カバーは、その一端に、一対の取付部の側面に沿って並置され枢動突起を有する一対のばねアームを有する。一対の金属ブラケットが、一対の取付部の周りに配置され、一対のばねアームの枢動突起を受ける枢動ソケットを備える。
本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面と関連して行われる以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
新規であると考えられる本発明の特徴は、添付の特許請求の範囲に詳細に説明される。本発明は、その目的及び利点とともに、添付図面と関連して行われる以下の説明を参照することによって最もよく理解することができるであろう。図面において類似の参照符号は類似の要素を示す。
以下、図面をより詳細に参照して説明を行う。最初に図2〜4を参照すると、本発明は、複数の導電性接点を有するSIM又はメモリカード(図示せず)を収容するための、全体を30で示したSIM又はメモリカードコネクタにおいて具体化されている。コネクタは、全体を34で示した複数の信号端子と全体を36で示した複数の接地端子を取付けた全体を32で示した絶縁性本体又はハウジングを有する。図2において、全体を38で示したカバーが、全体を40で示した一対の枢動手段によってハウジングに枢動可能に取付けられている。ハウジングは、プラスチック等の絶縁性材料からモールド成形することができる。カバーは、シートメタル材料から打抜き成形されている。
枢動手段40は、一般に、ハウジング32の後部にある一対の取付部又はアーム42と、打抜き成形されたシートメタルカバー38の枢動端にある一対のばねアーム44との間に提供される。したがって、カバーは、メモリカードをカバーの内側に取付けることを可能にする開位置(図3)から、図2において見られるような中間位置を介して矢印「B」の方向に、メモリカードの接点をハウジング32上の端子34の接触部34aに係合させる閉位置(図示せず)まで枢動するように、ハウジングに枢動可能に取付けられる。枢動手段40は、カバーがその閉位置から図5に示したラッチ位置まで摺動することを可能にする。カバーは、ハウジング上を矢印「C」の方向(図5)にその閉位置からそのラッチ位置に摺動される。カバーは、矢印「D」の方向にその閉止枢動位置に摺動式に戻される。
再び図2〜4を参照すると、金属カバー38は、枢動端38aと、メモリカードの挿入端38bとを有する。カバーは、1つの上壁38cと一対の側壁38dとを有する。フランジ38e(図3)が、挿入端38bの近傍において上壁とほぼ平行に両側の壁から内方に曲げられている。一対の下部フランジ38fが、カバーの枢動端38aにおいて上壁38cとほぼ垂直に曲げられている。カバーの枢動端を横切って下部フランジの一方から傾斜した弾性アーム38gが延在している。したがって、カバー38の下面には、上壁38cと、側壁38dと、フランジ38eと、下部フランジ38fとによってレセプタクル手段が設けられる。カバーのレセプタクル手段には、メモリ又はSIMカードが、矢印「E」(図3)の方向に、メモリカードの端が弾性アーム38gと係合するまで差込まれる。カバーが図5に示したその閉止ラッチ位置に枢動されたとき、一対のばねアーム46がメモリカードを付勢し、それにより、メモリカードの接点が端子34と係合する。一対のばねアーム46は、カバーの上壁30cから打抜き成形され、メモリカードを端子の方に付勢する。
カバーの他の特徴は、プリント回路基板(図示せず)と端子34のはんだ接続の目視検査を可能にするためにカバーの上壁38cを打抜いて複数の穴48を設けたことである。後述する目的のために、カバーの各側壁38dには内側に向いたデテント50が設けられている。最後に、やはり後述する目的のために、複数の係止フランジ52(図3)が、側壁38dから内側に曲げられている。
図3で最もよく分かるように、端子34は接触部34aとはんだ用テール部34bとを有する。接触部は、メモリカードの接点と係合可能である。はんだ用テール部は、プリント回路基板上の適切な回路トレースにはんだ付等によって表面接続される。接地端子36は、固定部36a(図3)、はんだパッド部36b、及び可撓(とう)性接触部36cを有する。固定部は、接地端子をハウジングに固定するためにハウジングの取付スロット54に差込まれる。はんだパッド部36bは、プリント回路基板上の適切な接地トレースにはんだ接続される。接触部36cは、カバーがその閉位置からそのラッチ位置に摺動されたときにカバー38の係止フランジ52のいくつかと係合可能である。したがって、接地端子36は、カバーをプリント回路基板に接地する。
更に図2及び4とともに図3を参照すると、ハウジング32は、ほぼH字形状であり、プラスチック等の絶縁性材料からモールド成形された一体構造物である。H字形状は、一対の側面脚部56と1つの横断本体部58から成る。信号端子34は、本体部のスロット60内に取付けられている。ハウジングの側面は、接地端子36のはんだパッド部36bを収容するために62で示す箇所で切取られている。カバーがその閉位置に枢動されたときにカバーの係止フランジ52を収容するために、ハウジングの各側部に沿って3つのノッチ64が形成されている。各ノッチ内にはラッチ肩部66(図2)が形成されている。図2において右側のノッチにおいて見ることができるように、各接地端子36の接触部36cは、ラッチ肩部66のうちの1つとほぼ位置合わせされている。最後に、後述する目的のために、カバーのデテント50と相互係合するためにハウジング32の各側部に一対のデテント溝68a及び68bが形成されている。
本発明は、図2に概略的に示したようなハウジング32とカバー38の間の枢動手段40に焦点を当てたものである。具体的には、図4の拡大図に示したように、カバー38の各ばねアーム44には、ハウジングのそれぞれの取付部42に向かって内側に突出する枢動突起70が形成されている。図4で最もよく分かるように、各枢動突起70は、ほぼ円すい形に形成されるが、ある程度丸みが付けられている。更に、第2の枢動突起又はタブ72が、カバーの枢動端38aに形成され、各枢動突起70の方に突出している。換言すると、カバーの枢動端の角に2対の枢動突起が設けられ、各対は、内方に向いた枢動突起70と外方に向いた枢動タブ72とを有する。
ハウジング32の各取付アーム42の外側面には、デテント突条部74cによって分離された枢動凹部74aとラッチ凹部74bから成る一対の凹部がある。各取付部42の内側面には、開口部76bを有する枢動凹部76aとそれらの間のフック部76cとがある。各取付部42の内側の枢動凹部76aは、取付部を介して、取付部の外側にある枢軸74aとほぼ位置合わせされている。
本発明は、ハウジングの各取付アーム42の一部分の周りに配置するための、全体を80で示した金属ブラケットを提供するものである。各取付けブラケットは、断面がほぼU字形であり、それぞれ、1つの下部壁80aと一対の内側壁80bと外側壁80cを有する。取付けブラケットは、シートメタル材料から打抜き成形されており、固定タブ80dは、下部壁80aの内縁から上方へ突出するように形成されている。
各金属ブラケット80の内側壁80bは、開口部82bを有する枢動ソケット82aとそれらの間のY字形ラッチ部82cとを備える。各金属ブラケット80の外側壁80cは、枢動ソケット84a、ラッチソケット84b、及びそれらの間の狭いデテント制限部84cを備える。
金属ブラケット80は、後述するように、図2に示した状態でハウジング32の取付部42の周りに取付けられる。各ブラケットは、固定タブ80dを貫通取付穴90(図4)に穴の下側から差込むことによって、それぞれの取付部に下側から取付けられる。次に、ブラケットは、ブラケットのラッチ部82cがハウジング上のフック部76cを越えてカチッと嵌(はま)るまで上方に枢動又は傾斜される。この様にして、下壁80a及び側壁80bと80cが、取付部42の下面と側面の上に並置される。ブラケットがそのように取付けられたとき、ブラケットの内側壁80bの枢動ソケット82aと開口部82bが、取付部42の内側面の枢動凹部76aと開口部76bと位置合わせされる。ブラケットの外側壁80cの枢動ソケット84aとラッチソケット84bは、それぞれ、取付部の外側面の枢動凹部74aとラッチ凹部74bと位置合わせされる。
カバー38は、図2に概略的に示したようにカバーを位置決めすることによってハウジング32に取付けられる。カバーの枢動タブ72(図4)は、ブラケット80の開口部82bとハウジングの取付部42の開口部76bとに導かれ、そして、ブラケットの枢動ソケット82aに導かれる。これと同時に、ばねアーム44の枢動突起70は、ブラケット80の枢動ソケット84aと取付部42の枢動凹部74aに「カチッ」と嵌る。
次に、カバーを、図2の矢印「B」の方向と反対に、図3に示す角度に近い開位置に枢動させることができる。次に、メモリカードをカバーのレセプタクル手段に差込むか又は取付けることができる。
カバーの枢動突起70がブラケット80の枢動ソケット84に入れられ、カバーの枢動タブ72がブラケットの枢動ソケット82aに入れられた状態で、カバーを、その開位置からその閉位置に矢印「B」の方向(図2)に下方に枢動することができ、これにより、メモリカード上の接点が端子34の接触部34aと係合する。
カバーがその閉位置に枢動された後で、カバーが、矢印「C」(図5)の方向にハウジング32に対して摺動され、カバーがその閉位置から図5に示したようなラッチ位置に動く。この動きの間に、いくつかのことが起こる。最初に、枢動突起70が、金属ブラケット80の枢動ソケット84aからラッチソケット84bに入る。これと同時に、枢動タブ72が、ブラケットの枢動ソケット82aから開口部82bに入る。この動きの際、枢動突起70は、ブラケットのデテント制限部84cを「カチッ」と越えてラッチソケット84bに入り、カバーが閉位置からラッチ位置に動いたことを示す音及び/又は感触を与える。カバー上のデテント50がハウジングの側面にあるデテント溝68aからデテント溝68bに「カチッ」と動くときに更に別のクリック感が提供される。デテント84cと50は組合わさって、カバーがラッチ位置から閉止枢動位置に間違って摺動して戻るのを防ぐ。当然ながら、カバーを図5の矢印「D」の方向に手動で押戻すことによってデテントを乗越えることができる。
更に、カバー38がハウジングに対してその閉位置から図5に示したラッチ位置に摺動されたとき、カバーの係止フランジ52は、ハウジングの凹部64内のラッチ肩部66の下に摺動する。これにより、カバーがハウジングから浮上がるのが防止される。また、フランジ52は、摺動して接地端子36の接触部36cと係合して、カバーをプリント回路基板に接地する。
以上から、金属ブラケット80が、金属カバー38とプラスチックハウジング32との間で強固な金属間枢動係合を提供することが分かる。プラスチックハウジングの取付部42の両側にある枢動凹部74a、74b及び76aは、主に、金属カバーの枢動突起70と枢動タブ72を収容する深さを提供する。金属カバーを開閉する際の主な係合面は、金属ブラケットと金属カバーの間である。
図6及び7は、本発明の第2の実施形態を示す。図6及び7において、図1〜5の第1の実施形態に関して前に述べた構成要素と対応するものは同様の参照符号が付けられている。そのような同様の構成要素の説明は繰返さない。
図6及び7の第2の実施形態と図1〜5の第1の実施形態の主な違いは、図4と図7を比較することによって最もよく分かる。具体的には、第1の実施形態から各ブラケット80の内側壁80bの開口部82bが省かれていることが分かる。その代わりに、閉じた細長いラッチ部92が提供され、枢動ソケット82aと連通している。枢動突起72は、リンクロッド94によって連結されている。カバー38がハウジング32に取付けられたとき、カバーの枢動突起70は、第1の実施形態と同じようにブラケットの外側壁80cの枢動ソケット84aに「カチッ」と嵌る。しかしながら、第2の実施形態では、枢動タブ72も、カバーのシートメタル材料の弾性によってブラケットの内側壁80bの枢動ソケット82aにカチッと嵌る。カバーがそのラッチ位置(図5)に摺動されたときに枢動タブ72が閉止ラッチ部92に滑込むとき、ラッチ部92の閉じた細長い形状によって、カバーがそのラッチ位置から持上がるのを防ぐ更なる手段が提供される。
本発明は、その精神又は中心的特徴から逸脱することなく他の特定の形態で実施することができることを理解されよう。したがって、上記の実施例と実施形態は、すべての点において例示的にであり限定的でないと考えられるべきであり、本発明は、本明細書に示した詳細に限定されない。
(a)及び(b)は、背景技術で説明した従来のメモリカードコネクタの側面図である。 本発明の第1の実施形態におけるメモリカードコネクタの斜視図であり、カバーがハウジングから上方に枢動された状態を示す図である。 コネクタの分解斜視図である。 図3において「4」で囲んだ部分の拡大図である。 カバーがその閉止ラッチ位置にあるコネクタの斜視図である。 本発明の第2の実施形態におけるメモリカードコネクタの斜視図であり、カバーがその開位置にある状態を示す図である。 図3と同様の図であるが、図6に示した第2の実施形態の図である。

Claims (14)

  1. 複数の導電性接点を備えるメモリカードを収容するメモリカードコネクタであって、
    複数の導電性端子を取付けた絶縁性ハウジングと、
    メモリカードを収容するレセプタクル手段を備える金属カバーと、
    カバーとハウジングとの間に作動的に連結され、メモリカードをカバー上に収容することを可能にする開位置とメモリカードの接点をハウジング上の端子と係合させる閉位置との間で枢動することができるようにカバーを取付ける枢動手段とを有し、
    枢動手段は、ハウジングの一端にあるカバー取付部と、
    カバーの一端にある枢動突起と、
    前記取付部の周囲にあり、前記枢動突起を受ける枢動ソケットを含む金属ブラケットとを含むメモリカードコネクタ。
  2. 前記取付部がハウジングから突出する取付アームを備え、枢動突起がカバーから突出する弾性枢動アーム上にある、請求項1に記載のメモリカードコネクタ。
  3. ハウジングの前記取付部がハウジングから突出する取付アームを備え、金属ブラケットが取付アームの両側の上に並置された一対の側壁を含み、この両方の側壁が枢動ソケットを含み、金属カバーが一対の枢動ソケット内に位置決めする一対の枢動突起を含む、請求項1に記載のメモリカードコネクタ。
  4. 前記枢動ソケットの少なくとも1つが、カバーが前記閉位置からラッチ位置に摺動することを可能にする枢動部とラッチ部とを含む、請求項3に記載のメモリカードコネクタ。
  5. 前記枢動ソケットの少なくとも1つが、カバーが前記閉位置からラッチ位置に摺動することを可能にする枢動部とラッチ部とを含み、ラッチ部とそれぞれの枢動突起が、カバーが前記ラッチ位置にあるときにカバーがハウジングに対して枢動するのを防ぐように形成されている、請求項3に記載のメモリカードコネクタ。
  6. 前記ブラケットが、シートメタル材料から打抜き成形され、前記枢動ソケットを備える壁を含み、壁がハウジングの取付部の側面の上に並置され、取付部が、枢動ソケットの後ろに枢動凹部を備える、請求項1に記載のメモリカードコネクタ。
  7. 金属ブラケット内の前記枢動ソケットが、カバーが前記閉位置からラッチ位置に摺動することを可能にする枢動部とラッチ部とを含む、請求項1に記載のメモリカードコネクタ。
  8. 金属ブラケット内の前記枢動ソケットが、カバーが前記閉位置からラッチ位置に摺動することを可能にする枢動部とラッチ部とを含み、ラッチ部とそれぞれの枢動突起が、カバーが前記ラッチ位置にあるときにカバーがハウジングに対して枢動するのを防ぐように形成されている、請求項1に記載のメモリカードコネクタ。
  9. 前記ハウジングが、その前記一端の両側に一対の前記取付部を含み、カバーが、前記一端に一対の取付部に沿って並置されかつ枢動突起を備える一対のばねアームを含み、一対の取付部の周りの一対の前記金属ブラケットを含む、請求項1に記載のメモリカードコネクタ。
  10. 複数の導電性接点を備えるメモリカードを収容するメモリカードコネクタであって、
    複数の導電性端子を取付けた絶縁性ハウジングと、
    メモリカードを収容するレセプタクル手段を備える金属カバーと、
    カバーとハウジングとの間に作動的に連結され、メモリカードをカバー上に収容することを可能にする開位置とメモリカードの接点をハウジング上の端子と係合させる閉位置との間で枢動することができるようにカバーを取付ける枢動手段とを有し、
    枢動手段は、
    ハウジングの一端の両側にある一対の取付部と、
    ハウジングの各取付部の少なくとも一部分の周囲にあり、取付部の両側の上に並置された一対の側壁を含み、両方の側壁が枢動ソケットを含む、打抜き成形されたシート状金属から成るブラケットとを含み、
    前記金属カバーが、各金属ブラケットの一対の側壁の枢動ソケット内に位置決め可能な一対の対向する枢動突起を含むメモリカードコネクタ。
  11. 各金属ブラケット内の前記枢動ソケットの少なくとも1つが、カバーが前記閉位置からラッチ位置に摺動することを可能にする枢動部とラッチ部とを含む、請求項10に記載のメモリカードコネクタ。
  12. 各金属ブラケット内の前記枢動ソケットの少なくとも1つが、カバーが前記閉位置からラッチ位置に摺動することを可能にする枢動部とラッチ部とを含み、ラッチ部とそれぞれの枢動突起が、カバーが前記ラッチ位置にあるときにカバーがハウジングに対して枢動するのを防ぐように形成された、請求項10に記載のメモリカードコネクタ。
  13. 枢動ソケットの前記枢動部が丸く、枢動ソケットのラッチ部が細長い、請求項12に記載のメモリカードコネクタ。
  14. ハウジングの各取付部が、それぞれの金属ブラケットの枢動ソケットの後ろに枢動凹部を含む、請求項10に記載のメモリカードコネクタ。
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