JP2007026857A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 より多くの生成水の保持を可能とする燃料電池を提供する。
【解決手段】 第1膜−電極接合体11aと、前記第1膜−電極接合体より多くの生成水を保持する第2膜−電極接合体11bと、一面に燃料ガス流路6を、対面に酸化剤ガス流路7を備えた第1セパレータ12と、一面に前記燃料ガス流路6を、対面に冷却水流路8を備えた第2セパレータ13と、一面に前記酸化剤ガス流路7を、対面に冷却水流路8を備えた第3セパレータ14とを備え、前記第1膜−電極接合体11aと前記第1セパレータ12とが交互に積層され、前記第2、第3セパレータは、互いの冷却水流路8が対面するように構成され、前記第1セパレータと前記第2セパレータとの間、及び第1セパレータ12と前記第3セパレータ14との間にそれぞれ前記第2膜−電極接合体11bを設けたことを特徴とする燃料電池である。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池に関する。
燃料電池システムは、燃料が有する化学エネルギを直接電気エネルギに変換する装置であり、電解質膜を挟んで設けられた一対の電極のうちアノードに水素を含有する燃料ガスを供給するとともに、他方のカソードに酸素を含有する酸化剤ガスを供給し、これら一対の電極の電解質膜側の反応面で生じる下記の電気化学反応を利用して電極から電気エネルギを取り出すものである(たとえば特許文献1参照)。
アノード反応:H2 → 2H+ + 2e- (1)
カソード反応:2H+ + 2e- + (1/2)O2 → H2O (2)
アノードに供給する燃料ガスは、水素貯蔵装置から直接供給する方法、水素を含有する燃料を改質して改質した水素含有ガスを供給する方法が知られている。水素貯蔵装置としては、高圧ガスタンク、液化水素タンク、水素吸蔵合金タンク等がある。水素を含有する燃料としては、天然ガス、メタノール、ガソリン等が考えられる。カソードに供給する酸化剤ガスとしては、一般的に空気が利用されている。
ところで、例えば燃料電池を自動車の動力源として使用する場合や、寒冷地での定置用電源として使用する場合には、燃料電池が氷点下の雰囲気に晒されることがあり、そのような状況下でも燃料電池が起動でき、通常通りに発電できることが望まれている。
しかしながら、氷点下状態では、燃料電池の発電に伴う生成水が凍結して、反応ガスの拡散を阻害することにより、発電ができなくなるという問題が生じる。したがって、燃料電池を氷点下状態から起動させるためには、通常温度運転時のように生成水が排出できなくても、ある一定時間、例えば凍結した生成水が解氷するまでの時間、発電が継続できる必要がある。そこで、生成水をより多く保持することができるMEAを採用することによって、生成水が排出できなくてもより長い時間発電が継続できるので、氷点下からの起動が可能となる。
従来、生成水をより多く保持することができるMEAの構造としては、下記に挙げるような技術がある。
・電極触媒層とガス拡散層との間に水の保水性を高める保水層を設ける(特許文献2、3)
・セパレータと触媒層との間に水分を吸着する吸水部材を配置する(特許文献4)
また、燃料電池を氷点下から起動させるためには、上記のMEAが生成水を保持することができている間に、発電による反応熱によって、燃料電池、特にセパレータを0℃以上に昇温する必要がある。そこで、燃料電池スタックの熱容量を低減することにより上記MEAの生成水保持容量の要求値を緩和することができる。
スタックの熱容量を低減する方法としては、冷却水流路を1セルおきに設け、スタック中の冷却水量を半減させるという提案がある(特許文献5)。
特開平8−106914号公報 特開2004−158388号公報 特開2004−158387号公報 特開2004−103277号公報 特開2005−085578号公報
しかしながら、生成水をより多く保持することができるMEAは、上述のように特殊な構造を有しているため、通常温度の運転時での発電効率が低下する可能性がある。また、複雑な構造のため、製造コストが高くなるという問題点がある。
このような問題点を鑑み、本発明では、製造コストが高い、生成水をより多く保持することができるMEAの使用を最小限に抑えて、コストアップと通常運転時での性能低下を最小限に抑えるようにした燃料電池を提案するものである。
本発明は、第1膜−電極接合体と、前記第1膜−電極接合体より多くの生成水を保持する第2膜−電極接合体と、一面に前記アノードに燃料ガスを供給する燃料ガス流路を、対面に前記カソードに酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス流路を備えた第1セパレータと、一面に前記燃料ガス流路を、対面に冷却水が流通する冷却水流路を備えた第2セパレータと、一面に前記酸化剤ガス流路を、対面に冷却水が流通する冷却水流路を備えた第3セパレータとを備え、前記第1膜−電極接合体と前記第1セパレータとが交互に積層され、前記第2、第3セパレータは、互いの冷却水流路が対面するように構成され、所定の間隔で前記第1膜−電極接合体に代えて、前記冷却水流路を形成する前記第2、第3セパレータが配置されるとともに、前記第1セパレータと前記第2セパレータとの間、及び第1セパレータと前記第3セパレータとの間にそれぞれ前記第2膜−電極接合体を設けたことを特徴とする燃料電池である。
本発明では、生成水を保持する容量が大きい第2膜−電極接合体を所定の間隔で設置するため、カソード電極で化学反応により生成された生成水を第2膜−電極接合体で保持することができ、生成水を排出しなくても燃料電池スタック1の発電を長い時間継続することができる。また、第2膜−電極接合体を所定間隔で設置するため、第2膜−電極接合体の設置数を低減し、コストアップを抑制することができる。さらに、第2膜−電極接合体を所定間隔で設置するため通常運転時の発電性能の低下を抑制することができる。
図1は、燃料電池スタック1を構成するセル積層体10aの正面断面図である。
燃料電池スタック1は、起電力を生じる単位電池としての単セル10を所定数だけ積層したセル積層体10aからなる積層電池である。単セル10は、それぞれが固体高分子型燃料電池として形成されており、各単セル10が1V程度の起電圧を生じる。
燃料電池スタック1は、セル積層体10aの両端に集電板2を設置し、絶縁板3を介してエンドプレート4が配置される。さらにスタック1は、セル積層体10aを積層方向に締め付けるテンションロッド5を備える。
集電板2は、緻密質カーボンや銅板などガス不透過な導電性部材によって形成され、直列に接続された単セル10からなるセル積層体10aで発電された起電力は、集電板2の端子2aに接続された図示しない負荷に供給される。
絶縁板3は、ゴムや樹脂等の絶縁性部材によって形成され、集電板2とエンドプレート4間の絶縁を確保する。
エンドプレート4は、剛性を備えた材料、例えば鋼等の金属材料によって形成されている。
これら集電板2、絶縁板3及びエンドプレート4には、後述する単セル10の燃料ガス流路6、酸化剤ガス流路7及び冷却水流路8に連通する貫通孔が形成される。
テンションロッド5は、各単セル10に所定圧が作用するようにセル積層体10aをセル積層方向に締め付ける。テンションロッド5は、ボルト状に形成され、セル積層体10aの角部に貫通した貫通孔を挿通し、テンションロッド5の端部に形成したネジ部にナットが螺合することでセル積層体10aを積層方向に締め付ける。テンションロッド5は剛性を備えた材料、例えば鋼等の金属材料によって形成され、単セル10同士の電気的短絡を防止するため、表面に絶縁処理を施す。
図2はセル積層体10aの一部断面図である。
単セル10は、イオン交換膜からなる電解質膜と、この電解質膜の一面に配置され、燃料ガス拡散層、撥水層および触媒層からなるアノード(燃料極)、および電解質膜を挟んで対面に配置され、酸化剤ガス拡散層、撥水層および触媒層からなるカソード(空気極)とからなる膜−電極接合体(MEA)11を備える。
電解質膜は、固体高分子材料、例えばフッ素系樹脂により形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜であり、所定の湿潤状態で良好な電気伝導性を示す。
アノードおよびカソードは、ガス拡散電極であり、ガス拡散層、撥水層、触媒層からなる。ガス拡散層は、炭素繊維からなる糸で織成したカーボンクロスや、カーボンペーパ、あるいはカーボンフェルトなど、適当なガス拡散性および導電性を有する部材によって構成される。撥水層は、例えばポリエチレンフルオロエチレンと炭素材を含む層であり、触媒層は白金が担持されたカーボンブラックからなる。
なお、触媒層は前述のようにガス拡散層に担持され電極を形成するとは限らず、電解質膜の表面に、触媒としての白金または白金と他の金属からなる合金が担持されている場合がある。その場合、アノードおよびカソードは、ガス拡散層の表面に撥水層が積層されたガス拡散層接合体で形成される。
MEA11は、式(2)の電気化学反応時に生成された生成水を保持する保水能力により2種類に区別される。第1MEA11aは、特別な保水能力を向上する構成を備えていない通常の保水能力を持った一般的なMEAである。第2MEA11bは、第1MEA11aより保水量が大きい、生成水の保水能力に優れたMEAであり、その構成には第1MEA11aの構成に保水能力を向上するために、保水手段として従来の技術で記した技術に基づく構成が追加される。
単セル10は、MEA11に接して、アノードに面する面に燃料ガス(水素)が流通する燃料ガス流路6を、またカソードに面する面に酸化剤ガス(酸素、通常は空気)が流通する酸化剤ガス流路7とをそれぞれ形成する第1セパレータ12を備え、さらにMEA11に接して、アノードまたはカソードに面する面に燃料ガス流路6または酸化剤ガス流路7を形成し、対面に単セル10の熱を放熱する冷媒が流通する冷却水流路8を形成する第2、第3セパレータ13、14とを備える。第2、第3セパレータ13、14は、互いの冷却水流路8が接し、1つの冷却水流路を形成するように一体的に構成される。
なお、第1〜第3セパレータ12〜14は、適当な導電性と強度と耐食性とを有する材料によって形成される。例えば、カーボン材料をプレス成形することによる製法や、充分な耐食性を有する金属など他の材料によって形成される。
次に、セル積層体10aを構成する第1セパレータ12、第2セパレータ13、第3セパレータ14、第1MEA11aおよび第2MEA11bの積層方向の配列について図2を用いて説明する。
第1の実施形態としての図2に示す配置は、通常の保水能力を備えた第1MEA11aと第1セパレータ12とを交互に積層したセル積層体10aに所定の間隔で、第1MEA11aに代えて、一体の冷却水流路8を形成する第2、第3セパレータ13、14を配置し、さらに第2セパレータ13と第1セパレータ12の間、及び第3セパレータ14と第1セパレータ12と間に、保水能力の高い第2MEA11bを配置するものである。
冷却水流路8を構成する第2、第3セパレータ13、14と第2MEA11bの配置は、図2では第1MEA11aが3枚積層する毎に配置されているが、第2MEA11bの保水能力や燃料電池スタック1の使用環境を考慮して配置すればよい。
この実施形態では、セル積層体10aに、生成水を保持する容量が大きい第2MEA11bを所定間隔で設置するため、カソード電極で化学反応により生成された生成水を第2MEA11bで保持することができ、生成水を排出しなくても燃料電池スタック1の発電を長い時間継続することができる。このため、冷却水流路8を形成したため熱容量が大きくなった第2、第3セパレータ13、14を用いても、熱容量の小さい第1セパレータ12を用いた場合と同様にセル電圧を低下させることなく、氷点下からの起動が可能となる。また、第2MEA11bを所定の間隔で設置することで、複雑な構造でコストの高い第2MEA11bの使用を最小限にして、燃料電池スタック1のコストを下げることができるとともに、通常時の発電効率の低下を抑制することができる。
図3は、第2の実施形態のセル積層体10aの一部断面図を示し、本実施形態は、第1セパレータ12、第2セパレータ13、第3セパレータ14、第1MEA11aおよび第2MEA11bの積層方向の配列に特徴を有する。
この実施形態では、保水能力の高い第2MEA11bのアノード側に冷却水流路8を形成する第2、第3セパレータ13、14を配置する。また、第1MEA11aのアノード側に第1セパレータ12を配置し、第1セパレータ12のカソード側に第2MEA11bのカソード側を配置する。そして、第1MEA11aと第2MEA11bを交互に配置して燃料電池スタック1を構成する。
このような構造にすることにより、第1の実施形態と同様に複雑でコストの高い第2MEA11bの枚数を半減させ、コストを低減することができる。
次に、保水能力の高い第2MEA11bのアノード側に冷却水流路8を配置する理由について以下に説明する。
本発明者らが行った実験によると、生成水を多く保持できる第2MEA11bのアノード側に冷却水流路8を形成する第2、第3セパレータ13、14を配置した場合と、第2MEA11bのカソード側に第2、第3セパレータ13、14を配置した場合とで、図4のように氷点下からの起動性が異なることがわかった。
図4は、0℃以上の条件でカソードに酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス流路7をパージした後、冷凍し、−20℃から起動させたときの前記2つの冷却水流路8の配置での平均セル電圧の時系列データを示したものである。
図中a)が生成水を多く保持できる第2MEA11bのアノード側に冷却水流路8を含む第2、第3セパレータ13、14の冷却水流路8を配置した場合であり、本発明の第2の実施形態と同様の構成である。b)は第2MEA11bのカソード側に第2、第3セパレータ13、14の冷却水流路8を配置した場合であり、a)と比較してセパレータが0℃以上に昇温する前に平均セル電圧が低下するという結果となった。この理由は、MEAの生成水保持容量とパージによる排水量の大小の組み合わせが異なるためである。詳細を図5を用いて以下に説明する。
一般的に氷点下からの起動のための電解質膜を乾燥するパージは、電気化学反応時に生成水が生じるカソード側を主に行うが、このパージ時に蒸発潜熱により特にカソード側のセパレータが冷却される。このため、カソード側のセパレータの熱容量が小さいとその単セルはより温度が低下してしまう(図5のT1)。パージ時に温度が低下すると飽和蒸気圧が下がるため乾燥の効果が薄れてしまう(図5のQ1)。逆にカソード側のセパレータの熱容量が大きい場合は、温度が下がりにくいので(図5のT2)、パージによる乾燥の効果は大きい(つまり、排水量が多い。図5のQ2)。
ここで、図3に示した実施例では、生成水を多く保持できる第2MEA11bのカソード側に、パージによる排水量が少ない(熱容量の小さい)第1セパレータ12が配置され、通常の第1MEA11aのカソード側に、パージによる排水量の多い(熱容量の大きい)第2、第3セパレータ13、14が配置されているため、MEAの生成水保持容量とパージによる排水量の大小の組み合わせが適正となり、セル電圧が落ちることなく発電が継続できる。
しかしながら図3の逆に、通常の第1MEA11aのカソード側にパージによる排水量の少ない(熱容量の小さい)第1セパレータ12を配置した場合には、氷点下から起動した場合に通常の第1MEA11aが生成水を保持することができなくなり、図4のb)のようにセル温度が0℃に到達する前にセル電圧が低下してしまう。
以上のように、冷却水流路が複数セルに1セルの燃料電池スタックにおいて、その冷却水流路を含むセパレータと生成水をより多く保持できる第2MEA11bの配列を工夫することによって、氷点下からの起動性を確保したまま、生成水をより多く保持できる第2MEA11bの使用を最小限におさえることができる。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内でさまざまな変更がなしうることは明白である。
燃料電池スタックを構成するセル積層体の正面断面図である。 第1の実施形態のセル積層体の一部断面図である。 第2の実施形態のセル積層体の一部断面図である。 第2MEAに対する冷却水配置とセル電圧との関係図である。 パ−ジ時のMEA温度とパージ時の排水量の関係図である。
符号の説明
1 燃料電池スタック
2 集電板
2a 出力端子
3 絶縁板
4 エンドプレート
5 テンションロッド
6 燃料ガス流路
7 酸化剤ガス流路
8 冷却水流路
10 単セル
10a セル積層体
11 膜−電極接合体(MEA)
11a 第1MEA
11b 第2MEA
12 第1セパレータ
13 第2セパレータ
14 第3セパレータ

Claims (2)

  1. 固体高分子電解質膜及びこの固体高分子電解質膜を介して対峙するアノード及びカソードとからなる第1膜−電極接合体と、
    固体高分子電解質膜と、この固体高分子電解質膜を介して対峙するアノード及びカソードと、前記カソードで生成される生成水を保持する保水手段とを備え、前記第1膜−電極接合体より多くの生成水を保持する第2膜−電極接合体と、
    一面に前記アノードに燃料ガスを供給する燃料ガス流路を、対面に前記カソードに酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス流路を備えた第1セパレータと、
    一面に前記燃料ガス流路を、対面に冷却水が流通する冷却水流路を備えた第2セパレータと、
    一面に前記酸化剤ガス流路を、対面に冷却水が流通する冷却水流路を備えた第3セパレータとを備え、
    前記第1膜−電極接合体と前記第1セパレータとが交互に積層され、
    前記第2、第3セパレータは、互いの冷却水流路が対面するように構成され、
    所定の間隔で前記第1膜−電極接合体に代えて、前記冷却水流路を形成する前記第2、第3セパレータが配置されるとともに、前記第1セパレータと前記第2セパレータとの間、及び第1セパレータと前記第3セパレータとの間にそれぞれ前記第2膜−電極接合体を設けたことを特徴とする燃料電池。
  2. 前記第1セパレータと前記第3セパレータとの間の前記第2膜−電極接合体に代えて、前記第1膜−電極接合体とを配置するとともに、前記第1膜−電極接合体と前記第2膜−電極接合体とを交互に配置することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
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JP2010086852A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック
WO2021128458A1 (zh) * 2019-12-23 2021-07-01 清华大学 燃料电池堆、双极板及气体扩散层

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