JP2007025333A - スペーサインク散布方法、液晶パネルの製造方法及び液晶パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】 スペーサインクを基板上に散布した後に、その液滴が基板上を移動しないように安定的に保持させる。
【解決手段】 ワーク搬入部10から搬入された被処理基板1は基板改質ステージ12で、搬送テーブル20上で位置決めするが、その間に低圧水銀ランプ41から紫外線を照射し、この被処理基板1の表面層を構成するポリイミド膜を活性化させて、その表面を平滑化させて、接触角が小さくなるように改質して、液滴の保持能力を向上させ、その後に液滴散布ステージ13に移行させて、インクジェットヘッド26からスペーサインクの液滴が被処理基板1の表面に散布する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、液晶パネル等の表示パネルとして、相互に重ね合わせられる2枚の透明基板間に、液晶封入空間となるセルギャップを形成するために、ポリイミドからなる配向膜を積層させた透明基板の表面に、セルギャップを構成する隙間を形成する微小粒子からなるスペーサを含有するスペーサインクの液滴を散布して固定する方法及び2枚の透明基板を重ね合せた液晶パネルの製造方法並びに液晶パネルに関するものである。
液晶表示装置として、例えばカラーTFT液晶パネルは、共にガラス等の透明基板からなるTFT基板とカラーフィルタとを接合させたものから構成されるが、これらTFT基板とカラーフィルタとは密着状態ではなく、所謂セルギャップと呼ばれる微小な隙間を介して接合されるものであり、この隙間に液晶が封入される。この液晶封入空間を形成する微小隙間はスペーサにより確保されるようになっている。スペーサは球状の微小粒子からなるものであって、液晶セルとして構成する場合、TFT基板側に散布されるのが一般的である。
セルギャップとなる隙間を均一なものとするために、スペーサを構成する微小粒子は基板全体に均一に分散させる必要がある。しかも、このTFT基板に接合されるカラーフィルタ基板には、TFT基板の画素に対応するように、RGBのカラーフィルタが設けられ、これら各色の画素間にはブラックマトリックスが形成される。スペーサは不透明な粒子であるから、液晶パネルにおける画像の画質低下を防止するために、スペーサは各色のフィルタが形成されている画素領域を避けて、ブラックマトリックスの領域に配置する。このために、スペーサの散布位置を制御し、確実にブラックマトリックス領域に指向させなければならない。
このスペーサの散布位置を制御するために、その散布手段として、インクジェット方式によるものが、例えば特許文献1において提案されている。ここで、インクジェットに用いられるスペーサは、その粒径が約5μm以下であって、好ましくは3〜5μm程度の微小な球形状をしている。現在実用化されているこの種の用途に用いられるインクジェットノズルの孔径は30μm程度である。スペーサは溶剤を含むインクに均一に分散させることによって、スペーサインクとなし、このスペーサインクをインクジェットノズルから基板に向けて噴射させて、基板上には液滴として付着させるが、噴射された液滴内に、少なくとも1個、最大で4〜5個程度のスペーサが含まれるように、インクとスペーサとの混合比を設定する。
そして、例えば被処理基板を所定の方向、つまりX方向に搬送するテーブルに位置決めした状態でセットしておき、所定数の噴射ノズルを設けたインクジェットヘッドを基板に対面させた状態で、基板をX方向に移動させる間に、この基板の送りと直交する方向、つまりY方向に走査するようにして基板表面の全体にわたってスペーサインクを散布することができる。
特開2003−279999号公報
ところで、インクジェットヘッドからスペーサインクの液滴を基板に向けて噴射する際に、基板はX方向に搬送される。そして、スループットを向上させるために、基板の搬送速度をインクジェットヘッドからの液滴噴射能力に合わせる必要があり、この基板の搬送速度をある程度高速化する。また、スペーサインクを散布した後には、インクを乾燥するために、加熱ステージに搬送することになる。このように、基板に液滴が供給された後に、搬送や移載等のために基板を動かすことになるが、この間に基板に噴射された液滴が搬送時に位置ずれしないように安定的に保持されていなければならない。
ここで、被処理基板は、前処理として、予め洗浄されて、有機物や無機物の汚れが除去されて清浄化されているので、液滴の付着条件は良好である。しかしながら、基板の表面には配向膜が形成されており、この配向膜は、通常、ポリイミドをコーティングしたものである。従って、スペーサインクの液滴はこのポリイミド膜の上に滴下されることになるが、このポリイミド膜はスペーサインクの液滴に対する濡れ性が悪く、接触角が大きいために、基板に適用させた液滴は十分な安定性を保持できない。このために、基板を高速で移動させる等による風圧や振動等が作用すると、液滴が動いて位置がずれる可能性がある。そして、液滴がブラックマトリックスの領域から画素領域にまで移行すると、画素上に位置するスペーサの影響で表示される画像の画質が低下することになる。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、スペーサインクを基板上に散布した後に、その液滴がみだりに移動しないように安定的に保持させるようにすることにある。
前述した目的を達成するために、本発明は、2枚の透明基板間に微小粒子からなるスペーサを介在させることによって所定の隙間をもって接合させたパネルを形成するために、ポリイミドからなる配向膜を積層させた被処理基板表面にスペーサを分散させたスペーサインクを散布する方法であって、前記被処理基板を洗浄することを含む前処理工程と、前記被処理基板の配向膜を形成した表面に紫外線を照射して、この表面を改質する基板改質工程と、インクジェット手段によりスペーサインクを噴射させて、前記被処理基板にその液滴を散布する液滴散布工程とを含むことをその特徴とするものである。
ここで、被処理基板に紫外線を照射する手段としては、例えば低圧水銀ランプを用いるのが好適である。また、これ以外にも、エキシマランプ等、他の紫外線照射手段を用いることもできる。ここで、被処理基板への紫外線照射は汚れを除去するためのものではなく、基板を改質するためであり、被処理基板の表面にコーティングされている配向膜を活性化させて、その濡れ性を改善するためのものである。従って、改質はスペーサインクを散布する直前に行うのが望ましい。被処理基板は、搬送手段に固定して、この搬送手段により移動させる間にスペーサインクを散布するのが一般的であり、このために実際にスペーサインクを散布する前に、搬送手段における被処理基板の位置決めがなされる。従って、この被処理基板の位置決め時に紫外線を照射すれば良い。
これによって、スペーサインクを被処理基板の表面に散布したときに、この基板に付着した液滴の接触角が小さくなり、安定的に保持されることになって、液滴が散布領域から位置ずれを起こすことはない。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。まず、図1において、1は処理対象となる基板であり、この基板1はガラス等からなる透明基板であって、具体的には例えばTFT基板である。この基板1にはマトリックス状に薄膜トランジスタからなるスイッチング素子が形成されており、カラーフィルタが位置合わせされた状態で接合される。そして、同図において、2はRGBの各色の画素を構成する画素領域であり、各画素領域2間はブラックマトリックス領域3により区画形成されている。このブラックマトリックス領域3にスペーサ4が均一に散布されて、このスペーサ4によってTFT基板とカラーフィルタとを接合させたときに、セルギャップと呼ばれる隙間が形成される。このように、スペーサ4により形成される両基板間の隙間に液晶を封入することによって、液晶パネルが形成されることになる。
図2に基板1へのスペーサ散布及び定着システムの全体構成を示す。図中において、10はワーク搬入部、11はワーク搬出部である。ワーク搬入部10から搬入される被処理用の基板1は、前処理として、その表裏両面を洗浄することによって有機物及び無機物の汚れが除去された状態となっている。この基板1は、ワーク搬入部10から搬入された後、まず表面改質ステージ12に移行して、スペーサインクが散布される表面の改質が行われ、次いで液滴散布ステージ13に移行して、スペーサインクが散布されるようになっている。
基板1は図3に示すように搬送テーブル20に載置されており、この搬送テーブル20に真空吸着等の手段で固定的に保持されている。そして、搬送テーブル20はボールねじ送り手段21によりX軸ガイド22に沿って図中のX方向に搬送されるようになっている。この搬送テーブル20のX方向の搬送経路において、表面改質ステージ12の下流側に図3に示した構成の液滴散布ステージ13が設けられている。基板1が液滴散布ステージ13に搬入されると、この基板1に対してスペーサインクが散布される。
液滴散布ステージ13にはインクジェット手段23が配設されており、このインクジェット手段23は、搬送テーブル20を跨ぐように門型をしたY軸ガイド24に装着される。即ち、Y軸ガイド24にはインクジェット手段23を設置した移動台25が装着されており、この移動台25は搬送テーブル20の搬送方向と直交するY方向に移動可能となっている。インクジェット手段23は、インクジェットヘッド26とインクボトル27とを備え、これらインクジェットヘッド26及びインクボトル27は移動台25によってY軸ガイド24に沿ってY方向に移動することになる。また、移動台25には、搬送テーブル20の送り方向において、インクジェット手段23の装着位置より下流側の位置に液滴検出手段28が設けられている。この液滴検出手段28は画像認識手段によって、基板1にスペーサインクが適正に散布されたかどうかの判定を行うことになる。
インクジェット手段23を構成するインクジェットヘッド26は、図4に示したように、多数の微小ノズル30を所定のピッチ間隔で配列したものから構成され、各微小ノズル30から一定量のスペーサインクを間欠的に噴射できるようにしたものである。スペーサインクの噴射は、図5に示したように、微小ノズル30に連通するチャンバピース31を備え、このチャンバピース31はインクボトル27からのインク供給路に接続されている。そして、チャンバピース31には圧電素子からなるアクチュエータ32が装着されており、このアクチュエータ32に電圧を印加すると、図5に一点鎖線で示したように、アクチュエータ32が変形して、チャンバピース31が拡張することになる。その結果、インクボトル27側からスペーサインクがチャンバピース31内に吸い込まれる。次いで、アクチュエータ32への電圧の印加を遮断すると、元の状態に復元することになり、チャンバピース31の容積が減少し、その分のスペーサインクが微小ノズル30から噴射される。
従って、搬送テーブル20により基板1をX方向に間欠的に送る間に、各微小ノズル30からスペーサインクを噴射させることによって、基板1にはスペーサインクが液滴として滴下されることになる。また、インクジェットヘッド26が基板1の幅方向の全長に及ぶ長さを有していないことから、インクジェットヘッド26はY方向に走査することになる。そして、微小ノズル30によるスペーサインクの噴射制御を含め、このインクジェットヘッド26の動作制御を行うために、インクジェット制御装置29が設けられている。
液滴検出手段28はTVカメラを備えた画像認識機構からなり、この液滴検出手段28は液滴検出装置33に接続されて、インクジェットヘッド26からスペーサインクの液滴が基板1の表面に適正な間隔をもって散布されているか否かを画像処理の手法によって検出するものである。そして、インクジェットヘッド26を構成する複数の微小ノズル30のいずれかに詰まりが生じることによって、散布されたスペーサインクの列に抜けがあると、他の微小ノズル30により補充するように制御される。従って、前述した画像認識に基づいて、液滴検出装置33で液滴の検出及び液滴の抜けや飛び、ずれ等といった散布欠陥の有無が検出され、その結果、散布欠陥が検出されると、可能な限りは液滴の補充を行うように、インクジェット制御装置29に指令を出すことになる。
以上のようにして基板1の表面にスペーサインクの液滴が散布された後には、基板1は第1の熱処理ステージ14に移行して、スペーサインクからインク成分を揮発させるようになし、もってスペーサ4のみを基板上に残留させる。次いで、第2の熱処理ステージ15において、基板1をベーキングすることによって、スペーサを基板表面に定着させる。ここで、基板1を2段階で熱処理するのは、まず第1段階で、インクジェット手段23から適下したスペーサインクを乾燥させて、インク成分を除去するためである。ここで、スペーサ4を基板1上に残留させる際に、基板1を高い温度にまで急速に加熱させると、スペーサインク中の個々のスペーサがばらばらの位置のまま乾燥してしまう。スペーサは微小粒子からなるものであり、複数個のスペーサがある程度纏まっていた方が望ましい。このために、基板1を低温で加熱し、緩慢に乾燥させることにより、複数のスペーサ粒が液の中心方向に引き寄せられて集中させる。そして、第2段階目で、基板1を高温で加熱することによりベーキングを行い、インクが乾燥したスペーサ4を基板1に固着させる。
ここで、基板1におけるスペーサインクが散布される表面には配向膜がコーティングされており、この配向膜はポリイミドで形成される。従って、この配向膜上にスペーサインクを滴下したときに、このスペーサインクの濡れ性が悪く、そのままでは液滴の安定性が得られない。そこで、ワーク搬入部10から搬入された基板1に対して直ちにスペーサインクの散布を行わず、まず基板1の表面を改質し、その後にスペーサインクの散布を行う。表面改質ステージ12を備えているのはこのためであり、ワーク搬入部10から搬入された基板1は、この表面改質ステージ12で改質がなされる。
この基板1の改質工程は、基板1の表面層を構成するポリイミド膜の濡れ性を改善するためのものであり、このポリイミド膜を活性化させて、その表面を平滑化させて、接触角が小さくなるように改質して、液滴の保持能力を向上させる。そこで、図6にこの表面改質ステージ12のシステム構成を示す。
図6から明らかなように、表面改質ステージ12は、基板1のアライメント手段と、紫外線照射手段とを備えている。基板1のアライメント手段は、基板1に設けたアライメントマーク(図示せず)を基準として、基板1が搬送テーブル20上の所定の位置に配置されているか否かを判定するために、TVカメラ40からなる画像認識手段を備え、このTVカメラ40は2箇所設けられており、これら2台のTVカメラ40はそれぞれ所定の位置に固定的に設けられている。従って、これらのTVカメラ40によって基板1のアライメントマークを撮影し、それらの所定の基準位置からのずれを検出して、基板1を載置した搬送テーブル20をXY方向及びθ方向(回転方向)に位置調整することによって、基板1の位置制御を行うことになる。
紫外線照射手段は、低圧水銀ランプ41を反射凹面鏡42の内部に装着し、搬送テーブル20の搬送方向に向けてこの低圧水銀ランプが複数並ぶように配列したものから構成される。低圧水銀ランプ41によって、例えば255nm程度の紫外線を基板1に向けて照射するように構成している。
ここで、紫外線照射による基板1の表面改質工程では、同時にこの基板1のアライメント動作も行われるものであり、従ってアライメント動作とオーバーラップする分だけ、表面改質工程の時間を短縮することができる。また、この紫外線照射による基板1の表面改質が行われた直後に搬送テーブル20が液滴散布ステージ13に移行してスペーサインクの散布が行われる。これによって、紫外線照射による基板1の表面改質が行われて、接触角が小さくなるように、望ましくは10度以下となるように平滑化され、その直後に液滴散布ステージ13でスペーサインクの散布が行われることになる。
このように、液滴散布ステージ13において、インクジェットヘッド26からスペーサインクが散布される直前で、ポリイミド膜という濡れ性の悪い膜が生成されている基板1を改質することによって、適用された個々のスペーサインクからなる液滴の接触角が小さくなり、搬送テーブル20で基板1が搬送される間に、また散布が終了して、基板1が第1の熱処理ステージ14に移行する際に、スペーサインクの液滴が散布位置からみだりに動くことがなく安定化される。従って、インクを乾燥させたスペーサは、確実にブラックマトリックス領域3に位置し、画素領域2に移行することはない。そして、第1の熱処理ステージ14において、インクを乾燥させたときには、スペーサ4はある程度安定することから、第1の熱処理ステージ14から第2の熱処理ステージ15への移行時にスペーサ4が移動することはない。また、第2の熱処理ステージ15から搬出された基板1上のスペーサ4は完全に固着することになる。
このように、基板1への表面改質のために、低圧水銀ランプ41を用いているので、この表面改質ステージ12の構成が簡略化でき、安価に製造できる。しかも、ポリイミドからなる配向膜を形成した面に紫外線を照射するが、低圧水銀ランプ41からの紫外線を照射することから、ポリイミドの膜にダメージを与えるおそれはない。ただし、あまり長時間紫外線を照射すると、配向膜が変質する可能性があるので、このプロセス時間は1分以内とするのが望ましい。
スペーサが散布される被処理基板の構成説明図である。 被処理基板へのスペーサの散布・固定を行う機構の全体構成を示す説明図である。 液滴散布ステージの構成を示す外観図である。 インクジェットヘッドの先端部を示す構成説明図である。 インクジェットヘッドを構成する微小ノズルからのスペーサインクを噴射する動作の説明図である。 表面改質ステージの構成説明図である。
符号の説明
1 基板 2 画素領域
3 ブラックマトリックス領域 4 スペーサ
10 ワーク搬入部 11 ワーク搬出部
12 表面改質ステージ 13 液滴散布ステージ
14 第1の熱処理ステージ 15 第2の熱処理ステージ
20 搬送テーブル 23 インクジェット手段
26 インクジェットヘッド 27 インクボトル
30 微小ノズル 40 TVカメラ
41 低圧水銀ランプ

Claims (5)

  1. 2枚の透明基板間に微小粒子からなるスペーサを介在させることによって所定の隙間をもって接合させたパネルを形成するために、ポリイミドからなる配向膜を積層させた被処理基板表面にスペーサを分散させたスペーサインクを散布する方法であって、
    前記被処理基板を洗浄することを含む前処理工程と、
    前記被処理基板の配向膜を形成した表面に紫外線を照射して、この表面を改質する基板改質工程と、
    インクジェット手段によりスペーサインクを噴射させて、前記被処理基板にその液滴を散布する液滴散布工程と
    を含むスペーサインク散布方法。
  2. 前記基板改質工程の紫外線照射は水銀ランプにより行うことを特徴とする請求項1記載のスペーサインク散布方法。
  3. 前記基板改質工程による紫外線の照射は、前記被処理基板に対してスペーサインクを散布する前に、この被処理基板を位置決めする間に行うことを特徴とする請求項1記載のスペーサインク散布方法。
  4. 請求項1の方法によりスペーサインクを散布した被処理基板を乾燥させた後に他の基板を接合することによって、液晶パネルを形成することを特徴とする液晶パネルの製造方法。
  5. 請求項4により製造された液晶パネル。
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