JP2007023896A - 電磁駆動弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】 フラップ付きの電磁駆動弁であって駆動弁のリフト量を計算することが可能な電磁駆動弁を提供する。
【解決手段】 電磁駆動弁(1)は中心軸(35)上に延びるように設けられ、他方端に固定されたトーションバー(36)と、トーションバーのねじれ量を検出する検出部(301)と、検出部が検出したねじれ量から駆動弁のリフト量を計算するECU(302)とを備える。
【選択図】 図2
【解決手段】 電磁駆動弁(1)は中心軸(35)上に延びるように設けられ、他方端に固定されたトーションバー(36)と、トーションバーのねじれ量を検出する検出部(301)と、検出部が検出したねじれ量から駆動弁のリフト量を計算するECU(302)とを備える。
【選択図】 図2
Description
この発明は、一般的には電磁駆動弁に関し、より特定的には、内燃機関に用いられ、電磁力と弾性力とによって駆動する回転駆動式の電磁駆動弁に関するものである。
従来、電磁駆動弁は、たとえば特開2004−68617号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2004−68617号公報
特許文献1では直動式電磁弁のバルブリフト量を、リフトセンサによりバルブ(ステム)の動きを直接検出する技術が開示されている。しかしながら、上記技術では、フラップ式の電磁駆動弁に応用することができず、フラップ式電磁駆動弁では、直接的にバルブリフトを測定することができないという問題があった。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、バルブリフト量を推定することが可能な電磁駆動弁を提供することを目的とする。
この発明に従った電磁駆動弁は、電磁力と弾性力との協働により作動する電磁駆動弁であって、弁軸を有し、弁軸が延びる方向に沿って往復運動する駆動弁と、駆動弁と距離を隔てた位置に設けられた支持部材と、弁軸に連結された一方端と、支持部材に揺動自在に支持された他方端とを有し、他方端で延びる中心軸を中心に揺動する揺動部材と、中心軸上に延びるように設けられ、他方端に固定されたトーションバーと、トーションバーのねじれ量を検出する検出部と、検出部が検出したねじれ量から駆動弁のリフト量を計算する計算部とを備える。
このように構成された電磁駆動弁はトーションバーのねじれ量を検出する検出部と、検出部が検出したねじれ量から駆動弁のリフト量を計算する計算部とを有するため、この検出部および計算部により駆動弁のリフト量を計算してリフト量を推定することができる。
この発明の別の局面に従った電磁駆動弁は、電磁力と弾性力との協働により作動する電磁駆動弁であって、弁軸を有し、弁軸が延びる方向に沿って往復運動する駆動弁と、駆動弁と距離を隔てた位置に設けられた支持部材と、弁軸に設けられた一方端と、支持部材に揺動自在に支持された他方端とを有し、他方端で延びる中心軸を中心に揺動する揺動部材と、揺動部材の他方端の揺動角度を検出する光学式センサと、検出部が検出した揺動角度から駆動弁のリフト量を計算する計算部とを備える。
このように構成された電磁駆動弁は揺動部材の他方端の揺動角度を検出する光学式センサと、光学式センサが検出した揺動角度から電子駆動弁のリフト量を計算する計算部とを備えるため、駆動弁のリフト量を推定することができる。
この発明のさらに別の局面に従った電磁駆動弁は、電磁力と弾性力との協働により作動する電磁駆動弁であって、弁軸を有し、弁軸が延びる方向に沿って往復運動する駆動弁と、駆動弁と距離を隔てた位置に設けられた支持部材と、弁軸に連結された一方端と、支持部材に揺動自在に支持された他方端とを有し、他方端で延びる中心軸を中心に揺動する揺動部材と、揺動部材の変位を検出する検出部と、検出部が検出した変位から駆動弁のリフト量を計算する計算部とを備える。
このように構成された電磁駆動弁では、揺動部材の変位を検出する検出部と、検出部が検出した変位から駆動弁のリフト量を計算する計算部とを有するため、駆動弁のリフト量を推定することができる。
この発明は揺動部材の変位をもとに駆動弁のリフト量を推定することができる電磁駆動弁を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に従った電磁駆動弁の斜視図である。図1を参照して、電磁駆動弁1は本体51と、本体51に取付けられた上側電磁石60および下側電磁石160と、上側電磁石60および下側電磁石160に挟まれたディスク30と、ディスク30により駆動される駆動弁のステム12とを有する。
図1は、この発明の実施の形態1に従った電磁駆動弁の斜視図である。図1を参照して、電磁駆動弁1は本体51と、本体51に取付けられた上側電磁石60および下側電磁石160と、上側電磁石60および下側電磁石160に挟まれたディスク30と、ディスク30により駆動される駆動弁のステム12とを有する。
「コ」字形の本体51はベース部材であり、本体51にさまざまな要素が取付けられる。
上側電磁石60および下側電磁石160の各々は、磁性体からなるコアと、そのコアに巻付けられたコイルとを有する。コイルに通電されることで磁力が発生し、この磁力によりディスク30を駆動させる。
ディスク30は、上側電磁石60および下側電磁石160の間に配置されて、上側電磁石60および下側電磁石160の吸引力によりいずれか一方に吸引される。これにより、上側電磁石60および下側電磁石160間でディスク30が往復運動する。ディスク30の往復運動はステム12に伝えられる。
図2は、図1中のII−II線に沿った断面図である。図2を参照して、この発明の実施の形態1に従った電磁駆動弁1は、電磁力と弾性力との協働により作動する電磁駆動弁であって、弁軸としてのステム12を有し、ステム12が延びる方向(矢印10)で示す方向に沿って往復運動する駆動弁14と、駆動弁14と距離を隔てた位置に設けられた支持部材としての本体51と、ステム12に連結された一方端32と、本体51に揺動自在に支持された他方端33とを有し、他方端33で延びる中心軸35を中心に揺動する揺動部材としてのディスク30と、中心軸35上に延びるように設けられ、他方端33に固定されたトーションバー36と、トーションバー36のねじれ量を検出する検出部301と、検出部301が検出したねじれ量から駆動弁14のリフト量を計算する計算部としてのECU302とを有する。
本実施の形態における電磁駆動弁は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関の機関バルブ(吸気弁または排気弁)を構成している。
図2で示す電磁駆動弁1は、回転駆動式の電磁駆動弁であり、その運動機構としてディスク30を用いている。本体51はシリンダヘッド上に設けられる。本体51では、下側に下側電磁石160、上側に上側電磁石60が配置される。下側電磁石160は鉄製のコア161と、コア161に巻かれたコイル162とを有する。コイル162に電流を流すことによりコイル162で囲まれた領域に磁界が発生し、この磁界によりディスク30を引寄せることが可能である。
上側電磁石60は鉄製のコア61と、コア61に巻付けられたコイル62とを有する。コイル62に電流を流すことによってコイル62で囲まれた領域に磁力が発生し、この磁力によりディスク30を引寄せることが可能である。
上側電磁石60のコイル62と下側電磁石160のコイル162とは接続されていてもよく、分離されていてもよい。コア61,161に巻付けられるコイル62,162のターン数は特に限定されるものではない。
ディスク30はアーム部31と軸受部38とを有し、アーム部31が一方端32から他方端33へ延びている。アーム部31は上側電磁石60および下側電磁石160により吸引されて矢印30aで示す方向に揺動(回動)する部材である。アーム部31の端部に軸受部38が取付けられ、アーム部31は軸受部38を中心として回動する。アーム部31の上側表面131は上側電磁石60と当接可能であり、下側表面231は下側電磁石160と当接可能である。また、下側表面231は駆動弁14のステム12と接触している。
軸受部38は円筒形状であり、その内部にはトーションバー36、および、トルクセンサを構成する検出部301が収納されている。駆動弁14は棒状のステム12と、ステム12の先端に取付けられた傘部13とを有し、傘部13は矢印10で示す方向に往復運動して開閉する。これにより、ポート17と燃焼室との連通を制御して空気の流れを調整する。
図3は、図2中のIII−III線に沿った断面図である。図3を参照して、本体51は中空形状であり、その本体51を軸受部38が貫通している。軸受部38は本体51と接触し、本体51に対して摺動可能に配置されている本体51と軸受部38との間の摩擦抵抗を軽減すためにベアリングが設けられていてもよい。また、所定の潤滑剤が供給されてもよい。
本体51には、トーションバー固定プレート52が取付けボルト85により取付けられている。トーションバー固定プレート52はトーションバー36の左側端部236と係合している。トーションバー固定プレート52の外周面にスプラインが設けられ、このスプラインにトーションバー36の左側端部236が嵌り合ってトーションバー36の回転を防止している。
トーションバー固定プレート52の本体51への固定方法としては、図3で示す取付けボルトに限られず溶接、接着などの他の方法を用いることも可能である。
トーションバー36の右側端部136は軸受部38に係合している。軸受部38にスプラインが設けられ、このスプラインに右側端部136が嵌り合っている。
軸受部38が中心軸35を中心として回動すると、この回動は右側端部136へ伝わり、右側端部136も中心軸35を中心として回動する。しかしながら、トーションバー36の左側端部236はトーションバー固定プレート52に固定されているため回動しない。このため、右側端部136と左側端部236との間でねじれが生じ、このねじれを検出部301が検出する。トーションバー36のねじれ量から軸受部38の回動角度がECU302によって計算される。
凹部を構成する本体51には上側電磁石60および下側電磁石160が収納されている。
次に、実施の形態1で示す電磁駆動弁の動作について説明する。まず、電磁駆動弁を駆動させる場合には、上側電磁石60および下側電磁石160のいずれかを構成するコイル62,162のいずれかに電流を流す。たとえば、実施の形態1では、コイル162に電流を流すこととする。これにより、コイル162において電磁力が発生し、磁性体から構成されるディスク30のアーム部31は上側電磁石60に引付けられる。アーム部31が上方向へ回動すれば、図3で示すようにトーションバー36がねじられて、このトーションバーが逆方向へアーム部31を動かそうとする。しかしながら、上側電磁石60による引付け力が強いため、アーム部31はさらに上方向へ回動させ、最後には上側表面131が上側電磁石60と接触する。アーム部31が上方向に動くにつれて、ばね17に押された駆動弁14がアーム部31とともに上方向に移動する。これにより駆動弁14が閉じられる。
次に、駆動弁14を開ける場合には、アーム部31を下側へ動かす必要がある。この場合には、まずコイル62に流れる電流を止めるか、または小さくする。これにより、上側電磁石60とアーム部31とで働く電磁力が小さくなる。アーム部31には、トーションバー36によりねじり力が働いているため、このねじり力(弾性力)が電磁力に打ち勝ち、アーム部31は図2で示す中立位置まで移動する。次に、下側電磁石160を構成するコイル162に電流を流す。これにより、コイル162の周囲で電磁力が発生し、磁性体からなるアーム部31は下側電磁石160に引付けられる。なお、このときも駆動弁14のステム12がアーム部31に押されるため下側へ移動する。コイル162による引付け力がトーションバー36によるねじり力に打ち勝ち最終的には、下側電磁石に下側表面231が接触する。このように、上方向の動きと下方向の動きとを繰返すことにより、アーム部31は矢印30aで示す方向に回動する。アーム部31が回動すると、アーム部31と接続されている軸受部38も回動し、さらには軸受部38と固定されたトーションバー36の右側端部136も回動する。しかしながら、トーションバー36の左側端部236は回動しないため、トーションバー36にねじり力が発生する。このときのトーションバー36のねじれ量を検出部301が検出し、検出されたデータがECU302へ伝えられる。ECU302では、ねじれ量のデータからアーム部31の回動角度を演算する。この回動角度とアーム部31の長さとのデータに基づき、ECU302は駆動弁40のリフト量を計算することが可能である。
このように構成された実施の形態1に従った電磁駆動弁1ではトーションバー36のねじれ量により駆動弁14のリフト量を推定するため、簡単に駆動弁14のリフト量を計算することができる。
すなわち、実施の形態1では、フラップ式モノコイルの電磁駆動弁において、バルブを開閉させるための駆動は、上側電磁石60、ディスク30、下側電磁石160、トーションバー36により構成される。このような構成において電磁駆動弁1を駆動した場合に、ディスク30の揺動によって駆動弁14が上下動する。このとき、ディスク30のボス内部においてトーションバー36に取付けたトルクセンサとしての検出部301によってねじれ量を検知する。
本体51には、上側電磁石60および下側電磁石160が図示されていないボルトで取付けられている。またディスク30はこれらの上限の電磁石間を回転できるように取付けられている。駆動弁14はシリンダヘッドに取付けられており、ディスク30により直接押圧する。また、ディスク30と駆動弁14との間に、バルブ軸心と同軸上に設けた図示しない中間ステムが設けられていてもよい。ディスク30のボス部は軸受部38で中空となっており、トーションバー36が貫通して固定されている。トーションバー36の一端はトーションバー固定プレート52にセレーションで圧入嵌合されており、かつトーションバー固定プレート52は取付ボルト53で本体51に固定されている。また、トーションバー36の他方端はセレーションで軸受部38に圧入されている。したがって、ディスク30はトーションバー36のばね力を介して回転自在に組付けされている。このディスク30の揺動によるトーションバー36のトルクをトーションバー36に取付けられたトルクセンサで検出し、駆動弁14の動きに換算することができる。このような構成では、図示されていない外部制御手段において駆動弁14の開閉動作が実行されると、駆動弁14の動きが検出部301により検出され、外部制御手段にフィードバックされる。このため、駆動弁14を予定通り動かすとともに異常が生じた場合にも補正されて正常な運転を継続することができる。
(実施の形態2)
図4は、この発明の実施の形態2に従った電磁駆動弁の一部分の斜視図である。図4を参照して、この発明の実施の形態2に従った電磁駆動弁1では、近接式センサ303によりディスク30のアーム部31の動きを構成する。すなわち、ディスク30のサイドに近接式センサ303を取付けることにより、発生磁界の変化を検出する。すなわち、検出部としての近接式センサ303は揺動部材の変位を検出する。計算部としてのECU302は、近接式センサ303が検出した変位から電磁駆動弁のリフト量を計算する。
図4は、この発明の実施の形態2に従った電磁駆動弁の一部分の斜視図である。図4を参照して、この発明の実施の形態2に従った電磁駆動弁1では、近接式センサ303によりディスク30のアーム部31の動きを構成する。すなわち、ディスク30のサイドに近接式センサ303を取付けることにより、発生磁界の変化を検出する。すなわち、検出部としての近接式センサ303は揺動部材の変位を検出する。計算部としてのECU302は、近接式センサ303が検出した変位から電磁駆動弁のリフト量を計算する。
このように構成された、実施の形態2に従った電磁駆動弁1でも、実施の形態1に従った電磁駆動弁1と同様の効果がある。
(実施の形態3)
図5は、この発明の実施の形態3に従った電磁駆動弁の一部分の斜視図である。図5を参照して、この発明の実施の形態3に従った電磁駆動弁1では、ディスク30のボス部としての軸受部38により反射シール305を貼る。また、この部分に着色をしてもよい。それと対向する位置に光学式センサ306を配置して、ディスク30の回転運動を検知し、バルブの動きに換算する。光学式センサ306はECU302と接続される。
図5は、この発明の実施の形態3に従った電磁駆動弁の一部分の斜視図である。図5を参照して、この発明の実施の形態3に従った電磁駆動弁1では、ディスク30のボス部としての軸受部38により反射シール305を貼る。また、この部分に着色をしてもよい。それと対向する位置に光学式センサ306を配置して、ディスク30の回転運動を検知し、バルブの動きに換算する。光学式センサ306はECU302と接続される。
図6は、この発明の実施の形態3に従った電磁駆動弁の斜視図である。図6を参照して、本体51に光学式センサ306が取付けられ、光学式センサ306はボス部としての軸受部38に設けられた反射シール305と対向して配置される。すなわち、実施の形態3に従った電磁駆動弁1は、揺動部材としてのディスク30の他方端の揺動角度を検出する光学式センサ306と、光学式センサ306で検出した揺動角度から駆動弁14のリフト量を計算する計算部としてのECU302とを備える。
このように構成された実施の形態3に従った電磁駆動弁では、実施の形態1に従った電磁駆動弁の同様の効果がある。
(実施の形態4)
図7は、この発明の実施の形態4に従った電磁駆動弁の斜視図である。図7を参照して、この発明の実施の形態4に従った電磁駆動弁1では、静電容量型の容量型変位計311を用いてディスク30の変位を測定する。具体的には、ディスク30の回転中心から最も遠い側に突起部133を設け、この突起部133の上方に検出部としての容量型変位計311を設置してディスク30の動きを検知し、バルブの動きに換算する。
図7は、この発明の実施の形態4に従った電磁駆動弁の斜視図である。図7を参照して、この発明の実施の形態4に従った電磁駆動弁1では、静電容量型の容量型変位計311を用いてディスク30の変位を測定する。具体的には、ディスク30の回転中心から最も遠い側に突起部133を設け、この突起部133の上方に検出部としての容量型変位計311を設置してディスク30の動きを検知し、バルブの動きに換算する。
図8は、実施の形態4に従った電磁駆動弁の斜視図である。図8を参照して、本体51に容量型変位計311が取付けられている。すなわち、実施の形態4に従って電磁駆動弁1は、揺動部材としてのディスク30の変位を検出する検出部としての容量型変位計311と、容量型変位計311が検出した変位から駆動弁のリフト量を計算する計算部としてのECU302とを備えている。
このように構成された実施の形態4に従った電磁駆動弁でも、実施の形態1に従った電磁駆動弁と同様の効果がある。
(実施の形態5)
図9は、この発明の実施の形態5に従った電磁駆動弁の斜視図である。実施の形態5に従った電磁駆動弁1では、ディスク30の突起部133に接触式センサ312を設置してディスク30の動きを検知し、バルブの動きに換算する。このように構成された実施の形態5に従った電磁駆動弁1でも、実施の形態1に従った電磁駆動弁1と同様の効果がある。
図9は、この発明の実施の形態5に従った電磁駆動弁の斜視図である。実施の形態5に従った電磁駆動弁1では、ディスク30の突起部133に接触式センサ312を設置してディスク30の動きを検知し、バルブの動きに換算する。このように構成された実施の形態5に従った電磁駆動弁1でも、実施の形態1に従った電磁駆動弁1と同様の効果がある。
(実施の形態6)
図10は、この発明の実施の形態6に従った電磁駆動弁の断面図である。実施の形態6に従った電磁駆動弁1では、ディスク30が上下に2枚設けられている点で、実施の形態1に従った電磁駆動弁1と異なる。それぞれのディスク30には、トーションバー36と、トーションバー36の捩れを検出する検出部301が設けられている。2枚のディスク30は、ステム1012で連結されている。
図10は、この発明の実施の形態6に従った電磁駆動弁の断面図である。実施の形態6に従った電磁駆動弁1では、ディスク30が上下に2枚設けられている点で、実施の形態1に従った電磁駆動弁1と異なる。それぞれのディスク30には、トーションバー36と、トーションバー36の捩れを検出する検出部301が設けられている。2枚のディスク30は、ステム1012で連結されている。
このように構成された実施の形態6に従った電磁駆動弁1でも、実施の形態1に従った電磁駆動弁1と同様の効果がある。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変更することが可能である。実施の形態2から5では、一枚のディスク30を用いた例を示したが、実施の形態6のように2枚のディスクを用いてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、たとえば車両に搭載される内燃機関の電磁駆動弁の分野で用いることができる。
1 電磁駆動弁、12 ステム、14 駆動弁、30 ディスク、35 中心軸、36 トーションバー、301 検出部、302 ECU。
Claims (3)
- 電磁力と弾性力との協働により作動する電磁駆動弁であって、
弁軸を有し、前記弁軸が延びる方向に沿って往復運動する駆動弁と、
前記駆動弁と距離を隔てた位置に設けられた支持部材と、
前記弁軸に連結された一方端と、前記支持部材に揺動自在に支持された他方端とを有し、前記他方端で延びる中心軸を中心に揺動する揺動部材と、
前記中心軸上に延びるように設けられ、前記他方端に固定されたトーションバーと、
前記トーションバーのねじれ量を検出する検出部と、
前記検出部が検出したねじれ量から前記駆動弁のリフト量を計算する計算部とを備えた、電磁駆動弁。 - 電磁力と弾性力との協働により作動する電磁駆動弁であって、
弁軸を有し、前記弁軸が延びる方向に沿って往復運動する駆動弁と、
前記駆動弁と距離を隔てた位置に設けられた支持部材と、
前記弁軸に設けられた一方端と、前記支持部材に揺動自在に支持された他方端とを有し、前記他方端で延びる中心軸を中心に揺動する揺動部材と、
前記揺動部材の他方端の揺動角度を検出する光学式センサと、
前記検出部が検出した揺動角度から前記駆動弁のリフト量を計算する計算部とを備えた、電磁駆動弁。 - 電磁力と弾性力との協働により作動する電磁駆動弁であって、
弁軸を有し、前記弁軸が延びる方向に沿って往復運動する駆動弁と、
前記駆動弁と距離を隔てた位置に設けられた支持部材と、
前記弁軸に連結された一方端と、前記支持部材に揺動自在に支持された他方端とを有し、前記他方端で延びる中心軸を中心に揺動する揺動部材と、
前記揺動部材の変位を検出する検出部と、
前記検出部が検出した変位から前記駆動弁のリフト量を計算する計算部とを備えた、電磁駆動弁。
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