JP2007021454A - 機能水生成装置及びそれを用いた機能水生成方法 - Google Patents

機能水生成装置及びそれを用いた機能水生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】機能的流体の超純水への溶解量又は混合量を精密に制御して、正確な機能的流体濃度の機能水を生成することが可能な小型かつ安価な機能水生成装置を提供する。
【解決手段】超純水Wの主流路としての超純水主流路101から分岐した超純水分岐流路102と、機能性流体Gの流路としての機能性流体流路103と、超純水分岐流路に連通して配設されるとともに、超純水分岐流路の連通とは別の連通路で機能性流体流路に連通した、超純水分岐流路における超純水の流量に対応して機能性流体の流量を制御する流体流量制御手段104と、超純水分岐流路の流体流量制御手段の配設箇所よりも下流に連通して配設されるとともに、超純水分岐流路の連通とは別の連通路で機能性流体流路に連通した、超純水分岐流路を流れる超純水W1に、流体流量制御手段によって流量を制御された機能性流体を溶解又は混合して第1の機能水F1を生成する混合手段105とから構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、機能的流体(例えば、炭酸ガス、水素、オゾン、酸素、アンモニア等の気体、又はアンモニア、フッ酸等の液体)を超純水に溶解又は混合して機能水を生成する機能水生成装置及びそれを用いた機能水生成方法に関する。さらに詳しくは、機能的流体の超純水への溶解量又は混合量を精密に制御して、正確な機能的流体濃度の機能水を生成することが可能であるとともに、小型かつ安価な機能水生成装置及びそれを用いた効率的な機能水生成方法に関する。
機能水(各種機能が付加された水)が各種産業分野で用いられている。例えば、半導体の製造分野においては基板の洗浄に超純水を用いるが、超純水をそのまま用いたのでは、超純水の比抵抗が高いため、被洗浄物の表面に静電気を発生させ、半導体の配線に絶縁破壊を生じさせるという不都合があり、このような不都合を解消するため、超純水に炭酸ガスを溶解させて、比抵抗の減少という機能が付加された機能水としてから、基板の洗浄に用いている。
このような機能水生成装置及び機能水生成方法としては、例えば、超純水流路中に、流量を予め測定する流量センサーと、炭酸ガスを直接注入する炭酸ガス注入器と、比抵抗測定器とを順次配設し、炭酸ガスマスフローメータによって炭酸ガス注入量を計測し、超純水径路中の流量変動値と、比抵抗測定値と、比抵抗設定値とから炭酸ガス注入量を演算し、炭酸ガスマスフローメータの計測値をこの演算値にリアルタイムに合致させ、所定の比抵抗値の超純水を得る方法が開示されている(特許文献1参照)。また、比抵抗値が目標値より低い値となるように炭酸ガスが付加された超純水を生成させる手段と、その炭酸ガス付加水を超純水原水に均一混合させることによって、所望の比抵抗値の超純水を製造する装置が開示されている(特許文献2参照)。
特公平7−67554号公報 特開平10−324502号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、超純水の流量を測定する流量センサー、炭酸ガスの量を計測するマスフローメーター、超純水の比抵抗を計測する比抵抗測定器、及びこれらを制御するマイクロコンピュータを用いているため、機能水製造装置そのものが大型かつ高価にならざるを得ず、また、比抵抗の変化に対応して炭酸ガスの流量を制御しているため、炭酸ガス流量の増減に時間的遅れがあり、比抵抗の値が変動するという問題があった。また、特許文献2に開示された装置では、原超純水を分配して一方の超純水に炭酸ガスの圧力を一定に保持するための調圧弁を経由させた炭酸ガスを溶解して、炭酸ガス高濃度付加水を製造し、バイパス管路を経た原水とを合流させているため、系内において流量の変化に対応して炭酸ガスの流量を制御することが困難であり、比抵抗値を精密に制御することが困難であるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、機能的流体の超純水への溶解量又は混合量を精密に制御して、正確な機能的流体濃度の機能水を生成することが可能であるとともに、小型かつ安価な機能水生成装置及びそれを用いた効率的な機能水生成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によれば、以下の機能水生成装置及びそれを用いた機能水生成方法が提供される。
[1]超純水に機能性流体を溶解又は混合して機能水を生成する機能水生成装置であって、前記超純水の主流路としての超純水主流路と、前記超純水主流路から分岐した超純水分岐流路と、前記機能性流体の流路としての機能性流体流路と、前記超純水分岐流路に連通して配設されるとともに、前記超純水分岐流路の連通とは別の連通路で前記機能性流体流路に連通した、前記超純水分岐流路における超純水の流量に対応して前記機能性流体の流量を制御する流体流量制御手段と、前記超純水分岐流路の、前記流体流量制御手段の配設箇所よりも下流に連通して配設されるとともに、前記超純水分岐流路の連通とは別の連通路で前記機能性流体流路に連通した、前記超純水分岐流路を流れる超純水(第1の超純水)に、前記流体流量制御手段によって流量を制御された前記機能性流体を溶解又は混合して第1の機能水を生成する混合手段とを備え、前記超純水主流路を流れる超純水(第2の超純水)に、前記混合手段から前記第1の機能水を導入し、溶解又は混合することによって、第2の機能水を生成することを特徴とする機能水生成装置(以下、「第1の発明」ということがある)。
[2]超純水に機能性流体を溶解又は混合して機能水を生成する機能水生成装置であって、前記超純水の流路としての超純水流路と、前記機能性流体の流路としての機能性流体流路と、前記超純水流路に連通して配設されるとともに、前記超純水流路の連通とは別の連通路で前記機能性流体流路に連通した、前記超純水流路における超純水の流量に対応して前記機能性流体の流量を制御する流体流量制御手段と、前記超純水流路の、前記流体流量制御手段の配設箇所よりも下流に連通して配設されるとともに、前記超純水流路の連通とは別の連通路で前記機能性流体流路に連通した、前記超純水流路を流れる超純水に、前記流体流量制御手段によって流量を制御された前記機能性流体を溶解又は混合して機能水を生成する混合手段とを備えてなることを特徴とする機能水生成装置(以下、「第2の発明」ということがある)。
[3]前記流体流量制御手段が、前記超純水分岐流路又は前記超純水流路に連通した超純水連通路と、前記機能性流体流路に連通した機能性流体連通路と、前記超純水連通路に配設された、前記超純水の流量に対応して移動可能な円筒状抵抗子と、前記機能性流体連通路に、前記円筒状抵抗子に囲繞される状態で配設された、前記円筒状抵抗子の移動に連動して移動可能な流体流量制御子と、前記流体流量制御子の移動に対応して、前記機能性流体連通路の大きさを調整可能な流体連通路調整手段とを有し、前記超純水の流量に対応して前記機能性流体の流量を制御するものである前記[1]又は[2]に記載の機能水生成装置。
[4]前記円筒状抵抗子が、円筒状駆動マグネットを同心状に内蔵したものであり、前記流体流量制御子が、前記円筒状抵抗子の前記円筒状駆動マグネットと磁力結合した棒状従動マグネットを内蔵したものであり、さらに、前記流体連通路調整手段が、前記流体流量制御子の先端に配設された弁棒と、前記機能性流体連通路に配設された弁座及び付勢手段とから構成されたものであるとともに、前記弁棒が前記付勢手段によって前記弁座に押圧されるように構成されたものであり、前記超純水の流れによって前記円筒状抵抗子が移動すると、前記流体流量制御子が連動して移動し、前記流体流量制御子の先端に配設された前記弁棒を前記付勢手段からの押圧に抗しつつ前記弁座から離間又は近接させて、前記流体連通路の大きさを拡大又は縮小する前記[3]に記載の機能水生成装置。
[5]前記円筒状抵抗子が、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、フッ化エチレンプロピレン樹脂(FEP)及びエチレンテトラフルオロエチレン樹脂(ETFE)からなる群から選ばれる少なくとも一の樹脂によりライニングされてなるとともに、前記超純水連通路を構成する部品が前記樹脂から構成されてなる前記[3]又は[4]に記載の機能水生成装置。
[6]前記円筒状抵抗子の先端に配設された弁棒と、前記超純水連通路に配設された弁座とから構成された弁機構を有するとともに、前記弁棒と前記弁座との間に、前記超純水を常時流す分岐連通路が構成されてなる前記[3]〜[5]のいずれかに記載の機能水生成装置。
[7]前記流体流量制御手段が、前記超純水分岐流路又は前記超純水流路に連通した超純水連通路と、前記機能性流体流路に連通した機能性流体連通路と、前記超純水連通路に配設された、前記超純水の流量に対応して移動可能な棒状抵抗子と、前記機能性流体連通路に、前記棒状抵抗子に並列する状態で配設された、前記棒状抵抗子の移動に連動して移動可能な流体流量制御子と、前記流体流量制御子の移動に対応して、前記機能性流体連通路の大きさを調整可能な流体連通路調整手段とを有し、前記超純水の流量に対応して前記機能性流体の流量を制御するものである前記[1]又は[2]に記載の機能水生成装置。
[8]前記棒状抵抗子が、棒状駆動マグネットを内蔵したものであり、前記流体流量制御子が、前記棒状抵抗子の前記棒状駆動マグネットと磁力結合した棒状従動マグネットを内蔵したものであり、さらに、前記流体連通路調整手段が、前記流体流量制御子の先端に配設された弁棒と、前記機能性流体連通路に配設された弁座及び付勢手段とから構成されたものであるとともに、前記弁棒が前記付勢手段によって前記弁座に押圧されるように構成されたものであり、前記超純水の流れによって前記棒状抵抗子が移動すると、前記流体流量制御子が連動して移動し、前記流体流量制御子の先端に配設された前記弁棒を前記付勢手段からの押圧に抗しつつ前記弁座から離間又は近接させて、前記流体連通路の大きさを拡大又は縮小する前記[7]に記載の機能水生成装置。
[9]前記棒状抵抗子が、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、フッ化エチレンプロピレン樹脂(FEP)及びエチレンテトラフルオロエチレン樹脂(ETFE)からなる群から選ばれる少なくとも一の樹脂によりライニングされてなるとともに、前記超純水連通路を構成する部品が前記樹脂から構成されてなる前記[7]又は[8]に記載の機能水生成装置。
[10]前記棒状抵抗子の先端に配設された弁棒と、前記超純水連通路に配設された弁座とから構成された弁機構を有するとともに、前記弁棒と前記弁座との間に、前記超純水を常時流す分岐連通路が構成されてなる前記[7]〜[9]のいずれかに記載の機能水生成装置。
[11]前記流体流量制御手段が、前記超純水分岐流路又は前記超純水流路に連通した超純水連通路と、前記機能性流体流路に連通した機能性流体連通路と、前記超純水連通路に配設された前記超純水の流量に対応して移動可能な抵抗子部分、及び前記機能性流体連通路に配設された、前記抵抗子部分と一体的に形成された流体流量制御子部分から構成された弁棒状抵抗子と、前記弁棒状抵抗子に配設された、前記超純水連通路と前記機能性流体連通路とを分断するとともに前記弁棒状抵抗子を前記抵抗子部分と前記流体流量制御子部分とに分断するダイアフラムと、前記機能性流体連通路の大きさを調整可能な流体連通路調整手段とを有し、前記超純水の流量に対応して前記機能性流体の流量を制御するものである前記[1]又は[2]に記載の機能水生成装置。
[12]前記流体連通路調整手段が、前記流体流量制御子部分の先端に配設された弁棒と、前記機能性流体連通路に配設された弁座及び付勢手段とから構成されたものであるとともに、前記弁棒が前記付勢手段によって前記弁座に押圧されるように構成されたものであり、前記超純水の流れによって前記弁棒状抵抗子の前記抵抗子部分が移動すると、前記抵抗子部分と一体的に構成された前記流体流量制御子部分が連動して移動し、前記流体流量制御子部分の先端に配設された前記弁棒を前記付勢手段からの押圧に抗しつつ前記弁座から離間又は近接させて、前記流体連通路の大きさを拡大又は縮小する前記[11]に記載の機能水生成装置。
[13]前記抵抗子部分が、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、フッ化エチレンプロピレン樹脂(FEP)及びエチレンテトラフルオロエチレン樹脂(ETFE)からなる群から選ばれる少なくとも一の樹脂によりライニングされてなるとともに、前記超純水連通路を構成する部品が前記樹脂から構成されてなる前記[11]又は[12]に記載の機能水生成装置。
[14]前記抵抗子部分の先端に配設された弁棒と、前記超純水連通路に配設された弁座とから構成された弁機構を有するとともに、前記弁棒と前記弁座との間に、前記超純水を常時流す分岐連通路が構成されてなる前記[11]〜[13]のいずれかに記載の機能水生成装置。
[15]前記機能性流体が、炭酸ガス又はアンモニアガスである前記[1]〜[14]のいずれかに記載の機能水生成装置。
[16]前記[1]〜[15]のいずれかに記載の機能水生成装置を用いて機能水を生成することを特徴とする機能水生成方法。
本発明によって、機能的流体の超純水への溶解量又は混合量を精密に制御して、正確な機能的流体濃度の機能水を生成することが可能であるとともに、小型かつ安価な機能水生成装置及びそれを用いた効率的な機能水生成方法が提供される。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1は、本発明(第1の発明)の一の実施の形態を模式的に示す説明図である。図1に示すように、本実施の形態の機能水生成装置は、超純水Wに機能性流体Gを溶解又は混合して機能水(図1では最終的に第2の機能水F2)を生成する機能水生成装置100であって、超純水Wの主流路としての超純水主流路101と、超純水主流路101から分岐した超純水分岐流路102と(図1では分岐する前の超純水流路を符号101aで示す)、機能性流体Gの流路としての機能性流体流路103と(図1では機能性流体の貯蔵源を符号103aで示す)、超純水分岐流路102に連通して配設されるとともに、超純水分岐流路102の連通とは別の連通路で機能性流体流路103に連通した、超純水分岐流路102における超純水Wの流量に対応して機能性流体Gの流量を制御する流体流量制御手段104と、超純水分岐流路102の、流体流量制御手段104の配設箇所よりも下流に連通して配設されるとともに、超純水分岐流路102の連通とは別の連通路で機能性流体流路103に連通した、超純水分岐流路102を流れる超純水(第1の超純水)W1に、流体流量制御手段104によって流量を制御された機能性流体Gを溶解又は混合して第1の機能水F1を生成する混合手段105とを備え、超純水主流路101を流れる超純水(第2の超純水)W2に、混合手段105から第1の機能水F1を導入し、溶解又は混合することによって、第1の機能水F1よりは機能性流体Gの溶解濃度又は混合濃度の薄い第2の機能水F2を生成することを特徴とするものである。なお、図1中、符号106は、機能性流体Gの圧力を制御する圧力制御弁を、符号107は、超純水主流路101を流れる第2の超純水W2が混合手段105から送られる第1の機能水F1に逆流することを防止するための逆止弁を、符号108は、気体として超純水の中に残存する機能性流体Gを除いて、さらに下流に配設された、例えば、洗浄装置(図示せず)へ送るための疎水膜フィルタをそれぞれ示す。
このように、機能性流体Gの溶解濃度又は混合濃度の高い第1の機能水F1を先ず生成し、次いで機能性流体Gを溶解又は混合していない第2の超純水W2によって薄めて第2の機能水F2を生成することによって、初めから所定の溶解濃度又は混合濃度の第2の機能水F2を生成する場合よりも、得られる第2の機能水F2の濃度の溶解濃度又は混合濃度のバラツキを抑制することができる。
図2は、本発明(第2の発明)の一の実施の形態を模式的に示す説明図である。図2に示すように、本実施の形態の機能水生成装置は、超純水Wに機能性流体Gを溶解又は混合して機能水Fを生成する機能水生成装置200であって、超純水Wの流路としての超純水流路201と、機能性流体Gの流路としての機能性流体流路203と、超純水流路201に連通して配設されるとともに、超純水流路201の連通とは別の連通路で機能性流体流路203に連通した、超純水流路201における超純水Wの流量に対応して機能性流体Gの流量を制御する流体流量制御手段204と、超純水流路201の、流体流量制御手段204の配設箇所よりも下流に連通して配設されるとともに、超純水流路201の連通とは別の連通路で機能性流体流路203に連通した、超純水流路201を流れる超純水に、流体流量制御手段204によって流量を制御された機能性流体Gを溶解又は混合して機能水Fを生成する混合手段205とを備えてなることを特徴とするものである。なお、図2中、符号206は、機能性流体Gの圧力を制御する圧力制御弁を、符号208は、気体として超純水の中に残存する機能性流体Gを除いて、さらに下流に配設された、例えば、洗浄装置(図示せず)へ送るための疎水膜フィルタをそれぞれ示す。
第2の発明は、第1の発明よりも、機能性流体Gの溶解濃度又は混合濃度のバラツキに対する許容範囲が大きく、また、装置に対する小型化及び安価化の要請が大きい場合に用いることが好ましい。
図3は、本発明に用いられる流体流量制御手段の一の例(第1の流体流量制御手段)について模式的に示す断面図で、図3(a)は超純水の流量を小にして機能性流体の流量を小にする場合、図3(b)は超純水の流量を大にして機能性流体の流量を大にする場合をそれぞれ示す。図3(a)、(b)に示すように、本発明(以下、第1の発明に基づいて説明するが第2の発明の場合も同様である)に用いられる第1の流体流量制御手段204aは、超純水分岐流路102(図1参照)に連通した超純水連通路251と、機能性流体流路203(図1参照)に連通した機能性流体連通路252と、超純水連通路251に配設された、超純水の流量に対応して移動可能な円筒状抵抗子253と、機能性流体連通路252に、円筒状抵抗子253に囲繞される状態で配設された、円筒状抵抗子253の移動に連動して移動可能な流体流量制御子254と、流体流量制御子254の移動に対応して、機能性流体連通路252の大きさを調整可能な流体連通路調整手段(図3(a)では流体流量制御子254の先端に配設された弁棒(ニードル)254b及び機能性流体連通路252に配設された弁座255)とを有し、超純水の流量に対応して機能性流体の流量を制御することができる。このように、図3に示す例では、機能性流体の通路である機能性流体連通路252と超純水の流路である超純水連通路251とは互いに別々に連通している(互いに隔絶されている)ことが必要であり、超純水の流量の増大(減少)に対応して、機能性流体の流量も増大(減少)するようになっており、精密に制御された流量の機能性流体を混合手段105(図1参照)に送り込むことができる。
図3(a)に基づき、第1の流体流量制御手段204aについてさらに具体的に説明する。スリット256については後述する。シリンダ261は両端部が開口した機能性流体連通路252を形成し、流体流量制御子254の外径はシリンダ261の内部を滑動可能な寸法に設定されている。シリンダ261の下端には弁座255が挿入され、流体流量制御子254の弁棒(ニードル)254bとともに機能性流体の流量を制御する。流体流量制御子254の上部には付勢手段(スプリング)263が配設され、流体流量制御子254を弁座255に圧着している。付勢手段(スプリング)263の付勢力は、中心に機能性流体連通路252を有する止めネジ264のねじ込み加減による。シリンダ261は上部が鍔付きのフランジとなっており、本体カバー266に対して嵌合された後、止め輪265で固定されている。円筒状抵抗子253は本体カバー266(パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)等の、超純水への成分溶出性の小さい材料で構成することが好ましい)の円筒内壁271に対して軸方向に滑動可能となっており、弁棒(コニカル部)253c(図4参照)が本体カバー266の弁座270に当接している。第1の流体流量制御手段204aは本体カバー266とOリング268、269によりに密閉され、円筒状抵抗子253を収納する空間を形成するとともに、超純水連通路251を形成している。円筒状抵抗子253の軸方向の移動はトラベルストッパ267で制限される。本体カバー266には、超純水入口257及び超純水出口258が形成され、超純水入口257から流入した超純水は、円筒状抵抗子253の弁棒(コニカル部)253cと弁座270の間を流れ、流量が増大するとその抵抗により円筒状抵抗子253は軸方向、図3(a)においては上部に向かって移動し、棒状従動マグネット254aにより磁力連結された流体流量制御子254も同期して上部方向に移動して、機能性流体が機能性流体入口259から機能性流体出口260へ流れることになる。なお、この例では、第1の流体流量制御手段204aの円筒状抵抗子253を重力により弁座270に当接させて、機能性流体連通路252を軸方向(上下方向)に配設しているが、円筒状抵抗子253に、付勢手段(例えば、スプリング)を設けることによって、第1の流体流量制御手段204aの設置向きは、この例のような縦向きだけではなく、例えば、横向き、斜め向き等と任意に設定することができる。なお、図3(a)において、符号262は、弁座255部分における気密性を確保するためのOリングを示す。
図4は、流体流量制御手段に用いられる円筒状抵抗子の一の例を模式的に示す断面図であり、図5は、流体流量制御手段に用いられる流体流量制御子の一の例を模式的に示す断面図である。図4、5に示すように、円筒状抵抗子253は、円筒状駆動マグネット253aを同心状に内蔵したものであり、流体流量制御子254は、円筒状抵抗子253の円筒状駆動マグネット253aと磁力結合した棒状従動マグネット254aを内蔵したものであり、さらに、流体連通路調整手段は、流体流量制御子254の先端に配設された弁棒(ニードル)254bと、機能性流体連通路252(図3(a)参照)に配設された弁座255(図3(a)参照)及び付勢手段(図3(a)ではスプリング)263とから構成されたものであるとともに、弁棒(ニードル)254bは付勢手段(スプリング)263によって弁座254bに押圧(圧着)されるように構成されたものであり、超純水の流れによって円筒状抵抗子253が移動すると、流体流量制御子254が連動して移動し、流体流量制御子254の先端に配設された弁棒(ニードル)254bを付勢手段(スプリング)263からの押圧に抗しつつ弁座255から離間又は近接させて、流体連通路252(図3(a)参照)の大きさを拡大又は縮小することができるようになっている。なお、図4における符号253bはパーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)等によるライニングを示す。
流体流量制御子254の具体例としては、例えば、サマリウムコバルト、ネオジウム等の希土類系の棒状従動マグネット254aと、部分安定化ジルコニア、炭化珪素等のセラミックス、又は超硬金属からなる弁棒(ニードル)254bとをライニング254cで一体に成形したものを好適例として挙げることができる。ライニング254cとしては、機能性流体に対する耐食性があるポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS樹脂)からなるものを好適例として挙げることができる。流体流量制御子254の棒状従動マグネット254aと、円筒状抵抗子253の円筒状駆動マグネット253aとは、軸方向に略同一の長さを有するとともに、磁力極性S、Nが互いに引き付け合う位置に配置され、同期して軸方向に動くことができるようになっている。
円筒状抵抗子253は、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、フッ化エチレンプロピレン樹脂(FEP)及びエチレンテトラフルオロエチレン樹脂(ETFE)からなる群から選ばれる少なくとも一の樹脂によりライニングで完全に被覆されてなることが好ましい。また、超純水連通路251(図3(a)参照)を構成する部品は上述の樹脂から構成されてなること好ましい。このように構成することによって、構成成分の超純水への溶出を防止することができる。中でも、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)が、溶出防止効果が大で溶融成形が可能であることからさらに好ましい。
第1の流体流量制御手段204a(図3(a)参照)は、円筒状抵抗子253の先端に配設された弁棒(コニカル部)253c(図4参照)と、超純水連通路251(図3(a)参照)に配設された弁座270とから構成された弁機構を有し、超純水の流量に対応して円筒状抵抗子253を軸方向に移動させることができるようになっている。また、弁棒(コニカル部)253cと弁座270との間に、半径方向に複数の、超純水を常時流す分岐連通路(図3(a)ではスリット)256が配設されて、弁棒(コニカル部)253cと弁座270とが密着しても、一部が開放されて超純水が常時流れるようになっている(このような機構はスローリークと称されている)。このような機構を有する第1の流体流量制御手段204aは、超純水連通路251に超純水が常時流れていないと、超純水が滞留することによって、少ないとはいえ第1の流体流量制御手段204aの超純水と接触する構成成分が超純水へ溶出して溶出成分の濃度が高くなってしまうことになる。このように微量の超純水を常時流しておくことによってこれを防止することができるようになっている。
図6は、本発明に用いられる流体流量制御手段の他の例(第2の流体流量制御手段)について模式的に示す断面図で、図6(a)は超純水の流量を小にして機能性流体の流量を小にする場合、図6(b)は超純水の流量を大にして機能性流体の流量を大にする場合をそれぞれ示す。図7は、図6(a)におけるA−A線の断面図である。図8は、第2の流体流量制御手段に用いられる棒状抵抗子の一の例を模式的に示す断面図である。図6〜8に示すように、第2の流体流量制御手段304は、超純水分岐流路102(図1参照)に連通した超純水連通路351と、機能性流体流路103(図1参照)に連通した機能性流体連通路352と、超純水連通路351に配設された、超純水の流量に対応して移動可能な棒状抵抗子353と、機能性流体連通路352に、棒状抵抗子353に並列する状態で配設された、棒状抵抗子353の移動に連動して移動可能な流体流量制御子354と、流体流量制御子354の移動に対応して、機能性流体連通路352の大きさを調整可能な流体連通路調整手段(図6(a)では流体流量制御子354の先端に配設された弁棒(ニードル)354b及び機能性流体連通路352に配設された弁座355)とを有し、超純水の流量に対応して機能性流体の流量を制御することができる(この機能性流体の流量の制御については、後に、さらに具体的に説明する)。このように、図6に示す例では、機能性流体の通路である機能性流体連通路352と超純水の流路である超純水連通路351とは互いに別々に連通している(互いに隔絶されている)ことが必要であり、超純水の流量の増大(減少)に対応して、機能性流体の流量も増大(減少)するようになっており、精密に制御された流量の機能性流体を混合手段105(図1参照)に送り込むことができるようになっている。本体カバー366は、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)等の、超純水への成分溶出性の小さい材料で構成することが好ましい。図6(a)において、超純水入口357、超純水出口358、機能性流体入口359、機能性流体出口360、Oリング362、スリット356、弁座370については図3に示す第1の流体流量制御手段の場合と同様である。第1の円形孔部372及び第2の円形孔部373については後述する。第1の円形孔部372は蓋374によって密閉され、蓋374と本体カバーとは溶接部374で溶接されている。
図6(a)に示すように、棒状抵抗子353は、棒状駆動マグネット353a(図8参照)を内蔵したものであり、流体流量制御子354は、棒状抵抗子353の棒状駆動マグネット353aと磁力結合した棒状従動マグネット354aを内蔵したものであり、さらに、流体連通路調整手段は、流体流量制御子354の先端に配設された弁棒(ニードル)354bと、機能性流体連通路352に配設された弁座355及び付勢手段(スプリング)363とから構成されたものであるとともに、弁棒(ニードル)354bが付勢手段(スプリング)363によって弁座355に押圧されるように構成されたものであり、超純水の流れによって棒状抵抗子353が軸方向に移動すると、流体流量制御子354が連動して軸方向に移動し、流体流量制御子354の先端に配設された弁棒(ニードル)354bを付勢手段(スプリング)363からの押圧に抗しつつ弁座355から離間又は近接させて、流体連通路352の大きさを拡大又は縮小することができるようになっている。
図7に示すように、第2の流体流量制御手段304には、その内部を貫通するように、超純水連通路351と第1の円形孔部372とが一体化された状態で、また、機能性流体連通路352と第2の円形孔部373とが一体化された状態で形成されている。図6(a)に示す流体流量制御子354が第2の円形孔部373の内表面を滑動可能に挿入され、流体流量制御子354の弁棒(ニードル)354bと弁座355とによって機能性流体の流量が制御される。第2の流体流量制御手段304は付勢手段(スプリング)363で付勢され、その付勢力は止めネジ364で設定される。
図8に示す棒状抵抗子353は、棒状駆動マグネット353aの周りをライニング353bで完全に被覆された構造を有し、下端にテーパー状の弁棒(ニードル)353cを有している。図6(a)に示すように、本体カバー366の超純水連通路351には、棒状抵抗子353の弁棒(ニードル)353cに対応したコニカル状の弁座370を有し、また、その一部にはスリット356を有して、棒状抵抗子353が弁座370に密着しても、わずかの超純水のリークを可能としている。このようなスローリークについては、第1の流体流量制御手段204aの場合と同様である。棒状抵抗子353の軸方向の移動量は、蓋374により制限される。蓋374は本体カバー366と溶接部375にて溶接され密閉されている。超純水連通路351には超純水入口357を有し、超純水の流量が増大すると棒状抵抗子353が軸方向の上部に向かって移動して、超純水は超純水連通路351を通過して超純水出口358から混合ユニット105(図1参照)へ流れることになる。棒状抵抗子353の移動に対応して磁気結合された流体流量制御子354も軸方向の上下に向かって移動して、機能性流体連通路352の機能性流体入口359から流入した機能性流体は、機能性流体連通路352通って機能性流体出口360から混合ユニット105へ流れることになる。機能性流体は流体流量制御子354の上部に配設された機能性流体入口359から機能性流体連通路352に導入される例を示しているが、流体流量制御子354の弁棒(ニードル)354b側から導入してもよい。しかし、機能性流体の流量の制御は、流体流量制御子354を弁座355に押圧して機能性流体の量を制御しているので、付勢手段(スプリング)363の付勢方向と一致させる方が好ましい。
棒状抵抗子353は、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、フッ化エチレンプロピレン樹脂(FEP)及びエチレンテトラフルオロエチレン樹脂(ETFE)からなる群から選ばれる少なくとも一の樹脂によりライニングで完全に被覆されてなることが好ましい。また、超純水連通路351を構成する部品は上述の樹脂から構成されてなること好ましい。このように構成することによって、構成成分の超純水への溶出を防止することができる。中でも、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)が、溶出防止効果が大で溶融成形が可能であることからさらに好ましい。
棒状抵抗子353の先端に配設された弁棒(ニードル)353c(図8参照)と、超純水連通路351に配設された弁座370とから構成された弁機構を有するとともに、弁棒(ニードル)353cと弁座370との間に、超純水を常時流す分岐連通路が構成されていることが好ましいのも第1の流体流量制御手段204aの場合と同様である。
図9は、第2の流体流量制御手段についての一の変形例(横向きにした例)を模式的に示す断面図で、図9(a)は超純水の流量を小にして機能性流体の流量を小にする場合、図9(b)は超純水の流量を大にして機能性流体の流量を大にする場合をそれぞれ示す。前述のように棒状抵抗子353は第2の流体流量制御手段304内に超純水をスローリーク量以上に流していない場合は、弁座370(図6(a)参照)に押圧されていることが必要なため、マグネットカップリングを応用し、図9(a)に示すように、棒状駆動マグネット353aと棒状従動マグネット354aの軸方向の位置を長さTだけずらして、棒状駆動マグネット353aと棒状従動マグネット354aの間に軸方向のスラスト力(両棒状マグネット353a、354aが同一の軸方向位置になろうとする力)を与えることになる。その他の構成、材料等は図6(a)に示す場合と同様である。
図10は、本発明に用いられる流体流量制御手段の他の例(第3の流体流量制御手段)について模式的に示す断面図で、図10(a)は超純水の流量を小にして機能性流体の流量を小にする場合、図10(b)は超純水の流量を大にして機能性流体の流量を大にする場合をそれぞれ示す。図11は、第3の流体流量制御手段に用いられる弁棒状抵抗子の一の例を模式的に示す断面図である。図10、11に示すように、第3の流体流量制御手段404は、超純水分岐流路102(図1参照)に連通した超純水連通路451と、機能性流体流路103(図1参照)に連通した機能性流体連通路452と、超純水連通路451に配設された超純水の流量に対応して移動可能な抵抗子部分454s、及び機能性流体連通路452に配設された、抵抗子部分454sと一体的に形成された流体流量制御子部分454tから構成された弁棒状抵抗子454と、弁棒状抵抗子454に配設された、超純水連通路451と機能性流体連通路452とを分断するとともに弁棒状抵抗子454を抵抗子部分454sと流体流量制御子部分454tとに分断するダイアフラム454bと、機能性流体連通路452の大きさを調整可能な流体連通路調整手段(図10(a)では弁棒状抵抗子454(流体流量制御子部分454t)の先端に配設された弁棒(ニードル)454a及び機能性流体連通路452に配設された弁座455)とを有し、超純水の流量に対応して機能性流体の流量を制御することができるようになっている。この機能性流体の流量の制御については、後に、さらに具体的に説明する。
流体連通路調整手段は、弁棒状抵抗子454(流体流量制御子部分454t)の先端に配設された弁棒(ニードル)454aと、機能性流体連通路452に配設された弁座455及び付勢手段(スプリング)463とから構成されたものであるとともに、弁棒(ニードル)454aが付勢手段(スプリング)463によって弁座455に押圧されるように構成されたものであり、超純水の流れによって弁棒状抵抗子454の抵抗子部分454sが軸方向に移動すると、抵抗子部分454sと一体的に構成された流体流量制御子部分454tが連動して移動し、流体流量制御子部分454tの先端に配設された弁棒(ニードル)454aを付勢手段スプリング)463からの押圧に抗しつつ弁座455から離間又は近接させて、機能性流体連通路452の大きさを拡大又は縮小することができるようになっている。
弁棒状抵抗子454は、一端に弁棒(ニードル)454a、他端にスピンドル454dを有し、その間にスピンドル454dに向かって拡径するコニカル部454eを有している。弁棒(ニードル)454aはステンレス又はセラミックス製であることが好ましく、スピンドル454d及びコニカル部454eは、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)等の、超純水への成分溶出性の小さい材料で被覆したものに、抵抗子弁座476を収納してから、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)等製のダイヤフラム454bを溶接部454fで溶接して一体となっている。抵抗子弁座476には、上述のスローリークのためのスリット456が形成されている。超純水側ハウジング479は超純水連通路451、超純水入口457及び超純水出口458を有し、弁棒状抵抗子454にOリング477を取付けてから超純水側ハウジング479に嵌合して、さらに、機能性流体側ハウジング480を超純水側ハウジング479に嵌合して、付勢手段(スプリング)463をスナップリング478で固定して、弁座ハウジング481を嵌合し、ボルト(図示せず)で軸方向に一体に組立てている。機能性流体側ハウジング480、弁座ハウジング481はステンレス等から構成することが好ましい。弁棒状抵抗子454はスピンドル454dを超純水側ハウジング479の円形孔482にて滑動可能に保持され、ダイヤフラム454bの外周を超純水側ハウジング479と機能性流体側ハウジング480で支えられ、弁棒(ニードル)454aは付勢手段(スプリング)463により弁座ハウジング481の弁座455に当接している。超純水側ハウジン479の円形孔482には、円形孔482の内部と機能性流体連通路452とを連通する溝483が形成されている。超純水入口457から超純水連通路451に流入した超純水の量が増大すると、弁棒状抵抗子454は軸方向の上部に向かって移動し、連動して弁棒状抵抗子454の弁棒(ニードル)454aも上部に向かって移動して機能性流体入口459から導入された機能性流体が機能性流体出口460から混合ユニット105(図1参照)へ流れることになる。なお、図11における符号254cはパーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)等によるライニングを示す。
抵抗子部分454sは、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、フッ化エチレンプロピレン樹脂(FEP)及びエチレンテトラフルオロエチレン樹脂(ETFE)からなる群から選ばれる少なくとも一の樹脂によりライニングで完全に被覆されてなることが好ましい。また、超純水連通路451を構成する部品は上述の樹脂から構成されてなること好ましい。このように構成することによって、構成成分の超純水への溶出を防止することができる。中でも、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)が、溶出防止効果が大で溶融成形が可能であることからさらに好ましい。
抵抗子部分454sの先端に配設された弁棒(図10(a)ではコニカル部)454eと、超純水連通路451に配設された弁座476とから構成された弁機構を有するとともに、弁棒(コニカル部)454eと弁座476との間に、超純水を常時流す分岐連通路(図10(a)ではスリット)456が構成されてなることが好ましいのは、第1の流体流量制御手段の場合と同様である。
図12は、本発明に用いられる混合手段の一の例を模式的に示す断面図である。図12に示すように、この例の混合手段は、機能性流体連通路552を有し、機能性流体連通路552を経由して機能性流体Gを供給する機能性流体供給部501と、超純水連通路551を有し、超純水連通路551内で、機能性流体供給部501から供給された機能性流体G及び超純水連通路551を連続的に通過する超純水Wを混合して機能水Fを製造する混合部502とを備えた混合手段500であって、機能性流体供給部501と混合部502とが、着脱自在に固定されている。ここで、機能性流体供給部501と混合部502とを、着脱自在に固定する方法としては、例えば、図12に示すように、機能性流体供給部501を混合部502に螺合することを挙げることができる。この他に、ビス止めによる固定、クリップを介在させる固定、互いをカップリング形状にすることによる固定等であってもよい。
機能性流体供給部501は、機能性流体連通路552内に、超純水連通路551に面する端面側から順に、多孔質板512、逆止弁513及びオリフィス514を具備してなることが好ましく、オリフィス514の上流側に、オリフィス用フィルタ515をさらに具備してなることがさらに好ましい。このように構成することによって、機能水の機能性流体濃度を正確かつ迅速に制御することができる。
本発明に用いられる機能性流体は、炭酸ガス又はアンモニアガスであることが好ましい。
本発明の機能水生成方法は、上述の機能水生成装置を用いて機能水を生成することを特徴とする。このように構成することによって、正確な機能的流体濃度の機能水を効率的に生成することができる。
以下、本発明を実施例によってさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定されるものではない。
(実施例1)
図1に示す構成にて、機能水の量として、0〜16リットル/分に対応できる図3(a)に示す構造の流体流量制御手段(ガス流量制御装置)を用い、0.1MPaに圧力を設定した炭酸ガスをガス流量制御装置に導入し、20MΩに調整した超純水の流量に対する炭酸ガス流量と、超純水の比抵抗値の変化を計測した。その結果を図13に示す。図13に示すように、超純水の量が1リットル/分までは炭酸ガスは混合手段には流れないので比抵抗値は20MΩのままであるが、超純水の流量が1リットル/分から2リットル/分の間には超純水の比抵抗値は急速に上昇し、超純水の流量が2リットル/分から16リットル/分までの間は比抵抗値は超純水の流量に対し、0.2±0.02MΩとなり、ウエハ等の洗浄に適した滞電防止が可能な超純水となっていた。
本発明の機能水生成装置及びそれを用いた機能水生成方法は、例えば、シリコンウエハ、液晶ガラス基板、有機ELガラス基板等の洗浄を必要とする半導体工業、電子・電気工業、化学工業等の各種産業分野で好適に利用される。
本発明(第1の発明)の一の実施の形態を模式的に示す説明図である。 本発明(第2の発明)の一の実施の形態を模式的に示す説明図である。 本発明に用いられる流体流量制御手段の一の例(第1の流体流量制御手段)について模式的に示す断面図で、図3(a)は超純水の流量を小にして機能性流体の流量を小にする場合、図3(b)は超純水の流量を大にして機能性流体の流量を大にする場合をそれぞれ示す。 流体流量制御手段に用いられる円筒状抵抗子の一の例を模式的に示す断面図である。 流体流量制御手段に用いられる流体流量制御子の一の例を模式的に示す断面図である。 本発明に用いられる流体流量制御手段の他の例(第2の流体流量制御手段)について模式的に示す断面図で、図6(a)は超純水の流量を小にして機能性流体の流量を小にする場合、図6(b)は超純水の流量を大にして機能性流体の流量を大にする場合をそれぞれ示す。 図6におけるA−A線の断面図である。 第2の流体流量制御手段に用いられる棒状抵抗子の一の例を模式的に示す断面図である。 第2の流体流量制御手段についての一の変形例(横向きにした例)を模式的に示す断面図で、図9(a)は超純水の流量を小にして機能性流体の流量を小にする場合、図9(b)は超純水の流量を大にして機能性流体の流量を大にする場合をそれぞれ示す。 本発明に用いられる流体流量制御手段の他の例(第3の流体流量制御手段)について模式的に示す断面図で、図10(a)は超純水の流量を小にして機能性流体の流量を小にする場合、図10(b)は超純水の流量を大にして機能性流体の流量を大にする場合をそれぞれ示す。 第3の流体流量制御手段に用いられる弁棒状抵抗子の一の例を模式的に示す断面図である。 本発明に用いられる混合手段の一の例を模式的に示す断面図である。 実施例1において、20MΩに調整した超純水の流量に対する炭酸ガス流量と、超純水の比抵抗値の変化を計測した結果を示すグラフである。
符号の説明
100:機能水生成装置
101:超純水主流路
101a:超純水流路
102:超純水分岐流路
103:機能性流体流路
103a:機能性流体の貯蔵源
104:流体流量制御手段
105:混合手段
106:圧力制御弁
107:逆止弁
108:疎水膜フィルタ
200:機能水生成装置
201:超純水流路
203:機能性流体流路
203a:機能性流体の貯蔵源
204:流体流量制御手段
204a:第1の流体流量制御手段
205:混合手段
206:圧力制御弁
207:逆止弁
208:疎水膜フィルタ
251:超純水連通路
252:機能性流体連通路
253:円筒状抵抗子
253a:円筒状駆動マグネット
253b:ライニング
253c:弁棒(コニカル部)
254:流体流量制御子
254a:棒状従動マグネット
254b:弁棒(ニードル)
254c:ライニング
255:弁座
256:スリット
257:超純水入口
258:超純水出口
259:機能性流体入口
260:機能性流体出口
261:シリンダ
262:Oリング
263:付勢手段(スプリング)
264:止めネジ
265:止め輪
266:本体カバー
267:トラベルストッパ
268:Oリング
269:Oリング
270:弁座
271:円筒内壁
304:第2の流体流量制御手段
351:超純水連通路
352:機能性流体連通路
353:棒状抵抗子
353a:棒状駆動マグネット
353b:ライニング
353c:弁棒(ニードル)
354:流体流量制御子
354a:棒状従動マグネット
354b:弁棒(ニードル)
355:弁座
356:スリット
357:超純水入口
358:超純水出口
359:機能性流体入口
360:機能性流体出口
362:Oリング
363:付勢手段(スプリング)
364:止めネジ
366:本体カバー
370:弁座
372:第1の円形孔部
373:第2の円形孔部
374:蓋
375:溶接部
404:第3の流体流量制御手段
451:超純水連通路
452:機能性流体連通路
454:流体流量制御子
454a:弁棒(ニードル)
454b:ダイアフラム
454c:ライニング
454d:スピンドル
454e:コニカル部
454f:溶接部
454s:抵抗子部分
454t:流体流量制御子部分
455:弁座
456:スリット
457:超純水入口
458:超純水出口
459:機能性流体入口
460:機能性流体出口
463:付勢手段(スプリング)
470:弁座
476:抵抗子弁座
477:Oリング
478:スナップリング
479:超純水側ハウジング
480:機能性流体側ハウジング
481:弁座ハウジング
482:円形孔
483:溝
500:混合手段
501:機能性流体供給部
502:混合部
512:多孔質板
513:逆止弁
514:オリフィス
515:オリフィス用フィルタ
551:超純水連通路
552:機能性流体連通路
W:超純水
W1:第1の超純水
W2:第2の超純水
G:機能性流体
F:機能水
F1:第1の機能水
F2:第2の機能水

Claims (16)

  1. 超純水に機能性流体を溶解又は混合して機能水を生成する機能水生成装置であって、
    前記超純水の主流路としての超純水主流路と、
    前記超純水主流路から分岐した超純水分岐流路と、
    前記機能性流体の流路としての機能性流体流路と、
    前記超純水分岐流路に連通して配設されるとともに、前記超純水分岐流路の連通とは別の連通路で前記機能性流体流路に連通した、前記超純水分岐流路における超純水の流量に対応して前記機能性流体の流量を制御する流体流量制御手段と、
    前記超純水分岐流路の、前記流体流量制御手段の配設箇所よりも下流に連通して配設されるとともに、前記超純水分岐流路の連通とは別の連通路で前記機能性流体流路に連通した、前記超純水分岐流路を流れる超純水(第1の超純水)に、前記流体流量制御手段によって流量を制御された前記機能性流体を溶解又は混合して第1の機能水を生成する混合手段とを備え、
    前記超純水主流路を流れる超純水(第2の超純水)に、前記混合手段から前記第1の機能水を導入し、溶解又は混合することによって、第2の機能水を生成することを特徴とする機能水生成装置。
  2. 超純水に機能性流体を溶解又は混合して機能水を生成する機能水生成装置であって、
    前記超純水の流路としての超純水流路と、
    前記機能性流体の流路としての機能性流体流路と、
    前記超純水流路に連通して配設されるとともに、前記超純水流路の連通とは別の連通路で前記機能性流体流路に連通した、前記超純水流路における超純水の流量に対応して前記機能性流体の流量を制御する流体流量制御手段と、
    前記超純水流路の、前記流体流量制御手段の配設箇所よりも下流に連通して配設されるとともに、前記超純水流路の連通とは別の連通路で前記機能性流体流路に連通した、前記超純水流路を流れる超純水に、前記流体流量制御手段によって流量を制御された前記機能性流体を溶解又は混合して機能水を生成する混合手段とを備えてなることを特徴とする機能水生成装置。
  3. 前記流体流量制御手段が、前記超純水分岐流路又は前記超純水流路に連通した超純水連通路と、前記機能性流体流路に連通した機能性流体連通路と、前記超純水連通路に配設された、前記超純水の流量に対応して移動可能な円筒状抵抗子と、前記機能性流体連通路に、前記円筒状抵抗子に囲繞される状態で配設された、前記円筒状抵抗子の移動に連動して移動可能な流体流量制御子と、前記流体流量制御子の移動に対応して、前記機能性流体連通路の大きさを調整可能な流体連通路調整手段とを有し、前記超純水の流量に対応して前記機能性流体の流量を制御するものである請求項1又は2に記載の機能水生成装置。
  4. 前記円筒状抵抗子が、円筒状駆動マグネットを同心状に内蔵したものであり、前記流体流量制御子が、前記円筒状抵抗子の前記円筒状駆動マグネットと磁力結合した棒状従動マグネットを内蔵したものであり、さらに、前記流体連通路調整手段が、前記流体流量制御子の先端に配設された弁棒と、前記機能性流体連通路に配設された弁座及び付勢手段とから構成されたものであるとともに、前記弁棒が前記付勢手段によって前記弁座に押圧されるように構成されたものであり、前記超純水の流れによって前記円筒状抵抗子が移動すると、前記流体流量制御子が連動して移動し、前記流体流量制御子の先端に配設された前記弁棒を前記付勢手段からの押圧に抗しつつ前記弁座から離間又は近接させて、前記流体連通路の大きさを拡大又は縮小する請求項3に記載の機能水生成装置。
  5. 前記円筒状抵抗子が、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、フッ化エチレンプロピレン樹脂(FEP)及びエチレンテトラフルオロエチレン樹脂(ETFE)からなる群から選ばれる少なくとも一の樹脂によりライニングされてなるとともに、前記超純水連通路を構成する部品が前記樹脂から構成されてなる請求項3又は4に記載の機能水生成装置。
  6. 前記円筒状抵抗子の先端に配設された弁棒と、前記超純水連通路に配設された弁座とから構成された弁機構を有するとともに、前記弁棒と前記弁座との間に、前記超純水を常時流す分岐連通路が構成されてなる請求項3〜5のいずれかに記載の機能水生成装置。
  7. 前記流体流量制御手段が、前記超純水分岐流路又は前記超純水流路に連通した超純水連通路と、前記機能性流体流路に連通した機能性流体連通路と、前記超純水連通路に配設された、前記超純水の流量に対応して移動可能な棒状抵抗子と、前記機能性流体連通路に、前記棒状抵抗子に並列する状態で配設された、前記棒状抵抗子の移動に連動して移動可能な流体流量制御子と、前記流体流量制御子の移動に対応して、前記機能性流体連通路の大きさを調整可能な流体連通路調整手段とを有し、前記超純水の流量に対応して前記機能性流体の流量を制御するものである請求項1又は2に記載の機能水生成装置。
  8. 前記棒状抵抗子が、棒状駆動マグネットを内蔵したものであり、前記流体流量制御子が、前記棒状抵抗子の前記棒状駆動マグネットと磁力結合した棒状従動マグネットを内蔵したものであり、さらに、前記流体連通路調整手段が、前記流体流量制御子の先端に配設された弁棒と、前記機能性流体連通路に配設された弁座及び付勢手段とから構成されたものであるとともに、前記弁棒が前記付勢手段によって前記弁座に押圧されるように構成されたものであり、前記超純水の流れによって前記棒状抵抗子が移動すると、前記流体流量制御子が連動して移動し、前記流体流量制御子の先端に配設された前記弁棒を前記付勢手段からの押圧に抗しつつ前記弁座から離間又は近接させて、前記流体連通路の大きさを拡大又は縮小する請求項7に記載の機能水生成装置。
  9. 前記棒状抵抗子が、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、フッ化エチレンプロピレン樹脂(FEP)及びエチレンテトラフルオロエチレン樹脂(ETFE)からなる群から選ばれる少なくとも一の樹脂によりライニングされてなるとともに、前記超純水連通路を構成する部品が前記樹脂から構成されてなる請求7又は8に記載の機能水生成装置。
  10. 前記棒状抵抗子の先端に配設された弁棒と、前記超純水連通路に配設された弁座とから構成された弁機構を有するとともに、前記弁棒と前記弁座との間に、前記超純水を常時流す分岐連通路が構成されてなる請求項7〜9のいずれかに記載の機能水生成装置。
  11. 前記流体流量制御手段が、前記超純水分岐流路又は前記超純水流路に連通した超純水連通路と、前記機能性流体流路に連通した機能性流体連通路と、前記超純水連通路に配設された前記超純水の流量に対応して移動可能な抵抗子部分、及び前記機能性流体連通路に配設された、前記抵抗子部分と一体的に形成された流体流量制御子部分から構成された弁棒状抵抗子と、前記弁棒状抵抗子に配設された、前記超純水連通路と前記機能性流体連通路とを分断するとともに前記弁棒状抵抗子を前記抵抗子部分と前記流体流量制御子部分とに分断するダイアフラムと、前記機能性流体連通路の大きさを調整可能な流体連通路調整手段とを有し、前記超純水の流量に対応して前記機能性流体の流量を制御するものである請求項1又は2に記載の機能水生成装置。
  12. 前記流体連通路調整手段が、前記流体流量制御子部分の先端に配設された弁棒と、前記機能性流体連通路に配設された弁座及び付勢手段とから構成されたものであるとともに、前記弁棒が前記付勢手段によって前記弁座に押圧されるように構成されたものであり、前記超純水の流れによって前記弁棒状抵抗子の前記抵抗子部分が移動すると、前記抵抗子部分と一体的に構成された前記流体流量制御子部分が連動して移動し、前記流体流量制御子部分の先端に配設された前記弁棒を前記付勢手段からの押圧に抗しつつ前記弁座から離間又は近接させて、前記流体連通路の大きさを拡大又は縮小する請求項11に記載の機能水生成装置。
  13. 前記抵抗子部分が、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、フッ化エチレンプロピレン樹脂(FEP)及びエチレンテトラフルオロエチレン樹脂(ETFE)からなる群から選ばれる少なくとも一の樹脂によりライニングされてなるとともに、前記超純水連通路を構成する部品が前記樹脂から構成されてなる請求項11又は12に記載の機能水生成装置。
  14. 前記抵抗子部分の先端に配設された弁棒と、前記超純水連通路に配設された弁座とから構成された弁機構を有するとともに、前記弁棒と前記弁座との間に、前記超純水を常時流す分岐連通路が構成されてなる請求項11〜13のいずれかに記載の機能水生成装置。
  15. 前記機能性流体が、炭酸ガス又はアンモニアガスである請求項1〜14のいずれかに記載の機能水生成装置。
  16. 請求項1〜15のいずれかに記載の機能水生成装置を用いて機能水を生成することを特徴とする機能水生成方法。
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