JP2007020201A - 高速演算方法及び高速演算処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

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Abstract


【課題】計算機上で離散コサイン変換演算と、量子化演算と、可変長符号化演算の高速演算方法及び高速演算処理プログラムを記憶した記憶媒体を提供する。
【解決手段】本発明は、離散コサイン変換演算において、離散コサイン変換演算の入力値を加減算することによって得られる値を被乗算値、コサイン係数を乗算係数とし、被乗算値の最大値より大きな値offset値を定め、(被乗算値+offset)と(乗算結果=被乗算値*乗算係数)の要素から構成されている乗算係数毎のテーブルを利用して、乗算結果を取得する。また、量子化演算においても、予め用意している除算係数の逆数テーブルを利用して、除算結果を取得する。さらに、可変長符号化演算において、符号語から構成されるテーブルを利用し、符号語を取得する。
【選択図】図1

Description

本発明は、計算機上での離散コサイン変換演算と、量子化演算と、可変長符号化演算の高速演算方法及び高速演算処理プログラムを記憶した記憶媒体に関するものである。
従来の離散コサイン変換演算では、文献[1]に示されているchenのアルゴリズムを用いて高速化するのが一般的である。
chenのアルゴリズムは、図9に示すように、8要素の一次元離散コサイン変換において、16回の乗算と26回の加減算が必要である。
また、量子化演算では、入力された各要素をクリッピングするために、除算を行なって結果を求めるのが一般的である。
さらに、可変長符号化演算では、先行するゼロ係数の個数をラン(run)、非ゼロの値を絶対値レベル(abs(level))とし、入力されるラン、絶対値レベルの組合せに対する符号語を可変長符号語が存在するランと絶対値レベルの組合せのみで構成されているテーブルから検索し、その後、該テーブルに存在しなかったランと絶対値レベルの組合せに対して、固定長符号語を作成するのが一般的である。
文献[1]:WEN-HSIUNG, C. HARRISON SMITH, and S. C. FRALICK: A Fast Computational Algorithm for the Discrete Cosine Transform, IEEE Transaction on Communications, Vol. COM-25, NO.9, September 1977.
従来の演算方式では、高速演算を行なう場合に、以下のような問題が生じる。
従来の離散コサイン変換演算では、8要素の一次元離散コサイン変換において、chenのアルゴリズムを用いても、16回の乗算と26回の加減算が必要であった。
従って、画像圧縮符号化において、4:2:0の色差フォーマットを持つ720x480の1フレームに対して離散コサイン変換を行なう場合、259200回の乗算と421200回の加減算が必要となり、離散コサイン変換におけるオーバーヘッドが大きいという問題があった。
特に、計算機上では、加減算より乗算の方が演算時間が遅く、chenのアルゴリズムを用いた8要素の一次元離散コサイン変換においても乗算の処理時間が大きいという問題があった。
また、従来の量子化演算では、入力された各要素をクリッピングするために、除算を行なっていた。
計算機上での除算演算は、非常に遅く、さらに、画像圧縮符号化の量子化演算では、1画素毎に1回の除算が必要である。
従って、画像圧縮符号化において、4:2:0の色差フォーマットを持つ720x480の1フレームに対して量子化を行なう場合、518400回もの除算を必要とし、除算に要する処理時間が大きいという問題があった。
さらに、可変長符号化では、先行するゼロ係数の個数をラン(run)、非ゼロの値を絶対値レベル(abs(level))とし、入力されるラン、絶対値レベルに対する符号語を可変長符号語が存在するランと絶対値レベルの組合せのみで構成されているテーブルから検索し、その後、該テーブルに存在しなかったランと絶対値レベルの組合せに対して、固定長符号語を作成していたため、固定長符号語を作成する場合の逐次的なテーブル検索処理や入力されたランと絶対値レベルとの一致を判断する処理時間が大きいという問題があった。
本発明の目的は、計算機上で離散コサイン変換演算と、量子化演算と、可変長符号化演算の高速演算方法及び高速演算処理プログラムを記憶した記憶媒体を提供することである。
本発明は、離散コサイン変換演算において、離散コサイン変換演算の入力値を加減算することによって得られる値を被乗算値、コサイン係数を乗算係数とし、被乗算値の最大値より大きな値(以下offsetと呼ぶ)を定め、(被乗算値+offset)と(乗算結果=被乗算値*乗算係数)の要素から構成されている乗算係数毎のテーブルを利用して、乗算結果を取得する第1の演算ステップを有する。
また、本発明は、量子化演算において、被除算値と除算係数の大小を比較することにより、量子化後ゼロにクリッピングされる値を判断し、除算結果をゼロとする第2の演算ステップと、量子化における各除算結果をresult[i]、除算係数をW[j](j:有限数)、被除算値をX[i]とし、予め用意している除算係数の逆数テーブル(Inverse-W[j]=1/W[j])を利用して、除算結果をresult[i]=X[i]*Inverse-W[j] の式で演算する第3の演算ステップとを有する。
さらに、本発明は、可変長符号化演算において、先行するゼロ係数の個数をラン(run)、非ゼロの値を絶対値レベル(abs(level))、可変長符号語が与えられるlevelの最大値のビット数より大きな値をlevelmaxbit とし、Index(Index=run<<levelmaxbit +level)とそのrun,abs(level) の組合せで与えられる符号語から構成されるテーブルを利用し、符号語を取得する第4の演算ステップと、入力される(runi)、絶対値レベル(abs(leveli))の組合せが第4の演算ステップに記載されているテーブルに存在するかどうかを判断する第5の演算ステップとを有する。
更に、本発明の計算機上で離散コサイン変換演算を処理する高速演算処理プログラムを記憶した記憶媒体は、離散コサイン変換演算の入力値を加減算することによって得られる値を被乗算値、コサイン係数を乗算係数、被乗算値の最大値より大きな値をoffset値とし、(被乗算値+ offset値)と(乗算結果=被乗算値*乗算係数)の要素から構成され、乗算係数毎のテーブルとして予め記憶領域上に設定した第1のテーブルと、第1のテーブルを参照することにより、乗算結果を取得し、離散コサイン変換演算を行う第1の処理プログラムとを有する。
また、本発明の計算機上で量子化演算を処理する高速演算処理プログラムを記憶した記憶媒体は、被除算値と除算係数の大小を比較することにより、量子化後ゼロにクリッピングされる値を判断し、除算結果をゼロとする第2の処理プログラムと、量子化における各除算結果をresult、除算係数をW、被除算値をXとし、除算係数の逆数テーブルをInverse-Wとして予め記憶領域上に設定した第2のテーブルと、第2のテーブルを利用して、除算結果result=X*Inverse-Wを演算する第3の処理プログラムとを有する。
また、本発明の計算機上で可変長符号化演算を処理する高速演算処理プログラムを記憶した記憶媒体は、先行するゼロ係数の個数をrun、非ゼロの値を絶対値レベルをabs(level)、可変長符号語が与えられるlevelの最大値のビット数より大きな値をlevelmaxbitとし、Indexをrun<<levelmaxbit+level)とした時のIndexと前記Indexのrun,abs(level) の組合せで与えられる符号語から構成されるテーブルとして予め記憶領域上に設定した第3のテーブルと、第3のテーブルを参照して符号語を取得する第4の処理プログラムと、入力されるrunと絶対値レベル(abs(level))の組合せが第4の処理プログラムで参照した第3のテーブルに存在するか否かを判断する第5の処理プログラムとを有する。
以上説明したように、本発明は、(1)離散コサイン変換において、入力値を加減算することによって得られる値を乗算値、コサイン係数を乗算係数とし、被乗算値の最大値より大きな値offset値を定め、(被乗算値+offset)と(乗算結果=被乗算値*乗算係数)の要素から構成されている乗算係数毎のテーブルを利用し、乗算演算を行なわずに離散コサイン変換演算を処理するので、従来の方法に比べ、高速に処理し得る効果を有する。
また、本発明は、(2)量子化演算における除算をゼロにクリッピングされる値の計算を削除し、逆数テーブルを用いて量子化演算を乗算で処理するので、従来の方法に比べ、高速に処理し得る効果を有する。
また、本発明は、(3)可変長符号化演算において、先行するゼロ係数の個数をラン(run)、非ゼロの値を絶対値レベル(abs(level))とし、入力されたランと絶対値レベルが、予め保持しているテーブルに存在するかどうかを先に判断するため、テーブルに存在しない場合のテーブル検索処理を削除できる。
また、ランをrun、絶対値レベルをabs(level)、可変長符号語が与えられるlevelの最大値のビット数より大きな値をlevelmaxbitとし、index(index=run<<levelmaxbit+level)とそのrun,abs(level) の組合せで与えられる符号語から構成されるテーブルを用いることにより、run,levelの一致を判断する処理時間が必要なく、瞬時にテーブルから符号語を取得するので、従来の方法に比べ、高速に処理し得る効果を有する。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して、詳細に説明する。
図1は、本発明の離散コサイン変換の高速演算方法を示す図である。
本発明の離散コサイン変換の高速演算方法は、乗算結果をテーブルから得る第1の演算処理を持つことを特徴としている。
図は、例として、8要素の一次元離散コサイン変換を示している。
図に示す参照番号1a〜1hは離散コサイン変換に入力される値を示し、2a〜2hは離散コサイン変換後に出力される値を示している。
図に示す参照番号3a〜3pは加減算、4a〜4dは1回のテーブルを用いる第1の演算処理と1回の加減算、5a〜5fは2回のテーブルを用いる第1の演算処理と1回の加減算を示す。
テーブルを用いる第1の演算処理を用いて、4a〜4dと、5a〜5fの演算を行うことにより、離散コサイン変換の演算処理を実現する。
図2は、図1の離散コサイン変換の第1の演算処理に使用する乗算結果のテーブルを具体例を用いて説明する図である。
図に示すテーブルは、乗算係数がCの場合の例である。
図は(被乗算値+offset値)に対する(被乗算値*乗算係数)の乗算結果を示すテーブルである。
離散コサイン変換に入力される値をfとすると、MPEG−2の規定においては、−255255であり、被乗算値の範囲を固定することができる。
被乗算値の最大値より大きな値をoffset値とし、(被乗算値+offset値)と乗算結果から構成されるテーブルを利用して、乗算演算を行なわずに結果を取得することにより、高速な離散コサイン変換を実現することができる。
図3は、本発明の量子化演算の高速演算方法を示す図である。
本発明の量子化演算の高速演算方法は、被除算値と除算係数の大小を比較することにより、量子化演算後にゼロにクリッピングされる値を判断する第2の演算処理と、量子化における各除算結果をresult[i]、除算係数をW[j]、被除算値をX[i]とし、除算係数の逆数テーブル(Inverse-W[j]=1/W[j])を利用して、result[i]=X[i]*Inverse-W[j] を除算結果として用いる第3の演算処理を実行することにより量子化演算の高速演算が達成される。
図に示すように、被除算値(X[i])31が入力され、結果(result[i])32が出力される。
図に示す第2の演算処理33は、入力される被除算値と除算係数の大小を比較し、除算係数の方が大きい場合は、演算を行なわずに結果をゼロとして出力する。
被除算値が除算係数以上であると判断された場合は、第3の演算処理34により、予め用意されている除算係数の逆数を用いて、乗算で演算を行なう。
図4は、本発明の可変長符号化の高速演算方法を示す図である。
本発明の可変長符号化の高速演算方法は、先行するゼロ係数の個数をラン(run)、非ゼロの値を絶対値レベル(abs(level))、可変長符号語が与えられるlevelの最大値のビット数より大きな値をlevelmaxbitとし、index(index=run<<levelmaxbit+level)とそのrun、abs(level) の組合せで与えられる符号語から構成されるテーブルを利用して、符号語を取得する第4の演算処理と、可変長符号化演算に入力される(runi,abs(leveli))の組合せが第4の演算処理に記載されているテーブルに存在するかどうかを判断する第5の演算処理とを実行し、可変長符号化の高速演算が達成される。
図中の参照番号41は入力(ラン(runi)と絶対値レベル(leveli))を示し、42は出力(CODEout)を示している。
図中の第5の演算処理43により、入力されたruni,leveliの値41が、可変長符号語が与えられるrunの最大値(runmaxとし、図では31とする)より小さく、かつ、可変長符号語が与えられるlevelの最大値(levelmaxとし、図では40とする)より小さいかどうかを判断する。
runi > runmax あるいは leveli> levelmax である場合、図中の参照番号44により、MPEG−2規格による固定長符号語を作成し、出力する符号語42を決定する。
一方、runi runmax かつ leveli levelmax である場合、第4の演算処理45により符号語42を取得する。
levelmaxのビット数より大きな値をlevelmaxbit(図では6とする)とし、index=runi<<levelmaxbit+leveli とする。
図中の参照番号46のindexと、その時のランと絶対値レベルに対応する符号語から構成されるテーブル46を利用して、出力する符号語42を決定する。
次に、本発明の高速演算方法を使用した具体的な実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図5は、本発明の第1の実施例を示している。
図は動画像圧縮符号化のブロック構成図を示す。
図中の参照番号51は入力(フレーム間における差分値(−255〜255))を示し、52は出力(圧縮された符号列)を示す。
図中の参照番号53は離散コサイン変換、54は量子化、55は可変長符号化、56は逆量子化、57は逆離散コサイン変換、58はレート制御を示している。
動画像圧縮符号化の離散コサイン変換では、8x8の二次元離散コサイン変換が用いられる。
この8x8の二次元離散コサイン変換は、8x8の一次元コサイン変換を2回(水平/垂直)実行する。
8x8の一次元コサイン変換において、第1の演算処理を用いて、図1に示した中4a〜4dと5a〜5fの演算を行うことにより、高速な離散コサイン変換を実現することができる。
第1の演算処理で使用されるテ−ブルは、8×8の一次元離散コサイン変換の7個の乗算係数毎に作成する。
各々の乗算係数毎に第1の演算処理に入力される被乗算係数分のテーブルを作成する。
具体的には、2回(水平/垂直)の8×8の一次元コサイン変換における被乗算係数の範囲の乗算結果を持つテーブルを用いて、第1の演算処理を用いて演算を行なう。
1回目の8×8の一次元離散コサイン変換に入力される値(f(0)‥f(7))の範囲は、−255〜255である。
また、2回目の8×8の一次元離散コサイン変換に入力される値の範囲は、−1020〜1020である。
従って、2回の8×8の一次元離散コサイン変換を考慮した場合、用意するテーブルは、−8160〜8160の被乗算係数との乗算結果を持つ大きさ16321のテーブルを1つと、−4080〜4080の被乗算係数との乗算結果を持つ大きさ8161のテーブルを2つと−2040〜2040の被乗算係数との乗算結果を持つ大きき4081のテーブルを4つが必要である。
これらの4つのテーブルを用いて、高速に2回の8×8の一次元離散コサイン変換を実現することができる。
図6は、本発明の第2の実施例を示している。
図は動画像圧縮符号化のブロック構成図を示す。
図中の参照番号61は入力(フレーム間における差分値(−255〜255))を示し、62は出力(圧縮された符号列)を示す。
図中の参照番号63は離散コサイン変換、64は量子化、65は可変長符号化、66は逆量子化、67は逆離散コサイン変換、68はレート制御を示している。
図中の参照番号641は量子化に入力される被除算値(X[i])を示し、iの値の範囲は064である。
図中の参照番号642は量子化後に出力される結果(result[i])を示す。
図中の参照番号643は第2の演算処理を示し、入力された被除算値と除算係数(W[j]:032)の大小を比較し、除算係数の方が大きい場合は、演算を行なわずに結果をゼロとする。
第2の演算処理643により、被除算値が除算係数以上であると判断された場合は、第3の演算処理644により、予め用意されている除算係数の逆数を用いて、乗算で演算を行なう。
図7は、本発明の第3の実施例を示している。
図は動画像圧縮符号化のブロック構成図を示す。
図中の参照番号71は入力(フレーム間における差分値(−255〜255))を示し、72は出力(圧縮された符号列)を示す。
図中の参照番号73は離散コサイン変換、74は量子化、75は可変長符号化、76は逆量子化、77は逆離散コサイン変換、78はレート制御を示している。
図中の参照番号751は入力(ラン(runi)と絶対値レベル(leveli))を示し、752は出力(CODEout)を示している。
図中の第5の演算処理753は、入力されたruni,leveliの値751が、可変長符号語が与えられるrunの最大値より小さく、かつ、可変長符号語が与えられるlevelの最大値より小さいかどうかを判断する。
runi > runmax あるいは leveli> levelmax である場合、固定長符号器754により、MPEG−2規格による固定長符号語を作成し、出力する符号語752を決定する。
一方、runi runmax かつ leveli levelmax である場合、第4の演算処理755により符号語を取得する。
levelmaxのビット数より大きな値をlevelmaxbitとし、index=runi<<levelmaxbit+leveli とする。
第4の演算処理755のindexと、その時のランと絶対値レベルに対応する符号語から構成されるテーブル756を利用して、出力する符号語752を決定する。
次に、本発明の高速演算処理プログラムを記憶した記憶媒体の実施の形態について図面を参照して説明する。
図8は本発明の高速演算処理プログラムを動画像圧縮符号化に適用する計算機の構成を示す図である。
入力装置81は、圧縮しようとしている動画像を取り込むTVカメラ装置、モデムなどの入力装置である。
記憶装置82は、記憶媒体84から各種プログラム、テーブルを読み込み、演算処理のためデータ処理装置85に渡し、データ処理装置85からのデータを記憶する記憶装置である。
出力装置83は、圧縮された動画像が出力されるディスプレイ装置、記録を印字するプリンタ装置などの出力装置である。
記憶媒体84は図5〜図7に示される本発明の第1の演算処理〜第5演算処理に関するプログラムと第1テーブル〜第3テーブル及び動画像圧縮符号化処理プログラムを記録したフロッピーディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリなどの記憶媒体である。
データ処理装置85は、記憶媒体84から第1の演算処理〜第5演算処理に関するプログラムと第1テーブル〜第3テーブル及び動画像圧縮符号化処理プログラムを読み込んで、これを実行するCPUである。
本発明の離散コサイン変換の高速演算方法を示す図である。 図1の離散コサイン変換の演算処理に使用する乗算結果のテーブルを説明する図である。 本発明の量子化演算の高速演算方法を示す図である。図は、被除算値と除算係数の大小を比較することにより、量子化演算後にゼロにクリッピングされる値を判断する第2の演算処理と、量子化における各除算結果をresult[i]、除算係数をW[j]、被除算値をX[i]とし、除算係数の逆数テーブル(Inverse-W[j]=1/W[j])を利用して、result[i]=X[i]*Inverse-W[j] を除算結果として用いる第3の演算処理とを具備した量子化演算の高速演算方法を示している。 本発明の可変長符号化の高速演算方法である。図は、先行するゼロ係数の個数をラン(run)、非ゼロの値を絶対値レベル(abs(level))、可変長符号語が与えられるlevelの最大値のビット数より大きな値をlevelmaxbitとし、index(index=run<<levelmaxbit+level)とそのrun,abs(level) の組合せで与えられる符号語から構成されるテーブルを利用して、符号語を取得する第4の演算処理と、可変長符号化演算に入力される(runi,abs(leveli))の組合せが第4の演算処理に記載されているテーブルに存在するかどうかを判断する第5の演算処理とを具備した可変長符号化の高速演算方法を示している。 本発明の第1の実施例を示し、乗算結果をテーブルから得る第1の演算処理を具備した動画像圧縮符号化の離散コサイン変換の高速演算方法を示す図である。 本発明の第2の実施例を示し、被除算値と除算係数の大小を比較することにより、量子化演算後にゼロにクリッピングされる値を判断する第2の演算処理、量子化における各除算結果をresult[i]、除算係数をW[j]、被除算値をX[i]とし、除算係数の逆数テーブル(Inverse-W[j]=1/W[j])を利用して、result[i]=X[i]*Inverse-W[j] を除算結果として用いる第3の演算処理、を具備した動画像圧縮符号化の量子化演算の高速演算方法を示す図である。 本発明の第3の実施例を示し、先行するゼロ係数の個数をラン(run)、非ゼロの値を絶対値レベル(abs(level))、可変長符号語が与えられるlevelの最大値のビット数より大きな値をlevelmaxbitとし、index(index=run<<levelmaxbit+level)とそのrun,abs(level) の組合せで与えられる符号語から構成されるテーブルを利用して、符号語を取得する第4の演算処理、可変長符号化演算に入力される(runi,abs(leveli))の組合せが第4の演算処理に記載されているテーブルに存在するかどうかを判断する第5の演算処理、を具備した動画像圧縮符号化の可変長符号化の高速演算方法を示す図である。 本発明の高速演算処理プログラムを実行させる計算機の構成を示す図である。 従来技術の離散コサイン変換の一般の高速化アルゴリズム(chenのアルゴリズム)を示す図である。
符号の説明
1a〜1h 離散コサイン変換に入力される値
2a〜2h 離散コサイン変換後に出力される値
3a〜3p 加減算処理
4a〜4d 1回の第1の演算処理と1回の加減算処理
5a〜5f 2回の第1の演算処理と1回の加減算処理
31、41、51、61、71 入力値
32、42、52、62、72 出力値
33 第2の演算処理
34 第3の演算処理
43 第5の演算処理
44 固定長符号語処理
45 第4の演算処理
46 符号語から構成されるテーブル
53、63、73 離散コサイン変換処理
54、64、74 量子化処理
、55、65、75 可変長符号化処理
、56、66、76 逆量子化処理
57、67、77 逆離散コサイン変換処理
58、68、78 レート制御処理
81 入力装置
82 記憶装置
83 出力装置
84 記憶媒体
85 データ処理装置

Claims (2)

  1. 動画像圧縮符号化における可変長符号化演算方法において、
    先行するゼロ係数の個数を0から31(runmax=31)、非ゼロの値の絶対値としてMPEG-2の可変長符号語を生成するrunとlevelの組み合わせの最大絶対値を40、その最大ビット数を6bitとし、
    1から31<<6+abs(levelmax)のアドレスを持つ一次元のテーブルを生成するステップと、
    先行するruniと非ゼロの値の絶対値leveliを入力し、runi、leveliをそれぞれ可変長符号語が与えられるrunの最大値31、可変長符号語が与えられるlevelの最大値40と比較するステップと、
    runi<=31、かつleveli<=40の場合、index=runi<<6+leveliを予め用意したテーブルのアドレスとして可変長符号語あるいは固定長符号語を決定するステップと、
    を有することを特徴とする可変長符号化演算方法。
  2. 請求項1記載の可変長符号化演算方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを、該コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録したことを特徴とする記録媒体
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