JP2007019599A - プリディストーション歪補償方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】歪補償効果が得られる最適な制御値を装置出力や環境温度に合わせて採取してメモリに記憶させておくことなく、歪補償の制御を適時に行うことができるプリディストーション歪補償方法を提供する。
【解決手段】主増幅器8の出力から搬送波を抑圧して歪成分のみを抽出し、抽出した歪成分が最小となるように可変減衰器6と可変位相器7を制御する。これにより、歪補償効果が得られる最適な制御値を装置出力や環境温度に合わせて採取してテーブルを作成することがなく、歪補償の制御を適時に行うことが可能となる。特に、該テーブルは、歪発生器41と主増幅器8の組み合わせ毎に、多数の制御値で構成するので、これを作成していたのでは生産性の低下を招くことになるが、これを作成する必要がない分、生産性の大幅な向上が期待できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話等の移動体通信システムの基地局送信装置に用いて好適なプリディストーション歪補償増幅装置のプリディストーション歪補償方法に関する。
従来、携帯電話等の移動体通信システムの基地局送信装置用として、多数の信号チャネルを一括して増幅する高効率で且つ線形性の高い増幅装置が開発されている。この種の増幅装置では、プリディストーション歪補償方式を採用して高い直線性を実現している(例えば、特許文献1参照)。
図9は、一般的なプリディストーション歪補償増幅装置の概略構成を示すブロック図である。この図において、入力信号としての搬送波を分配器1で2分配して、その一方を遅延素子2経由で合成器3に入力し、他方を疑似歪発生部4に入力して主増幅器8で発生する相互変調歪成分を抑圧するための疑似歪信号を生成する。疑似歪発生部4では、入力された搬送波を分配器42で2分配し、その一方を遅延素子43に入力し、他方を歪発生器41に入力する。歪発生器41はトランジスタやダイオードなどの能動素子であり、相互変調歪を発生する。歪発生器41で発生した歪信号は可変減衰器45で振幅が調整され、可変位相器46で位相が調整された後、合成器44にて遅延素子43からのタイミング調整された搬送波と合成される。
歪信号を含む搬送波である疑似歪発生部4の出力信号が可変減衰器6、可変位相器7を通過して合成器3に入力され、遅延素子2でタイミング調整された搬送波と合成されて主増幅器8に入力される。主増幅器8では上述の如く相互変調歪が発生するが、この主増幅器8に入力される信号には主増幅器8で発生する相互変調歪と逆位相の歪成分が含まれるので、結果的に主増幅器8で発生する相互変調歪が抑圧される。主増幅器8の出力信号は分配器9で2分配されて、その一方はそのまま出力され、他方は検波回路10を介して制御回路12に入力される。制御回路12は、出力動作点や環境温度に適応的に制御をするため、主増幅器8の出力信号と温度検出回路11で検出された環境温度値に基づいて可変減衰器6及び可変位相器7を制御する。
特開2004―40663号公報
しかしながら、従来のプリディストーション歪補償増幅装置においては、次のような問題がある。すなわち、歪補償の適時制御を考えた場合、可変減衰器6と可変位相器7夫々の制御値を決定するに際して、事前に歪補償効果が得られる最適値を装置出力や環境温度に合わせて採取し、それをテーブルとして制御回路12のメモリに格納する必要がある。すなわち、従来は、歪補償効果が得られる最適値をテーブルとして持ち、このテーブルを参照して可変減衰器6と可変位相器7夫々の制御値を決定するようにしている。このテーブルを作成するには手間がかかり、特に、歪発生器41と主増幅器8夫々が環境温度や動作点に対して固有のばらつきを有するため、性能を最大限引き出すためには歪発生器41と主増幅器8の組み合わせ毎に(すなわち製造するプリディストーション歪補償増幅装置毎に)作成する必要があり、多くの手間がかかり、生産性の低下を招く。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、歪補償効果が得られる最適な制御値を装置出力や環境温度に合わせて採取してメモリに記憶させておくことなく、歪補償の制御を適時に行うことができるプリディストーション歪補償方法を提供することを目的とする。
上記目的は下記方法により達成される。
(1) 主増幅器で発生する相互変調歪成分を抑圧するための疑似歪信号を発生する歪発生器を備えると共に、前記疑似歪信号を入力信号に合成して前記主増幅器に入力する合成器を備えるプリディストーション歪補償増幅装置のプリディストーション歪補償方法において、前記主増幅器の出力から入力信号成分を抑圧して歪成分のみを抽出する歪成分抽出工程と、前記歪成分抽出工程で抽出される歪成分が最小となるように装置上の少なくとも1つの制御対象を制御する歪成分最小化工程と、を備える。
(2) 上記(1)に記載のプリディストーション歪補償方法において、前記歪成分最小化工程は、前記制御対象として、入力信号成分が抑圧された前記疑似歪信号の振幅を調整する手段及び位相を調整する手段夫々に対し、前記歪成分抽出工程で抽出される歪成分が最小となるように制御する。
(3) 上記(1)に記載のプリディストーション歪補償方法において、前記歪成分最小化工程は、前記制御対象として、入力信号が含まれた状態の前記疑似歪信号の振幅を調整する手段及び位相を調整する手段夫々に対し、前記歪成分抽出工程で抽出される歪成分が最小となるように制御する。
(4) 上記(1)又は(2)に記載のプリディストーション歪補償方法において、前記歪成分最小化工程は、前記制御対象として、前記歪発生器に対し、前記歪成分抽出工程で抽出される歪成分が最小となるように供給電圧を制御する。
(5) 上記(1)乃至(3)のいずれかに記載のプリディストーション歪補償方法において、前記歪成分最小化工程は、前記制御対象として、前記主増幅器に対し、前記歪成分抽出工程で抽出される歪成分が最小となるように供給電圧を制御する。
(6) 上記(1)又は(2)に記載のプリディストーション歪補償方法において、前記歪成分最小化工程は、前記制御対象として、入力信号の振幅を調整する手段に対し、前記歪成分抽出工程で抽出される歪成分が最小となるように制御する。
(7) 上記(1)又は(2)に記載のプリディストーション歪補償方法において、前記歪成分最小化工程は、前記制御対象として、入力信号を前記歪発生器側に分配する経路上でその経路上に分配された前記入力信号の振幅を調整する手段及び位相を調整する手段夫々に対し、前記歪成分抽出工程で抽出される歪成分が最小となるように制御する。
(8) 上記(1)乃至(7)のいずれかに記載のプリディストーション歪補償方法において、前記歪成分最小化工程は、全ての前記制御対象夫々に対し、制御値を微少量変動させ、そのときの歪成分が変動前の歪成分より小さい場合には、変動後の歪成分が大きくなるまで同じ方向に制御値を微少量変動させて行き、変動後の歪成分が大きくなったときにはその1つ前の変動時の制御値を制御用の値として設定し、制御値を最初に微少量変動させたときの歪成分が変動前の歪成分より大きい場合には、変動後の歪成分が小さくなるまで逆方向に制御値を微少量変動させて行き、変動後の歪成分が大きくなったときにはその1つ前の変動時の制御値を制御用の値として設定し、制御値を最初に微少量変動させたときの歪成分が変動前の歪成分と等しい場合には、前後の2つの歪成分が異なる値となるまで制御値をその値が大きくなる方向又は小さくなる方向に微少量変動させ、変動後の歪成分が変動前の歪成分より小さくなった場合には、前記同様に変動後の歪成分が大きくなるまで同じ方向又は逆方向に制御値を微少量変動させて行き、歪成分が最も小さくなったときの制御値を制御用の値として設定し、且つ前記工程を各制御対象夫々に対し繰り返し、適時更新する。
上記(1)に記載のプリディストーション歪補償方法では、主増幅器の出力から入力信号成分を抑圧して歪成分のみを抽出し、抽出した歪成分が最小となるように装置上の少なくとも1つの制御対象を制御するので、歪補償効果が得られる最適な制御値を装置出力や環境温度に合わせて採取してテーブルを作成することがなく、歪補償の制御を適時に行うことが可能となる。特に、該テーブルは、歪発生器と主増幅器の組み合わせ毎に(すなわち製造するプリディストーション歪補償増幅装置毎に)多数の制御値で構成するので、これを作成していたのでは生産性の低下を招くことになるが、これを作成する必要がない分、生産性の大幅な向上が期待できる。
上記(2)に記載のプリディストーション歪補償方法では、制御対象として、入力信号成分が抑圧された疑似歪信号の振幅を調整する手段及び位相を調整する手段を選定し、これらの手段を制御することで、歪成分の最小化ができる。
上記(3)に記載のプリディストーション歪補償方法では、制御対象として、入力信号が含まれた状態の疑似歪信号の振幅を調整する手段及び位相を調整する手段を選定し、これらの手段を制御することで、歪成分の最小化ができる。
上記(4)に記載のプリディストーション歪補償方法では、制御対象として、歪発生器を選定し、この歪発生器に供給する電圧を制御することで、歪成分の最小化ができる。
上記(5)に記載のプリディストーション歪補償方法では、制御対象として、主増幅器を選定し、この主増幅器に供給する電圧を制御することで、歪成分の最小化ができる。
上記(6)に記載のプリディストーション歪補償方法では、制御対象として、入力信号の振幅を調整する手段を選定し、この手段を制御することで、歪成分の最小化ができる。
上記(7)に記載のプリディストーション歪補償方法では、制御対象として、入力信号を歪発生器側に分配する経路上でその経路上に分配された入力信号の振幅を調整する手段及び位相を調整する手段夫々を選定し、これらの手段を制御することで、歪成分の最小化ができる。
上記(8)に記載のプリディストーション歪補償方法では、制御対象に与える制御値を所定量だけ少しずつ変動させて、歪成分が最小となるかどうかを判断するので、容易に且つ確実に最適な制御値を探し出すことができる。
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るプリディストーション歪補償増幅装置の概略構成を示すブロック図である。この図において、本実施の形態のプリディストーション歪補償増幅装置は、携帯電話等の移動体通信システムの基地局送信装置に用いたものであり、分配器1及び9、遅延素子2、合成器3、疑似歪発生部4、可変減衰器6、可変位相器7、主増幅器8、検波回路10に加え、分配器15、遅延素子16、可変減衰器17、可変位相器18、合成器19、搬送波抑圧制御回路20、歪抑圧制御回路21を備えている。
分配器15は、入力信号である搬送波を適切な分配比で遅延素子16側と分配器1側に分配する。分配器1は、分配器15で分配された搬送波の一方を適切な分配比で遅延素子2側と疑似歪発生部4側に分配する。遅延素子16は、分配器15からの搬送波を遅延させて合成器19に入力する。すなわち、分配器15→分配器1→遅延素子2→合成器3→可変減衰器17→可変位相器18→主増幅器8→分配器9→合成器19の経路における遅延量と、分配器15→遅延素子16→合成器19の経路における遅延量とを同等にする。遅延素子2は、分配器1からの搬送波を遅延させて、疑似歪発生部4が発生する疑似歪信号と同じタイミングで合成器3に入力する。すなわち、分配器1→遅延素子2→合成器3の経路における遅延量と、分配器1→疑似歪発生部4→可変減衰器6→可変位相器7→合成器3の経路における遅延量とを同等にする。
疑似歪発生部4は、主増幅器8で発生する相互変調歪(IM)成分を抑圧するための疑似歪信号を発生するものであり、歪発生器41と、分配器42と、遅延素子43と、合成器44と、可変減衰器45と、可変位相器46とを備えている。分配器42は、分配器1で2分配された一方の搬送波を2分配して、その一方を遅延素子43に入力し、他方を歪発生器41に入力する。遅延素子43は、分配器42→遅延素子43→合成器44の経路における遅延量と、分配器42→歪発生器41→可変減衰器45→可変位相器46→合成器44の経路における遅延量とを同等にする。
歪発生器41は、トランジスタやダイオード等の能動素子を用いたものであり、相互変調歪を発生する。歪発生器41で発生した相互変調歪を持った信号(以後、相互変調歪信号と呼ぶ)は、可変減衰器45、可変位相器46を通過して合成器44に入力されて、遅延素子43でタイミング調整された搬送波と合成される。
疑似歪発生部4で発生した疑似歪信号は、可変減衰器6で振幅調整され、さらに可変位相器7で位相調整される。可変減衰器6と可変位相器7は歪抑圧制御回路21によって制御される。詳細は後述するが、歪抑圧制御回路21は、主増幅器8の出力信号の歪が小さくなるように、可変減衰器6及び可変位相器7を調整する。可変減衰器6と可変位相器7とによって振幅及び位相調整された疑似歪信号は合成器3に入力される。合成器3は、入力された疑似歪信号と遅延素子2を介して入力された搬送波とを合成し、「搬送波+疑似歪」信号を出力する。この場合、疑似歪発生部4で発生した疑似歪信号と遅延素子2からの搬送波とを合成するのは、疑似歪発生部4からの疑似歪信号を歪の無い搬送波に等振幅且つ逆位相で加算することで搬送波を抑圧して歪信号を抽出するためである。合成器3からの「搬送波+疑似歪」信号は、可変減衰器17で振幅が調整され、さらに可変位相器18で位相が調整されて主増幅器8に入力される。
分配器9は、主増幅器8の出力信号を適切な分配比で分配し、その一方を合成器19に入力する。合成器19は、分配器9からの主増幅器8の出力信号と遅延素子16にて遅延量調整された搬送波とを合成し、搬送波を除去した残留歪成分を出力する。特に、本実施の形態では、合成器19と、搬送波の振幅と位相を調整する可変減衰器17、可変位相器18とからなる搬送波の等振幅逆相抑圧回路30にて、搬送波抑圧量の最大化を行う。可変減衰器17は、合成器19での搬送波の等振幅の関係を保つための回路であり、可変位相器18は、合成器19での搬送波の逆相の関係を保つための回路である。
検波回路10は、合成器19からの残留歪成分を検波する。検波回路10の出力は合成器19での搬送波抑圧レベルの検出信号として使用され、搬送波抑圧制御回路20に入力される。また、検波回路10の出力は残留歪レベルの検出に使用され、歪抑圧制御回路21に入力される。搬送波抑圧制御回路20は、検波回路10の出力を搬送波抑圧レベルの検出信号として使用し、搬送波抑圧量の最大化を行うための信号すなわち可変減衰器17及び可変位相器18を制御するための制御信号を生成する。歪抑圧制御回路21は、検波回路10の出力を残留歪レベルの検出信号として使用し、残留歪レベルの最小化を行うための信号すなわち可変減衰器6及び可変位相器7を制御するための制御信号を生成する。
ここで、図2は、歪抑圧制御回路21の構成を示すブロック図である。この図において、歪抑圧制御回路21は、検波回路10の出力をアナログ/ディジタル変換するA/D変換部211と、歪レベル値の前値と後値の比較を行う歪レベル比較部212と、各制御対象(本実施の形態では、可変減衰器6及び可変位相器7)に対して制御パラメータを生成する制御値生成部213とを備えている。本実施の形態では、歪レベル比較部212と制御値生成部213をマイクロコンピュータで構成しており、マイクロコンピュータのメモリには歪抑圧制御機能を実現するための制御プログラムが書き込まれている。なお、搬送波抑圧制御回路20においては、アナログ方式の制御回路でも構成することが可能である。また、そのマイクロコンピュータのメモリには搬送波抑圧制御機能を実現するための制御プログラムを書き込むこともできる。搬送波抑圧制御回路20と歪抑圧制御回路21は、共通する1個のマイクロコンピュータで実現することも可能であり、そのマイクロコンピュータとして処理の速いものを必要とするものの、部品点数の削減ができ、結果的に低コスト化が図れる。
次に、上記構成のプリディストーション歪補償増幅装置の動作について説明する。なお、プリディストーション歪補償増幅装置としての基本的な動作は従来と同様であるので、省略し、新たに追加した装置出力の残留歪レベルの最小化及び搬送波抑圧量の最大化について説明する。
装置出力の残留歪レベルの最小化は、歪抑圧制御回路21にて行われる。図3は歪抑圧制御回路21の動作を示すフローチャートである。なお、以下の説明において、制御対象〔1〕を可変減衰器6とし、制御対象〔2〕を可変位相器7とする。
図3において、まず制御方向判定を行う。すなわち、検波回路10の出力である残留歪レベル信号をA/D変換部211でディジタル値に変換する(ステップST10)。次いで、制御対象〔1〕の制御値(すなわち制御電圧)を一定量(ΔV)変動させる(ステップST11)。制御電圧を変動させることによる新たな制御電圧の設定後、該制御電圧に基づいて可変減衰器6の減衰量を変化させて、そのときの検波回路10からの残留歪レベル信号をディジタル値に変換する(ステップST12)。そして、前後2回のディジタル値を歪レベル比較部212で比較して差分を求め(ステップST13)、その結果から制御方向の判定を行う(ステップST14)。
(1) [1回目のディジタル値]>[2回目のディジタル値]の場合は、次のようになる。
2回目のディジタル値が1回目のディジタル値より小さいと判定した場合は、ステップST14からステップST15に移行し、制御方向判定時に動かした方向と同じ方向に制御電圧を変化させる。すなわち、2回目のディジタル値が1回目よりも小さくなる場合は、制御方向判定時に動かした方向で歪が減少したことから、さらに減少するかどうかを確認するために、制御電圧を制御方向判定時と同じ方向に一定量(ΔV)変動させる(ステップST15)。
制御電圧を一定量変動させた後、変動後の制御電圧で可変減衰器6の減衰量を変化させて、そのときの歪レベルをディジタル値に変換する(ステップST16)。そして、前後2回すなわち2回目と3回目のディジタル値を比較して差分を求め(ステップST17)、その結果から制御方向の判定を行う(ステップST18)。すなわち、[2回目のディジタル値]>[3回目のディジタル値]であるか否かを判定する。この判定において、3回目のディジタル値が2回目のディジタル値より小さくなる場合は、制御方向判定時に動かした方向で歪が減少したことから、さらに減少するかどうかを確認するために、ステップST15に戻り、制御電圧を制御方向判定時と同じ方向に一定量(ΔV)変動させる。その後、同様にして制御電圧を変動させる毎に検波回路10からの歪レベルをディジタル値に変換し、[N回目のディジタル値]<[N+1回目のディジタル値]となったところで、制御電圧の値を前回の[N回目の制御電圧]に戻し、制御対象〔1〕に対する制御値として設定する。制御対象〔1〕に対する制御値が決まると、制御対象〔2〕に対する制御を行う。制御対象〔2〕の制御値を設定するフローチャートも制御対象〔1〕の制御値を設定するフローチャートと同様であるので、省略する。
(2) [1回目のディジタル値]<[2回目のディジタル値]の場合は、次のようになる。
2回目のディジタル値が1回目のディジタル値より大きいと判定した場合は、ステップST14からステップST19に移行し、制御方向判定時に動かした方向と逆方向に制御電圧を変化させる。すなわち、2回目のディジタル値が1回目よりも大きくなる場合は、制御方向判定時に動かした方向で歪が増加したことから、減少させるために制御電圧を逆方向に一定量(ΔV)変動させる(ステップST19)。制御電圧を一定量変動させた後、変動後の制御電圧で可変減衰器6の減衰量を変化させて、そのときの歪レベルをディジタル値に変換する(ステップST20)。
そして、前後2回すなわち2回目と3回目のディジタル値を比較して差分を求め(ステップST21)、その結果から制御方向の判定を行う(ステップST22)。すなわち、[2回目のディジタル値]>[3回目のディジタル値]であるか否かを判定する。この判定において、3回目のディジタル値が2回目のディジタル値より小さくなる場合は、制御電圧を変動させた方向で歪が減少したことから、さらに減少するかどうかを確認するために、ステップST19に戻り、制御電圧を制御方向判定時と逆方向に一定量(△V)変動させる。すなわち、1回目に動かした方向と逆方向で歪が小さくなるので、さらに小さくなるかどうかを確認するため、さらに制御方向判定時と逆方向に制御電圧を変動させる。その後、同様に制御電圧を変動させる毎に歪レベルをディジタル値に変換し、[M回目のディジタル値]<[M+1回目のディジタル値]となったところで、制御電圧の値を前回の[M回目の制御電圧]に戻し、制御対象〔1〕に対する制御値として設定する。制御対象〔1〕に対する制御値が決まると、制御対象〔2〕に対する制御を行う。
(3) [1回目のディジタル値]=[2回目のディジタル値]の場合は、次のようになる。
1回目のディジタル値と2回目のディジタル値とが等しいと判定した場合は、制御方向判定時に動かした制御電圧では判定できなかったので、歪レベルを変化させる処理に移行し、方向を判定できるようにする。すなわち、ステップST14からステップST23に移行し、制御方向判定時で一定量変動させた方向と同方向又は逆方向に制御電圧を変化させる。この新たな制御電圧の設定後、今回すなわち3回目で得られる歪レベルをディジタル変換し(ステップST24)、前後2回すなわち2回目と3回目の歪レベルのディジタル値を比較して差分を求め(ステップST25)、その結果から制御方向の判定を行う(ステップST26)。[2回目のディジタル値]=[3回目のディジタル値]となった場合は、さらに制御電圧を制御方向判定時と同方向又は逆方向に動かして方向を判定できるようにする。その後、方向を判定できるまで制御電圧を変動させてみる。ある回数繰り返しても方向が判定できなかった場合は制御対象〔2〕へ制御を移す。
ステップST26の判定において、[2回目のディジタル値]>[3回目のディジタル値]となった場合は、ステップST15に移行し、このステップST15〜ステップST18の処理を行って、制御値を設定する。また、[2回目のディジタル値]<[3回目のディジタル値]となった場合は、ステップST19に移行し、このステップST19〜ステップST22の処理を行って、制御値を設定する。
制御対象〔2〕においても上記同様の操作を行い、全ての制御対象に対して歪レベルのディジタル値が最小になるように制御値を設定する。このようにして全ての制御対象〔1〕、〔2〕の制御値を設定した後、再度制御対象〔1〕の制御値を前回同様の操作で更新し、さらに制御対象〔2〕の制御値も同様に更新する。これにより、常に歪レベル最小を追いかけるように制御値の設定変更を繰り返すことで、歪補償効果を最大限に引き出すこができる。なお、本実施の形態では、可変減衰器6を制御対象〔1〕、可変位相器7を制御対象〔2〕としたが、逆であっても構わない。すなわち、最初に可変位相器7の制御値を設定し、その後に可変減衰器6の制御値を設定するようにしても構わない。
このような構成のプリディストーション歪補償増幅装置において、可変減衰器17、可変位相器18及び合成器19で構成される等振幅逆相抑圧回路30にて、装置出力の残留歪成分の抽出を行い、この残留歪成分を検波回路10で検波して、搬送波抑圧制御回路20にて搬送波抑圧量の最大化を行うための可変減衰器17と可変位相器18の制御信号を生成し、また残留歪成分の検波出力を残留歪レベルの検出信号として使用し、歪抑圧制御回路21にて残留歪レベルを最小化するように可変減衰器6と可変位相器7の制御信号を生成する。
したがって、主増幅器8の出力から搬送波を抑圧して歪成分のみを抽出し、抽出した歪成分が最小となるように可変減衰器6と可変位相器7を制御するので、歪補償効果が得られる最適な制御値を装置出力や環境温度に合わせて採取してテーブルを作成することがなく、歪補償の制御を適時に行うことが可能となる。特に、該テーブルは、歪発生器41と主増幅器8の組み合わせ毎に(すなわち製造するプリディストーション歪補償増幅装置毎に)多数の制御値で構成するので、これを作成していたのでは生産性の低下を招くことになるが、これを作成する必要がない分、生産性の大幅な向上が期待できる。
また、主増幅器8の出力から搬送波を抑圧して歪成分のみを抽出する方式を採ることで、常に装置の補償後残留歪レベルが検出できることになり、これにより、全ての動作条件での歪補償量を最大限に引き出すことが可能となる。
また、搬送波抑圧を目的とした搬送波抑圧制御回路20は、主増幅器8の利得と位相は常に一定に保つことができる。すなわち、歪の検出を最大限にするために、主増幅器8系の利得、位相を制御する機能を有することから、この搬送波抑圧制御回路20によって主増幅器8系は遅延素子16に対していつも一定である様に制御される。その結果、主増幅器8としての利得、位相は常に一定に保たれることになる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係るプリディストーション歪補償増幅装置の概略構成を示すブロック図である。なお、この図において前述した図1と共通する部分には同一の符号を付けている。本実施の形態のプリディストーション歪補償増幅装置では、可変減衰器6及び可変位相器7を制御するのではなく、疑似歪発生部4の歪発生器41の電圧を制御する点で実施の形態1と異なっている。歪抑圧制御回路21Bは、検波回路10の検波出力である残留歪レベルを最小化するように疑似歪発生部4の歪発生器41の電圧を制御する。歪抑圧制御部21Bの動作は実施の形態1の歪抑圧制御回路21と同様であり、制御電圧を変動させて残留歪レベルが最小になるように追い込む。なお、本実施の形態において、可変減衰器6と可変位相器7の制御も併せて行うようにしても良い。この場合、制御する順に決まりはなく任意である。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3に係るプリディストーション歪補償増幅装置の概略構成を示すブロック図である。なお、この図において前述した図1と共通する部分には同一の符号を付けている。本実施の形態のプリディストーション歪補償増幅装置では、可変減衰器6及び可変位相器7を制御するのではなく、主増幅器8の電圧を制御する点で実施の形態1と異なっている。歪抑圧制御回路21Cは、検波回路10の検波出力である残留歪レベルを最小化するように主増幅器8の電圧を制御する。歪抑圧制御部21Cの動作は実施の形態1の歪抑圧制御回路21と同様であり、制御電圧を変動させて残留歪レベルが最小になるように追い込む。なお、本実施の形態においても、実施の形態2と同様に、可変減衰器6と可変位相器7の制御も併せて行うようにしても良い。この場合、制御する順に決まりはなく任意である。
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4に係るプリディストーション歪補償増幅装置の概略構成を示すブロック図である。この図において、本実施の形態のプリディストーション歪補償増幅装置は、可変減衰器6と可変位相器7を備えていない点と、擬似歪発生部4Bが遅延素子43を備えていない点で、実施の形態1と異なっている。擬似歪発生部4Bは、擬似歪を遅延素子2からの入力信号と合成する。
主増幅器8からの残留歪成分を抽出し、歪抑圧制御回路21Dにて、検波回路10の検波出力である残留歪レベルを最小化するように疑似歪発生部4Bの可変減衰器45と可変位相器46の制御信号を生成する。歪抑圧制御部21Dの動作は実施の形態1の歪抑圧制御回路21と同様であり、制御電圧を変動させて残留歪レベルが最小になるように追い込む。なお、本実施の形態において、歪発生器41の電圧の制御も併せて行うようにしても良い。この場合、制御する順に決まりはなく任意である。
(実施の形態5)
図7は、本発明の実施の形態5に係るプリディストーション歪補償増幅装置の概略構成を示すブロック図である。この図において、本実施の形態のプリディストーション歪補償増幅装置は、図1の実施の形態1に対して、入力側の分配器15と分配器1との間に可変減衰器22を介挿し、歪抑圧制御回路21Eで制御するようにしたものである。すなわち、本実施の形態では、歪抑圧制御回路21Eが可変減衰器6と可変位相器7の他に可変減衰器22を制御する。
可変減衰器22は、擬似歪発生部4の前段に位置して擬似歪発生部4の動作点を可変させる役割を持つ。歪抑圧制御回路21Eにて、検波回路10の検波出力である残留歪レベルを最小化するように可変減衰器6及び22と可変位相器7を制御する。歪抑圧制御回路21Eの動作は実施の形態1の歪抑圧制御回路21と同様であり、制御対象が1つ増えただけであって、制御電圧を変動させて残留歪レベルが最小になるように追い込む。なお、本実施の形態において、歪発生器41及び/又は主増幅器8の電圧の制御も併せて行うようにしても良い。この場合、制御する順に決まりはなく任意である。
(実施の形態6)
図8は、本発明の実施の形態6に係るプリディストーション歪補償増幅装置の概略構成を示すブロック図である。この図において、本実施の形態のプリディストーション歪補償増幅装置は、図1の実施の形態1に対して、入力側の分配器1と疑似歪発生部4との間に可変減衰器23を介挿し、夫々を歪抑圧制御回路21Fで制御するようにしたものである。すなわち、本実施の形態では、歪抑圧制御回路21Fが可変減衰器6と可変位相器7の他に可変減衰器22を制御する。
可変減衰器23は、擬似歪発生部4の前段に位置して擬似歪発生部4の動作点を可変させる役割を持つ。歪抑圧制御回路21Fにて、検波回路10の検波出力である残留歪レベルを最小化するように可変減衰器6及び23と可変位相器7を制御する。歪抑圧制御回路21Fの動作は実施の形態1の歪抑圧制御回路21と同様であり、制御対象が2つ増えただけであって、制御電圧を変動させて残留歪レベルが最小になるように追い込む。なお、本実施の形態において、歪発生器41及び/又は主増幅器8の電圧の制御も併せて行うようにしても良い。この場合、制御する順に決まりはなく任意である。
なお、上記各実施の形態において、搬送波抑圧制御回路20と歪抑圧制御回路21、21B〜21Fの動作を監視する監視回路を追加することで、装置の歪抑圧制御回路21、21B〜21Fの不具合の検出を行うことが可能となる。この監視回路は、検波回路10の出力を監視し、事前に設定してある閾値に対して正常か異常かを判定する機能を持たせ、搬送波抑圧制御回路20と歪抑圧制御回路21、21B〜21Fを制御しても検波回路10で閾値に対して異常であった際、歪抑圧制御回路21、21B〜21Fに不具合があると判定できる。
また、上記各実施の形態では、携帯電話等の移動体通信システムの基地局送信装置に用いたが、この基地局送信装置に限定されるものではなく、プリディストーション歪補償方式の全ての増幅装置への適用が可能である。
本発明は、歪補償効果が得られる最適な制御値を装置出力や環境温度に合わせて採取して記憶しておくことなく、歪補償の制御を適時に行うことができるといった効果を有し、携帯電話等の移動体通信システムの基地局送信装置などへの適用が可能である。
本発明の実施の形態1に係るプリディストーション歪補償増幅装置の概略構成を示すブロック図 図1の歪抑圧制御回路の構成を示すブロック図 図1の歪抑圧制御回路の動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態2に係るプリディストーション歪補償増幅装置の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係るプリディストーション歪補償増幅装置の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係るプリディストーション歪補償増幅装置の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係るプリディストーション歪補償増幅装置の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態6に係るプリディストーション歪補償増幅装置の概略構成を示すブロック図 従来のプリディストーション歪補償増幅装置の概略構成を示すブロック図
符号の説明
1、9、15、42 分配器
2、16、43 遅延素子
3、19、44 合成器
4、4B 疑似歪発生部
6、17、22、23、45 可変減衰器
7、18、46 可変位相器
8 主増幅器
10 検波回路
20 搬送波抑圧制御回路
21、21B〜21F 歪抑圧制御回路
30 等振幅逆相抑圧回路
41 歪発生器
211 A/D変換部
212 歪レベル比較部
213 制御値生成部

Claims (8)

  1. 主増幅器で発生する相互変調歪成分を抑圧するための疑似歪信号を発生する歪発生器を備えると共に、前記疑似歪信号を入力信号に合成して前記主増幅器に入力する合成器を備えるプリディストーション歪補償増幅装置のプリディストーション歪補償方法において、
    前記主増幅器の出力から入力信号成分を抑圧して歪成分のみを抽出する歪成分抽出工程と、
    前記歪成分抽出工程で抽出される歪成分が最小となるように装置上の少なくとも1つの制御対象を制御する歪成分最小化工程と、
    を備えるプリディストーション歪補償方法。
  2. 前記歪成分最小化工程は、前記制御対象として、入力信号成分が抑圧された前記疑似歪信号の振幅を調整する手段及び位相を調整する手段夫々に対し、前記歪成分抽出工程で抽出される歪成分が最小となるように制御する請求項1に記載のプリディストーション歪補償方法。
  3. 前記歪成分最小化工程は、前記制御対象として、入力信号が含まれた状態の前記疑似歪信号の振幅を調整する手段及び位相を調整する手段夫々に対し、前記歪成分抽出工程で抽出される歪成分が最小となるように制御する請求項1に記載のプリディストーション歪補償方法。
  4. 前記歪成分最小化工程は、前記制御対象として、前記歪発生器に対し、前記歪成分抽出工程で抽出される歪成分が最小となるように供給電圧を制御する請求項1又は請求項2に記載のプリディストーション歪補償方法。
  5. 前記歪成分最小化工程は、前記制御対象として、前記主増幅器に対し、前記歪成分抽出工程で抽出される歪成分が最小となるように供給電圧を制御する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のプリディストーション歪補償方法。
  6. 前記歪成分最小化工程は、前記制御対象として、入力信号の振幅を調整する手段に対し、前記歪成分抽出工程で抽出される歪成分が最小となるように制御する請求項1又は請求項2に記載のプリディストーション歪補償方法。
  7. 前記歪成分最小化工程は、前記制御対象として、入力信号を前記歪発生器側に分配する経路上でその経路上に分配された前記入力信号の振幅を調整する手段及び位相を調整する手段夫々に対し、前記歪成分抽出工程で抽出される歪成分が最小となるように制御する請求項1又は請求項2に記載のプリディストーション歪補償方法。
  8. 前記歪成分最小化工程は、全ての前記制御対象夫々に対し、制御値を微少量変動させ、そのときの歪成分が変動前の歪成分より小さい場合には、変動後の歪成分が大きくなるまで同じ方向に制御値を微少量変動させて行き、変動後の歪成分が大きくなったときにはその1つ前の変動時の制御値を制御用の値として設定し、制御値を最初に微少量変動させたときの歪成分が変動前の歪成分より大きい場合には、変動後の歪成分が小さくなるまで逆方向に制御値を微少量変動させて行き、変動後の歪成分が大きくなったときにはその1つ前の変動時の制御値を制御用の値として設定し、制御値を最初に微少量変動させたときの歪成分が変動前の歪成分と等しい場合には、前後の2つの歪成分が異なる値となるまで制御値をその値が大きくなる方向又は小さくなる方向に微少量変動させ、変動後の歪成分が変動前の歪成分より小さくなった場合には、前記同様に変動後の歪成分が大きくなるまで同じ方向又は逆方向に制御値を微少量変動させて行き、歪成分が最も小さくなったときの制御値を制御用の値として設定し、且つ前記工程を各制御対象夫々に対し繰り返し、適時更新する請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のプリディストーション歪補償方法。
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