JP2007018644A - ディスク装置及びそのチルト調整方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 情報データの有無に拘らず、光ディスクに情報データを記録/再生する際に、光ディスクの記録面の傾きに対する光ピックアップのチルトを最適なチルトに容易に調整することができるようにする。
【解決手段】 光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの内周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの外周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、検出された光ディスクの内周でのチルト量と光ディスクの外周でのチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出して、算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトを調整するようにする。
【選択図】 図3
【解決手段】 光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの内周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの外周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、検出された光ディスクの内周でのチルト量と光ディスクの外周でのチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出して、算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトを調整するようにする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、光ディスクにレーザ光を照射して情報データを記録/再生するディスク装置に係り、特に情報データの記録の有無に拘らず、光ディスクに情報データを記録/再生する光ピックアップのチルトを最適に調整することができるディスク装置及びそのチルト調整方法に関する。
従来、フォーカスサーボをONにして、トラッキングサーボをOFFにした状態で、光ピックアップのトラッキング誤差信号の振幅を検出して、光ピックアップのチルト調整を行っている。しかし、この場合、光ピックアップのチルト調整時に、光ピックアップが光ディスクに情報データが記録されている領域と光ディスクに情報データが記録されていない領域との間を移動した際、光ピックアップにより光ディスクから読み出されたトラッキング誤差信号の振幅が大きく変化するため、光ピックアップを光ディスクの内周側に移動させて、光ディスクに情報データが記録されている領域で、光ピックアップのチルトを再調整しなければならないという問題点があった。
背景技術としては、トラッキングON状態で、光ディスクに予め形成されたプリビットからの反射光を2分割光検出器により受光し、2分割光検出器の和信号の前半部と後半部との振幅、或いは、下側信号のレベル、或いは、上側信号のレベルを比較し、光ディスクの傾きを検出してチルトを調整するようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
また、光ディスク上の所定の基準点においてチルトゼロを判別するとともに、チルトゼロのときの対物レンズの光軸の傾きの変位量を測定して、基準点の位置と測定された変位量とに基づいて全ディスク半径上のチルトゼロの変位量を設定し、設定値に基づいて光ピックアップのアクセス位置におけるチルトゼロの変位量を設定してチルトを調整するようにしたものがあった(例えば、特許文献2参照)。
また、光ディスクからの反射光を処理して光ディスクの種類又は記録データの有無を判別し、判別結果に応じて複数の異なるチルト検出方法の中から一つのチルト検出方法を選択して、対物レンズと光ディスクの相対的な傾きを検出し、チルトを調整するようにしたものがあった(例えば、特許文献3参照)。
特開2000−242951号公報
特開2003−77157号公報
特開2003−162836号公報
背景技術としては、トラッキングON状態で、光ディスクに予め形成されたプリビットからの反射光を2分割光検出器により受光し、2分割光検出器の和信号の前半部と後半部との振幅、或いは、下側信号のレベル、或いは、上側信号のレベルを比較し、光ディスクの傾きを検出してチルトを調整するようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
また、光ディスク上の所定の基準点においてチルトゼロを判別するとともに、チルトゼロのときの対物レンズの光軸の傾きの変位量を測定して、基準点の位置と測定された変位量とに基づいて全ディスク半径上のチルトゼロの変位量を設定し、設定値に基づいて光ピックアップのアクセス位置におけるチルトゼロの変位量を設定してチルトを調整するようにしたものがあった(例えば、特許文献2参照)。
また、光ディスクからの反射光を処理して光ディスクの種類又は記録データの有無を判別し、判別結果に応じて複数の異なるチルト検出方法の中から一つのチルト検出方法を選択して、対物レンズと光ディスクの相対的な傾きを検出し、チルトを調整するようにしたものがあった(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、背景技術で述べたもののうち最初のものにおいては、トラッキングON状態で、光ディスクに予め形成されたプリビットからの反射光を2分割光検出器により受光し、2分割光検出器の和信号の前半部と後半部との振幅、或いは、下側信号のレベル、或いは、上側信号のレベルを比較し、光ディスクの傾きを検出してチルトを調整することができたが、内周、中周、外周の少なくとも3つの位置の光ディスクの傾きの検出値から光ディスクの所望の半径位置のチルト量を推定してチルト量を調整するようにしていたため、内周、中周、外周におけるチルト量に基づいて推定されたチルト量と実際のチルト曲線との差が大きくなってもそれを補正することができない問題点があった。
また、次のものにおいては、光ディスク上の所定の基準点においてチルトゼロを判別するとともに、チルトゼロのときの対物レンズの光軸の傾きの変位量を測定して、基準点の位置と測定された変位量とに基づいて全ディスク半径上のチルトゼロの変位量を設定し、設定値に基づいて光ピックアップのアクセス位置におけるチルトゼロの変位量を設定してチルトを調整することができたが、光ディスク上の所定の基準点において対物レンズの光軸が光ディスク面に垂直となるチルトの変位量を測定して、測定値に基づいて全ディスク半径位置におけるチルトゼロの変位量を算出して設定し、チルトを調整するようにしていたため、所定の基準点におけるチルト量に基づいて設定されたチルト量と実際のチルト曲線との差が大きくなってもそれを補正することができない問題点があった。
また、更に次のものにおいては、光ディスクからの反射光を処理して光ディスクの種類又は記録データの有無を判別し、判別結果に応じて複数の異なるチルト検出方法の中から一つのチルト検出方法を選択して、対物レンズと光ディスクの相対的な傾きを検出し、チルトを調整することができたが、所定間隔でチルト誤差が最大になるチルト設定値を検索し、その所定間隔の半分の間隔で同様にしてチルト設定値を検索することを繰り返して、光ピックアップのチルトを検出するようにしていたため、光ピックアップのチルトを容易に設定することができないという問題点があった。
本発明は、背景技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、情報データの有無に拘らず、光ディスクに情報データを記録/再生する際に、光ディスクの記録面の傾きに対する光ピックアップのチルトを最適なチルトに容易に調整することができるディスク装置を提供しようとするものである。
また、次のものにおいては、光ディスク上の所定の基準点においてチルトゼロを判別するとともに、チルトゼロのときの対物レンズの光軸の傾きの変位量を測定して、基準点の位置と測定された変位量とに基づいて全ディスク半径上のチルトゼロの変位量を設定し、設定値に基づいて光ピックアップのアクセス位置におけるチルトゼロの変位量を設定してチルトを調整することができたが、光ディスク上の所定の基準点において対物レンズの光軸が光ディスク面に垂直となるチルトの変位量を測定して、測定値に基づいて全ディスク半径位置におけるチルトゼロの変位量を算出して設定し、チルトを調整するようにしていたため、所定の基準点におけるチルト量に基づいて設定されたチルト量と実際のチルト曲線との差が大きくなってもそれを補正することができない問題点があった。
また、更に次のものにおいては、光ディスクからの反射光を処理して光ディスクの種類又は記録データの有無を判別し、判別結果に応じて複数の異なるチルト検出方法の中から一つのチルト検出方法を選択して、対物レンズと光ディスクの相対的な傾きを検出し、チルトを調整することができたが、所定間隔でチルト誤差が最大になるチルト設定値を検索し、その所定間隔の半分の間隔で同様にしてチルト設定値を検索することを繰り返して、光ピックアップのチルトを検出するようにしていたため、光ピックアップのチルトを容易に設定することができないという問題点があった。
本発明は、背景技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、情報データの有無に拘らず、光ディスクに情報データを記録/再生する際に、光ディスクの記録面の傾きに対する光ピックアップのチルトを最適なチルトに容易に調整することができるディスク装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するため本発明においては、光ディスクにレーザ光を照射して情報データを記録/再生するディスク装置であって、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの内周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出する第1のチルト検出手段と、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの外周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出する第2のチルト検出手段と、前記第1のチルト検出手段により検出されたチルト量と前記第2のチルト検出手段により検出されたチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出する第1のチルト算出手段と、前記第1のチルト算出手段により算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトを調整するチルト調整手段とを備える。
更に、情報データの記録/再生中に、ウォブル信号の振幅が所定値以下になる毎に、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの現在の半径位置でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出する第3のチルト検出手段と、前記第3のチルト検出手段により検出されたチルト量と前記第2のチルト検出手段により検出されたチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出する第2のチルト算出手段と、前記第2のチルト算出手段により算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトを調整する第2のチルト調整手段とを備える。
これらの手段により、情報データの有無に拘らず、光ディスクに情報データを記録/再生する際に、光ディスクの記録面の傾きに対する光ピックアップのチルトを最適なチルトに容易に調整することができる。
更に、情報データの記録/再生中に、ウォブル信号の振幅が所定値以下になる毎に、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの現在の半径位置でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出する第3のチルト検出手段と、前記第3のチルト検出手段により検出されたチルト量と前記第2のチルト検出手段により検出されたチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出する第2のチルト算出手段と、前記第2のチルト算出手段により算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトを調整する第2のチルト調整手段とを備える。
これらの手段により、情報データの有無に拘らず、光ディスクに情報データを記録/再生する際に、光ディスクの記録面の傾きに対する光ピックアップのチルトを最適なチルトに容易に調整することができる。
請求項1記載の発明に係るディスク装置によれば、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの内周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの外周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、検出された光ディスクの内周でのチルト量と光ディスクの外周でのチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出して、算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトを調整し、情報データの記録/再生中に、ウォブル信号の振幅が所定値以下になる毎に、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの現在の半径位置でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、検出された光ディスクの現在の半径位置でのチルト量と光ディスクの外周でのチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出して、算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトを調整するようにしているので、情報データの有無に拘らず、光ディスクに情報データを記録/再生する際に、光ディスクの記録面の傾きに対する光ピックアップのチルトを最適なチルトに容易に調整することができ、情報データの記録/再生中に、ウォブル信号の振幅が所定値以下になった場合でも光ピックアップのチルトを最適なチルトに容易に調整することができる。
請求項2記載の発明に係るディスク装置によれば、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの内周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの外周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、検出された光ディスクの内周でのチルト量と光ディスクの外周でのチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出して、算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトを調整するようにしているので、情報データの有無に拘らず、光ディスクに情報データを記録/再生する際に、光ディスクの記録面の傾きに対する光ピックアップのチルトを最適なチルトに容易に調整することができる。
請求項3記載の発明に係るディスク装置によれば、情報データの記録/再生中に、ウォブル信号の振幅が所定値以下になる毎に、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの現在の半径位置でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、検出された光ディスクの現在の半径位置でのチルト量と光ディスクの外周でのチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出して、算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトを調整するようにしているので、情報データの記録/再生中に、ウォブル信号の振幅が所定値以下になった場合でも光ピックアップのチルトを最適なチルトに容易に調整することができる。
請求項4記載の発明に係るディスク装置のチルト調整方法によれば、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの内周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの外周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、検出された光ディスクの内周でのチルト量と光ディスクの外周でのチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出して、光ピックアップのチルトを調整し、情報データの記録/再生中に、ウォブル信号の振幅が所定値以下になる毎に、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの現在の半径位置でウォブル信号の振幅が最大になるチルト量を検出し、検出された光ディスクの現在の半径位置でのチルト量と光ディスクの外周でのチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出して、光ピックアップのチルトを調整するようにしているので、情報データの有無に拘らず、光ディスクに情報データを記録/再生する際に、光ディスクの記録面の傾きに対する光ピックアップのチルトを最適なチルトに容易に調整することができ、情報データの記録/再生中に、ウォブル信号の振幅が所定値以下になった場合でも光ピックアップのチルトを最適なチルトに容易に調整することができる。
請求項2記載の発明に係るディスク装置によれば、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの内周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの外周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、検出された光ディスクの内周でのチルト量と光ディスクの外周でのチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出して、算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトを調整するようにしているので、情報データの有無に拘らず、光ディスクに情報データを記録/再生する際に、光ディスクの記録面の傾きに対する光ピックアップのチルトを最適なチルトに容易に調整することができる。
請求項3記載の発明に係るディスク装置によれば、情報データの記録/再生中に、ウォブル信号の振幅が所定値以下になる毎に、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの現在の半径位置でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、検出された光ディスクの現在の半径位置でのチルト量と光ディスクの外周でのチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出して、算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトを調整するようにしているので、情報データの記録/再生中に、ウォブル信号の振幅が所定値以下になった場合でも光ピックアップのチルトを最適なチルトに容易に調整することができる。
請求項4記載の発明に係るディスク装置のチルト調整方法によれば、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの内周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの外周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出し、検出された光ディスクの内周でのチルト量と光ディスクの外周でのチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出して、光ピックアップのチルトを調整し、情報データの記録/再生中に、ウォブル信号の振幅が所定値以下になる毎に、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの現在の半径位置でウォブル信号の振幅が最大になるチルト量を検出し、検出された光ディスクの現在の半径位置でのチルト量と光ディスクの外周でのチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出して、光ピックアップのチルトを調整するようにしているので、情報データの有無に拘らず、光ディスクに情報データを記録/再生する際に、光ディスクの記録面の傾きに対する光ピックアップのチルトを最適なチルトに容易に調整することができ、情報データの記録/再生中に、ウォブル信号の振幅が所定値以下になった場合でも光ピックアップのチルトを最適なチルトに容易に調整することができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態を詳述する。図1は本発明の一実施例のディスク装置の構成を示すブロック図であり、図2は光ディスクのの記録面の傾きとそれに対するチルト曲線を示す説明図であり、図3は本発明の一実施例のディスク装置の動作を示す説明図であり、図4は本発明の一実施例のディスク装置の動作を示すフローチャートである。
まず、図1の本発明の一実施例のディスク装置の構成を示すブロック図を基に説明する。
ディスク装置1は、光ディスク2の記録面にレーザ光を照射して情報データを光ディスク2に記録するとともに、光ディスク2の記録面にレーザ光を照射してその反射光を検出し、光ディスク2に記録された情報データを読み出す光ピックアップ3と、光ディスク2を回転させるスピンドルモータ4と、スピンドルモータ4を駆動して光ディスク2の回転速度をサーボ制御するスピンドルサーボ回路5と、光ピックアップ3を光ディスク2の半径方向にスレッド移動させるスレッドモータ6と、スレッドモータ6の回転方向と回転速度とをサーボ制御するスレッドサーボ回路7と、光ピックアップ3のチルトコイル(図示せず)を駆動して、光ピックアップのチルトを調整するチルトコイル駆動回路8と、光ピックアップ3により検出されたトラッキング誤差信号に基づいて光ピックアップ3のトラッキングをサーボ制御するトラッキングサーボ回路9と、光ピックアップ3により検出されたフォーカス誤差信号に基づいて光ピックアップ3のフォーカスをサーボ制御するフォーカスサーボ回路10と、光ピックアップ3により読み出された情報データのRF信号を増幅するとともに、光ディスク2に記録する情報データのRF(Radio Frequency)信号を増幅するRF増幅回路11と、RF増幅回路10により増幅された情報データのRF信号のアナログ信号をデジタル信号に変換するAD(Analog−Digital)変換回路12と、ディスク装置1のシステム全体を制御するマイコン13と、光ピックアップ3のチルトを調整するためのチルト調整値等の各種データを記憶するメモリ14と、リモコン装置20から送信された赤外線信号のリモコン信号を受信して、所定の電気信号に変換するリモコン受信部15とで構成されている。
以上のように構成されたディスク装置について、以下その動作について説明する。
リモコン装置20のキー操作により情報データの記録/再生が指令されると、マイコン13は、スピンドルサーボ回路5に制御信号を送出して、スピンドルモータ4を駆動して光ディスク2を回転させ、スレッドサーボ回路7に制御信号を送出して、スレッドモータ6を駆動して光ピックアップ3をガイドシャフト3aに沿って光ディスク2の内周にスレッド移動させる(図2(a)参照)。光ピックアップ3が光ディスク2の内周に移動すると、マイコン13は、チルトコイル駆動回路8に制御信号を送出して、光ピックアップ3のチルトコイル(図示せず)を駆動し、光ピックアップ3のチルト量を変更して、光ディスク2に予め記録されているウォブル信号を読み出し、光ディスク2の内周でウォブル信号の振幅が最大になるチルト曲線T上の光ピックアップ3のチルト量aを検出する(図2(c)参照)。また、マイコン13は、上記同様にして、光ピックアップ3をガイドシャフト3aに沿って光ディスク2の外周にスレッド移動させ(図2(b)参照)、光ピックアップ3のチルト量を変更して、光ディスク2に予め記録されているウォブル信号を読み出し、光ディスク2の外周でウォブル信号の振幅が最大になるチルト曲線T上の光ピックアップ3のチルト量bを検出する(図2(c)参照)。
光ディスク2の内周、外周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップ3のチルト量a、bを検出すると、マイコン13は、検出された光ピックアップ3のチルト量a、bを光ディスク2のチルト調整値としてメモリ14に保存する。
情報データの記録/再生中、マイコン13は、メモリ14に保存されている光ディスク2の内周でのチルト調整値と光ディスク2の外周でのチルト調整値とに基づいて光ピックアップ3のチルト量Pを線形近似して算出し(図3(a)参照)、算出されたチルト量Pに基づいて光ピックアップ3のチルトを調整して情報データを記録/再生する。
情報データの記録/再生中に、線形近似して算出されたチルト量Pとチルト曲線Tとの差が大きくなり(図3(b)参照)、検出されたウォブル信号の振幅が所定値以下になると、マイコン13は、チルトコイル駆動回路8に制御信号を送出して、光ピックアップ3のチルトコイル(図示せず)を駆動し、光ピックアップ3のチルト量を変更して、光ディスク2に予め記録されているウォブル信号を読み出し、現在の半径位置でウォブル信号の振幅が最大になるチルト曲線T上の光ディスク2の光ピックアップ3のチルト量cを検出して(図3(b)参照)、ウォブル信号の振幅が最大になるチルト量cを光ディスク2の現在の半径位置でのチルト調整値としてメモリ14に保存し、メモリ14に保存されている光ディスク2の現在の半径位置でのチルト調整値と光ディスク2の外周でのチルト調整値とに基づいて光ピックアップ3のチルト量Qを線形近似して算出し(図3(b)参照)、算出されたチルト量Qに基づいて光ピックアップ3のチルトを調整して情報データの記録/再生を続行する。
情報データの記録/再生中に、線形近似して算出されたチルト量Qとチルト曲線Tとの差が再び大きくなり(図3(c)参照)、検出されたウォブル信号の振幅が再び所定値以下になると、マイコン13は、上記同様にして、光ピックアップ3のチルト量を変更して、光ディスク2の更に現在の半径位置でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップ3のチルト量dを検出して(図3(c)参照)、ウォブル信号の振幅が最大になるチルト量dを光ディスク2の次の現在の半径位置でのチルト調整値としてメモリ14に保存し、メモリ14に保存されている光ディスク2の次の現在の半径位置でのチルト調整値と光ディスク2の外周でのチルト調整値とに基づいて光ピックアップ3のチルト量Rを線形近似して算出し(図3(c)参照)、算出されたチルト量Rにより光ピックアップ3のチルトを調整して情報データの記録/再生を更に続行する。上記したように、情報データの記録/再生中は、検出されたウォブル信号の振幅が所定値以下になる毎に、ウォブル信号の振幅が最大になる光ディスク2の現在の半径位置での光ピックアップ3のチルト量の検出を繰り返し、線形近似して算出されたチルト量とチルト曲線Tとの差が大きくならないように、光ディスク2の内周側のチルト調整値を変更して、新たなチルト量を算出して光ピックアップのチルトを調整して情報データの記録/再生する。このことにより、光ディスク2の半径方向の2箇所のチルト量をチルト調整値としてチルト量を線形近似して光ピックアップ3のチルトを最適に調整することができる。また、ディスク装置1に装着された光ディスク2のそれぞれの半径位置で検出され、メモリ14に保存されている光ピックアップ3の光チルト調整値は、光ディスク2をディスク装置1から取り出さない限り、メモリ14に保存されているチルト調整値に基づいて光ピックアップ3のチルトを調整することができる。
また、図4の本発明の一実施例のディスク装置の動作を示すフローチャートを基に説明する。
リモコン装置のキー操作により情報データの記録/再生が指令されると、ステップS1からステップS2に進み、ステップS2で、光ピックアップが光ディスクの内周にスレッド移動されて、ステップS3に進む。
ステップS3で、光ピックアップのチルト量が変更されて、光ディスクに予め記録されているウォブル信号が読み出されてウォブル信号の振幅が検出され、ステップS4に進む。
ステップS4で、検出されたウォブル信号の振幅が最大になったか否かが判断され、検出されたウォブル信号の振幅が最大になった場合、ステップS5に進み、検出されたウォブル信号の振幅が最大になっていない場合、ステップS3に戻って、ステップS3からのステップを繰り返す。
ステップS5で、光ピックアップが光ディスクの外周にスレッド移動され、ステップS6に進む。
ステップS6で、光ピックアップのチルト量が変更されて、光ディスクに予め記録されているウォブル信号が読み出されてウォブル信号の振幅が検出され、ステップS7に進む。
ステップS7で、検出されたウォブル信号の振幅が最大になったか否かが判断され、検出されたウォブル信号の振幅が最大になった場合、ステップS8に進み、検出されたウォブル信号の振幅が最大になっていない場合、ステップS6に戻って、ステップS6からのステップを繰り返す。
ステップS8で、光ディスクの内周、外周で検出されたウォブル信号が最大になる光ディスクの内周、外周でのチルト量がチルト調整値としてメモリに保存されて、ステップS9に進む。
ステップS9で、メモリに保存されているチルト調整値に基づいて光ピックアップのチルト量が線形近似して算出され、算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトが調整されて、情報データが記録/再生され、ステップS10に進む。
ステップS10で、ウォブル信号の振幅が所定値以下になったか否かが判断され、ウォブル信号の振幅が所定値以下になった場合、ステップS11に進み、ウォブル信号の振幅が所定値以下になっていない場合、ステップS14に進む。
ステップS11で、光ピックアップのチルト量が変更されて、光ディスクに予め記録されているウォブル信号が読み出されてウォブル信号の振幅が検出され、ステップS12に進む。
ステップS12で、検出されたウォブル信号の振幅が最大になったか否かが判断され、検出されたウォブル信号の振幅が最大になった場合、ステップS13に進み、検出されたウォブル信号の振幅が最大になっていない場合、ステップS11に戻って、ステップS11からのステップを繰り返す。
ステップS13で、光ディスクの現在の半径位置で検出されたウォブル信号の振幅が最大になるチルト量が光ディスクの現在の半径位置でのチルト調整値としてメモリに保存され、ステップS14に進む。
ステップS14で、リモコン装置のキー操作により情報データの記録/再生の停止が指令されたか否かが判断され、情報データの記録/再生の停止が指令された場合、ステップS15に進んで処理を終了し、情報データの記録/再生の停止が指令されていない場合、ステップS9に戻って、ステップS9からのステップを繰り返す。
以上、本発明を実施するための最良の形態について詳述したが、本発明はこれに限定されるものではなく、当業者の通常の知識の範囲内でその変形や改良が可能であることはいうまでもない。
まず、図1の本発明の一実施例のディスク装置の構成を示すブロック図を基に説明する。
ディスク装置1は、光ディスク2の記録面にレーザ光を照射して情報データを光ディスク2に記録するとともに、光ディスク2の記録面にレーザ光を照射してその反射光を検出し、光ディスク2に記録された情報データを読み出す光ピックアップ3と、光ディスク2を回転させるスピンドルモータ4と、スピンドルモータ4を駆動して光ディスク2の回転速度をサーボ制御するスピンドルサーボ回路5と、光ピックアップ3を光ディスク2の半径方向にスレッド移動させるスレッドモータ6と、スレッドモータ6の回転方向と回転速度とをサーボ制御するスレッドサーボ回路7と、光ピックアップ3のチルトコイル(図示せず)を駆動して、光ピックアップのチルトを調整するチルトコイル駆動回路8と、光ピックアップ3により検出されたトラッキング誤差信号に基づいて光ピックアップ3のトラッキングをサーボ制御するトラッキングサーボ回路9と、光ピックアップ3により検出されたフォーカス誤差信号に基づいて光ピックアップ3のフォーカスをサーボ制御するフォーカスサーボ回路10と、光ピックアップ3により読み出された情報データのRF信号を増幅するとともに、光ディスク2に記録する情報データのRF(Radio Frequency)信号を増幅するRF増幅回路11と、RF増幅回路10により増幅された情報データのRF信号のアナログ信号をデジタル信号に変換するAD(Analog−Digital)変換回路12と、ディスク装置1のシステム全体を制御するマイコン13と、光ピックアップ3のチルトを調整するためのチルト調整値等の各種データを記憶するメモリ14と、リモコン装置20から送信された赤外線信号のリモコン信号を受信して、所定の電気信号に変換するリモコン受信部15とで構成されている。
以上のように構成されたディスク装置について、以下その動作について説明する。
リモコン装置20のキー操作により情報データの記録/再生が指令されると、マイコン13は、スピンドルサーボ回路5に制御信号を送出して、スピンドルモータ4を駆動して光ディスク2を回転させ、スレッドサーボ回路7に制御信号を送出して、スレッドモータ6を駆動して光ピックアップ3をガイドシャフト3aに沿って光ディスク2の内周にスレッド移動させる(図2(a)参照)。光ピックアップ3が光ディスク2の内周に移動すると、マイコン13は、チルトコイル駆動回路8に制御信号を送出して、光ピックアップ3のチルトコイル(図示せず)を駆動し、光ピックアップ3のチルト量を変更して、光ディスク2に予め記録されているウォブル信号を読み出し、光ディスク2の内周でウォブル信号の振幅が最大になるチルト曲線T上の光ピックアップ3のチルト量aを検出する(図2(c)参照)。また、マイコン13は、上記同様にして、光ピックアップ3をガイドシャフト3aに沿って光ディスク2の外周にスレッド移動させ(図2(b)参照)、光ピックアップ3のチルト量を変更して、光ディスク2に予め記録されているウォブル信号を読み出し、光ディスク2の外周でウォブル信号の振幅が最大になるチルト曲線T上の光ピックアップ3のチルト量bを検出する(図2(c)参照)。
光ディスク2の内周、外周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップ3のチルト量a、bを検出すると、マイコン13は、検出された光ピックアップ3のチルト量a、bを光ディスク2のチルト調整値としてメモリ14に保存する。
情報データの記録/再生中、マイコン13は、メモリ14に保存されている光ディスク2の内周でのチルト調整値と光ディスク2の外周でのチルト調整値とに基づいて光ピックアップ3のチルト量Pを線形近似して算出し(図3(a)参照)、算出されたチルト量Pに基づいて光ピックアップ3のチルトを調整して情報データを記録/再生する。
情報データの記録/再生中に、線形近似して算出されたチルト量Pとチルト曲線Tとの差が大きくなり(図3(b)参照)、検出されたウォブル信号の振幅が所定値以下になると、マイコン13は、チルトコイル駆動回路8に制御信号を送出して、光ピックアップ3のチルトコイル(図示せず)を駆動し、光ピックアップ3のチルト量を変更して、光ディスク2に予め記録されているウォブル信号を読み出し、現在の半径位置でウォブル信号の振幅が最大になるチルト曲線T上の光ディスク2の光ピックアップ3のチルト量cを検出して(図3(b)参照)、ウォブル信号の振幅が最大になるチルト量cを光ディスク2の現在の半径位置でのチルト調整値としてメモリ14に保存し、メモリ14に保存されている光ディスク2の現在の半径位置でのチルト調整値と光ディスク2の外周でのチルト調整値とに基づいて光ピックアップ3のチルト量Qを線形近似して算出し(図3(b)参照)、算出されたチルト量Qに基づいて光ピックアップ3のチルトを調整して情報データの記録/再生を続行する。
情報データの記録/再生中に、線形近似して算出されたチルト量Qとチルト曲線Tとの差が再び大きくなり(図3(c)参照)、検出されたウォブル信号の振幅が再び所定値以下になると、マイコン13は、上記同様にして、光ピックアップ3のチルト量を変更して、光ディスク2の更に現在の半径位置でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップ3のチルト量dを検出して(図3(c)参照)、ウォブル信号の振幅が最大になるチルト量dを光ディスク2の次の現在の半径位置でのチルト調整値としてメモリ14に保存し、メモリ14に保存されている光ディスク2の次の現在の半径位置でのチルト調整値と光ディスク2の外周でのチルト調整値とに基づいて光ピックアップ3のチルト量Rを線形近似して算出し(図3(c)参照)、算出されたチルト量Rにより光ピックアップ3のチルトを調整して情報データの記録/再生を更に続行する。上記したように、情報データの記録/再生中は、検出されたウォブル信号の振幅が所定値以下になる毎に、ウォブル信号の振幅が最大になる光ディスク2の現在の半径位置での光ピックアップ3のチルト量の検出を繰り返し、線形近似して算出されたチルト量とチルト曲線Tとの差が大きくならないように、光ディスク2の内周側のチルト調整値を変更して、新たなチルト量を算出して光ピックアップのチルトを調整して情報データの記録/再生する。このことにより、光ディスク2の半径方向の2箇所のチルト量をチルト調整値としてチルト量を線形近似して光ピックアップ3のチルトを最適に調整することができる。また、ディスク装置1に装着された光ディスク2のそれぞれの半径位置で検出され、メモリ14に保存されている光ピックアップ3の光チルト調整値は、光ディスク2をディスク装置1から取り出さない限り、メモリ14に保存されているチルト調整値に基づいて光ピックアップ3のチルトを調整することができる。
また、図4の本発明の一実施例のディスク装置の動作を示すフローチャートを基に説明する。
リモコン装置のキー操作により情報データの記録/再生が指令されると、ステップS1からステップS2に進み、ステップS2で、光ピックアップが光ディスクの内周にスレッド移動されて、ステップS3に進む。
ステップS3で、光ピックアップのチルト量が変更されて、光ディスクに予め記録されているウォブル信号が読み出されてウォブル信号の振幅が検出され、ステップS4に進む。
ステップS4で、検出されたウォブル信号の振幅が最大になったか否かが判断され、検出されたウォブル信号の振幅が最大になった場合、ステップS5に進み、検出されたウォブル信号の振幅が最大になっていない場合、ステップS3に戻って、ステップS3からのステップを繰り返す。
ステップS5で、光ピックアップが光ディスクの外周にスレッド移動され、ステップS6に進む。
ステップS6で、光ピックアップのチルト量が変更されて、光ディスクに予め記録されているウォブル信号が読み出されてウォブル信号の振幅が検出され、ステップS7に進む。
ステップS7で、検出されたウォブル信号の振幅が最大になったか否かが判断され、検出されたウォブル信号の振幅が最大になった場合、ステップS8に進み、検出されたウォブル信号の振幅が最大になっていない場合、ステップS6に戻って、ステップS6からのステップを繰り返す。
ステップS8で、光ディスクの内周、外周で検出されたウォブル信号が最大になる光ディスクの内周、外周でのチルト量がチルト調整値としてメモリに保存されて、ステップS9に進む。
ステップS9で、メモリに保存されているチルト調整値に基づいて光ピックアップのチルト量が線形近似して算出され、算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトが調整されて、情報データが記録/再生され、ステップS10に進む。
ステップS10で、ウォブル信号の振幅が所定値以下になったか否かが判断され、ウォブル信号の振幅が所定値以下になった場合、ステップS11に進み、ウォブル信号の振幅が所定値以下になっていない場合、ステップS14に進む。
ステップS11で、光ピックアップのチルト量が変更されて、光ディスクに予め記録されているウォブル信号が読み出されてウォブル信号の振幅が検出され、ステップS12に進む。
ステップS12で、検出されたウォブル信号の振幅が最大になったか否かが判断され、検出されたウォブル信号の振幅が最大になった場合、ステップS13に進み、検出されたウォブル信号の振幅が最大になっていない場合、ステップS11に戻って、ステップS11からのステップを繰り返す。
ステップS13で、光ディスクの現在の半径位置で検出されたウォブル信号の振幅が最大になるチルト量が光ディスクの現在の半径位置でのチルト調整値としてメモリに保存され、ステップS14に進む。
ステップS14で、リモコン装置のキー操作により情報データの記録/再生の停止が指令されたか否かが判断され、情報データの記録/再生の停止が指令された場合、ステップS15に進んで処理を終了し、情報データの記録/再生の停止が指令されていない場合、ステップS9に戻って、ステップS9からのステップを繰り返す。
以上、本発明を実施するための最良の形態について詳述したが、本発明はこれに限定されるものではなく、当業者の通常の知識の範囲内でその変形や改良が可能であることはいうまでもない。
1 ディスク装置
2 光ディスク
3 光ピックアップ
4 スピンドルモータ
5 スピンドルサーボ回路
6 スレッドモータ
7 スレッドサーボ回路
8 チルトコイル駆動回路
9 トラッキングサーボ回路
10 フォーカスサーボ回路
11 RF増幅回路
12 AD変換回路
13 マイコン
14 メモリ
15 リモコン受信部
20 リモコン装置
2 光ディスク
3 光ピックアップ
4 スピンドルモータ
5 スピンドルサーボ回路
6 スレッドモータ
7 スレッドサーボ回路
8 チルトコイル駆動回路
9 トラッキングサーボ回路
10 フォーカスサーボ回路
11 RF増幅回路
12 AD変換回路
13 マイコン
14 メモリ
15 リモコン受信部
20 リモコン装置
Claims (4)
- 光ディスクにレーザ光を照射して情報データを記録/再生するディスク装置であって、
光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの内周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出する第1のチルト検出手段と、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの外周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出する第2のチルト検出手段と、前記第1のチルト検出手段により検出されたチルト量と前記第2のチルト検出手段により検出されたチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出する第1のチルト算出手段と、前記第1のチルト算出手段により算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトを調整する第1のチルト調整手段と、情報データの記録/再生中に、ウォブル信号の振幅が所定値以下になる毎に、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの現在の半径位置でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出する第3のチルト検出手段と、前記第3のチルト検出手段により検出されたチルト量と前記第2のチルト検出手段により検出されたチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出する第2のチルト算出手段と、前記第2のチルト算出手段により算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトを調整する第2のチルト調整手段とを更に備えたことを特徴とするディスク装置。 - 光ディスクにレーザ光を照射して情報データを記録/再生するディスク装置であって、
光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの内周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出する第1のチルト検出手段と、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの外周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出する第2のチルト検出手段と、前記第1のチルト検出手段により検出されたチルト量と前記第2のチルト検出手段により検出されたチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出する第1のチルト算出手段と、前記第1のチルト算出手段により算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトを調整するチルト調整手段とを備えたことを特徴とするディスク装置。 - 情報データの記録/再生中に、ウォブル信号の振幅が所定値以下になる毎に、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの現在の半径位置でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出する第3のチルト検出手段と、前記第3のチルト検出手段により検出されたチルト量と前記第2のチルト検出手段により検出されたチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出する第2のチルト算出手段と、前記第2のチルト算出手段により算出されたチルト量に基づいて光ピックアップのチルトを調整する第2のチルト調整手段とを更に備えたことを特徴とする請求項2記載のディスク装置。
- 光ディスクにレーザ光を照射して情報データを記録/再生するディスク装置のチルト調整方法であって、
光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの内周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出する第1のステップと、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの外周でウォブル信号の振幅が最大になる光ピックアップのチルト量を検出する第2のステップと、前記第1のステップで検出されたチルト量と前記第2のステップで検出されたチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出し、光ピックアップのチルトを調整する第3のステップと、情報データの記録/再生中に、ウォブル信号の振幅が所定値以下になる毎に、光ピックアップのチルト量を変更して、光ディスクの現在の半径位置でウォブル信号の振幅が最大になるチルト量を検出する第4のステップと、前記第4のステップで検出されたチルト量と前記第2のステップで検出されたチルト量とを線形近似して光ピックアップのチルト量を算出し、光ピックアップのチルトを調整する第5のステップとを備えたことを特徴とするディスク装置のチルト調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005201265A JP2007018644A (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | ディスク装置及びそのチルト調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005201265A JP2007018644A (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | ディスク装置及びそのチルト調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007018644A true JP2007018644A (ja) | 2007-01-25 |
Family
ID=37755673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005201265A Pending JP2007018644A (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | ディスク装置及びそのチルト調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007018644A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008226353A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Teac Corp | 光ディスク装置 |
-
2005
- 2005-07-11 JP JP2005201265A patent/JP2007018644A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008226353A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Teac Corp | 光ディスク装置 |
JP4725538B2 (ja) * | 2007-03-13 | 2011-07-13 | ティアック株式会社 | 光ディスク装置 |
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