JP2007017702A - 電源制御装置およびカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】 電力供給において、電池の性能を十分に発揮できる電源制御装置およびカメラを提供すること。
【解決手段】 第1の電池と接続可能な第1接続部と、第2の電池と接続可能な第2接続部と、第1の電池および第2の電池の少なくとも一方から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、第1負荷動作の際は第1の電池から機器へと電力を供給する第1電力供給を行い、第1負荷動作よりも負荷の大きい第2負荷動作の際は第1の電池および第2の電池の両方から機器へと電力を供給する第2電力供給を行う供給手段とを備える。
【選択図】 図2
【解決手段】 第1の電池と接続可能な第1接続部と、第2の電池と接続可能な第2接続部と、第1の電池および第2の電池の少なくとも一方から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、第1負荷動作の際は第1の電池から機器へと電力を供給する第1電力供給を行い、第1負荷動作よりも負荷の大きい第2負荷動作の際は第1の電池および第2の電池の両方から機器へと電力を供給する第2電力供給を行う供給手段とを備える。
【選択図】 図2
Description
本発明は、電池から電力供給対象の機器への電源の制御を行う電源制御装置および電源制御装置を備えたカメラに関する。
カメラやコンピュータなどの機器においては、複数の電池を電源として使用する場合がある。このような場合に、複数の電池のうち任意の電池を選択して電力の供給を行う技術が考えられている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の電源装置では、必要な電力に応じて、手動で任意の電池を選択することができる。
特開2001−21974号公報
しかし、上述した特許文献1の電源装置では、電池の選択を手動で行う際にユーザの経験や知識が必要とされる。また、経験や知識があるユーザであっても、電池を選択するのを忘れることが懸念される。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、電力供給において、電池の性能を十分に発揮できる電源制御装置およびカメラを提供することを目的とする。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、電力供給において、電池の性能を十分に発揮できる電源制御装置およびカメラを提供することを目的とする。
本発明の電源制御装置は、第1の電池と接続可能な第1接続部と、第2の電池と接続可能な第2接続部と、前記第1の電池および前記第2の電池の少なくとも一方から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、第1負荷動作の際は前記第1の電池から前記機器へと電力を供給する第1電力供給を行い、第1負荷動作よりも負荷の大きい第2負荷動作の際は前記第1の電池および前記第2の電池の両方から前記機器へと電力を供給する第2電力供給を行う供給手段とを備える。
なお、好ましくは、前記供給手段は、前記第2負荷動作の開始のタイミングと同期して、前記第1電力供給から、前記第2電力供給に切り換える供給切換スイッチを含むようにしても良い。
また、好ましくは、前記機器は、モータと、前記モータの駆動制御を切り換える駆動切換スイッチとを含み、前記供給手段は、前記駆動切換スイッチを、前記供給切換スイッチとして兼用しても良い。
また、好ましくは、前記機器は、モータと、前記モータの駆動制御を切り換える駆動切換スイッチとを含み、前記供給手段は、前記駆動切換スイッチを、前記供給切換スイッチとして兼用しても良い。
また、好ましくは、前記第1負荷動作から前記第2負荷動作への動作の切り換えを検知する切換検知手段をさらに備え、前記供給手段は、前記切換検知手段の検知に基づいて、前記第1電力供給を、前記第2電力供給に切り換えても良い。
また、好ましくは、前記第2負荷動作の終了を検知する第2動作終了検知手段をさらに備え、前記供給手段は、第2動作終了検知手段により前記第2負荷動作の終了を検知すると、前記第2電力供給から前記第1電力供給に切り換えても良い。
また、好ましくは、前記第2負荷動作の終了を検知する第2動作終了検知手段をさらに備え、前記供給手段は、第2動作終了検知手段により前記第2負荷動作の終了を検知すると、前記第2電力供給から前記第1電力供給に切り換えても良い。
本発明の別の電源制御装置は、第1の電池と接続可能な第1接続部と、第2の電池と接続可能な第2接続部と、前記第1の電池および前記第2の電池の電池残量を判別する残量判別手段と、前記第1の電池および前記第2の電池の少なくとも一方から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、前記残量判別手段により前記第1の電池および前記第2の電池の少なくとも一方の電池残量が所定値未満であると判別すると、前記第1の電池および前記第2の電池の両方から前記機器へと電力を供給する供給手段とを備える。
なお、好ましくは、前記供給手段は、前記残量判別手段により前記第1の電池および前記第2の電池の電池残量が前記所定値以上であると判別すると、前記第1の電池から前記機器へと電力を供給しても良い。
本発明の別の電源制御装置は、第1の電池と接続可能な第1接続部と、第2の電池と接続可能な第2接続部と、温度を測定する温度測定手段と、前記第1の電池および前記第2の電池の少なくとも一方から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、前記温度測定手段により測定した温度が前記所定値未満である場合は、前記第1の電池および前記第2の電池の両方から前記機器へと電力を供給する供給手段とを備える。
本発明の別の電源制御装置は、第1の電池と接続可能な第1接続部と、第2の電池と接続可能な第2接続部と、温度を測定する温度測定手段と、前記第1の電池および前記第2の電池の少なくとも一方から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、前記温度測定手段により測定した温度が前記所定値未満である場合は、前記第1の電池および前記第2の電池の両方から前記機器へと電力を供給する供給手段とを備える。
なお、好ましくは、前記供給手段は、前記温度測定手段により測定した温度が前記所定値以上である場合は、前記第1の電池から前記機器へと電力を供給しても良い。
本発明の別の電源制御装置は、複数の電池と接続可能な接続部と、前記接続部に接続された電池の個数を判別する個数判別手段と、前記接続部に接続された前記複数の電池のうち少なくとも1個の電池から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、複数の電池が前記接続部に接続されたと前記個数判別手段が判別することに基づき、前記複数の電池のうち少なくとも2個の電池から前記機器へと電力を供給し、1個の電池が前記接続部に接続されたと前記個数判別手段が判別することに基づき、前記1個の電池から前記機器へと電力を供給する供給手段とを備える。
本発明の別の電源制御装置は、複数の電池と接続可能な接続部と、前記接続部に接続された電池の個数を判別する個数判別手段と、前記接続部に接続された前記複数の電池のうち少なくとも1個の電池から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、複数の電池が前記接続部に接続されたと前記個数判別手段が判別することに基づき、前記複数の電池のうち少なくとも2個の電池から前記機器へと電力を供給し、1個の電池が前記接続部に接続されたと前記個数判別手段が判別することに基づき、前記1個の電池から前記機器へと電力を供給する供給手段とを備える。
本発明のカメラは、上述した何れかの電源制御装置を備える。
本発明の別のカメラは、被写体像を撮像素子または写真用フィルムに結像する撮影光学系と、非撮像時に第1絞りポジションに配置され、撮像時に前記第1絞りポジションから開口部分を変化させることにより前記撮影光学系の光束を調整する絞りと、非撮像時に第1シャッタポジションに配置されることにより前記撮影光学系から前記撮像素子または前記写真用フィルムへの光を遮光し、撮像時に前記第1シャッタポジションから移動することにより前記遮光を解除するシャッタと、被写界を観察するためのファインダ光学系と、非撮像時に前記撮影光学系からの光束を前記ファインダ光学系に導く第1ミラーポジションと、撮像時に前記撮影光学系から前記撮像素子または前記写真用フィルムに至る光路から退避する第2ミラーポジションとに選択的に配置される可動式のミラーと、第1の電池と接続可能な第1接続部と、第2の電池と接続可能な第2接続部と、前記第1の電池および前記第2の電池の少なくとも一方から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、撮像後に、前記絞りを第1絞りポジションに戻す動作と前記シャッタを第1シャッタポジションに戻す動作と前記ミラーを第1ミラーポジションに戻す動作との少なくとも1つの動作の際は、前記第1の電池および前記第2の電池の両方から前記機器へと電力を供給する供給手段とを備える。
本発明の別のカメラは、被写体像を撮像素子または写真用フィルムに結像する撮影光学系と、非撮像時に第1絞りポジションに配置され、撮像時に前記第1絞りポジションから開口部分を変化させることにより前記撮影光学系の光束を調整する絞りと、非撮像時に第1シャッタポジションに配置されることにより前記撮影光学系から前記撮像素子または前記写真用フィルムへの光を遮光し、撮像時に前記第1シャッタポジションから移動することにより前記遮光を解除するシャッタと、被写界を観察するためのファインダ光学系と、非撮像時に前記撮影光学系からの光束を前記ファインダ光学系に導く第1ミラーポジションと、撮像時に前記撮影光学系から前記撮像素子または前記写真用フィルムに至る光路から退避する第2ミラーポジションとに選択的に配置される可動式のミラーと、第1の電池と接続可能な第1接続部と、第2の電池と接続可能な第2接続部と、前記第1の電池および前記第2の電池の少なくとも一方から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、撮像後に、前記絞りを第1絞りポジションに戻す動作と前記シャッタを第1シャッタポジションに戻す動作と前記ミラーを第1ミラーポジションに戻す動作との少なくとも1つの動作の際は、前記第1の電池および前記第2の電池の両方から前記機器へと電力を供給する供給手段とを備える。
本発明の別のカメラは、撮影光学系を介した被写体像を撮像する撮像手段と、前記撮影光学系の焦点を調節する焦点調節手段と、前記撮影光学系が合焦したか否かを判断する合焦判断手段と、前記撮影レンズが合焦したと前記合焦判断手段が判断することに基づいて、前記焦点調節手段による焦点調節動作を終了する第1の焦点調節モードと、前記撮影レンズが合焦したと前記合焦判断手段が判断した後も前記焦点調節手段による焦点調節動作を継続して行う第2の焦点調節モードとの何れかの焦点調節モードを設定する焦点調節モード設定手段と、第1の電池と接続可能な第1接続部と、第2の電池と接続可能な第2接続部と、前記第1の電池および前記第2の電池の少なくとも一方から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、前記焦点調節モード設定手段の設定に応じて前記第1の電池から前記機器へ電力を供給する第1電力供給と、前記第1の電池および前記第2の電池の両方から前記機器へ電力を供給する第2電力供給との何れかを設定する供給手段とを備える。
なお、好ましくは、前記供給手段は、前記焦点調節モード設定手段が前記第1の焦点調節モードを設定することに基づいて前記第1電力供給を設定し、前記焦点調節モード設定手段が前記第2の焦点調節モードを設定することに基づいて前記第2電力供給を設定しても良い。
本発明によれば、電力供給において、電池の性能を十分に発揮できる電源制御装置およびカメラを提供することができる。
<第1実施形態>
以下、図面を用いて本発明の第1実施形態について説明する。第1実施形態では、本発明の電源制御装置を備えた電子カメラを例に挙げて説明を行う。
図1は、第1実施形態の電子カメラ1の外観図である。電子カメラ1は、一眼レフタイプの電子カメラである。電子カメラ1は、図1Aに示すように、カメラ本体2とバッテリーパック3とから構成される。バッテリーパック3は、カメラ本体2に対して着脱可能である。カメラ本体2は、光学ファインダ4、表示部5、電池室6、三脚座7を備える。光学ファインダ4および表示部5は、カメラ本体2の背面に設けられる。光学ファインダ4は、ユーザによる構図確認に利用される。表示部5は、液晶素子などを備え、電子カメラ1により生成された画像の表示に利用される。電池室6は、カメラ本体2の内部に設けられる。三脚座7は、カメラ本体2の底面に設けられる。電池室6は、電子カメラ1に使用可能な電池または後述するバッテリーパック3の一部を充填するためのスペースである。三脚座7は、電子カメラ1を固定して撮影を行うための三脚を着脱可能な凹部を有する。
以下、図面を用いて本発明の第1実施形態について説明する。第1実施形態では、本発明の電源制御装置を備えた電子カメラを例に挙げて説明を行う。
図1は、第1実施形態の電子カメラ1の外観図である。電子カメラ1は、一眼レフタイプの電子カメラである。電子カメラ1は、図1Aに示すように、カメラ本体2とバッテリーパック3とから構成される。バッテリーパック3は、カメラ本体2に対して着脱可能である。カメラ本体2は、光学ファインダ4、表示部5、電池室6、三脚座7を備える。光学ファインダ4および表示部5は、カメラ本体2の背面に設けられる。光学ファインダ4は、ユーザによる構図確認に利用される。表示部5は、液晶素子などを備え、電子カメラ1により生成された画像の表示に利用される。電池室6は、カメラ本体2の内部に設けられる。三脚座7は、カメラ本体2の底面に設けられる。電池室6は、電子カメラ1に使用可能な電池または後述するバッテリーパック3の一部を充填するためのスペースである。三脚座7は、電子カメラ1を固定して撮影を行うための三脚を着脱可能な凹部を有する。
バッテリーパック3は、煙突部8、接点9、取り付けネジ10、電池室11、蓋12を備える。煙突部8および取り付けネジ10は、バッテリーパック3の上面に設けられる。接点9は、2つの突起を有し、煙突部8の上面に設けられる。煙突部8は、前述したカメラ本体2の電池室6に充填可能である。接点9は、煙突部8が電池室6に充填された状態で、カメラ本体2と電気的に接続する。取り付けネジ10は、前述したカメラ本体2の三脚座7に対してバッテリーパック3を着脱可能なネジである。電池室11は、バッテリーパック3の内部に設けられる。電池室11は、バッテリーパック3に使用可能な電池を充填するためのスペースである。蓋12は、電池室11の入口部分に設けられ、開閉可能である。
バッテリーパック3は、図1Bに示すように、カメラ本体2に対して着脱可能である。煙突部8をカメラ本体2の電池室6に充填し、取り付けネジ10をカメラ本体2の三脚座7に対して取り付けることにより、カメラ本体2にバッテリーパック3が接続される。なお、第1実施形態では、バッテリーパック3の電池室11には、二次電池である電池15Aおよび電池15Bの2つの電池が充填可能である。
図2は、電子カメラ1の機能ブロック図である。電子カメラ1は、撮影レンズ21、絞り22、ミラー23、シャッタ24、CCD25、画像処理回路26、メモリ27を備える。撮影レンズ21は、被写体像をCCD25の撮像面に結像する撮影光学系である。絞り22は、開口部分の大きさを変化させることにより撮影レンズ21の光束を調整する。電子カメラ1は、絞り用電磁石22Aと駆動回路22Bとを備える。絞り用電磁石22Aは、絞り22に隣接して配置される。駆動回路22Bは、絞り用電磁石22Aを駆動する。ミラー23は、可動式のミラーである。ミラー23は、非撮影時である通常状態(図2実線の状態)では、撮影レンズ21からの光束を前述した光学ファインダ4に導く。また、ミラー23が、撮影レンズ21からCCD25に至る光路から退避する跳ね上げ状態(図2破線の状態)にある場合には、撮影レンズ21からの光束がCCD25に導かれる。電子カメラ1は、ミラー用電磁石23Aと駆動回路23とを備える。ミラー用電磁石23Aは、ミラー23に隣接して配置される。駆動回路23Bは、ミラー用電磁石23Aを駆動する。シャッタ24は、不図示のシャッタ幕を備える。シャッタ24は、非撮像時にシャッタ幕を閉じることにより、撮影レンズ21からCCD25への光束を遮光する。また、シャッタ24は、撮像時にシャッタ幕を開くことにより遮光を解除し、その結果、撮影レンズ21からの光束がCCD25へ導かれる。電子カメラ1は、シャッタ用電磁石24Aと駆動回路24Bとを備える。シャッタ用電磁石24Aは、シャッタ24に隣接して配置される。駆動回路24Bは、シャッタ用電磁石24Aを駆動する。CCD25は、撮影レンズ21を介した被写体像を光電変換し、画像データを生成する撮像素子である。画像処理回路26は、CCD25により生成された画像データに、ホワイトバランス調整などの画像処理を施す。なお、画像処理の具体的な方法は公知技術と同様であるため、説明を省略する。メモリ27は、画像処理回路26により画像処理が施された画像データを記録する。
また、電子カメラ1は、レンズ用ギア28、絞り用ギア29、ミラー用ギア30、シャッタ用ギア31、CCD駆動回路32を備える。レンズ用ギア28は、撮影レンズ21に接触して配置される。絞り用ギア29は、絞り22に接触して配置される。ミラー用ギア30は、ミラー23に接触して配置される。シャッタ用ギア31は、シャッタ24に接触して配置される。CCD駆動回路32は、CCD25を駆動して撮影レンズ21を介した被写体像を光電変換し、画像データを生成させる。
また、電子カメラ1は、レンズ用モータ33、メインモータ34、レンズ用モータ駆動回路35、メインモータ駆動回路36を備える。レンズ用モータ33は、撮影レンズ21の焦点調節のために、レンズ用ギア28を駆動して撮影レンズ21の位置を調節する。また、メインモータ34は、撮像後に、絞り22の絞り開口が最大となるように、絞り用ギア29を駆動する。また、メインモータ34は、撮像後にミラー用ギア30を駆動して、ミラー23を通常状態の位置に移動する。メインモータ34は、シャッタ用ギア31を駆動してシャッタ24のシャッタ幕を閉じる(遮光する)。レンズ用モータ駆動回路35は、レンズ用モータ33の駆動を制御する。メインモータ駆動回路36は、メインモータ34の駆動を制御する。
また、電子カメラ1は、電力供給回路37、レリーズスイッチ38、駆動切換スイッチ39、ギア列40を備える。電力供給回路37は、前述したバッテリーパック3に充填された電池15Aおよび電池15Bからレンズ用モータ33とメインモータ34とを含む電子カメラ1の各部へと電力を供給する。なお、電力供給回路37による電力供給の具体的な方法については、後述する。レリーズスイッチ38は、不図示のレリーズボタンと接続される。そして、レリーズスイッチ38は、ユーザによる撮像動作の実行指示の有無に応じてON、OFFを切り換える。駆動切換スイッチ39は、メインモータ34の駆動状態に連動したスイッチである。ギア列40は、駆動切換スイッチ39に接触して配置される。前述したメインモータ34は、ギア列40を駆動して駆動切換スイッチ39を制御させる。なお、絞り用ギア29、ミラー用ギア30、シャッタ用ギア31は、それぞれギア列40と直接的または間接的に接触して配置される。
図3は、駆動切換スイッチ39について説明する図である。駆動切換スイッチ39は、ギア列40を介してメインモータ34と接触する。したがって、駆動切換スイッチ39は、メインモータ34の駆動状態に連動してスイッチの切り換えを行うことができる。駆動切換スイッチ39は、図3Aに示すように、3つの電極(45A、45B、45C)とパターン板46と電極部47とから構成される。電極45Aはグラウンド状態に対応する電極である。電極45Bは、SW1に対応する電極である。電極45Cは、SW2に対応する電極である。パターン板46は円形の形状を有し、メインモータ34の駆動に連動して回転する。電極部47は、パターン板46の表面に形成される(図4中斜線の部分)。
パターン板46の回転に応じて、電極45Bおよび電極45Cの電極部47に対する接触状態は変化する。図中の一点鎖線で示される位置が、電極45A、45B、45Cの接点の位置である。一方、グラウンド状態に対応する電極45Aと電極部47とは常に接触した状態である。駆動切換スイッチ39は、グラウンド状態に対応する電極45Aを基準として、電極45Bおよび電極45Cの電極部47に対する接触状態を検知して、後述するCPU41に結果を供給する。具体的には、初期状態である図3Aにおいて、電極45Bおよび電極45Cは、それぞれ電極部47と接点で接触している。この場合、駆動切換スイッチ39は、SW1がLo、かつ、SW2がLoであると検知し、後述するCPU41に結果を供給する。図3Bにおいて、電極45Bおよび電極45Cは、それぞれ電極部47と接点で接触していない。この場合、駆動切換スイッチ39は、SW1がHi、かつ、SW2がHiであると検知し、後述するCPU41に結果を供給する。図3Cにおいて、電極45Bは、電極部47と接点で接触している。また、電極45Cは、電極部47と接点で接触していない。この場合、駆動切換スイッチ39は、SW1がLo、かつ、SW2がHiであると検知し、後述するCPU41に結果を供給する。図3Dは、図3Aと同様の状態である。
メインモータ34は、撮像動作の際に、各動作の負荷の大きさに応じて、出力を変化させる。すなわち、メインモータ34は、図3に示すように、まず30%で出力し、以降、80%、60%と出力変化し、最終的に出力0%とする。電極部47の形状は、このようなメインモータ34の駆動に応じて定められる。すなわち、電極部47の形状は、撮像動作開始時には図3Aに示すように、駆動切換スイッチ39のSW1がLo、かつ、SW2がLoになるような形状である。また、電極部47の形状は、メインモータ34の出力が80%になる際には図3Bに示すように、駆動切換スイッチ39のSW1がHi、かつ、SW2がHiになるような形状である。また、電極部47の形状は、メインモータ34の出力が60%になる際には図3Cに示すように、駆動切換スイッチ39のSW1がLo、かつ、SW2がHiになるような形状である。なお、図3に示したメインモータ34の出力の変化は一例であり、カメラの構成や処理の内容によって異なる。何れの場合も、電極部47の形状は、メインモータ34の駆動に応じて定められる。
また、電子カメラ1は、内部に不図示のメモリを備えたCPU41を備える。CPU41は、絞り用電磁石22A用の駆動回路22B、ミラー用電磁石23A用の駆動回路23B、シャッタ用電磁石24A用の駆動回路24B、画像処理回路26、メモリ27、CCD駆動回路32、レンズ用モータ駆動回路35、メインモータ駆動回路36、電力供給回路37の各部を制御する。また、CPU41は、レリーズスイッチ38および駆動切換スイッチ39の状態を検知する。また、CPU41は、内部の不図示のメモリに、各部を制御するためのプログラムを予め記録する。
以上説明した構成の電子カメラ1における電力供給時のCPU41の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
ステップS1において、CPU41は、電子カメラ1の電源がONされたか否かを判定する。そして、CPU41は、電源がONされるとステップS2に進む。
ステップS2において、CPU41は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bのうち何れかの電池1個から電力供給を行う。なお、電池15Aおよび電池15Bのうち、何れの電池を使用するかは予めユーザにより指定されているものとする。
ステップS1において、CPU41は、電子カメラ1の電源がONされたか否かを判定する。そして、CPU41は、電源がONされるとステップS2に進む。
ステップS2において、CPU41は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bのうち何れかの電池1個から電力供給を行う。なお、電池15Aおよび電池15Bのうち、何れの電池を使用するかは予めユーザにより指定されているものとする。
ステップS3において、CPU41は、レリーズスイッチ38がONされたか否かを判定する。そして、CPU41は、レリーズスイッチ38がONされたと判定するとステップS4に進む。
ステップS4において、CPU41は、ミラー用電磁石23Aを駆動する駆動回路23Bおよび絞り用電磁石22Aを駆動する駆動回路22Bに駆動命令を出力する。
ステップS4において、CPU41は、ミラー用電磁石23Aを駆動する駆動回路23Bおよび絞り用電磁石22Aを駆動する駆動回路22Bに駆動命令を出力する。
ミラー用電磁石23Aを駆動する駆動回路23Bは、CPU41の駆動命令に基づいて、ミラー用電磁石23AをONにする。ミラー用電磁石23Aは、ONになることにより、ミラー23の保持を解除する。ミラー用電磁石23Aの保持が解除されたミラー23は、不図示のばねの付勢力により跳ね上げ状態となる。
絞り用電磁石22Aを駆動する駆動回路22は、CPU41の駆動命令に基づいて、絞り用電磁石22AをONにする。絞り用電磁石22Aは、ONになることにより、絞り22の保持を解除する。絞り用電磁石22Aの保持が解除された絞り22は、不図示のばねの付勢力により絞り込まれる。そして、絞り22は、予め設定された絞り値まで絞り込まれた位置で不図示の係止部材によって係止される。
絞り用電磁石22Aを駆動する駆動回路22は、CPU41の駆動命令に基づいて、絞り用電磁石22AをONにする。絞り用電磁石22Aは、ONになることにより、絞り22の保持を解除する。絞り用電磁石22Aの保持が解除された絞り22は、不図示のばねの付勢力により絞り込まれる。そして、絞り22は、予め設定された絞り値まで絞り込まれた位置で不図示の係止部材によって係止される。
絞り値は、予めユーザにより設定されているか、CPU41により設定されているものとする。
ステップS5において、CPU41は、駆動回路24Bを駆動することによりシャッタ24を保持しているシャッタ用電磁石24Aを駆動して、シャッタ24を開放させる。そして、シャッタ用電磁石24Aの保持から解放されたシャッタ24は不図示のばねの付勢力により移動する。
ステップS5において、CPU41は、駆動回路24Bを駆動することによりシャッタ24を保持しているシャッタ用電磁石24Aを駆動して、シャッタ24を開放させる。そして、シャッタ用電磁石24Aの保持から解放されたシャッタ24は不図示のばねの付勢力により移動する。
ステップS6において、CPU41は、露光が完了したか否かを判定する。そして、CPU41は、露光が完了したと判定するとステップS7に進む。
ステップS7において、CPU41は、メインモータ駆動回路36に対してチャージ駆動開始命令を行う。チャージ駆動とは、絞り22、ミラー23、シャッタ24などを撮像前の状態に戻すための駆動である。チャージ駆動開始命令に基づいて、メインモータ駆動回路36は、メインモータ34にモータ駆動信号の出力を開始する。メインモータ34は、モータ駆動信号により回転する。メインモータ34の回転に連動して駆動切換スイッチ39のパターン板46が回転を始める。
ステップS7において、CPU41は、メインモータ駆動回路36に対してチャージ駆動開始命令を行う。チャージ駆動とは、絞り22、ミラー23、シャッタ24などを撮像前の状態に戻すための駆動である。チャージ駆動開始命令に基づいて、メインモータ駆動回路36は、メインモータ34にモータ駆動信号の出力を開始する。メインモータ34は、モータ駆動信号により回転する。メインモータ34の回転に連動して駆動切換スイッチ39のパターン板46が回転を始める。
ステップS8において、CPU41は、駆動切換スイッチ39のSW1がHi、かつ、SW2がHiであるか否かを判定する。そして、CPU41は、駆動切換スイッチ39のSW1がHi、かつ、SW2がHiであると判定するとステップS9に進む。駆動切換スイッチ39のSW1がHi、かつ、SW2がHiである状態は、図3Bで説明したように、メインモータ34の出力が80%になる場合である。
ステップS9において、CPU41は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bの両方から電力供給を行う。このとき、電力供給回路37は、電池15Aおよび電池15Bを並列接続して電力供給を行う。
なお、絞り用ギア29、ミラー用ギア30およびシャッタ用ギア31は、ステップS7のチャージ駆動開始命令によるメインモータ34の駆動開始後のステップS9のタイミングで、絞り22、ミラー23およびシャッタ24の移動を開始するように設計されている。
なお、絞り用ギア29、ミラー用ギア30およびシャッタ用ギア31は、ステップS7のチャージ駆動開始命令によるメインモータ34の駆動開始後のステップS9のタイミングで、絞り22、ミラー23およびシャッタ24の移動を開始するように設計されている。
メインモータ駆動回路36は、CPU41の命令に基づいて、絞り22の絞り開口が最大となるようにメインモータ34を駆動する。また、メインモータ駆動回路36は、CPU41の命令に基づいて、ミラー23を通常状態の位置まで移動するようにメインモータ34を駆動する。また、メインモータ駆動回路36は、CPU41の命令に基づいて、シャッタ24のシャッタ幕が閉じる位置まで移動するようにメインモータ34を駆動する。
上述の一連の動作は、メインモータ34の駆動力が絞り用ギア29、ミラー用ギア30、シャッタ用ギア31のそれぞれに伝達されることにより、同時に進行する。
ステップS10において、CPU41は、駆動切換スイッチ39のSW1がLo、かつ、SW2がHiであるか否かを判定する。そして、CPU41は、駆動切換スイッチ39のSW1がLo、かつ、SW2がHiであると判定するとステップS11に進む。駆動切換スイッチ39のSW1がLo、かつ、SW2がHiである状態は、図3Cで説明したように、メインモータ34の出力が60%になる場合である。
ステップS10において、CPU41は、駆動切換スイッチ39のSW1がLo、かつ、SW2がHiであるか否かを判定する。そして、CPU41は、駆動切換スイッチ39のSW1がLo、かつ、SW2がHiであると判定するとステップS11に進む。駆動切換スイッチ39のSW1がLo、かつ、SW2がHiである状態は、図3Cで説明したように、メインモータ34の出力が60%になる場合である。
ステップS11において、CPU41は、電力供給回路37を制御し、ステップS2と同様に、電池15Aおよび電池15Bのうち何れかの電池1個から電力供給を行う。
ステップS12において、CPU41は、駆動切換スイッチ39のSW1がLo、かつ、SW2がLoであるか否かを判定する。そして、CPU41は、駆動切換スイッチ39のSW1がLo、かつ、SW2がLoであると判定するとステップS13に進む。駆動切換スイッチ39のSW1がLo、かつ、SW2がLoである状態は、図3Dで説明したように、メインモータ34の出力を最終的に0%にする場合である。
ステップS12において、CPU41は、駆動切換スイッチ39のSW1がLo、かつ、SW2がLoであるか否かを判定する。そして、CPU41は、駆動切換スイッチ39のSW1がLo、かつ、SW2がLoであると判定するとステップS13に進む。駆動切換スイッチ39のSW1がLo、かつ、SW2がLoである状態は、図3Dで説明したように、メインモータ34の出力を最終的に0%にする場合である。
ステップS13において、CPU41は、メインモータ駆動回路36に対してチャージ駆動終了命令を行う。メインモータ駆動回路36は、チャージ駆動終了命令に基づき、メインモータ34の駆動を終了する。なお、メインモータ34が停止すると、メインモータ34の停止に連動して駆動切換スイッチ39のパターン板46が停止する。
そして、ステップS13の処理を終えると、CPU41は、ステップS3に戻り、上述の処理を繰り返す。
そして、ステップS13の処理を終えると、CPU41は、ステップS3に戻り、上述の処理を繰り返す。
以上説明したように、第1実施形態によれば、第1の電池および第2の電池の少なくとも一方から電子カメラ(電力供給対象の機器)への電力の供給において、第1負荷動作の際は第1の電池から電子カメラへと電力を供給する第1電力供給を行い、第1負荷動作よりも負荷の大きい第2負荷動作の際は第1の電池および第2の電池の両方から電子カメラへと電力を供給する第2電力供給を行う。したがって、撮像時に変動する動作の負荷に合わせて、電力供給を切り換えることにより、複数ある電池の性能を十分に発揮することができる。
第1実施形態においては、絞り用電磁石22AON、ミラー用電磁石23AON、シャッタ用電磁石24AONおよびCCD25の駆動が、第1負荷動作である。そして、絞り22、ミラー23およびシャッタ24をメインモータ34により撮像前の位置に移動することが、第2負荷動作である。第2負荷動作は、第1負荷動作よりも負荷の大きい動作である。
また、第1実施形態によれば、第2負荷動作の開始のタイミングと同期して、第1電力供給から第2電力供給に切り換える。そのため、負荷の大きい動作の開始と同時に第1の電池および第2の電池の両方から電子カメラへの電力の供給を開始することができる。
また、第1実施形態によれば、電子カメラの有する駆動切換スイッチを兼用して、電力の供給を切り換える供給切換スイッチとして使用する。したがって、電子カメラに既存の構成を活用して、正確に電力供給の切換タイミングを把握することができる。
また、第1実施形態によれば、電子カメラの有する駆動切換スイッチを兼用して、電力の供給を切り換える供給切換スイッチとして使用する。したがって、電子カメラに既存の構成を活用して、正確に電力供給の切換タイミングを把握することができる。
また、第1実施形態によれば、第1負荷動作から第2負荷動作への動作の切り換えの検知に基づいて、第1電力供給を、第2電力供給に切り換える。したがって、第2負荷動作の開始のタイミングと同期して電力供給を切り換えることができる。
また、第1実施形態によれば、被写体像を撮像素子に結像する撮影光学系と、非撮像時に第1絞りポジションに配置され、撮像時に第1絞りポジションから開口部分を変化させることにより撮影光学系の光束を調整する絞りと、非撮像時に第1シャッタポジションに配置されることにより撮影光学系から撮像素子への光を遮光し、撮像時に第1シャッタポジションから移動することにより遮光を解除するシャッタと、被写界を観察するためのファインダ光学系と、非撮像時に撮影光学系からの光束をファインダ光学系に導く第1ミラーポジションと、撮像時に撮影光学系から撮像素子に至る光路から退避する第2ミラーポジションとに選択的に配置される可動式のミラーとを備えた電子カメラにおいて、第1の電池および第2の電池の少なくとも一方から電子カメラ(電力供給対象の機器)への電力を供給する際に、以下の処理を行う。すなわち、撮像後に、絞りを第1絞りポジションに戻す動作とシャッタを第1シャッタポジションに戻す動作とミラーを第1ミラーポジションに戻す動作との少なくとも1つの動作の際は、第1の電池および第2の電池の両方から電子カメラへと電力を供給する。したがって、絞りを第1絞りポジションに戻す動作、シャッタを第1シャッタポジションに戻す動作、ミラーを第1ミラーポジションに戻す動作という負荷の大きい動作時には、第1の電池および第2の電池の両方から電子カメラへと電力を供給することにより十分な電力供給を行うことができる。
また、第1実施形態によれば、被写体像を撮像素子に結像する撮影光学系と、非撮像時に第1絞りポジションに配置され、撮像時に第1絞りポジションから開口部分を変化させることにより撮影光学系の光束を調整する絞りと、非撮像時に第1シャッタポジションに配置されることにより撮影光学系から撮像素子への光を遮光し、撮像時に第1シャッタポジションから移動することにより遮光を解除するシャッタと、被写界を観察するためのファインダ光学系と、非撮像時に撮影光学系からの光束をファインダ光学系に導く第1ミラーポジションと、撮像時に撮影光学系から撮像素子に至る光路から退避する第2ミラーポジションとに選択的に配置される可動式のミラーとを備えた電子カメラにおいて、第1の電池および第2の電池の少なくとも一方から電子カメラ(電力供給対象の機器)への電力を供給する際に、以下の処理を行う。すなわち、撮像後に、絞りを第1絞りポジションに戻す動作とシャッタを第1シャッタポジションに戻す動作とミラーを第1ミラーポジションに戻す動作との少なくとも1つの動作の際は、第1の電池および第2の電池の両方から電子カメラへと電力を供給する。したがって、絞りを第1絞りポジションに戻す動作、シャッタを第1シャッタポジションに戻す動作、ミラーを第1ミラーポジションに戻す動作という負荷の大きい動作時には、第1の電池および第2の電池の両方から電子カメラへと電力を供給することにより十分な電力供給を行うことができる。
なお、第1実施形態では、駆動切換スイッチ39は、SW1とSW2との2つのスイッチを備える例を示したが、動作の負荷の変動に応じて、駆動切換スイッチ39の構成を変更しても良い。すなわち、動作の負荷の変動が頻繁に起こる場合にはスイッチの数を増やして、電力供給の切換も頻繁に行うようにすれば良い。また、動作の負荷の変動に応じて、電極部47の形状を適宜定めるようにすれば良い。
<第2実施形態>
以下、図面を用いて本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、第1実施形態と同様に、本発明の電源制御装置を備えた電子カメラを例に挙げて説明を行う。なお、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明を行う。また、第1実施形態と同様の部分については、第1実施形態と同じ符号を用いており、説明は省略し、相違点について説明する。
以下、図面を用いて本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、第1実施形態と同様に、本発明の電源制御装置を備えた電子カメラを例に挙げて説明を行う。なお、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明を行う。また、第1実施形態と同様の部分については、第1実施形態と同じ符号を用いており、説明は省略し、相違点について説明する。
第2実施形態の電子カメラ51は、第1実施形態の電子カメラ1と同様の外観を有する。
図5は、電子カメラ51の機能ブロック図である。第2実施形態の第1実施形態との相違点は、第1実施形態の駆動切換スイッチ39のパターン板46にかえて、電子カメラ51が、ミラー検出スイッチ52とシャッタ検出スイッチ53とを備えることである。ミラー検出スイッチ52は、ミラー23の状態を検知する。ミラー検出スイッチ52は、撮像後のチャージ駆動によりミラー23が撮像前の状態(図5実線の状態)に戻ったことを検知すると、スイッチをONとして後述するCPU54に通知する。シャッタ検出スイッチ53は、シャッタ24の状態を検知する。シャッタ検出スイッチ53は、撮像後のチャージ駆動によりシャッタ24が撮像前の状態(シャッタ幕を閉じた状態)に戻ったことを検知すると、スイッチをONとして後述するCPU54に通知する。
図5は、電子カメラ51の機能ブロック図である。第2実施形態の第1実施形態との相違点は、第1実施形態の駆動切換スイッチ39のパターン板46にかえて、電子カメラ51が、ミラー検出スイッチ52とシャッタ検出スイッチ53とを備えることである。ミラー検出スイッチ52は、ミラー23の状態を検知する。ミラー検出スイッチ52は、撮像後のチャージ駆動によりミラー23が撮像前の状態(図5実線の状態)に戻ったことを検知すると、スイッチをONとして後述するCPU54に通知する。シャッタ検出スイッチ53は、シャッタ24の状態を検知する。シャッタ検出スイッチ53は、撮像後のチャージ駆動によりシャッタ24が撮像前の状態(シャッタ幕を閉じた状態)に戻ったことを検知すると、スイッチをONとして後述するCPU54に通知する。
また、電子カメラ51は、内部に不図示のメモリを備えたCPU54を備える。CPU54は、第1実施形態の電子カメラ1のCPU41と同様に、画像処理回路26、メモリ27、CCD駆動回路32、レンズ用モータ駆動回路35、メインモータ駆動回路36、電力供給回路37の各部を制御する。また、CPU54は、レリーズスイッチ38、ミラー検出スイッチ52、シャッタ検出スイッチ53の状態を検知する。また、CPU54は、内部の不図示のメモリに、各部を制御するためのプログラムを予め記録する。
以上説明した構成の電子カメラ51における電力供給時のCPU54の動作について、図6のフローチャートを用いて説明する。
ステップS21において、CPU54は、電子カメラ51の電源がONされたか否かを判定する。そして、CPU54は、電源がONされるとステップS22に進む。
ステップS22において、CPU54は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bのうち何れかの電池1個から電力供給を行う。なお、電池15Aおよび電池15Bのうち、何れの電池を使用するかは予めユーザにより指定されているものとする。
ステップS21において、CPU54は、電子カメラ51の電源がONされたか否かを判定する。そして、CPU54は、電源がONされるとステップS22に進む。
ステップS22において、CPU54は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bのうち何れかの電池1個から電力供給を行う。なお、電池15Aおよび電池15Bのうち、何れの電池を使用するかは予めユーザにより指定されているものとする。
ステップS23において、CPU54は、レリーズスイッチ38がONされたか否かを判定する。そして、CPU54は、レリーズスイッチ38がONされたと判定するとステップS24に進む。
ステップS24において、CPU54は、ミラー用電磁石23Aを駆動する駆動回路23Bおよび絞り用電磁石22Aを駆動する駆動回路22Bに駆動命令を出力する。
ステップS24において、CPU54は、ミラー用電磁石23Aを駆動する駆動回路23Bおよび絞り用電磁石22Aを駆動する駆動回路22Bに駆動命令を出力する。
ミラー用電磁石23Aを駆動する駆動回路23Bは、CPU54の駆動命令に基づいて、ミラー用電磁石23AをONにする。ミラー用電磁石23Aは、ONになることにより、ミラー23の保持を解除する。ミラー用電磁石23Aの保持が解除されたミラー23は、不図示のばねの付勢力により跳ね上げ状態となる。
絞り用電磁石22Aを駆動する駆動回路22は、CPU54の駆動命令に基づいて、絞り用電磁石22AをONにする。絞り用電磁石22Aは、ONになることにより、絞り22の保持を解除する。絞り用電磁石22Aの保持が解除された絞り22は、不図示のばねの付勢力により絞り込まれる。そして、絞り22は、予め設定された絞り値まで絞り込まれた位置で不図示の係止部材によって係止される。
絞り用電磁石22Aを駆動する駆動回路22は、CPU54の駆動命令に基づいて、絞り用電磁石22AをONにする。絞り用電磁石22Aは、ONになることにより、絞り22の保持を解除する。絞り用電磁石22Aの保持が解除された絞り22は、不図示のばねの付勢力により絞り込まれる。そして、絞り22は、予め設定された絞り値まで絞り込まれた位置で不図示の係止部材によって係止される。
絞り値は、予めユーザにより設定されているか、CPU54により設定されているものとする。
ステップS25において、CPU54は、駆動回路24Bを駆動することによりシャッタ24を保持しているシャッタ用電磁石24Aを駆動して、シャッタ24を開放させる。そして、シャッタ用電磁石24Aの保持から解放されたシャッタ24は不図示のばねの付勢力により移動する。
ステップS25において、CPU54は、駆動回路24Bを駆動することによりシャッタ24を保持しているシャッタ用電磁石24Aを駆動して、シャッタ24を開放させる。そして、シャッタ用電磁石24Aの保持から解放されたシャッタ24は不図示のばねの付勢力により移動する。
ステップS26において、CPU54は、露光が完了したか否かを判定する。そして、CPU54は、露光が完了したと判定するとステップS27に進む。
ステップS27において、CPU54は、メインモータ駆動回路36に、ミラーチャージ・絞りチャージ開始命令を出力する。
ミラーチャージ・絞りチャージ開始命令に基づいて、メインモータ駆動回路36は、メインモータ34にモータ駆動信号を出力し始める。メインモータ34はモータ駆動信号により回転する。
ステップS27において、CPU54は、メインモータ駆動回路36に、ミラーチャージ・絞りチャージ開始命令を出力する。
ミラーチャージ・絞りチャージ開始命令に基づいて、メインモータ駆動回路36は、メインモータ34にモータ駆動信号を出力し始める。メインモータ34はモータ駆動信号により回転する。
メインモータ駆動回路36は、CPU54の命令に基づいて、絞り22の絞り開口が最大となるようにメインモータ34を駆動する。またメインモータ駆動回路36は、CPU54の命令に基づいて、ミラー23を通常状態の位置まで移動するようにメインモータ34を駆動する。
上述の一連の動作は、メインモータ34の駆動力が絞り用ギア29とミラー用ギア30とのそれぞれに伝達されることにより、同時に進行する。
上述の一連の動作は、メインモータ34の駆動力が絞り用ギア29とミラー用ギア30とのそれぞれに伝達されることにより、同時に進行する。
ステップS28において、CPU54は、ミラー検出スイッチ52がONされたか否かを判定する。そして、CPU54は、ミラー検出スイッチ52がONされるとステップS29に進む。ミラー検出スイッチ52がONされると、CPU54は、ミラーチャージが終了したと判断することができる。
ステップS29において、CPU54は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bの両方から電力供給を行う。このとき、電力供給回路37は、電池15Aおよび電池15Bを並列接続して電力供給を行う。
ステップS29において、CPU54は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bの両方から電力供給を行う。このとき、電力供給回路37は、電池15Aおよび電池15Bを並列接続して電力供給を行う。
ステップS30において、CPU54は、シャッタチャージを開始する。具体的には、CPU54は、メインモータ駆動回路36を介してメインモータ34を駆動させる。そして、メインモータ34は、シャッタ用ギア31を駆動してシャッタ24を撮像前の状態(シャッタ幕を閉じた状態)に移動する。
ステップS31において、CPU54は、シャッタ検出スイッチ53がONされたか否かを判定する。そして、CPU54は、シャッタ検出スイッチ53がONされるとステップS32に進む。シャッタ検出スイッチ53がONされると、CPU54は、シャッタチャージが終了したと判断する。
ステップS31において、CPU54は、シャッタ検出スイッチ53がONされたか否かを判定する。そして、CPU54は、シャッタ検出スイッチ53がONされるとステップS32に進む。シャッタ検出スイッチ53がONされると、CPU54は、シャッタチャージが終了したと判断する。
ステップS32において、CPU54は、電力供給回路37を制御し、ステップS22と同様に、電池15Aおよび電池15Bのうち何れかの電池1個から電力供給を行う。
そして、ステップS32の処理を終えると、CPU54は、ステップS23に戻り、上述の処理を繰り返す。
以上説明したように、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、第1の電池および第2の電池の少なくとも一方から電子カメラ(電力供給対象の機器)への電力の供給において、第1負荷動作の際は第1の電池から電子カメラへと電力を供給する第1電力供給を行い、第1負荷動作よりも負荷の大きい第2負荷動作の際は第1の電池および第2の電池の両方から電子カメラへと電力を供給する第2電力供給を行う。したがって、撮像時に変動する動作の負荷に合わせて、電力供給を切り換えることにより、電池の性能を十分に発揮することができる。
そして、ステップS32の処理を終えると、CPU54は、ステップS23に戻り、上述の処理を繰り返す。
以上説明したように、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、第1の電池および第2の電池の少なくとも一方から電子カメラ(電力供給対象の機器)への電力の供給において、第1負荷動作の際は第1の電池から電子カメラへと電力を供給する第1電力供給を行い、第1負荷動作よりも負荷の大きい第2負荷動作の際は第1の電池および第2の電池の両方から電子カメラへと電力を供給する第2電力供給を行う。したがって、撮像時に変動する動作の負荷に合わせて、電力供給を切り換えることにより、電池の性能を十分に発揮することができる。
第2実施形態においては、絞り用電磁石22AON、ミラー用電磁石23AON、シャッタ用電磁石24AON、CCD25の駆動、絞り22およびミラー23をメインモータ34により撮像前の位置に移動することが、第1負荷動作である。そして、シャッタ24をメインモータ34により撮像前の位置に移動することが、第2負荷動作である。第2負荷動作は、第1負荷動作よりも負荷の大きい動作である。
また、第2実施形態によれば、第2負荷動作の終了の検知に基づいて、第2電力供給から第1電力供給に切り換える。したがって、第2負荷動作の開始のタイミングと同期して電力供給を切り換えることができる。
<第3実施形態>
以下、図面を用いて本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態では、第1実施形態と同様に、本発明の電源制御装置を備えた電子カメラを例に挙げて説明を行う。なお、第3実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明を行う。また、第1実施形態と同様の部分については、第1実施形態と同じ符号を用いており、説明は省略し、相違点について説明する。
<第3実施形態>
以下、図面を用いて本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態では、第1実施形態と同様に、本発明の電源制御装置を備えた電子カメラを例に挙げて説明を行う。なお、第3実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明を行う。また、第1実施形態と同様の部分については、第1実施形態と同じ符号を用いており、説明は省略し、相違点について説明する。
第3実施形態の電子カメラ61は、第1実施形態の電子カメラ1と同様の外観を有する。
図7は、電子カメラ61の機能ブロック図である。第3実施形態の第1実施形態との相違点は、第1実施形態の駆動切換スイッチ39のパターン板46にかえて、電子カメラ61が、残量検出部62Aと残量検出部62Bとを備えることである。残量検出部62Aは、バッテリーパック3に充填された電池15Aの電池残量を検出して後述するCPU63に通知する。また、残量検出部62Bは、バッテリーパック3に充填された電池15Bの電池残量を検出して後述するCPU63に通知する。
図7は、電子カメラ61の機能ブロック図である。第3実施形態の第1実施形態との相違点は、第1実施形態の駆動切換スイッチ39のパターン板46にかえて、電子カメラ61が、残量検出部62Aと残量検出部62Bとを備えることである。残量検出部62Aは、バッテリーパック3に充填された電池15Aの電池残量を検出して後述するCPU63に通知する。また、残量検出部62Bは、バッテリーパック3に充填された電池15Bの電池残量を検出して後述するCPU63に通知する。
また、電子カメラ61は、内部に不図示のメモリを備えたCPU63を備える。CPU63は、第1実施形態の電子カメラ1のCPU41と同様に、画像処理回路26、メモリ27、CCD駆動回路32、レンズ用モータ駆動回路35、メインモータ駆動回路36、電力供給回路37の各部を制御する。また、CPU63は、レリーズスイッチ38、残量検出部62A、残量検出部62Bの状態を検知する。また、CPU63は、内部の不図示のメモリに、各部を制御するためのプログラムを予め記録する。
以上説明した構成の電子カメラ61における電力供給時のCPU63の動作について、図8のフローチャートを用いて説明する。
ステップS41において、CPU63は、電子カメラ61の電源がONされたか否かを判定する。そして、CPU63は、電源がONされるとステップS42に進む。
ステップS42において、CPU63は、電池残量検出をONする。CPU63は、残量検出部62Aおよび残量検出部62Bから電池15Aおよび電池15Bの電池残量を取得し始める。
ステップS41において、CPU63は、電子カメラ61の電源がONされたか否かを判定する。そして、CPU63は、電源がONされるとステップS42に進む。
ステップS42において、CPU63は、電池残量検出をONする。CPU63は、残量検出部62Aおよび残量検出部62Bから電池15Aおよび電池15Bの電池残量を取得し始める。
ステップS43において、CPU63は、電池15Aおよび電池15Bの少なくとも一方の電池残量が所定値未満であるか否かを判定する。CPU63は、電池残量が所定値未満である場合にはステップS44に進み、電池残量が所定値以上である場合にはステップS45に進む。
ステップS44において、CPU63は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bの両方から電力供給を行う。このとき、電力供給回路37は、電池15Aおよび電池15Bを並列接続して電力供給を行う。
ステップS44において、CPU63は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bの両方から電力供給を行う。このとき、電力供給回路37は、電池15Aおよび電池15Bを並列接続して電力供給を行う。
ステップS45において、CPU63は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bのうち何れかの電池1個から電力供給を行う。なお、電池15Aおよび電池15Bのうち、何れの電池を使用するかは予めユーザにより指定されているものとする。
そして、ステップS44またはステップS45の処理を終えると、CPU63は、ステップS43に戻り、上述の処理を繰り返す。
そして、ステップS44またはステップS45の処理を終えると、CPU63は、ステップS43に戻り、上述の処理を繰り返す。
以上説明したように、第3実施形態によれば、第1の電池および第2の電池の少なくとも一方から電子カメラ(電力供給対象の機器)への電力の供給において、第1の電池および第2の電池の電池残量を判別し、第1の電池および第2の電池の少なくとも一方の電池残量が所定値未満であると判別すると、第1の電池および第2の電池の両方から電子カメラへと電力を供給する。また、第3実施形態によれば、第1の電池および第2の電池の電池残量が所定値以上であると判別すると、第1の電池から電子カメラへと電力を供給する。したがって、電池残量に合わせて、電力供給を切り換えることにより、電池の性能を十分に発揮することができる。
なお、第3実施形態では、第1の電池および第2の電池の両方の電池残量を測定する例を示したが、第1の電池のみ電池残量の測定を行うことにより構成を簡略化しても良い。
<第4実施形態>
以下、図面を用いて本発明の第4実施形態について説明する。第4実施形態では、第1実施形態と同様に、本発明の電源制御装置を備えた電子カメラを例に挙げて説明を行う。なお、第4実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明を行う。また、第1実施形態と同様の部分については、第1実施形態と同じ符号を用いており、説明は省略し、相違点について説明する。
<第4実施形態>
以下、図面を用いて本発明の第4実施形態について説明する。第4実施形態では、第1実施形態と同様に、本発明の電源制御装置を備えた電子カメラを例に挙げて説明を行う。なお、第4実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明を行う。また、第1実施形態と同様の部分については、第1実施形態と同じ符号を用いており、説明は省略し、相違点について説明する。
第4実施形態の電子カメラ71は、第1実施形態の電子カメラ1と同様の外観を有する。
図9は、電子カメラ71の機能ブロック図である。第4実施形態の第1実施形態との相違点は、第1実施形態の駆動切換スイッチ39のパターン板46にかえて、電子カメラ71が、温度測定部72を備えることである。温度測定部72は、レンズ用ギア28、絞り用ギア29、ミラー用ギア30、シャッタ用ギア31の近傍に配置される。温度測定部72は、電子カメラ1内の温度を測定し、測定結果を後述するCPU73に通知する。
図9は、電子カメラ71の機能ブロック図である。第4実施形態の第1実施形態との相違点は、第1実施形態の駆動切換スイッチ39のパターン板46にかえて、電子カメラ71が、温度測定部72を備えることである。温度測定部72は、レンズ用ギア28、絞り用ギア29、ミラー用ギア30、シャッタ用ギア31の近傍に配置される。温度測定部72は、電子カメラ1内の温度を測定し、測定結果を後述するCPU73に通知する。
また、電子カメラ71は、内部に不図示のメモリを備えたCPU73を備える。CPU73は、第1実施形態の電子カメラ1のCPU41と同様に、画像処理回路26、メモリ27、CCD駆動回路32、レンズ用モータ駆動回路35、メインモータ駆動回路36、電力供給回路37の各部を制御する。また、CPU73は、レリーズスイッチ38、温度測定部72の状態を検知する。また、CPU73は、内部の不図示のメモリに、各部を制御するためのプログラムを予め記録する。
以上説明した構成の電子カメラ71における電力供給時のCPU73の動作について、図10のフローチャートを用いて説明する。
ステップS51において、CPU73は、電子カメラ71の電源がONされたか否かを判定する。そして、CPU73は、電源がONされるとステップS52に進む。
ステップS52において、CPU73は、温度測定をONする。CPU73は、温度測定部72から測定結果を取得し始める。
ステップS51において、CPU73は、電子カメラ71の電源がONされたか否かを判定する。そして、CPU73は、電源がONされるとステップS52に進む。
ステップS52において、CPU73は、温度測定をONする。CPU73は、温度測定部72から測定結果を取得し始める。
ステップS53において、CPU73は、温度測定部72により測定した温度が所定値未満であるか否かを判定する。CPU73は、温度が所定値未満である場合にはステップS54に進み、温度が所定値以上である場合にはステップS55に進む。
ステップS54において、CPU73は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bの両方から電力供給を行う。このとき、電力供給回路37は、電池15Aおよび電池15Bを並列接続して電力供給を行う。
ステップS54において、CPU73は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bの両方から電力供給を行う。このとき、電力供給回路37は、電池15Aおよび電池15Bを並列接続して電力供給を行う。
ステップS55において、CPU73は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bのうち何れかの電池1個から電力供給を行う。なお、電池15Aおよび電池15Bのうち、何れの電池を使用するかは予めユーザにより指定されているものとする。
そして、ステップS54またはステップS55の処理を終えると、CPU73は、ステップS53に戻り、上述の処理を繰り返す。
そして、ステップS54またはステップS55の処理を終えると、CPU73は、ステップS53に戻り、上述の処理を繰り返す。
以上説明したように、第4実施形態によれば、第1の電池および第2の電池の少なくとも一方から電子カメラ(電力供給対象の機器)への電力の供給において、電子カメラ内の温度を測定し、測定した温度が所定値未満である場合は、第1の電池および第2の電池の両方から電子カメラへと電力を供給する。また、第4実施形態によれば、測定した温度が所定値以上である場合は、第1の電池から電子カメラへと電力を供給する。すなわち、低温時は負荷が大きいので、第1の電池および第2の電池の両方から電子カメラへと電力を供給することにより十分な電力供給を行うことができる。したがって、温度に合わせて、電力供給を切り換えることにより、電池の性能を十分に発揮することができる。
<第5実施形態>
以下、図面を用いて本発明の第5実施形態について説明する。第5実施形態では、第1実施形態と同様に、本発明の電源制御装置を備えた電子カメラを例に挙げて説明を行う。なお、第5実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明を行う。また、第1実施形態と同様の部分については、第1実施形態と同じ符号を用いており、説明は省略し、相違点について説明する。
以下、図面を用いて本発明の第5実施形態について説明する。第5実施形態では、第1実施形態と同様に、本発明の電源制御装置を備えた電子カメラを例に挙げて説明を行う。なお、第5実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明を行う。また、第1実施形態と同様の部分については、第1実施形態と同じ符号を用いており、説明は省略し、相違点について説明する。
第5実施形態の電子カメラ81は、第1実施形態の電子カメラ1と同様の外観を有する。
図11は、電子カメラ81の機能ブロック図である。第5実施形態の第1実施形態との相違点は、第1実施形態の駆動切換スイッチ39のパターン板46にかえて、電子カメラ81が、充填判別部82Aと充填判別部82Bとを備えることである。充填判別部82Aは、バッテリーパック3に電池15Aが充填されているか否かを検出して後述するCPU83に通知する。充填判別部82Bは、バッテリーパック3に電池15Bが充填されているか否かを検出して後述するCPU83に通知する。
図11は、電子カメラ81の機能ブロック図である。第5実施形態の第1実施形態との相違点は、第1実施形態の駆動切換スイッチ39のパターン板46にかえて、電子カメラ81が、充填判別部82Aと充填判別部82Bとを備えることである。充填判別部82Aは、バッテリーパック3に電池15Aが充填されているか否かを検出して後述するCPU83に通知する。充填判別部82Bは、バッテリーパック3に電池15Bが充填されているか否かを検出して後述するCPU83に通知する。
また、電子カメラ81は、内部に不図示のメモリを備えたCPU83を備える。CPU83は、第1実施形態の電子カメラ1のCPU41と同様に、画像処理回路26、メモリ27、CCD駆動回路32、レンズ用モータ駆動回路35、メインモータ駆動回路36、電力供給回路37の各部を制御する。また、CPU83は、レリーズスイッチ38、充填判別部82A、充填判別部82Bの状態を検知する。また、CPU83は、内部の不図示のメモリに、各部を制御するためのプログラムを予め記録する。
以上説明した構成の電子カメラ81における電力供給時のCPU83の動作について、図12のフローチャートを用いて説明する。
ステップS61において、CPU83は、電子カメラ81の電源がONされたか否かを判定する。そして、CPU83は、電源がONされるとステップS62に進む。
ステップS62において、CPU83は、電池個数判別をONする。CPU83は、充填判別部82Aおよび充填判別部82Bによる判別結果に基づいて、バッテリーパック3に充填された電池の個数を判別し始める。
ステップS61において、CPU83は、電子カメラ81の電源がONされたか否かを判定する。そして、CPU83は、電源がONされるとステップS62に進む。
ステップS62において、CPU83は、電池個数判別をONする。CPU83は、充填判別部82Aおよび充填判別部82Bによる判別結果に基づいて、バッテリーパック3に充填された電池の個数を判別し始める。
ステップS63において、CPU83は、ステップS62で判別した電池の個数が2個であるか否かを判別する。CPU83は、電池が2個である場合にはステップS64に進み、電池が2個でない(1個である)場合にはステップS65に進む。
ステップS64において、CPU83は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bの両方から電力供給を行う。このとき、電力供給回路37は、電池15Aおよび電池15Bを並列接続して電力供給を行う。
ステップS64において、CPU83は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bの両方から電力供給を行う。このとき、電力供給回路37は、電池15Aおよび電池15Bを並列接続して電力供給を行う。
ステップS65において、CPU83は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bのうち、バッテリーパック3に充填されている方の電池から電力供給を行う。
そして、ステップS64またはステップS65の処理を終えると、CPU83は、通常の撮影モードへと移行する。
そして、ステップS64またはステップS65の処理を終えると、CPU83は、通常の撮影モードへと移行する。
以上説明したように、第5実施形態によれば、第1の電池および第2の電池の少なくとも一方から電子カメラ(電力供給対象の機器)への電力の供給において、充填された電池の個数を判別し、複数の電池が充填されたと判別することに基づき、複数の電池のうち少なくとも2個の電池から電子カメラへと電力を供給し、1個の電池が充填されたと判別することに基づき、1個の電池から電子カメラへと電力を供給する。したがって、充填された電池の個数に合わせて、電力供給を切り換えることにより、電池の性能を十分に発揮することができる。
<第6実施形態>
以下、図面を用いて本発明の第6実施形態について説明する。第6実施形態では、第1実施形態と同様に、本発明の電源制御装置を備えた電子カメラを例に挙げて説明を行う。なお、第6実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明を行う。また、第1実施形態と同様の部分については、第1実施形態と同じ符号を用いており、説明は省略し、相違点について説明する。
以下、図面を用いて本発明の第6実施形態について説明する。第6実施形態では、第1実施形態と同様に、本発明の電源制御装置を備えた電子カメラを例に挙げて説明を行う。なお、第6実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明を行う。また、第1実施形態と同様の部分については、第1実施形態と同じ符号を用いており、説明は省略し、相違点について説明する。
第6実施形態の電子カメラ91は、第1実施形態の電子カメラ1と同様の外観を有する。
図13は、電子カメラ91の機能ブロック図である。第6実施形態の第1実施形態との相違点は、第1実施形態の駆動切換スイッチ39のパターン板46にかえて、電子カメラ91が、焦点調節モード設定スイッチ92を備えることである。焦点調節モード設定スイッチ92は、ユーザ操作に基づく焦点調節モードの設定に使用される。なお、第6実施形態の電子カメラ91は、第1の焦点調節モードと第2の焦点調節モードとを備える。第1の焦点調節モードは、通常の焦点調節モードである。第1の焦点調節モードは、撮影レンズ21が合焦したと電子カメラ91が判断することに基づいて、焦点調節動作を終了するモードである。第2の焦点調節モードは、コンティニュアスの焦点調節モードである。第2の焦点調節モードは、撮影レンズ21が合焦したと電子カメラ91が判断した後も焦点調節動作を継続して行うモードである。焦点調節モード設定スイッチ92は、第1の焦点調節モードと第2の焦点調節モードとのうち、何れの焦点調節モードが設定されたかを検知して後述するCPU93に通知する。
図13は、電子カメラ91の機能ブロック図である。第6実施形態の第1実施形態との相違点は、第1実施形態の駆動切換スイッチ39のパターン板46にかえて、電子カメラ91が、焦点調節モード設定スイッチ92を備えることである。焦点調節モード設定スイッチ92は、ユーザ操作に基づく焦点調節モードの設定に使用される。なお、第6実施形態の電子カメラ91は、第1の焦点調節モードと第2の焦点調節モードとを備える。第1の焦点調節モードは、通常の焦点調節モードである。第1の焦点調節モードは、撮影レンズ21が合焦したと電子カメラ91が判断することに基づいて、焦点調節動作を終了するモードである。第2の焦点調節モードは、コンティニュアスの焦点調節モードである。第2の焦点調節モードは、撮影レンズ21が合焦したと電子カメラ91が判断した後も焦点調節動作を継続して行うモードである。焦点調節モード設定スイッチ92は、第1の焦点調節モードと第2の焦点調節モードとのうち、何れの焦点調節モードが設定されたかを検知して後述するCPU93に通知する。
また、電子カメラ91は、内部に不図示のメモリを備えたCPU93を備える。CPU93は、第1実施形態の電子カメラ1のCPU41と同様に、画像処理回路26、メモリ27、CCD駆動回路32、レンズ用モータ駆動回路35、メインモータ駆動回路36、電力供給回路37の各部を制御する。また、CPU93は、レリーズスイッチ38、焦点調節モード設定スイッチ92の状態を検知する。また、CPU93は、内部の不図示のメモリに、各部を制御するためのプログラムを予め記録する。
以上説明した構成の電子カメラ91における電力供給時のCPU93の動作について、図14のフローチャートを用いて説明する。
ステップS71において、CPU93は、電子カメラ91の電源がONされたか否かを判定する。そして、CPU93は、電源がONされるとステップS72に進む。
ステップS72において、CPU93は、焦点調節モード設定スイッチ92により設定された焦点調節モードが第2の焦点調節モードであるか否かを判定する。CPU93は、焦点調節モードが第2の焦点調節モードである場合にはステップS73に進み、焦点調節モードが第2の焦点調節モードでない(第1の焦点調節モードである)場合にはステップS74に進む。
ステップS71において、CPU93は、電子カメラ91の電源がONされたか否かを判定する。そして、CPU93は、電源がONされるとステップS72に進む。
ステップS72において、CPU93は、焦点調節モード設定スイッチ92により設定された焦点調節モードが第2の焦点調節モードであるか否かを判定する。CPU93は、焦点調節モードが第2の焦点調節モードである場合にはステップS73に進み、焦点調節モードが第2の焦点調節モードでない(第1の焦点調節モードである)場合にはステップS74に進む。
ステップS73において、CPU93は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bの両方から電力供給を行う。このとき、電力供給回路37は、電池15Aおよび電池15Bを並列接続して電力供給を行う。
ステップS74において、CPU93は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bのうち何れかの電池1個から電力供給を行う。なお、電池15Aおよび電池15Bのうち、何れの電池を使用するかは予めユーザにより指定されているものとする。
ステップS74において、CPU93は、電力供給回路37を制御し、電池15Aおよび電池15Bのうち何れかの電池1個から電力供給を行う。なお、電池15Aおよび電池15Bのうち、何れの電池を使用するかは予めユーザにより指定されているものとする。
そして、ステップS73またはステップS74の処理を終えると、CPU93は、ステップS72に戻り、上述の処理を繰り返す。
以上説明したように、第6実施形態によれば、撮影光学系を介した被写体像を撮像する撮像手段と、撮影光学系の焦点を調節する焦点調節手段と、撮影光学系が合焦したか否かを判断する合焦判断手段と、撮影レンズが合焦したと合焦判断手段が判断することに基づいて、焦点調節手段による焦点調節動作を終了する第1の焦点調節モードと、撮影レンズが合焦したと合焦判断手段が判断した後も焦点調節手段による焦点調節動作を継続して行う第2の焦点調節モードとの何れかの焦点調節モードを設定する焦点調節モード設定手段を備えた電子カメラにおいて、第1の電池および第2の電池の少なくとも一方から電子カメラ(電力供給対象の機器)への電力を供給する際に、以下の処理を行う。すなわち、焦点調節モード設定手段の設定に応じて第1の電池から電子カメラへ電力を供給する第1電力供給と、第1の電池および第2の電池の両方から電子カメラへ電力を供給する第2電力供給との何れかを設定する。また、第6実施形態によれば、焦点調節モード設定手段が第1の焦点調節モードを設定することに基づいて第1電力供給を設定し、焦点調節モード設定手段が第2の焦点調節モードを設定することに基づいて第2電力供給を設定する。すなわち、第2の焦点調節モード実行時は動作の負荷が大きいので、第1の電池および第2の電池の両方から電子カメラへと電力を供給することにより十分な電力供給を行うことができる。したがって、焦点調節モードに応じて、電力供給を切り換えることにより、電池の性能を十分に発揮することができる。
以上説明したように、第6実施形態によれば、撮影光学系を介した被写体像を撮像する撮像手段と、撮影光学系の焦点を調節する焦点調節手段と、撮影光学系が合焦したか否かを判断する合焦判断手段と、撮影レンズが合焦したと合焦判断手段が判断することに基づいて、焦点調節手段による焦点調節動作を終了する第1の焦点調節モードと、撮影レンズが合焦したと合焦判断手段が判断した後も焦点調節手段による焦点調節動作を継続して行う第2の焦点調節モードとの何れかの焦点調節モードを設定する焦点調節モード設定手段を備えた電子カメラにおいて、第1の電池および第2の電池の少なくとも一方から電子カメラ(電力供給対象の機器)への電力を供給する際に、以下の処理を行う。すなわち、焦点調節モード設定手段の設定に応じて第1の電池から電子カメラへ電力を供給する第1電力供給と、第1の電池および第2の電池の両方から電子カメラへ電力を供給する第2電力供給との何れかを設定する。また、第6実施形態によれば、焦点調節モード設定手段が第1の焦点調節モードを設定することに基づいて第1電力供給を設定し、焦点調節モード設定手段が第2の焦点調節モードを設定することに基づいて第2電力供給を設定する。すなわち、第2の焦点調節モード実行時は動作の負荷が大きいので、第1の電池および第2の電池の両方から電子カメラへと電力を供給することにより十分な電力供給を行うことができる。したがって、焦点調節モードに応じて、電力供給を切り換えることにより、電池の性能を十分に発揮することができる。
なお、上記各実施形態では、2個の電池から電力供給を行う際に、電力供給回路37は、電池15Aおよび電池15Bを並列接続して電力供給を行う例を示したが、電池15Aおよび電池15Bを直列接続して電力供給を行う構成としても良い。また、並列と直列と適宜を切り換える構成としても良い。
また、第5実施形態を除く上記各実施形態では、1個の電池から電力供給を行う際に、電池15Aおよび電池15Bのうち、何れの電池を使用するかは予めユーザにより指定されている例を示したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、電池残量に応じて電子カメラが指定する構成としても良い。
また、第5実施形態を除く上記各実施形態では、1個の電池から電力供給を行う際に、電池15Aおよび電池15Bのうち、何れの電池を使用するかは予めユーザにより指定されている例を示したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、電池残量に応じて電子カメラが指定する構成としても良い。
また、上記各実施形態を適宜組み合わせて実行するようにしても良い。
また、第1実施形態、第2実施形態、第6実施形態で例を挙げた負荷の大きい動作の他の動作にも、本発明を同様に適用することができる。例えば、撮影レンズ鏡筒の繰り出し動作などを負荷の大きい動作として、電力供給を切り換える構成としても良い。
また、上記各実施形態では、バッテリーパック内に2つの電池を充填可能な例を示したが、3つ以上の電池を充填可能な場合にも本発明を同様に適用することができる。また、一次電池にも本発明を同様に適用することができる。また、バッテリーパックではなく、カメラ本体内に充填可能な電池についても本発明を同様に適用することができる。さらに、一部の電池がカメラの本体内に充填可能で、他の電池が外付け可能な場合についても本発明を同様に適用することができる。
また、第1実施形態、第2実施形態、第6実施形態で例を挙げた負荷の大きい動作の他の動作にも、本発明を同様に適用することができる。例えば、撮影レンズ鏡筒の繰り出し動作などを負荷の大きい動作として、電力供給を切り換える構成としても良い。
また、上記各実施形態では、バッテリーパック内に2つの電池を充填可能な例を示したが、3つ以上の電池を充填可能な場合にも本発明を同様に適用することができる。また、一次電池にも本発明を同様に適用することができる。また、バッテリーパックではなく、カメラ本体内に充填可能な電池についても本発明を同様に適用することができる。さらに、一部の電池がカメラの本体内に充填可能で、他の電池が外付け可能な場合についても本発明を同様に適用することができる。
また、上記各実施形態では、電子カメラを例に挙げて説明を行ったが、銀塩フィルムに画像を記録するカメラにも本発明を適用することができる。銀塩フィルム用カメラの場合は、フィルム装填室とフィルム給装装置とを備えれば良い。フィルム装填室は35mmフィルムのパトローネを装填するためのものである。フィルム給装装置は、フィルム装填室から上記各実施形態のCCD25に相当する位置に銀塩フィルムを給装する装置である。
銀塩フィルム用カメラの場合は、上記各実施形態のCCD25、画像処理回路26、メモリ27は不要である。
銀塩フィルム用カメラのCPUの制御は、上記各実施形態の電子カメラの場合と同じであるので説明は省略する。
また、上記各実施形態では、バッテリーパックを着脱可能な電子カメラを例に挙げて説明を行ったが、電源制御装置を搭載可能であれば、他の機器にも本発明を同様に適用することができる。例えば、ノート型コンピュータなどにも本発明を同様に適用することができる。
銀塩フィルム用カメラのCPUの制御は、上記各実施形態の電子カメラの場合と同じであるので説明は省略する。
また、上記各実施形態では、バッテリーパックを着脱可能な電子カメラを例に挙げて説明を行ったが、電源制御装置を搭載可能であれば、他の機器にも本発明を同様に適用することができる。例えば、ノート型コンピュータなどにも本発明を同様に適用することができる。
1・51・61・71・81・91,電子カメラ 15A・15B,電池 21,撮影レンズ 22,絞り 23,ミラー 24,シャッタ 37,電力供給回路 39,駆動切換スイッチ 41・54・63・73・83・93,CPU 52,ミラー検出スイッチ 53,シャッタ検出スイッチ 62A・62B,残量検出部 72,温度測定部 82A・82B,充填判別部 92,焦点調節モード設定スイッチ
Claims (14)
- 第1の電池と接続可能な第1接続部と、
第2の電池と接続可能な第2接続部と、
前記第1の電池および前記第2の電池の少なくとも一方から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、第1負荷動作の際は前記第1の電池から前記機器へと電力を供給する第1電力供給を行い、第1負荷動作よりも負荷の大きい第2負荷動作の際は前記第1の電池および前記第2の電池の両方から前記機器へと電力を供給する第2電力供給を行う供給手段と
を備えたことを特徴とする電源制御装置。 - 請求項1に記載の電源制御装置において、
前記供給手段は、前記第2負荷動作の開始のタイミングと同期して、前記第1電力供給から、前記第2電力供給に切り換える供給切換スイッチを含む
ことを特徴とする電源制御装置。 - 請求項2に記載の電源制御装置において、
前記機器は、モータと、前記モータの駆動制御を切り換える駆動切換スイッチとを含み、
前記供給手段は、前記駆動切換スイッチを、前記供給切換スイッチとして兼用する
ことを特徴とする電源制御装置。 - 請求項1に記載の電源制御装置において、
前記第1負荷動作から前記第2負荷動作への動作の切り換えを検知する切換検知手段をさらに備え、
前記供給手段は、前記切換検知手段の検知に基づいて、前記第1電力供給を、前記第2電力供給に切り換える
ことを特徴とする電源制御装置。 - 請求項1に記載の電源制御装置において、
前記第2負荷動作の終了を検知する第2動作終了検知手段をさらに備え、
前記供給手段は、第2動作終了検知手段により前記第2負荷動作の終了を検知すると、前記第2電力供給から前記第1電力供給に切り換える
ことを特徴とする電源制御装置。 - 第1の電池と接続可能な第1接続部と、
第2の電池と接続可能な第2接続部と、
前記第1の電池および前記第2の電池の電池残量を判別する残量判別手段と、
前記第1の電池および前記第2の電池の少なくとも一方から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、前記残量判別手段により前記第1の電池および前記第2の電池の少なくとも一方の電池残量が所定値未満であると判別すると、前記第1の電池および前記第2の電池の両方から前記機器へと電力を供給する供給手段と
を備えたことを特徴とする電源制御装置。 - 請求項6に記載の電源制御装置において、
前記供給手段は、前記残量判別手段により前記第1の電池および前記第2の電池の電池残量が前記所定値以上であると判別すると、前記第1の電池から前記機器へと電力を供給する
ことを特徴とする電源制御装置。 - 第1の電池と接続可能な第1接続部と、
第2の電池と接続可能な第2接続部と、
温度を測定する温度測定手段と、
前記第1の電池および前記第2の電池の少なくとも一方から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、前記温度測定手段により測定した温度が前記所定値未満である場合は、前記第1の電池および前記第2の電池の両方から前記機器へと電力を供給する供給手段と
を備えたことを特徴とする電源制御装置。 - 請求項8に記載の電源制御装置において、
前記供給手段は、前記温度測定手段により測定した温度が前記所定値以上である場合は、前記第1の電池から前記機器へと電力を供給する
ことを特徴とする電源制御装置。 - 複数の電池と接続可能な接続部と、
前記接続部に接続された電池の個数を判別する個数判別手段と、
前記接続部に接続された前記複数の電池のうち少なくとも1個の電池から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、複数の電池が前記接続部に接続されたと前記個数判別手段が判別することに基づき、前記複数の電池のうち少なくとも2個の電池から前記機器へと電力を供給し、1個の電池が前記接続部に接続されたと前記個数判別手段が判別することに基づき、前記1個の電池から前記機器へと電力を供給する供給手段と
を備えたことを特徴とする電源制御装置。 - 請求項1から請求項10の何れか1項に記載の電源制御装置を備えた
ことを特徴とするカメラ。 - 被写体像を撮像素子または写真用フィルムに結像する撮影光学系と、
非撮像時に第1絞りポジションに配置され、撮像時に前記第1絞りポジションから開口部分を変化させることにより前記撮影光学系の光束を調整する絞りと、
非撮像時に第1シャッタポジションに配置されることにより前記撮影光学系から前記撮像素子または前記写真用フィルムへの光を遮光し、撮像時に前記第1シャッタポジションから移動することにより前記遮光を解除するシャッタと、
被写界を観察するためのファインダ光学系と、
非撮像時に前記撮影光学系からの光束を前記ファインダ光学系に導く第1ミラーポジションと、撮像時に前記撮影光学系から前記撮像素子または前記写真用フィルムに至る光路から退避する第2ミラーポジションとに選択的に配置される可動式のミラーと、
第1の電池と接続可能な第1接続部と、
第2の電池と接続可能な第2接続部と、
前記第1の電池および前記第2の電池の少なくとも一方から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、撮像後に、前記絞りを第1絞りポジションに戻す動作と前記シャッタを第1シャッタポジションに戻す動作と前記ミラーを第1ミラーポジションに戻す動作との少なくとも1つの動作の際は、前記第1の電池および前記第2の電池の両方から前記機器へと電力を供給する供給手段と
を備えたことを特徴とするカメラ。 - 撮影光学系を介した被写体像を撮像する撮像手段と、
前記撮影光学系の焦点を調節する焦点調節手段と、
前記撮影光学系が合焦したか否かを判断する合焦判断手段と、
前記撮影レンズが合焦したと前記合焦判断手段が判断することに基づいて、前記焦点調節手段による焦点調節動作を終了する第1の焦点調節モードと、前記撮影レンズが合焦したと前記合焦判断手段が判断した後も前記焦点調節手段による焦点調節動作を継続して行う第2の焦点調節モードとの何れかの焦点調節モードを設定する焦点調節モード設定手段と、
第1の電池と接続可能な第1接続部と、
第2の電池と接続可能な第2接続部と、
前記第1の電池および前記第2の電池の少なくとも一方から、電力供給対象の機器へと電力を供給可能であって、前記焦点調節モード設定手段の設定に応じて前記第1の電池から前記機器へ電力を供給する第1電力供給と、前記第1の電池および前記第2の電池の両方から前記機器へ電力を供給する第2電力供給との何れかを設定する供給手段と
を備えたことを特徴とするカメラ。 - 請求項13に記載のカメラにおいて、
前記供給手段は、前記焦点調節モード設定手段が前記第1の焦点調節モードを設定することに基づいて前記第1電力供給を設定し、前記焦点調節モード設定手段が前記第2の焦点調節モードを設定することに基づいて前記第2電力供給を設定する
ことを特徴とするカメラ。
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