JP2007017341A - 固体撮像素子の検査装置および検査方法 - Google Patents

固体撮像素子の検査装置および検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 色むらを形状や位置によらず正確に検出することが固体撮像素子の検査装置および検査方法を提供する。
【解決手段】 CCDイメージセンサが露光された後、CCDイメージセンサを駆動して画像データを取得し、取得した画像データに対してデジタル化し、補間処理を施す。次いで、この画像データをR,G,Bの色別の画像プレーンに分割し、各画像プレーンのゲイン調整を行い、平滑化してランダム雑音を取り除く。そして、R,G,Bの各画像プレーン間の画素データ比を対応する画素ごとに算出し、各画素データ比を規格値(最大値および最小値)と比較して合否を判定する。CCDイメージセンサは、各画素データ比が規格値の範囲内であれば検査合格とされ、規格値の範囲外であれば、色むら不良として検査不合格とされる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、固体撮像素子の検査装置および検査方法に関し、詳しくは、色むらを検出するための技術に関する。
デジタルカメラなどに搭載され、フォトダイオードによって被写体光を光電変換して電子的な画像データを生成するCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの固体撮像素子が普及している。通常、固体撮像素子は、各フォトダイオードに入射させる光の色を決めるカラーフィルタを備えており、これによりカラー化された画像データを生成することができる。
ところで、固体撮像素子のフォトダイオードは、製造プロセスのばらつきなどにより受光特性が不均一となることがあり、また、カラーフィルタは、染色むら(塗布むら)などにより色特性が不均一となることがある。これにより、画像データに、局所的または広範囲にわたって色むらが生じることがあり、この色むらを検出するため手法がいくつか知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平5−60650号公報 特開2004−140714号公報
特許文献1,2記載の手法では、画像データ内の複数の領域について色の評価値(平均値や色ベクトル)を算出し、これを所定の規格値と比較することで色むらを検出するようにしている。しかしながら、実際の色むらは、形状がさまざまであり、発生する位置も定まっていないため、一見似たような色むらであっても、評価値を算出する各領域の大きさと位置との関係により正確に検出されないことがある。例えば、評価値を算出する各領域の大きさに比べて色むらの大きさが極端に小さい場合や、各領域に同じような色むらが位置する場合には検出が困難となる。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、色むらを形状や位置によらず正確に検出することが固体撮像素子の検査装置および検査方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の固体撮像素子の検査装置は、固体撮像素子から取得した画像データを色別の複数の画像プレーンに分割する色分割手段と、前記各画像プレーン間の画素データ比を対応する画素ごとに算出する画素データ比算出手段と、前記画素データ比に基づいて合否を判定する合否判定手段とを備えたことを特徴とする。
なお、前記合否判定手段は、前記画素データ比を所定の規格値と比較して合否を判定することが好ましい。また、前記合否判定手段は、前記画素データ比を所定の規格値と比較し、規格外の前記画素データ比に対応する画素の密集度を所定の基準値と比較して合否を判定することも好ましい。
上記目的を達成するために、本発明の固体撮像素子の検査方法は、固体撮像素子から取得した画像データを色別の複数の画像プレーンに分割し、前記各画像プレーン間の画素データ比を対応する画素ごとに算出し、前記画素データ比に基づいて合否を判定することを特徴とする。
本発明は、固体撮像素子から取得した画像データを色別の複数の画像プレーンに分割し、前記各画像プレーン間の画素データ比を対応する画素ごとに算出し、前記画素データ比に基づいて合否を判定するので、色むらを形状や位置によらず正確に検出することができ、また、固体撮像素子の光感度によらず、規格値を一様に定めることができる。
図1において、検査対象のCCDイメージセンサ(固体撮像素子)10は、インターライン転送方式で構成され、入射光をその光量に応じた信号電荷に変換して蓄積する複数個のフォトダイオード(PD)11と、PD11の垂直列ごとに設けられ、各PD11から信号電荷を読み出して垂直転送する複数本の垂直CCD(VCCD)12と、VCCD12から転送される1水平ライン分の信号電荷を水平転送する水平CCD(HCCD)13と、HCCD13から転送される信号電荷の電荷量に応じた信号電圧(画像データ)を出力する出力アンプ14とを備える。
PD11は、外形が八角形であって、所定のピッチでハニカム状に2次元配列されており、この上には、カラーフィルタやマイクロレンズ(図示せず)が積層されている。PD11に入射される光の色はカラーフィルタによって決定され、Rを付したPD11には赤色の光、Gを付したPD11には緑色の光、Bを付したPD11には青色の光が入射される。カラーフィルタの色配列は、原色のベイヤー配列となっている。
VCCD12、HCCD13、および出力アンプ14は、外部から入力される駆動パルスによって駆動され、PD11に蓄積された信号電荷を順次、読み出し、垂直・水平転送した後、画像データを外部出力する。
図2は、CCDイメージセンサ10から出力される画像データの色むらを検査する検査装置20を示す。検査装置20は、CPU21によって統括的に制御される。パルス発生器22は、読み出しパルス、垂直転送パルス、水平転送パルスなどからなる駆動パルス群を発生してCCDイメージセンサ10を駆動し、CCDイメージセンサ10に画像データを出力させる。
A/D変換器23は、CCDイメージセンサ10から出力される画像データをデジタル信号に変換して信号処理回路24に入力する。信号処理回路24は、入力された画像データに対して補間処理(同時化処理)を施し、各画素に不足している色の画素データを生成する。例えば、R(赤)の画素に対しては、G(緑)およびB(青)の画素データを周囲から推定して求める。信号処理回路24は、この補間処理によりR,G,Bの画素データが同数となった画像データを画像メモリ25に入力する。画像メモリ25は、入力された画像データを記憶する。
CPU21には、色分割部26、ホワイトバランス(WB)処理部27、平滑化処理部28、画素データ比算出部29、および合否判定部30が構成されている。色分割部26は、画像メモリ25に記憶された画像データを、R,G,Bの色別に分け、図3(A)〜(C)に示すように、Rの画素データRxy(x=0〜m,y=0〜n)からなるR画像プレーン、Gの画素データGxy(x=0〜m,y=0〜n)からなるG画像プレーン、およびBの画素データBxy(x=0〜m,y=0〜n)からなるB画像プレーンに分割する。なお、x方向およびy方向はそれぞれ、CCDイメージセンサ10の水平転送方向および垂直転送方向に対応する。
WB処理部27は、白い被写体が白として再現されているかを判定するための所定の評価を行い、得られた評価値に基づき、R,G,Bの各画像プレーンの画素データを色ごとにゲイン調整する。例えば、R,G,Bの各画像プレーンの中央部分から画像データの平均値を算出し、各色の平均値が等しくなるようにゲイン調整を行う。
平滑化処理部28は、各画像プレーンのランダム雑音を除去するために、所定領域ごとに平均化処理やメディアン処理などを施し、平滑化を行う。平均化処理を用いる場合には、各画素データの値を、その画素データとその周囲に隣接する画素データとを対象として算出した平均値に置き換える。メディアン処理を用いる場合には、各画素データの値を、その画素データとその周囲に隣接する画素データとを対象として算出したメディアン値に置き換える。
画素データ比算出部29は、R,G,Bの各画像プレーンの画素データ(Rxy,Gxy,Bxy)を相互に除算し、各画像プレーン間の画素データ比(Rxy/Gxy,Bxy/Gxy,Rxy/Bxy)を算出する。画素データ比算出部29は、具体的には、図4(A)〜(C)に示すように、R画像プレーンをG画像プレーンで画素ごとに除算してR/Gプレーンを、B画像プレーンをG画像プレーンで画素ごとに除算してB/Gプレーンを、R画像プレーンをB画像プレーンで画素ごとに除算してR/Bプレーンをそれぞれ生成する。
合否判定部30は、画素データ比算出部29によって算出された各画像プレーン間の各画素データ比を、所定の規格値(最大値および最小値)と比較し、規格値を超える領域を色むらとして判定する。
次に、検査装置20の作用を図6のフローチャートに沿って説明する。検査装置20は、所定の光源下でCCDイメージセンサ10が露光された後、パルス発生器22によってCCDイメージセンサ10を駆動して画像データを取得し、取得した画像データを、A/D変換器23によりデジタル化し、信号処理回路24により補間処理を行った後、画像メモリ25に格納する。
次いで、検査装置20は、色分割部26によって、画像メモリ25に格納された画像データをR,G,Bの色別の画像プレーンに分割し、WB処理部27によって各画像プレーンのゲイン調整を行い、平滑化処理部28によって各画像プレーンを平滑化してランダム雑音を取り除く。
そして、検査装置20は、画素データ比算出部29によって、R,G,Bの各画像プレーン間の画素データ比を対応する画素ごとに算出し、合否判定部30によって各画素データ比を規格値(最大値および最小値)と比較して合否を判定する。CCDイメージセンサ10は、各画素データ比が規格値の範囲内であれば検査合格とされ、規格値の範囲外であれば、色むら不良として検査不合格とされる。
このように、本発明の検査装置20は、CCDイメージセンサ10のPD11に対応した画素ごとに評価値を算出し、これを規格値と比較して合否の判定を下すため、色むらを形状や位置によらず正確に検出することができる。また、検査装置20は、この評価値として、R,G,Bの各画像プレーン間の画素データ比を用いているため、規格値を、無次元化された値として設定することができる。つまり、CCDイメージセンサ10の光感度によらず、規格値を一様に定めることができる。
なお、上記実施形態では、合否判定部30によって評価値を画素ごとに規格値と比較し、規格外の画素が1つでもあればこれを色むらと判定しているが、本発明はこれに限定されず、これに代えて、規格外の画素が所定数以上密集している場合にこれを色むらと判定するようにしてもよい。
図6は、上記実施形態をこのように変形した場合のフローチャートを示す。この例では、上記と同様にしてR,G,Bの各画像プレーン間の画素データ比を対応する画素ごとに算出した後、これを所定の規格値(最大値および最小値)と比較して、規格外の画素データ比に対応する画素の密集度(画素数)を算出して、これを所定の基準値と比較し、密集度が基準値以下であれば検査合格とし、密集度が基準値を超えれば色むら不良として検査不合格とする。
また、上記実施形態では、R/G,B/G,R/Bの画素データ比を評価値として用いているが、本発明はこれに限定されず、これ以外に例えば、G/R,B/R,G/Bの画素データ比を評価値として用いてもよい。
また、上記実施形態では、CCDイメージセンサ10から出力される画像データがR,G,Bの原色の3色で構成される場合を例示して説明しているが、本発明はこれに限定されず、例えば、画像データがC(シアン),M(マゼンダ),Y(イエロー)の補色の3色にG(緑)を加えた4色で構成される場合などにも同様に適用することができる。
また、上記実施形態では、固体撮像素子としてCCDイメージセンサ10を例示して説明しているが、本発明はこれに限定されず、他の固体撮像素子、例えば、CMOSイメージセンサに対しても適用することができる。
CCDイメージセンサの構成を示す概略図である。 検査装置の構成を示すブロック図である。 R,G,Bの各画像プレーンを示す図である。 R/G,B/G,R/Bの各プレーンを示す図である。 検査装置の作用を示すフローチャートである。 本発明の変形例を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 CCDイメージセンサ
20 検査装置
21 CPU
22 パルス発生器
23 A/D変換器
24 信号処理回路
25 画像メモリ
26 色分割部
27 ホワイトバランス処理部
28 平滑化処理部
29 画素データ比算出部
30 比較判定部

Claims (4)

  1. 固体撮像素子から取得した画像データを色別の複数の画像プレーンに分割する色分割手段と、前記各画像プレーン間の画素データ比を対応する画素ごとに算出する画素データ比算出手段と、前記画素データ比に基づいて合否を判定する合否判定手段とを備えたことを特徴とする固体撮像素子の検査装置。
  2. 前記合否判定手段は、前記画素データ比を所定の規格値と比較して合否を判定することを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子の検査装置。
  3. 前記合否判定手段は、前記画素データ比を所定の規格値と比較し、規格外の前記画素データ比に対応する画素の密集度を所定の基準値と比較して合否を判定することを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子の検査装置。
  4. 固体撮像素子から取得した画像データを色別の複数の画像プレーンに分割し、前記各画像プレーン間の画素データ比を対応する画素ごとに算出し、前記画素データ比に基づいて合否を判定することを特徴とする固体撮像素子の検査方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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