JP2007017082A - 循環式貯湯給湯システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 貯湯槽1が、温度成層を形成する形態で給湯水を貯留する温度成層型に構成され、循環管路10が、貯湯槽1の最上部2から往管路8に給湯水が流出すると共に復管路9から貯湯槽1の最下部3に給湯水が流入する形態で、貯湯槽1に対して接続され、復管路9に、給湯水の放熱を促す放熱手段20を備えた。
【選択図】 図1
Description
特に、ホテル等の業務用途では、給湯管路が長くなるため、上述のような不便と無駄を回避することが望まれる。
そして、このような従来の循環式貯湯給湯システム500は、循環管路110における少なくとも給湯栓105との接続部106よりも上流側の給湯水の温度を適切な給湯適温(例えば50℃)以上に保つことで、その給湯適温以上の給湯水を、循環管路110を通じて即時に給湯栓105に供給することができる。
このような温度成層型の貯湯槽の上部に温度の低い給湯水が流入すると温度成層が壊れるため、原動機から排出される給湯水の温度は、循環流量を調節するなどして制御され、高温に維持される。
即ち、貯湯槽を温度成層型に構成すると共に、上述した従来の循環式貯層給湯システムのように循環管路等を設けて、給湯適温以上の給湯水を、循環管路を通じて即時に給湯栓に供給することができるように構成することは困難であった。
前記循環管路が、前記貯湯槽の上部から前記往管路に給湯水が流出すると共に前記復管路から前記貯湯槽の下部に給湯水が流入する形態で、前記貯湯槽に対して接続され、
前記復管路に、前記給湯水の放熱を促す放熱手段を備えた点にある。
また、貯湯槽が、コージェネレーション装置等により加熱された給湯水を貯留するように構成する場合において、貯湯槽の下部の給湯水の温度を比較的低温(例えば25℃)に保つことができるので、その貯湯槽の下部から取り出した低温の水によりコージェネレーション装置の冷却を十分に行うことができ、それにより加熱された給湯水を貯湯槽の上部に供給して貯留することができる。
また、上記のように貯湯槽の温度成層が破壊されずに良好に維持されるので、循環管路において給湯水の循環流量を大流量とする必要がなく、その循環流量は給湯栓に到達する給湯水の温度が給湯適温以上となる程度に極めて小さくすることができるので、循環管路における循環動力を極めて小さくすることができ、更に、復管路を細径かつ無保温の管路で構成することができるので、設備費を削減することができる。
そこで、上記第2特徴構成によれば、復管路に上記復管路逆流防止手段を設けることで、給湯時に、給湯栓との接続部に放熱手段側から低温の給湯水が逆流することを防止することができるので、給湯栓から吐出される給湯水の温度を給湯適温以上に保つことができる。
前記復管路の前記放熱手段よりも下流側を前記給水管路に接続して、前記給水管路が前記復管路の一部として利用されている点にある。
即ち、給湯栓に対して近傍又は混合栓として一体化されて給水栓が存在すると期待でき、この場合、その給水栓に接続される給水管路を復管路と兼用できれば、復管路を別途施工する必要がなくなり、安価に循環管路を構成することができる。
そして、復管路に設けられた放熱手段を用いて、放熱手段の下流側の給湯水の温度を給水温度並みに低下させている。従って、復管路の放熱手段よりも下流側を耐熱仕様とされていない給水管路に接続しても技術的に問題なく、使用上も給水管路を通じて給水栓から水を出そうとして湯が出るという不都合や危険を生じることもなく、更には、復管路から給水管路に流入する水は、給水管路に供給される上水と同じものが加熱(例えば殺菌も行われる)後に放冷されただけで、特に滞留もしていないので、衛生上の不都合も生じない。給水栓を開けば、給水栓から放出される水に、放冷されて給水温度に近くなった給湯水が僅かに混じるだけである。
即ち、本発明に係る循環式貯湯給湯システムは、循環管路における給湯水の循環流量が極めて少量で済むところに最大の特長がある。貯湯槽を流出した比較的高温((例えば80℃)の給湯水は、保温された往管路中を流れながら放熱するが、給湯栓との接続部に達した時点で、給湯適温(例えば60℃)以上に保たれていればよい。従って、循環水量は極めて小さくて(例えば0.2L/min)良く、電動ポンプ等の動力源を使うまでもなく、貯湯槽と前記循環管路とに渡る自然循環によって給湯水に流動を起こさせることができる。
尚、自然循環の原理は、温度差に基づく水の密度差であるが、貯湯槽の上部に貯留される高温の給湯水は、往管路と放熱手段を備えた復管路とで構成される循環管路の閉ループ中の放熱手段によって給水温度近くまで冷却されるので、自然対流を起こして循環を継続する。必要な自然循環流量を確保するための温度差は十分である。
そこで、このような場合には、上記放熱手段を上記貯湯槽の最上部よりも上方に配置することで、上記自然循環を適切に発生させることができる。即ち、上記放熱手段を上記貯湯槽の最上部よりも上方に配置すれば、貯湯槽に形成される温度成層の境界部よりも上方の高さ領域において、貯湯槽には比較的密度が低い高温の給湯水が貯留され、一方、循環管路の放熱手段の下流側には比較的密度が高い低温の給湯水が存在することになる。従って、貯湯槽に形成される温度成層の境界部を上昇させて、貯湯槽と循環管路との圧力を平衡状態とするべく、循環管路において適切な自然対流が発生することになる。
即ち、本発明では、循環管路における循環流量を極めて小さくできることから、放熱手段で放熱すべき熱量も小さくて済む。従って、放熱手段を、自然対流と放射を放熱原理とするように構成することができ、強制対流を起こすためのファンが必要ないため、その動力が不用になるだけでなく、騒音も発生することがないため、住宅用には特に好適である。
更に、このような微小な熱量を放熱させるのであれば、放熱手段として敢えて特別な熱交換器を使用する必要もなく、復管路を、熱伝導率の高い金属(例えば銅、錫等)等の熱良導体の細管としたり、更には温水復管路の全部もしくは一部を非保温管としたりして、放熱手段を実現することが可能である。
従って、放熱手段は、個々の給湯栓ごとに設ける必要がなく、最も下流側の給湯栓の接続部よりも下流側に配置された復管路に設けるだけでよく、簡便になる。循環管路(往管路)から夫々の給湯栓までの給湯管路長は例えば1m未満と短くすることができ、更に、その給湯管路の管径も小さくすることができるので、給湯開始時の捨て水量は僅かであり、給湯適温以上の給湯水が吐出されるまでの待ち時間は殆ど発生しない。
即ち、本発明に係る循環式貯湯給湯システムにおいては、循環管路において給湯水の循環を、適当な流れの向き(貯湯槽の上部から給湯水を取り出し貯湯槽の下部に給湯水を返す向き)に起こすと共に、その循環管路における給湯水の循環流量を適当な範囲に維持する必要がある。そこで、上記循環流量制御手段により、例えば循環管路において最下流側に接続された給湯栓との接続部付近に設置された温度検出部で検出される給湯水の温度が給湯適温以上となるように給湯水の循環流量を制御して、夫々の給湯部へ給湯適温以上に維持された給湯水を適正に供給することができる。
前記貯湯槽の下部から熱源機を介して上部に至るように敷設された冷却水管路とを備え、
前記貯湯槽の下部から前記冷却水管路に取り出した水を、前記熱源機により目標貯湯温度以上に加熱した後に、前記貯湯槽の上部に戻すように構成されている点にある。
また、本発明に係る循環式貯湯給湯システムでは、最下流の給湯栓での給湯水の温度が給湯適温以上あれば良いため、貯湯槽から最下流の給湯栓に至るまでの往管路中での給湯水の温度低下を最大限許容する。従って、循環管路における給湯水の循環流量を従来に比べて極端に小さくでき、その結果、給湯水を循環させるための循環動力の削減、管路放熱の減少、復管路の口径の縮小及び復管路の保温の省略が可能になるという特筆すべき効果を発揮する。
なお、給湯水の循環を常時行えば、循環を行わない単管の給湯方式と比較すれば管路からの放熱による熱損失が増加するという負の効果も発生するが、これは捨て水の減少という省資源効果と相殺されるものである。また、深夜にはタイマー等を利用して、循環運転を休止することも可能であり、その場合には湯待ち時間は発生するにしても従来の単管給湯方式に戻るに過ぎず、実用上の大きな問題は生じない。更には、電力負荷があるにもかかわらず、貯湯槽への蓄熱が満了すれば運転を停止せざるを得ない熱主運転のコージェネレーション装置においては、上記放熱による熱負荷増でコージェネレーション装置の稼働率が向上し、熱に比べれば価値の高い電力を多く生産できることで熱損失の一部は相殺され得る。発電を継続するために、クーリングタワー等を用いて積極的に放熱する電主運転に比べれば、十分に省エネルギーであるとも言うことができる。
第1実施形態の本発明システム100について図1に基づいて説明する。
本発明システム100は、給湯水を貯留する貯湯槽1と、その貯湯槽1から湯水混合栓(給湯栓の一例)5との接続部6に至る往管路8と当該接続部6から貯湯槽1に至る復管路9とからなる循環管路10とを備え、貯湯層1に貯留されている給湯水を循環管路10に循環させて当該循環管路10から湯水混合栓5に給湯する循環式貯湯給湯システムとして構成されている。
また、循環管路10が湯水混合栓5よりも下方に設置されている場合には、自然対流が生じて循環管路10から分岐する給湯管路7中の給湯水の温度が上昇することも期待できる。
尚、上記熱源機30としては、ボイラや湯沸器を用いるのが通常であるが、エンジン駆動発電機や燃料電池などのコージェネレーション装置やヒートポンプ装置などを利用することができる。
詳しくは、冷却水管路31において貯湯槽1の最上部2側に供給される温水の温度を検出する温度センサ33を備え、冷却水ポンプ32の動力を温度センサ33の検出結果に基づいて制御して、貯湯槽1の最上部2側に供給される温水の温度が適切な温度以上となるように制御されているので、貯湯槽1に貯留されている給湯水は、最上部2側に高温層を形成し最下部3側に低温層を形成する形態で、温度成層を形成して貯留されている。
尚、貯湯槽1に付随する減圧弁(あるいは減圧逆止弁)や逃し弁等、冷却水管路31に付随する流量調整弁等の通常設置される補機等については、図示を省略しているものもある。
従って、この放熱手段20により、貯湯槽1の最上部2から往管路8に流出し湯水混合栓5に供給されずに復管路9に戻された給湯水の温度(例えば60℃)が、貯湯槽1の最下部3に流入させても貯湯槽1の温度成層を破壊しない温度にまで低下される。
また、貯湯槽1の最下部3の給湯水の温度を比較的低温(例えば25℃)に保たれるので、熱源機30がコージェネレーション装置である場合には、その貯湯槽1の最下部3から冷却水管路31に取り出された低温の水により、そのコージェネレーション装置が十分に冷却される。
そして、貯湯槽1の温度成層が破壊されず、貯湯槽1の最上部2から往管路8に流出する給湯水の温度は略常時高温に保たれるので、循環管路10における給湯水の循環流量を大流量とすることなく極微量(例えば、0.21L/min)としても、湯水混合栓5との接続部6に到達する給湯水の温度が給湯適温以上に保たれる。
また、復管路9については、その復管路9を流通する給湯水の流量が小さく温度も低いので、往管路8より数サイズ小さい銅の細径管やポリエチレン等の樹脂の細径管を裸管で用いることができる。
また、循環管路10における給湯水の循環流量は極微量(例えば、0.21L/min)で構わないので、循環ポンプ11は吐出能力が小さい小型のものが利用できるが、このような小型の電動の循環ポンプ11を入手しがたく、循環管路10における給湯水の循環流量は過多になりがちである。
尚、上記温度センサ14は、循環管路10において、湯水混合栓5との接続部6の代表温度を検知できる位置に設置すべきである。例えば、温度センサ14を復管路9の無保温の位置等に設置すれば、給湯水の温度降下が早くなり、接続部6における給湯水の温度維持には十分であるが、循環管路10における循環流量が増加して省エネルギーに反することになるからである。
従って、復管路9には、接続部6側から放熱手段20側に向かう給湯水の循環流を許容すると共に、放熱手段20側から接続部6側に向かう給湯水の逆流を防止する復管路逆流防止手段として逆止弁13が設置されている。尚、後述する循環流量調整弁12や減圧弁等ように復管路9に設置される機器が逆流防止機能を有している場合や復管路9における逆流流量が十分に小さい場合などには、このような逆止弁13の設置を省略することができる。
尚、湯水混合栓5の代わりに、上記給湯水を吐出するための給湯栓と、上記上水を吐出するための給水栓とを個別に設けても構わない。
第2実施形態の本発明システム200について図2に基づいて説明する。尚、他の実施形態と同様の構成については同じ符号を使用して説明を割愛する場合がある。
第3実施形態の本発明システム300について図3に基づいて説明する。尚、他の実施形態と同様の構成については同じ符号を使用して説明を割愛する場合がある。
そこで、本発明システム300では、上述した第1実施形態で設けた循環ポンプ11を省略して、放熱手段20における給湯水の温度低下により形成される密度差を利用して、貯湯槽1と循環管路10とに渡って給湯水を自然循環させるように構成されており、省エネルギー性及び経済性が向上されている。 更に、上記放熱手段20は、鉛直方向において、上記貯湯槽1の最上部2よりも上方に配置されているので、貯湯槽1に形成される温度成層の境界部を上昇させて、貯湯槽1と循環管路10との圧力を平衡状態とするべく、上記のような循環管路10における給湯水の自然循環が適切に発生することになる。
第4実施形態の本発明システム400について図4に基づいて説明する。尚、他の実施形態と同様の構成については同じ符号を使用して説明を割愛する場合がある。
また、給湯管路7は、一般的には配管分枝工法にて施工される。これは、給水管路25にあっても同じである。他の給湯管路工法として、ヘッダー工法が知られているが、このヘッダー工法は細径配管を用いてヘッダーと各給湯栓とを個々に接続する工法であり、管路の滞留水量を減らして捨て水量と給湯待ち時間を減少させるものであり、本発明と目的を一部共通にしている。しかしながら、ヘッダー工法では、一般に、ヘッダーからの給湯管路の長さが長くなって設備費が高額になると共に、放熱面積が増加するため、給湯水の循環を行うためには不都合な面がある。
即ち、上記配管分枝工法にあっては、一の往管路8を各湯水混合栓5a,5b,5c設置場所近傍に配置し、そこから夫々の湯水混合栓5a,5b,5cへ通じる夫々の給湯管路7a,7b,7cを接続部6a,6b,6cから分枝して、一の往管路8に湯水混合栓5a,5b,5cを個々に接続していく。尚、住宅においては、夫々の給湯管路7a,7b,7cの長さは通常1m未満である。これは、床下の往管路8から流しや浴槽に取り付けられた湯水混合栓5等の給湯栓までの長さに対応している。
尚、本発明システム400は、上述した第2実施形態と同様に、給水管路25が復管路9の一部として利用されており、更には、第3実施形態と同様に、循環ポンプ11を省略して、貯湯槽1と循環管路10とに渡って給湯水を自然循環させるように構成することも可能である。
2:上部
3:下部
5,5a,5b,5c:湯水混合栓(給湯栓の一例)
6,6a,6b,6c:接続部
8:往管路
9:復管路
10:循環管路
20:放熱手段
25:給水管路
35:循環流量制御手段
100,200,300,400:循環式貯湯給湯システム
Claims (8)
- 給湯水を貯留する貯湯槽と、前記貯湯槽から給湯栓との接続部に至る往管路と当該接続部から貯湯槽に至る復管路とからなる循環管路とを備え、前記貯湯層に貯留されている給湯水を前記循環管路に循環させて当該循環管路から前記給湯栓に給湯する循環式貯湯給湯システムであって、
前記貯湯槽が、温度成層を形成する形態で給湯水を貯留する温度成層型に構成され、
前記循環管路が、前記貯湯槽の上部から前記往管路に給湯水が流出すると共に前記復管路から前記貯湯槽の下部に給湯水が流入する形態で、前記貯湯槽に対して接続され、
前記復管路に、前記給湯水の放熱を促す放熱手段を備えた循環式貯湯給湯システム。 - 前記復管路に、前記放熱手段側から前記接続部側に向かう給湯水の逆流を防止する復管路逆流防止手段を備えた請求項1に記載の循環式貯湯給湯システム。
- 前記貯湯槽の下部に供給される上水を給水栓に供給する給水管路を備え、
前記復管路の前記放熱手段よりも下流側を前記給水管路に接続して、前記給水管路が前記復管路の一部として利用されている請求項1又は2に記載の循環式貯湯給湯システム。 - 前記放熱手段における給湯水の温度低下により形成される密度差を利用して、前記貯湯槽と前記循環管路とに渡って給湯水を自然循環させるように構成されている請求項1〜3の何れか一項に記載の循環式貯湯給湯システム。
- 前記放熱手段が、自然対流と放射を放熱原理とするものである請求項1〜4の何れか一項に記載の循環式貯湯給湯システム。
- 前記給湯栓が複数配置されていると共に、一の前記往管路に対して前記複数の給湯栓の夫々が順次接続されている請求項1〜5の何れか一項に記載の循環式貯湯給湯システム。
- 前記循環管路において最下流側に接続された前記給湯栓との接続部に到達する給湯水の温度が給湯適温以上となるように、前記循環管路における給湯水の循環流量を制御する循環流量制御手段を備えた請求項1〜6の何れか一項に記載の循環式貯湯給湯システム。
- 前記貯湯槽の下部に水を供給する給水管路と、
前記貯湯槽の下部から熱源機を介して上部に至るように敷設された冷却水管路とを備え、
前記貯湯槽の下部から前記冷却水管路に取り出した水を、前記熱源機により目標貯湯温度以上に加熱した後に、前記貯湯槽の上部に戻すように構成されている請求項1〜7の何れか一項に記載の循環式貯湯給湯システム。
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