JP2007015646A - パネル可動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パネルの上下方向の移動と傾斜動作に加え、前後方向の移動も可能なパネル可動装置を提供する。
【解決手段】装置本体1に対し前後方向に移動可能で上下方向に傾斜動作可能に組み付けられたシャーシ2と、このシャーシ2の前方に配置されるパネル6と、このパネル6をシャーシ2に対し上下方向に移動可能に組み付けるリンク機構5とを備える。そして、シャーシ2の前後方向移動をガイドし、その前進位置において上下方向の傾斜動作をガイドするガイド機構(ピン12、ガイド溝21・22)を備える。シャーシ2には、駆動源31と、この駆動源31の動力をリンク機構5に伝達するギア機構とを備える。さらに、ギア機構のギアを有する部材4の回転に対応して、シャーシ2を前方に移動させた後、上下方向に傾斜動作させるカム機構(ピン11、カム溝45)を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、パネル可動装置に関する。
例えば車載表示装置において、装置本体に対しリンク機構を用いて表示パネルを下方に移動させつつ傾斜させるようにしたものがある(特許文献1参照)。
また、リンク機構を用いてカバーパネル(蓋体)を上下に移動させることで、上下に並んだ車載音響機器と収納ボックスのいずれか一方を覆い隠すようにしたものもある(特許文献2参照)。
特開2004−42693号公報 特許第2780892号公報
ところで、以上の技術を組み合わせても、パネルの上下方向の移動と傾斜動作が可能となるだけに過ぎない。
本発明の課題は、パネルの上下方向の移動と傾斜動作に加え、前後方向の移動も可能なパネル可動装置を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、装置本体に対し前後方向に移動可能で上下方向に傾斜動作可能に組み付けられたシャーシと、このシャーシの前方に配置されるパネルと、このパネルを前記シャーシに対し上下方向に移動可能に組み付けるリンク機構とを備えるパネル可動装置を特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のパネル可動装置であって、前記シャーシの前後方向移動をガイドし、その前進位置において上下方向の傾斜動作をガイドするガイド機構を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のパネル可動装置であって、駆動源と、この駆動源の動力を前記リンク機構に伝達するギア機構とを前記シャーシに備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のパネル可動装置であって、前記ギア機構のギアを有する部材の回転に対応して、前記シャーシを前方に移動させた後、上下方向に傾斜動作させるカム機構を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載のパネル可動装置であって、前記パネルは、車載表示装置の表示パネルであることを特徴とする。
本発明によれば、シャーシが前後方向に移動して上下方向に傾斜動作し、シャーシに対しパネルがリンク機構により上下方向に移動することで、パネルが上下方向の移動と傾斜動作に加え、前後方向にも移動できる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
本発明を適用したパネル可動装置の一実施形態を示す図1から図6において、1はケース(装置本体)、10は中ケース、2はシャーシ、3は駆動機構、4はカム部材、5はリンク機構、6は表示パネルである。
装置本体をなすケース1の内部に、中ケース10、シャーシ2、駆動機構3、カム部材4及びリンク機構5が組み込まれており、リンク機構5はケース1の外部に突出していて表示パネル6を備えている。
ケース1は、図5及び図6に示すように、内部に左右両側面のピン1Aにより支持した中ケース10を収容している。この中ケース10は、左右両側面に、図2以降に詳細に示すように、前後のピン11・12を備えるとともに、ピン11の近傍(図示右側)にガイド溝13を形成してなる。また、ケース1の左右両側面には、ピン12の近傍(図示右側)に検出スイッチ15と上下の検出スイッチ16・17が備えられている。
シャーシ2は、中ケース10のピン12が係合する水平方向のガイド溝21及びその上下方向に円弧状のガイド溝22を連続形状に形成するとともに、中ケース10のガイド溝13に係合するピン23を備えている。また、上下の検出スイッチ26・27を備えている。
このシャーシ2は、中ケース10のピン12が係合するガイド溝21に沿って前後方向にスライド可能である。また、シャーシ2のピン23も中ケース10のガイド溝13に沿って前後方向にスライド可能である。
以上のシャーシ2の左右両側面に、駆動機構3、カム部材4及びリンク機構5が組み付けられている。
駆動機構3は、駆動源であるモータ31のモータ軸上に備える駆動ギア32に大径ギア33が噛み合い、この大径ギア33と同軸上に小径ギア34を一体化して備える。この小径ギア34にカム部材4の被動ギア41が噛み合っている。
カム部材4はシャーシ2のピン23を中心に回転自在に組み付けられている。このカム部材4は、その外周に、図2(a)において右側の被動ギア41と上下及び左側の三箇所に離間するギア42・43・44を備えるとともに、中ケース10のピン11が係合するカム溝45を形成してなる。このカム溝45は、図2(a)で左側のギア43側を中央位置としてピン23を挟んでその上下両側に向けて近付く略U字形のカムプロフィールをなしている。
そして、左右のカム部材4の回転中心となるピン23は、図1に示すように、連結シャフト24により一体化されている。これにより、パネル可動装置を構成する左右の機構が同期して動作する。
リンク機構5は、上下のアーム51・52をシャーシ2のカム部材4側の端部にピン53・54により回動自在に組み付けてなるものである。上方のアーム51はピン53を挟んだ両側にギア55・56を備えており、ギア55はカム部材4のギア42と噛み合い可能で、ギア56はギア43と噛み合い可能である。下方のアーム52はピン54を挟んだ両側にギア57・58を備えており、ギア57はギア43と噛み合い可能で、ギア58はギア44と噛み合い可能である。
以上のリンク機構5、すなわち、上下のアーム51・52の先端部には、表示パネル6がピン63・64により連結して支持されている。この表示パネル6にはパネルスイッチ61が設けられている。
次に、以上の構成による表示パネル6の可動装置の動作について説明する。
まず、図1(a)はパネル収納状態(未動作状態)を示したもので、図2(a)に示すように、車両のインストルメントパネル内にケース1が組み付けられた状態を示している。この時、中ケース10のピン12がシャーシ2のガイド溝21の前端側(図示左側)に位置して、シャーシ2のピン23が中ケース10のガイド溝13の後端側(図示右側)に位置している。
そして、アーム51・52はカム部材4のギアの無い外周部位に位置している。
以上のパネル収納状態はシャーシ2が検出スイッチ15を押すことにより検出される。
図1(b)はパネル前進動作状態を示したもので、表示パネル6のパネルスイッチ61を例えば押し込み操作すると、図2(b)に示すように、モータ31の駆動によりギア32・33・34を介してカム部材4が矢印で示した反時計回りに回転する。このカム部材4の回転により、そのカム溝45に係合したピン11を備えた中ケース10を基準にシャーシ2が図示左側に前進動作する。すなわち、ピン12に沿ってガイド溝21が前進するとともに、ガイド溝13に沿ってピン23が前進する。
そして、ピン12がガイド溝21の後端側(図示右側)に位置するとともに、ピン23がガイド溝13の前端側(図示左側)に位置して、図示しない検出スイッチの検出によりモータ31が停止する。
従って、図示のように、表示パネル6がインストルメントパネルから手前に突出状態となる。
図1(c)はパネル上方動作状態を示したもので、図2(b)の状態からパネルスイッチ61を上側に操作すると、図3(a)に示すように、モータ31の駆動によりカム部材4がさらに反時計回りに回転し、その外周に備えたギア42・43がアーム51・52のギア55・57がそれぞれ噛み合う。これにより、アーム51・52がピン53・54を支点に図示時計回りに回動して、表示パネル6が上方へ移動する。この状態は、アーム51が検出スイッチ26を押すことにより検出され、モータ31が停止する。
従って、図示のように、上方へ移動した表示パネル6の下方に表れた操作スイッチ7を操作する等して、内部機器やディスク等のメディアM1を挿入したり排出したりすることができる。
図3(b)はパネル下方動作状態を示したもので、図2(b)の状態からパネルスイッチ61を下側に操作すると、モータ31の逆転駆動によりカム部材4が図示時計回りに回転し、図2(a)のパネル収納状態を経て、再びパネル前進動作状態(図2(b)とカム溝45が上下対象位置)に至る。
続いて、カム部材4の外周に備えたギア43・44がアーム51・52のギア56・58がそれぞれ噛み合う。これにより、アーム51・52がピン53・54を支点に図示反時計回りに回動して、表示パネル6が下方へ移動する。この状態は、アーム52が検出スイッチ27を押すことにより検出され、モータ31が停止する。
従って、図示のように、下方へ移動した表示パネル6の上方に表れた操作スイッチ8を操作する等して、内部機器やディスク等のメディアM2を挿入したり排出したりすることができる。
図1(d)はパネル上方傾斜動作状態を示したもので、図3(a)の状態から表示パネル6を手で持ち上げることにより、図4(a)に示すように、ピン1Aを支点にしてシャーシ2が図示時計回りに回動し、表示パネル6が上方移動位置から上方へ向けて傾斜した状態となる。この状態は、シャーシ2が検出スイッチ17を押すことにより検出される。
従って、表示パネル6の表示画面の視認性が向上するとともに、パネルスイッチ6を含む各種スイッチ等の操作性が向上する。また、表示部6の下方に表れた内部機器に対するメンテナンス性も優れる。
このような表示パネル6の上方傾斜状態において、図示したように、ピン23を中心とする円弧状のガイド溝22の上端側にピン12が位置している。
図1(e)はパネルの下方傾斜動作状態を示したもので、図3(b)の状態から表示パネル6を手で押し下げることにより、図4(b)に示すように、ピン1Aを支点にしてシャーシ2が図示反時計回りに回動し、表示パネル6が下方移動位置から下方へ向けて傾斜した状態となる。この状態は、シャーシ2が検出スイッチ16を押すことにより検出される。
従って、表示部6の上方に表れた内部機器に対するメンテナンス性に優れる。
このような表示パネル6の下方傾斜状態において、図示したように、ピン23を中心とする円弧状のガイド溝22の下端側にピン12が位置している。
なお、以上の実施形態においては、シャーシの前後移動をカム機構によるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、シャーシを別のモータを用い例えばラックとピニオン等により前後に駆動させても良い。
そして、実施形態において、シャーシの上下傾斜を手動によるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、シャーシを別のモータを用い電動により自動で上下傾斜動作させても良い。
また、実施形態では、車載表示装置の表示パネルとしたが、他の車載電子装置のカバーパネルやフロントパネル等であっても良い。
さらに、パネル可動装置は車載用に限らず他の一般装置など適用も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明を適用したパネル可動装置の一実施形態を示すもので、パネルの未動作状態を示した概略斜視図(a)、パネルの前進動作状態を示した概略斜視図(b)、パネルの上方動作状態を示した概略斜視図(c)、パネルの上方傾斜動作状態を示した概略斜視図(d)、パネルの下方傾斜動作状態を示した概略斜視図(e)である。 図1の内部機構の構成を示すもので、パネルの未動作状態を示した概略側面図(a)、パネルの前進動作状態を示した概略側面図(b)である。 パネルの上方動作状態を示した概略側面図(a)、パネルの下方動作状態を示した概略側面図(b)である。 パネルの上方傾斜動作状態を示した概略側面図(a)、パネルの下方傾斜動作状態を示した概略側面図(b)である。 パネル可動装置の主要部を破断して示した概略部分平面図である。 中ケース及びシャーシの関係を示した概略斜視図である。
符号の説明
1 ケース(装置本体)
1A ピン
10 中ケース
11・12 ピン
13 ガイド溝
15・16・17 検出スイッチ
2 シャーシ
21・22 ガイド溝
23 ピン
24 連結シャフト
26・27 検出スイッチ
3 駆動機構
31 モータ(駆動源)
32・33・34 ギア
4 カム部材
41・42・43・44 ギア
45 カム溝
5 リンク機構
51・52 アーム
55・56・57・58 ギア
6 表示パネル
61 パネルスイッチ

Claims (5)

  1. 装置本体に対し前後方向に移動可能で上下方向に傾斜動作可能に組み付けられたシャーシと、
    このシャーシの前方に配置されるパネルと、
    このパネルを前記シャーシに対し上下方向に移動可能に組み付けるリンク機構とを備えることを特徴とするパネル可動装置。
  2. 前記シャーシの前後方向移動をガイドし、その前進位置において上下方向の傾斜動作をガイドするガイド機構を備えることを特徴とする請求項1に記載のパネル可動装置。
  3. 駆動源と、この駆動源の動力を前記リンク機構に伝達するギア機構とを前記シャーシに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のパネル可動装置。
  4. 前記ギア機構のギアを有する部材の回転に対応して、前記シャーシを前方に移動させた後、上下方向に傾斜動作させるカム機構を備えることを特徴とする請求項3に記載のパネル可動装置。
  5. 前記パネルは、車載表示装置の表示パネルであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のパネル可動装置。
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