JP2007015289A - リボンカセット - Google Patents
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Abstract
【課題】 コストの上昇を抑え、最良の印字品質を安定して維持することが可能なリボンカセットを提供する。
【解決手段】 リボンカセット10において、インクを含浸した状態で搬送されるインクリボン11と、インクを貯留するインク含浸部17と、インク含浸部からインクリボンに対してインクを供給する転写ギア12bと、転写ギアに対するインク含浸部の押圧力を変化させる押圧力調整部18とを備える。
【選択図】 図3
【解決手段】 リボンカセット10において、インクを含浸した状態で搬送されるインクリボン11と、インクを貯留するインク含浸部17と、インク含浸部からインクリボンに対してインクを供給する転写ギア12bと、転写ギアに対するインク含浸部の押圧力を変化させる押圧力調整部18とを備える。
【選択図】 図3
Description
本発明は、インクリボンを用いるリボンカセットに関する。
従来、例えば写真処理装置において、露光手段などにより感光材に画像をプリントする前に、プリント面と反対の裏面に、オーダー番号や補正値などのプリント情報を印字する印字処理(裏印字処理)が行われている。裏印字処理には、インクリボンを有するリボンカセットを装着した、ドットインパクト方式の印字装置が広く使用されている。
上記裏印字処理の品質を一定に保つためには、リボンカセット内でインクリボンに対するインクの供給が滞りなく行われる必要がある。一般的に、リボンカセットにおけるインク供給機構は、リボンカセット内にインクを含浸させたフェルトを設置し、フェルトから転写ギアを介して連続的にインクをリボンに供給するものである。
上記裏印字処理の品質を一定に保つためには、リボンカセット内でインクリボンに対するインクの供給が滞りなく行われる必要がある。一般的に、リボンカセットにおけるインク供給機構は、リボンカセット内にインクを含浸させたフェルトを設置し、フェルトから転写ギアを介して連続的にインクをリボンに供給するものである。
しかし、実際には、写真処理装置の使用条件などの様々な諸条件により、インクの供給量と消費量のバランスは崩れやすい。そのため、例えば、印字濃度に関しては印字が薄くなる場合がある。
そこで、インクリボンの送り速度を可変にして、様々な諸条件に合わせてインクの供給量を調整するリボンカセットが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−213037号公報(平成13年8月7日公開)
そこで、インクリボンの送り速度を可変にして、様々な諸条件に合わせてインクの供給量を調整するリボンカセットが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上記従来のリボンカセットでは、インクリボンの送り速度を可変にするモータが一般に高価であるため、印字装置のコストが上昇してしまう。
また、このようなモータの回転制御のみでは諸条件に柔軟に適応させることが困難であり、その結果、印字品質を維持することも困難となる。
そこで、本発明の課題は、コストの上昇を抑え、最良の印字品質を安定して維持することが可能なリボンカセットを提供することにある。
また、このようなモータの回転制御のみでは諸条件に柔軟に適応させることが困難であり、その結果、印字品質を維持することも困難となる。
そこで、本発明の課題は、コストの上昇を抑え、最良の印字品質を安定して維持することが可能なリボンカセットを提供することにある。
第1の発明に係るリボンカセットは、インクリボンと、インク含浸部と、転写ギアと、押圧力調整部とを備えている。インクリボンは、インクを含浸した状態で搬送される。インク含浸部は、インクを貯留する。転写ギアは、インク含浸部からインクリボンに対して、インクを供給する。押圧力調整部は、転写ギアに対するインク含浸部の押圧力を変化させる。
ここでは、転写ギアに対するインク含浸部の押圧力を変化させることで、インクリボンに安定してインクを供給できるリボンカセットを示す。
通常、インクリボンを使用した印字処理の品質で、特に重要となるのは、例えば印字濃度である。印字濃度の品質を安定して維持するためには、リボンカセット内でインクリボンに対するインクの供給が滞りなく行われる必要がある。しかし、リボンカセットを装着した装置(以下、例として印字装置を用いる)の僅かな使用条件の違いによって、インクの供給量と消費量のバランスが崩れやすく、印字濃度が安定しない場合がある。ここで、使用条件とは、例えば、印刷文字数、印字装置の処理能力、もしくは印字装置使用時の環境(温度、湿度など)を想定する。
通常、インクリボンを使用した印字処理の品質で、特に重要となるのは、例えば印字濃度である。印字濃度の品質を安定して維持するためには、リボンカセット内でインクリボンに対するインクの供給が滞りなく行われる必要がある。しかし、リボンカセットを装着した装置(以下、例として印字装置を用いる)の僅かな使用条件の違いによって、インクの供給量と消費量のバランスが崩れやすく、印字濃度が安定しない場合がある。ここで、使用条件とは、例えば、印刷文字数、印字装置の処理能力、もしくは印字装置使用時の環境(温度、湿度など)を想定する。
印字内容や印字項目などをユーザが設定可能である場合、ユーザによって印刷文字数は異なる。印刷文字数が多くなると、単位面積当たりのインクリボンのインク消費量が多くなり、その分、印字濃度が薄くなる。
また、印字装置の処理能力が高い場合、単位時間当たりに処理する印刷文字数が多くなるためインク消費量が増大し、その分、印字濃度が薄くなる。本来、処理能力の高低に関らず、リボンカセットを調整することにより、それぞれの印字装置に対応した印字濃度を出せることが好ましい。
また、印字装置の処理能力が高い場合、単位時間当たりに処理する印刷文字数が多くなるためインク消費量が増大し、その分、印字濃度が薄くなる。本来、処理能力の高低に関らず、リボンカセットを調整することにより、それぞれの印字装置に対応した印字濃度を出せることが好ましい。
さらに、印字装置使用時の環境は、印字装置の置かれる場所(例えば、室内や店頭)により、高温多湿、乾燥など、条件が大きく異なる。高温下では、インクの粘性が下がるためインクが流れ易くなり、転写ギアの回転数が同じであっても、インクの供給量は過剰になる。低温下では、逆に、インクが流れにくくなり、インクの供給量は不十分になる。
従来は、以上のような印字品質の低下を防ぐために、モータを用いてインクリボンの送り速度を可変にし、使用条件に合わせてインクの供給量を調整する方法が取られている。すなわち、インク過供給となる条件下では送り速度を速め、逆の条件下では送り速度を遅くして、単位面積当たりのインク量を安定させるのである。しかし、印字装置に上記条件を満足するモータ(例えば、パルスモータ)を装着すると、印字装置のコストが上昇してしまう。また上記使用条件に合わせて送り速度を細かく制御すること自体、容易ではない。
従来は、以上のような印字品質の低下を防ぐために、モータを用いてインクリボンの送り速度を可変にし、使用条件に合わせてインクの供給量を調整する方法が取られている。すなわち、インク過供給となる条件下では送り速度を速め、逆の条件下では送り速度を遅くして、単位面積当たりのインク量を安定させるのである。しかし、印字装置に上記条件を満足するモータ(例えば、パルスモータ)を装着すると、印字装置のコストが上昇してしまう。また上記使用条件に合わせて送り速度を細かく制御すること自体、容易ではない。
そこで、本発明では、インクリボンへのインクの供給が、インクをインク含浸部から転写ギアに伝わらせ、次にそのインクを転写ギアからインクリボンに移すことによって行われることに着目した。すなわち、本発明のリボンカセットでは、使用条件に合わせて、より簡易にインクの供給量を調整できるように、転写ギアに対するインク含浸部の押圧力を可変式にする。押圧力の制御は、モータによる細かなインクリボン送り速度制御よりも簡易に行うことができるためである。
これにより、印字装置に高価なモータを搭載する必要がないため、コストの上昇を抑え、かつ安定した印字品質を維持することが可能になる。
これにより、印字装置に高価なモータを搭載する必要がないため、コストの上昇を抑え、かつ安定した印字品質を維持することが可能になる。
第2の発明に係るリボンカセットは、第1の発明に係るリボンカセットであって、インク含浸部は、インクを貯留・含浸する含浸フェルトと、含浸フェルトから転写ギアにインクを供給する転写フェルトとを有している。
ここでは、インク含浸部を、主にインクを貯留・含浸する部位と、そこから転写ギアに供給する部位とに、機能を分担させている。
ここでは、インク含浸部を、主にインクを貯留・含浸する部位と、そこから転写ギアに供給する部位とに、機能を分担させている。
一般に、インクの貯留・含浸には、布状の部材であるフェルトが用いられている。インクを過供給になることなく転写ギアに安定して供給するためには、フェルトから直接転写ギアに供給するよりも、その間にフィルタのような役割を果たす部材を介した方がよい。
そこで、含浸フェルトと転写ギアとの間に転写フェルトを設置する。インクは、含浸フェルトから転写フェルトに一旦吸収され、過供給になることなく転写ギアに供給される。
これにより、インクを安定して供給することが可能になる。
そこで、含浸フェルトと転写ギアとの間に転写フェルトを設置する。インクは、含浸フェルトから転写フェルトに一旦吸収され、過供給になることなく転写ギアに供給される。
これにより、インクを安定して供給することが可能になる。
第3の発明に係るリボンカセットは、第1または第2の発明に係るリボンカセットであって、押圧力調整部は、押圧力を予め任意に設定または段階的に変更する。
ここでは、印字装置駆動前や駆動中、あるいは印字処理中であってインクが供給されている最中であっても、押圧力を制御できる機構を示す。使用条件に基づいて、より柔軟に押圧力が制御できるほど、インクの供給量が安定するからである。
これにより、さらに安定した印字品質を実現可能になる。
ここでは、印字装置駆動前や駆動中、あるいは印字処理中であってインクが供給されている最中であっても、押圧力を制御できる機構を示す。使用条件に基づいて、より柔軟に押圧力が制御できるほど、インクの供給量が安定するからである。
これにより、さらに安定した印字品質を実現可能になる。
第4の発明に係るリボンカセットは、第1から3のいずれかの発明に係るリボンカセットであって、押圧力調整部は、インク含浸部に対して当接する位置に配置された偏心カムを有している。
ここでは、押圧力を調整するために、偏心カムを使用する。偏心カムは、転写ギアに接触したインク含浸部(転写フェルト)に当接していればよい。
ここでは、押圧力を調整するために、偏心カムを使用する。偏心カムは、転写ギアに接触したインク含浸部(転写フェルト)に当接していればよい。
上記述べたように、使用条件に柔軟に対処するため、押圧力調整部ではインクの供給をできるだけ細かく調整できることが好ましい。そこで、偏心カムの僅かな回転を利用すれば、転写ギアに対するインク含浸部の押圧を柔軟に制御可能となる。例えば、偏心カムが締められるとインク含浸部への押圧力が大きくなり、インクの供給量が多くなる。逆に、偏心カムが緩められると、インクの供給量が少なくなる。
これにより、インクの供給量を容易に変更することが可能になり、温度や湿度などの諸条件に対して柔軟に対応することができる。
第5の発明に係るリボンカセットは、第4の発明に係るリボンカセットであって、押圧力調整部は、インク含浸部と偏心カムの間に配置された弾性部材をさらに有している。
ここでは、インク含浸部を押圧する弾性部材を設けたリボンカセットを示す。
インク含浸部はフェルトでできているため、インクリボンを押圧する際、転写ギアへのインク供給部分の配置がズレる、あるいは、転写ギア以外の部分にインクが漏れ出ることがある。
ここでは、インク含浸部を押圧する弾性部材を設けたリボンカセットを示す。
インク含浸部はフェルトでできているため、インクリボンを押圧する際、転写ギアへのインク供給部分の配置がズレる、あるいは、転写ギア以外の部分にインクが漏れ出ることがある。
そこで、弾性部材を設けることで、上記ズレにも対応可能でかつインクの漏れ出しを抑えつつ、偏心カムによって押圧されたインク含浸部を安定させる。
これにより、インクをさらに安定して供給することが可能になる。
なお、弾性部材としては、例えば、押さえ板バネなどを用いることができる。
これにより、インクをさらに安定して供給することが可能になる。
なお、弾性部材としては、例えば、押さえ板バネなどを用いることができる。
第6の発明に係るリボンカセットは、第4または第5の発明に係るリボンカセットであって、偏心カムは、リボンカセットのカバー外部に露出している操作部を有している。
ここでは、偏心カムをリボンカセット外部からも操作可能としたリボンカセットを示す。
偏心カムは、リボンカセット内部に設置されるが、操作性を考慮すると、外部からも操作可能である方が好ましい。
これにより、操作性を向上させることが可能になる。
なお、操作部としては、例えば、カムレバーなどを用いることができる。
ここでは、偏心カムをリボンカセット外部からも操作可能としたリボンカセットを示す。
偏心カムは、リボンカセット内部に設置されるが、操作性を考慮すると、外部からも操作可能である方が好ましい。
これにより、操作性を向上させることが可能になる。
なお、操作部としては、例えば、カムレバーなどを用いることができる。
第1の発明に係るリボンカセットによれば、コストの上昇を抑え、かつ安定した印字品質を維持することが可能になる。
第2の発明に係るリボンカセットによれば、インクを安定して供給することが可能になる。
第3の発明に係るリボンカセットによれば、さらに安定した印字品質を実現可能になる。
第2の発明に係るリボンカセットによれば、インクを安定して供給することが可能になる。
第3の発明に係るリボンカセットによれば、さらに安定した印字品質を実現可能になる。
第4の発明に係るリボンカセットによれば、インクの供給量を容易に変更することが可能になる。
第5の発明に係るリボンカセットによれば、インクをさらに安定して供給することが可能になる。
第6の発明に係るリボンカセットによれば、操作性を向上させることが可能になる。
第5の発明に係るリボンカセットによれば、インクをさらに安定して供給することが可能になる。
第6の発明に係るリボンカセットによれば、操作性を向上させることが可能になる。
本発明の一実施形態に係るカセット(リボンカセット)10を組み込んだ印字装置20について、図1〜図3を用いて説明すれば、以下の通りである。
[印字装置20の構成]
本発明の一実施形態に係る印字装置20は、感光材である印画紙Pのプリント面の裏面に、インクを用いて印字処理を行うドットインパクト方式を採用している。
[印字装置20の構成]
本発明の一実施形態に係る印字装置20は、感光材である印画紙Pのプリント面の裏面に、インクを用いて印字処理を行うドットインパクト方式を採用している。
図1に示すように、印字装置20は、主として、印字ヘッド21と、プラテン22と、図示しない印字装置20の制御部とを有している。印画紙Pは、印字ヘッド21とプラテン22との間に図中矢印方向に向かって搬送される。
印字ヘッド21は、ドット23を複数有している。印字ヘッド21は、印字処理において、インクリボン11を印画紙Pに押し当てるために、プリント情報の印字に対応する位置にあるドット23をインクリボン11に対して突出させて打ちつける。印字ヘッド21の制御は、図示しない印字装置20の制御部で行われる。なお、プリント情報とは、印画紙Pのプリント面の裏面に印字される、オーダー番号や補正値などの情報である。
印字ヘッド21は、ドット23を複数有している。印字ヘッド21は、印字処理において、インクリボン11を印画紙Pに押し当てるために、プリント情報の印字に対応する位置にあるドット23をインクリボン11に対して突出させて打ちつける。印字ヘッド21の制御は、図示しない印字装置20の制御部で行われる。なお、プリント情報とは、印画紙Pのプリント面の裏面に印字される、オーダー番号や補正値などの情報である。
プラテン22は、印字ヘッド21と対向して配置され、ドット23の打ちつけを受けて印字品質を保持する役割を果たす。
また、カセット10は、印字ヘッド21とプラテン22との間にインクリボン11を搬送できるように、印字装置20に設置されている。カセット10は、主として、ギア部12と、モータ13と、制御部14と、モータ駆動部15と、インク供給部16(図3)とを有している。
ギア部12は、駆動ギア12aと転写ギア12bとを有する。インク供給部16は、インク含浸部17(図3)と押圧力調整部18(図2、図3)とを有する。
また、カセット10は、印字ヘッド21とプラテン22との間にインクリボン11を搬送できるように、印字装置20に設置されている。カセット10は、主として、ギア部12と、モータ13と、制御部14と、モータ駆動部15と、インク供給部16(図3)とを有している。
ギア部12は、駆動ギア12aと転写ギア12bとを有する。インク供給部16は、インク含浸部17(図3)と押圧力調整部18(図2、図3)とを有する。
ギア部12において、駆動ギア12aと転写ギア12bとは対をなしており、これらのギアの間にインクリボン11が挟み込まれる。その際、転写ギア12bは、インク含浸部17から供給されるインクをインクリボン11に供給する役割を果たす(詳細は後述)。また、同時に、ギア部12は、印字装置20の印字ヘッド21とプラテン22との間にインクリボン11を環状に搬送するインクリボン搬送部としての役割も果たす。
インクリボン11は、モータ13と連結された駆動ギア12aが図中時計回りに回転することで時計回り(a方向)に搬送される。また、インクリボン11には転写ギア12bが当接しているが、この当接によってインクを供給するだけでなく、インクリボン11をより安定して搬送させることが可能な構成となっている。これにより、インクリボン11はa方向に送られ、印字ヘッド21とプラテン22との間を移動していく。なお、インクリボン11は、布状の材料にインクを含浸させたものである。
モータ13は、制御部14によって制御されたモータ駆動部15によって、駆動ギア12aを回転させる。
インク供給部16の詳細は、後述する。
[カセット10の構成]
次に、本発明の一実施形態に係るカセット10の構成を、図2と図3を用いてより詳しく説明する。
インク供給部16の詳細は、後述する。
[カセット10の構成]
次に、本発明の一実施形態に係るカセット10の構成を、図2と図3を用いてより詳しく説明する。
インクリボン11が収納されたカセット10は、図2に示すように、印字装置20に取りつけられる。
カセット10は、ケース10a内に、リボン収納部10bと、インク含浸部17(図3)と、押圧力調整部18と、ギア部12とを備えている。リボン収納部10bは、長尺のインクリボン11を収納する。インク含浸部17は、リボン収納部10bの上段にリボン収納部10bと区画して配置される。押圧力調整部18は、インク含浸部17の一部である転写フェルト17bに当接して配置される。ギア部12は、リボン収納部10bの入口に配置される。
カセット10は、ケース10a内に、リボン収納部10bと、インク含浸部17(図3)と、押圧力調整部18と、ギア部12とを備えている。リボン収納部10bは、長尺のインクリボン11を収納する。インク含浸部17は、リボン収納部10bの上段にリボン収納部10bと区画して配置される。押圧力調整部18は、インク含浸部17の一部である転写フェルト17bに当接して配置される。ギア部12は、リボン収納部10bの入口に配置される。
図3に示すように、インク含浸部17は、インクを貯留・含浸する含浸フェルト17aと、含浸フェルトから転写ギアにインクを供給する転写フェルト17bとを有する。インクは液体であるため、カセット10内に直接貯留および供給を行うよりも、布状の材質からなるフェルトを介して貯留および供給を行う方が、インク供給量の僅かな調整やカセット10の取り扱いが容易になる。また、含浸フェルト17aと転写フェルト17bとで機能を分担させて、インクを含浸フェルト17aから転写フェルト17bに一旦吸収させると、転写ギア12bに過供給になることなくインクが供給される。転写フェルト17bは、転写ギア12bの外周面に向かって延び、この外周面に接触するように構成されている。
押圧力調整部18は、転写フェルト17bに当接している偏心カム18aと、転写フェルト17bと偏心カム18aの間に配置される押さえ板バネ18bとを有している。偏心カム18aは、転写フェルト17bを転写ギア12bに押しつけることでインクを付着させる機構であり、かつその押圧力を調整可能である。
ここで、偏心カム18aは、ケース10a外部に突出したカムレバー18cを有しており、これによりケース10a外部からも手動で押圧力の設定操作が可能となる。押さえ板バネ18bは、板状の弾性部材であり、転写フェルト17bを押圧して保持する役割を果たす。図3に示すように、本実施形態では、転写フェルト17bの偏心カム18aに対向する面の下部全面に当接するように押さえ板バネ18bを構成することで、偏心カム18aによる押圧に対応してまんべんなく転写フェルト17bを押圧し、インクの供給を安定させる。それのみならず、インクの漏れ出しや転写フェルト17bの元の位置からのズレを防止する効果もある。
ここで、偏心カム18aは、ケース10a外部に突出したカムレバー18cを有しており、これによりケース10a外部からも手動で押圧力の設定操作が可能となる。押さえ板バネ18bは、板状の弾性部材であり、転写フェルト17bを押圧して保持する役割を果たす。図3に示すように、本実施形態では、転写フェルト17bの偏心カム18aに対向する面の下部全面に当接するように押さえ板バネ18bを構成することで、偏心カム18aによる押圧に対応してまんべんなく転写フェルト17bを押圧し、インクの供給を安定させる。それのみならず、インクの漏れ出しや転写フェルト17bの元の位置からのズレを防止する効果もある。
また、本実施形態では、ギア部12(駆動ギア12a、転写ギア12b)を収納部10bの入口に配置して、インクの供給やインクリボン11の搬送を行っている。
[インク供給動作]
次に、カセット10における、インクリボン11にインクを供給する動作の一例を説明する。本実施形態では、転写ギア12bに対する転写フェルト17bの押圧力を、様々な使用条件に基づいて任意に設定し、インクを供給する例を示す。
[インク供給動作]
次に、カセット10における、インクリボン11にインクを供給する動作の一例を説明する。本実施形態では、転写ギア12bに対する転写フェルト17bの押圧力を、様々な使用条件に基づいて任意に設定し、インクを供給する例を示す。
印字処理前に、その時の処理に最適な押圧力を、カムレバー18cを用いて設定しておく。
印字装置20が駆動すると、図1と図2に示すように、印画紙Pがインクリボン11とプラテン22の間隙に搬送され、印字処理が開始される。それに伴い、インクリボン11の搬送処理とインクの供給処理も開始する。なお、搬送処理は、1つの印字処理が終了し、印画紙Pの次の印字位置が印字ヘッド21に対向する位置に搬送される間に行われる。
印字装置20が駆動すると、図1と図2に示すように、印画紙Pがインクリボン11とプラテン22の間隙に搬送され、印字処理が開始される。それに伴い、インクリボン11の搬送処理とインクの供給処理も開始する。なお、搬送処理は、1つの印字処理が終了し、印画紙Pの次の印字位置が印字ヘッド21に対向する位置に搬送される間に行われる。
まず、印字処理済みのインクリボン11が、収納部10bの入口に配置されたギア部12に、a方向に搬送されてくる。すると、転写ギア12bが駆動ギア12aと共に回転することにより、偏心カム18aにより適切に押圧され、転写ギア12bの外周面に当接している転写フェルト17bから、転写ギア12bの外周面にインクが付着していく。そして、付着したインクが、両ギアに挟み込まれたインクリボン11に吸収されていく。最後に、リボン収納部10b内にインクが供給されたインクリボン11が送り込まれる。
このインクリボン11は、印字ヘッド21に回って印字処理に使用され、上記過程を経てリボン収納部10b内に回収され、また、リボン収納部10bから印字ヘッド21部分に向けて送り出される。
以上のように、本発明のカセット10によれば、上記の動作をエンドレスに行うことで、特に高価なモータを用いることなく、カセット10内でインクの供給を滞りなく行うことができる。これにより、印字濃度などの印字処理の品質が安定し、コストの上昇も抑えることができる。
以上のように、本発明のカセット10によれば、上記の動作をエンドレスに行うことで、特に高価なモータを用いることなく、カセット10内でインクの供給を滞りなく行うことができる。これにより、印字濃度などの印字処理の品質が安定し、コストの上昇も抑えることができる。
さらには、本実施形態では、押圧力調整部18の偏心カム18aの押圧力を、使用条件などに基づいて予め任意に設定する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、偏心カム18aの押圧力は、処理中に段階的に変更制御を行うものであってもよい。
これにより、上記効果を奏しつつ、さらに様々な使用条件に対して柔軟に対処することが可能になる。
これにより、上記効果を奏しつつ、さらに様々な使用条件に対して柔軟に対処することが可能になる。
[カセット10の特徴]
(1)
本実施形態の印字装置20に含まれるカセット10は、インクリボン11と、インク含浸部17と、転写ギア12bと、押圧力調整部18とを備えている。
従来では、印字品質の低下を防ぐために、モータを用いてインクリボン11の送り速度を可変にし、使用条件に合わせてインクの供給量を調整していたが、カセット10のコストや送り速度制御に関して問題があった。
(1)
本実施形態の印字装置20に含まれるカセット10は、インクリボン11と、インク含浸部17と、転写ギア12bと、押圧力調整部18とを備えている。
従来では、印字品質の低下を防ぐために、モータを用いてインクリボン11の送り速度を可変にし、使用条件に合わせてインクの供給量を調整していたが、カセット10のコストや送り速度制御に関して問題があった。
本発明のカセット10によると、押圧力調整部18により転写ギア12bに対するインク含浸部17の押圧力を可変式にすることで、使用条件に合わせて、より簡易にインクの供給量を調整できる。
これにより、パルスモータなどの高価なモータが特に必要ではなくなるため、カセット10のコスト上昇を抑え、かつ安定した印字品質を維持することが可能になる。
これにより、パルスモータなどの高価なモータが特に必要ではなくなるため、カセット10のコスト上昇を抑え、かつ安定した印字品質を維持することが可能になる。
(2)
上記本発明のカセット10では、インク含浸部17は、インクを貯留・含浸する含浸フェルト17aと、含浸フェルト17aから転写ギア12bにインクを供給する転写フェルト17bとを有している。
このように、機能を分担させることで、インクを安定して供給することが可能になる。
上記本発明のカセット10では、インク含浸部17は、インクを貯留・含浸する含浸フェルト17aと、含浸フェルト17aから転写ギア12bにインクを供給する転写フェルト17bとを有している。
このように、機能を分担させることで、インクを安定して供給することが可能になる。
(3)
上記本発明のカセット10では、転写フェルト17bを転写ギア12bに押しつける押圧力を調整するための、偏心カム18aを有している。
偏心カム18aの僅かな回転を利用すれば、転写ギア12bに対するインク含浸部17の押圧を柔軟に制御可能となる。
上記本発明のカセット10では、転写フェルト17bを転写ギア12bに押しつける押圧力を調整するための、偏心カム18aを有している。
偏心カム18aの僅かな回転を利用すれば、転写ギア12bに対するインク含浸部17の押圧を柔軟に制御可能となる。
これにより、インクの供給量を容易に変更することが可能になる。
(4)
上記本発明のカセット10では、転写フェルト17bを押圧して保持する押さえ板バネ18bをさらに有している。
押さえ板バネ18bを設置することにより、転写フェルト17bの位置のズレにも対応可能で、かつインクの漏れ出しを抑えつつ、上記偏心カム18aによって押圧された転写フェルト17bを安定させる。
(4)
上記本発明のカセット10では、転写フェルト17bを押圧して保持する押さえ板バネ18bをさらに有している。
押さえ板バネ18bを設置することにより、転写フェルト17bの位置のズレにも対応可能で、かつインクの漏れ出しを抑えつつ、上記偏心カム18aによって押圧された転写フェルト17bを安定させる。
これにより、インクをさらに安定して供給することが可能になる。
(5)
上記本発明のカセット10では、偏心カム18aは外部からも操作可能であり、そのためにカムレバー18cを有している。
これにより、操作性を向上させることが可能になる。
(5)
上記本発明のカセット10では、偏心カム18aは外部からも操作可能であり、そのためにカムレバー18cを有している。
これにより、操作性を向上させることが可能になる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、転写フェルト17bの転写ギア12bに対する押圧力のみを可変式にすることでインクの供給処理を行う例について説明したが、これに限定されない。例えば、本実施形態を従来のモータによる供給制御と組み合わせて用いてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、転写フェルト17bの転写ギア12bに対する押圧力のみを可変式にすることでインクの供給処理を行う例について説明したが、これに限定されない。例えば、本実施形態を従来のモータによる供給制御と組み合わせて用いてもよい。
その場合、DCモータなどの安価なモータを使用し、本実施形態の偏心カム18aの操作を共に用いることで、コストの上昇を押さえつつ、使用条件に対応した制御も可能になる。
これによっても、安定した印字品質を維持することが可能になる。
(B)
上記実施形態では、押圧力調整部18が、転写フェルト17bを押圧して保持する押さえ板バネ18bを有している例について説明したが、これに限定されない。例えば、本実施形態と同様の効果を奏するものであれば、他の弾性部材や弾性部材以外の部材を用いてもよい。
これによっても、安定した印字品質を維持することが可能になる。
(B)
上記実施形態では、押圧力調整部18が、転写フェルト17bを押圧して保持する押さえ板バネ18bを有している例について説明したが、これに限定されない。例えば、本実施形態と同様の効果を奏するものであれば、他の弾性部材や弾性部材以外の部材を用いてもよい。
(C)
上記実施形態では、押圧力調整部18が、偏心カム18aと転写フェルト17bとの間に押さえ板バネ18bを有している例について説明したが、これに限定されない。例えば、本実施形態と同様の効果を得られるならば、偏心カム18aによって転写フェルト17bの一部を押圧してもよい。
上記実施形態では、押圧力調整部18が、偏心カム18aと転写フェルト17bとの間に押さえ板バネ18bを有している例について説明したが、これに限定されない。例えば、本実施形態と同様の効果を得られるならば、偏心カム18aによって転写フェルト17bの一部を押圧してもよい。
但し、上記実施形態や(A)で示したように、インクをより安定して転写ギア12bに供給するためには、押さえ板バネ18bによって転写フェルト17b全体に対する押圧力を調整できる点で、偏心カム18aと押さえ板バネ18bを共に使用する方が好ましい。
(D)
上記実施形態では、押圧力調整部18の偏心カム18aが、カムレバーを有している例について説明したが、これに限定されない。例えば、偏心カム18aを外部から操作可能とするものであれば、つまみなど他の構成であってもよい。
(D)
上記実施形態では、押圧力調整部18の偏心カム18aが、カムレバーを有している例について説明したが、これに限定されない。例えば、偏心カム18aを外部から操作可能とするものであれば、つまみなど他の構成であってもよい。
(E)
上記実施形態では、インクリボン11の搬送方向をa方向として説明したが、これに限定されない。例えば、本実施形態と同様の効果を奏するものであれば、印字装置などの構成や機構によって、適宜変更をしてもよい。
上記実施形態では、インクリボン11の搬送方向をa方向として説明したが、これに限定されない。例えば、本実施形態と同様の効果を奏するものであれば、印字装置などの構成や機構によって、適宜変更をしてもよい。
本発明のリボンカセットは、コストの上昇を抑え、最良の印字品質を安定して維持することが可能であるという効果を奏することから、印刷処理装置で使用されるリボンカセットに対して広く適用可能である。
10 カセット(リボンカセット)
11 インクリボン
12 ギア部
12a 駆動ギア
12b 転写ギア
17a 含浸フェルト
17b 転写フェルト
18a 偏心カム
18b 押さえ板バネ
18c カムレバー
20 印字装置
11 インクリボン
12 ギア部
12a 駆動ギア
12b 転写ギア
17a 含浸フェルト
17b 転写フェルト
18a 偏心カム
18b 押さえ板バネ
18c カムレバー
20 印字装置
Claims (6)
- インクを含浸した状態で搬送されるインクリボンと、
前記インクを貯留するインク含浸部と、
前記インク含浸部から前記インクリボンに対して、前記インクを供給する転写ギアと、
前記転写ギアに対する前記インク含浸部の押圧力を変化させる押圧力調整部と、
を備えている、リボンカセット。 - 前記インク含浸部は、
前記インクを貯留・含浸する含浸フェルトと、
前記含浸フェルトから前記転写ギアに前記インクを供給する転写フェルトと、
を有している、請求項1に記載のリボンカセット。 - 前記押圧力調整部は、前記押圧力を予め任意に設定または段階的に変更する、
請求項1または2に記載のリボンカセット。 - 前記押圧力調整部は、前記インク含浸部に対して当接する位置に配置された偏心カムを有している、
請求項1から3のいずれか1項に記載のリボンカセット。 - 前記押圧力調整部は、前記インク含浸部と前記偏心カムとの間に配置された弾性部材をさらに有している、
請求項4に記載のリボンカセット。 - 前記偏心カムは、リボンカセットのカバー外部に露出している操作部を有している、
請求項4または5に記載のリボンカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005200536A JP2007015289A (ja) | 2005-07-08 | 2005-07-08 | リボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005200536A JP2007015289A (ja) | 2005-07-08 | 2005-07-08 | リボンカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007015289A true JP2007015289A (ja) | 2007-01-25 |
Family
ID=37752849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005200536A Pending JP2007015289A (ja) | 2005-07-08 | 2005-07-08 | リボンカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007015289A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2013118877A1 (ja) * | 2012-02-10 | 2015-05-11 | 株式会社ジャパニック | 非ヒト幹細胞の培養上清を原材料とする化粧品又は皮膚再生促進剤、及びタンパク質のイオン導入方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0351171A (ja) * | 1989-07-20 | 1991-03-05 | Nec Corp | リインキングリボンカセット |
JPH106623A (ja) * | 1996-06-25 | 1998-01-13 | Tec Corp | リボンカセット |
-
2005
- 2005-07-08 JP JP2005200536A patent/JP2007015289A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0351171A (ja) * | 1989-07-20 | 1991-03-05 | Nec Corp | リインキングリボンカセット |
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