JP2007013427A - 情報処理装置,情報処理方法,およびコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置,情報処理方法,およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 セキュリティレベルを落とさずに各個別のストリームに分離することが可能な情報処理装置,情報処理方法,コンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】 上記情報処理装置は,画像/音声を含むストリームがパケット化されたパケット群からパケットを取り出すパケット取得部と;パケットからパケットヘッダを検出するパケットヘッダ検出部と;パケットヘッダに記載されたヘッダ情報を基にして,パケット内のペイロードヘッダが存在するか否かを判断する判断部と;ペイロード部分の非暗号化を示す非暗号化フラグ値又はペイロード部分の暗号化を示す暗号化フラグ値を暗号フラグに設定する暗号フラグ設定部と;パケットヘッダのヘッダ情報を参照し,パケット内のペイロード部分のデータ長を示すレングス情報を生成するレングス情報生成部と;暗号フラグと,レングスと,ペイロードとを出力するデータ出力部とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明はコンテンツを処理する情報処理装置,情報処理方法,およびコンピュータプログラムにかかり,特にコンテンツに構成されたパケットを出力する処理に関する。
近年,情報処理技術の高度化とインターネットの急激な普及に伴い,画像及び/又は音声からなる放送番組などのコンテンツをハードディスクドライブ(HDD)などに記録し,その記録されたコンテンツを再生する情報処理装置が存在する。
上記コンテンツが,例えば,HDTV(高画質テレビジョン)等に用いられるMPEG2 TS(トランスポートストリーム)の場合,上記情報処理装置は,多重化されたコンテンツストリームを取得し,そのコンテンツストリームに構成された複数のTSパケットを画像又は音声等の各個別のストリームにデマルチプレクサ(DMUX)が分離し,さらに各ストリームをデコーダがデコードすることによってコンテンツを再生する。
なお,上記各個別のストリームに分離するために,TSヘッダに記載された情報(例えば,“payload_unit_start_indicator(ペイロードユニット開始インジケータ)”など)や,TSヘッダ以外にも“Adaptation Field(アダプテーションフィールド)”等が参照されている(例えば,非特許文献1参照)。
一方,上記コンピュータの発展と並行して,インターネット等,ネットワーク上のコンテンツ流通を想定した不正コピー対策技術や著作権管理技術などの技術開発についても活発に行われている。
上記不正コピー対策技術や著作権管理技術等によって,例えば,音声や画像などのコンテンツが不正にコピーされたり,不正に読み出されたり,不正に改ざんされたりするのを防止することができる。
ここで,コンテンツがMPEG2 TS(トランスポートストリーム)の場合,上記不正コピー等を防止するために,コンテンツに構成された複数のTSパケットのうちTSパケット全体またはTS Header(TSヘッダ)以外の部分を暗号化する場合が一般的であった。
ISO/IEC 13818−1 second edition 2000−12−01 Reference number ISO/IEC 13818−1:2000(E),p.19−20
しかしながら,TSパケットの全体又はTSヘッダ以外の一部が暗号化されたコンテンツを再生するなどの場合,TSパケットがDMUXに入力する前に,予め暗号化されたパケットを復号しなければ各個別のストリームに分離することができず,さらにDMUXとデコーダとの間をセキュアにするためDMUXから出力されたストリームについても暗号化をする必要があった。
また,上記DMUXとデコーダとの間をセキュアにするために,DMUX及びデコーダ全体について耐タンパ性を具備する場合も考えられるが,かかる場合,多額の製作コストが必要であり,不経済であった。
本発明は,上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,セキュリティレベルを落とさず,コストを最小限に抑えた上で,各個別のストリームに分離することが可能な,新規かつ改良された情報処理装置,情報処理方法,およびコンピュータプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため,本発明の第1の観点によれば,画像及び/又は音声を含むストリームがパケット化されたパケット群から少なくとも一つのパケットを取り出すパケット取得部と;上記パケットからパケットヘッダを検出するパケットヘッダ検出部と;上記パケットヘッダに記載されたヘッダ情報を基にして,上記パケット内のペイロード部分のヘッダとしてペイロードヘッダが該パケット内に存在するか否かを判断する判断部と;上記パケット内のペイロード部分は暗号化されていないことを示す非暗号化フラグ値又は該ペイロード部分は暗号化されていることを示す暗号化フラグ値を暗号フラグに設定する暗号フラグ設定部と;パケットヘッダのヘッダ情報を参照し,上記パケット内のペイロード部分のデータ長を示すレングス情報を生成するレングス情報生成部と;上記暗号フラグ設定部により設定された暗号フラグと,上記レングス情報生成部により生成されたレングスと,上記ペイロードとをデコーダに出力するデータ出力部とを備えることを特徴とする情報処理装置が提供される。なお,上記パケット取得部は,画像及び音声で多重化されたストリームからパケットを取得してもよい。かかる構成により,取り出したパケットが暗号化された状態でも,パケットヘッダ等を参照可能であるためパケットを復号せずに各ストリームに分離し,デコーダに出力することができる。
上記パケットヘッダ検出部は,上記パケットを復号せずに,上記パケットからパケットヘッダを検出し;上記暗号フラグ設定部は,上記ペイロード部分を復号せずに,上記非暗号化フラグ値又は上記暗号化フラグ値を暗号フラグに設定するように構成してもよい。
上記暗号フラグ設定部は,上記パケット内に上記ペイロードヘッダが存在した場合,上記非暗号化フラグ値を上記暗号フラグ値に設定するように構成してもよい。
上記パケット内にパケットヘッダが存在しない場合,上記パケット内のペイロード部分は暗号化されており,上記デコーダによるデコードの際に,その暗号化されたペイロードは復号されるように構成してもよい。
上記情報処理装置は,上記パケットからシード値を取得するシード取得部をさらに備え,上記データ出力部は,上記シード値をさらに出力するように構成してもよい。
上記デコーダは,上記ペイロードに対応する上記暗号フラグに上記非暗号化フラグ値が設定されていた場合,該ペイロードを復号せずにデコードするように構成してもよい。
上記デコーダは,ペイロードに対応する暗号フラグに非暗号化フラグ値が設定されていた場合,ペイロードの復号が行われずに,当該ペイロードをデコードするように構成してもよい。
上記情報処理装置は,画像及び/又は音声からなるストリームがパケット化された該ストリームのパケット群から少なくとも一つのパケットを取り出し,上記パケットヘッダに記載された情報を基にして,上記パケット内にアダプテーションフィールドが存在するか否かを判断するフィールド判断部と;上記ペイロードヘッダが存在しない場合,上記パケット内の上記アダプテーションフィールドを除くペイロード部分を暗号化するペイロード暗号化部と;上記ペイロード部分が暗号化されたパケットを上記パケット取得部に出力するパケット出力部とを,さらに備えるようにしてもよい。かかる構成により,原則的にペイロードヘッダが存在しないパケットのペイロード部分について暗号化することができ,上記パケットを出力することによって,そのパケットを復号せずに各ストリームに分離し,デコーダに出力することができる。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,画像及び/又は音声を含むストリームがパケット化されたパケット群から少なくとも一つのパケットを取り出す工程と;上記パケットからパケットヘッダを検出する工程と;上記パケットヘッダに記載されたヘッダ情報を基にして,上記パケット内のペイロード部分のヘッダとしてペイロードヘッダが該パケット内に存在するか否かを判断する工程と;上記パケット内のペイロード部分は暗号化されていないことを示す非暗号化フラグ値又は該ペイロード部分は暗号化されていることを示す暗号化フラグ値を暗号フラグに設定する工程と;上記パケットヘッダのヘッダ情報を基にして,上記パケット内のペイロード部分のデータ長を示すレングス情報を生成する工程と;上記暗号フラグと,上記レングスと,上記ペイロードとをデコーダに出力する工程とを含むことを特徴とする情報処理方法が提供される。なお,上記パケットを取得する工程では,画像及び音声で多重化されたストリームからパケットを取得してもよい。かかる構成により,取り出したパケットが暗号化された状態でも,パケットヘッダ等を参照可能であるためパケットを復号せずに各ストリームに分離し,デコーダに出力することができる。
上記パケットヘッダを検出する工程では,上記パケットを復号せずに,上記パケットからパケットヘッダを検出し;上記暗号フラグに設定する工程では,上記ペイロード部分を復号せずに,上記非暗号化フラグ値又は上記暗号化フラグ値を暗号フラグに設定するように構成してもよい。かかる構成により,取り出したパケットのうちペイロード部分が暗号化されていても,当該ペイロード部分を復号せずに画像ストリーム又は音声ストリーム等に分離し,デコーダに出力することができる。
上記暗号フラグを設定する工程では,上記ペイロードヘッダが存在する場合,上記非暗号化フラグ値を上記暗号フラグに設定するように構成してもよい。
上記パケット内にパケットヘッダが存在しない場合,上記パケット内のペイロード部分は暗号化されており,上記デコーダによるデコード処理の際に,その暗号化されたペイロードは復号されるように構成してもよい。かかる構成により,ペイロード部分はデコーダに入力するまで秘匿の状態に保持することができる。
上記情報処理方法は,上記パケットからシード値を取得する工程をさらに含み,上記デコーダに出力する工程では,上記シード値をさらに出力するように構成してもよい。
上記デコーダによるデコードする工程では,上記ペイロードに対応する上記暗号フラグに上記非暗号化フラグ値が設定されていた場合,該ペイロードを復号しないように構成してもよい。
上記画像及び/又は音声からなるストリームがパケット化された該ストリームのパケット群から少なくとも一つのパケットを取り出し,上記パケットヘッダに記載された情報を基にして,上記パケット内にアダプテーションフィールドが存在するか否かを判断する工程と;上記ペイロードヘッダが存在しない場合,上記パケット内の上記アダプテーションフィールドを除くペイロード部分を暗号化する工程と;上記ペイロード部分が暗号化されたパケットを上記パケット取得部に出力する工程とを含むように構成してもよい。かかる構成により,原則的にペイロードヘッダが存在しないパケットのペイロード部分について暗号化することができ,上記パケットを出力することによって,そのパケットを復号せずに各ストリームに分離し,デコーダに出力することができる。
また,上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,画像及び/又は音声を含むストリームがパケット化されたパケット群から少なくとも一つのパケットを取り出す工程と;上記パケットからパケットヘッダを検出する工程と;上記パケットヘッダに記載されたヘッダ情報を基にして,上記パケット内のペイロード部分のヘッダとしてペイロードヘッダが該パケット内に存在するか否かを判断する工程と;上記パケット内のペイロード部分は暗号化されていないことを示す非暗号化フラグ値又は該ペイロード部分は暗号化されていることを示す暗号化フラグ値を暗号フラグに設定する工程と;上記パケットヘッダのヘッダ情報を基にして,上記パケット内のペイロード部分のデータ長を示すレングス情報を生成する工程と;上記暗号フラグと,上記レングスと,上記ペイロードとをデコーダに出力する工程とを含んだ情報処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラムが提供される。
以上説明したように,本発明によれば,デマルチプレクサ及びデコーダ全体に耐タンパ性を具備するなど製作コストを抑えて,少なくともペイロード部分は暗号化されているためセキュリティレベルは維持したまま,TSパケットを分離し,デコーダにストリームを出力することができる。
以下,本発明の好適な実施の形態について,添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお,以下の説明及び添付図面において,略同一の機能及び構成を有する構成要素については,同一符号を付することにより,重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず,図1,図2を参照しながら,第1の実施の形態にかかる情報処理システム50について説明する。なお,図1,図2は,第1の実施の形態にかかる情報処理システムの概略的な構成の一例を示す説明図である。
図1に示すように,情報処理システム50には,ホームネットワークシステム等のように,TV装置30aと,ユーザ端末10と,ユーザ端末20とが備わって,TV装置30aと,ユーザ端末10と,ユーザ端末20とが相互にネットワーク103で接続されている。
TV装置30a,ユーザ端末10,ユーザ端末20は,ネットワーク103で接続された通信相手に対してコンテンツを送信することができ(送信側デバイス),または,接続先の通信相手からネットワーク103を介してコンテンツを受信することができる(受信側デバイス)。
図1に示すように,ユーザ端末10,ユーザ端末20は,コンテンツファイルを記録し,コンテンツファイルを再生して画面上(又は,ディスプレイ上)や,スピーカーに出力可能な装置である。また,ユーザ端末10,ユーザ端末20は,IEEE1394規格のケーブルからなるネットワーク103を介してデータを送受信することが可能な装置である。
より具体的には,ユーザ端末10,ユーザ端末20は,ノート型PC(ノート型パーソナルコンピュータ),PDA(Personal Digital Assistant),デスクトップ型PC等であるが,かかる例に限定されない。例えば,ユーザ端末10,ユーザ端末20は,携帯電話,通信機能付き携帯メディアプレイヤー等の場合でも良い。
なお,本実施の形態にかかる情報処理システム50には,TV装置30a,ユーザ端末10,またはユーザ端末20が1又は2台以上備わる場合でも実施可能である。また,情報処理システム50は,ユーザ端末10,ユーザ端末20,またはTV装置30aのうち少なくとも二台がネットワーク103で接続されていればよい。
また,本実施の形態にかかるユーザ端末10及びユーザ端末20は,コンテンツをネットワーク103を介して送信する送信側デバイス,もしくは,コンテンツをネットワーク103を介して受信する受信側デバイスのうち少なくとも一方又は双方を実施することが可能な装置である。
図2に示すように,ユーザ端末10は,ボード150と,情報処理装置100と,出力部160と,入力部170とを備えている。なお,本実施の形態にかかるボード150は,情報処理装置150のように,制御部(図示せず。),パケット内のペイロード部分を暗号化するペイロード暗号化部(図示せず。),および上記暗号化されたパケットを出力するパケット出力部(図示せず。)を備えた情報処理装置として機能してもよい。したがって,上記の場合,ユーザ端末全体が情報処理装置として機能する。
上記情報処理装置100には,制御部130と,ストレージ装置120とが備わっている。上記制御部130は,ユーザ端末10及び/又は情報処理装置100に構成される各部の処理・命令等を制御する。
また,制御部130は,コンテンツストリームをデコードさせたり,デコードされたコンテンツを画面上等に出力するための出力データに加工させたり等,コンテンツに関する一連の処理の実行を各部に命令する,または,当該処理を実行させるためのプログラムを起動及び実行等する。より具体的には,制御部130は,例えば,CPU(中央演算処理装置),MPU(マイクロプロセッサ)等を例示することができるが,かかる例に限定されない。
また,制御部130は,バス(図示せず)を介してROM(Read Only Memory)に記憶されているプログラムや,ストレージ装置120からRAM(Random Access Memory)に読み出されたプログラムに従って各種のコンテンツ処理を実行する。
なお,上記バスは,内部バス,メモリバス,入出力(I/O)バスなど情報処理装置100又はユーザ端末10に構成されるバスの総称をいう。バスは,各部から送出されたデータを,上記データの宛先である各部に伝送する。
ストレージ装置120は,上記プログラム,コンテンツファイルなどのデータを読書き可能な記憶装置であり,例えば,ハードディスクドライブ(HDD),EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory),SDRAM,DRAMなどを例示することができるが,かかる例に限定されない。
出力部160は,コンテンツを画面上及び/又はスピーカーに出力する。なお,コンテンツは,少なくとも文学,コンサート,映画,またはスポーツなどの多種のジャンルに係るテキスト,音声,動画像,もしくは静止画像又はそれら任意の組み合わせからなる。
入力部170は,ユーザから操作指示を受けることが可能な1又は2以上からなるボタン,トラックボール,トラックパッド,スタイラスペン,ダイアルログ,ジョイスティックなどのポインティングデバイス,または出力部160に表示されるコンテンツを直接タッチすることでそのコンテンツの再生などを受付けるタッチパネル手段などからなるが,かかる例に限定されない。
ボード150は,コンテンツデータをネットワーク103を介して外部装置(TV装置30a,ユーザ端末20など)から送信又は受信する。
さらに,ボード150は,外部装置から受信したコンテンツデータを情報処理装置100に送信する。
なお,外部装置からコンテンツデータを受信する場合,ボード150は,DTCP(Digital Transmission Content Protection)方式等に従い,外部装置との間で認証すると相互間で共通の鍵を生成し,その共通鍵で暗号化されたコンテンツデータを外部装置から受信してもよい。
さらに,ボード150は,外部装置から受信したコンテンツデータ上記共通鍵を用いて復号した後,ボード150と情報処理装置150(又は,制御部130)との間で認証し,相互間で共通の鍵等を用いた別の暗号化方式で暗号化し,情報処理装置100に送信してもよい。
つまり,ボード150は,外部装置から受信したコンテンツデータを復号し,さらに当該復号方式とは,同一又は異なる方式で暗号化する処理(プロトコル変換処理)を実行し,情報処理装置100に送信する。詳細については第2の実施の形態で説明する。
また,図2に示すように,TV装置30aはチューナーを備えており,TV装置30は上記チューナーを介して,放送波など外部から入力するコンテンツストリームを画面,スピーカーに出力することができる。
また,第1の実施の形態にかかるコンテンツデータ(コンテンツストリーム)には,複数のパケットから構成される画像(ビデオ)データ,音声(オーディオ)データが含まれている。
また,上記コンテンツデータは,MPEG2 TS(トランスポートストリーム)の場合を例に挙げて以下説明するが,かかる例に限定されない。なお,特段の記載が無い場合,コンテンツデータには,上記画像データまたは音声データのうち少なくとも一方が含まれているものとする。
(情報処理装置100)
次に,図2,図3を参照しながら,第1の実施の形態にかかる情報処理装置100について説明する。なお,図3は,第1の実施の形態にかかる情報処理装置100の概略的な構成の一例を示すブロック図である。
上記情報処理装置100は,ストレージ装置120に記憶されたコンテンツファイル121から,画像ストリーム,音声ストリーム,データストリームなどのストリームに分離し,各ストリームをデコードして,出力データに加工又は変換し,出力部160を介して出力する装置である。
図3(a)に示すように,情報処理装置100は,上記説明したように制御部130と,ストレージ装置120とを備え,さらにデマルチプレクサ(以下,DMUX)153と,レンダー155とを備えている。
また,制御部130は,デコーダ131と,復号部132とを備えている。上記デコーダ131は,DMUX153から伝送された画像ストリーム(画像データ)及び音声ストリーム(音声データ)など,各ストリームを出力部160で再生するための所定フォーマットに変換する。
上記復号部132は,DMUX153による分離処理後のTSパケットに付加された暗号フラグを参照することで,そのTSパケット中のペイロード部分(暗号化ペイロード)を復号し,復号後のペイロードを画像及び音声など各ストリーム別にデコーダ131に入力する。
なお,第1の実施の形態にかかる復号部132は,デコーダ131と別体である場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,復号部132は,デコーダ131と一体である場合でも実施可能である。
また,第1の実施の形態にかかるデコーダ131は,1つからなる場合を例に挙げて説明するが,かかる例に限定されず,例えば,デコーダ131は,各ストリームごとに制御部130内に備わる場合でも実施可能である。つまり,デコーダ131は,例えば,画像ストリームだけをデコードする画像ストリーム専用のデコーダ131aと,音声ストリーム専用のデコーダ131bとから構成される。
上記DMUX153及びレンダー155は,1又は2以上のプログラムモジュールまたはコンポーネントからなるプログラムである。
DMUX153は,制御部130がストレージ装置120から読み出したコンテンツファイルを画像ストリーム,音声ストリーム,データストリームの各個別のストリームに分離する処理を行う。
図3(b)に示すように,上記DMUX153には,制御部130からパケットを取り出すパケット取得部180と,判断部181と,データ出力部182と,暗号フラグ設定部183と,レングス情報生成部184とが備わる。
上記判断部181は,TSパケット内にペイロード部分のヘッダとしてPESヘッダ(ペイロードヘッダ)が該パケット内に存在するか否かを判断する。なお,詳細は後述する。
上記暗号フラグ設定部183は,上記TSパケット内のペイロード部分が暗号化されていないことを示す非暗号化フラグ値,または,当該ペイロード部分が暗号化されていることを示す暗号化フラグ値を暗号フラグに設定する。
復号部132は,上記暗号フラグ設定部183により設定される各ストリームに対応する暗号フラグを参照して,デコーダ131によるデコードの前に,上記暗号化されたペイロードを復号する。
上記DMUX153は,詳細は後述するが,コンテンツファイルに構成された複数のパケットに含まれるペイロードの種別に応じて,ストリームに分離する。
例えば,DMUX153に備わるデータ出力部182は,コンテンツファイルに構成されたパケット(TSパケットなど)のペイロードが画像であれば,そのペイロード部分を画像ストリームに出力し,音声であれば音声ストリームに出力する。
レンダー155は,デコーダ131から出力された各個別のストリームを出力部160に出力するための出力データに加工する。
上記加工された出力データは,出力部160のディスプレイまたはスピーカーから出力され,利用者は再生されたコンテンツを視聴することができる。
なお,第1の実施の形態にかかるDMUX153及びレンダー155は,1又は2以上のモジュールまたはコンポーネントから構成されるプログラムの場合を例にあげて説明したが,かかる例に限定されない。例えば,上記DMUX153及び/又はレンダー155は,1又は2以上の回路素子等からなるハードウェアの場合であってもよい。
上記DMUX153とレンダー155とを一組として構成したのが再生部151であり,上記再生部151が,入力部170から制御部130を介して再生命令を受信すると,制御部130に備わるデコーダ131等と協働してコンテンツファイルを再生し,出力部160に出力する。
なお,第1の実施形態では,コンテンツファイルのフォーマットがMPEG2の場合を例に挙げて説明する。したがって,コンテンツファイルに構成されるパケットのうち画像部分に該当する複数のパケットは,画像(Iピクチャ,Bピクチャ,Pピクチャ)の一コマ(フレーム)を単位とし当該画像が複数フレーム連続して構成されたグループピクチャ(GOPなど)にグループ化される。
(データ構造について)
次に,図4を参照しながら,第1の実施の形態にかかる情報処理装置100で処理するコンテンツデータのデータ構造について説明する。なお,図4は,第1の実施の形態にかかるコンテンツデータの概略的なデータ構造の一例を示す説明図である。
コンテンツデータ(TSパケット)はパケット単位に外部装置から伝送され,伝送されたパケットはストレージ装置120にコンテンツファイルとして保存される。
図4に示すように,TSパケットは,4バイトのTSヘッダ(パケットヘッダ)と,184バイトのデータ部とから構成されたコンテンツデータである。
なお,上記TSパケットのデータ長は,基本的には188バイトであるが,情報処理装置100内では,少なくとも4バイトのタイムスタンプが付加され,合計192バイトのTSパケットとなる。
上記TSヘッダには,図4に示すように,1ビットのペイロードユニット開始インジケータと,13ビットのPID(Packet Identifier,パケット識別子)と,2ビットのアダプテーションフィールド制御と,PES(Packetized Elementary Stream)とが少なくとも含まれる。
上記ペイロードユニット開始インジケータ(payload_unit_start_indicator)は,例えば,ペイロードユニット開始インジケータに“1”が設定された場合,ペイロードの開始点がPESヘッダの開始点であることを示している。
上記アダプテーションフィールド制御(adaptation_field_control)は,上記データ部の内容を指示する。例えば,上記アダプテーションフィールド制御に“11”が設定された場合,データ部にはペイロードとアダプテーションフィールドとが存在することを示している。
さらに,図4に示すコンテンツデータの他にも,第1の実施の形態にかかる情報処理システム50では,例えば,ディジタル放送などで用いられるPMT(Program Map Table)データ,PAT(Program Association Table)データなどのPSI(番組仕様情報)データが存在する。
以上,図4を参照しながら,第1の実施の形態にかかるコンテンツデータのデータ構造について説明したが,上記コンテンツデータのデータ構造は,図4に示すデータ構造に必ずしも限定されず,例えば,システム変更等によってデータ構造が変更されても情報処理装置100はコンテンツデータを処理することができる。
(入力コンテンツデータについて)
次に,図5〜図7を参照しながら,第1の実施の形態にかかる入力コンテンツデータについて説明する。なお,図5〜図7は,第1の実施の形態にかかる入力コンテンツデータの概略的なデータ構造の一例を示す説明図である。
上記図4では,コンテンツデータのデータ構造について説明したが,ここでは,実際にストレージ装置120に記憶されたコンテンツファイル内のコンテンツデータがDMUX153に入力する際のコンテンツデータ(入力コンテンツデータ,入力TSパケット)について説明する。
なお,第1の実施の形態にかかる情報処理システム50では,ストレージ装置120に記憶されたコンテンツファイルから制御部130に読み出された以降のTSパケットを,入力TSパケットと記載するが,単にTSパケットと記載する場合もあるものとする。
上記入力TSパケットには,大別すると3つのデータ構造が存在する。3種類のデータ構造からなる入力TSパケットが1つのコンテンツファイルとして構成することによって,従来通りコンテンツを再生し,ペイロード部分のセキュリティレベルを保持したまま分離処理,デコーダ処理等を実現している。
第1の入力TSパケットのデータ構造は,図5に示すように,TSヘッダと,PESヘッダと,ペイロードとから構成された構造となっている。なお,ペイロードは実データの部分であって,即ち,ペイロードは,コンテンツの画像データ,音声データ,データ放送用データ(EPGデータ)等の部分に相当する。
第1の実施形態にかかる情報処理システム50では,復号部132等により,ペイロード部分を暗号化することによって,コンテンツファイルの画像及び/又は音声等の部分について改ざんや盗聴等の防止を図っている。
なお,上記ペイロード部分を暗号化する場合,例えば,TSパケット内にPESヘッダが存在する場合,PESヘッダ及びペイロード全体を暗号化する必要がある。
図5に示す入力TSパケットの場合,図6又は図7に示す入力TSパケットとは異なり,ペイロード部分は暗号化されていない(非暗号化)。かかるペイロード部分が非暗号化であるのは,DMUX153による各ストリームに分離する処理の際に,上記PESヘッダのヘッダ情報を参照する必要があるためである。
次に,図6に示すように,第2の入力TSパケットは,TSヘッダとペイロードが暗号化された暗号化ペイロードとから構成されている。つまり,図6に示す入力TSパケットは,PESヘッダを含んでいないためペイロード部分を暗号化することができる。
次に,図7に示す第3の入力パケットは,TSヘッダと,アダプテーションフィールドと,暗号化ペイロードとから構成されている。つまり,図7に示す入力パケットは,PESヘッダを含んでいないためTSヘッダとアダプテーションフィールドとを除いたペイロード部分を暗号化することができる。
以上,図5〜図7を参照しながら,入力TSパケットについて説明した。かかる入力TSパケット以外のPMTや,PAT等のPSIの場合,当該PMTやPATは,非暗号化となる。なお,PSIであると判断するために,例えば,TSヘッダ内に設定されるPIDなどが参照され,どのパケットに該当するか識別される。
(デマルチプレクサ153による分離処理について)
次に,図8,図9を参照しながら,第1の実施の形態にかかるDMUX153によるコンテンツデータ分離処理について説明する。なお,図8は,第1の実施の形態にかかるコンテンツデータ分離処理の概略を示したフローチャートであり,図9は,第1の実施の形態にかかる分離処理が行われたストリームのデータ構造の概略の一例を示す説明図である。
ユーザ端末10に備わる入力部170を介して制御部130がコンテンツを再生する命令を受信すると,制御部130は,ストレージ装置120に格納された再生部151のアプリケーションを起動させ,再生対象となるコンテンツファイルに構成された各パケットを読み出す。その読み出されたパケットは,DMUX153に入力する。
図8に示すように,まず,DMUX153は,制御部130により読み出されたパケットを取り出すと(S801),DMUX153は,そのパケットがPAT又はPMTなどのPSIであるか否かを判断し(S803),判断した結果,PAT等であれば,まだパケットがストレージ装置120内のコンテンツファイルに存在した場合(S817),そのまま次のパケットを取り出す(S801)。
一方,判断した結果(S803),TSパケットであれば,DMUX153は,そのTSパケット内に存在するTSヘッダを検出する(S805)。なお,TSパケットにもかかわらずTSヘッダが存在しない場合,エラーと判断し,次のパケットを取り出す(S801)。
次に,DMUX153は,上記検出したTSヘッダに記述されたヘッダ情報のうちペイロードユニット開始インジケータ(図4参照)を基にして,PESヘッダを検出する(S807)。
PESヘッダが存在する場合(S807),DMUX153は,そのTSパケットは非暗号化の状態であると判断し,図9のパケットAに示すように,DMUX153は,そのTSパケットが暗号化されていないこと(非暗号化)を示す値“0”を暗号フラグに設定し,そのTSパケットの先頭部に付加する(S811)。なお,図9に示すストリームにはパケットA,パケットB,パケットCの3パケットが図示されているが,1又は2パケット以上であれば,かかる例に限定されない。
一方,PESヘッダが存在しない場合(S807),DMUX153は,TSパケットのペイロード部分は少なくとも暗号化されていると判断し,図9のパケットB又はパケットCに示すように,DMUX153は,そのTSパケットのペイロードが暗号化されているペイロードであること(暗号化ペイロード)を示す値“1”を暗号フラグに設定し,そのTSパケットの先頭部に付加する(S809)。
次に,暗号フラグに“0”又は“1”を設定すると,DMUX153は,TSヘッダ内に記載されたペイロードのデータ長を示したペイロードレングスを取得し,図9に示すように,TSパケットの先頭部に付加する(S813)。
なお,第1の実施の形態にかかる分離処理では,図9に示すように,各TSパケットの先頭部に暗号フラグとペイロードレングス(又は,ペイロード長)を付加する場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されない。例えば,各TSパケットの中央部または後頭部に暗号フラグとペイロードレングスを付加する場合などでも実施可能である。
上記ペイロードレングスをTSパケットの先頭部に追加すると(S813),DMUX153は,ペイロードが画像の場合,画像ストリームに出力する等のように,各ストリームに当該TSパケットを出力する(S815)。
上記各ストリームに出力されたコンテンツデータ(TSパケット)は,DMUX153からデコーダ131に渡され,デコーダ131でデコーダされた後,レンダー155を介して出力部160から出力される。
以上の処理(S801〜S815)が再生対象となるコンテンツファイル内の全てのパケットについて分離処理が行われると(S817),DMUX153による一連の分離処理は終了する。
なお,本実施の形態にかかる分離処理では,ステップS801〜ステップS817までの一連の処理を単独で行う場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,分離処理では,上記ステップS801〜ステップS817までの一連の処理を複数で並列に行う場合等でも実施可能である。
(第2の実施形態)
次に,第2の実施の形態にかかる情報処理システム50aについて説明する。なお,以下では,第2の実施の形態に係る情報処理システム50a(情報処理システム50aに備わる各装置または各動作等を含む。)と,第1の実施の形態にかかる情報処理システム50とを比較し,特に相違する点について説明する。その他については,特段の記載が無い場合実質的に同一であるため詳細な説明は省略する。
(情報処理装置100a)
まず,図10を参照しながら,第2の実施の形態にかかる情報処理装置100aについて説明する。なお,図10は,第2の実施の形態にかかる情報処理装置の概略的な構成の一例を示すブロック図である。
図10(a)に示すように,第1の実施の形態にかかる情報処理装置100と比較すると,第2の実施の形態にかかる情報処理装置100aは,DMUX153aと,制御部130aにAES−CBC復号部133とを備えている点で特に相違する。
上記AES−CBC復号部133は,DMUX153による分離処理後のTSパケットに付加された暗号フラグを参照し,ペイロード部分が暗号化されているTSパケットであれば,さらに当該TSパケットに付加されたシード及び/又はコンテンツ共通鍵を基にして,ペイロード部分(暗号化ペイロード)をAES−CBC−Plus方式で復号し,復号後のペイロードをデコーダ131に入力する。
なお,上記コンテンツ共通鍵は,例えば,コンテンツを再生/録画する際に予め作成される鍵であり,コンテンツを暗号化/復号することが可能な鍵であるが,かかる例に限定されない。
また,第2の実施の形態にかかるAES−CBC復号部133は,デコーダ131と別体である場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,AES−CBC復号部133は,デコーダ131と一体である場合でも実施可能である。
また,第2の実施の形態にかかるAES−CBC復号部133は,制御部130aに備わったハードウェアである場合を例にあげて説明したが,かかる例に限定されない。例えば,AES−CBC復号部133は,1又は2以上のモジュールまたはコンポーネントから構成されるプログラムの場合であってもよい。
図10(b)に示すように,上記DMUX153aには,第1の実施の形態にかかるDMUX153と比較して,さらにシード取得部185を備えている点で相違する。
上記シード取得部185は,制御部130aを介して取り出されたTSパケットにシードが付加されていた場合,そのシード値を取得し,データ出力部182に出力する,そしてデータ出力部182は,ペイロード,暗号フラグ,レングスに加えて,さらにシード値をそれらと一緒に出力する。
(入力コンテンツデータについて)
次に,図11〜図13を参照しながら,第2の実施の形態にかかる入力コンテンツデータについて説明する。なお,図11〜図13は,第2の実施の形態にかかる入力コンテンツデータの概略的なデータ構造の一例を示す説明図である。
上述したように,既に図4〜図7を参照しながら,第1の実施の形態においてコンテンツデータのデータ構造について説明した。ここでは,第2の実施の形態にかかるDMUX153に入力する前のコンテンツデータ(入力コンテンツデータ,入力TSパケット)について説明する。
なお,第2の実施の形態にかかる情報処理システム50aでは,ストレージ装置120に記憶されたコンテンツファイルから制御部130に読み出された以降のTSパケットを,入力TSパケットと記載するが,単にTSパケットと記載する場合もある。
第1の入力TSパケットのデータ構造は,図11に示すように,シードと,タイムスタンプと,予備と,TSヘッダと,PESヘッダと,ペイロードとから構成された構造となっている。なお,ペイロードは実データの部分であって,即ち,ペイロードは,コンテンツの画像データ,音声データ,データ放送用データ(EPGデータ)等の部分に相当する。
第2の実施形態にかかる情報処理システム50aでは,ペイロード部分を暗号化することによって,コンテンツファイルの画像及び/又は音声等の部分について改ざんや盗聴等の防止を図っている。
なお,上記ペイロード部分を暗号化するためには,例えば,TSパケット内にPESヘッダが存在する場合,ペイロードの他にもPESヘッダ及びペイロード部分を暗号化する必要があるので,図5と同様に,ペイロードとPESヘッダともに非暗号化となっている。
次に,図12に示す入力TSパケットは,シードと,タイムスタンプと,予備と,TSヘッダと,ペイロードが暗号化された暗号化ペイロードとから構成されている。つまり,図6と同様に,図12に示す入力TSパケットは,PESヘッダを含んでいないためペイロード部分を暗号化することができる。上記シードには,シード値が設定される。
図13に示す入力パケットは,シードと,タイムスタンプと,TSヘッダと,アダプテーションフィールドと,暗号化ペイロードとから構成されている。つまり,図13に示す入力パケットは,図7と同様に,PESヘッダを含んでいないためTSヘッダとアダプテーションフィールドとを除いたペイロード部分だけを暗号化することができる。
以上,図11〜図13を参照しながら,第2の実施の形態にかかる入力TSパケットについて説明した。第1の実施の形態と同様に,かかる入力TSパケット以外のPMTや,PAT等のPSIデータの場合,当該PMTやPATは,非暗号化となる。なお,PSIデータであると判断するために,PIDが参照される。
(デマルチプレクサ153による分離処理について)
次に,図14を参照しながら,第2の実施の形態にかかるDMUX153によるコンテンツデータ分離処理について説明する。図14は,第2の実施の形態にかかる分離処理が行われたストリームのデータ構造の概略的な一例を示す説明図である。
なお,第2の実施の形態にかかるコンテンツデータ分離処理については,第1の実施の形態にかかるコンテンツデータ分離処理と比較して,ほぼ同様であるため,詳細な説明は省略する。
図14に示すように,各TSパケットがDMUX153によりペイロード部分など抽出され,暗号フラグが付加され,各ストリームに分離されると,パケットD,パケットE,パケットF…などのようにデコーダ131に出力される。なお,図14に示すストリームにはパケットD,パケットE,パケットFの3パケットが図示されているが,1又は2パケット以上であれば,かかる例に限定されない。
また,図14に示すように,パケットDは他のパケット(パケットE,パケットF)と比べて,パケットDには,暗号フラグには非暗号化(“0”)が設定され,シードが含まれていない。これは,AES−CBC復号部133が,パケットDのペイロードD部分を復号する必要がないためである。
したがって,AES―CBC復号部133は,図14に示すように,パケットE,パケットFについては,シードが含まれるため,取得したシードを基にして,AES−CBC−Plus方式で各暗号化ペイロード部分を復号する。
なお,第2の実施の形態にかかるTSパケットに付加されるシードは,GOP単位に次のシードに更新されるが,かかる例に限定されない。同一GOP内であればTSパケットに付加されるシードは同じものとなる。
(ペイロード部分の暗号化処理)
次に,図15を参照しながら,第3の実施の形態にかかるペイロード部分の暗号化処理について説明する。なお,図15は,第3の実施の形態にかかるペイロード部分の暗号化処理の概略を示すフローチャートである。
情報処理装置100に伝送されるTSパケットには,原則PESヘッダが存在する場合を除いて,ペイロードには暗号化が施される。そのペイロードについて暗号化するのは,暗号化装置である。なお,かかる暗号化装置は,デコーダ131,復号部132,またはAES−CBC復号部133で復号可能なように暗号化処理を行う,例えば,ボード150等である。
図15に示すように,ペイロード部分が暗号化されていないTSパケットを取り出すと(S901),暗号化装置は,そのパケットがPAT又はPMTなどのPSIであるか否かを判断し(S903),判断した結果,PAT等であれば,まだパケットが存在すれば(S917),そのまま次のパケットを取り出す(S901)。
なお,暗号化装置がパケットを取り出す源泉は,例えば,ユーザ端末20またはTV装置30a等から伝送されるデータや,HDDなどの記録手段に記録されたデータであるが,かかる例に限定されない。
上記判断結果(S903)が,PAT又はPMT等でなくTSパケットの場合,アダプテーションフィールド制御の値を参照し(S905),そのTSパケット内にアダプテーションフィールドが存在するか否かを判断する。
次に,TSヘッダに記述されたヘッダ情報のうちペイロードユニット開始インジケータ(図4参照)を基にして,ペイロード開始部分が存在するか否かを確認し(S907),PESヘッダが前のTSパケットから続いていない場合(S909),上記ステップS905で判断した情報を基にアダプテーションフィールド以外のペイロード部分を暗号化する(S915)。
上記ペイロード部分が暗号化されたTSパケットはユーザ端末10又は情報処理装置100に出力される(S915)。
一方,ペイロード開始部分が存在した場合(S907),PESヘッダがTSパケット内に存在するため,PESパケットのサイズ情報を取得し,そのPESパケット部分については暗号化しない(S911)。
以上の処理(S901〜S915)が各パケットについて行われると(S917),コンテンツデータの一連の暗号化処理は終了する。
なお,第3の実施の形態にかかるペイロード部分を暗号化する暗号化装置は,ユーザ端末10に備わるボード150である場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,暗号化装置は,TV装置30aや放送局など他の装置に備わる場合でもよい。
次に,図16に示すように,情報処理システム50bは,USB規格のネットワーク103cを備え,また携帯電話30bを備えている。なお,図16は,第1〜第3の実施の形態にかかる情報処理システムの変形例を概略的に示す説明図である。
かかる情報処理システム50bに備わるユーザ端末10b,ユーザ端末20bは,13セグメントよりも帯域が狭いが処理負荷が軽い,いわゆる1セグメント放送によるコンテンツを再生することができる。なお,コンテンツは,例えば,MPEG4−AVC又はH.261−AVCなどでエンコードされている。
以上で,第1〜第3の実施の形態にかかる情報処理システム50について説明を終了するが,かかる情報処理システム50によって,以下に示すような優れた効果が存在する。
(1)DMUX153による分離処理の段階では,ペイロード部分が少なくとも暗号化されているため,DMUX153とデコーダ131との間だけのセキュリティ目的で双方で暗号化,復号する必要がなくDMUX153に対する処理負荷を軽減することができ,さらにDMUX153及びデコーダ131が耐タンパ性を具備する必要もない。
(2)DMUX153による分離処理の段階では,当該分離処理で必要なTSヘッダや,PESヘッダ,またはアダプテーションフィールドなどの情報が非暗号化の状態であるため,復号等せず,そのままDMUX153は分離処理を実行することができる。
(3)TSパケット内のペイロード部分は原則,暗号化されているためセキュリティレベルをそのまま維持し,第三者による不正コピーや改ざん等を防止することができる。
(4)DMUX153とデコーダ131との間ではペイロード部分が暗号化されているため,デコーダ131が耐タンパ性を少なくとも具備すれば,実質的にDMUX153及びデコーダ131が耐タンパ性を具備しているのと同等のセキュリティレベルに保持することができる。
以上,上述した一連の処理は,専用のハードウェアにより行うこともできるし,ソフトウェアにより行うこともできる。一連の処理をソフトウェアによって行う場合には,そのソフトウェアを構成するプログラムが,汎用のコンピュータやマイクロコンピュータ等の情報処理装置にインストールされ,上記情報処理装置をユーザ端末10,ユーザ端末20,TV装置30a,および携帯電話30bとして機能させる。
プログラムは,コンピュータに内蔵されている記録媒体としてのハードディスクドライブやROM等に予め記録しておくことができる。
あるいはまた,プログラムは,ハードディスクドライブに限らず,フレキシブルディスク,CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto Optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc),磁気ディスク,半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に,一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は,いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
なお,プログラムは,上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他,ダウンロードサイトから,ディジタル衛星放送用の人工衛星を介して,コンピュータに無線で転送したり,LAN(Local Area Network),インターネットといったネットワークを介して,コンピュータに有線で転送し,コンピュータでは,そのようにして転送されてくるプログラムをで受信し,内蔵するハードディスクにインストールすることができる。
ここで,本明細書において,コンピュータに各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処理ステップは,必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく,並列的あるいは個別に実行される処理(例えば,並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。
また,プログラムは,1のコンピュータにより処理されるものであっても良いし,複数のコンピュータによって分散処理されるものであっても良い。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例を想定し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上記実施形態においては,コンテンツデータのフォーマットはMPEG2である場合を例にあげて説明したが,本発明はかかる例に限定されない。例えば,コンテンツデータのフォーマットはMPEG4の場合であっても実施することができる。
また,上記実施形態においては,DMUX151またはデコーダ131による分離処理,デコード処理について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。例えば,DMUX151またはデコーダ131による分離処理,デコード処理と実質的に同様な処理内容をマルチプレクサまたはエンコーダによる多重化処理,エンコード処理にも適用し,実施することができる。
第1の実施の形態にかかる情報処理システムの概略的な構成の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態にかかる情報処理システムの概略的な構成の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態にかかる情報処理装置の概略的な構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかるコンテンツデータの概略的なデータ構造の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態にかかる入力コンテンツデータの概略的なデータ構造の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態にかかる入力コンテンツデータの概略的なデータ構造の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態にかかる入力コンテンツデータの概略的なデータ構造の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態にかかるコンテンツデータ分離処理の概略を示したフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる分離処理が行われたストリームのデータ構造の概略の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかる情報処理装置の概略的な構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかる入力コンテンツデータの概略的なデータ構造の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかる入力コンテンツデータの概略的なデータ構造の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかる入力コンテンツデータの概略的なデータ構造の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかる分離処理が行われたストリームのデータ構造の概略的な一例を示す説明図である。 第3の実施の形態にかかるペイロード部分の暗号化処理の概略を示すフローチャートである。 第1〜第3の実施の形態にかかる情報処理システムの変形例を概略的に示す説明図である。
符号の説明
10,20 ユーザ端末
100 情報処理装置
103 ネットワーク
120 ストレージ装置
130 制御部
131 デコーダ
150 ボード
151 再生部
153 DMUX
160 出力部
170 入力部

Claims (13)

  1. 画像及び/又は音声を含むストリームがパケット化されたパケット群から少なくとも一つのパケットを取り出すパケット取得部と;
    前記パケットからパケットヘッダを検出するパケットヘッダ検出部と;
    前記パケットヘッダに記載されたヘッダ情報を基にして,前記パケット内のペイロード部分のヘッダとしてペイロードヘッダが該パケット内に存在するか否かを判断する判断部と;
    前記パケット内のペイロード部分は暗号化されていないことを示す非暗号化フラグ値又は該ペイロード部分は暗号化されていることを示す暗号化フラグ値を暗号フラグに設定する暗号フラグ設定部と;
    前記パケット内のペイロード部分のデータ長を示すレングス情報を生成するレングス情報生成部と;
    前記暗号フラグ設定部により設定された暗号フラグと,前記レングス情報生成部により生成されたレングスと,前記ペイロードとを出力するデータ出力部とを備えることを特徴とする,情報処理装置。
  2. 前記パケットヘッダ検出部は,前記パケットを復号せずに,前記パケットからパケットヘッダを検出し;
    前記暗号フラグ設定部は,前記ペイロード部分を復号せずに,前記非暗号化フラグ値又は前記暗号化フラグ値を暗号フラグに設定することを特徴とする,請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記暗号フラグ設定部は,前記パケット内に前記ペイロードヘッダが存在した場合,前記非暗号化フラグ値を前記暗号フラグ値に設定することを特徴とする,請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記パケット内にパケットヘッダが存在しない場合,前記パケット内のペイロード部分は暗号化されており,デコーダによるデコード処理の際に,その暗号化されたペイロードは復号されることを特徴とする,請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は,前記パケットからシード値を取得するシード取得部をさらに備え,
    前記データ出力部は,前記シード値をさらに出力することを特徴とする,請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記デコーダは,前記ペイロードに対応する前記暗号フラグに前記非暗号化フラグ値が設定されていた場合,該ペイロードの復号が行われずに,該ペイロードをデコードすることを特徴とする,請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 画像及び/又は音声を含むストリームがパケット化されたパケット群から少なくとも一つのパケットを取り出す工程と;
    前記パケットからパケットヘッダを検出する工程と;
    前記パケットヘッダに記載されたヘッダ情報を基にして,前記パケット内のペイロード部分のヘッダとしてペイロードヘッダが該パケット内に存在するか否かを判断する工程と;
    前記パケット内のペイロード部分は暗号化されていないことを示す非暗号化フラグ値又は該ペイロード部分は暗号化されていることを示す暗号化フラグ値を暗号フラグに設定する工程と;
    前記パケットヘッダのヘッダ情報を基にして,前記パケット内のペイロード部分のデータ長を示すレングス情報を生成する工程と;
    前記暗号フラグと,前記レングスと,前記ペイロードとを出力する工程とを含むことを特徴とする,情報処理方法。
  8. 前記パケットヘッダを検出する工程では,前記パケットを復号せずに,前記パケットからパケットヘッダを検出し;
    前記暗号フラグに設定する工程では,前記ペイロード部分を復号せずに,前記非暗号化フラグ値又は前記暗号化フラグ値を暗号フラグに設定することを特徴とする,請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 前記暗号フラグを設定する工程では,前記ペイロードヘッダが存在する場合,前記非暗号化フラグ値を前記暗号フラグに設定することを特徴とする,請求項7に記載の情報処理方法。
  10. 前記パケット内にパケットヘッダが存在しない場合,前記パケット内のペイロード部分は暗号化されており,前記デコーダによるデコード処理の際に,その暗号化されたペイロードは復号されることを特徴とする,請求項7に記載の情報処理方法。
  11. 前記情報処理方法は,前記パケットからシード値を取得する工程をさらに含み,
    前記デコーダに出力する工程では,前記シード値をさらに出力することを特徴とする,請求項7に記載の情報処理方法。
  12. 前記デコーダによりデコードする工程では,前記ペイロードに対応する前記暗号フラグに前記非暗号化フラグ値が設定されていた場合,該ペイロードを復号しないことを特徴とする,請求項7に記載の情報処理方法。
  13. 画像及び/又は音声を含むストリームがパケット化されたパケット群から少なくとも一つのパケットを取り出す工程と;
    前記パケットからパケットヘッダを検出する工程と;
    前記パケットヘッダに記載されたヘッダ情報を基にして,前記パケット内のペイロード部分のヘッダとしてペイロードヘッダが該パケット内に存在するか否かを判断する工程と;
    前記パケット内のペイロード部分は暗号化されていないことを示す非暗号化フラグ値又は該ペイロード部分は暗号化されていることを示す暗号化フラグ値を暗号フラグに設定する工程と;
    前記パケットヘッダのヘッダ情報を基にして,前記パケット内のペイロード部分のデータ長を示すレングス情報を生成する工程と;
    前記暗号フラグと,前記レングスと,前記ペイロードとを出力する工程とを含んだ情報処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする,コンピュータプログラム。
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