JP2007013374A - データ放送融合情報提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 視聴者が広範囲なジャンルに及ぶ地域毎の最新情報をリアルタイムに取得できるデータ放送融合情報提供システムを提供する。
【解決手段】 本システムでは、クライアント端末5から収集した考査前の最新情報の動画像データを分解して、考査端末21にサムネイル表示させる考査前情報閲覧手段43を備えている。これにより、考査に要する時間を大幅に短縮できる。また本システムでは、考査端末21から考査をパスするのに必要な情報を受取ると、放送基準を満たす適切な表現の考査後情報を生成し、配信先を特定する地域情報を含んだ考査後情報を、電気通信回線3を通じてデータ放送が可能な放送装置2に提供する構成を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クライアント端末から入力される画像データ付きの最新情報を地域毎に選別して集約管理し、データ放送を付加送信する放送装置に当該最新情報を提供するデータ放送融合情報提供システムに関する。
ディジタルテレビジョン放送を利用した情報提供システムとして、例えば特許文献1には、クライアント端末であるストアコンピュータから、配信時刻の指定やZIPコード(郵便番号)の指定などによる配信先の指定と共に、画像データ付きの広告情報を入力すると、これらの情報がリアルタイム性を持つメディア媒体の一つである放送局から送信され、ディジタルテレビジョン放送を受信可能なテレビ受像器によって、予め管理したZIPコードに対応する広告情報だけを取り出すようにしたものが提案されている。当該システムでは、配信先の指定を可能とすることにより、テレビ受像器を介して特定の顧客のみを情報の配信先として特定することができる。
また別な特許文献2には、商品の詳細情報や商品販売を手がける販売店情報を含むデータ情報を、音声と映像に関する素材情報と共に放送波として送信するデータ放送を利用した情報提供システムが開示されている。この場合も、受信装置に記憶された郵便番号などの地域情報を利用して、この地域情報と合致する情報がある販売店情報だけが表示されるようになっており、データ放送を利用して地域に密着した情報を取得することができる。
特開2005−37779号公報 特開2004−229228号公報
上記各特許文献において、クライアント端末からの各種情報を放送波として送信する場合、不適切な表現(文字や画像)が視聴者に流れないように、放送法により一定の放送基準が定められている。すなわち、放送局側に送られた各種情報は、その内容を全て考査し、基準を満たしたものでなければ、無制限に放送を行なうことはできず、万一不適切な表現が放送された場合には、免許取消などの厳しい処置が下される。
従来のデータ放送に融合した情報提供システムでは、地域情報を含んだ各種情報をそのまま放送装置に提供しているが、放送局側では送られてきた動画像のデータを全て再生して、その内容を確認しなければならず、考査に膨大な時間が必要となる。さらに、広告情報以外の広範囲なジャンルの最新情報(例えば、一般大衆からの諸情報)を受け入れる大規模なシステム構築を考えようとした時に、ランダムに送られてくる最新情報の全てを考査するのは実質的に不可能であり、視聴者に向けて地域毎の最新情報をリアルタイムに提供できない。
本発明は上記問題点に鑑み、視聴者が広範囲なジャンルに及ぶ地域毎の最新情報をリアルタイムに取得できるデータ放送融合情報提供システムを提供することを目的とする。
請求項1のデータ放送融合情報提供システムは、少なくとも動画像データを含む最新情報を提供する複数のクライアント端末と、前記最新情報を閲覧する複数の考査端末とをネットワークを通じて接続可能に構成し、前記クライアント端末から収集した考査前の前記最新情報の動画像データを分解して前記考査端末にサムネイル表示させる考査前情報閲覧手段と、前記考査端末にサムネイル表示させた最新情報について、当該考査端末から考査をパスするのに必要な情報を前記ネットワークを通じて受取ると、放送基準を満たす適切な表現の考査後情報を生成し、配信先を特定する地域情報を含んだ前記考査後情報を、通信手段を通じてデータ放送が可能な放送装置に提供する考査後情報提供手段と、を備えている。
このようにすると、システムはクライアント端末から送られてくる考査前の最新情報を、ネットワーク経由で接続した考査端末に対し閲覧表示させるときに、動画像データから一定時間経過毎に取り出した複数の静止画を一覧表示させる。そのため、連続する動画像データを一度に閲覧することができ、考査の時間を飛躍的に削減できる。しかも、考査端末はネットワークを通じて国内外に分散配置できるので、広範囲なジャンルの最新情報を受け入れるシステムであっても、時間帯に左右されることなく、全ての最新情報に対して迅速に考査を行なうことができる。
しかも考査後の最新情報(考査後情報)は、配信先を特定する地域情報を含んでデータ放送が可能な放送装置に提供される。そのため放送装置側では、考査をパスした最新情報だけを、テレビ受像器の視聴者に放送波を通じて提供することができる。
本発明の請求項1によると、従来に比べて考査に要する時間を大幅に短縮でき、広範囲なジャンルに及ぶ特定の地域の最新情報を視聴者がリアルタイムに取得できる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明におけるデータ放送融合情報提供システムの好ましい実施例を説明する。
図1は、本実施例におけるシステム構成の大まかな概念図である。同図において、1はシステムの情報集約部であるセンターサーバ、2はこのセンターサーバ1と専用線などの電気通信回線3で接続される放送局4に設置した放送装置、5は送受信機能を備えたクライアント端末で、クライアント端末5とセンターサーバ1との間も、各種の電気通信回線6で接続される。ここでは一つの放送装置2だけが示されているが、センターサーバ1と複数の放送局4の放送装置2が接続される構成であってもよい。また、前記電気通信回線3に後述するインターネット網8などのネットワークを介在させてもよい。
センターサーバ1は、WWW(World Wide Web)による情報の送受信を可能にするウェブサーバとしての機能を有すると共に、Webブラウザを使用する各クライアント端末5に対し、インターネット網8を通じてアプリケーションソフトを提供するASP(Application Service Provider)としての機能を有する。これにより、センターサーバ1と各クライアント端末5は、クライアント端末5側からインターネット上で様々なジャンルの最新情報の入力が可能なASPによるエントリーシステム11を構築しており、センターサーバ1自身の管理者によるメンテナンスが可能となる。エントリーシステム11の加入者は、センターサーバ1の管理組織と送受信契約を締結しており、例えば個別の識別番号(ID)とパスワードを与えられている。
クライアント端末5は、個人又は組織が入手した幅広いジャンルの最新情報をセンターサーバ1に提供するための端末で、各種の情報データを入力する入力手段15と、LCDなどの表示手段16と、センターサーバ1との間で情報のやり取りを行なう送受信手段17と、データ読出し/書込み用の記憶手段18とを、制御処理手段19に各々接続して構成され、具体的にはノート型或いはデスクトップ型のパソコン,携帯電話,PDAなどの携帯情報端末で実現される。また、ここで入力される情報データの形態は、テキストデータや、撮影装置で得られた静止画像若しくは動画像データや、ディジタル信号化された音声データなど、電子信号化された各種のデータが含まれる。したがって入力手段15としては、マウスやキーなどの操作手段の他、記憶媒体からデータを読み出し転送するデータ読取装置を含む。
センターサーバ1はその他に、電気通信回線6によってインターネット網8上で接続可能な考査端末21を備えている。この考査端末21は、センターサーバ1で集約された各クライアント端末5からの最新情報を、表示手段26に適宜閲覧させるためもので、クライアント端末5と別な場所に設置されるものの、当該クライアント端末5とほぼ同じハードウェア構成を有する。具体的には考査端末21は、マウスやキーなどの入力手段25と、LCDなどの表示手段26と、センターサーバ1との間で情報のやり取りを行なう送受信手段27と、データ読出し/書込み用の記憶手段28とを、制御処理手段29に各々接続して構成される。なお、図1では1台の考査端末21のみ示しているが、実際には複数の考査端末21を備えている。また、クライアント端末5と同じく、センターサーバ1から各種アプリケーションが提供される構成としてもよい。考査端末21も、センターサーバ1の管理組織から個別の識別番号(ID)とパスワードを与えられている。
放送装置2は、センターサーバ1からの最新情報を、データ放送のためのデータ情報として受け取り、このデータ情報を音声と映像に関する素材情報と共に1本の信号の流れとなるように多重化して、変調した放送波を送信するように構成される。センターサーバ1からは、考査端末21によって考査が終了し、放送基準を満たした最新情報だけが放送装置2に送られるが、この最新情報には配信先を特定する地域情報として郵便番号(ZIPコード)が含まれている。
31は放送装置2からの放送波を受信し、変調処理前のディジタル信号に復元するテレビ受信器である。ここでのテレビ受信器31はディジタルテレビ放送に対応したもので、前記放送装置2からの素材情報を音声と映像でそれぞれ出力すると共に、この素材情報にデータ放送用のデータ情報が含まれていれば、その旨を例えば「d」と表示されたマークで画面上に表示する。当該テレビ受信器31は、特定の郵便番号(ZIP)コードを記憶管理する手段を有しており、データ情報が含まれている旨の表示があるときに、特定のスイッチ(図示せず)でデータ放送の出力指示を行なうと、データ情報として送られた考査後の最新情報の中で、郵便番号が一致する最新情報だけが選択的に表示される。
図2は、センターサーバ1の機能構成を示したものである。同図において、センターサーバ1は、クライアント端末5や考査端末21からインターネット網8を介して得られた送信されたデータを受付処理する機能を有し、送信された諸情報の中央管理装置として作用するもので、入力データを演算処理する中央処理装置41と、この中央処理装置41で演算処理したデータを格納する記憶装置としてのメモリ51とを備えている。その他、ここには図示していないが、中央処理装置41の入力側ポートにキーボードなどの入力手段を設ける一方、出力側ポートにLCDなどの表示手段や、プリンタなどの印刷手段を備えてもよい。
中央処理装置41は、ソフトウェア上の機能として、認証済のクライアント端末5からリアルタイムで配信される考査前の最新情報(以下、考査前情報という)を、メモリ51の一部に区画形成された考査前情報格納部52に格納する考査前情報管理手段42と、考査前情報格納部52にある考査前情報を、インターネット網8に接続する認証済の考査端末21に閲覧表示できるようにする考査前情報閲覧手段43と、考査端末21に閲覧表示させた考査前情報に関し、この考査端末21から考査をパスするのに必要な情報をインターネット網8を介して受取ると、放送基準を満たす適切な表現の考査パス後の最新情報(以下、考査後情報という)を考査前情報から生成して、メモリ51の一部に区画形成された考査後情報格納部53に格納し、さらに前記考査前情報格納部52に格納した対応する考査前情報を消去すると共に、当該考査後情報をすぐに電話通信回線3より放送装置2に提供する考査後情報提供手段としての考査後情報管理手段44と、クライアント端末5や考査端末21のみならず、インターネット網8に接続可能なあらゆる端末(図示せず)に対して、考査後情報格納部53に格納した考査後情報を任意に閲覧できるようにする考査後情報閲覧手段45と、を備えている。ここで、中央処理装置41で扱われる上記考査前情報や考査後情報には、少なくとも動画による画像データ(動画像データ)とテキストデータが含まれている。また、クライアント端末5からの考査前情報の提供や、考査端末21による考査前情報の閲覧および修正などは、ずべてインターネット上のウェブサイトを通じて行えるようになっている。
特に本実施例で特徴となるのは、考査前情報閲覧手段43が考査前情報に含まれる動画像データから、考査の支障とならないような一定時間(例えば1秒)経過毎の静止画を取り出し、この静止画を複数枚並べたサムネイル表示を、考査端末21に対して行なわせるように構成していることである。図3は、こうしたサムネイル表示の一例を示す考査端末21の表示手段26に現れる表示画面26Aである。ここでは、考査前情報の動画像データを分解した複数枚の静止画61A〜61Tが、縦横に並べて時系列順に配置されており、特定の例えば静止画61Aにカーソルを合せてクリック(すなわち選択)すると、その静止画61Aを編集(削除を含む)することができる。その他、62A,62Bは、隣接する時間帯のサムネイル表示に切替えるための切替ボタンで、切替ボタン62Aまたは切替ボタン62Bを選択すると、別の時間帯のサムネイル表示が行なわれる。また、63は指定した考査前情報のテキストを表示させるテキスト表示ボタンで、表示されたテキストデータは、考査端末21の入力手段25によって適宜編集できるようになっている。さらに、64はサムネイル表示を終了して図示しないデフォルト画面を表示させる戻るボタンである。なお、このような考査前情報閲覧手段43によるサムネイル表示の機能を、考査端末21に持たせてもよい。
また別な特徴として、ここでは考査後情報提供手段44が放送装置2に提供する考査後情報の中に、その情報がどのジャンル(部門)に属するのかを示すジャンルコードと、どの地域に配信するのかを示す地域情報としての郵便番号を含ませている。こうしたジャンルコードや郵便番号は、クライアント端末5が考査前の情報を入力する際に、最新情報管理手段42がその入力を促すように構成してもよいし、メモリ51の記憶容量に余裕を持たせたい場合には、考査後情報提供手段44が考査端末21から考査後情報を受取ったときに、その考査後情報の提供元であるクライアント端末5を考査前情報から特定して、そのクライアント端末5に入力を促すように構成してもよい。いずれにせよ、このようなジャンルコードや郵便番号を考査後情報に含ませることで、特定の地域における興味のあるジャンルの最新情報を、放送装置2からのデータ放送を受信できるテレビ受像器31の視聴者や、インターネット網8に接続可能な端末を通じてリアルタイムに配信することができる。
次に、上記構成についてその作用を、図4の表示画面16Aや、図5のフローチャートなどを参照しながら説明する。
図5のフローチャートはセンターサーバ1の処理手順を示したものであり、同図のステップS1において、インターネット網8を通じて任意のクライアント端末5がセンターサーバ1の管理するウェブサイトにアクセスすると、センターサーバ1の考査前情報管理手段42は、送信者とのIDとパスワードによる認証を行なう。クライアント端末5から送られたIDとパスワードが、予め記憶された登録IDと登録パスワードに一致したら、ステップS2において新着情報(考査前情報)の入力を受け付ける。
図4は、認証後にクライアント端末5の表示手段16に現れる表示画面16Aを示している。センターサーバ1が提供するウェブサイトの表示画面16Aは、いわゆるポータル(玄関口)サイトとしての機能を有し、ハイパーリンク表示された特定の箇所にカーソルを合せてクリックすると、そのサイトにジャンプして表示を切替える表示窓71を備えている。また表示画面16Aの例えば一側には、個人/組織表示窓72が配置されており、この個人/組織表示窓72にある特定のハイパーリンク表示部をクリックすることで、クライアント端末5を管理する個人のスケジュールの更新,閲覧を行なう表示画面や、組織として契約した他のクライアント端末5の管理者全体のスケジュールを把握できる表示画面などを表示手段16に表示させることができる。こうしたスケジュール機能は、センターサーバ1若しくは他のサーバのスケジュール管理手段(図示せず)によって、個人や組織毎の単位に管理される。
その他に当該表示画面16Aでは、クライアント端末5を管理する個人のメール(サブメールや他の案内も含む)や、組織内の他のメンバーからの伝言や、種々の掲示板などへの閲覧画面にジャンプできるようになっている。また73はサイト内外の検索を可能にする検索エンジンを利用した検索窓で、この検索窓73を利用することで、例えば任意のワードやフレーズを含むウェブサイトを一覧で検索することができる。センターサーバ1は、個々のクライアント端末5に関して、表示画面16Aでどの部分がクリックされたのかを使用情報として記憶保存しており、クリックされた部分の多いブロックが上位に表示されるように、表示画面16Aの表示形態を変更させる機能を有する。これにより、使い勝手のよいポータルサイトを構築できる。
74は、表示画面16Aの例えば他側に配置される最新ニュース表示窓であり、ここには複数のコマンドボタン75と、考査後の新着動画などを表示できる画像データ表示窓76と、予め選択した業界に関連する他サイトのニュースを閲覧できる業界ニュース閲覧窓77と、業界以外の他サイトにおけるローカルなニュースを閲覧できる地域ニュース閲覧窓78とを備えている。そして、特定のコマンドボタン75をクリック操作することにより、図5におけるステップS2の手順に移行し、表示手段16の表示を考査前情報の入力画面に移行させることができる。
このステップS2の手順では、認証を受けたクライアント端末5から、例えばイベントの開催案内や趣味の提示など、一般社会や市場の動向などで興味のあるあらゆるジャンルの最新情報が入力される。センターサーバ1が入力を促す最新情報としては、視覚的な情報源となる動画像データやテキストデータの他に、主として配信先を限定するためのジャンルコードや郵便番号を含む。当該ジャンルコードや郵便番号は、1つの最新情報の中に好ましくは複数入力できるようになっている。センターサーバ1は、クライアント端末5から入力された最新情報を考査前情報格納部52に格納することで、地域およびジャンル毎の最新情報を一元的に集約することができる。
次のステップ3では、各クライアント端末5からの考査前情報を、センターサーバ1が認証を受けた考査端末21に提示する。具体的には、インターネット網8を通じて任意の考査端末21がセンターサーバ1の管理するウェブサイトにアクセスすると、考査前情報閲覧手段43はIDとパスワードによる認証を行ない、考査端末21から送られたIDとパスワードが、予め記憶された登録IDと登録パスワードに一致したら、考査を受けていない考査前情報のリストを考査端末21の表示手段26に表示させる。そのリストから、考査端末21が考査を行いたい考査前情報を選択すると、考査前情報閲覧手段43はその考査前情報の動画像データについて、前記図3に示す表示画面26Aを表示手段26に表示させる。
なお、このステップS3では、予め考査端末21毎に考査の可能なジャンルをセンターサーバ1に登録しておき、そのジャンルの考査前情報が考査前情報格納部52に格納されていれば、格納した時間が最も古い考査前情報を考査前情報閲覧手段43が自動的に選択して、その動画像データをサムネイル表示させた表示画面26Aを表示手段26に表示させてもよい。こうすれば、古い順の最新情報から、あらゆるジャンルに関し効率よく考査を行なうことができる。
図3に示すような表示画面26Aでは、連続する動画像データを一度に閲覧して編集することができるので、動画像データを再生する必要がなく、考査の時間を飛躍的に削減できる。また、ネットワークであるインターネット網8を通じて、国内のみならず海外にも考査端末21が分散配置されるので、クライアント端末5から送られてくる多くの最新情報を、時間帯に関係なく短時間に考査することができる。
考査端末21側では、表示手段26に表示画面26Aがあらわれると、考査前情報に含まれる動画像データについて、それが適切な表現であるか否かを判断する(ステップS4)。もし不適切な画像データが含まれていれば、その部分を選択して編集(削除を含む)する。同様に、テキストボタン63を選択ことにより表示手段26にあらわれるテキストデータについても、必要に応じてその内容を編集する。また、音声データについては、考査端末21側に備えた音声早送り手段(図示せず)によって、元の記録時間よりも短い時間で音声出力が行なわれ、必要に応じてその内容を編集する。ここでは画像データの編集が優先され、編集後の画像データに対応した音声データだけが、早送り状態で音声出力される。こうして不要な音声データを最初から排除して、考査時間の短縮化を図っている。
こうした編集によって、考査端末21に提示された考査前情報が適切な表現になったと判断したら、考査端末21から考査終了の指示をセンターサーバ1に送出する。このとき考査端末21は、考査をパスするのに必要な最小限の情報として、編集した静止画データやテキストデータをセンターサーバ1に送り出す。なお、静止画データを削除した場合は、その削除した静止画データそのものではなく、どの静止画データを削除したのかを示す削除情報だけを送り出すとともに、変更していない静止画データやテキストデータがセンターサーバ1に送り出されないように、考査後情報管理手段44を構成する。これにより、仮に考査前情報に何も編集が加えられなければ、考査終了の指示だけがセンターサーバ1に送り出され、センターサーバ1側の処理能力を最小限に抑えることができる。
センターサーバ1は、考査端末21から受けた考査をパスする情報に基づき、対応する考査前情報から、必要に応じて編集を加えた考査後情報を生成して、これを考査後情報格納部53に保存する(ステップS5)。また次のステップS6で、ジャンルコードや郵便番号を含んだ考査後情報を、当該考査後情報の作成直後に放送装置2に送り出す。この時の考査前情報は、メモリ51の容量を考慮して好ましくは削除される。
システムとして考査後情報を放送装置2に送り出すと、放送局4側ではこの考査後情報をデータ情報として素材情報と共に送信する。放送装置2からの放送波を受信したテレビ受信器31には、データ情報として入手したい地域が郵便番号で記憶されており、データ放送の出力指示を行なうと、郵便番号が一致する考査後情報だけがテレビ受信器31に選択的に表示される。また、このテレビ受像器31を利用して特定のジャンルを指定すると、特定の地域の特定のジャンルに属する考査後情報だけが取り出せる。考査後情報には動画像データが含まれており、幅広いジャンルの情報が動画として取得できる。
また放送装置2には、考査後情報に含まれる動画像データをサムネイル表示させ、そこから必要な部分を選択して編集させる表示編集手段81(図1参照)を備えている。この表示編集手段81は、主に放送に際して不必要な動画像データをカット(削除)するのに利用される。
図6は、放送装置2の表示手段(図示せず)にあらわれる表示画面の一例を示すものであるが、ここには考査後情報に含まれる動画像データを分解した複数枚の静止画82A〜82Tが、縦横に並べて時系列順に配置されており、スクロールバー83を操作することにより、表示される静止画を変えることができる。そして、例えば静止画82F〜82Jの範囲をカーソルで囲んでクリック(すなわち選択)した後に、削除ボタン84をクリックすると、その静止画82F〜82Jを考査後情報から削除することができる。なお、スクロールバー83と同等の機能は、図3に示す表示画面26Aにも採用してよいし、1つの静止画82Fだけをクリックして、それを削除ボタン84のクリックにより考査後情報から削除してもよい。このように、考査端末21のみならず放送装置2においても、連続する動画像データを一度に閲覧して編集できる。また、何れも動画像データを時系列順にサムネイル表示させるので、考査から放送編集に至る作業を一貫した手法で効率よく行なうことができる。
以上のように本実施例では、動画像データを含む最新情報を提供する複数のクライアント端末5と、この最新情報を閲覧する複数の考査端末21とをネットワークであるインターネット網8を通じて接続可能に構成し、クライアント端末5から収集した考査前の最新情報の動画像データを分解して、考査端末21にサムネイル表示させる考査前情報閲覧手段43をシステムに備えている。この場合、クライアント端末5から送られてくる考査前情報を、インターネット網8経由で接続した考査端末21に対し閲覧表示させるときに、考査前情報に含まれる動画像データを、そのまま再生させるのではなく、動画像データから一定時間経過毎に取り出した複数の静止画61A〜61Tを一覧表示させる。そのため、連続する動画像データを一度に閲覧でき、考査の時間を飛躍的に削減できる。しかも、考査端末21はインターネット網8を通じて国内外に分散配置できるので、広範囲なジャンルの最新情報を受け入れるシステムを構築した場合でも、時間帯に左右されることなく、全ての最新情報に対して迅速に考査を行なうことができ、考査に要する時間を大幅に短縮できる。
しかも本実施例のシステムは、考査端末21にサムネイル表示させた最新情報について、この考査端末21から考査をパスするのに必要な情報を受取ると、放送基準を満たす適切な表現の考査後情報を生成し、配信先を特定する地域情報を含んだ考査後情報を、通信手段である電気通信回線3を通じてデータ放送が可能な放送装置2に提供する考査後情報管理手段44を備えている。こうすると、考査後情報は配信先を特定する地域情報を含んでデータ放送が可能な放送装置2に提供される。そのため放送装置2側では、考査をパスした最新情報だけを、テレビ受像器31の視聴者に放送波を通じて提供することができ、広範囲なジャンルに及ぶ特定の地域の最新情報を視聴者がリアルタイムに取得できる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、図1では説明の都合上、クライアント端末5と考査端末21を分けて記載しているが、これらは別々ではなく同一のものであってもよく、クライアント端末5を利用して考査を行なうことも可能である。また、考査端末21としての機能をセンターサーバ1に持たせてもよい。
本発明の一実施例におけるデータ放送融合情報提供システムのシステム構成を示す説明図である。 同上、データ放送融合情報提供システムを構成するセンターサーバの内部構成を示すブロック図である。 同上、考査端末の表示手段に現れる表示画面の正面図である。 同上、クライアント端末の表示手段に現れる表示画面の正面図である。 動作手順を示すフローチャートである。 同上、放送装置の表示手段に現れる表示画面の正面図である。
符号の説明
2 放送装置
3 電気通信回線(通信手段)
5 クライアント端末
8 インターネット網(ネットワーク)
21 考査端末
43 考査前情報閲覧手段
44 考査後情報管理手段(考査後情報提供手段)

Claims (1)

  1. 少なくとも動画像データを含む最新情報を提供する複数のクライアント端末と、前記最新情報を閲覧する複数の考査端末とをネットワークを通じて接続可能に構成し、
    前記クライアント端末から収集した考査前の前記最新情報の動画像データを分解して前記考査端末にサムネイル表示させる考査前情報閲覧手段と、
    前記考査端末にサムネイル表示させた最新情報について、当該考査端末から考査をパスするのに必要な情報を前記ネットワークを通じて受取ると、放送基準を満たす適切な表現の考査後情報を生成し、配信先を特定する地域情報を含んだ前記考査後情報を、通信手段を通じてデータ放送が可能な放送装置に提供する考査後情報提供手段と、を備えたことを特徴とするデータ放送融合情報提供システム。

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