JP2007013289A - RPR構築と連動したNUTTable自動更新システム - Google Patents

RPR構築と連動したNUTTable自動更新システム Download PDF

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Abstract

【課題】 BLSRネットワークの一部を用いてRPRが構築されたときに、RPR パスの構築と連動してBLSR上のNUT設定を速やかに、正しく、かつ簡単に更新できるシステムを提供する。
【解決手段】 ネットワーク管理者からRPRの設定指令が入力された装置には、RPRコントローラが設けられ、構築されるRPRネットワークのすべての装置に向かって、RPRの設定をすべき旨の情報(RPR情報)が送信される。RPRネットワークがSONETリングを利用する部分のパスの出入り口のSONET装置には、NUTコントローラが設けられる。RPR情報受け取ったNUTコントローラは、SONETリング内の全装置にNUT設定を指示する情報を通知する。これを受け取ったSONETリング内の全装置は、自動でNUT設定を行う。
【選択図】図7

Description

本発明は、同期網である、SONET(Synchronous Optical Network)またはSDH(synchronous digital hierarchy)を利用して形成されるRPRにおけるNUTテーブルの自動更新システムに関する。
基幹伝送網のIP化に伴い、SONET/SDHネットワークへのRPR機能(Resilient Packet Ring)[RPR]の実現が求められている。RPR機能はEthernet(登録商標)のMAC Addressを用いたリルーティングにより障害発生時のProtectionを実現する。この機能をSONET/SDHのBLSR(Bidirectional Line Switched ring)ネットワーク上に適用すると、障害発生時にBLSR切り替えによる数10m秒の瞬断による信号のばたつきが、上位レイヤーのProtection動作、すなわち、RPRのリルーティングの妨げになる恐れがある。なお、以降の記述において、同期網としてSONETを例示して説明するが、SONETを、同期網として同等である、SDHと置き換えることができる。
図15は、従来の問題点を説明する図である。
図15においては、BLSRネットワーク10とIPネットワーク12があらかじめ設けられている。RPRネットワークのルータ13−1、13−2の間に、SONET装置14−1、14−2を介してRPRネットワーク11が構築されている。RPRネットワークは、BLSRネットワーク10の、SONET装置14−1、14−2間の伝送路を使用している。
今、SONET装置14−1と14−2の間で回線断が起きたとすると、数10m秒の時間の後、BLSRネットワーク10はその回線救済機能によって、SONET装置14−1と14−2の間の通信路を迂回路に設定して、回線断が起こった回線で送信されていた信号をリカバリする。
しかし、RPRネットワーク11の方でも、その救済機能によって、数10m秒の後、迂回路を設定しようとする。すると、たとえば、回線断によってRPRネットワーク11が迂回路を設定し終わるころ、BLSRネットワーク10の方で、信号が救済されてしまうため、RPRネットワーク11は、BLSRネットワーク10における信号救済を受けて、迂回路の設定を元に戻す処理を行うようになる。このように、BLSRネットワーク10がRPRネットワーク11に使われている信号(通信経路)を救済すると、RPRネットワーク11の迂回路設定動作が連続して2回起こることになる。このように、RPRネットワーク11の通信経路の設定動作が繰返し起こると、その都度、たとえば通信の瞬断発生や、RPRネットワーク11におけるパケット経路選択テーブルの書換え等が生ずるので好ましくない。
これを抑制するため、RPRがサポートされたBLSRネットワークのChannelではBLSRネットワークが有する切り替え機能が動作しないようにするBLSRの付加機能が必要である。この機能は、NUT機能として要求されることとなっている。
NUTはNon-preemptible Unprotected Traffic の略である。
BLSRと共にANSI T1標準[NUT]に規定されており、『Protection帯域を持たないが、障害が起きても“横取り”されないトラフィック』をいう。
通常のProtection Channelは、障害が起こるとWork信号救済用に使用されるため横取りされるが、これに対し、NUT Channelは、(冗長はないけれども)障害発生時でも横取りされない、という特徴を持つ。言い換えると、NUT Channelは、そのChannel(パス)が経由するBLSRのノードおよび伝送路に障害がなければ、そのパスを用いた通信が可能である。これは、このパスが経由しないノードまたは伝送路で障害が発生しても、このパスはWork信号救済用には使用されず、通信の継続が可能であることを示す。そして、このパスが経由するノードまたは伝送路に障害が発生したときは、BLSRの救済は適用されず、基本的には通信断となる。
NUT機能により、ユーザーは以下の優先度(障害耐性度)を持つChannel設定が可能になる。
優先度の高い順に
1. Protected Channel (障害発生時のProtectionが保証される)
2. NUT Channel (障害発生時のProtectionが保証されないが、他のChannel救済用に横取りされることも無い)
3. Non-Protected Channel (Protectionが保証されず、障害発生時は救済用として横取りされる。Extra Traffic, PCA(Protection Channel Access)とも呼ばれる )
図15を用いて上述した問題点は次のように説明できる。図15において、BLSR ネットワーク10の一部の上にRPRのリングが構築され、A−B間でEthernet(登録商標)通信を行う構成であるとする。そして、通常(1)の経路が通信に使われているとする。そして、この通信を提供するSONET装置14−1とSONET装置14−2間が前記のProtected Channel に設定されているものとする。
ここで、SONET装置14−1とSONET装置14−2間に障害が発生すると、ルータ13−1は、RPRの持つ救済機能に従って、もう一つの経路、すなわち、IP Network 12を経由する経路にリルーティングしようとする((2))が、BLSR Network10の有する切り替え機能により数十ミリ秒の間に(1)の回線が復旧する(救済される)ので、ルータ13−1のリルーティング判断が揺れ動き、AB間通信がばたついてしまう。
NUT設定はNUT Tableと呼ばれる表で管理される。図16及び図17にNUT Table設定例を示す。
図16のOC-192 4-Fiber BLSRネットワークを使って以下のように通信がなされているとする。
(1)Work回線のChannel 1 にSTS1 信号をADD/DROPしNode B-C間に信号を通す。すなわち、図16の(1)に示すパスを構築する。
(2)Protection回線のChannel 1にSTS1信号をADD/DROPしNode B-C間に信号を通す。すなわち、図16の(2)に示すパスを構築する。
(3)Work回線のChannel 1にSTS1信号をADD/DROPしNode F-D間に信号を通す。すなわち、図16の(3)に示すパスを構築する。
この時点ではRing内のどこにもNUT設定は存在していない。(図17のTable 1)
ここで、
(4)B-C間のChannel 1をRPRとして運用することになったとする。そこで低レイヤーである、BLSRとしての切り替え動作を抑止するため、Protection Channel 1がNUT Channelと設定されたとする。
これによりNode B,Cに関するNUT Tableは図17のTable 2のように更新され、更に、Ring内の他のNodeについてTable 3のように更新される。
すなわち、図17のTable 1では、Node BとCに対し、リングスイッチを不使用にし、Node Bでは、West方向のスパンスイッチを不使用にし、Node Cでは、East方向のスパンスイッチを不使用にする設定がなされる。また、他のNodeでは、Table 3に示されるように、リングスイッチを不使用にする。図17で、NUT設定であることを示すNは、そのスイッチを使用しないことを示す。したがって、このNUT設定により、RPRネットワークに使用されている回線に対して余計な操作をしないようにBLSRネットワークの方を設定している。
ここで、BLSRにおけるリングスイッチ(Ring SW)とは、パスが切断されるなどの障害が発生した場合、障害発生場所を迂回するために、リング全体に迂回路を形成するパスのスイッチングであり、NUT Tableにおいて、リングスイッチにNUT設定がなされたNodeでは、障害発生のとき、該当するパスのスイッチングを行わない。
一方、スパンスイッチ(Span SW)とは、障害が発生したスパンのみの現用パスを予備パスに切り替えるスイッチングであり、NUT Tableにおいて、スパンスイッチにNUT設定がなされたNodeでは、障害発生のとき、該当するChannelに対しては切り替えを行わないが、該当しないChannelに対しては切り替えを行う。
NUT 機能及びNUT Table例は以下に標準化されており、それぞれ、非特許文献1に記載されている。また、BLSR機能についても非特許文献1に記載されている。また、RPRネットワークについては、非特許文献2に標準のドラフトがある。
ANSI T1.105.01-2000 " for Telecommunications - Synchronous Optical Network (SONET) - Automatic Protection Switching " IEEE Draft P802.17/D3.3 April 21, 2004 "Information technology-Telecommunications and information exchange between systems-Local and metropolitan area networks-Specific requirements-Part 17: Resilient packet ring (RPR) access method & physical layer specifications "
ネットワークの大規模化や複雑化に伴い、その管理も複雑になってきているため、「出来るだけシンプルに管理したい」という顧客(通信事業者)からの要望がある。
たとえば、図18のa-b間にRPRネットワークを用いて相互に通信を行う場合、RPRネットワークの管理者AがNode J及びNode EにRPRネットワークとしての通信経路(パス)接続の設定を実施する(逆に、他のNodeには実施しない)。
一方管理者Bは、管理者Aとは別の組織(会社)に属し、BLSRネットワークを管理している。ここでNode D, Node A にて、STS パスの一部の中身(ペイロード、以降SPEと記述)がRPRパケットを運搬することとなったため、そのSTS パスをBLSRにおいてNUT扱いとする必要がある。
しかし管理者Bにとって管理対象はSTS パスまでであり、SPEの中身まではモニタしない。従って管理者Bは、どのパスがRPR運搬パスなのか、自身では知る術を持たない。それを知っているのは管理者A及びRPRパケットの終端ポイントであるNode J, Node E のみである。従ってRPR回線(パス)のサービスを適切に運営するためには、管理者Aが管理者BにRPR パス情報を通知し、RPRパスが中継されるBLSR構成Node(Node D, Node A)、及び他のBLSR構成Node(Node B, Node C)のNUT Table更新を要請することになる。
しかしこの手順をRPR設定変更の度に大量のパスを対象として行うことは、両管理者の作業負担が重くなるとともに、設定誤りを行う確率を高めてしまう。
本発明の課題は、この煩雑さを解消して、BLSRネットワークの一部を用いてRPRが構築されたときに、RPR パスの構築と連動してBLSR上のNUT設定を速やかに、正しく、簡単に更新できるシステムを提供することである。
本発明のNUTテーブル自動更新システムは、SONET/SDHリングの一部のパスを使ってRPRネットワークを構築する際のNUTテーブル自動更新システムであって、RPRネットワークの設定の指示を受け、RPRネットワークを構成するネットワーク装置にRPRネットワークを設定する旨のRPR情報を送出するRPR制御手段と、該RPR情報を受信したことにより、自身が属するSONET/SDHリングに属する他のネットワーク装置に対し、該RPRネットワークの設定に適合するようなNUTテーブルの更新をすべき旨のNUT情報を自動で送信するNUT制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明のネットワーク装置は、SONETリングの一部のパスを使ってRPRネットワークを構築する際のいずれかのネットワークに属するネットワーク装置であって、RPRネットワークの設定の指示を受け、RPRネットワークを構成するネットワーク装置にRPRネットワークを設定する旨のRPR情報を送出するRPR制御手段と、該RPR情報を受信したことにより、自身が属するSONETリングに属する他のネットワーク装置に対し、該RPRネットワークの設定に適合するようなNUTテーブルの更新をすべき旨のNUT情報を自動で送信するNUT制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明により、RPR パス接続が設定され、実施されると、そのパスを中継するBLSRネットワークの全Nodeがそのことを察知し、関連するChannelのNUT Table更新をNode同士で自律制御し、管理者の手をかけることなく自動的に全NodeのNUT Tableが適切な値に更新される。これにより、RPRネットワーク管理者はBLSRネットワーク管理者に、RPR パス設定、またはパス接続の度に連絡しなくて済む。また、BLSRネットワーク管理者はRPRパスの接続変更のたびにNUT Table更新作業をする必要が無くなる。また、集中管理システム(NMS:Network Management System)を必要とせずにNUT Tableの更新が実現されるため、管理形態の変更に対して高い自由度を持つ。
図18を参照して説明する。
図18において、Node J、Node A、Node D、Node E、Node F、Node G、Node Hは、リング状パケットネットワークであるRPRネットワークを構成している。そして、Node J、Node Eにはそれぞれ端末aおよび端末bが接続されている。また、RPRネットワークを構成する各ノード、通信パスなどを管理するNMS 100が接続されている。
そして、Node A、Node B、Node C、Node Dは、リング状同期ネットワークであるBLSRネットワークを構成している。そして、BLSRネットワークを構成する各ノード、通信パスなどを管理するNMS 200が接続されている。なお、Node Aから見て、Node B方向がEast、Node D方向がWestであるものとする。
ここで、Node AおよびNode Dは、低位レイヤーとしてのBLSRネットワークおよび高位レイヤーとしてのRPRネットワークの双方の構成ノードとなっている。
従来の技術では、例えば管理者Aが、a-b間のRPRパスを構築するためにNode J, Node Eに対して”STS Channel 5を使用する”ようにNMS100を用いて接続設定したとする。その後管理者Aは別に管理されているBLSRネットワークの管理者Bに対して、BLSRネットワークのNode A, Node Dを通るSTS Channel 5をRPR回線に接続したので、BLSRネットワークの該当するパスをNUT Channelとして扱う旨の連絡を行う。 管理者Bは連絡を受け、Node A,B,C,Dの全Nodeに対し、以下のように NUT Tableを更新するようNMS200を用いて設定する。

(1)Node A のSTS Channel 5について、Ring SW:NUT設定(スイッチング不可)とする、Span SW (East):NUT設定としない、Span SW (West):NUT設定とする。
(2)Node D のSTS Channel 5について、Ring SW:NUT設定とする、Span SW (East):NUT設定とする、Span SW (West):NUT設定としない。
(3)それ以外のノードのSTS Channel 5について、Ring SW:NUT設定とする、Span SW (East)およびSpan SW (West):NUT設定としない。
これは、RPRとして使用するSTS Channelについて、BLSRネットワーク全体でRing SWを禁止し、RPRパスが経由する区間については Span SWを禁止することによって、RPRパス区間がNUT Channelとして動作することを意味している。
本発明においては、 SONET装置に以下を追加する。
・RPRコントローラ
・NUTコントローラ
RPRコントローラは以下の機能を持つ。
- POH (Path Overhead) 中のJ1バイトの更新
- RPR情報のNUTコントローラへの通知
NUTコントローラは以下の機能を持つ。
- RPRパケットを運んでいるSTS パスの検出
- NUT Table更新判断
- NUT Table更新情報のBLSRネットワークを構成する全Nodeへの通知
- NUT Table更新情報輻輳時の解決
- NUT Table更新中であることの管理者への通知
ここでRPRコントローラ、およびNUTコントローラの機能について説明する。
図7は本発明を適用するネットワークの構成例である。
図7において、Node J、Node A、Node D、Node E、Node C はそれぞれSONET(またはSDH)を構成するノードであり、このうち、Node AとNode DとNode Cとは、BLSR ネットワークを構成している。また、Node JとNode Eは、SONETから見ると上位レイヤーに相当するRPRネットワークを構成するノードでもある。RPRのパスとして、Node JからNode Eに至るパスを、SONET STS Channelの1チャネル分(STS Channel #5)の容量で構築するものとすると、RPRネットワークとしては、該当するSTS Channel #5がRPRとして使用されていることを示すRPR情報を転送するためには、そのPOHに情報を含めることが合理的である。そして、主にこの機能を担うのがRPRコントローラである。
したがって、図7においてRPRコントローラが必要となるのは、RPRノードとしても機能する、Node JおよびNode Eである。
一方で、BLSRを構成するNode A、Node D、Node Cでは、上位レイヤーであるRPRの救済機能を安定化するために、該当するパスについて、BLSRの救済機能を抑止する設定にする。これは、該当するパスをNUT Channel に設定することで実現される。すなわち、NUT Table の更新を行う。
そこで、RPRとして設定されているパスを検出し、そのパスがBLSRネットワークを構成するどのノードを経由するかに応じて、BLSRネットワークを構成する各ノードのNUT Tableを更新する。ここで、NUT Tableの設定は基本的にはノード毎に異なるため、各ノードが参照しやすいSOHにNUT設定に関する情報を含める。そして、主にこの機能を担うのがNUTコントローラである。
従って、図7においてNUTコントローラが必要となるのは、BLSRノードとして機能する、Node A、Node DおよびNode Cである。
本実施形態では、RPR情報を伝達する手段としては、POHのJ1バイトを用い、NUT情報を伝達する手段としては、SOH のD1、D2、D3バイトを用いる。
図1は、RPR情報伝達手段の説明図である。
RPRネットワークを設定しているパスであることを示すRPR情報は、SONETのPOHのJ1バイトを使用する。J1バイトは、64バイトであり、そのうち、最初の16バイトを使用する。最初の16バイトは、CRC(Cyclic Redundancy Checksum)、ULS(Upper Layer Service)、SI(Service Information)からなっている。CRCは、ULSとSIの部分のCRC7の演算結果である。ULSは、STSペイロードの中の信号に施されている上位レイヤプロテクションサービスの種類を示す識別子であり、その値が”0”の場合は、サービスなし、”1”の場合は、RSTP、”2”の場合は、RPRとする。SIは、ULSが”0”以外の場合のサービス情報である。本実施形態では、ULSが”2”の場合に、SIにRing IdentifierとStation Identifierを設ける。Ring Identifierは、2バイトの情報であり、RPRのRing識別子である。Station Identifierは、RPRのStation識別子であり、やはり2バイトの情報である。
図2は、NUT情報伝達手段を説明する図である。
SOHのD1〜D3バイトを連続的に使用する。D1〜D3バイトは、HDLCオーバヘッドとNUT情報とからなる。HDLCオーバヘッドは、CRCやFCS(Frame Check Sequence)などからなる。NUT情報は、ACK、OWN_NID、CMD、DATA、END of DATAからなる。ACKは、4ビットからなり、NUT情報の配布元Nodeであるオーナー(Owner)からのNUT更新情報配布に対する他Nodeからの応答を示す。0がデフォルトで、1〜15が応答Node数である。NUT更新情報を受信した各Nodeは、NUT更新情報を隣接Nodeに送信するとき、この値を1だけ追加する。OWN_NIDは、4ビットであり、NUT更新情報配布NodeのIDである。BLSRは最大16Nodeであるため、0〜15の値を取る。デフォルトは、0xFFである。CMDは、4ビットであり、NUT情報指示内容の識別子である。値”0”は、何も指示していないことを示し、”1”は、NUT情報の周知化を行う指示である。DATAは、NUT情報更新情報である。DATAは、1つが20ビットであり、ORG_NID、CH、WP、BD、Side、VALからなり、それぞれ、4ビット、8ビット、3ビット、4ビット、2ビット、2ビットである。ORG_NIDは、NUT更新情報通知元NodeのID(Originatorと呼ぶ)である。0〜15の値を取り、デフォルト及びEND of DATAは、0xFFである。CHは、NUT更新対象Channelの先頭番号であり、1〜192の値を持つ。WPは、NUT更新対象ChannelのWork/Protectionの種類を示す識別子であり、値”0”は、Work、”1”はProtection、”2”は両方を示す。BDは、先頭Channel番号から連続して何Channel分をNUT更新対象とするかの情報であり、1〜192の値を取る。Sideは、NUT更新対象のChannelが属する方向を示す識別子で、値”0”がEast、”1”がWestである。VALは、NUT Channelとするか否かの識別子で、値”0”はOFF、”1”がON(NUT Channelとして扱う)である。
以上の情報伝達方法を用いて、図3〜図6に示す自律制御方法によりSONET装置が自律的に、正しく、NUT Tableの設定を更新できるようにする。
RPRコントローラは、RPR パスが構築/解除されたとき、対象STS パスのPOHのJ1 byteを図1の定義に従って更新する。
NUTコントローラは、BLSR ネットワークにADDされるSTS パスのPOHのJ1 byteをモニタし、図1の定義を用いてRPR運搬パスか否かを判断する。 NUTコントローラは、BLSRにADDされるRPR運搬パスを新規に検出した場合、そのパスをNUT Channelに設定すべく、そのパスの属するChannel番号と、そのパスを転送するSideとに応じて、自NodeのNUT Tableを更新する。
NUTコントローラが、BLSRにADDされていたRPR運搬パスがRPR以外を運搬するパスに変わったことを検出した場合、そのパスのNUT Channel設定を解除すべく、そのパスの属するChannel番号と、そのパスを転送するSideとに応じて、自NodeのNUT Tableを更新する。
また、NUTコントローラは、上述のように、BLSRにADDされるパスのRPR情報の変化を検出した場合、その情報に基づいて、BLSRの隣接局宛ての送信ラインのSection Overheadを図2の定義を用いて更新する。NUTコントローラは、BLSR回線のSection Overheadをモニタし、図2の定義を用いてNUT情報を受領する。NUTコントローラは、NUT情報を受領したら、その情報を元に自局のNUT Tableを更新し、受領SideではないほうのSideの送信Section OverheadのACKエリアを図6の定義に従い更新する。NUTコントローラは、NUT情報を受領したら、図2におけるOWN_NIDを参照する。
OWN_NIDが自Node IDと等しく、かつACKがBLSRのNode数と等しい場合、受領SideではないほうのSideの送信SOHのCMDエリアを0に更新、かつACKエリアを0に更新する。これは、自Node がオーナーであり、自ノードが更新要求をしたNUT更新情報がBLSRネットワークを1周して戻ってきた場合であり、NUT更新情報を終端する処理である。
図3は、RPRパスの構築または解除指示を受けたノードのRPRコントローラの動作を説明する図である。
図3のフローのように、Table 4を参照して、例えばRPRネットワークの管理者の指示に従って、変数n_ulsを決定する(ステップS10)。そして、ステップS11において、RPR情報を運搬するSTS 1 パス OverheadのJ1バイトのULS(図1参照)をn_ulsに更新して、送出する。Table 4は、n_ulsの設定値の表であり、RPRを構築する際には、”2”に、RPRを解除し、解除後RSTP回線として運用する場合には、”1”に、解除後SONET回線として運用する場合には、”0”に、n_ulsを設定する。
図4は、RPRパスの構築または解除指示を受けたノードのSONET装置のNUTコントローラの処理を説明する図である。
イベントとして、J1バイトのULSの変化か、SOHの変化が起こると、ステップS15において、状態遷移表に従い処理を実施する。そして、ステップS16において、SOHを更新するか、ステップS17において、NUT Tableを更新する。RPRネットワークの構築が行われると、J1バイトが変化するが、これを検知すると、自装置のNUTテーブルを更新し、更に、自装置がNUTテーブルの更新をしたことをSOHに設定して、送出する。
図5及び図6は、NUTコントローラの動作を示す状態遷移表である。
何もしていないとき(State 1)に、J1バイトが変化すると、更新Aとして、NUTデータ設定を行う。そして、SOHを送信し、NUT TableをSOH更新値に基づき更新し、State2に進む。State1でSOHが変化した場合には、更新Cとして、ACKインクリメントを行い、SOHを送信し、NUT TableをSOH受信値に基づき更新し、State3に進む。
オーナーとして情報を更新中のとき(State2)は、J1バイトが変化すると、更新AのNUTデータ設定を行い、SOHを送信し、NUT TableをSOH更新値に基づき更新し、State2を維持する。State 2で、SOHが変化した場合には、OWN_IDが自Node IDの場合、ACKがring内のNode数の場合には、更新正常終了として、更新Bの更新完了データ設定を行い、SOHを送信し、更新後のNUT Tableで運用を開始し、State 1へ変化する。ACKがring内のNode数と一致しない場合には、State2を維持する。OWN_IDが自Node IDより大きい場合には、自装置をレシーバに変更するため、更新Dとして、ACKの初期化を行い、NUT TableをSOH受信値に基づき更新し、State 3に変化する。
OWN_ID]が自Node IDより小さい場合には、オーナーを維持するため、更新AであるNUTデータ設定を行う。ここで、NUT情報のDATA部には、自身が送信した値と、受信値の両方の値を設定する。また、NUT TableをSOH更新値に基づき更新し、State 2を維持する。
レシーバとして更新中(State 3)の場合に、J1バイトが変化した場合には、更新Aとして、NUTデータを設定し、SOHを送信し、NUT TableをSOH更新値に基づき更新し、State 2に変化する。SOHが変化した場合には、CMDが0の場合、更新が正常完了いたとして、受信SOHを送信し、更新後のNUT Tableで運用を開始し、State 1に進む。CMDが0でない場合には、更新未完了として、更新CとしてのACKインクリメントを行い、NUT TableをSOH受信値に基づき更新して、State 3を維持する。
上記で、J1バイトの変化は、ULSが2に変化したか2以外に変化した場合とする。
図6は、更新A〜Dの詳細内容を示す図である。
更新AのNUTデータ設定では、ACKを1に設定し、OWN_NIDを自Node IDに設定し、CMDを1に設定する。更に、DATAのORG_NIDを自NodeのIDに設定し、DATAのCHをJ1変化を受信したChannelの番号とし、DATAのWPをJ1変化を受信した箇所のWork/Protection種別に設定し、DATAのBDをJ1変化を受信した箇所のSTS幅とし、DATAのSideをJ1変化を受信した箇所のSide(East or West)に設定し、DATAのVALをJ1のUSLが2なら1、2以外なら0に設定する。
更新Bの更新完了データ設定では、ACKを0に設定し、OWN_NIDを自Node IDに設定し、CMDを0に設定する。更新CのACKのインクリメントでは、ACK値を1追加する。更新DのACKの初期化では、ACK値を1に設定する。
図7及び図8は、1箇所ずつNUT Tableが構築される場合の処理シーケンスである。
ここでは、各図の上に記載されているように、Node J、Node A、Node D、Node EでRPRネットワークが構築されており、Node A、Node C、Node DでBLSRネットワークが構築されている場合を示している。
まず、Node JへRPR構築の指示を出すと(1)、Node JのRPRコントローラが、STS#=5、ULS=2と設定して、J1バイトを更新する(2)。次に、Node AのNUTコントローラは、J1バイトの変化を検出し、図5の(State 1)[Event 1]の処理を行い、SOH(A)を送信する(3)。SOHの内容を後で説明するために、(A)等をつけて、区別しておく。そして、Node Aは、State 1からState 2に変化する。SOH(A)は、Node DのNUTコントローラで受信され、SOHの変化を検出すると、(State 1)[Event 2]の処理を行い、SOH(B)を送信する(4)。Node Dの状態は、State 1からState 3に変化する。Node CのNUTコントローラで、SOHの変化を検出すると、(State 1)[Event 2]の処理を実施し、SOH(C)を送信する(5)。Node Cの状態は、State 1からState 3に変化する。Node AのNUTコントローラでSOHの変化を検出すると、(State 2)[Event 2]の処理を実行する。そして、SOH(D)を送信する(6)。Node Aの状態は、State 2からState 1に変化する。Node DのNUTコントローラでSOHの変化を検出すると、(State 3)[Event 2]の処理を行い、SOH(D)を送信する(7)。このとき、Node Dの状態は、State 3からState 1に変化する。Node CのNUTコントローラがSOHの変化を検出すると、(State 3)[Event 2]の処理を行い、SOH(D)を送信し、状態がState 3からState 1に変化する(8)。また、Node DのNUTコントローラがJ1の変化を検出すると、(State 1)[Event 1]の処理を行い、SOH(E)を送信し、状態がState 1からState 2に変化する(9)。Node CのNUTコントローラがSOHの変化を検出すると、(State 1)[Event2]の処理を行い、SOH(F)を送信し、State 1からState 3に変化する(10)。Node AのNUTコントローラがSOHの変化を検出すると、(State 1)[Event 2]の処理を行い、SOH(G)を送信し、状態が、State 1からState 3に変化する(11)。Node DのNUTコントローラがSOHの変化を検出すると、(State 2)[Event 2]の処理を行い、SOH(H)を送信し、状態がState 2からState 1に変化する(12)。Node CのNUTコントローラがSOHの変化を検出すると、(State 3)[Event 2]の処理をし、SOH(H)を送信し、State 3からState 1に変化する(13)。Node AのNUTコントローラがSOHの変化を検出すると、(State 3)[Event 2]の処理を行い、状態がState 3からState 1に変化して処理を終了する(14)。
なお、上記の説明で、(State1)[Event 1]の処理というのは、図5における「何もしていない」状態で、「J1バイトが変化した」場合の処理を示す。その他も同様である。
図9は、図7及び図8の処理におけるSOHの値の例を示す図である。
デフォルトでは、SOHには何も設定されていない。SOH(A)は、OWN_NIDとして、Aを持つ。SOHの発信元としてNode AがORG_NIDに設定されている。CMDには、NUT更新情報の周知を行っていることを示す値である、1が設定されている。NUT設定するChannelは、5で、NUT設定対象ChannelはWork回線であり、Channel5のみの設定であり、西側にNUT設定することが設定されている。SOHの読み方は、図2の説明を参照されたい。SOH(C)まできて、SOHがすべてのNodeで参照されたので、SOH(D)でSOHの内容がクリアされている。次に、SOH(E)で、SOHの配布先がDとなる。SOH(E)、(F)、(G)でChannel 5に対して、East方向にNUT設定を通知し、通知し終わると、SOH(H)で、SOHの内容がクリアされる。
図10は、図7〜図9の動作によって設定されるNUT Tableの更新値を示す図である。なお、これらのTableにおいて、Nは、NUT設定であることを示し、空白はNUT設定ではないことを示す。
Table 6は、SOH(A)〜(C)に基づくNUT Tableの更新状態を示す。Node A、Node C、Node Dについて、リングスイッチがNUT設定されており、更に、Node AでスパンスイッチのWest側がNUT設定されている。Table 7は、SOH(E)〜(G)に基づくNUT Tableの更新値であり、Node A、Node C、Node Dについて、リングスイッチがNUT設定されており、Node Dについて、スパンスイッチのEast側がNUT設定されている。
Table 8は、最終的に出来上がるNUT Tableであり、Node A、Node C、Node DのリングスイッチがNUT設定され、Node AのスパンスイッチのWest側、Node DのスパンスイッチのEast側がNUT設定されている。
なお、上記NUT設定は、すべて、Channel 5についてである。
図11及び図12は、2箇所並行してNUT Tableが構築される場合の処理シーケンスである。
RPR構築をNode Jから指示する(1)と、Node JのRPRコントローラがJ1バイトを更新する(2)。ここでは、STS#=5(Channel 5)、ULS=2としている。Node AのNUTコントローラがJ1バイトの変化を検出すると、(State 1)[Event 1]の処理を行い、SOH(A)を送信し、状態がState 1からState 2に変化する(3)。一方、Node DのNUTコントローラがJ1バイトの変化を検出すると、(State 1)[Event 1]の処理を行い、SOH(B)を送出し、状態がState 1からState 2に変化する(4)。Node DのNUTコントローラがNode AのNUTコントローラから送られてきたSOHの変化を検出すると、(State 2)[Event 3]の処理を行い、SOH(C)を送信する(6)。一方、Node DのNUTコントローラから送られてきたSOHの変化をNode CのNUTコントローラが検出すると、(State 1)[Event 2]の処理を行い、SOH(D)を送信し、State 1からState 3に状態が変化する(5)。Node CのNUTコントローラから送られてきたSOHの変化を、Node AのNUTコントローラが検出すると、(State 2)[Event 2]の処理を行い、SOH(E)を送信し、状態がState 2からState 3に変化する(7)。
Node DのNUTコントローラから送られてきたSOHの変化を、Node CのNUTコントローラが検出すると、(State 3)[Event2]の処理を行い、SOH(G)を送信する(8)。
Node AのNUTコントローラから送信されたSOHの変化を、Node DのNUTコントローラが検出すると、(State 2)[Event 2]の処理を行い、SOH(F)を送信する(9)。Node DのNUTコントローラから送信されたSOHの変化を、Node CのNUTコントローラが検出すると、(State 3)[Event 2]の処理を行い、SOH(G)を送信する(12)。Node Aでは、Node CのNUTコントローラから送られてきたSOHに変化を検出しない。
Node CのNUTコントローラから送られてきたSOHの変化を、Node AのNUT コントローラが検出すると、(State 3)[Event 2]の処理を行い、SOH(H)を送信する(10)。Node AのNUT コントローラから送られてきたSOHの変化をNode DのNUTコントローラが検出すると、(State 1)[Event 2]の処理を行い、SOH(J)を送信し、状態がState 2からState 1に変化する(11)。Node DのNUTコントローラから送られてきたSOHの変化をNode CのNUTコントローラが検出すると、(State 3)[Event 2]の処理を行い、SOH(J)を送信し、状態がState 3からState 1に変化する(13)。Node CのNUTコントローラから送られてきたSOHの変化を、Node AのNUTコントローラが検出すると、(State 3)[Event 2]の処理を行い、SOH(J)を送信し、状態がState 3からState 1に戻って、処理を完了する(14)。
上記のシーケンスでは、東回りのSOHと西回りのSOHが混在している。
図13は、図11及び図12のシーケンスに現れるSOHの値の例を示す図である。
SOH(A)は、Node Aが発行元で、Channel 5のWork回線に対し、West方向に、NUT設定を指示している。SOH(B)は、Node Dが発行元で、Channel 5のWork回線に対し、East方向にNUT設定を指示している。その他のSOHの読み方は、図2の説明を参照していただきたい。
図14は、図11〜図13の場合におけるNUT Table更新値を示す図である。
Table 9は、SOH(F)〜SOH(H)に基づくNUT Tableである。Node A、Node C、Node Dに対し、リングスイッチをNUT設定し、Node AのスパンスイッチのWest側とNode DのスパンスイッチのEast側をNUT設定している。
なお、上記実施形態では、RPRコントローラとNUTコントローラは、別々に設けられているような説明をしたが、1つのSONET装置に両方搭載してもよいし、RPRネットワークの両端のルータ部分にRPRコントローラのみ、RPRネットワークがSONETリングを利用する部分のパスの出入り口のSONET装置にNUTコントローラのみを設けるようにしてもよい。
RPR情報伝達手段の説明図である。 NUT情報伝達手段を説明する図である。 RPRパスの構築または解除指示を受けたノードのRPRコントローラの動作を説明する図である。 RPRパスの構築または解除指示を受けたノードのSONET装置のNUTコントローラの処理を説明する図である。 NUTコントローラの動作を示す状態遷移表(その1)である。 NUTコントローラの動作を示す状態遷移表(その2)である。 1箇所ずつNUT Tableが構築される場合の処理シーケンス(その1)である。 1箇所ずつNUT Tableが構築される場合の処理シーケンス(その2)である。 図7及び図8の処理におけるSOHの値の例を示す図である。 図7〜図9の動作によって設定されるNUT Tableの更新値を示す図である。 2箇所並行してNUT Tableが構築される場合の処理シーケンス(その1)である。 2箇所並行してNUT Tableが構築される場合の処理シーケンス(その2)である。 図11及び図12のシーケンスに現れるSOHの値の例を示す図である。 図11〜図13の場合におけるNUT Table更新値を示す図である。 従来の問題点を説明する図である。 NUT Table設定例を示す図(その1)である。 NUT Table設定例を示す図(その2)である。 RPR接続の設定を説明する図である。
符号の説明
10 BLSRネットワーク
11 RPRネットワーク
12 IPネットワーク
13−1、13−2 ルータ
14−1、14−2 SONET装置

Claims (10)

  1. 複数のノードがリング状に接続され、障害発生時、パス単位の救済機能を有する同期ディジタル網リングを構成するノードであって、
    前記ノードは、前記同期ディジタル網リング以外から前記同期ディジタル網リングに追加されるパスに含まれる上位レイヤー網利用情報を検出し、前記上位レイヤー網利用情報が上位レイヤーにおける障害救済対象パスであることを示している場合、前記同期ディジタル網リングを構成する各ノードに、前記同期ディジタル網リングにおけるパス単位の救済機能の抑止要求情報を転送するコントロール部を有すること
    を特徴とするリング状同期ディジタル網の構成ノード。
  2. SONET/SDHリングの一部のパスを使ってRPRネットワークを構築する際のNUTテーブル自動更新システムであって、
    RPRネットワークの設定の指示を受け、RPRネットワークを構成するネットワーク装置にRPRネットワークを設定する旨のRPR情報を送出するRPR制御手段と、
    該RPR情報を受信したことにより、自身が属するSONET/SDHリングに属する他のネットワーク装置に対し、該RPRネットワークの設定に適合するようなNUTテーブルの更新をすべき旨のNUT情報を自動で送信するNUT制御手段と、
    を備えることを特徴とするNUTテーブル自動更新システム。
  3. 前記RPR情報は、SONET/SDHのフレームの中のパスオーバヘッドのJ1バイトを使って送信されることを特徴とする請求項2に記載のNUTテーブル自動更新システム。
  4. 前記NUT情報は、SONET/SDHのフレーム中のセクションオーバヘッドを使って送信されることを特徴とする請求項2に記載のNUT テーブル自動更新システム。
  5. 前記NUT情報は、RPRネットワークとSONET/SDHリングの境界のネットワーク装置に対し、RPRネットワークに使用するチャネルについて、RPRネットワークに属するスパンのスパンスイッチの使用禁止と、リングスイッチの使用禁止を設定することを特徴とする請求項2に記載のNUTテーブル自動更新システム。
  6. SONET/SDHリングの一部のパスを使ってRPRネットワークを構築する際のいずれかのネットワークに属するネットワーク装置であって、
    RPRネットワークの設定の指示を受け、RPRネットワークを構成するネットワーク装置にRPRネットワークを設定する旨のRPR情報を送出するRPR制御手段と、
    該RPR情報を受信したことにより、自身が属するSONET/SDHリングに属する他のネットワーク装置に対し、該RPRネットワークの設定に適合するようなNUTテーブルの更新をすべき旨のNUT情報を自動で送信するNUT制御手段と、
    を備えることを特徴とするネットワーク装置。
  7. 前記RPR情報は、SONET/SDHのフレームの中のパスオーバヘッドのJ1バイトを使って送信されることを特徴とする請求項6に記載のネットワーク装置。
  8. 前記NUT情報は、SONET/SDHのフレーム中のセクションオーバヘッドを使って送信されることを特徴とする請求項6に記載のネットワーク装置。
  9. 前記NUT情報は、RPRネットワークとSONET/SDHリングの境界のネットワーク装置に対し、RPRネットワークに使用するチャネルについて、RPRネットワークに属するスパンのスパンスイッチの使用禁止と、リングスイッチの使用禁止を設定することを特徴とする請求項6に記載のネットワーク装置。
  10. SONET/SDHリングの一部のパスを使ってRPRネットワークを構築する際のNUTテーブル自動更新方法であって、
    RPRネットワークの設定の指示を受け、RPRネットワークを構成するネットワーク装置にRPRネットワークを設定する旨のRPR情報を送出し、
    該RPR情報を受信したことにより、自身が属するSONET/SDHリングに属する他のネットワーク装置に対し、該RPRネットワークの設定に適合するようなNUTテーブルの更新をすべき旨のNUT情報を自動で送信する、
    ことを特徴とするNUTテーブル自動更新方法。
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