JP2007012530A - 照明光学装置及びこれを用いた虚像表示装置 - Google Patents

照明光学装置及びこれを用いた虚像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 照明の均一性と効率性を高く保ちながら、照明光学系の大きさと重さを最小化し、装置全体の寸法を小型化することを目的とする。
【解決手段】 光源10と、ライトパイプ20と、拡散板40とを有して成り、光源10より射出した光束は、ライトパイプ20の入射面21よりその内部に入射し、少なくとも光束の一部がライトパイプ20の側面にて内部全反射した後、入射面21よりも面積の大きい射出面22より射出し、続いて配置される拡散板40にて拡散された後、被照射体、例えば空間光変調部60を照明する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示装置における空間光変調部の照明に用いて好適な照明光学装置に関し、特に、ビデオカメラのビューファインダ、頭部装着型ディスプレイ等の虚像表示装置に使用して好適な照明光学装置及びこれを用いた虚像表示装置に関する。
投射型表示装置等の画像表示装置において、画像を変調する空間光変調部に対する照明光学装置として、先細り型ライトパイプを使用する構成が提案されている(例えば特許文献1〜3参照。)
図15を参照して、上記特許文献1に記載された従来の先細り型ライトパイプを使用した照明光学装置の例を説明する。図15の概略構成図に示すように、この照明光学装置は、光源1506と反射鏡1508と先細り型ライトパイプ1502を有し、光源1506から出射された光1501を前方に反射するリフレクタ1512、光1501を反射する例えば凹面状の反射鏡1508、先細り型ライトパイプ1502、1516により構成される。
このような構成において、光源1506から出射された光1501は、反射鏡1508によって反射され、光源1506の像が反射鏡1508によって先細り型ライトパイプ1502の入力端1507近傍に結像されるよう構成されている。先細り型ライトパイプ1502に入射した光束は、レンズ状に形成された射出面1503から開口数(Numerical Aperture:NA)を縮小されて射出し、続いて配置される他のライトパイプ1516に入射する。
この照明光学装置によって、光源から射出する光束を所望の発散角と面積に変換し、効率性と照度の均一性を高めている。
先細り型ライトパイプを用いた照明光学装置の従来例としては、この他に上記特許文献2及び3などに開示があるが、いずいれも先細り型ライトパイプと空間光変調部との間に光ファイバーや偏光変換器などを配置して、更に均一性や照明効率向上を図る構成としたものである。
これらの従来例による照明光学装置は、主に投射型画像表示装置に用いられるものであり、照明光学装置によって照明された空間光変調部の像をスクリーン上に再結像するように構成されている。または、ライトパイプ射出後、直接空間光変調部を照明するのではなく、再度光ファイバーや別のライトパイプに入射するなどして更に均一性を高めるために伝播される構成として利用されている。
米国特許出願公開第2005/0047723号明細書 米国特許第6,739,726号明細書 米国特許出願公開第2003/0021530号明細書
前述した従来の照明光学装置は、上述のように投射型画像装置に用いられる場合には好適であるが、虚像表示装置用の照明光学装置としては以下のような欠点を有する。
(1) 特に、頭部装着型ディスプレイ(Head Mounted Display:HMD)のような小型軽量化が求められる画像表示装置に適用する場合、先細り型ライトパイプの後、均一性を改善するため更に第2のライトパイプや光ファイバーを用いると、照明装置全体が大きくなってしまい好ましくない。
(2) 先細り型ライトパイプの射出面より射出した照明光は、このままでは射出NA内で比較的大きな輝度の不均一性を有する。この不均一性は、空間光変調部の任意の画素から射出する光をスクリーン上に再結像する投射型画像表示装置の場合には、問題にならないが、虚像表示装置の場合には、観察者の瞳位置が動いた場合の輝度変化の原因となり好ましくない。
上記(2)の理由について、図16及び図17A〜Cを参照して説明する。先ず、図16に示すように、光源10から射出される光の光軸上に、先細り型のライトパイプ20、空間光変調部60及び投射レンズ170を配置した投射型表示装置の光学系について説明する。この場合、光源10から出射された光は、先細り型のライトパイプ20によって開口数NAを調整して射出され、透過型液晶パネル等の空間光変調部60に入射され、画像情報等に対応して変調される。空間光変調部60から射出された光は、投射レンズ170によって、スクリーン180に投影される。この場合、空間光変調部60の一点から射出する画像表示光の放射角内の光束の(または光エネルギー)のばらつきは、スクリーン180で再結像されるため、観察者には認識されず、問題とはならない。
これに対して、このようにライトパイプを虚像結合光学系に適用する場合においては、以下の問題が生じる。すなわちこの場合、図17A〜Cに示すように、光源10、ライトパイプ20、空間光変調部60及び接眼レンズ270を光軸上に配置して、空間光変調部60により変調された画像表示光を、接眼レンズ270を介して瞳80で観察する光学系を考える。
このとき、空間光変調部60の一点から射出する画像表示光の放射角内の光束(または光エネルギー)のばらつきは、図17Aに示すように、瞳80が正規の観察瞳位置から、図17Bにおいて矢印aで示すように移動したり、図17Cにおいて矢印bで示すように回転したりすると、明るさの変動として認識されてしまうこととなる。
このような問題に対し、例えば先細り型ライトパイプの全長を長くすればこの不均一性は改善される傾向となるが、この場合は装置が大型化してしまい、上述の頭部装着型ディスプレイなどに用いる場合は、望ましくない。
以上の問題に鑑みて、本発明は、空間光変調部により光を変調する照明光学装置において、装置の大型化を抑制しつつ照明の均一性と効率性を高く保つことが可能な照明光学装置及びこれを用いた虚像表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明による照明光学装置は、光源と、ライトパイプと、拡散板とを有して成り、光源より射出した光束は、ライトパイプの入射面よりその内部に入射し、少なくとも光束の一部がライトパイプの側面にて内部全反射した後、入射面よりも面積の大きい射出面より射出し、続いて配置される拡散板にて拡散された後、空間光変調部を照明する構成とする。
また、本発明は、上述の照明光学装置において、ライトパイプと拡散板との間に、少なくとも1つの光学レンズを有する構成とする。
また、本発明は、照明光学装置と、空間光変調部により変調された表示画像を観察者の瞳に導く虚像結像光学系とを有する虚像表示装置であって、照明光学装置は、光源とライトパイプと拡散板とを有して成り、光源より射出した光束は、ライトパイプの入射面よりその内部に入射し、少なくとも光束の一部がその側面にて内部全反射した後、入射面よりも面積の大きい射出面より射出し、続いて配置される前記拡散板にて拡散された後、前記空間光変調部を照明する構成とする。
上述したように、本発明の照明光学装置においては、光源とライトパイプと拡散板を有するものであり、光源から射出した大きな開口数NAを有する照明光を、まず先細り型等のライトパイプにてより小さな開口数NAをもつ照明光に変換し、拡散板において、拡散角のアナモルフィック化を含む再調整と放射角度内の輝度むらの低減を行うことができる。
また、ライトパイプの射出面や、或いはこのライトパイプと拡散板との間に光学レンズを配置する場合は光学レンズによって、光源からの照明光の主光線角度をコントロールすることができ、より適切に拡散板により拡散角の再調整及び輝度むらの低減化を図ることができる。
すなわち、本発明によれば、空間光変調部等の被照明体上の位置に応じて主光線角度と開口数NAを制御することが可能となり、小型軽量ながら高効率で照明輝度の均一性の高い照明光学装置を実現できる。
以上説明したように、本発明の照明光学装置によれば、拡散角を制御することにより、装置の大型化を抑制しつつ、高効率で均一な照明輝度をもって照明することが可能となる。
また、本発明の虚像表示装置によれば、装置全体の大型化を抑制し、かつ照明の均一性と高効率の照明が可能な照明光学装置を用いた虚像表示装置を提供することができる。
以下本発明を実施するための最良の形態の例を説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
(1)第1の実施形態例
図1の概略構成図を参照して本発明による照明光学装置を使用した虚像表示装置の第1の実施形態例を説明する。この例の照明光学装置100は、LED(発光ダイオード)等より成る光源10、例えば先細り型のライトパイプ20、拡散板40、空間光変調部60、コリメート光学系70、例えばファインダーレンズにより構成される。
光源10から射出した照明光は、この場合先細り型のライトパイプ20の面積が小さい方の入射面21より入射し、一部の光線が内部全反射を繰り返した後、射出面22より射出する。本実施形態例においては、この射出面22はシリンドリカル面となっている。
この射出面22より射出した照明光は、続いて配置される拡散板40にて拡散された後、被照射体、この場合例えば液晶パネル等の透過型の空間光変調部60を照明する。
そして空間光変調部60を透過した照明光Lは、次にコリメート光学系70を介して略平行光になされて観察者の瞳80に入射する。
本実施形態例においては、LED等の光源10とライトパイプ20とを光学的に密着した構成としている。これにより、光利用効率を上げることができる。
また、図1の例においては、ライトパイプ20の射出面22をシリンドリカル面とした例であり、すなわち、図1の紙面に沿う矢印Xで示す方向についてはシリンドリカル面の曲面であり、これと直交する(図1の紙面と直交する)矢印Yで示す方向は平面状とする。
このような曲面形状とすることにより、図2Aに示すように、シリンドリカル面の曲面と直交する矢印Yで示す方向に関しては、照明光線LY1、LY2、・・・、LYnの発散角の中心光線(破線で示す)と、空間光変調部60の表示面の法線とのなす角は、空間光変調部60の周辺にいくほど大きくなって、テレセントリックからはずれていく。
一方、図2Bに示すように、シリンドリカル面の曲面に沿う矢印Xで示す方向に関しては、照明光線LX1、LX2、・・・、LXnの発散角の中心光線(破線で示す)と空間光変調部60の表示面の法線とのなす角は小さく、すなわち、テレセントリックに近くなる。
つまりこの場合、ライトパイプ20の射出面の曲面の形状によって、X方向とY方向とにおいて、射出面の各部から射出される光の主光線角を制御していることとなる。
更に、図1に示す実施形態例において、拡散板40として、このシリンドリカル面の曲面に沿う方向とこれに直交する方向で拡散度を異ならせる構成としてもよい。
この場合、図3Aに示すように、矢印Yで示すシリンドリカル面の曲面と直交する方向では、拡散板40を透過後の照明光線LY1´、LY2´、・・・、LYn´は拡散度が少なく、図3Bに示すように、シリンドリカル面の曲面に沿う矢印Xで示す方向では、拡散板40を透過後の照明光線LX1´、LX2´、・・・、LXn´は拡散度が大きくなる。すなわち、拡散板40の拡散角を調整することによって、所望の開口数NAをもって照明することができることとなる。
このようにして、本発明の照明光学装置において、空間光変調部60の表示面内における一の方向と他の方向、例えば縦方向と横方向に対応する方向に対し、射出光の主光線角及び開口数NAを、互いに異なる条件にて照明する構成とすることができる。
拡散板40がある場合とない場合とによる、照度の均一性の違いを観察した一例を図4及び図5に示す。図4は、拡散板を設けない場合、図5は上述したように空間光変調部の表示面内における例えば縦方向と横方向とにおいて異なる条件で拡散する構成とした拡散板を設ける場合であり、それぞれ空間光変調部からの画像表示光の放射輝度分布を示す。
図4から、拡散板がない場合には、必要な開口数NA、この場合、縦方向が±10度、横方向が±5度の範囲において、均一性が不十分であり、前述のように虚像を観察する場合には、瞳移動や回転にともなって明るさが変化してしまうことがわかる。
これに対し、図5から明らかなように、拡散板を配置する本発明構成によれば、必要な開口数NA内で均一な明るさが得られることがわかる。
したがって、上述の図1に示す照明光学装置100において、観察者の瞳80が横方向にずれるとか、又は回転した場合でも、輝度が均一であるため明るさの変動として認識されることがなく、輝度むらのない良好な画像の表示を行うことができる。
(2)第2の実施形態例
次に、図6を参照して本発明による照明光学装置の第2の実施形態例を説明する。図6において、図1と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
この例においては、先細り型のライトパイプ20と拡散板40との間に光学レンズ30を配置し、その他の構成は、図1において説明した例と同様の構成とした例を示す。
この場合、光源10から射出した照明光は、この光源10に光学的に密着された先細り型のライトパイプ20の面積が小さい方の入射面21より入射し、一部の光線が内部全反射を繰り返した後、射出面22より射出する。
射出面22より射出した照明光は、続いて配置される光学レンズ30に入射する。この光学レンズ30は少なくとも1つの光学面が、その光学的パワーが、空間光変調部60の表示面内における一の方向と他の方向、例えば縦方向と横方向とで互いに異なる光学レンズとする。すなわち、この光学レンズ30は、例えば光軸に対し回転対称ではなく、光軸に直交する面内の互いに異なる方向、例えば互いに直交する2方向(X方向及びY方向とする)を対称軸としてもつトーリック面となっている構成とする。この場合、X方向、Y方向で光学パワーが異なり、拡散板40への照明光の入射角度もこれら2方向で異なる。
拡散板40にて拡散された照明光は、透過型の空間光変調部60を照明する。そして、この空間光変調部60を透過した照明光Lは、次にファインダー光学系等のコリメート光学系70を介して、略平行光になされて観察者の瞳80に入射する。
この実施形態例においては、上述したように光学レンズ30がトーリック面であり、より曲率の大きい面の曲面に沿う方向(X方向)に関しては照明光線の発散角の中心光線と空間光変調部60の法線のなす角は小さく、すなわち、テレセントリックに近くなり、これに直交する方向(Y方向)に関しては、照明光線の発散角の中心光線と空間光変調部60の法線のなす角は、空間光変調部60の周辺にいくほど大きくなるように、すなわち、テレセントリックからはずれていく構成となる。
そしてこの場合においても、拡散板40は、この光学レンズ30のより曲率の大きい面の曲面に沿う方向とこれに直交する方向で拡散度が異なる構成としてもよい。ここでは、光学レンズ30の曲率の大きい曲面に沿う方向(X方向)の拡散度が、これに直交する方向(Y方向)の拡散度よりも大きくなるとする。このような構成とすることにより、空間光変調部60を例えばその縦方向、横方向で互いに異なる条件にて照明することができる。
したがって、この場合においても、空間光変調部60の表示する領域内を均一に照明することができて、観察者の瞳80のずれや回転によっても明るさの変動が観察されない、良好な画像の表示を行うことができる。
(3)第3の実施形態例
次に、図7を参照して本発明による照明光学装置の第3の実施形態例を説明する。図7において、図1と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。この例においては、ライトパイプ20と拡散板40との間に、光学レンズとして、1軸型等のフレネルレンズ31を配置した例を示す。フレネルレンズ31を用いる場合、装置の薄型化を図ることができる。
この場合、LED等の光源10から射出した照明光は、この光源10に光学密着された先細り型のライトパイプ20の面積が小さい方の入射面21より入射し、一部の光線が内部全反射を繰り返した後、射出面22より射出する。この実施形態例においては、この射出面22はシリンドリカル面となっている。
射出面22より射出した照明光は、続いて配置される1軸フレネルレンズ31に入射する。この1軸フレネルレンズ31は、シリンドリカル面形状をした射出面22が光学パワーをもつ方向と直交する方向に光学パワーをもつように配置されている。このため直交する2方向で拡散板40へ入射する照明光の角度も異なる。
拡散板40にて拡散された照明光は、透過型の空間光変調部60を照明する。そして、空間光変調部60を透過した照明光Lは、次にコリメート光学系70を介して、略平行光になされて観察者の瞳80に入射する。
ここで、上述したように、ライトパイプ20の射出面22がシリンダー面であり、続いて配置される1軸フレネルレンズ31より光学パワーは小さくなされている。そして、1軸フレネルレンズ31が光学パワーをもつ方向(X方向)に関しては照明光線の発散角の中心光線と空間光変調部60の法線のなす角は小さく、すなわち、テレセントリックに近く、これに直交する方向(Y方向)に関しては、照明光線の発散角の中心光線と空間光変調部60の法線のなす角は、空間光変調部60の周辺にいくほど大きくなり、すなわち、テレセントリックからはずれていく構成となる。
更に、この形態例にて用いられている拡散板40は、このフレネルレンズ31の、より光学パワーの大きい面の曲面に沿う方向(X方向)とこれに直交する方向(Y方向)で拡散度が異なる構成としてもよい。例えば、光学パワーが大きい方向の拡散度が、光学パワーが小さい方向の拡散度よりも大きくなる構成とする。
このようにして、本実施形態例の照明光学装置は、空間光変調部60に対し、その表示面内の2つの方向、例えば縦方向、横方向で互いに異なる条件にて照明する構成とすることができる。
したがって、この場合においても、空間光変調部60の表示する領域内を均一に照明することができて、観察者の瞳80のずれや回転によっても明るさの変動が観察されない、良好な画像の表示を行うことができる。
(4)第4の実施形態例
次に、図8を参照して本発明による照明光学装置の他の実施形態例について説明する。図8において、図7と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。この例においては、前述の第3の実施形態例において説明した照明光学装置において、ライトパイプとして、射出面22のみでなく側面23も曲面とする例を示す。すなわちこの場合、ライトパイプ20の側面23は、ライトパイプ20の光軸に沿う断面において外側に凸の曲面状とされる。
このように、ライトパイプ20の側面23を曲面とする場合は、光源10から比較的大きな放射角で射出する光線が、このライトパイプ20の内部で全反射になる確率を高めることとなり、光の利用効率を高めることができる。
またこの場合、入射面から射出面まで伝播する光の全反射回数が増加することによって、均一性を高めることも可能である。或いは、同等の均一性でよい場合には、ライトパイプ20の全長を短くすることができ、装置の小型化を図ることができるという利点を有する。
またこの場合においても、上述の第3の実施形態例と同様に、例えば1軸型のフレネルレンズ31を用いる場合は、その光学パワーをもつ方向と、ライトパイプ20の射出面22の光学パワーをもつ方向との相対的な方向の設定、またこのライトパイプ20の射出面22の形状と光学パワーをもつ方向、更に拡散板40の拡散度の設定などを選定することによって、同様の効果が得られ、すなわち空間光変調部60に対し、その表示面内の2つの方向、例えば縦方向、横方向で互いに異なる条件にて照明する構成とすることができる。
したがって、この場合においても、空間光変調部60の表示する領域内を均一に照明することができて、観察者の瞳80のずれや回転によっても明るさの変動が観察されない、良好な画像の表示を行うことができる。
以上説明した各実施形態例においては、照明光学装置の被照射体として空間光変調部を用い、その表示面内における例えば縦、横の2方向に異なる条件にて照明する構成とするものであり、例えば表示面内の長辺方向と短辺方向において、所望の入射角及び開口数をもって空間光変調部を照明することが可能である。
このため、以下の虚像表示装置の実施形態例において詳細に説明するように、空間光変調部を含む光学系から導光板を介して画像表示光を瞳に導くにあたり、上述したように縦、横の2方向において異なる条件で照明することによって、空間光変調部から導光板に向けて、所望の開口数及び射出角をもって画像表示光が射出され、これにより効率的に瞳に良好な画像の表示を行うことが可能となる。
以下、このような本発明構成の照明光学装置を用いて虚像表示装置を構成した実施形態例について説明する。
(5)第5の実施形態例
図9A及びBを参照して本発明による照明光学装置を使用した虚像表示装置の一実施形態例を説明する。図9Aは、本発明による虚像表示装置200を観察者の瞳80が観察した状態の概略上面構成図、図9Bは概略側面構成図を示す。図9A及びBにおいては共通するXYZ座標系を示し、観察者の瞳80に対して左右(水平)方向をX方向、上下(縦)方向をY方向、奥行き方向をZ方向として示す。
この虚像表示装置200は、図9A及びBに示すように、LED等の光源10、例えば先細り型のライトパイプ20、第1及び第2の1軸フレネルレンズ31及び32より成る光学レンズ、拡散板40、ビームスプリッター50、反射型空間光変調部61、ファインダー光学系等のコリメート光学系70、後述するホログラム構造を有する導光板90により構成される。
LED等より成る光源10から射出した照明光は、図9Bに示すように、この光源10に光学的に密着された例えば先細り型のライトパイプ20の面積が小さい方の入射面21より入射し、一部の光線が内部全反射を繰り返した後、射出面22より射出する。
射出面22より射出した照明光は、続いて配置される光学レンズ30、この場合第1及び第2の1軸フレネルレンズ31、32に入射する。これら1軸フレネルレンズ31、32は、それぞれ光学パワーをもつ方向が直交して配置されており、更に互いに光学パワー(すなわち、焦点距離)が異なっている。
フレネルレンズは、アナモルフィックレンズである方が光利用効率を高くできる場合がある。その場合は、それぞれピッチの異なる1方向のフレネルレンズ(すなわち、機能上はシリンドリカルレンズ)2枚を直交して配置することが望ましい。
そして、これら1軸フレネルレンズ31及び32を通過した照明光は、続いて配置される拡散板40に入射する。この拡散板40は、1軸フレネルレンズ31及び32より成る光学レンズ30が光学パワーをもつ方向に沿って拡散性が異なっており、本実施形態例の場合、光学パワーが大きい方向に沿って拡散性が大きくなっている。これにより、拡散板40から射出される光は、両フレネルレンズ31及び32の光学特性及び拡散板30の拡散性によって、射出角及び開口数が調整されて偏光ビームスプリッター(PBS)50に入射される。
このようにして拡散板40から射出された照明光は、偏光ビームスプリッター50の入射面51より入射し、偏光分離膜52にて例えばS偏光成分のみが反射され、射出面53より射出する。
この照明光は、反射型液晶パネルやDMD(Digital Micro-mirror Device)等の反射型空間光変調部61を照明する。そして、反射型空間光変調部61によって例えば表示する映像に対応して変調された画像表示光は、上述の射出角は反射によって反転され、開口数は保持された状態で射出され、再び偏光ビームスプリッター50に入射し、例えばそのP偏光成分のみが偏光分離膜52によって透過され、射出面54から射出する。
偏光ビームスプリッター50の射出面54から射出した画像表示光は、図9Aに示すXZ平面においては、コリメート光学系70にて画角(すなわち反射型空間光変調部61の各画素から射出される光の射出角)が互いに異なる平行光束群とされる。この平行光束群は、これとは直交するYZ平面においては、図9Bに示すように、画角が互いに異なる光束群とされて導光板90に入射する。図9Aにおいては、XZ平面における代表的な平行光束La、Lb及びLcを、また図9Bにおいては、YZ平面における代表的な平行光束LA、LB及びLCを示す。
この導光板90は、図9Aに示すように、薄い平板型構成とされ、瞳80に対し奥行き方向に相対向する光学面91及び92のうち、光学面91の一端が、コリメート光学系70から射出される光が入射する入射部91Aとされ、光学面91の他端は、瞳80に向かって射出される光が射出する射出部91Bとされる。
上述したように、この例では左右(水平)方向をX方向、上下(縦)方向をY方向とするものであり、すなわちこの場合、観察者の瞳80に対して、横方向から映像や各種情報等を表示する画像表示光が導光されて瞳80に入射される構成とするものである。
なお、この虚像表示装置を頭部装着型ディスプレイ(HMD)に適用する場合、照明光学装置や空間光変調部、虚像表示光学系を瞳に対して上方に配置せず、このように横方向に配置する場合は、瞳80に近接した例えば上方向に配置する場合と比べると、上下の視野内に光学系が設けられないので、良好な外界の観察が可能となる。一方この場合は、導光板90の内部を導光する距離が比較的長くなるため、以下に述べる工夫が必要となる。
上述の構成において、導光板90に入射部91Aから入射された画像表示光は、入射部91Aと対向する位置に光学面92に設けられる第1の反射型体積ホログラムグレーティング93に入射する。この例においては、この第1の反射型体積ホログラムグレーティング93は、位置に係らず均等なホログラム表面の干渉縞ピッチを有する構成とする。
そして第1の反射型体積ホログラムグレーティング93により回折反射された光は、導光板90内部において、図9Aで示すXZ平面のZ方向には、各光束La〜Lcが平行光束のまま光学面91及び92の間で全反射を繰り返しながら導光し、他端に設けられた第2の反射型体積ホログラムグレーティング94に向けてX方向に進行する。図9Aにおいては、光束Laは破線、Lbは実線、Lcは二点鎖線でそれぞれ示す。
本実施形態例においては、導光板90が薄く、また上述したように導光板90を進行する光路が比較的長いため、図9Aに示すように、各画角によって第2の反射型体積ホログラムグレーティング94に至るまでの全反射回数は異なっている。
これについてより詳細に述べれば、導光板90に入射する平行光La、Lb及びLcのうち、第2の反射型体積ホログラムグレーティング94の方に傾きながら入射する平行光Laの反射回数は、それと逆方向の角度で導光板90に入射する平行光Lcの反射回数よりも少なくなっている。すなわち、第1の反射型体積ホログラムグレーティング93のホログラム表面の干渉縞ピッチが等間隔のため、第1の反射型体積ホログラムグレーティング93において回折反射される射出角が、第2の反射型体積ホログラムグレーティング94の方に傾きながら入射する平行光の方が、それと逆方向の角度で入射する平行光の射出角よりも大きくなる。
第2の反射型体積ホログラムグレーティング94に入射した各画角の平行光は、回折反射により全反射条件からはずれ、導光板90から射出し観察者の瞳80に入射する。
なお、導光板90内では、瞳80に対し上下方向となるY方向については反射しない。すなわち、各平行光束群が、導光板90内で反射する反射方向と、伝播する方向とに沿う平面とほぼ直交するY方向については反射しない。
図9Bに示すように、YZ平面において各画角の異なる入射光LA、LB及びLCは導光板90内においてZ方向に反射を繰り返すが、Y方向には反射しないで射出部91Bに到達する。
この様子を図10の概略側面構成図に示す。図10において、図9Bと対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。図10に示すように、コリメート光学系70から射出された光は、YZ平面においては収束されて入射部91Aから入射されて導光板90内をX方向(図10の紙面と垂直な方向)に進行する。このYZ平面においてコリメート光学系70から射出される画角の異なる代表的な入射光の進行方向を矢印Ai、Bi及びCiで示す。これらの光はY方向に収束されて導光板90の光学面91及び92を矢印Ai1、Ai2、・・・、Ci1、Ci2、・・・、で示すように反射しながら進行し、第2の反射型体積ホログラムグレーティング94により反射回折されて射出部91Bから射出されて観察者の瞳80に矢印Ao、Bo及びCoで示すように入射される。
この場合、上述したように、これらの光はY方向には収束されるので、第1の反射型体積ホログラムグレーティング93のY方向の長さに対し、第2の反射型体積ホログラムグレーティング94の反射回折面は比較的短い構成としてもよい。
以上説明したX方向及びY方向の光束の空間光変調部からの射出角及び開口数の違いについて、図11及び12を用いて説明する。
この虚像表示装置の実施形態例においては、ホログラムを設けた導光板90を用いているため、観察者の瞳80を射出瞳と考えた場合、反射型空間光変調部61からの映像光の射出角及び開口数NAは、反射型等の空間光変調部の画像表示エリアの例えば長辺(X)方向と短辺(Y)方向によって、また、画像表示エリアの中心からの距離によって異なっている。
すなわち、図11に示すように、空間光変調部60の長辺方向に対応するX方向では、各画素から射出される光は、それぞれ一点鎖線で示すように、その主光線が空間光変調部60の表示面に対し略垂直でテレセントリックな状態に近く、かつ開口数NAが後述する利用により比較的大きく設定される。
一方、図12に示すように、短辺方向に対応するY方向では、各画素から射出される光は、空間光変調部60の表示面の中心から離れるほど射出角がテレセントリックな状態、すなわち空間光変調部60の表示面と画像表示光の一点鎖線で示す主光線とのなす角が垂直な状態から離れていき、しかも開口数NAは比較的小さくされる。
これら図11及び図12に示す方向における射出角の違いを下記の表1及び表2にそれぞれ示す。各表1及び表2において、光軸からの像高位置において、各画角の中心を通る光の光軸からの角度である主光線角と、その射出光の広がり角である上光線角及び下光線角をそれぞれ示す。
表1から、X方向では±20度程度の広がり角であるのに対し、Y方向では±5°程度の広がり角である。すなわちX方向では開口数NAが大きく、Y方向では開口数NAが小さい。
つまりこの場合、空間光変調部の一の方向と他の方向、すなわちX方向及びY方向において、射出光の開口数及び主光線の射出角がそれぞれ互いに異なっていることがわかる。
このように、上述の虚像表示装置において、開口数NA及び射出角がX方向とY方向とに対して異方性を有する構成となる理由について、図13A及びB、更に図14を用いて説明する。
図9Aにおいて説明したように、空間光変調部の長辺方向(X方向)と対応する進行方向においては、各画角によって導光板90内を反射する回数が違い、すなわち光路長が異なるが、図13Aに示すように、伝播する光束が全て平行光束であるため、いわば折りたたまれるように光束群が進行して各画角の光束の光路長が変わっても、導光板より射出する画角は不変のため画像を乱すことはない。この場合、コリメート光学系70でのX方向の口径は比較的小さくできる。
これに対し、空間光変調部の短辺方向(Y方向)においては、図13Bに示すように、射出瞳から逆光線追跡を行うと明らかなように、ひたすら上下画角が離れていく。上述したように、頭部装着型ディスプレイに適用する場合に、光学系を瞳に対して横方向に配置すると、導光板の長さLgは例えば人間の平均的な顔の大きさから60mm程度必要となる。導光板90の内部でY方向すなわち上下方向に反射させると像の上下が反転してしまうので、前述したようにY方向には反射しないで進行させるとすると、光はコリメート光学系70に到達するまでに大きく広がってしまい、Y方向の口径は大きくなる。すなわちこの場合、上下の(Y方向の)画角の光線は、空間光変調部60に対してテレセントリック状態からはずれた構成となる。
一方、X方向及びY方向の開口数NAx及びNAyは、それぞれ以下の通りとなる。
先ず、Y方向の開口数NAyは、観察者の瞳径をDとし、コリメート光学系70の焦点距離をfとすると、
NAy=D/(2f)
となる。
これに対し、X方向の開口数NAxは、上述したように、光束が導光板内で折り返し反射する構成であることから、Y方向のように瞳径から一義的に求められない。
すなわち、図14に示す構成図において逆光線追跡を行うと明らかなように、第1の反射型体積ホログラムグレーティング93の縁部と光学面92とに跨る位置で折り返して反射する光束が存在する。逆光線追跡を行うと、この光束の一部(すなわち光学面92で反射される部分)は反射を繰り返して第1の反射型体積ホログラムグレーティング93の異なる位置で回折され、コリメート光学系70に到達する。一方、残りの光束は、第1の反射型体積ホログラムグレーティング93の端部で回折されそのままコリメート光学系70に到達する。つまり、この光束は、同一の画素から射出される同一画角の平行光束であるが、第1の反射型体積ホログラムグレーティング93の異なる部分で回折反射して導光板90内で合波されて伝播する光束が存在することとなる。
瞳80の全領域に光を到達させるためには、このようないわば分岐する光束を含め照明することが望ましいが、1画素から射出する光を2つの発散光に分岐して照明することは難しい。したがって、図14に示すように、照明光の見かけのNAxは大きくすることが必要となる。図14において、図9Aと対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
したがって、この光学系においては、X方向の見かけの開口数NAxは比較的大きく、Y方向の開口数NAyは比較的小さくなることがわかる。
以上説明したように、上述の実施形態例の虚像表示装置においては、導光板の形状や、導光板内の光束の進行形態などの構成条件に起因して、空間光変調部からコリメート光学系に射出される各画素に対応する主光線の射出角、開口数がX方向とY方向とで異なる異方性を有する光学特性が要求される。
これに対して、本発明においては、上述したように、空間光変調部に対する照明光学系において拡散板40を設け、光学レンズ30と拡散板40、またライトパイプ20と拡散板40の光学的特性を、前述の図1〜図3、また図6〜図8において説明したように、それぞれ例えばX方向においてはテレセントリックに近く、また拡散角を比較的大きく、Y方向においてはテレセントリックからはずれ、拡散角を比較的小さくするなどの光学的異方性をもって構成することによって、上述の虚像表示装置において適切に空間光変調部を照明する照明光学装置を提供することができる。
これにより、空間光変調部により変調された画像を表示する射出光は、所望の開口数、射出角をもって導光板を伝播して、無駄なく、また画像の乱れを生じることなく瞳に到達する。したがって、本発明の照明光学装置及び虚像表示装置によれば、前述したように均一な輝度をもって効率よく光を利用することによって瞳80の位置ずれや回転によっても明るさの変動を招くことがなく、かつ良好な画像を表示することができる。
なお、本発明は、上述した各実施形態例に限定されるものではなく、光源や空間光変調部の種類や配置、ライトパイプや光学レンズ及び拡散板の光学的特性等において、本発明構成を逸脱しない範囲において種々の変形、変更が可能であり、特に、上述の実施形態例において説明した頭部装着型ディスプレイ以外の各種の虚像表示装置に適用可能であることはいうまでもない。
本発明による照明光学装置の一実施形態例の概略構成図である。 Aは本発明による照明光学装置の一実施形態例の要部の概略構成図である。Bは本発明による照明光学装置の一実施形態例の要部の概略構成図である。 Aは本発明による照明光学装置の一実施形態例の要部の概略構成図である。Bは本発明による照明光学装置の一実施形態例の要部の概略構成図である。 比較例による照明光学装置の一例における輝度分布を示す観察図である。 本発明による照明光学装置の一例における輝度分布を示す観察図である。 本発明による照明光学装置の一実施形態例の要部の概略構成図である。 本発明による照明光学装置の一実施形態例の要部の概略構成図である。 本発明による照明光学装置の一実施形態例の要部の概略構成図である。 Aは本発明による虚像表示装置の一実施形態例の概略上面構成図である。Bは本発明による虚像表示装置の一実施形態例の概略側面構成図である。 本発明による虚像表示装置の一実施形態例の要部の概略側面構成図である。 空間光変調部から射出した光のX方向の射出角及び開口数の説明図である。 空間光変調部から射出した光のY方向の射出角及び開口数の説明図である。 Aは射出瞳からX方向の逆光線追跡を行った説明図である。Bは射出瞳からY方向の逆光線追跡を行った説明図である。 本発明による虚像表示装置の一実施形態例のX方向の開口数の説明図である。 従来のライトパイプを用いた画像投影装置の一例の概略構成図である。 従来のライトパイプを用いた画像投影装置の一例の概略構成図である。 Aはライトパイプを用いた虚像表示装置の一例の概略構成図である。Bはライトパイプを用いた虚像表示装置の一例の概略構成図である。Cはライトパイプを用いた虚像表示装置の一例の概略構成図である。
符号の説明
10.光源、20.ライトパイプ、21.入射面、22.射出面、30.光学レンズ、31.フレネルレンズ、40.拡散板、50.偏光ビームスプリッター、60.空間光変調部、70.コリメート光学系、80.瞳、90.導光板、91.光学面、91A.入射部、91B.射出部、92.光学面、93.第1の反射型体積ホログラムグレーティング、94.第2の反射型体積ホログラムグレーティング、100.照明光学装置、200.虚像表示装置

Claims (17)

  1. 光源と、ライトパイプと、拡散板とを有して成り、
    前記光源より射出した光束は、前記ライトパイプの入射面よりその内部に入射し、少なくとも前記光束の一部が前記ライトパイプの側面にて内部全反射した後、前記入射面よりも面積の大きい射出面より射出し、
    続いて配置される前記拡散板にて拡散された後、被照明体を照明する
    ことを特徴とする照明光学装置。
  2. 前記ライトパイプと前記拡散板との間に、少なくとも1つの光学レンズを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明光学装置。
  3. 前記光学レンズのうち少なくとも1つは、フレネルレンズである
    ことを特徴とする請求項2記載の照明光学装置。
  4. 前記被照明体が空間光変調部とされ、
    前記光学レンズのうち少なくとも1つは、その光学的パワーが、前記空間光変調部の表示面内における一の方向と他の方向とで互いに異なる光学レンズである
    ことを特徴とする請求項2記載の照明光学装置。
  5. 前記光学レンズは、2つのシリンドリカルレンズを互いの光学パワーが直交するよう配置されて成る
    ことを特徴とする請求項4記載の照明光学装置。
  6. 前記光学レンズは、1方向にのみ光学パワーを有する2つのフレネルレンズを互いの光学パワーが直交するよう配置されて成る
    ことを特徴とする請求項4記載の照明光学装置。
  7. 前記ライトパイプの入射面、射出面あるいは側面の少なくとも1つの面は、曲面とされる
    ことを特徴とする請求項1記載の照明光学装置。
  8. 前記被照射体が空間光変調部とされ、
    前記ライトパイプの入射面あるいは射出面の少なくとも1つの面が有する曲面の曲率は、前記空間光変調部の表示面内における一の方向と他の方向とで互いに異なる
    ことを特徴とする請求項7記載の照明光学装置。
  9. 前記光源と前記ライトパイプとが、光学的に密着されて成る
    ことを特徴とする請求項1記載の照明光学装置。
  10. 前記被照明体が空間光変調部とされ、
    前記拡散板は、前記空間光変調部の表示面内における一の方向と他の方向とで互いに異なる拡散性を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明光学装置。
  11. 前記拡散板は、前記光学レンズの光学パワーの大きい方向に沿って拡散性が大きくなっている
    ことを特徴とする請求項4記載の照明光学装置。
  12. 前記拡散板は、前記ライトパイプの射出面の曲面の曲率が大きい方向に沿って拡散性が大きくなっている
    ことを特徴とする請求項8記載の照明光学装置。
  13. 照明光学装置と、空間光変調部により変調された表示画像を観察者の瞳に導く虚像結像光学系とを有する虚像表示装置であって、
    前記照明光学装置は、光源とライトパイプと拡散板とを有して成り、
    前記光源より射出した光束は、前記ライトパイプの入射面よりその内部に入射し、
    少なくとも前記光束の一部がその側面にて内部全反射した後、前記入射面よりも面積の大きい射出面より射出し、
    続いて配置される前記拡散板にて拡散された後、前記空間光変調部を照明する
    ことを特徴とする虚像表示装置。
  14. 前記虚像結像光学系は、前記空間光変調部の表示面内における一の方向と他の方向に沿った前記空間光変調部からの射出光の開口数及び/又は主光線の射出角が互いに異なる
    ことを特徴とする請求項13記載の虚像表示装置。
  15. 前記虚像結像光学系は、前記空間光変調部の各画素から射出した光束を互いに進行方位が異なる平行光束群にするコリメート光学系と、前記平行光束群が入射し内部を全反射により伝播した後観察者の瞳に向けて射出するよう構成された導光板とから構成され、
    前記導光板は、前記平行光束群の入射領域にて前記平行光束群を平行光束群のまま前記導光板内で内部全反射条件を満たすよう回折反射する第1の反射型体積ホログラムグレーティングと、前記平行光束群の射出領域にて前記平行光束群を平行光束群のまま前記導光板より射出するよう回折反射する第2の反射型体積ホログラムグレーティングとを有する
    ことを特徴とする請求項14記載の虚像表示装置。
  16. 前記平行光束群は、前記導光板内で反射する方向と、前記導光板内を伝播する方向とに沿う平面に対してほぼ直交する方向には反射しないで伝播される
    ことを特徴とする請求項15記載の虚像表示装置。
  17. 前記平行光束群は、前記第1の反射型体積ホログラムグレーティングの異なる部分で回折反射されて合波される平行光束を含む
    ことを特徴とする請求項15記載の虚像表示装置。
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