JP2007010530A - 電子機器、および加速度センサのオフセット値補正方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 個体差があっても精度良くオフセット値を補正すること。
【解決手段】 温度センサの測定温度と基準温度との温度差の絶対値が所定値を越えているか否かを判定するステップ(ステップS2〜ステップS4)。温度差が所定値を越えた場合に、加速度センサから出力される出力値に基づいて、本体が静止しているか否かを判定する(ステップS6〜ステップS11)。本体が静止していると判定した場合に、加速度センサから出力される出力値に基づいて、本体が水平面であるか否かを判定する(ステップS12〜ステップS15)。本体が水平であると判定した場合、加速度センサから出力された出力値に応じた新たなオフセット値としてオフセット値格納手段に格納し、測定温度を新たな基準温度としてオフセット値格納手段に格納する(ステップS16)
【選択図】 図3
【解決手段】 温度センサの測定温度と基準温度との温度差の絶対値が所定値を越えているか否かを判定するステップ(ステップS2〜ステップS4)。温度差が所定値を越えた場合に、加速度センサから出力される出力値に基づいて、本体が静止しているか否かを判定する(ステップS6〜ステップS11)。本体が静止していると判定した場合に、加速度センサから出力される出力値に基づいて、本体が水平面であるか否かを判定する(ステップS12〜ステップS15)。本体が水平であると判定した場合、加速度センサから出力された出力値に応じた新たなオフセット値としてオフセット値格納手段に格納し、測定温度を新たな基準温度としてオフセット値格納手段に格納する(ステップS16)
【選択図】 図3
Description
本発明は、加速度センサを有する電子機器、および加速度センサのオフセット値補正方法に関する。
現在、MEMS(Micro Electro Mechanical System)技術が発展し、半導体加速度センサが広範囲に用いられ始めている。
例えば、加速度センサを搭載したノート型パーソナルコンピュータが出荷されている。加速度センサによって異常な動きが検出された場合、ハードディスクドライブの磁気ヘッドを退避させることで、ハードディスクドライブクラッシュの危険性を軽減させている。
また、画面の回転可能なディスプレイに加速度センサを搭載したものもある。加速度センサによって画面の向きを検知し、検知信号に応じた解像度の映像信号をディスプレイに自動的に出力することによって、ユーザが解像度を変更する手間を無くさせている。
ところで、加速度センサの出力値は、温度の影響を強く受ける。そのため、温度変化が大きい場合には、温度補償する必要がある。特許文献1には、所定の温度範囲を所定の間隔で分割した補正対象温度ごとに対応するオフセット値の補正量を温度補正データとして記憶させておく技術が開示されている。
特開2004−294110号公報
加速度センサには個体差が大きく、出力値の温度特性が製品によって全く異なる振る舞いを示すことがある。ところが、上述した文献では、前もって分割した補正対象温度ごとに対応するオフセット値の補正量を記憶させておくので、個体差を吸収することが出来ず、精度が良くオフセット値を補正することが出来ないという問題があった。
本発明の目的は、個体差があっても精度良くオフセット値を補正することが可能な電子機器、および加速度センサのオフセット値補正方法を提供することにある。
本発明の一例に係わる電子機器は、本体と、前記本体に設けられた加速度センサと、前記本体に設けられた温度センサと、基準温度と、前記基準温度に対応するオフセット値とを格納するオフセット値格納手段と、前記加速度センサからの出力値を前記オフセット値記憶部に格納されたオフセット値を用いて補正して、前記本体の加速度を求める加速度算出手段と、前記温度センサで測定された測定温度と前記オフセット値記憶手段に格納された基準温度との温度差の絶対値が所定値を越えているか否かを判定する温度差判定手段と、前記温度差の絶対値が所定値を越えていると前記温度差判定手段が判定した場合、前記加速度センサからの出力値に基づいて、前記本体が静止しているか否かを判定する静止判定手段と、前記本体が静止していると前記静止判定手段が判定した場合、前記加速度センサからの出力値と前記オフセット値記憶部に格納されたオフセット値とに基づいて、前記本体が水平であるか否かを判定する水平判定手段と、前記本体が水平であると前記水平判定手段が判定した場合に、前記加速度センサから出力された出力値に応じた新たなオフセット値を前記オフセット値記憶部に格納し、前記測定温度を新たな基準温度として前記オフセット値記憶部に格納するオフセット値更新手段とを具備することを特徴とする。
個体差があっても精度良くオフセット値を補正することが可能になる。
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する。この情報処理装置は、バッテリ駆動可能な携帯型のノートブック型パーソナルコンピュータ10として実現されている。
図1はノートブック型パーソナルコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、LCD(Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD17の表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ10を電源オン/オフするためのパワーボタン14、およびタッチパッド16などが配置されている。
次に、図2を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
本コンピュータは、図2に示されているように、CPU111、ノースブリッジ112、主メモリ113、グラフィクスコントローラ114、サウスブリッジ119、BIOS−ROM120、ハードディスクドライブ(HDD)121、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124、および電源コントローラ125等を備えている。
CPU111は、本コンピュータ10の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、ハードディスクドライブ121から主メモリ113にロードされる、オペレーティングシステム(OS)、および各種アプリケーションプログラムを実行する。
また、CPU111は、BIOS−ROM120に格納されたBIOS(Basic Input Output System)プログラムも実行する。BIOSプログラムはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ112はCPU111のローカルバスとサウスブリッジ119との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ112には、主メモリ113をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ112には、AGP(Accelerated Graphics Port)バスなどを介してグラフィクスコントローラ114との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ114は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。このグラフィクスコントローラ114はビデオメモリ(VRAM)114Aを有しており、OS/アプリケーションプログラムによってビデオメモリ114Aに書き込まれた表示データから、ディスプレイユニット12のLCD17に表示すべき表示イメージを形成する映像信号を生成する。
サウスブリッジ119は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ119は、HDD121を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ119は、およびBIOS−ROM120をアクセス制御するための機能も有している。
加速度センサ131は、図1に示すコンピュータ10の加速度、並びにコンピュータ10に加わる重力等の力のx軸成分、y軸成分、z軸成分に相当する出力値Vx,Vy,Vzを出力する。温度センサ132によって、その時の温度が測定される。加速度センサ131としては、サーボ型、圧電型、静電容量型及びピエゾ抵抗型等の何れかが用いられる。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13、タッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。このエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124は、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて、本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。
EC/KBC124内には、オフセット値Voffset_x,Voffset_y,Voffset_zが格納されるオフセット値レジスタ141が設けられている。また、EC/KBC124内には、オフセット値Voffset_x,Voffset_y,Voffset_zを設定した時の温度(基準温度Ts)が格納される基準温度レジスタ142が設けられている。
加速度算出手段としてのEC/KBC124は、加速度センサ131の出力値Vx,Vy,Vzに対してオフセット値Voffset_x,Voffset_y,Voffset_zを用いて補正して、コンピュータ10の加速度を求める。
ところで、コンピュータ10が静止状態であっても、加速度センサ131の出力値は、温度によって変化する。つまり、温度に応じてオフセット値Voffset_x,Voffset_y,Voffset_zが変化する。本コンピュータ10は、オフセット値Voffset_x,Voffset_y,Voffset_zを設定したときの温度(基準温度Ts)から大きく温度が変化した場合に、オフセット値Voffset_x,Voffset_y,Voffset_zを再設定する機能を有する。
オフセット値Voffset_x,Voffset_y,Voffset_zを再設定に用いられる温度変化量範囲レジスタ143、温度変化量レジスタ144、出力値レジスタ145、静止判定閾値レジスタ146を有する。
なお、加速度センサのオフセット値を補正する機能は、BIOSまたはオペレーティングシステム(OS)上で動作するユーティリティによって、ユーザが動作/非動作を設定することが出来る。設定は、BIOS−ROM上のON/OFF設定レジスタ151に登録される。
精度の良い傾きデータを必要としない用途では、自動補正機能をオフすることにより、無駄な処理を省くことができる。
以下に、図3のフローチャートを参照して、オフセット値を変更するための処理について説明する。
先ず、EC/KBC124は、ON/OFF設定レジスタ151を参照し、オフセット値を自動的に補正する機能が、オン状態になっているか否かを判定する(ステップS1)。機能がオン状態になっていない場合(ステップS1のNo)、オフセット値の補正処理を行わない。
機能がオン状態になっている場合(ステップS1のYes)、EC/KBC124は、温度センサ132から供給されている信号から、現在の温度Tmを読み取る(ステップS2)。
EC/KBC124は、基準温度レジスタから基準温度Tsを読み出し、基準温度Tsと測定温度Tmとの温度変化量ΔT(=Tm−Ts)を算出する(ステップS3)。
EC/KBC124は、温度変化量範囲レジスタ143から上限値Tuおよび下限値Tlを読み出し、ステップS3で算出された温度変化量ΔTと上限値Tuおよび下限値Tlとの関係が、“ΔT<Tl or Tu<ΔT”の条件を満たすか判定する(ステップS4)。
温度変化量ΔTが下限値Tl以上、かつ上限値Tu以下の場合(ステップS4のNo)、ステップS2に戻り、再度温度を測定する。温度変化量ΔTが下限値Tlより小、または上限値Tuより大の場合(ステップS4のYes)、温度ドリフト補正が必要と判定し、温度変化量ΔTを温度変化量レジスタ144に保存する(ステップS5)。そして、ステップS6〜ステップS11のパーソナルコンピュータ10が静止状態にあるか否かを判定する静止判定処理を行う。
ステップS4について、基準温度が25℃、上限値Tuが+3℃、下限値Tlが−3℃の場合を例に用いて説明する。測定温度T1が23℃であった場合、温度変化量ΔTは−2℃(=23[℃]−25[℃])であり、“ΔT<Tl or Tu<ΔT”の条件を満たさないのでステップS2に戻り、温度監視を継続する。
また、測定温度Tmが28℃であった場合、温度変化量ΔTは+3℃(=28[℃]−25[℃])であり、“ΔT<Tl or Tu<ΔT”の条件を満たすので、次の「静止判定処理」へ進む。
「静止判定処理」について説明する。
静止判定手段としてのEC/KBC124は、加速度センサ131のx軸出力値Vx1,y軸出力値Vy1,z軸出力値Vz1をn回取得する(ステップS6,ステップS7)。出力値レジスタ145にx軸出力値Vxi(i=1,…,n),y軸出力値Vyi(i=1,…,n),z軸出力値Vzi(i=1,…,n)を保存(プール)する。出力値の取得間隔は、例えば一定とする。
EC/KBC124は、n回出力値を取得した後、出力値レジスタ145に保存されたVx1,…,VxnのランクRx、Vy1,…,VynのランクRy、Vz1,…,VznのランクRzをそれぞれ算出する(ステップS8)。ランクとは統計で用いられる最大値と最小値との差のことである。
EC/KBC124は、ランクRxが静止判定閾値レジスタ146に登録されているx軸静止閾値Vtxより小さいか判定を行う(ステップS9)。
ランクRxがx軸静止閾値Vtx以上であった場合(ステップS9のNo)、EC/KBC124は、コンピュータ10は静止していないのでドリフト補正を行うことが出来ないと認識し、ステップS2に戻って「温度変化の判定」処理を行う。
x軸ランクRxがx軸静止閾値Vtxより小であった場合(ステップS9のYes)、コンピュータ10はx軸に静止していると判定され、静止判定手段としてのEC/KBC124は、y軸に動いているか否かを判定する(ステップS10)。EC/KBC124は、y軸ランクRyが静止判定閾値レジスタ146に登録されているy軸静止閾値Vtyより小さいか判定を行う。y軸ランクRyがy軸静止閾値Vty以上であった場合(ステップS10のNo)、EC/KBC124は、コンピュータ10は静止していないのでドリフト補正を行うことが出来ないと認識し、ステップS2に戻って「温度変化の判定」処理を行う。
y軸ランクRyがy軸静止閾値Vtyより小であった場合(ステップS10のYes)、EC/KBC124は、コンピュータ10はy軸に静止していると認識し、静止判定手段としてのEC/KBC124はコンピュータ10がz軸に動いているか否かを判定する(ステップS11)。EC/KBC124は、z軸ランクRzが静止判定閾値レジスタ146に登録されているz軸静止閾値Vtzより小さいか判定を行う。z軸ランクRzがz軸静止閾値Vtz以上であった場合(ステップS11のNo)、EC/KBC124は、コンピュータ10は静止していないのでドリフト補正を行うことが出来ないと認識し、ステップS2に戻って「温度変化の判定」処理を行う。
z軸ランクRzがz軸静止閾値Vtzより小であった場合(ステップS11のYes)、EC/KBC124は、コンピュータ10はz軸に静止していると判定する。EC/KBC124は、x軸、y軸、およびz軸にコンピュータ10が動いていないと判定すると、コンピュータ10が、重力の軸に垂直な平面である水平面に対して平行であるかを判定する処理を行う。以後では、“コンピュータ10が水平面に対して平行”というのを“コンピュータ10が水平”と記すこともある。
「静止の判定処理」について、ステップS9の一例を挙げて説明する。
条件が、10msの取得間隔で5回測定し、x軸静止閾値Vtxが5mVであるとする。
x軸出力値が、Vx1=1650[mV],Vx2=1647[mV],Vx3=1653[mV],Vx4=1648[mV],Vx5=1651[mV]であった場合について説明する。この時のランクRxは、最大値がVx3=1653、最小値がVx2=1647であるので、Vx3−Vx2=1653[mV]−1647[mV]=6[mV]である。ランクRx(6[mV])とx軸静止閾値Vtx(5[mV])とを比較すると、ランクRxがx軸静止閾値Vtx以上なのでステップS2に戻り、「温度変化量の判定」処理をおこなう。
また、x軸出力値が、Vx1=1650[mV],Vx2=1648[mV],Vx3=1652[mV],Vx4=1649[mV],Vx5=1651[mV]であった場合について説明する。この時のランクRxは、最大値がVx3=1652、最小値がVx2=1648であるので、Vx3−Vx2=1652[mV]−1648[mV]=4[mV]である。ランクRx(4[mV])とx軸静止閾値Vtx(5[mV])とを比較すると、ランクRxがx軸静止閾値Vtxより小さいので、同様にy軸についてランクRyとy軸静止閾値Vtyとを比較する。
なお、上述した静止判定処理は、加速度センサ131から出力される出力値Vx,Vy,Vzを所定時間毎に順次複数取得し、取得された複数の出力値のバラツキに応じて、コンピュータ10が静止しているか否かを判定していると言うことが出来る。
コンピュータ10が静止していると判定された後、EC/KBC124は、コンピュータ10が水平であるかを判定するために用いる水平判定範囲を算出する(ステップS12)。x軸の水平判定範囲の下限値Vltxおよび上限値Vutx、y軸の基準範囲の下限値Vltyおよび上限値Vutyは、次式で求められる。
Vltx=Voffset_x[mV]−Vtdx[mV/℃]×|ΔT|
Vutx=Voffset_x[mV]+Vtdx[mV/℃]×|ΔT|
Vlty=Voffset_y[mV]−Vtdy[mV/℃]×|ΔT|
Vuty=Voffset_y[mV]+Vtdy[mV/℃]×|ΔT|
ここで、オフセット値レジスタ141に格納されているVoffset_xおよびVoffset_yは、現在用いられているオフセット値(基準電圧)である。また、Vtdx、Vtdyは温度ドリフト特性であり、加速度センサのスペックとして定められる感度(1Gあたりの出力変化[mV/g])と温度特性(1℃あたりの検出重力変化[mg/℃])とから求められる。ΔTは、ステップS3で求められた温度量変化であり、ステップS5で温度変化量レジスタ144に登録された値である。
Vutx=Voffset_x[mV]+Vtdx[mV/℃]×|ΔT|
Vlty=Voffset_y[mV]−Vtdy[mV/℃]×|ΔT|
Vuty=Voffset_y[mV]+Vtdy[mV/℃]×|ΔT|
ここで、オフセット値レジスタ141に格納されているVoffset_xおよびVoffset_yは、現在用いられているオフセット値(基準電圧)である。また、Vtdx、Vtdyは温度ドリフト特性であり、加速度センサのスペックとして定められる感度(1Gあたりの出力変化[mV/g])と温度特性(1℃あたりの検出重力変化[mg/℃])とから求められる。ΔTは、ステップS3で求められた温度量変化であり、ステップS5で温度変化量レジスタ144に登録された値である。
EC/KBC124は、加速度センサ131からx軸の出力値Vx、y軸の出力値Vy、およびz軸の出力値Vzを取得する(ステップS13)。コンピュータ10が水平に近い場合、水平面に対して鉛直の向きにあるz軸の検出感度は鈍いので、コンピュータ10が水平であるか否かを判定するには、x軸とy軸の出力値を取得すればよいが、後にz軸の出力値Vzの値が必要になる場合があるので、z軸出力値Vzも測定する。
コンピュータがx軸に傾いているか否かを判定するために、EC/KBC124は、ステップS12で算出されたx軸傾き判定範囲(Vltx,Vutx)とステップS13で測定されたx軸出力値Vxとが、“Vltx<Vx<Vutx”の条件を満たしているかどうか判定する(ステップS14)。
“Vltx<Vx<Vutx”の条件を満たしていない場合(ステップS14のNo)、コンピュータ10は水平ではなくx軸(図1コンピュータ10の前後方向)に傾いていると判断されるので、ステップS2に戻って温度を測定する。
“Vltx<Vx<Vutx”の条件を満たしている場合(ステップS14のYes)、コンピュータ10がy軸に傾いているか否かを判定するために、EC/KBC124は、ステップS12で算出されたy軸傾き判定範囲(Vlty,Vuty)とステップS13で測定されたy軸加速度Ayとが、“Vlty<Vy<Vuty”の条件を満たしているか否かを判定する(ステップS15)。
“Vlty<Vy<Vuty”の条件を満たしていない場合(ステップS15のNo)、EC/KBC124は、コンピュータ10は水平ではなくy軸(図1コンピュータ10の左右方向)に傾いていると認識し、ステップS2に戻って温度を測定する。
“Vlty<Vy<Vuty”の条件を満たしている場合(ステップS15のYes)、オフセット値更新手段としてのEC/KBC124は、ステップS13で取得された出力値(電圧値)に応じた新たなオフセット値でオフセット値レジスタ141に登録し、ステップS2で測定された温度を新たな基準温度として基準温度レジスタ142を更新する(ステップS16)。
補正完了後、自動補正機能がオンであれば、本ステップで記憶したオフセット値・温度を前回補正として「温度変化量の判定」へ戻る。
以下にこの水平判定処理をより具体的に説明する。
オフセット値レジスタ141に格納されているx軸出力値のオフセット値およびy軸出力値のオフセット値が共に1650[mV]、温度変化量レジスタ144に格納されている温度差ΔTが3[℃]、温度ドリフトが1[mV/℃]の場合の、x軸傾き判定範囲(Vltx,Vutx)は以下のように算出できる。オフセット値が同じなので、x軸傾き判定下限値Vltxおよびy軸傾き判定下限値Vltyは同じ値になり、x軸傾き判定上限値Vutxおよびy軸傾き判定上限値Vutyは同じ値になる。
Vutx=Vuty=1650[mV]+1[mV/℃]×|3[℃]|=1650[mV]+3[mV]=1653[mV]
Vltx=Vlty==1650[mV]−1[mV/℃]×|3[℃]|=1650[mV]−3[mV]=1647[mV]
そして、ステップS13で取得されたx軸出力値Vxおよびy軸出力値Vyが、Vx=1649[mV]、Vy=1646[mV]であった場合、y軸出力値Vyがx軸傾き判定下限値Vltyより小さいので、「温度変化量の判定」へ戻る。
Vltx=Vlty==1650[mV]−1[mV/℃]×|3[℃]|=1650[mV]−3[mV]=1647[mV]
そして、ステップS13で取得されたx軸出力値Vxおよびy軸出力値Vyが、Vx=1649[mV]、Vy=1646[mV]であった場合、y軸出力値Vyがx軸傾き判定下限値Vltyより小さいので、「温度変化量の判定」へ戻る。
また、ステップS13で取得されたx軸出力値Vxおよびy軸出力値Vyが、Vx=1649[mV],Vy=1648[mV]の場合、Vltx(Vlty)<Vx(Vy)<Vutx(Vuty)なので、「オフセット値の更新」へ進む。
ステップS16の「オフセット値の更新」について、より詳細に説明する。補正値、補正静止状態では、x軸およびy軸には力が加わってないので、加速度センサ131からの出力値Vy,Vzをオフセット値Voffset_x,Voffset_yとして採用することが出来る。しかし、z軸出力値Vzには、重力(+1G)の影響が加わった値であるので、Z軸出力値Vzをそのままオフセット値として採用することが出来ない。そこで、以下のようにしてオフセット値Voffset_zを求める。
Voffset_z[mV]=Vz[mV]−Sz[mV/G]×1[G]
ここで、Szは加速度センサ131のz軸の感度であり、つまり1G変化したときどの出力値がどの位変化するかを表している。
ここで、Szは加速度センサ131のz軸の感度であり、つまり1G変化したときどの出力値がどの位変化するかを表している。
例えば、加速度センサ131のZ軸出力値Vzが2200[mV]、加速度センサ131の感度Sが500[mV/G]の場合、以下のようになる。
Voffset_z[mV]=2200[mV]−500[mV/G]×1[G]=1700[mV]となる。
尚、感度特性は加速度センサのスペックとして定められている。また、一般的に感度の温度ドリフトはオフセットのそれより小さい。
本実施形態によれば、パーソナルコンピュータ10が静止且つ水平状態での加速度センサ131の出力値Vx,Vy,Vzに応じてオフセット値を決めているので、出力値の温度特性は全く関係ない。よって、個体差があっても精度良くオフセット値を補正することができる。
水平判定範囲を求めるために、温度変化量ΔTの絶対値|ΔT|と温度ドリフト特性Vtdx、Vtdyとの積|ΔT|Vtdx、|ΔT|Vtdyと、ステップS13で取得された加速度センサ131の取得値(Vx,Vy)とオフセット値レジスタ141に格納されているオフセット値Voffset_x,Voffset_xとの差の絶対値(ΔVoffset_x,ΔVoffset_y)とを比較することによって、水平であるかの判定を行っても良い。
即ち、“ΔVoffset_x<|ΔT|Vtdx”、且つ“ΔVoffset_y<|ΔT|Vtdy”であれば、コンピュータ10は水平であると判定する。
また、水平の判定時、コンピュータ10が水平ではないと判定した場合、ユーザに水平な状態にするよう促しても良い。例えば、図4に示すように、メッセージウィンドウW1をLCD17に表示する。
ユーザが「OK」ボタンB1を押した場合、次のステップ「加速度オフセットの補正」へ進む。ユーザが「キャンセル」ボタンB2を押した場合、図5に示すように、LCD17にウィンドウメッセージW2を表示する。
ユーザが「OK」ボタンB3を押した場合、補正は中止し、補正機能もオフにする。また、ユーザが「キャンセル」ボタンB4を押した場合、LCD17にメッセージウィンドウW1を表示する。
なお、上述した装置では、3軸型の加速度センサであったが、2軸型の加速度センサであっても良い。
また、パーソナルコンピュータ以外にも、加速度センサを有するディスプレイ、ゲーム装置等に対して、上述した補正機能を搭載しても良い。
ユーザが、装置本体を水平状態に設置・確認する半自動の設定手段を設けることにより、さらに傾きの検出精度を上げることができる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
10…ノートブック型パーソナルコンピュータ,11…コンピュータ本体,12…ディスプレイユニット,13…キーボード,14…パワーボタン,16…タッチパッド,17…LCD,111…CPU,112…ノースブリッジ,113…主メモリ,114…グラフィクスコントローラ,114A…ビデオメモリ,119.BIOS…サウスブリッジ,119…サウスブリッジ,120…ROM,121…ハードディスクドライブ,124…エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC,131…加速度センサ,132…温度センサ,141…オフセット値レジスタ,142…基準温度レジスタ,143…温度変化量範囲レジスタ,144…温度変化量レジスタ,145…出力値レジスタ,146…静止判定閾値レジスタ
Claims (8)
- 本体と、
前記本体に設けられた加速度センサと、
前記本体に設けられた温度センサと、
基準温度と、前記基準温度に対応するオフセット値とを格納するオフセット値格納手段と、
前記加速度センサからの出力値を前記オフセット値記憶部に格納されたオフセット値を用いて補正して、前記本体の加速度を求める加速度算出手段と、
前記温度センサで測定された測定温度と前記オフセット値記憶手段に格納された基準温度との温度差の絶対値が所定値を越えているか否かを判定する温度差判定手段と、
前記温度差の絶対値が所定値を越えていると前記温度差判定手段が判定した場合、前記加速度センサからの出力値に基づいて、前記本体が静止しているか否かを判定する静止判定手段と、
前記本体が静止していると前記静止判定手段が判定した場合、前記加速度センサからの出力値と前記オフセット値記憶部に格納されたオフセット値とに基づいて、前記本体が水平であるか否かを判定する水平判定手段と、
前記本体が水平であると前記水平判定手段が判定した場合に、前記加速度センサから出力された出力値に応じた新たなオフセット値を前記オフセット値記憶部に格納し、前記測定温度を新たな基準温度として前記オフセット値記憶部に格納するオフセット値更新手段と
を具備することを特徴とする電子機器。 - 前記静止判定手段は、前記加速度センサから出力される出力値を所定時間毎に順次複数取得し、取得された複数の出力値のバラツキに応じて、前記本体が静止しているか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記水平判定手段は、前記温度差の絶対値と前記オフセット値格納手段に格納されたオフセット値と前記加速度センサの感度の温度特性とを用いて上限値および下限値をもとめ、前記センサから出力された出力値が下限値より大きく、且つ上限値より小さい場合に、前記本体が水平であると判定することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記水平判定手段は、前記温度差の絶対値と前記加速度センサの感度の温度特性とを用いて閾値を求め、前記センサから出力された出力値と前記オフセット値格納手段に格納されたオフセット値との差が前記閾値より小さい場合に、前記本体が水平であると判定することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 本体に設けられた加速度センサと、前記本体に設けられた温度センサと、基準温度および前記基準温度に対応するオフセット値とを格納するオフセット値格納手段と、前記オフセット値に基づいて前記加速度センサからの出力値を補正して、前記本体の加速度を求める加速度算出手段とを有する情報処理装置における、加速度センサのオフセット電圧補正方法であって、
前記温度センサの測定温度と基準温度との温度差の絶対値が所定値を越えているか否かを判定するステップと、
前記温度差が所定値を越えた場合に、前記加速度センサからの出力値に基づいて、前記本体が静止しているか否かを判定するステップと、
前記本体が静止していると判定した場合に、前記加速度センサからの出力値に基づいて、前記本体が水平であるか否かを判定するステップと、
前記本体が水平であると判定した場合、前記水平の判定に用いた前記加速度センサからの出力値に応じた新たなオフセット値を前記オフセット値格納手段に格納し、前記測定温度を新たな基準温度として前記オフセット値格納手段に格納するステップとを含むことを特徴とする加速度センサのオフセット値補正方法。 - 前記本体の静止判定は、複数の前記加速度センサの出力値を取得するステップと、複数の前記加速度センサの出力値のランクを求めるステップと、求められたランクが所定値より小さいか否かを判定するステップとを含むことを特徴とする請求項5記載の加速度センサのオフセット値補正方法。
- 前記本体の水平判定は、前記加速度センサから出力される出力値を所定時間毎に順次複数取得するステップと、取得された複数の出力値のバラツキに応じて、前記本体が静止しているか否かを判定するステップを含むことを特徴とする請求項5記載の加速度センサのオフセット値補正方法。
- 前記本体の水平判定は、前記温度差の絶対値と前記加速度センサの感度の温度特性とを用いて閾値を求めるステップと、前記センサから出力された出力値と前記オフセット値格納手段に格納されたオフセット値との差が前記閾値より小さいか否かを判定するステップとを含むことを特徴とする請求項5記載の加速度センサのオフセット値補正方法。
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