JP2007010261A - 多管型熱交換器及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】水管の伝熱性能や水管の強度を高め、複数の水管を有する配管部の構造や配管部とヘッダー部を接合する接合部の構造を簡単化した多管型熱交換器を提供する。
【解決手段】複数の水管4を有する配管部3と、この配管部3の両端部に接続されるヘッダー部2,5とを有し、配管部3とヘッダー部2,5とをロストワックス鋳造法でステンレス鋼の鋳造品として一体的に鋳造し、複数の水管4のうちの少なくとも一部の水管4の内部に補強リブ8を、水管4の外面側に熱交換用のフィン12を一体的に形成した。
【選択図】 図1
【解決手段】複数の水管4を有する配管部3と、この配管部3の両端部に接続されるヘッダー部2,5とを有し、配管部3とヘッダー部2,5とをロストワックス鋳造法でステンレス鋼の鋳造品として一体的に鋳造し、複数の水管4のうちの少なくとも一部の水管4の内部に補強リブ8を、水管4の外面側に熱交換用のフィン12を一体的に形成した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、多管型熱交換器とその製造方法に関し、少なくとも、複数の水管を有する配管部をロストワックス鋳造法で製作することで配管部の伝熱性能や強度を改良した技術に関する。
従来から、給湯器などに搭載される多管型熱交換器は、複数の小径の水管を有する配管部と、この水管部の両端に接続された1対のヘッダー部とを備えている。片方のヘッダー部の水導入部から流入した水は複数の水管を経て他方のヘッダー部へ流れ、そのヘッダー部から複数の水管を経て前記片方のヘッダー部の水導出部へ流れ、加熱された水が外部へ供給される。配管部のケーシング内へは燃焼ガスや燃焼排ガスが供給され、その燃焼ガスや燃焼排ガスの熱が水管の管壁に伝熱され、その管壁から水管内の水に伝熱される。
この形式の多管型熱交換器では、複数の水管としては通常SUSや銅製の薄肉小径のパイプ材が採用され、1対のヘッダー部とその付属部品及び配管部のケーシングなどは、SUS製の板材をプレス成形することで製作され、これら1対のヘッダー部に複数の水管を組み付け、この組み付け時に水管とヘッダー部との接合部やその他の接合部にロウ材を装着し、その仮組み立て体を加熱炉内で加熱することで、炉中ロウ付けにより全部のロウ付け個所をロウ付けする。前記のロウ付け個所は、数10個所もあり、組み立て時のロウ材の装着に多大の労力を要し、製造コストが非常に高価になる。
ここで、最近、多管型熱交換器やフィン・チューブ型熱交換器において、複雑な構造のヘッダー部をロストワックス鋳造法により製造する技術も提案されている。
特許文献1には、1対のヘッダー部と、これらを接続するフィン・チューブ構造体とからなるフィン・チューブ型熱交換器が記載されている。前記ヘッダー部のヘッダー本体は、ロストワックス鋳造法により製作される。フィン・チューブ構造体は、アルミ製の偏平なチューブと、波板状のアウタフィン板とを交互に積層した構造体である。チューブの内部にはインナフィンが設けられ、複数の細い通路が形成されている。
特許文献1には、1対のヘッダー部と、これらを接続するフィン・チューブ構造体とからなるフィン・チューブ型熱交換器が記載されている。前記ヘッダー部のヘッダー本体は、ロストワックス鋳造法により製作される。フィン・チューブ構造体は、アルミ製の偏平なチューブと、波板状のアウタフィン板とを交互に積層した構造体である。チューブの内部にはインナフィンが設けられ、複数の細い通路が形成されている。
特許文献2には、プレートフィン・パイプ形熱交換器が記載され、この熱交換器は、複数のU形パイプと、これらU形パイプの基端部に接続された流路部材(ヘッダー部)と、この流路部材の反対側に設けられた取付け用プレートと、複数のU形パイプが貫通する状態に小間隔おきに配置された多数のプレートフィンとを有する。流路部材は、ロストワックス鋳造法により製作される流路部材本体と、その端面を塞ぐ蓋板とで構成されている。 U形パイプとしては小径のパイプ材をU形に成形したものが採用されている。
前記の多管型熱交換器において、配管部の複数の水管を金属製の薄肉のパイプ材で構成する場合には、それら水管の組み付け作業が複雑化し、特に多数のロウ材の装着も面倒で、多大の労力を要し、製作費が高価になる。また、ロウ付け部は、長期間の使用の間に亀裂や疲労破壊が生じる虞があり、耐久性の面で完全なものとは言い難い。
しかも、水管の伝熱面積を大きくするためには、各水管に複数の伝熱フィンなどを接合することが望ましいが、薄肉の小径の水管に小さな複数の伝熱フィンを接合するには、配管部の製作費が一層高価になるため現実的ではない。そこで、従来の多管型熱交換器では、水管を小径化することで伝熱面積を極力大きくしているが、その場合、水管の本数が多くなり、組み立て作業が増し製作費が一層高価になる。
また、パイプ材からなる水管内の水の流れは層流になりやすくなるが、層流では管壁の近傍の温度の高い水流が管壁に沿って流れるため、水管の外部の燃焼ガスから水管内の水へ伝熱する伝熱性能を高めることが難しい。
また、パイプ材からなる水管内の水の流れは層流になりやすくなるが、層流では管壁の近傍の温度の高い水流が管壁に沿って流れるため、水管の外部の燃焼ガスから水管内の水へ伝熱する伝熱性能を高めることが難しい。
他方、特許文献1,2に示す熱交換器の技術を、多管型熱交換器に採用し、ヘッダー部をロストワックス鋳造法で製作することが考えられる。しかし、複数の水管をヘッダー部にロウ付けにて接合する構造を簡単化することはできず、水管の伝熱性能や強度を高めることは困難で、製作費を低減するには限界がある。
本発明の目的は、多管型熱交換器において、水管の伝熱性能を高めること、水管の強度を高めること、複数の水管を有する配管部の構造や配管部とヘッダー部を接合する接合部の構造を簡単化すること、熱交換器全体の構造を簡単化すること、などである。
請求項1の多管型熱交換器は、複数の水管を有する配管部とこの配管部の端部に接続されるヘッダー部とからなる多管型熱交換器であって、配管部をロストワックス鋳造法で鋳造し、複数の水管のうちの少なくとも一部の水管の内部に補強リブを一体的に形成したことを特徴とするものである。尚、本発明は、配管部のみをロストワックス鋳造法で製造する熱交換器だけでなく、配管部と片方又は両方のヘッダー部とをロストワックス鋳造法で製造する熱交換器をも含むものである。
この多管型熱交換器では、配管部を構成する複数の水管のうちの少なくとも一部の水管の内部に補強リブを一体的に形成するため、水管の耐圧強度を増し、水管から内部を流れる水に対する伝熱面積を大きくすることができる。水管内の流路を補強リブで区分するため、水管内に層流ではなく乱流状の流れが発生しやすくなるため、水管から内部の水に対する伝熱性能(伝熱効率)が高くなる。その結果、配管部の伝熱性能を高めることができる。また、配管部をロストワックス鋳造法で量産可能となるうえ、配管部とヘッダー部とを接合する接合構造も簡単になる。
請求項2の多管型熱交換器は、複数の水管を有する配管部とこの配管部の端部に接続されるヘッダー部とからなる多管型熱交換器であって、配管部をロストワックス鋳造法で鋳造し、複数の水管のうちの少なくとも一部の水管の外面側に熱交換用のフィンを一体的に形成したことを特徴とするものである。尚、本発明は、配管部のみをロストワックス鋳造法で製造する熱交換器だけでなく、配管部と片方又は両方のヘッダー部とをロストワックス鋳造法で製造する熱交換器をも含むものである。
この多管型熱交換器では、配管部を構成する複数の水管のうちの少なくとも一部の水管の外面側に熱交換用のフィンを一体的に形成するため、燃焼ガスや燃焼排ガスから水管に伝熱する伝熱面積を大きくすることができるため、配管部の伝熱性能を高めることができる。また、配管部をロストワックス鋳造法で量産可能となるうえ、配管部とヘッダー部とを接合する接合構造も簡単になる。
請求項3の多管型熱交換器は、請求項1又は2の発明において、ヘッダー部を配管部と一体的にロストワックス鋳造法で鋳造して形成したことを特徴とするものである。
請求項4の多管型熱交換器は、請求項1の発明において、補強リブは、水管の中心部に位置する心棒リブと、水管の内部を仕切る仕切りリブとを備えていることを特徴とするものである。
請求項5の多管型熱交換器は、請求項2の発明において、熱交換用のフィンにより上下方向に隣り合う水管同士を一体的に接続したことを特徴とするものである。
請求項4の多管型熱交換器は、請求項1の発明において、補強リブは、水管の中心部に位置する心棒リブと、水管の内部を仕切る仕切りリブとを備えていることを特徴とするものである。
請求項5の多管型熱交換器は、請求項2の発明において、熱交換用のフィンにより上下方向に隣り合う水管同士を一体的に接続したことを特徴とするものである。
請求項6の多管型熱交換器の製造方法は、複数の水管を有する配管部とこの配管部の端部に接続されるヘッダー部とからなる多管型熱交換器を製造する方法であって、配管部とヘッダー部のワックス型として、複数の水管のうちの少なくとも一部の水管の内部に補強リブを一体的に形成したワックス型を製作する第1工程と、ワックス型を用いてロストワックス鋳型を製作する第2工程と、ロストワックス鋳型に金属の溶湯を注湯する第3工程と、溶湯の凝固後にロストワックス鋳型を除去し、複数の水管のうちの少なくとも一部の水管の内部に補強リブを一体的に形成してなる多管型熱交換器の鋳造品を取り出す第4工程とを備えたことを特徴とするものである。
第1工程において、配管部とヘッダー部のワックス型として、複数の水管のうちの少なくとも一部の水管の内部に補強リブを一体的に形成したワックス型が製作される。次に第2工程において、このワックス型を加熱溶融してワックスを除去したロストワックス鋳型が製作される。次に第3工程において、このロストワックス鋳型に金属の溶湯が注湯される。次に第4工程において、前記溶湯の凝固後に、ロストワックス鋳型に振動などを付加することで型ばらしして鋳造品が取り出され、複数の水管のうちの少なくとも一部の水管の内部に補強リブを一体的に形成すると共に配管部とヘッダー部を一体的に成形してなる多管型熱交換器が製造される。
請求項1の発明によれば、多管型熱交換器における複数の水管を有する配管部をロストワックス鋳造法で鋳造し、複数の水管のうちの少なくとも一部の水管の内部に補強リブを一体的に形成したので、それら水管の耐圧強度を高めることができるうえ、水管から内部を流れる水に伝熱する伝熱面積を前記補強リブを介して大きくすることができるから配管部の伝熱性能を格段に高めることができる。
しかも、水管内に形成する補強リブにより、水管内の流路が区分されて非円形断面の流路となるので、水管内の水の流れが層流ではなく乱流状の流れになるため、水管の伝熱性能を格段に高めることができる。少なくとも一部の複数の水管の各々について水管と補強リブとを一体化し、複数の水管からなる配管部を一体の複合部品に形成することができ、その配管部をロストワックス鋳造法で量産可能となるため、熱交換器の信頼性や耐久性を高めることができ、熱交換器の組立工数及び品質管理工数を低減して、製作費の低減を図ることができる。
請求項2の発明によれば、配管部をロストワックス鋳造法で鋳造し、複数の水管のうちの少なくとも一部の水管の外面側に熱交換用のフィンを一体的に形成したので、燃焼ガスや燃焼排ガスから水管に伝熱する伝熱面積を大きくして配管部の伝熱性能を格段に高めることができる。少なくとも一部の複数の水管の各々について水管と熱交換用のフィンとを一体化し、複数の水管からなる配管部を一体の複合部品に形成することができ、その配管部をロストワックス鋳造法で量産可能となるため、熱交換器の信頼性や耐久性を高めることができ、熱交換器の組立工数及び品質管理工数を低減して、製作費の低減を図ることができる。
請求項3の発明によれば、ヘッダー部を配管部と一体的にロストワックス鋳造法で鋳造して形成したので、配管部だけでなく、ヘッダー部の部品数を極端に少なくし構造を簡単化することができるうえ、配管部とヘッダー部とを一体的に形成できるから、熱交換器の信頼性や耐久性を一層高めることができ、熱交換器の組み立て費を低減して熱交換器の製作費を低減することができる。
請求項4の発明によれば、補強リブは、水管の中心部に位置する心棒リブと、水管の内部を仕切る仕切りリブとを備えているので、前記の心棒リブにより、ロストワックス鋳造法に用いるワックス型のうちの補強リブに対応する補強リブ用ワックス型の変形を防止する上で有利である。
請求項5の発明によれば、熱交換用のフィンにより上下方向に隣り合う水管同士を一体的に接続したので、水管の上下方向の剛性が高まり、上下方向に振動しにくくなる。
請求項6の発明によれば、配管部とヘッダー部とをロストワックス鋳造法で一体的に製造するため、配管部とヘッダー部をロウ付け等で接合する必要がなくなり、信頼性と耐久性に優れる熱交換器を製造することができ、配管部とヘッダー部を接合する組み立て費を節減できるため、熱交換器の製作費を大幅に低減することができる。
また、複数の水管のうちの少なくとも一部の水管の内部に補強リブを一体的に形成するため、熱交換器における、水管の強度を高め、水管からその内部の水に伝熱する伝熱面積を大きくして配管部の伝熱性能を高めることができるうえ、水管内を補強リブで区分することで水管内に乱流状の流れを発生しやすくして水管からその内部の水に伝熱する伝熱性能を高めて配管部の伝熱性能を高めることができる。
しかも、配管部とヘッダー部とをロストワックス鋳造法で一体的に製造するため、ワックス型を製作する金型を一旦製作すれば、その後は配管部とヘッダー部とをロストワックス鋳造法で能率的に経済的に量産することができる。
しかも、配管部とヘッダー部とをロストワックス鋳造法で一体的に製造するため、ワックス型を製作する金型を一旦製作すれば、その後は配管部とヘッダー部とをロストワックス鋳造法で能率的に経済的に量産することができる。
本発明に係る多管型熱交換器は、複数の水管を有する配管部とこの配管部の端部に接続されるヘッダー部とからなる多管型熱交換器であって、配管部をロストワックス鋳造法で鋳造し、複数の水管のうちの少なくとも一部の水管の内部に補強リブが一体的に形成されたものある。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。本実施例は、ガス給湯装置の燃焼ガスから潜熱を回収する多管型熱交換器とその製造方法に本発明を適用した場合の一例である。図1に示すように、この多管型熱交換器1は、複数の水管4を有する配管部3と、この配管部3の両端部に接続されるヘッダー部2,5とを有し、配管部3とヘッダー部2,5とをロストワックス鋳造法でステンレス鋼の鋳造品として一体的に鋳造し、複数の水管4のうちの少なくとも一部の水管4の内部に補強リブ8を、また、水管4の外面側に熱交換用のフィン12を一体的に形成したものである
ヘッダー部2は、外部から供給される水が導入される導入用のヘッダー部2Aと、加熱された水を外部へ供給する導出用のヘッダー部2Bとを一体的に構成したものである。ヘッダー部2Aには、水導入管を接続する為の接続フランジ2aが形成され、ヘッダー部2Bには水導出管を接続する為の接続フランジ2bが形成されている。ヘッダー部2Aには配管部3の上半部の複数の水管4の右端部が接続され、これら水管4とヘッダー部2Aとが一体的に形成され、ヘッダー部2Bには配管部3の下半部の複数の水管4の右端部が接続され、これら水管4とヘッダー部2Bとが一体的に形成されている。
ヘッダー部5は、配管部3と一体的に鋳造されるヘッダー部本体5aと、このヘッダー部本体5aの左端面を塞ぐステンレス製の蓋板7とを有し、ヘッダー部本体5aの外周部のフランジ部5bに形成されたパッキン溝にはパッキン6が装着され、蓋板7は複数のボルト7aによりヘッダー部本体5aのフランジ部5bに固定されている。配管部3の複数の水管4の左端部がヘッダー部本体5aに接続され、これら全部の水管4とヘッダー部本体5aとが一体的に形成されている。
配管部3の外面側を覆うステンレス板製のケーシング13が設けられ、このケーシング13は配管部3とは別体に構成され、このケーシング13の下部には燃焼ガスを導入する燃焼ガス導入口が形成され、ケーシング13の上部には燃焼ガスを外部へ逃す排気口が形成されている。
配管部3は、左右方向向きに水平に且つ上下方向と左右方向に所定間隔おきに配設された複数の水管4を有し、水管4の口径は例えば10〜15mm程度であり、水管4の肉厚は1.0 〜1.2 mm程度である。
図2に示すように、配管部3の各水管4の内部には、管内の流路を4分割する補強リブ8が一体的に形成されている。補強リブ8は、水管4の内部の中心部に位置する心棒リブ9と、水管4の内部を縦方向と横方向とに仕切る4つの仕切りリブ10とから構成されている。
各水管4において、心棒リブ9は、水管4の長手方向に延びる円形断面のロッド状に構成され、4つの仕切りリブ10は周方向に90度間隔に配設され、図2に示すように、水管4の内部の流路は、上半部に位置する断面扇形状の2つの流路14aと、下半部に位置する断面扇形状の2つの流路14bとに分割されている。仕切りリブ10の内端部は心棒リブ9に一体形成され、仕切りリブ10の外端部は水管4の管周壁4aと一体形成されている。配管部3の全部の水管4の上端部と下端部の外面側には、燃焼ガス11と水管4との接触面積を大きくして燃焼ガス11からの伝熱性能(伝熱効率)を高める為の熱交換用のフィン12が一体的に設けられ、これら熱交換用のフィン12により、上下に隣接する水管4が一体的に接続されている。
熱交換用のフィン12は、水管4の外面から燃焼ガス11の通路内に突き出した板片状に形成され、水管4のほぼ全長に亙って延びるように形成されている。上下方向に隣り合う水管4同士がフィン12により一体的に接続され、燃焼ガス11が下から上へ流れていくとき、燃焼ガス11がフィン12や水管4の管周壁4aと接触しながら上方へ移動していく。
次に、多管型熱交換器1の下部から燃焼ガス11が供給された場合の水管4の内部の流体の温度分布について説明する。図3は、燃焼ガス11と接して水管4の内部の水に熱伝達される、「気体(燃焼ガス11)」、「固体(水管4の肉壁)」、「水」の3層断面の温度分布を示すものである。約200℃の燃焼ガス11に曝されたステンレス製の水管4の表面温度は約200℃であり、水管4の肉壁内では金属間伝熱で「高温」から「低温」の中心に向けて伝熱していく。次に、水管4の内面温度は、水管4の内面では、金属−液体間の伝熱になり、水管4の内面に接する水が高温に加熱される。
ここで、補強リブ8により水管4内の流路が断面扇形状の流路に4分割されるため、水管4内の水の流れは層流とはならず、乱流状の流れになる。すなわち、ヘッダー部2Aから導入された水が水管4の管周壁4aと心棒リブ9と仕切りリブ10とに接触し、摩擦抵抗の影響により乱流状の流れとなるため、水管4の管周壁4aや補強リブ8に低温の水が接触する機会が増加し、金属−液体間の伝熱性能(伝熱効率)が格段に高くなる。
以上説明した多管型熱交換器1の作用効果について説明する。
この多管型熱交換器1においては、導入用ヘッダー部2Aから導入された水が配管部3の上半部の複数の水管4を通ってヘッダー部5内へ流動する間に温められ、ヘッダー部5から配管部3の下半部の複数の水管4を通ってヘッダー部2B内へ流動する間に更に温められて、ヘッダー部2Bから外部へ導出される。
この多管型熱交換器1においては、導入用ヘッダー部2Aから導入された水が配管部3の上半部の複数の水管4を通ってヘッダー部5内へ流動する間に温められ、ヘッダー部5から配管部3の下半部の複数の水管4を通ってヘッダー部2B内へ流動する間に更に温められて、ヘッダー部2Bから外部へ導出される。
多管型熱交換器1における複数の水管4を有する配管部3とヘッダー部2,5をロストワックス鋳造法で一体的に鋳造し、複数の水管4の内部に補強リブ8を一体的に形成したので、水管4の耐圧強度を高めることができるうえ、水管4から内部を流れる水に伝熱する伝熱面積を補強リブ8を介して大きくすることができるから配管部3の伝熱性能を格段に高めることができる。
しかも、水管4内に形成する補強リブ8により、水管4内の流路が4つに区分されて非円形断面(扇形状断面)の4つの流路になるので、水管4内の水の流れが層流ではなく乱流状の流れになるため、水管4の伝熱性能を格段に高めることができる。しかも、配管部3を構成する複数の水管4の外面側に熱交換用のフィン12を一体的に形成したので、燃焼ガスや燃焼ガス11から水管4に伝熱する伝熱面積を大きくして配管部3の伝熱性能を格段に高めることができる。
水管4の各々について、水管4と補強リブ8と熱交換用のフィン12とを一体化し、複数の水管4からなる配管部3を一体の複合部品に形成することができるうえ、配管部3とヘッダー部2,5とをロストワックス鋳造法で一体的に構成するため、配管部3とヘッダー部2,5をロストワックス鋳造法で量産可能となるため、熱交換器1の信頼性や耐久性を高めることができ、熱交換器1の組立工数及び品質管理工数を低減して、製作費の低減を図ることができる。
特に、ヘッダー部2,5を配管部3と一体的にロストワックス鋳造法で鋳造して形成するため、配管部3だけでなく、ヘッダー部2,5の部品数を極端に少なくし構造を簡単化することができるうえ、配管部3とヘッダー部2,5とを一体的に形成できるから、熱交換器1の信頼性や耐久性を一層高めることができ、熱交換器1の組み立て費を低減して熱交換器1の製作費を低減することができる。
補強リブ8は、水管4の中心部に位置する心棒リブ9と、水管4の内部を仕切る仕切りリブ10とを備えているので、前記の心棒リブ9により、ロストワックス鋳造法に用いるワックス型のうちの補強リブ8に対応する補強リブ用ワックス型の変形を防止する上で有利である。また、熱交換用のフィン12により上下方向に隣り合う水管4同士を一体的に接続したので、水管4の上下方向の剛性が高まり、上下方向に振動しにくくなる。
次に、ロストワックス鋳造法により多管型熱交換器1を製造する製造方法について図4に示す概略工程図に基づいて説明する。尚、図中のPi(i=1,2,・・)は各工程を示す。最初に、P1において、配管部3とヘッダー部2,5とを一体的に成形できるワクス型を成形する為の金型(図示略)を製作する。次に、P2において、前記の金型に溶融状態のワックスを流し込んで配管部3及びヘッダー部2,5のワックス型(ワックスパターン)を製作する。
このとき、ワックス型における各水管対応部には、補強リブ対応部が一体的に形成されると共に外面側に熱交換用フィン対応部が形成される。次に、P3において、ワックスで形成されたゲート棒にワックス型を組み合わせて組合せワックス型をつくる。このゲート棒には、ステンレスの溶湯を注湯する湯口が設けられている。次に、P4において、耐火物粉末を液体と混合してスラリー状にしたものを組合せワックス型の外側にコーティングする。
次に、P5において、コーティングされた組合せワックス型に、耐火砂をふりかける(サンディング)。その後、サンディングした組合せワックス型を室温で乾燥させ、耐火物がある程度の厚みになるまで、P4とP5と乾燥作業とを数回繰り返して組合せワックス型の外面部に鋳型を形成する。次に、P6において、鋳型とその内部の組合せワックス型を加熱炉内で加熱して組合せワックス型のワックスを溶融して、内部のワックスを流し出して除去する。これにより、組合せワックス型と同形状のキャビティーをもつ耐火性の鋳型ができる。次に、P7において、この鋳型を焼成炉内で焼成して強度を高め、ロストワックス鋳型を製作する。
次に、P8において、このロストワックス鋳型にステンレスの溶湯を注湯して鋳造を行う。次に、P9において、溶湯の凝固後に、ロストワックス鋳型に振動などを与えて砂型を破壊し除去する。次に、P10において鋳造品を取り出して、サンドブラストなどのブラスト処理で表面を仕上げ、配管部3とヘッダー部2,5とを一体的に形成した熱交換器1であって、配管部3の各水管4の内部に補強リブ8を一体的に形成すると共に各水管4の外面側に熱交換用のフィン12を一体的に形成してなるステンレス鋳造品からなる多管型熱交換器1を得る。その後、配管部3のケーシング13の組み付け、フランジ部2a,2b,5bの複数のボルト穴やボルト7aの為のボルト穴の機械加工、パッキン溝の機械加工、蓋板7の組み付け、その他の機械加工などを行って多管型熱交換器1が完成する。
次に、実施例の多管型熱交換器1を部分的に変更する例について説明する。
1]図5に示すように、水管4の内部に一体的に形成された補強リブ8を、心棒リブ9を省略して仕切りリブ10のみで構成してもよい。
2]図6に示すように、前記熱交換用のフィン12の他に、水管4の外面側に周方向適当間隔おきに複数の熱交換用のフィン12Aを一体的に形成してもよい。
1]図5に示すように、水管4の内部に一体的に形成された補強リブ8を、心棒リブ9を省略して仕切りリブ10のみで構成してもよい。
2]図6に示すように、前記熱交換用のフィン12の他に、水管4の外面側に周方向適当間隔おきに複数の熱交換用のフィン12Aを一体的に形成してもよい。
3]図7に示すように、上下に隣接する水管4A,4Bにおいて、上側の水管4Aの管周壁4bと、下側の水管4Bの管周壁4cとが除去され、上側の水管4Aの管周壁4bと下側の水管4Bの管周壁4cとを左右1対の縦壁15で接続されてほぼ断面繭形の複合水管16とされ、上側の心棒リブ9aから下側の心棒リブ9bにわたる仕切りリブ10Aが設けられ、複合水管16の上端部と下端部には熱交換用のフィン12が形成される。
4]図8に示すように、配管部3Aを構成する複数の水管4Cがジグザグ状に配設され、各水管4Cの内部には内部を3等分する補強リブ8Aとしての3つの仕切りリブ10Bが一体的に形成され、上下に隣接する水管4Cは鉛直面に対して約30度傾斜した熱交換用フィン12Aにより一体的に接続され、燃焼ガス11が下から上へ向かって蛇行状に流れるように構成されている。この構成によれば、燃焼ガス11が配管部3Aに流入してから上方へ放出されるまでの熱交換時間を長くすることができるため、熱交換効率を高めて伝熱性能を高めることができる。
5]前記実施例では、配管部3,3Aの全部の水管4,4Cに補強リブ8,8Aを形成したが、少なくとも一部の水管4,4Cに補強リブ8,8Aを形成してもよい。同様に、配管部3,3Aの全部の水管4,4Cに熱交換用フィン12,12Aを形成したが、少なくとも一部の水管4,4Cに熱交換用フィン12,12Aを形成してもよい。
6]前記実施例では、多管型熱交換器1のほぼ全体をロストワックス鋳造法で一体的に製造する例について説明したが、配管部3Bをヘッダー部17,18の一部を含めてロストワックス鋳造法で製造することも考えられる。
例えば、図9に示すように、この多管型熱交換器1Aは、配管部3Bがロストワックス鋳造法で鋳造され、配管部3Bの両端部には、ヘッダー部17,18に対して嵌め合い可能な嵌合部19aを有するヘッダー側壁部19が配管部3Bと一体的に形成され、ヘッダー部17,18に対してヘッダー側壁部19の嵌合部19aを嵌め合わせ、ロウ付けにて接合されている。
例えば、図9に示すように、この多管型熱交換器1Aは、配管部3Bがロストワックス鋳造法で鋳造され、配管部3Bの両端部には、ヘッダー部17,18に対して嵌め合い可能な嵌合部19aを有するヘッダー側壁部19が配管部3Bと一体的に形成され、ヘッダー部17,18に対してヘッダー側壁部19の嵌合部19aを嵌め合わせ、ロウ付けにて接合されている。
尚、この場合、ヘッダー部17,18はロストワックス鋳造法で製造される鋳造品で、配管部3Bとは別体に構成してもよいし、プレス成形品等で構成してもよく、その後配管部3Bとヘッダー部17,18を一体的に接合することになる。この構成によれば、配管部3Bとヘッダー側壁部19とが一体的に形成されているので、配管部3Bとヘッダー部17,18とをロウ付けにて接合する構造を簡単化できるうえ、ヘッダー部17,18に対して複数の水管4Dを一度に組み付けることができるため、生産効率を高めて製造コストの低減を図ることができる。
7]前記実施例の多管型熱交換器では、ステンレス材料の鋳造品で構成する熱交換器 を例にして説明したが、ステンレス材料に限らず、銅、アルミニウム、アルミ合金、チタン、チタン合金やその他の金属材料で構成することも可能である。
前記実施例の多管型熱交換器では、配管部を水平に配設した熱交換器を例にして説明したが、配管部の水抜き性を考慮すると配管部を傾斜するように配設してもよい。
前記実施例の多管型熱交換器では、配管部を水平に配設した熱交換器を例にして説明したが、配管部の水抜き性を考慮すると配管部を傾斜するように配設してもよい。
8]その他、本発明は、前記の実施例に限定されるものではなく、当業者ならば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態をも包含するものである。
1, 1A 多管型熱交換器
2,2A,2B,5,17,17A,17B,18 ヘッダー部
3,3A,3B 配管部
4,4A,4B,4C,4D 水管
8,8A 補強リブ
9,9a 心棒リブ
10,10A,10B 仕切りリブ
12,12A 熱交換用のフィン
2,2A,2B,5,17,17A,17B,18 ヘッダー部
3,3A,3B 配管部
4,4A,4B,4C,4D 水管
8,8A 補強リブ
9,9a 心棒リブ
10,10A,10B 仕切りリブ
12,12A 熱交換用のフィン
Claims (6)
- 複数の水管を有する配管部とこの配管部の端部に接続されるヘッダー部とからなる多管型熱交換器であって、
前記配管部をロストワックス鋳造法で鋳造し、複数の水管のうちの少なくとも一部の水管の内部に補強リブを一体的に形成したことを特徴とする多管型熱交換器。 - 複数の水管を有する配管部とこの配管部の端部に接続されるヘッダー部とからなる多管型熱交換器であって、
前記配管部をロストワックス鋳造法で鋳造し、複数の水管のうちの少なくとも一部の水管の外面側に熱交換用のフィンを一体的に形成したことを特徴とする多管型熱交換器。 - 前記ヘッダー部を前記配管部と一体的にロストワックス鋳造法で鋳造して形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の多管型熱交換器。
- 前記補強リブは、水管の中心部に位置する心棒リブと、水管の内部を仕切る仕切りリブとを備えていることを特徴とする請求項1に記載の多管型熱交換器。
- 前記熱交換用のフィンにより上下方向に隣り合う水管同士を一体的に接続したことを特徴とする請求項2に記載の多管型熱交換器。
- 複数の水管を有する配管部とこの配管部の端部に接続されるヘッダー部とからなる多管型熱交換器を製造する方法であって、
前記配管部とヘッダー部のワックス型として、複数の水管のうちの少なくとも一部の水管の内部に補強リブを一体的に形成したワックス型を製作する第1工程と、
前記ワックス型を用いてロストワックス鋳型を製作する第2工程と、
前記ロストワックス鋳型に金属の溶湯を注湯する第3工程と、
前記溶湯の凝固後にロストワックス鋳型を除去し、複数の水管のうちの少なくとも一部の水管の内部に補強リブを一体的に形成してなる多管型熱交換器の鋳造品を取り出す第4工程と、
を備えたことを特徴とする多管型熱交換器の製造方法。
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