JP2007009767A - 吸気制御機能付き2次空気供給装置 - Google Patents

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英力 新井
Hitoshi Watanabe
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Abstract

【課題】 エンジンの急減速時に排気管内のアフタバーンをより効果的に防止する吸気制御機能を備えた簡略な構成の2次空気供給装置を提供する。
【解決手段】 吸気管内の負圧に連動して作動するダイアフラム12にシャフト11を介して排気ポートへの二次空気の供給を制御する制御弁を連結する。シャフト11をシャフト軸受18に気密的に挿通する。シャフト軸受18内に配置されるシャフト11に溝11Aを設ける。シャフト軸受18にキャブレタのパイロットエアジェットへ空気の供給を行なうパイロットエア通路24、25を連結する。シャフト軸受18内において、制御弁開弁時、溝11Aがパイロットエア通路24、25を連通し、制御弁閉弁時、シャフト11がパイロットエア通路24、25を遮断する構成とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、排気ガス浄化のために内燃機関の排気系に2次空気を供給する2次空気供給装置に関する。
内燃機関において、排気ガスの浄化のために排気ポートに2次空気を供給する装置(2次空気供給装置)が知られている(特許文献1)。しかし排気ポートに2次空気を供給すると、アフタバーン発生の頻度が上昇するという問題がある。特に急減速時には、A/Fリーンにより失火が起こり、2次空気が供給された排気管内で再着火して大きな爆発音を発生することがある。
このような問題を防止するために、急減速時に発生する吸気管の負圧を感知してキャブレタのパイロット系からの燃料供給量を増大させるコースティングリッチャをキャブレタに搭載し、排気管内で再着火が発生しないレベルまでA/Fを濃くする構成が知られている(特許文献2)。
特許第2825062号公報 特許第3424135号公報
またより効果的にアフタバーンを防止するには、コースティングリッチャの採用に加え、2次空気供給装置における2次空気の供給を上記急減速時、負圧を検知して停止する構成とする。しかしこの場合、動作が類似する機構を重複して採用することになるとともに、これら2つの装置間の動作を同期されせるための構造も必要となる。
本願発明は、簡略な構成で、急減速時における排気管内のアフタバーンをより効果的に防止する吸気制御機能を備えた2次空気供給装置を提供することを目的としている。
本発明に係る吸気制御機能付き2次空気供給装置は、吸気管内の負圧に連動して作動するダイアフラムと、排気ポートへの二次空気の供給を制御する制御弁と、キャブレタのパイロットエアジェットへ空気の供給を行なうパイロットエア通路と、パイロットエア通路を横切ってダイアフラムと制御弁とを連結し、制御弁をダイアフラムに連動して作動させるシャフトとを備え、シャフトは、制御弁の開閉に連動してパイロットエア通路の開閉を行なう形状とされたことを特徴としている。
シャフトには穴または溝が設けられており、この穴または溝がパイロットエア通路と交差するときにパイロットエア通路が開かれる。また、制御弁閉弁時にパイロットエア通路が閉じられ、制御弁開弁時にパイロットエア通路が開かれる。パイロットエア通路は、例えば2系統のパイロットエア通路の一方に対応する。
また、本発明に係る吸気制御機能付き2次空気供給装置は、吸気管内の負圧に連動して作動し、排気ポートへの2次空気供給を制御する第1制御弁と、パイロット通路の空気の流れを制御する第2制御弁とを備え、第2制御弁が第1制御弁のシャフトによって構成されたことを特徴としている。
以上のように、本発明によれば、簡略な構成で、急減速時における排気管内のアフタバーンをより効果的に防止する吸気制御機能を備えた2次空気供給装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態である吸気制御機能付き2次空気供給装置が適用されたエンジンの吸気系、排気系の全体的な構成を模式的に示す図である。
図1に示されるように、シリンダヘッド1の吸気ポート2には、吸気管3が取り付けられ、吸気管3はキャブレタ30を介してエアクリーナ4に連結される。一方、排気ポート5には排気管6が取り付けられ、排気管6は触媒コンバータが設けられた排気マフラ7に連結される。
また排気ポート5には、排気系に2次空気を供給する2次空気供給管8が設けられており、2次空気供給管8は、2次空気供給装置10を介してエアクリーナ9に連結される。
図2、図3は、本発明の一実施形態である吸気制御機能付き2次空気供給装置の側断面図である。図2には、2次空気の供給を制御する制御弁が開かれた状態で示されており、図3には、制御弁が閉じられた状態で示されている。
図2、図3に示されるように、本実施形態の2次空気供給装置10は、シャフト11を介してダイアフラム12に連結される制御弁13を備える。また、図1〜図3に示されるように、2次空気供給装置10は、エアクリーナ9に連結されるインレット15と排気ポート5に連結されるアウトレット16を備える。インレット15とアウトレット16は、2次空気供給装置10内の通路14を通して連通される。
通路14は、例えば第1室141、第2室142、第3室143に分けられる。第1室141とインレット15は一体的に構成され、第1室141と第2室142との境には、制御弁13が配置される。また、第3室143とアウトレット16は一体的に構成され、第3室143と第2室142との境には、第2室142から第3室143に向けて開弁可能なリード弁17が設けられる。すなわち、制御弁13は、第1室141と第2室142の間にあって、通路14を流通する2次空気の出入調整を行ない、リード弁17は、第2室142と第3室143の間の出入調整を行なう。
図4、図5は、制御弁のシャフト軸に沿い、図2、図3の断面に直交する平面内の2次空気供給装置の部分断面図であり、キャブレタ30のパイロットジェットへ空気の供給を行なうパイロットエア通路と制御弁のシャフトとの関係が示される。
制御弁13にその一端が連結されたシャフト11は、第2室142を横切って、第2室142の隔壁に設けられたシャフト軸受18に挿通される。シャフト軸受18を通り抜けたシャフト11の他端は、第1受圧室19へと導かれ、ダイアフラム12に連結される。
第1受圧室19は、ダイアフラム12により第2受圧室20と気密的に隔てられ、ダイアフラム12は、第1および第2受圧室19、20間の圧力差により作動される。また、第1受圧室19は、通路21により第2室142に連通されており、第1受圧室19内の圧力は、第2室142の圧力と等しく保たれる。
一方、第2受圧室20には、負圧導入路22が連結されており、図1に示されるように、負圧導入路22は吸気管3に連結される。すなわち、第2受圧室20内の圧力は、吸気管3内に発生した負圧に連動して変動する。
また制御弁13は、スプリング等の付勢手段23により、開弁方向(図2、図3において左向き)に付勢されている。すなわち、制御弁13は通常開弁された状態に維持され、2次空気はインレット15側からアウトレット16へと流通され、排気ポート5へと供給される。しかし、エンジンの急な減速にともなって吸気管3内に負圧が発生すると、第2受圧室20の圧が下がり、ダイアフラム12が付勢手段23の付勢力に抗して制御弁13を閉じ、2次空気の流通を遮断する。
なお、リード弁17は、2次空気の逆流を防止するもので、2次空気がインレット15側からアウトレット16側へと流通している間は開弁している。
シャフト軸受18が設けられた隔壁には、図4、図5に示されるように、シャフト11と直交するパイロットエア通路24、25が設けられている。すなわち、パイロットエア通路24、25は、シャフト軸受18にシャフト11を隔てて略同じ位置に接続されている。また、パイロットエア通路24は、キャブレタ30の上流側に連結されており、パイロットエア通路25は、キャブレタ30のパイロットエアジェットへと連結される(図1、図6参照)。
シャフト11は、シャフト軸受18に気密的に嵌合されており、シャフト11のシャフト軸受18内の所定位置には、例えば全周に沿って溝11Aが形成される。溝11Aはパイロットエア通路24、25の径に略等しい幅を有し、図4のように制御弁13が開かれた状態のときには、溝11Aはパイロットエア通路24、25が設けられた位置に配置される。したがって、このときパイロットエア通路24から流入する空気は、溝11Aを介してパイロットエア通路25へと流通しパイロットエアジェットへと導かれる。
一方、エンジンの急減速などにともなって第2受圧室20の圧力が低下し、制御弁13が閉じられると、溝11Aの位置がパイロットエア通路24、25が設けられた位置からずれ、パイロットエア通路24、25の連絡は、シャフト11により遮断される。すなわち、パイロットエアジェットへの空気の供給が遮断される。
なお、パイロットエア通路24が連結されるキャブレタ30の模式的な側面図を図6に示す。図6に示されるように、本実施形態においてキャブレタ30は、定負圧式の例でありキャブレタ30の本体に設けられた吸気通路31には、サクションバルブ32が設けられ、その下流側にスロットル33が設けられる。本実施形態において、キャブレタ30のパイロットジェット34には、2系統のパイロットエアジェット35、36が接続され、パイロットエア通路25は、そのうちの1つであるパイロットエアジェット36のみに接続される。すなわち、上述した急減速時、キャブレタ30では、パイロットエアジェット36による空気の供給のみが停止される。
以上のように、本実施形態の2次空気供給装置によれば、2次空気の供給制御を行なう制御弁が開弁されているときには、シャフトに設けられた溝を介してパイロットエアジェットに空気が供給され、制御弁が閉塞されるとシャフトによりパイロットエア通路が遮断されパイロットエアジェットへの空気の供給が停止される。すなわち、エンジンが急減速する際に、2次空気の供給を遮断するとともに、キャブレタでは、吸気管内に発生した負圧により、より多くの燃料を供給してA/Fをリッチな状態とすることができ、アフタバーンの発生をより効果的に防止することができる。
また、以上の構成によれば、簡略な構成で2次空気供給装置にコースティングリッチャとしての機能を持たせることができ、装置全体を小型化することが可能となるとともに、部品数を低減しコストを削減することができる。
また更に、2次空気供給装置とコースティングリッチャとを別体とする場合のように、2次空気供給装置の作動とコースティングリッチャの作動とを同期させる特別の機構を設けることなく、これらを同期させることができる。
なお、本実施形態では、シャフトに溝を設ける構成としたが、パイロットエア通路の流通制御のためのシャフトの加工は溝に限られず、例えばシャフト軸に孔などを設ける構成としてもよい。
本発明の一実施形態である吸気制御機能付き2次空気供給装置が適用されたエンジンの吸気系、排気系の全体的な構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態である2次空気供給装置の制御弁が開かれた状態の側断面図である。 制御弁が閉じられた状態の2次空気供給装置の側断面図である。 図2の断面に直交する2次空気供給装置の部分断面図である。 図3の断面に直交する2次空気供給装置の部分断面図である。 パイロットエア通路が連結されるキャブレタの模式的な側面図である。
符号の説明
10 2次空気供給装置
11 シャフト
11A 溝
12 ダイアフラム
13 制御弁
17 リード弁
18 シャフト軸受
24、25 パイロットエア通路

Claims (5)

  1. 吸気管内の負圧に連動して作動するダイアフラムと、
    排気ポートへの二次空気の供給を制御する制御弁と、
    キャブレタのパイロットエアジェットへ空気の供給を行なうパイロットエア通路と、
    前記パイロットエア通路を横切って前記ダイアフラムと前記制御弁とを連結し、前記制御弁を前記ダイアフラムに連動して作動させるシャフトとを備え、
    前記シャフトは、前記制御弁の開閉に連動して前記パイロットエア通路の開閉を行なう形状とされる
    ことを特徴とする吸気制御機能付き2次空気供給装置。
  2. 前記シャフトに穴または溝が設けられ、前記穴または溝が前記パイロットエア通路と交差するときに前記パイロットエア通路が開かれることを特徴とする請求項1に記載の吸気制御機能付き2次空気供給装置。
  3. 前記制御弁閉弁時に前記パイロットエア通路が閉じられ、前記制御弁開弁時に前記パイロットエア通路が開かれることを特徴とする請求項1に記載の吸気制御機能付き2次空気供給装置。
  4. 前記パイロットエア通路が、2系統のパイロットエア通路の一方に対応することを特徴とする請求項1に記載の吸気制御機能付き2次空気供給装置。
  5. 吸気管内の負圧に連動して作動し、排気ポートへの2次空気供給を制御する第1制御弁と、
    パイロット通路の空気の流れを制御する第2制御弁とを備え、
    前記第2制御弁が前記第1制御弁のシャフトによって構成される
    ことを特徴とする吸気制御機能付き2次空気供給装置。
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