JP2007008111A - 竪型射出成形機 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送、据付時において、道路や据付工場入口の高さ制限のある場所を移送するに際し、射出装置部分を分解分離したり、あるいは、機械全体を寝かせて搬送する必要のない竪型射出成形機の提供。
【解決手段】可動プラテン4の上面と、射出装置40が配設されたベースプレート30間で、射出装置40を旋回させる機能を設け、旋回後射出装置は、機械フレーム20上の支持部材75に固定する方式とした。搬送時の機械の全高を低くできるので、射出装置を分解分離することなく搬送、据付できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、竪型締竪射出方式の竪型射出成形機に関するものであり、特に、竪型射出成形機を搬送し据付工事をする場合、搬送する道路や据付工場の機械搬入口の高さ制限などを回避するため、射出装置全体を上下方向に旋回(以下単に旋回とする)させて竪型射出成形機の全高を低くすることができる竪型射出成形機に関するものである。
従来、加熱シリンダ内にて溶融可塑化された樹脂が、型締装置に取り付けられた金型装置のキャビティ空間内に射出充填され、射出充填後成形品の冷却固化が完了すると、型開が行われ成形品が金型装置から取り出される射出成形において、トグル式型締装置、金型装置および射出装置を竪方向に直列配置した竪型締竪射出方式の竪型射出成形機が知られている
(例えば、特許文献1参照)。
図7は特許文献1に概略を示される電動竪型射出成形機の正面概略図である。この図を参照して、竪型締竪射出方式の電動竪型射出成形機について簡単に説明する。
図7において、101は、型締装置102とその上部に射出装置103とを竪方向に直列配置した竪型締竪射出方式の電動竪型射出成形機である。
型締装置102は、機械フレーム111と、機械フレーム111の上面に固定された固定プラテン112と、機械フレーム111と固定プラテン112を貫通して上下方向に延長配設された複数本のタイバー114(2本のみ図示)と、タイバー114の上端に固定された可動プラテン113と、タイバー114の下端に調整可能に配設されたトグルサポート115と、トグルサポート115と固定プラテン112の間に配設され、アームやピンなどにより構成され、上下に伸縮自在のトグル機構116と、機械フレーム111に配設され、トグル機構116を伸縮作動させて可動プラテン113を上下に移動させる型締駆動機構117と、ピンを介してトグル機構116のアームの一端が取り付けられ、前記トグル機構116の伸縮に作用するクロスヘッド118から構成されている。
クロスヘッド118にはボールナット119が固定されており、ボールナット119は、上端を固定プラテン112に、下端を機械フレーム111にそれぞれ回転自在に支持されているボールねじ軸120と螺合している。ボールねじ軸120の下方は、プーリなど伝動機構を介して型締駆動機構117に連結されている。
また、固定プラテン112の上面には固定金型131が、可動プラテン113の下面には可動金型130がそれぞれ取り付けられている。
射出装置103は、スクリューシリンダ部140と、スクリューシリンダ部140の加熱シリンダ141を取り付けた射出フレーム部153と、射出フレーム部153の中間部に位置し、スクリュー142が回転自在に装着されたプレッシャプレート152と、スクリュー142を前後進させる射出駆動部150と、スクリュー142を回転させる回転駆動部(図示せず)と、射出装置の上昇下降駆動部(図示せず)と、ガイドロッド151とから構成されている。
スクリューシリンダ部140は、加熱シリンダ141と、その内部に回転および前後進可能に挿入されたスクリュー142から構成されている。
型締駆動機構117によりプーリなど伝動機構を介してボールねじ軸120が回転すると、ボールねじ軸120と螺合しているボールナット119およびクロスヘッド118は、上方または下方に移動する。この動きによりトグル機構116が伸縮されるので、トグルサポート115、タイバー114を介して可動プラテン113は上昇または下降する。 この可動プラテン113の動きにより、固定金型131と可動金型130は、型閉または型開される。
型締装置102が型締を完了し、射出装置103に配設された加熱シリンダ141を下降させ、先端のノズル部が可動金型130に当接してノズルタッチが完了すると、計量駆動部によるスクリュー142の回転により、あらかじめ、加熱シリンダ141内の前端部に計量されている溶融樹脂が、射出駆動部150によりプレッシャプレート152を介したスリュー142の前進移動によりノズルを通して固定金型131と可動金型130間に形成されたキャビティ空間に射出充填される。
射出充填後成形品の冷却固化が完了すると、型開が行われ成形品は成形機より取り出される。
特開2002―172671号公報
このような構成の竪型締竪射出方式の竪型射出成形機を搬送し据付工事を行う場合、搬送する道路や据付工場の機械搬入口の高さ制限などから、製造工場において高精度に組み上げ、電源を繋いで試運転を完了した機械を、機械フレームから射出装置への接続配管や配線をはずし、型締装置の上部に配設された射出装置を分解分離して搬送し、据付工場で再度組み立て、配管や配線を施し、再精度出しを行なわなければならない場合があった。
また、射出装置を分解分離せず、竪型射出成形機全体を傾けたりあるいは寝かせて搬送する場合もあるが、据付工場で成形機を正規の状態に引き起こす作業が必要であるし、機械を傾けあるいは寝かせて搬送することで、自重による想定外の曲げモーメントが機械に作用し機械精度の狂いが発生する場合もあり、再度の精度出しを含めて大掛かりな据付作業が必要であり、竪型射出成形機のコストアップの要因になっていた。
本発明は、従来の竪型射出成形機の問題点を解決して、搬送、据付が容易な竪型射出成形機を提供することにある。
そのため、本発明の竪型締竪射出方式の竪型射出成形機においては、機械フレームと、機械フレームに固定された固定プラテンに対し可動プラテンを型締機構を介して上下動させて金型の開閉、型締を行う型締装置と、可動プラテンの射出装置側上面に配設されたベースプレートと、ベースプレート上にガイドロッド部、スクリューシリンダ部、射出駆動部、計量駆動部、射出フレーム部などが配設された射出装置とからなり、前記ベースプレートと型締装置の可動プラテンの間で、射出装置を旋回させる旋回機能をもたせ、さらに、旋回した射出装置を、連結または支え置きする支持部材を設けたものとした。
射出装置を旋回させる手段は、外部旋回駆動部によるものであり、射出装置には、外部旋回駆動部と連結させる連結部を設けたものとした。
また、射出装置を旋回させる手段の他のものは、型締装置の型締駆動部を駆動することによる可動プラテンの上下動を用いるものであり、さらに、旋回機能を備えた旋回専用駆動部を用いるものであるとした。
機械フレーム内に配設された動力盤や制御盤および冷却水循環装置などから射出装置への配線、配管をケーブルやフレキシブルチューブを用いて行うことで、配線、配管を分離することなく、射出装置全体を組立精度を保ったまま一体として旋回させ、旋回後は機械フレームに配設された支持部材に射出装置を連結または支え置きさせるようにした。
したがって、機械搬送時の全高を低くできるので、搬送道路や据付工場の機械搬入口の高さ制限に制約されず搬送、搬入ができる。
据付工場における据付時には、クレーンやフォークリフトを使用し、支持部材に連結または支え置きされている射出装置を容易に正規の位置に起こすことができる。
また、成形機に電源を繋いで成形機を起動することで、型締装置のプラテンの上下動の動きを利用して射出装置を正規の位置に起こすことが可能となる。
さらに、据付工場における配線、配管作業は不用となるので、据付工事期間を短縮できると共に容易に据付作業が実施できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明を実施した電動竪型射出成形機の旋回部品を取り付けた状態の正面図、図2は図1の射出装置の旋回途中の状態を示す正面図、図3は図1の射出装置の旋回完了の状態を示す正面図、図4は図3のA矢視による側面図、図5は本発明の他の例を実施した電動竪型射出成形機の旋回部品を取り付けた状態の正面図、図6は図5の射出装置の旋回完了の状態を示す正面概略図である。
図1、図2、図3、図4において、1は、機械フレーム部20と、竪方向に配設された型締装置2と、型締装置2の上部に射出装置40とを竪方向に直列配置し、さらに、搬送、据付時に装着する射出装置旋回部品を取り付けた竪型締竪射出方式の電動竪型射出成形機である。
機械フレーム部20は、型締装置2の一部を構成する固定プラテン3および支持部材75とを上面に配設した機械フレーム21と、機械フレーム21の外周を囲むフレームカバー22と、機械フレーム21の内部に配設される動力盤や制御盤および冷却水循環装置(図示せず)から構成される。
型締装置2は、機械フレーム21の上面に固定された固定プラテン3と、機械フレーム21と固定プラテン3を貫通して上下方向に延長配設された4本のタイバー5(2本のみ図示)と、タイバー5の上端に固定された可動プラテン4と、タイバー5の下端に調整可能に配設されたトグルサポート(図示せず)と、トグルサポートと固定プラテン3の間に配設された上下に伸縮自在のトグル機構(図示せず)と、機械フレーム21に配設され、トグル機構を伸縮作動させて可動プラテン4を上下に移動させる型締駆動機構(図示せず)から構成されている。
この構成は、図7に示す従来の電動竪型射出成形機の型締装置と同じ構造である。
また、成形工程時には、固定プラテン3の上面には固定金型11が、可動プラテン4の下面には可動金型10がそれぞれ取り付けられる。
可動プラテン4の上面には、中央に加熱シリンダ51を通す空間をもつ枠状のベースプレート30が、ノズル53の軸心と可動金型10の軸心を合致させるため取り付けボルト31にて取り付けられている。
ベースプレート30の上面4隅には、有底で中空構造のロッドサポート61が上向きに取り付けられている。
ロッドサポート61の中空部には、ガイドロッド60が挿入され、ロッドサポート61の有底部下面より装着された取り付けボルト62により、ロッドサポート61に固定されて、垂直上向きに支持されている。
可動プラテン4の一側面、例えば図示右側の面には、それぞれロッドサポート61に対応してブラケット70が、取り付けボルト71にて取り付けられている。
また、ロッドサポート61の同様図示右側の側面には、取り付け座63が設けられており、該取り付け座63にアーム72が、取り付けボルト73にて取り付けられ、該アーム72の下部は、前記ブラケット70の上部にピン着74されている。
射出装置40は、スクリューシリンダ部50と、射出フレーム部43と、射出フレーム部43の中間に位置し、スクリュー52が回転自在に装着されたプレッシャプレート44と、スクリュー52を回転および前進後退させる射出および計量駆動部45と、加熱シリンダ51の軸線を含む対称の位置に設けられた1対の上昇下降駆動部(図示せず)と、ガイドロッド60とから構成されている。
射出フレーム部43は、加熱シリンダ51を固定したフロントサポート41と、フロントサポート41にタイロッド(図示せず)にて一体的に固定されたリアーサポート42から構成され、ガイドロッド60により上下動自在に案内されている。
スクリューシリンダ部50は、外周部にヒータ(図示せず)を取り付けた加熱シリンダ51と、その内部に回転および前後進可能に挿入されたスクリュー52と、樹脂を射出充填するときの樹脂通路となるノズル53から形成される。
フロントサポート41の図示右側面には、間隔を開けて2本のブラケット80が取り付けられ、両ブラケット80の先端部間には、ピン84が挿入され固定されている。
一方、フロントサポート41の図示左側面には、ブラケット82が固定され、該ブラケット82には、外部旋回駆動部としてのクレーンより吊り下げられたロープを連結するための連結部としてのシャックル83が装着されている。
86は、射出装置40の旋回開始時に、初期の旋回力を与えるためのチェンブロックであり、一端はロープなどを介してブラケット80間に装着されたピン84に掛けられており、他端はフォークリフトのフレーム部や外部の固定点に連結される。
射出装置40が旋回して支持部材75に接触し、旋回が完了した時点で射出装置40は支持部材75に支持され連結ボルトなどで固定される。
なお、通常の成形作業中は、前述のブラケット70、アーム72、ブラケット80、ブラケット82などの旋回部品は取り外され、据付部品として別に保管される。
次ぎに、本発明の旋回操作について説明する。
竪型射出成形機を製造工場から据付工場に搬送する場合、固定プラテン3と可動プラテン4間の距離を最小金型取り付け時の型開限寸法にした状態で、前記のブラケット70を可動プラテン4の側面に取り付け、アーム72をロッドサポート61の側面の取り付け座63に取り付け、ブラケット70とアーム72との間にピン74を装着する。
また、フロントサポート41の側面には間隔をおいて、2本の旋回補助部としてのブラケット80を取り付け、2本のブラケット80間にピン84を装着する。さらに、フロントサポート41のブラケット80を取り付けたのと反対側の側面に、シャックル83を備えたブラケット82を取り付ける。
ここで、ブラケット80は、フロントサポート41との側面の取り付け位置から、射出装置40の外寸より外側に突き出た位置にて直角に曲げられ、上方に所定の長さを有したL型形状をしている。
クレーンからロープをたらし、ブラケット82に取り付けられたシャックル83と連結する。また、フォークリフトを準備し、そのフォークをブラケット80間に装着したピン84の下方に差し入れる。さらに、射出装置40に旋回開始時の旋回力を付加するチェンブロック86をピン84とフォークリフト間に装備する。
この段階で取り付けボルト31をはずし、可動プラテン4とベースプレート30間の連結を解除する。
そして、チェンブロック86でブラケット80を引っ張って射出装置40に旋回力を与えながらクレーンで巻き上げを開始する。これにより、射出装置40は、ブラケット70とアーム72間に装着されたピン74を旋回中心として図示右回りに旋回する。
このとき、射出装置40の重心位置が、旋回中心となるピン74の位置を過ぎて支持部材75側にうつると、射出装置40は、急激に支持部材75側に倒れようとする。
この動きは、ピン84の下方に差し入れられたフォークリフトのフォークで受けて、フォークを除々に降下させて安全に旋回させる。
また、ブラケット80に装着されたピン84は、ブラケット80とフロントサポート41とが固定された位置より上方に配設されている。このため、フォークの上方で射出装置40が旋回した状態でも、射出装置40がフォークリフトに接触してしまうことを防ぐことができる。
クレーンやフォークリフト、チェンブロック86を適切に操作しながら、さらに、旋回を続けていくと、射出装置40は略横向きになり、支持部材75に接して旋回が完了される。
射出装置40が支持部材75に支持され、旋回が完了した時点で、射出装置40の一部を構成するフロントサポート41は、連結ボルトなどにより支持部材75に連結される。 このようにして、型締装置2の上方に直立していた射出装置40を寝かせるように、上下方向に旋回することができる。
次ぎに、図5、図6に示した例について説明する。この例においては、射出装置40の初期の旋回力を与えるために回動アーム92を使用したものである。
すなわち、回動アーム92は、一端部を固定プラテン3又は機械フレーム21に固定されたブラケット94にピン着93され、他端部はロッドサポート61設けられた取り付け座63に固定されたアーム72にピン着91されている。
この例では、回動アーム92を有しているので、図1から図4の例で説明したブラケット80は不用であるが、その他の構成は同等である。
なお、通常の成形作業中は、前述のブラケット70、アーム72、回動アーム92、ブラケット94などの旋回部品は取り外され、据付部品として別に保管される。
次ぎに、本例の旋回操作について説明する。
成形機に電源を繋ぎ、固定プラテン3と可動プラテン4間の距離を最小金型取り付け時の型全閉寸法にした状態で、ブラケット70、アーム72、回動アーム92、ブラケット94、ブラケット82などの旋回部品を取り付ける。
クレーンからロープをたらし、ブラケット82に取り付けられたシャックル83と連結する。この段階で取り付けボルト31をはずし、可動プラテン4とベースプレート30間の連結を解除する。
そして、旋回駆動部としての型締駆動装置を起動し、可動プラテン4を上昇させる。この動きは、ブラケット70、ピン74、アーム72、ピン91を介して回動アーム92に伝達されるが、回動アーム92の下部はピン93を介して固定プラテン3又は機械フレーム21に取り付けられたブラケット94により回動のみ可能に取り付けられているので、回動アーム92は、回動し、射出装置40はピン74を旋回中心として図示右回りに旋回する。同時にクレーンで巻き上げを開始する。
これにより、射出装置40は、アーム70とブラケット72間に装着されたピン74を旋回中心として図示右回りに旋回する。
型開速度やクレーンを適切に操作しながら、さらに旋回させていくと、射出装置40が略横向きになり、支持部材75に接触して旋回が完了する。
旋回が完了した時点でフロントサポート41は、連結ボルトなどにて支持部材75に連結する。
本発明の構成は以上の通りであって、
可動プラテン上面と、射出装置が配設されたベースプレート間で、旋回部品を用いて射出装置を旋回させることで、竪型射出成形機の搬送、据付時の全高を低くすることが可能となったので、従来の竪型射出成形機の搬送、据付時に行うことのあった射出装置の分解分離作業は不要となり、据付作業の大幅な短縮が可能となった。
また、ピン74に直接旋回駆動部としての回転型モータを備えてもよい。この場合、旋回時の可動プラテン4の位置が最小金型取り付け位置でなくとも、旋回駆動部を駆動することで射出装置を旋回することができる。ここで、回転型モータは、旋回専用駆動部として機能している。
なお、上記説明においては、道路や据付工場の高さ制限を回避するために射出装置を旋回させて横向きにすることについて説明したが、スクリューシリンダ部を最適なものに交換したり、摩耗したスクリューを交換したりする日常的なメンテナンス時にも、射出装置を旋回させて横向きにすることにより、従来の竪型射出成形機で問題のあった、交換部品を射出装置から抜き差しする方向に型締装置のプラテンが位置して作業性が悪い、また、クレーンで交換部品を吊るにも交換部品の直上に射出装置が位置して作業性が悪いなどの問題を解消し、日常的なメンテナンスの作業性も改善できる。
本発明を実施した電動竪型射出成形機の旋回部品を取り付けた状態の正面図 図1の射出装置の旋回途中の状態を示す正面図 図1の射出装置の旋回完了の状態を示す正面図 図3のA矢視による側面図 本発明の他の例を実施した電動竪型射出成形機の旋回部品を取り付けた状態の正面図 図5の射出装置の旋回完了の状態を示す正面図 従来の電動竪型射出成形機の正面概略図
符号の説明
03 固定プラテン 72 アーム
04 可動プラテン 74 ピン
05 タイバー 75 支持部材
20 機械フレーム部 80 ブラケット
30 ベースプレート 82 ブラケット
40 射出装置 84 ピン
41 フロントサポート 91 ピン
50 スクリューシリンダ部 92 回動アーム
61 ロッドサポート 93 ピン
70 ブラケット 94 ブラケット

Claims (5)

  1. 機械フレームと、該機械フレームに固定された固定プラテンに対し可動プラテンを型締機構を介して上下動させて金型の開閉、型締を行う型締装置と、前記可動プラテンの射出装置側上面に配設されたベースプレートと、該ベースプレート上にガイドロッド部、スクリューシリンダ部、射出駆動部、計量駆動部、射出フレーム部などが配設された射出装置とからなる竪型締竪射出方式の竪型射出成形機において、前記ベースプレートと型締装置の可動プラテンの間で、射出装置を上下方向に旋回させる旋回機能をもたせた竪型射出成形機。
  2. 旋回した前記射出装置を、連結または支え置きする支持部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の竪型射出成形機。
  3. 前記射出装置には、外部旋回駆動部と前記射出装置とを連結させる連結部が備えられていることを特徴とする請求項1〜2に記載の竪型射出成形機。
  4. 前記型締装置の可動プラテンを上下動させる型締駆動部を駆動することにより、前記射出装置は旋回することを特徴とする請求項1〜2に記載の竪型射出成形機。
  5. 旋回機能を備えた旋回専用駆動部を駆動することにより、前記射出装置は旋回することを特徴とする請求項1〜2に記載の竪型射出成形機。

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