JP2007007834A - 異形断面条の製造装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 加工対象をその厚さ方向に切削することにより、互いに並列する厚肉部K1及び薄肉部K2を加工対象に形成するための第1円板カッター4Aと、加工対象を切断することにより、厚肉部K1及び薄肉部K2を有する条材を形成するための第2円板カッター4Bとを有するカッター手段4を備えた異形断面条の製造装置1であって、第1円板カッター4Aは、薄肉部K2の個数と同数のカッターからなり、第2円板カッター4Bは、第1円板カッター4Aのカッター外径より大きいカッター外径に設定され、かつ条材の端面間寸法に応じた間隔をもって互いに並列する1対のカッターからなり、第1円板カッター4A及び第2円板カッター4Bは同一の回転軸3に固着されている。
【選択図】 図1
Description
図1は、本発明の実施の形態に係る異形断面条の製造装置を示す断面図である。
図1において、符号1で示す異形断面条の製造装置は、載置台としての固定ベース2と、駆動装置(図示せず)によって回転する回転軸3と、この回転軸3の回転によって駆動するカッター手段4とから大略構成されている。
固定ベース2は、加工対象としての金属板(例えば、純銅製の板部材を冷間圧延して形成され、幅方向寸法及び厚さをそれぞれ110mmと0.5mmとする矩形板)や製品としての異形断面条K(例えば、端面間(幅方向)寸法:25mm)を保持する保持面2Aを有し、全体が平面矩形状の板部材によって形成されている。固定ベース2には、保持面2Aに開口し、かつベース幅方向(図1では左右方向)に所定の間隔をもって互いに並列する複数の凹溝2aが設けられている。これら凹溝2aの溝幅Wは、第2カッター4Bのカッター厚T2よりもわずかに大きい寸法(例えば、W=1.1mm)に設定されている。これにより、カッター手段4の駆動によって回転する第2カッター4B(後述)の外側周縁を逃がすように構成されている。
回転軸3は、固定ベース2の上方に回転自在に配設され、かつ保持面2Aを高さ基準面として所定の高さ位置に保持されている。そして、上述したように駆動装置(図示せず)によって回転するように構成されている。回転軸3上には、カッター間隔を設定するための円板状のスペーサ5が複数個固着されている。スペーサ5の厚さtは、例えば、t=4mmの寸法に設定されている。スペーサ5の外径は、第1円板カッター4A(後述)の外径より小さい寸法に設定されている。
カッター手段4は、互いに並列する厚肉部K1及び薄肉部K2を加工対象に形成するための切削用の第1円板カッター4Aと、厚肉部K1及び薄肉部K2を有する条材(異形断面条)Kを形成するための切断用の第2円板カッター4Bとを有し、固定ベース2の上方に配設され、かつ回転軸3上に隣接して複数個保持されている。これら複数個のカッター手段4のうち互いに隣接する2つのカッター手段は、共通の第2カッター4Bを有する。
第1円板カッター4Aは、薄肉部K2の個数と同数のカッターからなり、回転軸3上に所定の間隔(例えば、カッター厚さ方向中心線間寸法10mm)をもって固着され、かつスペーサ5に隣接して配置されている。そして、加工対象をその厚さ方向に切削するように構成されている。これにより、加工対象が所定の切削深さ(例えば、0.3mm)をもって切削される。第1円板カッター4Aのカッター厚T1及びカッター外径R1は、例えば、T1=6mmとR1=100mmの寸法にそれぞれ設定されている。
第2円板カッター4Bは、カッター手段4において第1円板カッター4Aの外側に配設され、かつ回転軸3上に所定の間隔(例えば、カッター厚さ方向中心線間寸法26mm)をもって固着され、かつ第1カッター4Aと同様にスペーサ5に隣接して配置されている。そして、加工対象を異形断面条Kの幅寸法(端面間寸法)に切断するように構成されている。第2円板カッター4Bのカッター厚T2及びカッター外径R2は、例えば、T2=1mmとR2=102mmの寸法にそれぞれ設定されている。第2円板カッター4Bのカッター外径R2は、その半径が第1円板カッター4Aの半径に薄肉部K2の厚さ(例えば、0.2mm)を加算した寸法より大きい寸法になるように設定すればよい。
本実施の形態における異形断面条の製造方法は、上述した異形断面条の製造装置1を用いることにより行われる。すなわち、異形断面条の製造装置1における回転軸3を所定の回転速度で矢印方向に回転させるとともに、予め固定ベース2の保持面2A上に載置された加工対象としての金属板を長手方向(図面と直角な方向)に所定の移動速度で移動させることにより、第1円板カッター4Aで金属板を切削する第1工程と同じく金属板を第2円板カッター4Bで切断する第2工程とを同時に実行する。ここでは、金属板としては、純銅製の板部材を冷間圧延して形成され、幅方向(図1の左右方向)寸法及び厚さをそれぞれ110mmと0.5mmとする矩形板を用いた。
以上説明した実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
Claims (5)
- 加工対象をその厚さ方向に切削することにより、互いに並列する厚肉部及び薄肉部を前記加工対象に形成するための第1円板カッターと、
前記加工対象を切断することにより、前記厚肉部及び前記薄肉部を有する条材を形成するための第2円板カッターとを有するカッター手段を備えた異形断面条の製造装置であって、
前記第1円板カッターは、前記薄肉部の個数と同数のカッターからなり、
前記第2円板カッターは、前記第1円板カッターのカッター外径より大きいカッター外径に設定され、かつ前記条材の端面間寸法に応じた間隔をもって互いに並列する1対のカッターからなり、
前記第1円板カッター及び前記第2円板カッターは、同一の回転軸に固着されていることを特徴とする異形断面条の製造装置。 - 前記第2カッターのカッター半径は、前記第1カッターのカッター半径に前記薄肉部の厚さを加算した寸法より大きい寸法に設定されている請求項1に記載の異形断面条の製造装置。
- 前記カッター手段は、前記第2円板カッターの並列方向に複数個配設されている請求項1又は2に記載の異形断面条の製造装置。
- 前記加工対象を保持する保持面を有する固定ベースをさらに備え、
前記固定ベースには、前記保持面に開口し、かつ前記カッター手段の駆動によって回転する前記第2カッターの外側周縁を逃がすための凹部が設けられている請求項1〜3のいずれかに記載の異形断面条の製造装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の異形断面条の製造装置を用い、前記異形断面条を製造する方法であって、
前記回転軸を回転させることにより、前記加工対象を切削する第1工程と前記加工対象を切断する第2工程とを同時に実行することを特徴とする異形断面条の製造方法。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010199360A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Hitachi Cable Precision Co Ltd | コンデンサ用リードフレームの製造方法、及びコンデンサ用リードフレーム |
JP2015188944A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 住友電工焼結合金株式会社 | 成形体の切削加工方法と切削工具 |
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JPS5741117A (en) * | 1980-08-26 | 1982-03-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Cutting apparatus for sheet stacked-up body |
JPH0199606U (ja) * | 1987-12-23 | 1989-07-04 |
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2005
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