JP2007007188A - 化粧料塗布具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ブラシ毛にエラストマー等の軟材質の素材を用い、塗布杆と一体成形するとともに、塗布杆先端のシャフトに剛性をもたせた直線状の塗布部材を具備した化粧料塗布具を提供すること。
【解決手段】 塗布具として、容器本体と塗布部材を取着したキャップとからなる合成樹脂製の塗布具であって、塗布部材が、塗布杆と、該塗布杆先端に連設され、リブによって補強されたシャフトからなる塗布部材本体と、シャフトに取着される軟材質の素材によって成形されたブラシ部とを具備し、塗布部材が直線状に形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、塗布具、とくにブラシ毛をエラストマー等の軟材質の素材をもって成形した塗布具に関するものである。
マスカラ等の化粧料塗布具のブラシ毛にエラストマーを用いることは、従来より知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特開平6−22815号公報 特開2001−61546号公報 特開2002−306239号公報
しかしながら、上記各特許文献記載の従来の塗布具は、いずれもブラシ毛と、ブラシ毛を取着する塗布杆とを別体として成形し、塗布杆先端部に設けた心材にブラシ毛を取付けるようにしていた。
そのため、複雑な工程が増え、生産コストが高くつくという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題とし、ブラシ毛にエラストマー等の軟材質の素材を用い、塗布杆と一体成形するとともに、塗布杆先端のシャフトに剛性をもたせた直線状の塗布部材を具備した化粧料塗布具を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、塗布具として、容器本体と塗布部材を取着したキャップとからなる合成樹脂製の塗布具であって、塗布部材が、塗布杆と、該塗布杆先端に連設され、リブによって補強されたシャフトからなる塗布部材本体と、シャフトに取着される軟材質の素材によって成形されたブラシ部とを具備し、塗布部材が直線状に形成されていることを特徴とする構成を採用する。
塗布具の成形方法として、先端にリブを付設されたシャフトを具えた塗布部材本体を、射出金型内に挿入し、金型内に軟材質の素材を射出してブラシ部を成形し、塗布部材を直線状に形成するようにしたことを特徴とする構成を採用する。
先端にリブによって補強され、一定の剛性を有するシャフトを具えた塗布部材本体を金型内にインサートして、シャフトに取着されるブラシ部を、軟材質を素材として射出成形しているので、直線状の塗布部材であって、ブラシ部を塗布部に柔軟に接触させることができた。
次に、本発明の塗布具をマスカラ塗布具に適用した実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器本体、Bはしごき中栓、Cはキャップ、DはキャップCに取着された塗布部材である。
容器本体Aは、口部1と肩部2、胴部3と底部とからなり、口部1にはねじ4が螺設されており、内部にマスカラ、その他の化粧料が収納されている。
しごき中栓Bは、上端にフランジ5を突設した筒体6を具えている。
筒体6は、その中間部から内方に斜め下方に突出したワイパー7を設けており、筒体6の外周下方には、肩部2の下面に係合し、しごき中栓Bの上昇を阻止する膨出部8が突設されている。
しごき中栓Bは、その筒体6を容器本体Aの口部1内周に嵌挿することによって取着されるが、しごき中栓Bと容器本体Aとを一体成形するようにしてもよい。
キャップCは、頂壁10と側周壁11とからなり、側周壁11の下方部内面には、塗布部材Dを嵌着する嵌合部12が設けられ、その中間には、凹溝13が設けられている。
嵌合部12の下方部は拡径され、容器本体Aのねじ4と螺合するねじ14が設けられた螺合部15となっている。
図1、2に示すように、塗布部材Dは、嵌合筒部20と、先端にシャフト21を設けた塗布杆22とを具えた塗布部材本体D1と、塗布部材本体D1のシャフト21に取着されるエラストマー等の軟材質を素材として成形されたブラシ部D2とからなっている。
塗布部材本体D1は、ポリアセタール(POM)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)等を素材樹脂として成形されている。
嵌合筒部20は、外周がキャップCの嵌合部12内周に挿入される側周壁23と、中心部から塗布杆22を垂設する底壁24とからなっている。
側周壁23の下方部には、キャップCの凹溝13に係合する膨出環25が突設され、底壁24の下面周縁部は、容器の開蓋時にしごき中栓Bのフランジ5上面に当接するようになっている。
塗布杆22の上方には、容器の閉蓋時に下部面がしごき中栓Bのワイパー7の上面に係合し、容器内を閉蓋する拡径された膨出部26と、膨出部26の下部にワイパー7の内方先端と係合する縮径された縮径部27が設けられ、塗布杆22の下端には、ブラシ部D2を取着するシャフト21が垂設されている。
シャフト21は、縦方向にリブ28が設けられており、一定の剛性が付与されている。
リブ28は、図2ではシャフト21から十字形に突出した4本のリブ28によって形成されているが、単数であってもよく、また、シャフト21の全長にわたらなくても、部分的、間欠的であってもよく、シャフト21が補強されて一定の剛性を有するものであれば、実施例に限定されない。
ブラシ部D2は、エラストマー等の軟材質を素材とし、射出成形により、塗布部材本体D1のシャフト21を包み込むように取着されたブラシ基体30と、ブラシ基体30の外周から放射状に突出した径が約0.15〜0.3mmの円形断面のブラシ毛31とによって形成されている。
次に、本発明塗布具の成形方法と、塗布具の作用効果について説明する。
容器本体A、しごき中栓B、キャップCは、従来公知の樹脂材料と方法により成形されているので説明を省略し、とくに、塗布部材Dの成形方法について説明する。
塗布部材本体D1は、合成樹脂を素材として射出成形され、図3に示すように、ゲートGを設けた射出成形金型に他方よりインサートされ、加熱溶融したエラストマーがゲートGより射出してブラシ部D2が成形される。
成形された塗布部材Dは、インサートされた塗布部材本体D1のシャフト21に、リブ28を付設したことによって一定の剛性が付されているので、エラストマーの射出時に、シャフト21に対する押圧力によって変形、湾曲することはなく、直線状の塗布部材Dを得ることができる。
化粧料の塗布にあたっては、ブラシ毛31が容易に湾曲するので、所望する塗布部に柔軟に接触させることができる。
したがって、塗布部材として、直線状であっても、ブラシ部D1を曲げたと同様の効果を得ることができるので、マスカラ用塗布具として、有効に使用することができ、また、直線状の剛性を有する化粧料塗布具として、眉毛や、アイシャドー、染毛剤の塗布にも利用することができる。
本発明は、塗布部材本体先端のシャフトに一定の剛性をもたせ、軟材質のブラシ部を射出成形により一体化したから、直線状の塗布部材を得ることができ、マスカラ、その他の化粧料の塗布具として、広く利用できるようになった。
本発明塗布具の一部断面立面図である。 塗布部材のブラシ部の説明図で、(a)は断面立面図、(b)は図(a)のA−A線における横断面図である。 ブラシ部の射出成形時に、塗布部材本体をインサートしたときの説明図である。
符号の説明
A 容器本体
B しごき中栓
C キャップ
D 塗布部材
D1 塗布部材本体
D2 ブラシ部
G ゲート
1 口部
3 胴部
4、14 ねじ
5 フランジ
6 筒体
7 ワイパー
10 頂壁
11、23 側周壁
12 嵌合部
20 嵌合筒部
21 シャフト
22 塗布杆
24 底壁
28 リブ
30 ブラシ基体
31 ブラシ毛

Claims (2)

  1. 容器本体と塗布部材を取着したキャップとからなる合成樹脂製の塗布具であって、
    塗布部材が、塗布杆と、該塗布杆先端に連設され、リブによって補強されたシャフトからなる塗布部材本体と、シャフトに取着される軟材質の素材によって成形されたブラシ部とを具備し、
    塗布部材が直線状に形成されていることを特徴とする塗布具。
  2. 先端にリブを付設されたシャフトを具えた塗布部材本体を、射出金型内に挿入し、
    金型内に軟材質の素材を射出してブラシ部を成形し、塗布部材を直線状に形成するようにしたことを特徴とする請求項1記載の塗布具の成形方法。
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