JP2007006667A - 配電線系統経路策定支援システム - Google Patents

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Yoshinobu Toyoshima
義信 豊島
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Abstract

【課題】 配電線経路系統全体を通して配電線経路系統の最適化を支援する配電線経路系統策定支援システムを提供する。
【解決手段】 配電線経路系統策定支援サーバ10は、所定の開発地域における施設規模又は計画人口を含む開発計画データ21と、施設の単位面積当たりの需要電力データ又は一戸当たりの需要電力データ31と、所定の開発地域の内側又は近辺に存在する電力供給源の位置及び電力供給源が供給できる供給電力を含む施設データ41と、電力供給源の位置及び所定の開発地域を含む地図データ51と、配電線の価格を含む配電線データ61とを格納した複数のデータベースを具備すると共にそれらのデータに基づいて適切な配電線経路系統を複数策定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発電所から電力消費地への配電線系統経路を策定する際に支援するシステムに関する。
近年、交通機関の発達により通勤圏が拡大したため、大都市中心部から離れた地域で宅地造成を含む大規模な地域開発が行なわれている。このような大規模な地域開発では、大規模な人口の増加が見込まれるため、電力事業者等はその人口の増加に対応した電力を供給できる電力設備を設ける必要がある。特に配電設備については、配電時の電圧や接続すべき発電所及び変電所の選択などの考慮すべき事項が多数存在している。そこで、従来は熟練者等が需要の実績と将来の想定等に基づいて様々な検討を積み重ねることにより、配電線経路系統の策定を行なってきた。
しかしながら、近年のコスト意識の高まりにより、配電線経路系統全体を通してのコスト削減を含む最適化が求められているが、従来の方法では配電線経路系統全体を通しての最適化が困難であるという問題があった。
一方、マンホール間の配電線ケーブルのルートの最適化に関するシステムが提案されているが(例えば、特許文献1参照)、配電線経路系統全体を通して最適化又は最適化を支援するシステムは未だ提案されていない。
特開2004−126723号公報
本発明は、このような事情に鑑み、配電線経路系統全体を通して配電線経路系統の最適化を支援する配電線経路系統策定支援システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様は、電力供給源から所定の開発地域への配電線系統経路の策定を支援する配電線経路系統策定支援サーバを有する配電線経路系統策定支援システムであって、前記配電線経路系統策定支援サーバは、前記所定の開発地域における施設規模又は計画人口を含む開発計画データが格納された開発計画データベースと、施設の単位面積当たりの需要電力データ又は一戸当たりの需要電力データが格納された需要電力データベースと、前記所定の開発地域の内側又は近辺に存在する電力供給源の位置及び当該電力供給源が供給できる供給電力を含む施設データが格納された施設データベースと、前記電力供給源及び前記所定の開発地域を含む地図データが格納された地図データベースと、配電線の価格を含む配電線データが格納された配電線データベースと、少なくとも前記開発計画データ及び前記需要電力データから前記所定の開発地域の予測需要電力データを算出する予測需要電力算出手段と、少なくとも前記予測需要電力データと前記施設データと前記地図データと前記配電線データとから適切な配電線経路系統を複数策定する配電線経路系統策定手段とを具備することを特徴とする配電線経路系統策定支援システムにある。
かかる第1の態様では、配電線経路系統全体を通して適切な配電線経路系統を策定することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記配電線経路系統策定手段は、前記地図データと前記電力供給源の位置から前記所定の開発地域への前記電力供給源ごとの配電線経路系統を作成した後、前記配電線の価格から前記配電線経路系統を設置する配電線経路系統設置費用を算出し、前記予測需要電力データの電力を供給でき、且つ前記配電線経路系統設置費用が最も低い前記配電線経路系統の1つ又は複数の組み合わせを選択して前記適切な配電線経路系統を策定することを特徴とする配電線経路系統策定支援システムにある。
かかる第2の態様では、配電線経路系統全体を通してより適切な配電線経路系統を策定することができる。
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記配電線データは前記配電線を維持するために必要となる配電線の維持費用又は配電する際に損失する電力の損失費の少なくとも何れか一方をさらに含み、前記配電線経路系統策定手段は、前記地図データと前記電力供給源の位置から前記所定の開発地域への前記電力供給源ごとの配電線経路系統を作成した後、前記配電線の維持費用から前記配電線経路系統の維持費用を算出し、又は前記損失費から前記配電線経路系統の損失費を算出し、前記予測需要電力データの電力を供給でき、且つ前記配電線経路系統の維持費用又は損失費が最も低い前記配電線経路系統の1つ又は複数の組み合わせを選択して前記適切な配電線経路系統をさらに策定することを特徴とする配電線経路系統策定支援システムにある。
かかる第3の態様では、配電線経路系統全体を通して、より適切な配電線経路系統を策定することができる。
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記所定の開発地域における電力需要想定データを格納する電力需要想定データベースをさらに具備し、前記予測需要電力算出手段が前記開発計画データと前記需要電力データと前記電力需要想定データとから前記所定の開発地域の予測需要電力データを算出することを特徴とする配電線経路系統策定支援システムにある。
かかる第4の態様では、配電線経路系統全体を通して、より容易に適切な配電線経路系統を策定することができる。
本発明の第5の態様は、第1〜4の何れかの態様において、前記配電線経路系統策定支援サーバがネットワークを介して前記適切な配電線経路系統を表示する端末と接続されていることを特徴とする配電線経路系統策定支援システムにある。
かかる第5の態様では、配電線経路系統策定支援サーバから離れたところから適切な配電線経路系統を確認することができる。
本発明によれば、配電線経路系統全体を通して配電線経路系統の最適化を支援する配電線経路系統策定支援システムを提供することができる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、本実施形態の説明は例示であり、本発明の構成は以下の説明に限定されない。
(実施形態1)
図1は、本発明の一実施形態に係る配電線経路系統策定支援システム1の概略図である。図1に示すように、本実施形態に係る配電線経路系統策定支援システム1は、ネットワーク5を介して端末100と配電線経路系統策定支援サーバ10とが接続されている。
配電線経路系統策定支援サーバ10は、開発地域の計画戸数などを含む開発計画データ21が格納された開発計画データベース20と、施設の単位面積当たりの平均消費電力又は一戸当たりの平均消費電力などを含む需要電力データ31が格納された需要電力データベース30と、開発地域及びその近辺に存在する電力供給源である発電所及び変電所の位置及びその供給電力などを含む施設データ41が格納された施設データベース40と、開発地域及びその近辺を含む地図データ51が格納された地図データベース50と、配電線の価格などを含む配電線データ61が格納された配電線データベース60と、開発地域における電力需要想定データ91を格納する電力需要想定データベース90と、開発計画データ21と需要電力データ31と電力需要想定データ91とから開発地域の予測需要電力データ71を算出する予測需要電力算出手段70と、予測需要電力データ71と発電所及び変電所の施設データ41と地図データ51と配電線データ61とから適切な配電線経路系統を複数策定する配電線経路系統策定手段80とを具備している。
開発計画データベース20は、開発計画データ21を格納するものである。開発計画データ21とは、例えば図2に示すようなデータである。なお、本発明では計画戸数を格納したが、住宅及び工場などの施設の各戸個別の面積を格納してもよい。
需要電力データベース30は、需要電力データ31を格納するものである。需要電力データ31とは、例えば図3に示すようなデータである。ここで、区分の「昼間」とは昼間に消費される平均消費電力を示し、「夜間」とは夜間に消費される平均消費電力を示す。
施設データベース40は、施設データ41を格納するものである。施設データ41とは、例えば図4に示すようなデータである。ここで、施設とは電力を供給することができる発電所や変電所などの施設を示し、位置とはその施設が存在する位置を示し、供給電力とはその施設が供給できる電力を示す。また、規格とはその施設が接続することができる配電線の規格を示す。例えば、A発電所では22kVと6kVの配電線を両方接続することができるが、C変電所では6kVの配電線のみしか接続できないことを示す。
地図データベース50は、開発地域及びその近辺を含んだ地図データ51を格納するものである。地図データ51とは、例えば図5に示すようなデータである。ここで、200、201及び202は開発地域であるX地域、Y地域及びZ地域を示し、図2に示した開発計画データ21に対応する地域である。また、260は山岳を示し、その周辺に示される点線状の図形は等高線を示す。このような地図データ51を用いることにより、地形を考慮した配電線経路系統を策定することができる。
配電線データベース60は、配電線データ61を格納するものである。配電線データ61とは、例えば図6に示すようなデータである。ここで、規格とは前述したように配電線の規格を示し、価格はその配電線の1km当たりの価格を示す。具体的には、例えば配電線「T1」は22kV配電用の配電線であり、1km当たりの価格は10.0百万円であることを示す。
電力需要想定データベース90は、電力需要想定データ91を格納するものである。電力需要想定データ91とは、例えば過去の所定の地域における電力需要の増減やその所定の地域における施設の増減などに基づいて、所定の地域ごとに算出される電力需要の想定データであり、具体的には「電力需要が年率3%で増加する」というものなどである。なお、本実施形態では、電力需要想定データ91は予め作成されているものとする。
予測需要電力算出手段70は、電力需要想定データ91と開発計画データ21と需要電力データ31とから開発地域の予測需要電力データ71を算出するように機能する。例えば、電力需要想定データ91が「電力需要が年率3%で増加する」であり、開発計画データ21であるX地域200の施設面積が「1,000,000(m)」であり、予測需要電力データ71が図3に示す単位面積当たりの平均消費電力である場合には、予測需要電力算出手段70により、1年後にX地域200で昼間に消費されると予測される電力「65.92MW」及び夜間に消費されると予測される電力「32.96MW」を算出することができる。これらの結果より、昼間より夜間に消費されると予測される電力の方が大きいことから、X地域200で消費されると予測される電力を賄うためには、「65.92MW」以上の電力を供給する必要があることが分かる。したがって、予測需要電力データ71は「65.92MW」となる。
配電線経路系統策定手段80は、予測需要電力データ71と施設データ41と地図データ51と配電線データ61とから適切な配電線経路系統を複数策定するように機能する。以下では、予測需要電力データ71の電力を供給することができることを前提条件として、配電線経路系統策定手段80が配電線を設置する際に最も配電線経路系統設置費用が低くなる配電線経路系統を作成する方法について説明するが、同様にして、配電線経路系統策定手段80は最も配電線が短くなる配電線経路系統、最も維持費用が低くなる配電線経路系統、又は最も損失費が低くなる配電線経路系統などの適切な配電線経路系統を複数策定することができる。以下、予測需要電力データ71の電力を供給することができ、かつ配電線を設置する際に最も配電線経路系統設置費用が低くなる配電線経路系統を策定する方法について具体的に説明する。
例えば、上述したX地域200の予測需要電力データ71が「65.92MW」であった場合には、X地域200の周辺に存在するA発電所210、B発電所220、C変電所230、及びD変電所240を選択した後、後述するように、各施設からX地域200へ配電線を設置するために必要となる費用を算出し、配電線を設置する際に最も配電線経路系統設置費用が低くなる配電線経路系統を適切な配電線経路系統として選択する。なお、配電線の規格により送電容量が異なるため、配電線の規格により設置すべき配電線の本数が異なる。例えば、22kVの配電線の送電容量は16MWであり、6kVの配電線の送電容量は4MWである。したがって、6kVの配電線を用いて22kVの配電線と同等の電力を送電するためには、4本の6kVの配電線が必要となる。
本実施形態では、例えば図7に示すように、図4の施設データ41に含まれる各施設の位置を図5の地図データ51に指定し、配電線経路の各施設からX地域200への配電線経路250,251,252,253を作成する。そして、作成された配電線経路250,251,252,253に基づいて各配電線経路の長さを算出した後、配電線設置費用を算出する。具体的には、A発電所210からX地域200への配電線経路250の長さは5kmとなるので、図6に示す配電線の価格より、A発電所210からX地域200へ5本の22kVの配電線を設置するためには「250.0百万円」の費用が必要となり、20本の6kVの配電線を設置するためには「500.0百万円」の費用が必要となる。同様に配電線経路251の長さは山岳260を迂回するように設置されるために9kmとなるので、B発電所220からX地域200へ5本の22kVの配電線を設置するためには「450.0百万円」の費用が必要となり、20本の6kVの配電線を設置するためには「900.0百万円」の費用が必要となる。また、配電線経路252の長さは5kmとなるのでC変電所230からX地域200へ20本の6kVの配電線を設置するためには「500.0百万円」の費用が必要となる。なお、C変電所230からX地域200へ22kVの配電線を用いる場合については、C変電所230に22kVの配電線を直接接続することができないので設置費用を算出する必要はない。また、D変電所240はX地域200の予測需要電力データ71の「65.92MW」の電力を供給することができないのでD変電所240からX地域200への配電線経路253の設置費用を算出する必要はない。これらの結果より、配電線経路系統策定手段80は、X地域200の予測需要電力データ71の「65.92MW」の電力を供給することができ、かつ配電線を設置する際に最も配電線経路系統設置費用が低くなるA発電所210からX地域200へ22kVの配電線を用いた配電線経路250を選択することになる。このようにして、配電線経路系統策定手段80は配電線を設置する際に最も配電線経路系統設置費用が低くなる配電線経路系統を策定することができる。
なお、本実施形態では、1つの電力供給源からX地域200の予測需要電力データ71の「65.92MW」の電力を供給することができるものを選択するようにした。しかしながら、例えば、変電所Cの供給電力と変電所Dの供給電力とを合せることによって「65.92MW」の電力を供給することができ、かつC変電所とD変電所とからX地域200へ6kVの配電線を用いた配電線経路252,253を設置する費用が22kVの配電線を用いた配電線経路250を設置する費用よりも安価である場合には、配電線経路系統策定手段80はC変電所及びD変電所からの配電線経路252,253を選択してもよい。さらに、配電線を設置する際の費用だけではなく、その配電線の維持費用又は配電する際に損失する電力の損失費などをも考慮して適切な配電線経路系統を策定するようにしてもよい。このようにすることにより、配電線経路系統全体を通して、より適切な配電線経路系統を策定することができる。
端末100は、ネットワーク5を介して配電線経路系統策定支援サーバ10と接続でき、配電線経路系統に関するデータを表示することができるものであれば特に限定されない。なお、端末100及び配電線経路系統策定支援サーバ10は、特別な専用ハードウェアである必要はなく、一般的なパーソナルコンピュータなどでもよい。
ネットワーク5は、端末100と配電線経路系統策定支援サーバ10とを接続できるものであれば専用回線に限定されず、インターネットなどでもよい。
次に、図8を用いて、本実施形態の配電線経路系統策定支援システム1の動作を説明する。図8は本実施形態の配電線経路系統策定支援システム1のシーケンスである。まず、端末100に配電線経路系統を策定する地域を示す地域データ110が入力されると(S1)、その地域データ110はネットワーク5を介して配電線経路系統策定支援サーバ10に送信される(S2)。
地域データ110を受信した配電線経路系統策定支援サーバ10は、その地域データ110に基づいて、開発計画データベース20からその地域に対応する開発計画データ21を抽出する(S3)と共に、需要電力データベースからその地域に対応する需要電力データ31を抽出し(S4)、さらに電力需要想定データベース90からその地域に対応する電力需要想定データ91を抽出する(S5)。なお、これらのデータが抽出される順序は特に限定されず、これらのデータが同時に抽出されてもよい。
そして、予測需要電力算出手段70を用いて、その開発計画データ21と需要電力データ31と電力需要想定データ91とに基づいて予測需要電力データ71を算出する(S6)。
次に、配電線経路系統策定支援サーバ10は、地域データ110に基づいて施設データ41を抽出する(S7)と共に地図データ51を抽出する(S8)。なお、施設データ41と地図データ51とは同時に抽出されてもよいし、一方が先に抽出されてもよい。
その後、配電線経路系統策定支援サーバ10は、配電線経路系統策定手段80を用いて、算出された予測需要電力データ71とその施設データ41と地図データ51と配電線データ61とに基づいて配電線経路系統データ81を作成する(S9)。そして、配電線経路系統策定支援サーバ10は、ネットワーク5を介してその配電線経路系統データ81を端末100に送信する(S10)。
端末100は、配電線経路系統データ81を受信すると、配電線経路系統データ81を表示する(S11)。
以上、説明したように、本実施形態に係る配電線経路系統策定支援システム1によると、配電線経路系統全体を通して配電線経路系統の最適化を支援することができる。
(他の実施形態)
実施形態1では、開発計画データ21と需要電力データ31とから予測需要電力データ71を算出していたが、予め予測需要電力データ71を算出しておき、開発計画データ21などに含めておいてもよい。予め予測需要電力データ71を算出しているので、より早く配電線経路系統を策定することができる。
また、本実施形態1では、施設データ41と地図データ51とを別個のデータベースに格納していたが、1つのデータベースにまとめて格納してもよい。1つのデータベースで管理することができるので、データベースをより容易に管理することができる。
さらに、本実施形態では、発電所や変電所などから配電線経路系統を策定していたが、配電線に十分な供給能力がある場合には、配電線を電力供給源として、図9に示すような配電線の位置及び供給電力を含む配電線データを用いて適切な配電線経路系統を策定してもよい。既存の配電線から適切な配電線経路系統を策定することができるので、配電線経路がより短い配電線経路系統を策定することができる。なお、図9の配電線番号とは各配電線に付される固有の番号であり、その他のものは施設データ41のものと同様である。
本発明は、配電線経路系統だけでなく、情報通信、ガスや上下水道などの経路系統についても適用可能である。
実施形態1に係る配電線経路系統策定支援システムの一例を示す概略図である。 実施形態1に係る開発計画データの一例を示す図である。 実施形態1に係る需要電力データの一例を示す図である。 実施形態1に係る施設データの一例を示す図である。 実施形態1に係る地図データの一例を示す図である。 実施形態1に係る配電線データの一例を示す図である。 実施形態1に係る各施設からの配電線経路の一例を示す図である。 実施形態1に係る配電線経路系統策定支援システムの一例のシーケンスを示す図である。 他の実施形態に係る配電線データの一例を示す図である。
符号の説明
1 配電線経路系統策定支援システム
5 ネットワーク
10 配電線経路系統策定支援サーバ
20 開発計画データベース
21 開発計画データ
30 需要電力データベース
31 需要電力データ
40 施設データベース
41 施設データ
50 地図データベース
51 地図データ
60 配電線データベース
61 配電線データ
70 予測需要電力算出手段
71 予測需要電力データ
80 配電線経路系統策定手段
81 配電線経路系統データ
90 電力需要想定データベース
91 電力需要想定データ
100 端末
110 地域データ
200 X地域
201 Y地域
202 Z地域
210 A発電所
220 B発電所
230 C変電所
240 D変電所
250,251,252,253 配電線経路
260 山岳

Claims (5)

  1. 電力供給源から所定の開発地域への配電線系統経路の策定を支援する配電線経路系統策定支援サーバを有する配電線経路系統策定支援システムであって、
    前記配電線経路系統策定支援サーバは、前記所定の開発地域における施設規模又は計画人口を含む開発計画データが格納された開発計画データベースと、
    施設の単位面積当たりの需要電力データ又は一戸当たりの需要電力データが格納された需要電力データベースと、
    前記所定の開発地域の内側又は近辺に存在する電力供給源の位置及び当該電力供給源が供給できる供給電力を含む施設データが格納された施設データベースと、
    前記電力供給源及び前記所定の開発地域を含む地図データが格納された地図データベースと、配電線の価格を含む配電線データが格納された配電線データベースと、
    少なくとも前記開発計画データ及び前記需要電力データから前記所定の開発地域の予測需要電力データを算出する予測需要電力算出手段と、
    少なくとも前記予測需要電力データと前記施設データと前記地図データと前記配電線データとから適切な配電線経路系統を複数策定する配電線経路系統策定手段とを具備することを特徴とする配電線経路系統策定支援システム。
  2. 請求項1において、前記配電線経路系統策定手段は、前記地図データと前記電力供給源の位置から前記所定の開発地域への前記電力供給源ごとの配電線経路系統を作成した後、
    前記配電線の価格から前記配電線経路系統を設置する配電線経路系統設置費用を算出し、前記予測需要電力データの電力を供給でき、且つ前記配電線経路系統設置費用が最も低い前記配電線経路系統の1つ又は複数の組み合わせを選択して前記適切な配電線経路系統を策定することを特徴とする配電線経路系統策定支援システム。
  3. 請求項1又は2において、前記配電線データは前記配電線を維持するために必要となる配電線の維持費用又は配電する際に損失する電力の損失費の少なくとも何れか一方をさらに含み、
    前記配電線経路系統策定手段は、前記地図データと前記電力供給源の位置から前記所定の開発地域への前記電力供給源ごとの配電線経路系統を作成した後、
    前記配電線の維持費用から前記配電線経路系統の維持費用を算出し、又は前記損失費から前記配電線経路系統の損失費を算出し、
    前記予測需要電力データの電力を供給でき、且つ前記配電線経路系統の維持費用又は損失費が最も低い前記配電線経路系統の1つ又は複数の組み合わせを選択して前記適切な配電線経路系統をさらに策定することを特徴とする配電線経路系統策定支援システム。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記所定の開発地域における電力需要想定データを格納する電力需要想定データベースをさらに具備し、前記予測需要電力算出手段が前記開発計画データと前記需要電力データと前記電力需要想定データとから前記所定の開発地域の予測需要電力データを算出することを特徴とする配電線経路系統策定支援システム。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記配電線経路系統策定支援サーバがネットワークを介して前記適切な配電線経路系統を表示する端末と接続されていることを特徴とする配電線経路系統策定支援システム。

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