JP3859604B2 - エネルギ融通システム - Google Patents

エネルギ融通システム Download PDF

Info

Publication number
JP3859604B2
JP3859604B2 JP2003060441A JP2003060441A JP3859604B2 JP 3859604 B2 JP3859604 B2 JP 3859604B2 JP 2003060441 A JP2003060441 A JP 2003060441A JP 2003060441 A JP2003060441 A JP 2003060441A JP 3859604 B2 JP3859604 B2 JP 3859604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
energy
group
facility
procurement
interchange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003060441A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004274851A (ja
Inventor
幹也 石井
泰基 久保田
詳明 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2003060441A priority Critical patent/JP3859604B2/ja
Publication of JP2004274851A publication Critical patent/JP2004274851A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3859604B2 publication Critical patent/JP3859604B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/70Smart grids as climate change mitigation technology in the energy generation sector
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P80/00Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
    • Y02P80/10Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier
    • Y02P80/15On-site combined power, heat or cool generation or distribution, e.g. combined heat and power [CHP] supply
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/50Systems or methods supporting the power network operation or management, involving a certain degree of interaction with the load-side end user applications

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1以上のエネルギ供給設備又は1以上のエネルギ需要設備或いはそれらを組み合わせて1つのグループとし、グループ内のエネルギ供給設備の運転計画の作成と、グループ間でのエネルギ融通計画の作成を行うエネルギ融通システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
電力の部分自由化の流れを受けて、電力会社(一般電気事業者)から供給される電力だけでなく、発電設備を有する工場(特定規模電気事業者)などで発電された電力をも購入することができるようになった。また今後は発電設備を有する施設が増大すると考えられる。その場合、上述の工場を含めた様々な施設では、自身が備える発電設備からの電力を施設内の負荷で消費し、余剰電力を外部に融通できることになる。
【0003】
ある事業者が複数の発電設備を分散して設置している場合、それら複数の発電設備全体での経済性(つまり、事業者自身の経済性)を優先して、それら複数の発電設備間での電力融通を仲介するためのエネルギ(電気エネルギや熱エネルギ)融通システムに関する提案も行われている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載のエネルギ融通システムでは、融通可能な融通エネルギを、余剰エネルギが存在するコジェネレーション施設から不足エネルギが存在するコジェネレーション施設へ融通するシステムが提案されており、コジェネレーション施設の運転費用と、他のコジェネレーション施設に対する融通エネルギの売却利益との差を、複数の発電設備全体での総費用として、総費用が小さくなるようなコジェネレーション施設の運転条件が設定される。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−159139号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載のエネルギ融通システムでは、複数の発電設備を1つの経済共同体として見なしているため、その経済共同体の利益が最適になるような運転計画が行われるのだが、その場合、特定の発電設備が不利益な運転を強いられることもある。つまり、特許文献1に記載のシステムでは、発電設備毎に利益の最適化を行うことができないため、複数の発電設備が経済的に独立した複数の事業者の所有物である場合であっても全体としての利益の最適化を行ってしまい、各事業者の経済性を無視することになりかねない。また、複数の発電設備が同一の事業者の所有物であったとしても、それら発電設備の全体最適運転を行うのではなくなんらかの条件でそれら複数の発電設備をグループ分けし、各グループ内での最適運転と、全体としての最適運転とを組み合わせた制御計画を作成することが要求されることもある。
【0006】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、経済的に独立したグループ間でエネルギの融通を行う場合に、各グループ自身の経済性を考慮した上で他のグループに対してエネルギ融通を行うようなエネルギ融通システムを提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明に係るエネルギ融通システムの特徴構成は、1以上のエネルギ供給設備又は1以上のエネルギ需要設備を含むように、或いはそれらを組み合わせて含むように形成される複数のグループについて、前記エネルギ供給設備の運転計画を作成する運転制御部と、前記エネルギ供給設備を運転することによる前記グループ間でのエネルギ融通計画及び前記エネルギ需要設備の前記グループ内でのエネルギ調達計画を作成する融通・調達計画部とを備え、前記融通・調達計画部が、前記エネルギ需要設備の前記グループ内でのエネルギ調達コストの最小化が計られた上での、前記グループ内でのエネルギ調達が最適化されたエネルギ調達計画を作成するとともに、前記グループ間でのエネルギ融通コストを最小化することを目的として前記グループ間でのエネルギ融通が最適化されたエネルギ融通計画の作成を行って、前記運転制御部が、前記エネルギ融通計画及び前記エネルギ調達計画に従った前記エネルギ供給設備の運転計画を作成する点にある。
【0008】
上記特徴構成により、各グループのコストの最小化が計られた上で、すべてのグループのコストの最小化が計られたエネルギ供給設備の運転計画が作成されるので、各グループが異なる経済共同体である場合であっても、それぞれの利益を最優先して全体のエネルギ融通を行うことができる。また、各グループが同一の経済共同体である場合であっても、全エネルギ供給設備を複数にグループ化した上でグループ内のエネルギ供給設備の運転計画を演算処理により導出することで、全エネルギ供給設備の運転計画を一括して演算処理により導出する場合に比べて演算負荷を低減させることができる。
【0009】
上記課題を解決するための本発明に係るエネルギ融通システムの別の特徴構成は、前記融通・調達計画部は、前記運転制御部が、前記グループ内のエネルギ需要設前記融通・調達計画部は、前記エネルギ需要設備によるエネルギ需要量を導出し、前記グループ内のエネルギ供給設備からのエネルギ調達可能量範囲及び前記エネルギ調達コスト、並びに前記グループ外のエネルギ供給設備からのエネルギ融通可能量範囲及び前記エネルギ融通コストを導出し、前記エネルギ需要量、前記エネルギ調達可能量範囲、前記エネルギ調達コスト、前記エネルギ融通可能量範囲、及び前記エネルギ融通コストを参照して、前記エネルギ融通計画及び前記エネルギ調達計画を作成する点にある。
【0010】
上記特徴構成により、グループ外のエネルギ供給設備からのエネルギ融通計画とグループ内のエネルギ供給設備からのエネルギ調達計画とが、前記エネルギ需要量、前記エネルギ調達可能量範囲、前記エネルギ調達コスト、前記エネルギ融通可能量範囲、及び前記エネルギ融通コストを参照して作成されるので、各グループの経済性を考慮した上でのエネルギ融通計画を作成することができる。
【0011】
上記課題を解決するための本発明に係るエネルギ融通システムの更に別の特徴構成は、前記グループの少なくとも一部は、電力系統に接続される前記エネルギ供給設備及び前記エネルギ需要設備を前記電力系統の電圧階級の境界で区分して形成される点にある。
【0012】
上記特徴構成により、グループ内に存在するエネルギ供給設備からエネルギ需要設備へは電圧階級の境界を跨いだ送電を行わないことが確保されるので、グループ内で発生する電力託送コストを必要最小限に抑えることができる。例えば、発生する託送コストが、複数の電圧階級(例えば、低圧階級及び高圧階級)を跨いだ託送を行う場合に要求される託送コスト(例えば、低圧系統を使用したことによる託送コスト及び高圧系統を使用したことによる託送コスト)ではなく、単一の電圧階級の系統を使用した場合に要求される託送コストに抑えることができる。
【0013】
上記課題を解決するための本発明に係るエネルギ融通システムの更に別の特徴構成は、前記グループの少なくとも一部は、前記エネルギ供給設備及びエネルギ需要設備の内の、同一の経済共同体に含まれるエネルギ供給設備及びエネルギ需要設備の少なくとも一方で形成される点にある。
【0014】
上記特徴構成により、他のグループに対してのエネルギ融通計画を作成する際に、経済共同体(グループ)にとっての許容できる経済性の範囲でエネルギ供給設備の運転計画が作成されることを確保することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係るエネルギ融通システムは、発電設備や熱源設備などから電気エネルギや熱エネルギの需給を行う際に、発電設備や熱源設備などのエネルギ供給設備を運転制御して、各エネルギ供給設備をコスト面で効率良く稼働させることを目的とするシステムである。その目的を達成するために、エネルギ供給系統に接続されている1以上のエネルギ供給設備又は1以上のエネルギ需要設備或いはそれらを組み合わせて1以上のグループを形成し、グループを単位として稼働効率を最適化した上で、エネルギ供給設備全体の稼動効率を最適化することを行っている。本実施形態において、エネルギ融通とはエネルギ需要設備が他のグループのエネルギ供給設備からエネルギの供給を受けることであり、エネルギ調達とはエネルギ需要設備が同じグループ内のエネルギ供給設備からエネルギの供給を受けることである。
【0016】
以下に図面を参照して本発明に係るエネルギ融通システムについて説明する。図1に示す電力系統図では、特別高圧系統1と高圧系統2と低圧系統3とを例示しており、各系統の境には配電用変電所4と柱上トランスなどの変圧器5とが設けられている。また、高圧系統2にはグループAが設定されており、このグループAには、負荷設備11を有するサブグループaと、負荷設備12及び熱電併給設備13を有するサブグループbと、負荷設備14及び自然エネルギ発電設備15を有するサブグループcと、発電設備16を有するサブグループdとが含まれる。他方で、低圧系統3にはグループBが設定されており、このグループBには、負荷設備17を有するサブグループeと、負荷設備18及び熱電併給設備19を有するサブグループfと、負荷設備20及び自然エネルギ発電設備21を有するサブグループgとが含まれる。つまり、高圧系統2と低圧系統3の分岐点を境としてグループA及びグループBが設定されている。
【0017】
ここで、負荷設備は電力需要や熱需要を有する設備である。熱電併給設備は、電力及び熱を併せて発生させることのできる設備であり、所定の電力を発生させるような運転を行った場合には、その運転条件に応じた熱量も同時に発生され、他方で所定の熱量を発生させるような運転を行った場合には、その運転条件に応じた電力が同時に発生される。自然エネルギ発電設備は、風力発電設備、太陽光発電設備、波力発電設備などの自然エネルギを利用した発電設備であり、発生する電力量の上限値は風速や日照時間や波の高さなどの気象条件により制限される。
【0018】
以上のことから、サブグループa、eは常に各グループ内外から電力を受け取るエネルギ需要設備である。サブグループb、fは、負荷設備の熱需要が大きい場合には発電される電力量も大きいため、サブグループ内で必要な電力を賄った上で、余剰電力を各グループ内外に送出することができ、負荷設備の熱需要が小さい場合には発電される電力量も小さいため、サブグループ内で必要な電力を賄うことができずに、各グループ内外から不足電力量分を調達する必要がある。サブグループc、gは、発電のために好ましい気象条件時には、サブグループ内で必要とする電力を賄った上で、余剰電力を各グループ内外に送出することができ、発電のために好ましくない気象条件時には、サブグループ内で必要な電力を賄うことができずに、各グループ内外から不足電力量分を調達する必要がある。
【0019】
図1に例示する本発明に係るエネルギ融通システム30とグループA及びグループBとの関係図において、エネルギ融通システム30は、エネルギ供給設備の運転計画を作成する運転制御部31と、エネルギ供給設備を運転することによるグループ間でのエネルギ融通計画及びエネルギ需要設備のグループ内でのエネルギ調達計画を作成する融通・調達計画部32とを備えている。また、運転制御部31及び融通・調達計画部32は、運転計画、エネルギ融通計画及びエネルギ調達計画を作成する際に、負荷設備情報データベース(DB)33と供給設備情報データベース(DB)34と系統設備情報データベース(DB)35と気象情報データベース(DB)36とを参照することができる。そして、エネルギ融通システム30は、一般的なCPU(Central Processing Unit)を中心とした演算処理部と、演算処理部において実行される各種プログラムや、演算処理過程又は演算処理前後の情報を記憶するメモリ、ハードディスクドライブ、外部記憶装置(上述の各データベース等)などの記憶媒体で構成される記憶部と、各負荷設備、各発電設備、各熱電併給設備などとの間の通信経路を確立する通信ネットワーク(図示せず)に接続される通信ポートやキーボードなどの情報入出力手段と、処理結果や処理過程を表示する表示部といった装置を備えて構成される1台または複数台のコンピュータ(情報処理装置)によって実現可能である。
【0020】
負荷設備情報DB33は、各グループ内の負荷設備(エネルギ需要設備)による過去の電気エネルギや熱エネルギなどのエネルギ需要量を収集して記憶している。負荷設備情報DB33に記憶されたエネルギ需要量に関する情報には、収集された日時、曜日、気候などのエネルギ需要量の変動要因が属性情報として併せて記憶されている。従って、融通・調達計画部32によって特定の日時の負荷設備のエネルギ需要量の予測値が導出される場合、その日と同じ属性情報を有する過去のエネルギ需要量が負荷設備情報DB33から読み出されて参照される。
【0021】
供給設備情報DB34は、各グループ内の発電設備、熱電併給設備及び自然エネルギ発電設備などのエネルギ供給設備を稼動させた場合のエネルギ供給可能量やその際のエネルギ発生コストに関する情報が記憶されている。
【0022】
例えば、電力のみを供給することのできる発電設備16のエネルギ供給可能量(発電可能量)の上限値はその定格出力から知ることができ、エネルギ発生コスト(円/kW)は負荷割合に応じたコスト(例えば、定格の50%出力時のコストや定格の75%出力時のコストなど)の形式で知ることができる。
【0023】
熱電併給設備13、19のエネルギ供給可能量は上限値がその定格出力から知ることができ、発電可能量の下限値はある熱量を発生させる際に必然的に発生する電力量で決定される。エネルギ発生コスト(円/kW)は負荷割合に応じたコスト(例えば、定格の50%出力時のコストや定格の75%出力時のコストなど)の形式で知ることができる。
【0024】
自然エネルギ発電設備15、21のエネルギ供給可能量(発電可能量)の上限値はその定格出力から知ることができる。但し、発電可能量を予測する場合には、ある時間帯の気象条件によって上限値の予測が行われる。例えば、自然エネルギ発電設備が風力発電設備である場合、ある時間帯の風速予測に応じて発電可能量の上限値が予測される。また、自然エネルギ発電設備が太陽光発電設備である場合、ある時間帯の日照時間予測に応じて発電可能量の上限値が予測される。エネルギ発生コスト(円/kW)は負荷割合に応じたコスト(例えば、定格の50%出力時のコストや定格の75%出力時のコストなど)の形式で知ることができる。
【0025】
系統設備情報DB35は、図1に示したような負荷設備、熱電併給設備、自然エネルギ発電設備、発電設備の電力系統に対する接続状況などの情報を記憶している。例えば、発電設備16が高圧系統2に接続されており、負荷設備17が低圧系統3に接続されているといった情報や、高圧系統2及び低圧系統3を用いて発電設備16から負荷設備17へ電力の託送を行う場合に発生する既定の託送コストに関する情報などが記憶されている。託送コストは、電力会社が管理する送配電線を使用して電力の託送を行う場合に支払う必要のある料金であり、低圧系統のみを使用して電力の託送を行う場合や低圧系統と高圧系統とを使用して電力の託送を行う場合にはその料金も異なってくる。また、同じ電圧階級であっても異なる電力会社の管理する送電線を跨いで使用して託送を行う場合にはそれぞれの電力会社に託送料金を支払う必要がある。
【0026】
気象情報DB36は、図1に示したような負荷設備、熱電併給設備、自然エネルギ発電設備、発電設備などが設置されている地域の過去の気象情報や、将来の気象予報に関する情報が記憶されている。気象情報としては、気温、天気、湿度、日照時間、日の出時刻、日没時刻、風速、降水量、波の高さなどの気象に関係する情報が該当する。例えば、負荷設備と気象情報との関係では、気温が高くなるという予報が出されている場合には、冷房設備の使用による電力需要量の増大につながる。熱電併給設備と気象情報との関係では、気温が高くなるという予報が出されている場合には、熱電併給設備の運転効率の向上につながる。自然エネルギ発電設備と気象情報との関係では、天気予報が晴れで、日照時間が長くなるとの予報が出されている場合には、例えば太陽光発電設備の発電可能量の上限値の増大につながる。
【0027】
上述のように、エネルギ供給設備の特性として、熱電併給設備は熱需要量に見合った運転を行うため、その運転状況によって発電可能量の下限値が変動する。自然エネルギ発電設備は、風速や日照時間などの気象状態によって発電可能量の上限値が変動する。発電設備は、負荷に追従した運転が可能であり、発電電力量の上限値(定格出力)のみに制限を受ける。
【0028】
以下に、運転制御部31による各エネルギ供給設備の運転計画の作成と、融通・調達計画部32による、各エネルギ供給設備を運転することによるグループ間でのエネルギ融通計画の作成およびエネルギ需要設備のグループ内でのエネルギ調達計画の作成について図1及び図2を参照して説明する。
【0029】
まず工程100において、融通・調達計画部32が負荷設備情報DB33を参照して、エネルギ需要設備(負荷設備)によるエネルギ需要量(電力需要量及び熱需要量)と、エネルギ供給設備からのエネルギ調達可能量及びそのエネルギ調達コストとを導出する。以下の例では、各負荷設備の電力需要量及び熱需要量が表1及び表2に示す値で導出されたものとする。その結果、グループAでの電力需要量は(p1+p2+p3)であり、熱需要量は(q2)である。グループBでの電力需要量は(p5+p6+p7)であり、熱需要量は(q6)である。
【0030】
【表1】
Figure 0003859604
【0031】
【表2】
Figure 0003859604
【0032】
次に、グループ内のエネルギ供給設備によるエネルギ供給可能量(エネルギ需要設備にとってのエネルギ調達可能量)の範囲を導出する。グループAにおいて、熱電併給設備13は熱需要量(q2)を発生させる運転を行うため、発電量範囲の下限値はP2minであり、上限値は定格出力のP2maxであると融通・調達計画部32は導出する。自然エネルギ発電設備15は気象条件に応じて運転されるため、発電量範囲の上限値はP3maxであり、下限値はないとして融通・調達計画部32は導出する。発電設備16の発電量範囲の上限値は定格出力のP4maxであり、下限値はないとして融通・調達計画部32は導出する。また、熱電併給設備13、自然エネルギ発電設備15及び発電設備16の発電コストについては、供給設備情報DB34に記憶されている値を融通・調達計画部32はそれぞれ読み出す。
【0033】
グループBにおいて、熱電併給設備19は熱供給量(q6)を発生させる運転を行うため、発電量範囲の下限値はP6minであり、上限値は定格出力のP6maxであるとして融通・調達計画部32は導出する。自然エネルギ発電設備21は気象条件に応じて運転されるため、発電量範囲の上限値はP7maxであり、下限値はないとして融通・調達計画部32は導出する。また、熱電併給設備19、自然エネルギ発電設備21の発電コストは、供給設備情報DB34に記載されている値を融通・調達計画部32はそれぞれ読み出す。以上の結果を表3及び表4にまとめて示す。
【0034】
【表3】
Figure 0003859604
【0035】
【表4】
Figure 0003859604
【0036】
以上のように、グループAでの発電量範囲(エネルギ供給量範囲の電力に関する値)の上限値は(P2max+P3max+P4max)であり、下限値は(P2min)である。また、グループBでの発電量範囲の上限値は(P6max+P7max)であり、下限値は(P6min)である。
【0037】
次に工程110において、融通・調達計画部32が、グループ毎に自グループのエネルギ供給設備からエネルギ需要設備へのエネルギ調達計画の作成を行う。
【0038】
まず、グループAでは少なくともP2minの電力は熱電併給設備13から調達され、グループBでは少なくともP6minの電力は熱電併給設備19から調達される。そして、各グループA、B内で更に電力を調達する必要がある場合には、各グループA、B内のエネルギ供給設備の内で最も電力調達コスト(発電コスト+託送コスト)の小さいエネルギ供給設備を運転させて、電力を調達するようなエネルギ需要設備のエネルギ調達計画(エネルギ需要設備がどのエネルギ供給設備からどれだけのエネルギの供給を受けるのかという計画)が作成される。尚、各グループA、B内の発電量範囲の上限値が各グループA、B内の電力需要量小計よりも小さいために各グループA、Bで不足電力量が発生する場合には、後述するように他のグループから自グループにその不足電力量分を融通してもらうことになる。尚、図1中では運転制御部31及び融通・調達計画部32の夫々を1つのブロックで図示しているが、これらを1つのコンピュータ(又はCPU)によって実現することもでき、複数のコンピュータによって実現することもできる。また、1つのブロックで図示している融通・調達計画部32は、これが1つのコンピュータ(又はCPU)によって実現されるということに限定するものではない。例えば、各グループでのエネルギ調達計画の作成や後述するエネルギ融通計画の作成が別個のコンピュータ(又は別個のCPU)で実現されることもある。
【0039】
次に工程120において、融通・調達計画部32は、上述のような各グループA、B内でのエネルギ需要量、発電量範囲の下限値及び上限値に関する情報、電力調達コスト(発電コスト、託送コスト等)に関する情報を参照して、他のグループでのエネルギ供給設備で発電され、その電力を自身のグループでのエネルギ需要設備で受電するまでのエネルギ融通コスト(発電コスト+他グループ内託送コスト+グループ間託送コスト+自グループ内託送コスト)の最小化を目的としてグループ間の電力融通量に関するエネルギ融通計画の最適化を計る。その際、自グループのエネルギ供給設備を運転させてエネルギを受け取る場合のエネルギ調達コストよりも、他グループのエネルギ供給設備を運転させてエネルギを受け取る場合のエネルギ融通コストの方が小さい場合も発生する。その場合には、上述した自グループ内での不足電力量分のみの融通を受けるだけでなく、工程110において自グループ内のエネルギ供給設備から受け取るように計画されていたエネルギ分についても、他グループ内のエネルギ供給設備から受け取るようにエネルギ調達計画の修正を行った上で、エネルギ融通計画の作成が行われる。尚、電力会社による商用電力を購入することも、グループ外部からの電力融通の一例である。
【0040】
ここで、発電コストは、単位電力を供給するために必要なコストであり、エネルギ供給設備の動力源となる燃料コスト、起動停止動作に伴う損失コスト、運転効率、エネルギ供給設備を電力系統に連系する際に必要な系統安定化コスト(単独運転防止装置の設置コストなど)、ペナルティコスト(故障などが発生し、電力の供給が不足した場合に必要な事故時補給電力コストなど)などを考慮して決定される。尚、エネルギ供給設備からの排熱利用が行われる場合には、利用される排熱評価額がコストと相殺される。
【0041】
また、託送コストは、エネルギ供給設備から負荷設備に対して電力を託送する際に、その送配電線を管理する電力会社(一般電気事業者)に対して支払う必要のある託送料金に該当する。この託送料金は、電圧階級の異なる送配電線を経由する毎に必要になる場合や、管理する電力会社の異なる送配電線を経由する毎に必要になる場合などがあるが、エネルギ供給設備から負荷設備までの送配電線経路に関する情報は系統設備情報DB35に記憶されているので、その情報を読み込むことで、託送コストを導出することができる。
【0042】
例えば、融通・調達計画部32により、グループAにおいてp10(kW)の不足電力量が導出され、グループBにおいてp10(kW)以上の余剰電力が導出されていた場合、融通・調達計画部32はグループBからグループAに対する電力融通計画を作成することになる。その際、融通・調達計画部32は、グループB内の熱電併給設備19及び自然エネルギ発電設備21の発電コスト、発電量範囲の上限値及び下限値に関する情報を参照して、どちらの設備を余計に運転させてグループAに融通させることがコスト的に好ましいかを判定する。また、グループA内のエネルギ供給設備を運転させてエネルギを受け取る場合のエネルギ調達コストよりも、他グループ内のエネルギ供給設備を運転させてエネルギを受け取る場合のエネルギ融通コストの方が小さい場合には、グループAにおいて発生したp10(kW)の不足電力量よりも多くの電力量のエネルギ融通がグループBからグループAに対して行われることもあり、その際には、グループAのエネルギ調達計画も修正される。また、グループBから融通してもらうよりも電力会社からの商用電力による融通コストの方が低い場合には、融通・調達計画部32はそちらを選択する。
【0043】
次に工程130において、運転制御部31は、各グループに関して作成されたエネルギ調達計画とエネルギ融通計画とを融通・調達計画部32から伝達される。そして、運転制御部31は、エネルギ調達計画とエネルギ融通計画とを参照して、各エネルギ需要設備のエネルギ需要を満足させる上記エネルギ融通計画及び上記エネルギ調達計画に応じて、どのエネルギ供給設備をどのような出力で運転させればよいのかという運転計画を作成する。その後、作成された運転計画が各エネルギ供給設備に伝達され、その運転計画に従った運転が行われる。
【0044】
以上のように、融通・調達計画部32が、エネルギ需要設備のグループ内でのエネルギ調達コストの最小化が計られた上での、グループ内でのエネルギ調達が最適化されたエネルギ調達計画を作成するとともに、グループ間でのエネルギ融通コストを最小化することを目的としてグループ間でのエネルギ融通が最適化されたエネルギ融通計画の作成を行うことで、各グループのエネルギ調達コストの最小化が計られた上で、すべてのグループ全体のコストの最小化が計られたエネルギ供給設備の運転計画が作成されるので、各グループが独立した経済共同体である場合、又は各グループが同一の経済共同体であるに拘わらず、各グループ又はグループ全体の利益を考慮したエネルギ供給設備の運転計画を行うことができる。
【0045】
<別実施形態>
<1>
上述の実施形態では、グループA、Bという2つのグループ間でエネルギの融通を行う場合について例を挙げて説明を行ったが、更に多くのグループがある場合にも同様の説明を適用することができる。例えば、グループA、B、C、Dがあり、グループAにはエネルギ供給設備a1及びエネルギ供給設備a2が、グループBにはエネルギ供給設備b1及びエネルギ供給設備b2が、グループCにはエネルギ供給設備c1及びエネルギ供給設備c2が、グループDにはエネルギ供給設備d1及びエネルギ供給設備d2が配置されている場合を考える。ここで、グループAにおいて不足電力量が発生し、他方でグループB、C、Dでは余剰電力量が発生する場合、融通・調達計画部32は、各エネルギ供給設備b1、b2、c1、c2、d1、d2で発電を行い、その電力がグループAで受電されるまでのエネルギ融通コストを導出して互いに比較する。そして、融通・調達計画部32はエネルギ融通コストが最小になるようなエネルギ融通計画を作成する。ここで、グループAに対するエネルギ融通は、複数のエネルギ供給設備により実施されることもある。
【0046】
このように、エネルギ供給設備からエネルギ需要設備へグループ内(サブグループ間)或いはグループ間でエネルギ融通を行う場合に融通・調達計画部32によって考慮されるのが託送コストである。従って、エネルギ供給設備及びエネルギ需要設備の組み合わせを自在にしてグループの設定ができるのであれば、電圧階級の境界を跨がずに接続されているエネルギ供給設備及びエネルギ需要設備を1つのグループとすることが託送コストを低減させる上で好ましい。つまり、各グループが、電力系統中に設置されている配電用変電所4や変圧器5などの電圧階級の境界で送配電線を区分して決定されることが好ましい。また、自営線により複数のエネルギ供給設備とエネルギ需要設備とを接続して、電圧階級の境界を跨がずに接続されているエネルギ供給設備及びエネルギ需要設備によるグループを新たに形成しても構わない。
【0047】
<2>
各グループの設定にあたっては、1つのグループが同一の経済共同体(例えば、同じ会社である場合、提携している会社である場合、自治体の行政区域などのコスト・利益を共有する共同体)を構成するエネルギ供給設備及びエネルギ需要設備の少なくとも一方を含むように形成することが好ましい。本発明に係るエネルギ融通システムでは、各グループ間でのエネルギ融通計画を作成する際にグループ内の経済性を損なわないことが条件となっているので、経済共同体(グループ)にとっての許容できる経済性の範囲でエネルギ供給設備の運転計画が作成されることを確保することができる。
【0048】
<3>
各グループA、B内のサブグループ間での電力調達の場合と同様に、サブグループ間で熱調達を行うこともできる。その場合には、各グループA、Bの範囲を熱調達可能な範囲(例えば、温水調達配管の敷設範囲など)で設定し、他のグループに対しては熱融通を行うことができない制約条件の下で、上述と同様のエネルギ供給設備の運転計画とグループ間でのエネルギ融通計画を作成することができる。この場合、各グループが、熱調達可能範囲の境界で送配電線を区分して決定される。
【0049】
<4>
上述の実施形態ではエネルギ融通コスト及びエネルギ調達コストとして発電コストと託送コストとを説明したが、他の金銭的パラメータをエネルギ融通コスト及びエネルギ調達コストに含めることもできる。例えば、グループ内への電力販売額と、グループ間での電力販売額と、発電コストと託送コストなどのコストとを併せて考慮することができる。この場合には、発電コストと託送コストなどのコストは最小ではないものの、電力販売額が大きいためにトータルでのコストが小さくなる条件(つまり、グループの利益が大きくなる条件)を見つけ出すことができるという利点がある。
【0050】
<5>
上述の実施形態では、エネルギ供給設備からエネルギ需要設備への送電量に制限をかけることなしに各エネルギ供給設備の運転計画を作成していた。しかし、エネルギ供給設備からエネルギ需要設備への送電に電力会社が管理運営する電力系統を使用する場合には、電力系統の安定化という観点からその送電量に制約が設けられている場合があり、その場合には、その制約条件を含めた上で各エネルギ供給設備の運転計画を作成する必要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】エネルギ供給設備及びエネルギ需要設備とエネルギ融通システムとの関係を説明する図である。
【図2】エネルギ供給設備の運転計画の作成工程を説明する図である。
【符号の説明】
1 特別高圧系統
2 高圧系統
3 低圧系統
4 配電用変電所
5 変圧器
11、12、14、17、18、20 負荷設備
13、19 熱電併給設備
15、21 自然エネルギ発電設備
30 エネルギ融通システム
31 運転制御部
32 融通・調達計画部
33 負荷設備情報データベース(DB)
34 供給設備情報データベース(DB)
35 系統設備情報データベース(DB)
36 気象情報データベース(DB)

Claims (4)

  1. 1以上のエネルギ供給設備又は1以上のエネルギ需要設備を含むように、或いはそれらを組み合わせて含むように形成される複数のグループについて、前記エネルギ供給設備の運転計画を作成する運転制御部と、前記エネルギ供給設備を運転することによる前記グループ間でのエネルギ融通計画及び前記エネルギ需要設備の前記グループ内でのエネルギ調達計画を作成する融通・調達計画部とを備え、
    前記融通・調達計画部が、前記エネルギ需要設備の前記グループ内でのエネルギ調達コストの最小化が計られた上での、前記グループ内でのエネルギ調達が最適化されたエネルギ調達計画を作成するとともに、前記グループ間でのエネルギ融通コストを最小化することを目的として前記グループ間でのエネルギ融通が最適化されたエネルギ融通計画の作成を行って、前記運転制御部が、前記エネルギ融通計画及び前記エネルギ調達計画に従った前記エネルギ供給設備の運転計画を作成するエネルギ融通システム。
  2. 前記融通・調達計画部は、前記エネルギ需要設備によるエネルギ需要量を導出し、前記グループ内のエネルギ供給設備からのエネルギ調達可能量範囲及び前記エネルギ調達コスト、並びに前記グループ外のエネルギ供給設備からのエネルギ融通可能量範囲及び前記エネルギ融通コストを導出し、
    前記エネルギ需要量、前記エネルギ調達可能量範囲、前記エネルギ調達コスト、前記エネルギ融通可能量範囲、及び前記エネルギ融通コストを参照して、前記エネルギ融通計画及び前記エネルギ調達計画を作成する請求項1に記載のエネルギ融通システム。
  3. 前記グループの少なくとも一部は、電力系統に接続される前記エネルギ供給設備及び前記エネルギ需要設備を前記電力系統の電圧階級の境界で区分して形成される請求項1または請求項2に記載のエネルギ融通システム。
  4. 前記グループの少なくとも一部は、前記エネルギ供給設備及びエネルギ需要設備の内の、同一の経済共同体に含まれるエネルギ供給設備及びエネルギ需要設備の少なくとも一方で形成される請求項1から請求項3の何れか1項に記載のエネルギ融通システム。
JP2003060441A 2003-03-06 2003-03-06 エネルギ融通システム Expired - Fee Related JP3859604B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003060441A JP3859604B2 (ja) 2003-03-06 2003-03-06 エネルギ融通システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003060441A JP3859604B2 (ja) 2003-03-06 2003-03-06 エネルギ融通システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004274851A JP2004274851A (ja) 2004-09-30
JP3859604B2 true JP3859604B2 (ja) 2006-12-20

Family

ID=33122982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003060441A Expired - Fee Related JP3859604B2 (ja) 2003-03-06 2003-03-06 エネルギ融通システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3859604B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4919460B2 (ja) * 2005-11-22 2012-04-18 大阪瓦斯株式会社 電力グリッドシステム
JP4546389B2 (ja) * 2005-11-30 2010-09-15 日本電信電話株式会社 系統協調型変動抑制システムおよび出力変動抑制方法
JP5427458B2 (ja) * 2009-04-08 2014-02-26 株式会社Nttファシリティーズ 電力供給制御装置、電力供給制御方法および電力供給システム
JP5487908B2 (ja) * 2009-11-24 2014-05-14 株式会社明電舎 分散電源系統の電熱需給制御システムおよび電熱需給制御方法
WO2014033893A1 (ja) * 2012-08-31 2014-03-06 株式会社日立製作所 電力融通グループ作成方法、および電力融通グループ作成装置
JP6363379B2 (ja) * 2014-04-10 2018-07-25 株式会社日立製作所 エネルギー需要管理装置、エネルギー需要管理システム、及びエネルギー需要管理方法
JP6164241B2 (ja) * 2015-04-02 2017-07-19 ダイキン工業株式会社 給湯装置
JP6520462B2 (ja) * 2015-06-26 2019-05-29 株式会社明電舎 分散型エネルギーシステムの運転計画作成装置および運転計画作成方法
JPWO2017146243A1 (ja) * 2016-02-25 2018-11-29 京セラ株式会社 電力管理サーバ、電力管理システム、及び電力管理方法
JP6669148B2 (ja) * 2017-10-23 2020-03-18 株式会社豊田中央研究所 エネルギーシステム最適化装置
JP2021065041A (ja) * 2019-10-15 2021-04-22 株式会社豊田中央研究所 エネルギーシステム最適化装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004274851A (ja) 2004-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ghadi et al. From active distribution systems to decentralized microgrids: A review on regulations and planning approaches based on operational factors
Eslami et al. A new formulation to reduce the number of variables and constraints to expedite SCUC in bulky power systems
Koraki et al. Wind and solar power integration in electricity markets and distribution networks through service-centric virtual power plants
Joskow Creating a smarter US electricity grid
Oh Optimal planning to include storage devices in power systems
Zoka et al. An economic evaluation for an autonomous independent network of distributed energy resources
US8612062B2 (en) Energy management system and energy management method
US20040128266A1 (en) Method for optimizing energy consumption and cost
Baldick et al. Contract paths, phase-shifters, and efficient electricity trade
JP3859604B2 (ja) エネルギ融通システム
Narimani et al. SAIDI constrained economic planning and utilization of central storage in rural distribution networks
Moncecchi et al. Energy sharing in renewable energy communities: The Italian case
Salkuti et al. Congestion management using multi-objective glowworm swarm optimization algorithm
Lee et al. Development of energy storage system scheduling algorithm for simultaneous self-consumption and demand response program participation in South Korea
JP3986735B2 (ja) 電力系統制御装置及び記憶媒体
Hao et al. Locational marginal pricing in the campus power system at the power distribution level
Jalali et al. Distributed model for robust real-time operation of distribution systems and microgrids
Sharma et al. Optimization of solar grid-based virtual power plant using distributed energy resources customer adoption model: A case study of Indian power sector
Mann Smart incentives for the smart grid
Abdelwahab et al. An optimal resource allocation for future parking lots with charger assignment considering uncertainties
Fesagandis et al. Resilient scheduling of networked microgrids against real-time failures
Wong et al. Coordination of investor-owned DG capacity growth in distribution systems
Gu et al. Transmission expansion planning considering economic and reliability criteria
Zhang et al. Bilevel economic operation of distribution networks with microgrid integration
Lin Market-based transmission planning model in PJM electricity market

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150929

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees