JP2007006211A - 車載端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドライバーが車内に持込んだ携帯電話機を使用して通話する場合に、通信モジュール内蔵型車載端末装置に搭載しているハンズフリー機能を用いてハンズフリー通話を可能にする。
【解決手段】 無線通信手段101と、無線通信手段の発着信操作を行う操作手段106と、音声入力手段107と、音声出力手段108と、無線通信手段101からの入出力音声信号を制御し音声入力手段と音声出力手段を入出力制御する通話制御手段と、操作手段106からの入力により無線通信手段の制御を行う制御手段105を備え、携帯電話機と接続する外部携帯電話接続手段102と、携帯電話機もしくは無線通信手段101のいずれかを通話制御手段に入出力するように切替える音声切替手段104を備え、無線通信手段101と外部携帯電話接続手段102に接続した携帯電話機のいずれを用いた場合も、受話器を持たずに音声通話を可能とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、音声通話機能を有する無線通信モジュールを搭載した車載端末装置に関し、特に受話器を持たずに通話が可能なハンズフリー通話に対応した車載端末装置に係わる。
従来、自動車内で携帯電話機を用いて音声通話を行う場合、端末機の受話器を手に取ることなく通話が可能なハンズフリー装置やマイクとヘッドホンが一体化したヘッドセットが用いられている。自動車内で携帯電話機をハンズフリー装置に接続して使用する場合、ハンズフリー装置に搭載されている操作釦を押下することで携帯電話機の発着信機能を代行する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、自動車を運転中の事故や急病などの緊急時の連絡及び、ホテルの予約、駐車場情報などの周辺情報の取得をサービスセンタに接続して行うテレマティクスサービスの利用に車載端末装置が利用されている。この車載端末装置には、ドライバーが車内に持込む携帯電話機を通信装置として使用するタイプと、専用通信モジュールを搭載するタイプが現在使用されている。図18は、専用通信モジュールを搭載する車載端末装置内部構成の一例を示す図であり、1801は音声通話やメールの送受信及びデータ通信を無線で行う内蔵携帯電話部、1802は受話器を持たずに通話が可能なハンズフリー通話を提供するハンズフリー装置部、1803は操作部1804からの要求に応じて車載端末装置の制御を行う車載端末制御部、1804は発信処理、着信処理などユーザが車載端末装置1800の操作を行う操作部、1805はマイクなどの音声入力部、1806はスピーカなどの音声出力部である。ユーザは、操作部1804からの入力操作により、内蔵携帯電話部1801からサービスセンタに接続してオペレータと音声通話を行う。また、サービスセンタとデータ通信接続して必要な周辺情報などをダウンロードすることができる。
特開2004−134977号公報
車内に持込んだ携帯電話機を用いて通話を行う場合、運転中は受話器を持った通話は法令で禁止されているため、別途ハンズフリー装置を用意しなければならない。上記専用通信モジュール内蔵型車載端末装置の場合、ドライバーは車載端末装置に内蔵した専用通信モジュールを使用してハンズフリー通話が行える。しかし、専用通信モジュールには専用の電話番号が割当てられているため、車外で使用している携帯電話や、自宅の固定電話の電話番号とは異なる。そのため運転中のドライバーがハンズフリー通話を行うためには、発信先からドライバーの携帯電話ではなく専用通信モジュールに割当てられた電話番号に発信してもらう必要がある。また、専用モジュール側からの発信の場合、相手先には携帯電話や固定電話とは別の電話番号が通知される。以上の通り、ドライバーが運転中か否かで発信者は発信電話番号を切替えて使用しなければいけないという問題がある。
また上記特許文献1では、ハンズフリー装置の発信用操作釦を押下時に発信する電話番号を、付属のタッチパネルを使用してメモリに記録する方法について紹介されている。しかし、タッチパネルなどの表示装置を搭載しないハンズフリー装置を使用する場合は、指定の番号を発信釦に割り当てできないという問題がある。
本発明の目的は、ドライバーが車内に持込んだ携帯電話機を使用して通話する場合に、通信モジュール内蔵型車載端末装置に搭載しているハンズフリー機能を用いてハンズフリー通話を可能にすることである。また、表示装置を搭載しない車載端末装置に具備した操作釦に、持込んだ携帯電話機に記憶している特定のダイヤル番号を割当てる方法を提供することで、ドライバーが操作釦をワンタッチするだけで特定のダイヤル番号に発信可能にすることである。
上記課題を解決する為に、第1の本発明の車載端末装置は、少なくとも音声通話が可能な無線通信手段と、該無線通信手段の発着信操作を行う操作手段と、音声入力手段と、音声出力手段と、利用者が受話器を持たずに音声通話が可能となるように該無線通信手段からの入出力音声信号を制御し該音声入力手段と該音声出力手段へ入出力制御する通話制御手段と、該操作手段からの入力により該無線通信手段の制御を行う制御手段を備え、携帯電話機と接続して音声発着信制御を行う制御コマンド及び音声信号の入出力を行う外部携帯電話接続手段と、該外部携帯電話接続手段に接続した携帯電話機もしくは該無線通信手段から入出力される音声信号のいずれかを該通話制御手段に入出力するように切替える音声切替手段を備え、該無線通信手段と該外部携帯電話接続手段に接続した携帯電話機のいずれを用いた場合も、受話器を持たずに音声通話を可能とする車載端末装置であり、無線通信手段を使用した通話と、外部携帯電話接続手段に接続した携帯電話機を使用した通話のいずれの場合でも通話制御手段を用いたハンズフリー通話が可能となる。
第2の本発明の車載端末装置は、第1の本発明の車載端末装置と同じ構成に加えて、前記外部携帯電話接続手段に接続した携帯電話機が着信したとき、前記制御手段は、前記外部携帯電話接続手段経由で携帯電話機の着信検出通知コマンドを受信し、前記音声切替手段により、前記外部携帯電話接続手段と前記通話制御手段とが接続するように切替える車載端末装置であり、通話時の接続切り替えを自動で行うことが可能となる。
第3の本発明の車載端末装置は、少なくとも音声通話が可能な無線通信手段と、該無線通信手段の発着信操作を行う操作手段と、該操作手段からの入力により該無線通信手段の制御を行う制御手段と、該操作手段により発信操作を行う場合の発信先電話番号を格納する記録手段と、携帯電話機と接続して音声発着信制御コマンド及び前記携帯電話機に記録されている電話番号情報を取得する制御コマンド及び音声信号の入出力を行う外部携帯電話接続手段とを備え、前記外部携帯電話接続手段に接続した携帯電話機の液晶ディスプレイに表示した電話番号情報を前記外部携帯電話接続手段経由で取得し、前記操作手段による発信処理時の発信先電話番号として前記記録手段に記録するように動作する車載端末装置であり、外部携帯電話接続手段に接続した携帯電話機に記録されている電話番号を車載端末装置の発信先として登録することが可能になる。
第4の本発明の車載端末装置は、第1の本発明の車載端末装置と同じ構成に加えて、前記無線通信手段の使用中に前記外部携帯電話接続手段に接続している携帯電話機に着信が入ったときに、発信元電話番号情報を含む着信履歴情報を取得し格納する着信情報記録手段と、該無線通信手段を用いた音声通話の切断後、該着信情報記録手段に記録した着信履歴を音声データに合成し前記音声出力手段に出力する音声合成手段とを備える車載端末装置であり、外部携帯電話接続手段に接続した携帯電話機を使用して通話中に無線通信手段に着信が入った場合でも音声切替手段を切替えて通話を行うことが可能になる。
第5の本発明の車載端末装置は、第1の本発明の車載端末装置と同じ構成に加えて、前記外部携帯電話接続手段に接続した携帯電話機に保留音を出力する保留音出力手段を備え、該外部携帯電話接続手段に接続した携帯電話機の使用中に前記無線通信手段に着信が入った場合、前記音声切替手段を該無線通信手段と前記通話制御手段を接続するように切替え、該外部携帯電話接続手段に接続している携帯電話機に該保留音出力手段から保留音声を出力するように動作する車載端末装置であり、無線通信手段で通話中に、外部携帯電話接続手段に接続した携帯電話機に着信が入った場合でも無線通信手段での通話終了後に操作することなく着信情報を取得することが可能となる。
第6の本発明の車載端末装置は、少なくとも音声通話が可能な無線通信手段と、該無線通信手段の発着信操作を行う操作手段と、音声入力手段と、音声出力手段と、利用者が受話器を持たずに音声通話が可能となるように該無線通信手段からの入出力音声信号を制御し該音声入力手段と該音声出力手段へ入出力制御する通話制御手段と、該操作手段からの入力により該無線通信手段の制御を行う制御手段と、携帯電話機と接続して音声発着信を行う制御コマンド及び音声信号の入出力を行う外部携帯電話接続手段と、該外部携帯電話接続手段に接続する携帯電話機の電話番号を記録する登録手段と、該外部携帯電話接続手段に接続する携帯電話機もしくは該無線通信手段から入出力される音声信号のいずれかを該通話制御手段に入出力するように切替える音声切替手段を備えた車載端末装置であって、前記車載端末装置の起動時に該登録手段に登録した電話番号の携帯電話機が該外部携帯電話接続手段に接続されていないことを検出すると、前記携帯電話機への着信を該無線通信手段に転送するよう設定する車載端末装置であり、携帯電話機の車への持込みを忘れた場合でも、携帯電話機の着信は車載端末装置に転送され通話が可能となる。
第7の本発明の車載端末装置は、第6の本発明の車載端末装置と同じ構成に加えて、前記携帯電話機への着信を前記無線通信手段に転送設定している場合は、自装置の動作終了時に前記携帯電話機の着信転送設定を解除するように動作する車載端末装置であり、ドライバーが運転中以外は持込携帯電話機の転送切替えを自動で行うことが可能となる。
本発明により、通信モジュール内蔵型車載端末装置に外部携帯電話機を接続し、内蔵通信モジュール及び外部携帯電話機のいずれを用いた場合でもハンズフリー通話が可能となる。また、通信モジュール内蔵型車載端末装置の操作釦に外部携帯電話機に記憶されているアドレス情報の中から指定した電話番号を容易に割当てることが可能になる。また、内蔵通信モジュール及び外部携帯電話機のいずれかで通話中に他方に着信した場合でも、切替接続、もしくは通話後の着信先確認が可能となる。また、外部接続用の携帯電話機を車内に持ち込まなかった場合でも内蔵通信モジュールに着信転送して通話が可能となる。
本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明の車載端末装置の実施例を、図面によって説明する。
実施例1を説明する。図1は、本発明の車載端末装置を使用する場合のシステム全体構成の一例を示した図であり、100は車載端末装置、200はドライバー400が所持し自動車300に持込む携帯電話機、300は車載端末装置100を搭載する自動車、400は自動車300を運転するドライバー、500は交通事故や故障など自動車300で発生した場合にドライバー400が連絡し内容に応じた対応処理を行う緊急サービスセンタ、600は駐車情報や交通情報、周辺情報などドライバー400が取得したい情報を提供する情報サービスセンタ、700は緊急サービスセンタ500、情報サービスセンタ600と自動車300に設置した車載端末装置100を無線通信で接続する無線ネットワークである。
図2は、車載端末装置100の内部構成を示す図であり、101は音声通話やメールの送受信及びデータ通信を無線で行う内蔵携帯電話部、102は携帯電話機200を車載端末装置100と接続し音声信号や携帯電話機200の発着信制御などを行う制御データの送受信を行う外部携帯接続部、103は内蔵携帯電話部101もしくは外部携帯接続部102に接続した携帯電話機からの入出力音声信号を制御し音声入力部107と音声出力部108へ入出力制御を行うことで受話器を持たずに通話が可能なハンズフリー通話を提供するハンズフリー装置部、104はハンズフリー装置部103を内蔵携帯電話部101と外部携帯接続部102のいずれかに接続する音声切替スイッチ、105は操作部106からの要求処理や、外部携帯接続部102を介して携帯電話機200と制御データの送受信処理、及び音声切替スイッチ104の制御を行う車載端末制御部、106は発信処理、着信処理など車載端末装置100の操作を行う操作部、107はマイクなどの音声入力部、108はスピーカなどの音声出力部である。
図3は、車載端末装置100の操作部106の内部構成を示す図であり、1061は着信時の接続及び通話中の切断に使用する通話/終話ボタン、1062は発信先1への発信要求を行う発信1ボタン、1063は発信先2への発信要求を行う発信2ボタン、1064は発信先3への発信要求を行う発信3ボタンである。このように、操作部106は、発信用ボタン3種類と通話接続・切断用ボタンの4種のボタンで構成する。各ボタンが押下されると、車載端末制御部105がこれを検出する。
図4は、車載端末装置100の車載端末制御部105の内部構成を示す図であり、1051は自動車300に搭載されているエアバッグやセンサーなどが作動したことを検出する緊急状態検出部、1052は操作部106で押下されたボタン情報を取得する操作ボタン検出部、1053は発信1ボタン1062、発信2ボタン1063、発信3ボタン1064に割当てられている発信先の電話番号情報を記憶しておく電話番号情報記憶部、1054は外部携帯接続部102に接続された携帯電話機200の発着信やメールの送受信、アドレス帳情報の送受信制御等を行う外部携帯制御部、1055は内蔵携帯電話部101の発着信やメールの送受信、データ通信制御を行う内蔵携帯電話制御部、1056は自動車300の位置情報を取得するGPSを搭載した位置情報取得部、1057は外部携帯制御部1054や内蔵携帯電話制御部1055に着信が入った場合にハンズフリー装置部103を介して音声出力部108から着信表示音を出力する着信表示部、1058は車載端末制御部105全体の制御を行う制御部である。
図1、図2、図3、及び図4を用いて上記車載端末装置100の動作例を説明する。車載端末制御部105は、操作部106のボタン押下により特定の発信先へ接続するように動作する。発信1ボタン1062は緊急連絡先として緊急サービスセンタ500への接続に使用し、発信2ボタン1063は情報提供を行う情報サービスセンタ600への接続に使用する。発信3ボタン1064はドライバー400が割当てた任意の電話番号への接続に使用する。発信1ボタン1062と発信2ボタン1063の押下により発信する発信先は固定でドライバー400は自由に変更できない。一方、発信3ボタン1064の押下により発信する発信先はドライバー400が変更可能である。
例えば交通事故発生時にドライバー400が発信1ボタン1062を押下した場合や、緊急状態検出部1051でエアバッグやセンサーが作動したことを検出した場合、制御部1058は自動車300の位置情報を位置情報取得部1056から取得し内蔵携帯電話制御部1055から内蔵携帯電話部101に対し緊急サービスセンタ500へ発信するように要求する。緊急サービスセンタ500と車載端末装置100との接続が完了すると、制御部1058は発信要因と位置情報を緊急サービスセンタ500へ送信することで状況を通知する。またドライバー400は、緊急サービスセンタ500のオペレータとハンズフリー装置部103を用いて音声通話を行い、状況を通知することができる。
ドライバー400が駐車情報や交通情報などの周辺情報を取得したい場合は、発信2ボタン1063を押下し、情報サービスセンタ600へ接続する。発信2ボタン1063が押下されたことを操作ボタン検出部1052が検出すると、これを受けて制御部1058は内蔵携帯電話制御部1055から内蔵携帯電話部101に対し情報サービスセンタ600へ発信するように要求する。情報サービスセンタ600と接続が完了すると、ドライバー400は情報サービスセンタ600のオペレータとハンズフリー装置部103を用いて音声通話を行い、周辺情報を取得することができる。
図5は、携帯電話装置200の内部構成を示す図であり、201は液晶ディスプレイ等の表示部、202は電話番号情報を格納している電話帳情報部、203は通話やデータ通信を行うための無線通信部、204は携帯電話装置200を操作する操作部、205は携帯電話装置200の音声通話処理、データ通信処理を行う携帯電話制御部、206は車載端末装置100と接続し音声信号、制御データを送受信する外部接続部である。
図6は、車載端末装置300に接続した携帯電話装置200を用いて音声通話を行う場合のシーケンス図である。
図1、図2、図3、図4、図5及び図6を用いて車載端末装置300に携帯電話装置200を接続し、携帯電話装置200を用いたハンズフリーで音声通話を行う場合の動作について説明する。ドライバー400は、自動車300に持込んだ携帯電話機200を、外部接続部206を介して外部携帯接続部102に接続することで車載端末装置100と接続する(S601)。外部から携帯電話機200に着信が入ると(S602)、携帯電話機200は、外部接続部206から車載端末装置100に着信通知情報を送信する(S603)。車載端末装置100では、外部携帯接続部102を経由し外部携帯制御部1054が着信通知情報を受信し制御部1058に送信すると、制御部1058は音声切替スイッチ104を外部携帯接続部102とハンズフリー装置部103を接続するように切替える(S604)。また、制御部1058は着信表示部1057に着信表示音を出力するように要求すると、ハンズフリー装置部103を介し音声出力部108から着信表示音が出力される。ドライバー400は、これを受けて着信接続を行うために通話/終話ボタン1061を押下すると(S605)、操作ボタン検出部1052がこれを検出し制御部1058へ送信する。制御部1058は、外部携帯電話制御部1054に回線接続要求を送信すると、外部携帯電話制御部1054は、外部携帯接続部102を介し携帯電話機200に回線接続要求コマンドを送信する(S606)。携帯電話機200では、携帯電話制御部205が外部接続部206を介し回線接続要求コマンドを受信すると、無線通信部203に対し回線接続要求を行う(S607)。携帯電話機200の回線接続処理が完了すると、車載端末装置100に搭載のハンズフリー装置部103を使用したハンズフリーでの音声通話が可能になる(S608)。ドライバー400が通話を終了する場合は、通話/終話ボタン1061を押下する(S609)。操作ボタン検出部1052がこれを検出し制御部1058に通知すると、制御部1058は音声切替スイッチ104を内部携帯電話部101側に切替え(S610)、外部携帯制御部1054に回線切断要求を出力する。外部携帯制御部1054は、外部携帯接続部102を介し携帯電話機200に回線切断要求コマンドを送信する(S611)。携帯電話機200の携帯電話制御部205が外部接続部206を介して回線切断要求コマンドを受信すると、無線通信部203に対し回線切断要求を行い回線切断する(S612)。
このように、車載端末装置100に接続した携帯電話機200に外部から着信が入った場合、車載端末装置100が音声切替スイッチ104を外部携帯電話接続部102側に切替えることで、ドライバー400はハンズフリー装置部103を携帯電話機200のハンズフリー装置として使用することが可能となる。
なお、本実施例では、操作部106に設けた操作ボタンは4種類としたが特にこれに限定するものではない。また、本実施例で車載端末装置100の外部携帯接続部102に携帯電話機200を接続する場合の接続方法については、USB(Universal Serial Bus)ケーブルや専用シリアルケーブルなど有線接続する場合や、Bluetooth、UWB(Ultra Wide Band)、無線LAN(IEEE802.11b,11a,11g)などの無線接続方式で接続することを想定している。
本発明の車載端末装置の第二の実施例を図面によって説明する。図7は、車載端末装置100の発信3ボタン1064に任意の電話番号を設定する場合のシーケンス図である。
図8は、車載端末装置100の車載端末制御部105が管理する電話番号情報記憶部1053に記録されている操作部106の各発信ボタンに割り付けられた電話番号情報リストである。
図9は、車載端末装置100の発信3ボタン1064を押下時に発信する電話番号として登録する電話番号情報を携帯電話機200の表示部201に表示した場合の画面例である。
図1、図2、図3、図4、図5、図7、図8及び図9を用いて車載端末装置100の発信3ボタン1064を押下時に発信する電話番号に、携帯電話装置200の電話帳情報部202に登録されている任意の電話番号を設定する動作について説明する。ドライバー400は、自動車300に持込んだ携帯電話機200を、外部接続部206を介して外部携帯接続部102に接続することで車載端末装置100と接続する(S701)。携帯電話機200の電話帳情報部202に登録されている電話番号の中から、発信3ボタン1064押下時に発信する電話番号を選択し、図9のように表示部201に表示する(S702)。携帯電話制御部205は、外部接続部206を介して登録する電話番号を選択表示していることを車載端末装置100へ送信する(S703)。外部携帯接続部102を介し外部携帯制御部1054がこれを受信すると制御部1058は電話番号登録モードへ移行する(S704)。その後、ドライバー400が発信3ボタン1064を長押し(例えば5秒間連続)すると(S705)、制御部1058は外部携帯制御部1054に現在表示している電話番号情報の取得要求を行う。外部携帯制御部1054は外部携帯接続部102を介し携帯電話機200に表示中電話番号情報要求コマンドを送信する(S706)。携帯電話装置200では、外部接続部206を介して携帯電話制御部205が表示中電話番号情報要求コマンドを受信すると、現在表示部201に表示中の電話番号情報を電話帳情報部202から取得し(S707)、外部接続部206を介して車載端末装置100に送信する(S708)。車載端末装置100では、外部携帯接続部102を介して外部携帯制御部1054が表示中電話番号情報を受信すると、制御部1058は発信3ボタン1064押下時用発信番号として、図8の通り電話番号と発信先名称を電話番号情報記憶部1053に記録する(S709)。以後、車載端末装置100で発信3ボタン1064が押下された場合、制御部1058は、電話番号情報記憶部1053に記録した発信3ボタン用の電話番号に発信するように内蔵携帯電話部101もしくは外部携帯接続部102を介して携帯電話機200を制御する。
このように、ドライバー400が自動車300に持込んだ携帯電話機200の電話帳情報部202と表示部201を用いることで、表示装置を搭載しない車載端末装置100の操作ボタンに任意の電話番号を割り付けることが可能となる。なお、本実施例は、上述した機能を有する携帯電話機を対象とする。
本発明の車載端末装置の第三の実施例を図面によって説明する。図10は、車載端末装置100の内蔵携帯電話部101を用いて情報サービスセンタ600と通話中に、携帯電話機200に着信が入った場合の車載端末装置100の動作シーケンス図である。
図11は、車載端末装置100の車載端末制御部105の内部構成を示す図であり、1051から1058は図4の車載端末制御部105と同じである。1059は内蔵携帯電話部101が通話中に、外部携帯接続部102から携帯電話機200の着信情報を受信した場合に携帯電話機200から受信した着信情報(発信元電話番号)を記録する着信情報記録部、1060は着信情報記録部1059に記録した着信情報を音声データに合成しハンズフリー装置部103に出力する音声合成部である。
図12は、車載端末装置100の車載端末制御部105が管理する電話番号情報記憶部1053に記録されている電話番号情報リストで、操作部106の各発信ボタンに割り付けた電話番号情報である。
図1、図2、図3、図5、図10、図11、及び図12を用いて、車載端末装置100の内蔵携帯電話部101から情報サービスセンタ600と通話中に、携帯電話機200に着信が入った場合の車載端末装置100の動作について説明する。図3の操作部106の各発信ボタンには、図12に示したとおり発信先が割当てられている。さらに発信に使用する通信手段として、発信1ボタン1062と発信2ボタン1063押下時は内蔵携帯電話部101を使用し、発信3ボタン1064押下時は外部携帯接続部102に接続している携帯電話機200を使用する。
車載端末装置100の内蔵携帯電話部101を用いて情報サービスセンタ600と通話中に(S1001)、携帯電話機200に着信が入ると(S1002)、携帯電話機200は発信元電話番号を含む着信通知情報を車載端末機100に送信する(S1003)。車載端末制御部105は、着信通知情報を着信情報記録部1059に記録する(S1004)。その後、情報サービスセンタ600との通話の切断処理が行われると(S1005)、内蔵携帯電話部101から回線切断通知を車載端末制御部105の内蔵携帯電話制御部1055が受信する(S1006)。これを受けて制御部1058は、先に着信情報記録部1059に記録した着信通知情報を読出し、音声合成部1060で音声データに変換した後、ハンズフリー装置部103から音声出力部108に出力する。
以上により、ドライバー400が内蔵携帯電話部101を用いて情報サービスセンタ600と通話中に入った携帯電話機200への着信に、接続する事ができなかった場合でも、通話終了後に発信先を確認することが可能になる。
なお、本実施例では車載端末装置100が情報サービスセンタ600と通話中に携帯電話機200に入った着信について説明したが、車載端末装置100が緊急サービスセンタ500と通話中の場合も同様に動作しても構わない。また、本実施例では、操作部106の各発信ボタンに対し図12に示した通り、使用する通信手段を割当てたが、発信時の通信状況により制御部1058が、内蔵携帯電話部101か外部携帯接続部102を選択して発信制御を行うようにしても構わない。また、本実施例において内蔵携帯電話部101側の使用中に携帯電話機200に着信が入った場合で説明したが、携帯電話機200の使用中に内蔵携帯電話部101側に着信が入った場合も同様とすることができる。
本発明の車載端末装置の第四の実施例を図面によって説明する。図13は、車載端末装置100に接続した携帯電話機200を用いて自宅と通話中に、緊急サービスセンタ500からの着信を検出した場合の車載端末装置100の動作シーケンス図である。
図14は、車載端末装置100の内部構成を示す図であり、101から108は図2と同じ構成要素をなし、実施例1で説明した同じ動作を行う。109は車載端末装置100に接続した携帯電話機200を用いた通話を保留処理する場合に、携帯電話機200に保留音を出力する保留音出力部である。
図1、図3、図5、図13、及び図14を用いて車載端末装置100に接続した携帯電話機200を用いて自宅と通話中に、緊急サービスセンタ500からの着信を検出した場合の車載端末装置100の動作について説明する。外部携帯電話接続部102に接続した携帯電話機500を用いて自宅と通話中に(S1301)、緊急サービスセンタ500から車載端末装置100に発信処理が行われ(S1302)、内蔵携帯電話部101に着信が入る。内蔵携帯電話部101は、着信を検出すると車載端末制御部105に発信元電話番号を含む着信通知を車載端末制御部105に送信する(S1303)。これを受けて車載端末制御部105は、保留音出力部109に対し、外部携帯接続部102に接続した携帯電話機200に保留音を出力するように制御を行い、音声切替スイッチ104を内蔵携帯電話部101側に切替える(S1304)。携帯電話機200からは保留音が自宅電話機に送信される(S1305)。その後、車載端末制御部105は内蔵携帯電話制御部1055から内蔵携帯電話部101に着信要求を行う(S1306)。これを受けて内蔵携帯電話部101は着信処理を行い(S1307)、緊急サービスセンタ500とハンズフリーでの音声通話が可能となる(S1308)。その後、緊急サービスセンタ500との通話を切断すると(S1309)、内蔵携帯電話部101は回線切断通知を車載端末制御部105に送信する(S1310)。これを受けて車載端末制御部105は、保留音出力部109から出力中の保留音を停止し、音声切替スイッチ104を外部携帯接続部102側に切替え(S1311)、保留中の自宅との通話が復旧する(S1312)。
以上の動作を行うことにより、外部携帯電話接続部102に接続した携帯電話機200を用いて通話中に、緊急サービスセンタ500などから内蔵携帯電話部101に着信が入った場合に、携帯電話機200側の通話を切断せずに、内蔵携帯電話部101側の着信に対応することが可能となり、内蔵携帯電話部101側の通話終了後に引き続き携帯電話機200側の通話を続けることが可能となる。
なお、本実施例において携帯電話機200の使用中に内蔵携帯電話部101側に着信が入った場合で説明したが、内蔵携帯電話部101側の使用中に携帯電話機200に着信が入った場合も同様とすることができる。
本発明の車載端末装置の第五の実施例を図面によって説明する。図15は、本発明の車載端末装置を使用する場合のシステム全体構成の一例を示した図であり、100から700までの各部位は図1と同様の動作を行い、800は携帯電話機200の着信転送設定を行う携帯電話サービスセンタである。図15では、図1において自動車300内に存在した携帯電話機200を無線ネットワーク700で接続可能な遠隔地に存在する構成としている。
図16は、車載端末装置100の内部構成を示す図であり、各部は図2と同様の動作を行い、110は自動車300のアクセサリー電源のON・OFFを検出し車載端末制御部105に通知するACC検出部、111は外部携帯接続部102に接続する特定の携帯電話機の電話番号情報を予め記録しておく外部接続携帯電話情報部である。
図17は、車載端末装置100の外部携帯接続部102に携帯電話機200が一定期間未接続の場合に、携帯電話機200に入る着信を内蔵携帯電話部101に転送するように携帯電話サービスセンタ800に設定する場合の車載端末装置100の動作シーケンス図である。
図3、図5、図15、図16及び図17を用いて、車載端末装置100の外部携帯接続部102に携帯電話機200が一定期間未接続の場合に、携帯電話機200に入る着信を内蔵携帯電話部101に転送するように携帯電話サービスセンタ800に設定する場合の車載端末装置100の動作について説明する。ドライバー400が、自動車300のアクセサリー電源を起動すると、ACC検出部110がこれを検出し車載端末制御部105に通知する(S1701)。車載端末制御部105は、一定時間(t)外部携帯接続部102に外部接続携帯電話情報部111に記録した電話番号の携帯電話機200が接続されないことを検出すると(S1702)、内蔵携帯電話部101から携帯電話サービスセンタ800に回線接続し、携帯電話機200に入る着信を内蔵携帯電話部101に転送するように転送設定要求を行う(S1703)。これを受けて、携帯電話サービスセンタ800は、携帯電話機200への着信を車載端末装置100の内蔵携帯電話部101に転送するように設定し(S1704)、設定完了を車載端末制御部105に通知する(S1705)。以後携帯電話機200に入った着信は、内蔵携帯電話部101に転送される。
また、自動車300のアクセサリー電源を停止する場合は(S1706)、内蔵携帯電話部101から携帯電話サービスセンタ800に回線接続し、携帯電話機200の転送設定を解除するため着信転送解除設定要求を行う(S1707)。これを受けて、携帯電話サービスセンタ800は、携帯電話機200に設定した転送設定を解除し(S1708)、着信転送解除設定完了を車載端末制御部105に通知すると(S1709)、車載端末装置100は停止する(S1710)。
以上の動作を行うことにより、ドライバー400が携帯電話機200を自動車300への持込みを忘れた場合でも、携帯電話機200に入った着信を自動車300内で受信することが可能となる。
本実施例では、自動車300のアクセサリー電源の起動を車載端末装置100のACC検出部110で検出する構成としたが、車載端末装置100の電源を自動車300のアクセサリー電源から供給する構成とし、車載端末装置100の起動後から一定時間、外部携帯接続部102に外部接続携帯電話情報部111に記録した電話番号の携帯電話機200が接続されないことを検出するよう動作しても構わない。
以上実施例で説明したように、本発明の車載端末装置を、運転中の事故や急病などの緊急時の連絡及び、ホテルの予約、駐車場情報などの周辺情報の取得をサービスセンタに接続してオペレータとハンズフリー通話により行うテレマティクスサービスに利用すれば、テレマティクスセンターのオペレータとの通話と、車内持込携帯電話機を使用した通話の両方でハンズフリー通話を行うことが可能になる。
実施例の車載端末装置を使用するシステム全体構成の一例の説明図。 実施例の車載端末装置の内部構成の一例を示した図。 実施例の車載端末装置における操作部の内部構成の一例を示した図。 実施例の車載端末装置における車載端末制御部の内部構成の一例を示した図。 実施例の車載端末装置に接続する携帯電話装置の内部構成の一例を示した図。 実施例の車載端末装置に接続した携帯電話装置を用いてハンズフリー通話を行う場合の動作シーケンスに一例の説明図。 実施例の車載端末装置の発信用ボタンに任意の電話番号を設定する場合のシーケンスの一例の説明図。 実施例の車載端末装置の車載端末制御部が管理する電話番号情報記憶部に記録されている各発信ボタンと電話番号情報リストの一例を説明する図表。 実施例の車載端末装置の発信ボタンに登録する電話番号として登録する電話番号を携帯電話機の表示部に表示した場合の一例を示した図。 実施例の車載端末装置の内蔵携帯電話部を用いて通話中に、外部携帯電話機に着信が入った場合の動作シーケンスの一例の説明図。 実施例の車載端末装置における車載端末制御部の内部構成の一例を示した図。 実施例の車載端末装置の車載端末制御部が管理する電話番号情報記憶部に記録されている各発信ボタンと電話番号情報リストの一例を説明する図表。 実施例の車載端末装置と接続した外部携帯電話機を用いて通話中に、内蔵携帯電話部に着信が入った場合の動作シーケンスの一例の説明図。 実施例の車載端末装置の内部構成の一例を示した図。 実施例の車載端末装置を使用する場合のシステム全体構成の一例を示した図。 実施例の車載端末装置の内部構成の一例を示した図。 実施例の車載端末装置に外部携帯電話機が未接続の場合、指定の携帯電話機の着信を内蔵携帯電話部に転送設定する場合の動作シーケンスの一例の説明図。 従来例の内部構成を示した図。
符号の説明
100 車載端末装置
101 内蔵携帯電話部
102 外部携帯接続部
103 ハンズフリー装置部
104 音声切替スイッチ部
105 車載端末制御部
106 操作部
107 音声入力部
108 音声出力部
109 保留音出力部
110 ACC検出部
111 外部接続携帯電話情報部
200 携帯電話装置
201 表示部
202 電話帳情報部
203 無線通信部
204 操作部
205 携帯電話制御部
206 外部接続部
300 自動車
400 ドライバー
500 緊急サービスセンタ
600 情報サービスセンタ
700 無線ネットワーク
800 携帯電話サービスセンタ
1051 緊急状態検出部
1052 操作ボタン検出部
1053 電話番号情報記憶部
1054 緊急状態検出部
1055 内蔵携帯電話制御部
1056 位置情報取得部
1057 着信表示部
1058 制御部
1059 着信情報記録部
1060 音声合成部
1061 通話/終了ボタン
1062 発信1ボタン
1063 発信2ボタン
1064 発信3ボタン
1800 車載端末装置
1801 内蔵携帯電話部
1802 ハンズフリー装置部
1803 車載端末制御部
1804 操作部
1805 音声入力部
1806 音声出力部

Claims (7)

  1. 少なくとも音声通話が可能な無線通信手段と、該無線通信手段の発着信操作を行う操作手段と、音声入力手段と、音声出力手段と、利用者が受話器を持たずに音声通話が可能となるように該無線通信手段からの入出力音声信号を制御し該音声入力手段と該音声出力手段へ入出力制御する通話制御手段と、該操作手段からの入力により該無線通信手段の制御を行う制御手段を備え、
    携帯電話機と接続して音声発着信制御を行う制御コマンド及び音声信号の入出力を行う外部携帯電話接続手段と、該外部携帯電話接続手段に接続した携帯電話機もしくは該無線通信手段から入出力される音声信号のいずれかを該通話制御手段に入出力するように切替える音声切替手段を備え、該無線通信手段と該外部携帯電話接続手段に接続した携帯電話機のいずれを用いた場合も、受話器を持たずに音声通話を可能とすることを特徴とする車載端末装置。
  2. 請求項1記載の車載端末装置において、
    前記外部携帯電話接続手段に接続した携帯電話機が着信したとき、前記制御手段は、前記外部携帯電話接続手段経由で携帯電話機の着信検出通知コマンドを受信し、前記音声切替手段により、前記外部携帯電話接続手段と前記通話制御手段とが接続するように切替えることを特徴とする車載端末装置。
  3. 少なくとも音声通話が可能な無線通信手段と、該無線通信手段の発着信操作を行う操作手段と、該操作手段からの入力により該無線通信手段の制御を行う制御手段と、該操作手段により発信操作を行う場合の発信先電話番号を格納する記録手段と、携帯電話機と接続して音声発着信制御コマンド及び前記携帯電話機に記録されている電話番号情報を取得する制御コマンド及び音声信号の入出力を行う外部携帯電話接続手段とを備え、
    前記外部携帯電話接続手段に接続した携帯電話機の液晶ディスプレイに表示した電話番号情報を前記外部携帯電話接続手段経由で取得し、前記操作手段による発信処理時の発信先電話番号として前記記録手段に記録するように動作することを特徴とする車載端末装置。
  4. 請求項1記載の車載端末装置において、
    前記無線通信手段の使用中に前記外部携帯電話接続手段に接続している携帯電話機に着信が入ったときに、発信元電話番号情報を含む着信履歴情報を取得し格納する着信情報記録手段と、該無線通信手段を用いた音声通話の切断後、該着信情報記録手段に記録した着信履歴を音声データに合成し前記音声出力手段に出力する音声合成手段とを備えることを特徴とする車載端末装置。
  5. 請求項1記載の車載端末装置において、
    前記外部携帯電話接続手段に接続した携帯電話機に保留音を出力する保留音出力手段を備え、該外部携帯電話接続手段に接続した携帯電話機の使用中に前記無線通信手段に着信が入った場合、前記音声切替手段を該無線通信手段と前記通話制御手段を接続するように切替え、該外部携帯電話接続手段に接続している携帯電話機に該保留音出力手段から保留音声を出力するように動作することを特徴とする車載端末装置。
  6. 少なくとも音声通話が可能な無線通信手段と、該無線通信手段の発着信操作を行う操作手段と、音声入力手段と、音声出力手段と、利用者が受話器を持たずに音声通話が可能となるように該無線通信手段からの入出力音声信号を制御し該音声入力手段と該音声出力手段へ入出力制御する通話制御手段と、該操作手段からの入力により該無線通信手段の制御を行う制御手段と、携帯電話機と接続して音声発着信を行う制御コマンド及び音声信号の入出力を行う外部携帯電話接続手段と、該外部携帯電話接続手段に接続する携帯電話機の電話番号を記録する登録手段と、該外部携帯電話接続手段に接続する携帯電話機もしくは該無線通信手段から入出力される音声信号のいずれかを該通話制御手段に入出力するように切替える音声切替手段を備えた車載端末装置であって、
    前記車載端末装置の起動時に該登録手段に登録した電話番号の携帯電話機が該外部携帯電話接続手段に接続されていないことを検出すると、前記携帯電話機への着信を該無線通信手段に転送するよう設定することを特徴とする車載端末装置。
  7. 請求項6記載の車載端末装置において、
    前記携帯電話機への着信を前記無線通信手段に転送設定している場合は、自装置の動作終了時に前記携帯電話機の着信転送設定を解除するように動作することを特徴とする車載端末装置。
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