JP2007006150A - テレビ受像機 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子数を減らした状態で、なおかつ外部ビデオ入力を自動判別する。
【解決手段】外部ビデオ信号が供給される第1と第2の端子部30A,30Bで構成される。第1の端子部には、第2の外部ビデオ信号のオーディオ信号用としても兼用される入力端子35,36がある。これらの端子部はピンジャックである。端子部30Aは、コンポーネント信号(Y/Cr/Cb)用の3本の入力端子32〜34と、左右のオーディオ信号用として2本の入力端子35,36で構成される。端子部30Bはコンポジット信号(Y/C)用として1本の入力端子38で構成される。オーディオ信号用端子を兼用構成とすることで6本の入力端子だけで、2入力形式の外部ビデオ信号入力部を構成できる。入力端子32は、検知スイッチ39付きの入力端子である。検知スイッチによって輝度信号Yの入力状態を判別することで、外部ビデオ入力モードが、コンポーネント信号かコンポジット信号かを自動的に判断し、色信号処理系を自動的に切り替える。
【選択図】 図3

Description

この発明はテレビ受像機に関する。詳しくは、手軽に取り外しができる外部入力端子部を受像機本体の側面などに設ける場合、外部入力端子数をできるだけ少なくすると共に、外部入力信号形式(タイプ)を自動認識できるようにして信号処理系などの切り替えを自動化できるようにしたものである。
テレビ受像機にはその本体背面側には、信号形式(タイプ)の異なる多数の外部ビデオ信号を選択できるような外部入力端子部が設けられている。これとは別に、本体側面や前面、例えば側面に、手軽に信号ケーブルを接続したり、取り外しができる外部入力端子部があると非常に便利である。
本体側面にこのような外部入力端子部を取り付ける場合、テレビ受像機によっては充分な取り付け面積を確保できない場合がある。例えば、テレビ受像機として液晶テレビやプラズマテレビなどのような薄型のテレビ受像機であるときは、本体側面部の厚みが余りないので、本体背面部と同じ数の外部ビデオ信号を取り扱うことはできない。したがって使用に際して限定はされるものの、使用頻度の高い信号形式の外部ビデオ信号だけでも取り扱えると非常に便利である。使用頻度の高い外部ビデオ信号としては、例えばコンポーネント信号とコンポジット信号が考えられる。
ところで、このように2個所に外部入力端子部を備えたテレビ受像機の場合には、外部ビデオ信号の選択およびその信号処理系は図6のようになる。図6において、本体背面側には外部入力端子部20が設けられ、本体側面側には外部入力端子部30が設けられる。
背面側の外部入力端子部20で選択できる外部ビデオ信号としては、通常7〜8種類程度のビデオ信号をセットできるようになされている。これらのビデオ信号としては、2系統のコンポジット信号(コンポジット1および2)、2系統のコンポーネント信号(コンポーネント1および2)の他に、パーソナルコンピュータから出力されたPC信号(何れもアナログ信号)と、デジタル信号であるHDMI信号(High Definition Multimedia Interface)などのビデオ信号を挙げることができる(対応する左右のオーディオ信号を含むものとする)。これら外部ビデオ信号を総称して外部ビデオ信号SBと言う。これに対して、側面側の外部入力端子部30では、上述したように2種類のビデオ信号(総称してビデオ信号SSという)の何れかが選択される。
外部ビデオ信号SBおよびSSは信号切り替え部40に供給されて何れかの外部入力端子部20又は30の外部ビデオ信号が選択される。選択されたこれらの外部ビデオ信号SB,SSは、その信号形式としてコンポーネントタイプとコンポジットタイプがある。これらコンポーネント信号かコンポジット信号のうち色信号系は、後段のビデオIC回路である色信号変換部50で、U軸信号とV軸信号に変換されて、デジタルのY/U/V信号が生成される。このY/U/V信号はさらに映像処理部60に供給されて映像モニタ70のサイズに応じた原色信号(R/G/B信号)に変換される。その後映像モニタ70に供給されて、映像が再現される。映像モニタ70は、LCD(液晶)モニタやプラズマモニタ、有機ELモニタなどの平面モニタ(薄型モニタ)が使用される。
切り替え部40より出力された左右のオーディオ信号L/Rはオーディオ処理回路80、オーディオアンプ90を経てこの例では左右のスピーカ92L,92Rに供給される。切り替え部40などはCPUよりなる制御部100からの制御信号によって所望のごとく処理される。
図6の例では、背面側の外部入力端子部20に3つ以上の外部ビデオ信号が供給され、側面側の外部入力端子部30では2つの外部ビデオ信号が供給されるので、制御部100では、これらの外部ビデオ入力を選択するための切り替え制御が行われる。そのため、制御部100内に格納されたビデオ選択メニューでは図7のようなトグルフローとなされ、リモコンなどを操作することで、テレビ画面(オンエア画面)から順に8つの外部ビデオ入力(V1〜V8)が選択される。外部ビデオ入力V1〜V6までが背面側の外部ビデオ入力のメニュー選択であり、残りの外部ビデオ入力V7,V8が側面側の外部ビデオ入力のメニュー選択である。
なお、複数の入力信号の接続状態を差し替えることなく、入力信号の切り替え状態を変更できるようにしたスイッチ付きの外部入力端子部の構成については、特許文献1などにおいて、既に知られている。
特開平5−64215号公報
ところで、上述したように、テレビ受像機として特に薄型のテレビ受像機を考えた場合、その側面部の厚みが薄いのと、その縦方向でも取り付けるべき場所が限定される可能性があることから、外部入力端子部としてはできるだけピンジャック数が少ない小面積のものであるのが好ましい。
そのため、上述したように取り扱えるビデオ信号が、コンポーネント信号(Y/Cr/Cb)とコンポジット信号(Y/C)の2種類に限定した場合にあって、
信号ケーブル端子としてピンプラグが使用されているときは、コンポーネント信号は3個のピンジャックと、左右のオーディオ信号(L/R)用として2個のピンジャックが必要になる。さらに、コンポジット信号用として1個(1本)のピンジャックと、左右のオーディオ信号(L/R)として2個のピンジャックが必要になるから、トータルすると8個のピンジャックを備えた外部入力端子部を使用しなければならない。
しかし、このようにピンジャックが8個にもなると、一列に配列すれば長すぎるし、数列に配列使用とするとその面積も大きくならざるを得ない。また、背面側に加えてこのように側面側にも外部入力端子部を設けるときは、メニュー画面において希望する外部ビデオ入力を選択するには、何回も繰り返し操作しないと目的の外部ビデオ入力に辿り着くことができない。非常に面倒なビデオ入力選択作業となってしまう。特に、側面側の外部入力端子部にあっては、できれば外部入力ビデオの自動判別を行えるのが好ましい。
もちろん、背面側の外部入力端子部を考慮しない場合でも、つまり外部入力端子部が1つしか設けられていない場合でも、外部ビデオ入力端子数を削減できれば、コスト削減等に寄与することは明らかである。
そこで、この発明はこのような従来の課題を解決したものであって、特に外部ビデオ入力端子数を削減すると共に、供給された外部入力ビデオ信号を自動的に判別できるようにしたもので、これによって外部ビデオ信号に関連した色信号処理系などを自動的に選択できるようにしたテレビ受像機を提案するものである。
上述の課題を解決するため、請求項1に記載したこの発明に係るテレビ受像機では、信号形式の異なる第1および第2の外部ビデオ信号が供給される第1および第2の端子部と、
この第1の端子部を構成する複数の入力端子のうちの1つの入力端子に設けられたビデオ信号検知スイッチと、
このビデオ信号検知スイッチからの検知信号が供給される制御部とからなり、
上記検知信号によって入力した外部ビデオ信号が上記第1の外部ビデオ信号か、第2の外部ビデオ信号かを自動判別するようにしたことを特徴とする。
この発明では、テレビ受像機の外部ビデオ信号入力部としての外部入力端子部が、信号形式の異なる第1および第2の外部ビデオ信号が供給される第1および第2の端子部で構成される。第1の端子部には、第2の外部ビデオ信号のオーディオ信号用としても兼用される入力端子がさらに設けられている。第1および第2の端子部は何れもピンジャックが使用される。
この例では、第1の外部ビデオ信号はコンポーネント信号であり、第2の外部ビデオ信号はコンポジット信号であるので、第1の端子部はコンポーネント信号(Y/Cr/Cb)用として3本の入力端子と、左右のオーディオ信号用として2本の入力端子で構成される。したがって、第2の端子部はコンポジット信号(Y/C)用として1本の入力端子で構成される。このようにオーディオ信号用の入力端子を兼用構成とすれば6本の入力端子だけで、2入力形式の外部ビデオ信号入力部を構成できる。
第1の端子部を構成する1つの入力端子は、スイッチ付きの入力端子が使用され、このスイッチが外部ビデオ信号の検知スイッチとして機能する。この入力端子にはコンポーネント信号のうち輝度信号Yが供給される。この輝度信号Yの入力状態を判別することで、外部ビデオ入力モードが、コンポーネント信号かコンポジット信号かを判断している。
この外部入力端子部をテレビ受像機本体の側面部に取り付けるときは、その背面部にも多数の外部ビデオ信号を選択できる外部入力端子部が設けられている。そのようなときは、側面側外部入力端子部と背面側外部入力端子部とをメニュー画面で選択する。側面側外部入力端子部を選択したときには、この側面側外部入力端子部にどのような信号形式の外部ビデオ信号が供給されているかは、上述した検知スイッチによって判断する。
コンポーネント信号が供給されていないときは検知スイッチのオンオフ状態は変わらないから、この場合の検知信号レベル(GND)のときは、コンポジット信号が供給されているものと判断して、制御部では色信号変換部を、コンポジット信号用の色信号処理系{(Y/C)→(Y/U/V)}に切り替える。
コンポーネント信号が供給されているときは、輝度信号用の入力端子にピンプラグが差し込まれているので、そのときの検知信号レベルは(Vcc)となる。このときは制御部ではコンポーネント信号が入力されているものと判断し、色信号変換部をコンポーネント信号用の色信号処理系{(Y/Cr/Cb)→(Y/U/V)}に切り替える。これで、外部ビデオ信号に応じた自動処理が可能になる。
この発明では、信号形式の異なる2つの外部ビデオ信号が供給される端子部の一部を共用構成とすると共に、端子部を構成する1つの入力端子をビデオ信号の検知手段として使用するようにしたものである。
これによれば、共用構成による端子数の削減を図れるため、薄型テレビのような場合でもその側面などに外部入力端子部を取り付けることができると共に、1つの入力端子がビデオ信号検知手段となっているので、その検知信号に基づいて外部ビデオ信号の入力状態を判別できる。その結果、入力外部ビデオ信号に対応した色信号処理系を自動的に切り替えできるので、マニュアルで第1と第2の外部ビデオ信号を選択する手間を省ける特徴を有する。
続いて、この発明に係るテレビ受像機の好ましい実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1はこの発明に係るテレビ受像機10、特に外部ビデオ入力系を中心に図示した要部の系統図を示す。この実施例は、この発明の前提となる外部入力端子部の他に、現行機種と同じく受像器本体の背面側にも外部入力端子部が設けられている場合を示す。したがってそれ以外の外部入力端子部は、受像器本体の側面に設けられた場合を例示する。
上述したように図1に示す外部ビデオ入力系としては、背面側外部入力端子部20と、側面側外部入力端子部30を備える。背面側の外部入力端子部20で選択できる外部ビデオ信号SBとしては、従来と同じく7〜8種類程度のビデオ信号がセットされている。取り扱うことのできる外部ビデオ信号として、この例では2系統のコンポジット信号(コンポジット1および2)、2系統のコンポーネント信号(コンポーネント1および2)の他に、パーソナルコンピュータから出力された映像出力であるPC信号(何れもアナログ信号)と、デジタル信号であるHDMI信号(High Definition Multimedia Interface)である(対応する左右のオーディオ信号を含む)。
これに対して、側面側の外部入力端子部30で選択できる外部ビデオ信号としては、例えば使用頻度の多い2種類の外部ビデオ信号SSを設定する。この例では、第1の外部ビデオ信号としてコンポーネント信号が、第2の外部ビデオ信号としてコンポジット信号が設定される。
外部ビデオ信号SBおよびSSは信号切り替え部40に供給されて何れかの外部入力端子部20又は30の外部ビデオ信号が選択される。外部ビデオ信号SBもまたその信号形式は、上述したコンポーネントタイプとコンポジットタイプの何れかである。外部ビデオ信号SB,SSのうちのコンポーネント信号又はコンポジット信号は色信号変換部50に供給されて、それぞれの色信号処理系に供給されることでU軸信号とV軸信号に色変換されて、デジタルのY/U/V信号が生成される。詳細は後述する。
このY/U/V信号はさらに映像処理回路60に供給されて映像モニタ70のサイズに応じた原色信号(R/G/B信号)に変換される。つまり、外部ビデオ信号が飛び越し走査信号(インタレース信号I)であるときはそれを順次式の信号(順次信号P)に変換するI/P変換処理、映像モニタ70の画面サイズに応じた画素変換処理(スケール変換処理)および画質調整処理が行われて、映像モニタ用の映像処理が行われる。その後デジタルY/U/V信号がデジタルR/G/B信号(画素信号)に変換される。このR/G/B信号が映像モニタ70に供給されて、映像が再現される。映像モニタ70は、LCD(液晶)モニタやプラズマモニタ、有機ELモニタなどの平面モニタ(薄型モニタ)が使用される。
切り替え部40より出力された左右のオーディオ信号L/Rはオーディオ処理回路80、オーディオアンプ90を経てこの例では左右のスピーカ92L,92Rに供給される。切り替え部40などはCPUよりなる制御部100からの制御信号(ビデオ系制御信号とオーディオ系制御信号)によって所望のごとく処理される。制御部100にはリモコン110からのリモコン信号(赤外線信号など)によって外部ビデオモードの切り替え処理、チャンネル切り替え処理などが行われる。
図2は色信号変換部50の一例を示す。入力端子50aにはコンポーネント信号(Y/Cr/Cb)が供給され、これはそのままスイッチング手段52に供給される。一方、端子50bに供給されたコンポジット信号は、Y/C分離部53に供給されて輝度信号Yと色信号Cとに分離される。その後、輝度信号Yと色信号Cは色信号分離部(クロマ信号分離部)54に供給されて、輝度信号Yと一対の色差信号CR,Cbに分離されて、コンポーネント信号における色信号系に統一した後、スイッチング手段52に供給される。
スイッチング手段52にはその入力端子52aに制御部100からの切り替え制御信号Scが供給される。切り替え制御信号Scは、後述するように側面側の外部ビデオ入力モードが選択されているときに生成される信号であって、外部ビデオ信号としてコンポーネント信号が入力したときには、入力端子50a側のコンポーネント信号が選択され、外部ビデオ信号がコンポジット信号であるときは、入力端子50b側に入力したコンポジット信号が選択される。つまり、外部入力端子部30に供給された外部ビデオ信号に対応した切り替え制御が自動的に行われる。
選択された外部ビデオ信号(コンポーネント信号又はコンポジット信号)は次段の色軸変換部55に供給されて、色差信号(Cr/Cb)からU軸信号とV軸信号からなる色信号(U/V)に変換される。その後、デジタル変換部56においてアナログ信号がデジタル信号に変換され、端子50cにデジタルYUV信号が出力される。
さて図3は、側面側の外部入力端子部30の具体例を示す。外部入力端子部20、30のうち少なくとも側面側外部入力端子部30に設けられた入力端子つまりコネクタとしてはピンジャックが使用される。ピンジャックをその入力端子として使用する場合には、第1の端子部30Aはコンポーネント信号を取り扱う端子部として機能し、第2の端子部30Bはコンポジット信号を取り扱う端子部として機能する。
そのため、第1の端子部30Aは5ピン構成であり、第2の端子部30Bは1ピン構成である。若しくは第1および第2の端子部30A,30Bとも、同じ3ピン構成とすることもできるし、同一端子基板を使用して6ピン構成とすることもできる。図3は便宜的に第1の構成例を示した。
第1の端子部30Aを構成する3つの入力端子のうちの1つであるピンジャック32には、コンポーネント信号のうち輝度信号Yが供給され、残りのピンジャック33,34には一対の色差信号Cr,Cbがこの順で供給される。
第1の端子部30Aを構成する3つのピンジャック(入力端子)のうちの1つ、この例では輝度信号Y用のピンジャック32は、検知スイッチ付きのピンジャックであって、これは市販されているスイッチ付きのピンジャックを使用することができる。この検知スイッチ39は第1の端子部30Aに供給される外部ビデオ信号(コンポーネント信号)の入力の有無を検知するためのスイッチとして機能する。
そのため、このピンジャック32は4端子構成のピンジャックが使用され、信号端子32aは切り替え部40に接続され、接地端子32dは接地(アース)される。ピンジャック32に差し込まれるピンプラグ(図示はしない)に連動して可動接点(ハッチングで図示)用の端子32cが同じく接地される。
そして、この可動接点に接触している固定接点(黒塗りで図示)用の端子32bは直接制御部100の入力端子100aに接続されると共に、プルアップ抵抗器PRを介して電源(Vcc)に接続される。
他のピンジャック33,34にあってもその信号端子33a,34aは切り替え部40に接続され、接地端子33b,34bは共通に接地される。同じく、第1の端子部30Aに設けられた左右のオーディオ信号用のピンジャック35,36にあっても、その信号端子35a,36aは切り替え部40に接続され、接地端子35b,36bは共通に接地される。
第2の端子部30Bの入力端子として機能するピンジャック38も、その信号端子38aは切り替え部40に接続され、接地端子38bは接地される。
オーディオ信号用の入力端子であるピンジャック35,36はコンポーネント信号用のピンジャックでもあり、コンポジット信号用のピンジャックでもある。つまり、オーディオ信号用として兼用されている。このように、オーディオ信号用端子を兼用構成とすることで6本の入力端子だけで、2入力形式の外部ビデオ信号入力部30を構成できる。
第1および第2の端子部30A,30Bをこのように構成した場合、外部ソース例えばDVDプレーヤの出力信号として、コンポジット信号が選択された場合にはその1本の信号ケーブルは第2の端子部30B用のピンジャック38に接続される。またDVDプレーヤの出力信号としてコンポーネント信号が選択された場合、その3本の信号ケーブルは第1の端子部30Aの対応する3つのピンジャック32,33,34に接続される。
輝度信号Y用のピンジャック32にピンプラグが差し込まれていないときは検知スイッチ39は端子32b,32cを介して接地された状態となっているから、制御部100の入力端子100aの電圧検知レベルはゼロ(GND)となる。この電圧検知レベルをコンポジット信号が選択された状態とする。
一方ピンジャック32に輝度信号Y用のピンプラグが差し込まれると、検知スイッチ39の端子32bと32cとは切り離された状態となるので、入力端子100aの電圧検知レベルは電源レベル(Vcc)となる。したがってこの入力状態がコンポーネント信号の入力検知状態となる。
制御部100ではこの入力検知状態を判別して切り替え制御信号Scが生成される。検知信号Saの電圧検知レベルがゼロであるときには、端子50aのコンポーネント信号が自動的に選択され、そして検知信号Saの電圧検知レベルが電源電圧であるときには、端子50bのコンポジット信号が自動的に選択される。
ただしこの検知処理は、あくまでも外部ビデオ選択メニューで、側面側の外部入力端子部30が選択されてからの処理である。したがって図4に示すように、まずはメニュー画面から外部ビデオ選択メニューを選択し、その後図4のトグルにしたがって側面側の外部入力モード(V7)を選択しておくことが必要である。この外部入力モード(V7)を選択すると、コンポーネント信号かコンポジット信号かは自動的に判断されるので、外部入力選択ステップが従来より1ステップだけ短くなる。なお、図4ではこの外部入力モード(V7)を、{(コンポーネント/コンポジット)(側面)}として示してある。
なお、この外部ビデオ選択メニューでは、背面側の外部ビデオ信号を優先させて選択できるようにしたフローであるが、側面側の外部ビデオ信号を優先させて選択できるようにすることもできる。
制御部100では、図5に示すように側面側の外部入力モード(V7)であるかどうかを判断し(ステップ121)、そうであるならば次に検知信号Saの電圧検知レベルを調べる(ステップ122)。上述したように電圧検知レベルが接地レベルであるときは、コンポジット信号に関する色信号処理系となるようにスイッチング手段52が制御される(ステップ123)。電圧検知レベルが電源レベルであるときは、コンポーネント信号に関する色信号処理系となるようにスイッチング手段52が制御される(ステップ124)。
上述した実施例で、検知スイッチ39を第1の端子部30Aのうち、輝度信号Y用のピンジャック32に関連させたが、これは次のような理由による。
(1)ピンジャック32にコンポーネント信号用のピンプラグが差し込まれたときは、必ずコンポーネント信号に関する映像が表示されるようにするためである。コンポジット信号よりはコンポーネント信号の方が画質の劣化が少ないため、画質のよい映像を再生できるようにするためである。
(2)コンポーネント信号とコンポジット信号の双方の信号ケーブルが、それぞれの入力端子に接続された場合でも、検知信号Saはハイレベル(電源レベル)に反転し、コンポーネント信号が入力したものと判断して、コンポーネント信号がセレクトされる。このように、コンポジット信号よりもコンポーネント信号の入力を優先させたのは、再生画質が、コンポジット信号よりもコンポーネント信号の方が優れているからである。
(3)他のピンジャック33や34は、色信号が供給される端子であるので、これらピンジャック33,34よりは輝度信号Y用のピンジャック32の方が、確実にコンポーネント信号か否かを検知できるからである。
コンポーネント信号としては、NTSC信号を例示したが、NTSC信号以外の信号でもこの発明は適用できる。その場合のコンポーネント信号は(Y/Pr/Pb)となる。
外部入力端子部30は受像器本体の側面部ではなく、前面に設けられている場合でもよい。外部入力端子20が設けられていない簡易型のテレビ受像機であってもこの発明を適用できる。この場合には、図4に示すトグル処理が不要になる。
テレビ受像機としては、CRTを使用した従来のテレビ受像機であってもよい。
この発明は、薄型テレビ受像機に適用して好適である。
この発明に係るテレビ受像機の一例を示す要部の系統図である。 色信号変換部の一例を示す系統図である。 外部入力端子部の一例を示す接続図である。 外部ビデオ入力選択処理例を示すフローチャートである。 外部ビデオ信号の自動選択処理例を示すフローチャートである。 従来のテレビ受像機の系統図である。 その説明に供するフローチャートである。
符号の説明
10・・・テレビ受像機、20,30・・・外部入力端子部、40・・・切り替え部、50・・・色信号変換部、60・・・映像処理部、70・・・映像モニタ、80・・・オーディオ処理部、100・・・制御部、32〜38・・・ピンジャック(入力端子)、39・・・検知スイッチ、PR・・・プルアップ抵抗器、
Sa・・・検知信号

Claims (5)

  1. 信号形式の異なる第1および第2の外部ビデオ信号が供給される第1および第2の端子部と、
    この第1の端子部を構成する複数の入力端子のうちの1つの入力端子に設けられた上記外部ビデオ信号の入力を検知する検知スイッチと、
    このビデオ信号検知スイッチからの検知信号が供給される制御部とからなり、
    上記検知信号によって入力した外部ビデオ信号が上記第1の外部ビデオ信号か、第2の外部ビデオ信号かを自動判別するようにした
    ことを特徴とするテレビ受像機。
  2. 上記第1の端子部には、上記第1の外部ビデオ信号と第2の外部ビデオ信号用のオーディオ信号をそれぞれ兼用する入力端子が設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載のテレビ受像機。
  3. 上記第1と第2の外部ビデオ信号に対応した色信号処理部系を、上記制御部からの制御信号によって選択する色信号変換部を有し、
    上記検知信号に応じて上記色信号処理系が自動的に選択される
    ことを特徴とする請求項1記載のテレビ受像機。
  4. 上記入力端子はピンジャックであって、この入力端子に付随する上記検知スイッチにはプルアップ抵抗器が接続された
    ことを特徴とする請求項1記載のテレビ受像機。
  5. 上記第1の外部ビデオ信号はコンポーネント信号であり、上記第2の外部ビデオ信号はコンポジット信号である
    ことを特徴とする請求項1記載のテレビ受像機。
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