JP2007005997A - マルチキャスト通信装置及びこれを用いたponシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 PONシステム上で、マルチキャスト用論理リンクを設定することなく、マルチキャスト通信のための暗号鍵を配布することもなく、マルチキャスト通信をIGMPと連携した形で実現するマルチキャスト通信装置を得る。
【解決手段】 マルチキャストアドレスとVIDとPONポートとを対応付けて管理するマルチキャスト管理テーブル17と、SNIインタフェース14から入力されるMACフレームの宛先アドレスがマルチキャスト管理テーブル17に登録されたマルチキャストアドレスの場合に宛先アドレスに対応するVIDをMACフレームに付与するVID付与部23と、PONポート毎に設けられ、PONポートに対応するVIDが設定され、VID付与部23により付与されたMACフレームのVIDが自身に設定されたVIDである場合にMACフレームを透過させるVIDフィルタリング部22とを備えたものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、局側装置、加入者側装置、及びそれらを接続する伝送媒体を有し、MAC(Media Access Control)フレームによるデータ送受信及びVLAN(Virtual Local Area Network)機能を実現しつつ、論理リンクと呼ばれる仮想的な通信コネクションを用いた通信を行うPON(Passive Optical Network)システムにおけるマルチキャスト通信装置及びこれを用いたPONシステムに関するものである。
イーサネット(登録商標)PONシステムは、局側装置(OLT:Optical Line Terminal)と複数の加入者側装置(ONU:Optical Network Unit)を光伝送媒体で接続し、MACフレームによりデータ送受信を行うことにより、PONシステムにイーサネット(登録商標)サービスを透過的に収容するものである。OLTは、通信網事業者局に設置され、ONUは、加入者の宅内や屋外に設置される。ONUは、1〜複数の加入者端末を収容する。
一方、広く普及しているIP通信におけるマルチキャストの実現方法として、IGMP(Internet Group Management Protocol)を用いる方法がある。IGMPは、IPマルチキャストグループの管理に使用されるプロトコルであり、マルチキャストをサポートするマルチキャストルータとマルチキャストパケットを受信するホストによって使用される。
その動作は、次の通りである。
マルチキャストルータは、定期的に照会メッセージ(Queryメッセージ)をマルチキャストし、各ホストからのレポートメッセージ(Reportメッセージ)の有無でメンバーを把握する。ホストは、グループに参加するとき、または照会メッセージに対し、レポートメッセージを返信する。ホストがグループから離脱するとき、離脱メッセージ(Leaveメッセージ)を通知するか、レポートメッセージを返信しなくする。
このようなIGMPを用いたマルチキャスト通信をPONシステム上で提供する方法が、特許文献1に示されている。特許文献1では、論理リンクを用いた通信を行うPONシステムにおいて、IP網に接続されるOLTは、IGMPのメッセージをスヌープした結果に応じてマルチキャスト用論理リンクの設定制御を行うとともに、マルチキャスト通信のための暗号鍵配布を行う。
1〜複数のポイント・ポイント論理リンクが設定されているONUが、レポートメッセージによってIPマルチキャストグループのメンバーに参加すると、OLTは、そのONUに対してマルチキャスト用論理リンクを設定する。OLTは、マルチキャスト用論理リンクを設定した後、ONUに対して予め設定されているポイント・ポイント論理リンクを用いて、マルチキャスト用論理リンクで用いるマルチキャスト通信のための暗号鍵を配布する。
以降、ONUにおけるIPマルチキャスト通信は、マルチキャスト用論理リンクを用いて行われ、マルチキャスト通信のための暗号鍵によって暗号化されたMACフレームによってデータ送受信を行う。
ONUが、参加しているIPマルチキャストグループから離脱すると、OLTは、マルチキャスト用論理リンクを解放し、マルチキャスト通信のための暗号鍵は配布しない。OLTは、レポートメッセージに含まれるマルチキャストアドレス、レポートメッセージが到着した物理ポート、レポートメッセージを送信してきたONU、マルチキャスト用LLID(論理リンク識別子:Logical Link Identifier)、配布したマルチキャスト通信のための暗号鍵を関連付けて管理する。
OLTが複数のPONポートを収容する場合、特許文献1では、PONポートごとに1ビットを用意し、0の場合は当該PONポートへはマルチキャストフレームを転送せず、1の場合は当該PONポートへマルチキャストフレームを転送するように、OLTのレイヤ2スイッチが、ビットマップに従ってPONポートごとのマルチキャスト通信を制御する。
特開2004−343243号公報(第4〜9頁、図1)
特許文献1では、ONUがIPマルチキャストグループに参加すると、そのONUにすでに設定されている1〜複数のポイント・ポイント論理リンクに加えてマルチキャスト用論理リンクを設定する。さらに、MACフレームの暗号化において、ONUにすでに配布されているポイント・ポイント論理リンクでの通信のための暗号鍵に加えて、マルチキャスト通信のための暗号鍵を配布する。
また、OLTが複数のPONポートを収容する場合、PONポートごとに1ビットを用意し、マルチキャストフレームの転送可否を管理するビットマップを新たに設ける。
これらの結果、OLTにて管理するべきマルチキャストに関する項目が増えるため、回路またはソフトウェアの複雑化、必要なメモリ領域の増加が必要などの問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、論理リンクを通信単位とするPONシステム上で、マルチキャスト用論理リンクを設定することなく、マルチキャスト通信のための暗号鍵を配布することもなく、また、複数のPONポートを収容したOLTにおいてPONポートごとにマルチキャストフレームの転送可否を管理するビットマップを設けることなく、セキュリティーを確保したマルチキャスト通信をIGMPと連携した形で実現することができるマルチキャスト通信装置及びこれを用いたPONシステムを得ることを目的としている。
この発明に係わるマルチキャスト通信装置においては、それぞれn個の加入者側装置が接続されるm個のPONポートを有するPONインタフェース、IP網に接続されたSNIインタフェース、マルチキャストグループのマルチキャストアドレス毎に異なるVLAN IDが設定され、マルチキャストアドレスとVLAN IDとPONポートとを対応付けて管理するマルチキャスト管理テーブル、SNIインタフェースから入力されるMACフレームの宛先アドレスがマルチキャスト管理テーブルに登録されているマルチキャストアドレスである場合にマルチキャストアドレスに対応するVLAN IDをMACフレームに付与するVID付与部、及びPONポート毎に設けられると共に、PONポートに対応するVLAN IDが設定され、VID付与部により付与されたMACフレームのVLAN IDが自身に設定されたVLAN IDである場合にMACフレームを透過させるVIDフィルタリング部を備え、VIDフィルタリング部を透過したMACフレームは、PONポートを介してマルチキャスト送信されるものである。
この発明は、以上説明したように、それぞれn個の加入者側装置が接続されるm個のPONポートを有するPONインタフェース、IP網に接続されたSNIインタフェース、マルチキャストグループのマルチキャストアドレス毎に異なるVLAN IDが設定され、マルチキャストアドレスとVLAN IDとPONポートとを対応付けて管理するマルチキャスト管理テーブル、SNIインタフェースから入力されるMACフレームの宛先アドレスがマルチキャスト管理テーブルに登録されているマルチキャストアドレスである場合にマルチキャストアドレスに対応するVLAN IDをMACフレームに付与するVID付与部、及びPONポート毎に設けられると共に、PONポートに対応するVLAN IDが設定され、VID付与部により付与されたMACフレームのVLAN IDが自身に設定されたVLAN IDである場合にMACフレームを透過させるVIDフィルタリング部を備え、VIDフィルタリング部を透過したMACフレームは、PONポートを介してマルチキャスト送信されるので、PONシステムの基本機能として備わっているVIDフィルタリング部を含むVLAN機能を用いる構成としたため、マルチキャスト用論理リンクを設定することなく、PONポートごとにVIDフィルタリング部を設けることで、PONポートごとにマルチキャストフレームの転送可否を管理するビットマップが不要となり、加えてマルチキャスト通信のための暗号鍵を配布する必要がないため、回路またはソフトウェアの簡単化、必要なメモリ領域の削減が可能となり、容易にマルチキャスト通信を実現することが可能となる。
以下に図を参照して、この発明に係るPONシステムにおけるマルチキャスト通信方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
この発明の実施の形態を説明する前に、本発明が適用される論理リンクを通信単位とするPONシステムについて、図4を用いて説明する。
図4は、論理リンクを通信単位とするPONシステムを示す図であり、図4(a)は、物理ポートを単位としたスイッチングを行う図、図4(b)は、論理ポートを単位としたスイッチングを行う図である。
図4(a)において、ONU103に接続されたOLT102の物理ポート105は、OLT102のブリッジ機能107により、物理ポート間でスイッチングされてイーサネット(登録商標)106に接続される。
図4(b)において、論理ポート101は、OLT102とONU103に存在し、その間を論理リンク104で接続する。論理ポート101は、OLT102のブリッジ機能107により、論理ポート間でスイッチングされてイーサネット(登録商標)106に接続される。
論理リンク104を通信単位とするPONシステムでは、図4(b)に示すように、基本的にOLT102にブリッジ機能107を実装し、ブリッジポートとして論理ポート101を適用する。
一般的なブリッジ機能は、図4(a)に示すように、物理ポート105を単位としたスイッチングを行うが、複数のONU103で1つの伝送路を共有するPONシステムで、ONU間通信を行うためには、ブリッジ機能107において、ONU103ごとのポートを意識させる必要がある。
さらに、ONU103が複数のUNI(ユーザ網インタフェース:User Network Interface)を収容する場合、ONU103のUNI間通信を行うためには、ブリッジ機能107において、UNIごとのポートを識別させる必要がある。このようなONU103ごとあるいはUNIごとのポートのことを論理ポート101と呼ぶ。論理ポート101は、OLT102とONU103に存在し、その間を論理リンク104で接続する。
論理リンク104は、OLT102とONU103の間で通信を開始する前に設定され、論理リンク104ごとに異なるLLID(論理リンク識別子:Logical Link Identifier)を付与される。論理リンク104は、ユニークな識別子であるLLIDにより識別される。LLIDは、OLT102で選択され、ONU103に通知される。
以上が、論理リンクを通信単位とするPONシステムの概要であり、以下に実施の形態1によるPONシステムにおけるマルチキャスト通信方法について説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1のマルチキャスト通信方法及び通信装置は、OLT(マルチキャスト通信装置)、ONU(加入者側装置)、及びそれらを接続する伝送媒体を有し、MACフレームによるデータ送受信及びVLAN機能を実現しつつ、論理リンクを用いた通信を行うPONシステムにおいて、IP網に接続されるOLTがIGMPのメッセージをスヌープした結果に応じて、同じIPマルチキャストグループのメンバーに参加しているポイント・ポイント論理リンクであればOLTに複数収容されるPONポートのいずれに収容されているかに関わらず、当該ポイント・ポイント論理リンクにて送受信されるMACフレームに同じVID(VLAN ID:Virtual Local Area Network Identifier)を付与し、OLT及びONUにおけるVIDフィルタリング機能を用いることによってマルチキャスト通信を実現するようにしている。
図1は、この発明の実施の形態1によるPONシステムのOLT及びONUの構成例を示すブロック図である。
図1において、OLT10(マルチキャスト通信装置)は、m(mは1以上の整数)個のPONポート11を有し、各PONポート11に接続されるスプリッタ60を介してそれぞれn(nは1以上の整数)個のONU40(加入者側装置)に接続されている。
このOLT10は、PONポート11に接続されるスプリッタ60を介してn個のONU40を収容するPONインタフェース12と、サービスノードインタフェース(以下SNI:Service Node Interface)ポート13でIP網へ接続されるSNIインタフェース14と、MACフレームのスイッチングを行うレイヤ2スイッチ15と、IGMPにおけるメッセージを監視するメッセージ監視部16と、マルチキャスト管理テーブル17とを備えている。
なお、図1のOLT10は、2つのPONポート11を収容している。また、スイッチ21は、図4のブリッジ機能107と同じである。
以下に、OLT10の各部について詳細に説明する。
PONインタフェース12には、PON区間のMACフレームのセキュリティーを確保するための暗号/復号処理部18と、複数のONU40を収容するための通信制御を行うPON制御部19と、ポイント・ポイント論理リンクごとにLLIDを設定するLLID付与部20を備えている。
レイヤ2スイッチ15は、MACフレームのスイッチングを行うスイッチ21と、設定されたVIDおよびNULL Tagが付与されたMACフレームのみを通過させるVIDフィルタリング部22と、マルチキャストアドレスごとに関連付けられたVIDをMACフレームに付与するVID付与部23と、VID削除部24と、マルチキャストアドレスがマルチキャスト管理テーブル17に登録されるつど、新たなVIDを採用して対応付けし、マルチキャスト管理テーブル17に登録するVID設定部27とを備える。
SNIインタフェース14は、IGMPに関するメッセージをスヌープするマルチキャスト監視部25と、LLID削除部26を備える。
一方、OLT10に接続されるONU40は、OLT10との通信を行うPONインタフェース41と、設定されたVIDおよびNULL Tagが付与されたMACフレームのみを通過させるVIDフィルタリング部42と、VID削除部43と、管理テーブル44とを備え、p(pは1以上の整数)個の加入者端末と論理リンクにより接続されている。
ONU40におけるPONインタフェース41は、PON区間のMACフレームのセキュリティーを確保するための復号/暗号処理部45と、OLT10との通信制御を行うPON制御部46と、ポイント・ポイント論理リンクごとにLLIDを設定するLLID付与部47と、LLID削除部48を備える。
次に、OLT10におけるマルチキャスト管理テーブル17について説明する。マルチキャスト管理テーブル17は、図2のように、マルチキャストアドレス、VID、PONポート番号、LLIDを関連付けて管理する。
図2のマルチキャスト管理テーブル17に登録されるマルチキャストアドレスは、OLT10に収容される複数のポイント・ポイント論理リンクのうち、少なくとも1つがメンバーに参加しているIPマルチキャストグループのマルチキャストアドレスである。マルチキャスト管理テーブル17では、マルチキャストアドレスごとに異なるVIDが設定され、登録されたマルチキャストアドレスのIPマルチキャストグループに参加しているポイント・ポイント論理リンクのLLID及び収容されるPONポート番号を関連付けて管理する。
SNIインタフェース14のマルチキャスト監視部25は、IGMPに関する照会メッセージやレポートメッセージや離脱メッセージをスヌープし、その結果に応じてマルチキャストアドレスをマルチキャスト管理テーブル17に登録したり、削除したりする。VID設定部27は、マルチキャスト監視部25からの新たなマルチキャストアドレスを登録したとの通知により、この新たなマルチキャストアドレスに対応する新たなVIDを採用して、マルチキャスト管理テーブル17に登録する。
レポートメッセージのスヌープによって、OLT10に収容される複数のポイント・ポイント論理リンクのうち、少なくとも1つがIPマルチキャストグループのメンバーに新たに参加した場合、そのIPマルチキャストグループのマルチキャストアドレスがマルチキャスト管理テーブル17に登録されていない場合、そのマルチキャストアドレスをマルチキャスト管理テーブル17に登録する。
離脱メッセージのスヌープ結果またはレポートメッセージのタイムアウトによってIPマルチキャストグループのメンバーに参加しているポイント・ポイント論理リンクが、1つもなくなった場合、そのIPマルチキャストグループのマルチキャストアドレスを、マルチキャスト管理テーブル17から削除する。
メッセージ監視部16は、ポイント・ポイント論理リンクごとのIGMPに関するレポートメッセージをスヌープし、IPマルチキャストグループのメンバーに参加しているポイント・ポイント論理リンクのLLID及び当該IPマルチキャストグループのマルチキャストアドレスを関連付けて、マルチキャスト管理テーブル17に登録する。
レイヤ2スイッチ15のVID付与部23は、SNIインタフェース14から入力されるMACフレームの宛先アドレスが、マルチキャスト管理テーブル17に登録されているマルチキャストアドレスと一致する場合は、マルチキャスト管理テーブル17にて対応づけられているVIDを付与し、それ以外のマルチキャスト管理テーブル17に登録されていないマルチキャストアドレスやブロードキャストアドレスやユニキャストアドレスの場合は、NULL Tagを付与する。
レイヤ2スイッチ15のVIDフィルタリング部22は、対応するPONポート番号によって、マルチキャスト管理テーブル17にて管理されているPONポート番号と対応するVIDが設定され、設定されたVIDまたはNULL Tagが付与されているMACフレームのみを透過させる。
PONインタフェース12は、ポイント・ポイント論理リンクごとにLLIDを設定し、LLID付与部20にてMACフレームにLLIDを付与し、PON制御を行うとともに、LLIDがマルチキャスト管理テーブル17に登録されている場合は、対応するPONポート番号を関連付けてマルチキャスト管理テーブル17に登録する。
PONインタフェース12の暗号/復号処理部18では、LLIDごとに管理している異なる暗号/復号鍵を用い、MACフレームを暗号/復号し、PON区間のMACフレームのセキュリティーを確保する。
ONU40における管理テーブル44は、図3のように、OLT10から通知されたVIDとLLIDを関連付けて管理する。
ONU40にて収容される複数のポイント・ポイント論理リンクのうち、対応するLLID(論理リンク識別子)がOLT10のマルチキャスト管理テーブル17に登録されている場合に、そのLLID及び対応するVIDが関連付けられてOLT10から通知され、管理テーブル44に登録される。つまり、図3のONU40の管理テーブル44の内容は、OLT10のマルチキャスト管理テーブル17のうち、そのONU40に対応するLLIDとVIDの組合せである。
ONU40のPONインタフェース41は、ポイント・ポイント論理リンクごとにOLT10より設定されたLLIDを、LLID付与部47にてMACフレームに付与し、PON制御を行う。ONU40の復号/暗号処理部45では、LLIDごとに管理している異なる復号/暗号鍵を用い、MACフレームを復号/暗号し、PON区間のMACフレームのセキュリティーを確保する。
VIDフィルタリング部42は、管理テーブル44に登録されているVIDが設定され、設定されたVIDまたはNULL Tagが付与されているMACフレームのみを透過させる。
図2は、この発明の実施の形態1によるPONシステムのOLTにおけるマルチキャスト管理テーブルの記憶内容を示す図である。
図2において、OLTのマルチキャスト管理テーブルは、マルチキャストアドレス、VID、PONポート番号、LLIDを関連付けて管理する。
図3は、この発明の実施の形態1によるPONシステムのONUにおける管理テーブルの記憶内容を示す図である。
図3において、ONUの管理テーブルは、OLTから通知されたVIDとLLIDを関連付けて管理する。
次に全体の動作について説明する。
OLT10におけるマルチキャスト監視部25は、少なくとも1つのポイント・ポイント論理リンクがメンバーに参加しているIPマルチキャストグループのマルチキャストアドレスを、マルチキャスト管理テーブル17に登録し、メッセージ監視部16は、IGMPに関するレポートメッセージをスヌープすることで、マルチキャスト管理テーブル17に登録されているマルチキャストアドレスに対応するLLIDをマルチキャスト管理テーブル17に登録し、PONインタフェース12は、マルチキャスト管理テーブル17に登録されているLLIDが収容されるPONポート番号を、対応づけてマルチキャスト管理テーブル17に登録する。
その結果、少なくとも1つのポイント・ポイント論理リンクがメンバーに参加しているIPマルチキャストグループのマルチキャストアドレスと、参加しているポイント・ポイント論理リンクのLLID及び収容されるPONポート番号を関連付けて管理することができる。
そこで、マルチキャスト管理テーブル17にて管理されたマルチキャストアドレスごとに異なるVIDを設定し、マルチキャスト管理テーブル17にて関連付けて管理する。
VID付与部23では、SNIインタフェース14から入力されるMACフレームの宛先アドレスが、マルチキャスト管理テーブル17に登録されているマルチキャストアドレスである場合は、関連付けて管理されているVIDを付与し、マルチキャスト管理テーブル17に登録されていないマルチキャストアドレスまたはブロードキャストアドレスまたはユニキャストアドレスの場合は、NULL Tagを付与する。
VIDフィルタリング部22は、対応するPONポート11ごとに、マルチキャスト管理テーブル17にて管理されているPONポート番号と関連付けて管理されているVIDが設定され、設定されたVIDまたはNULL Tagが付与されたMACフレームのみ透過し、それ以外のMACフレームは廃棄する。
その結果、少なくとも1つのポイント・ポイント論理リンクがメンバーに参加しているIPマルチキャストフレームは、メンバーに参加しているポイント・ポイント論理リンクが収容されるPONポート11にのみ転送される。
ONU40における管理テーブル44は、OLT10のマルチキャスト管理テーブル17の内容のうち、そのONU40に対応するLLIDとVIDの組合せを管理する。管理する内容は、OLT10から通知される。
ONU40におけるVIDフィルタリング部42は、管理テーブル44にて管理されているVIDが設定され、設定されたVIDまたはNULL Tagが付与されたMACフレームのみ透過し、それ以外のMACフレームは廃棄する。
その結果、少なくとも1つのポイント・ポイント論理リンクがメンバーに参加しているIPマルチキャストフレームは、PONの構造上、メンバーに参加しているポイント・ポイント論理リンクが収容されるPONポートに収容される全ONUに対して転送されるが、メンバーに参加しているポイント・ポイント論理リンクが収容されるONUでのみ、加入者端末へ転送される。
このように、実施の形態1によれば、論理リンクを通信単位とするPONシステム上で、マルチキャスト用論理リンクを設定することなく、マルチキャスト通信のための暗号鍵を配布することもなく、また、複数のPONポートを収容したOLTにおいてPONポートごとにマルチキャストフレームの転送可否を管理するビットマップを設けることなく、セキュリティを確保したマルチキャスト通信をIGMPと連携した形で実現することができるPONシステムを実現でき、回路またはソフトウェアの簡単化、必要なメモリ領域の削減が可能となる。
また、既存の技術でありレイヤ2スイッチの基本機能として備わっているVIDフィルタリング機能を含むVLAN機能を用いる構成としたため、容易に実現することができる。
この発明の実施の形態1によるPONシステムのOLT及びONUの構成例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1によるPONシステムのOLTにおけるマルチキャスト管理テーブルの記憶内容を示す図である。 この発明の実施の形態1によるPONシステムのONUにおける管理テーブルの記憶内容を示す図である。 論理リンクを通信単位とするPONシステムを示す図である。
符号の説明
10 OLT、11 PONポート、12 PONインタフェース、
13 SNIポート、14 SNIインタフェース、15 レイヤ2スイッチ、
16 メッセージ監視部、17 マルチキャスト管理テーブル、
18 暗号/復号処理部、19 PON制御部、20 LLID付与部、
21 スイッチ、22 VIDフィルタリング部、23 VID付与部、
24 VID削除部、25 マルチキャスト監視部、26 LLID削除部、
27 VID設定部、
40 ONU、41 PONインタフェース、
42 VIDフィルタリング部、43 VID削除部、44 管理テーブル、
45 復号/暗号処理部、46 PON制御部、47 LLID付与部、
48 LLID削除部、60 スプリッタ、
101 論理ポート、102 OLT、103 ONU、104 論理リンク、
105 物理ポート、106 イーサネット(登録商標)、107 ブリッジ。

Claims (3)

  1. それぞれn(nは1以上の整数)個の加入者側装置が接続されるm(mは1以上の整数)個のPONポートを有するPONインタフェース、IP網に接続されたSNIインタフェース、マルチキャストグループのマルチキャストアドレス毎に異なるVLAN IDが設定され、上記マルチキャストアドレスと上記VLAN IDと上記PONポートとを対応付けて管理するマルチキャスト管理テーブル、上記SNIインタフェースから入力されるMACフレームの宛先アドレスが上記マルチキャスト管理テーブルに登録されているマルチキャストアドレスである場合に上記マルチキャストアドレスに対応するVLAN IDを上記MACフレームに付与するVID付与部、及び上記PONポート毎に設けられると共に、上記PONポートに対応するVLAN IDが設定され、上記VID付与部により付与された上記MACフレームの上記VLAN IDが上記自身に設定されたVLAN IDである場合に上記MACフレームを透過させるVIDフィルタリング部を備え、上記VIDフィルタリング部を透過したMACフレームは、上記PONポートを介してマルチキャスト送信されることを特徴とするマルチキャスト通信装置。
  2. メッセージをスヌープすることによりマルチキャストアドレスを上記マルチキャスト管理テーブルに登録するマルチキャスト監視部、及びこのマルチキャスト監視部により登録されたマルチキャストアドレスに対応するVLAN IDを新たに設定し、上記マルチキャストアドレスに対応付けて上記マルチキャスト管理テーブルに登録するVID設定部を備えたことを特徴とする請求項1記載のマルチキャスト通信装置。
  3. 請求項1または請求項2記載のマルチキャスト通信装置、及びこのマルチキャスト通信装置の上記PONポートに接続されると共にp(pは1以上の整数)個の加入者端末に論理リンクにより接続された加入者側装置を備え、上記加入者側装置は、上記論理リンク及び上記VLAN IDを対応付けた管理テーブルと、この管理テーブルによって上記論理リンクと対応付けられたVLAN IDが設定されたVIDフィルタリング部を有し、上記加入者側装置の上記VIDフィルタリング部は、上記MACフレームに付与されたVLAN IDが上記自身に設定されたVLAN IDである場合に上記MACフレームを透過させ、上記加入者端末に転送することを特徴とするPONシステム。
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