JP2007004648A - 組織戦略評価システムおよび組織戦略評価方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 サーバ10の分析部13は、クライアント30から、戦略関連表中の戦略目標の指定を受け、指定された戦略目標に対応する部署名および視点名を戦略DB121から抽出し、抽出した部署名と結びつきのある他の部署名を戦略サブマップDB122から特定し、特定した他の部署名に対応する戦略目標の視点名を戦略マップDB121から抽出する。また、分析部13は、抽出したすべての戦略目標の視点名に対応する重み値を部署特性DB123から抽出し、それらの重み値のうち、前記指定を受けた戦略目標の視点名と同じ視点名に対応する重み値を合算し、合算した重み値に対応する判定情報をクライアント30に送信する。
【選択図】 図1
Description
また、経営管理の一般的手法として、戦略に対応した施策を立案することにより、1つの事業体として同一の目標に向かって業務を遂行させるBalanced Score Card(以下BSCと略す)がある(例えば、非特許文献1参照)。これは、事業ビジョン・ミッションというものに基づき戦略を立案し、戦略を達成するために必要な要素(能力、資料等)を成功要因として定義する。そして、成功要因の達成度合いを測定するための指標を設定し、指標達成に必要な施策を立てるためのテンプレートを提供する。また、BSCでは段階的に戦略目標を設定することになる為、戦略目標が達成できなかった場合の原因がどこにあったのかということの施策を行うことによってその原因を明らかにする。さらに、戦略マップというものを用いることにより、戦略目標が達成できなかった場合の原因を戦略目標間の関連性から明らかにする。たとえば、戦略目標の達成を阻害している他の戦略目標を明らかにする。
近年、経営の多角化により肥大化した組織を持つ企業の弱点として、その企業内における組織の位置付けと、その組織内の活動とが一致しないことがあげられる。たとえば、多階層化した組織(事業部、営業部等の職制をもつ組織)においては、事業部等の職制の内容に基づく人員調整により、ソリューション別の開発活動や業種別の提案活動等を行う場合、本来の職制とは別の職制での業務を遂行することになるケースもある。しかしこのようなケースでは、当該職制の組織内の位置付けと実際の活動内容との乖離が大きくなり、職制という枠組み自体が、開発活動や提案活動等を行う際の妨げになるおそれがある。
なぜなら、本来の業務である職制の活動が優先され、開発活動や提案活動等の開始や遂行に時間を要するおそれがあるからである。また、従来の組織の枠組み(組織階層)にとらわれない新しい戦略の立案をしたとしても、組織内の位置付けと実際の活動内容との乖離により、戦略そのものに矛盾が生じ、その戦略を円滑に遂行することが困難になるからである。
サーバ(組織戦略評価システム)10は、インターネットやイントラネット等のネットワーク20を介して、クライアント(ユーザ用端末)30に接続されている。クライアント30は、サーバ10との間で情報の授受を行うことが可能に構成されている。
クライアント30は、一般的なコンピュータであり、キーボードやマウス等の入力装置と、コンピュータディスプレイ等の出力装置と、メモリ等の記憶装置と、CPU等の処理装置とを含んで構成されている。そしてクライアント30には、ウェブブラウザが搭載されている。
入出力部11は、データの入出力を実現するためのものであり、NIC(Network Interface Card)等のインタフェースが該当する。具体的には、入出力部11は、入力解析処理111と戦略目標表示処理112とを実現する。
入力解析処理111では、クライアント30から送られたデータを解析し、分析部13へ処理を引き継ぐ。戦略目標表示処理112では、後記する戦略実現度判定処理135で生成されたデータをネットワーク20へ出力する。
以下に前記した各DB121〜125の構成例を説明する。なお、各DB121〜125の値は、たとえばExcel(登録商標)等の表計算ソフトを利用することによって、任意に登録や編集を行うことができるようになっている。
戦略NO22は、戦略目標24を一意に識別するための番号を表す。
階層名23は、部署名21で指定された部署が所属する組織内の階層を特定する名称を表す。たとえば、階層名23には、「事業部」や「本部」等の文字列を階層として格納する。
戦略目標24は、各部署の戦略目標を表す。戦略目標というのは、長期的あるいは短期的な目標であり、あらかじめ設定される。たとえば、「売上が上がっている」や「原価が下がっている」等の文字列で戦略目標を表す。
視点名25は、組織内の活動の視点を表したもので、たとえば、「財務」や「顧客」等の視点名がある。「財務」が視点名として示されている場合、財務という観点から、戦略目標が立てられたことを表す。
具体的には、戦略サブマップDB122は、図3に示すように、部署名31と戦略NO32と接続戦略NO33の3項目から構成される。これら3項目は、1レコードで構成されている。なお、部署名31と戦略NO32は、それぞれ、図2の部署名21と戦略NO22と同様の内容である。
戦略NO32は、部署名31で指定された部署の戦略NOを表す。接続戦略NO33は、部署名31で指定された部署に所属する部署の戦略NOを表す。なお、接続戦略NO33の値が0の場合、所属先がないことを表す。
図3の戦略サブマップDB122をみると、戦略NOが2(経理本部の値)で、接続戦略NOが1(A事業部の値)を示すレコードがあるため、戦略サブマップDB122を参照することにより、前記した「売上が上がっている」と「原価が下がっている」との関係を結びつけることが可能となる。
図8は組織体系の表示例である。この表示例は、クライアント30がブラウザで表示した場合の例であり、画面左側には「A事業部」の部署が表示されている。そして、画面中間には、「A事業部」と線で結ばれた「経理本部」「生産本部」「生産本部」「企画本部」「営業本部」の5部署が表示されている。さらに、画面右側には、「生産1部」と「営業1部」の2部署が表示されている。「生産1部」は「生産本部」と線で結ばれ、「営業1部」は、「生産本部」および「営業本部」と線で結ばれている。つまり、図8では「A事業部」を最上層とする3階層の組織が構成されている。
視点名42は、財務、顧客、プロセス、革新等の種類に分類され、各種類別に重み値(重要度あるいは重み付けともいう)が取り決められている。視点名42中の重み値の合計(レコード単位分)は1になるように設定されている。これらの重み値は、あらかじめ部署の特徴(財務関連の数値収集・評価がメイン活動である等)を踏まえて格納しておく。重み値の値が大きければ大きいほど、その視点を重視して活動することになる。たとえば、生産本部は、プロセスの重み値の値が一番大きいので、プロセスの視点を重視して活動することを示している。
なお、部署特性DB123には、部署名41や視点名42の種類を指定することで、それぞれに対応する値を取り出すことができるインタフェースを備えている。
NO51は、戦略関連度DB124のレコードを一意に識別するためのキー数値を表す。階層名52には、前記した階層名23(図2参照)と同様、各部署の所属する階層名を示す文字列を格納する。
下位相対位置54には、階層名52で指定された階層を基準にした場合の当該階層の下位に位置する階層の数を格納する。本実施の形態では、3階層の組織体系を想定しているので、上位相対位置53と下位相対位置54には「0」、「1」、「2」の値が格納される。なお、上位相対位置53あるいは下位相対位置54に0の値が格納されている場合、それぞれ、上位あるいは下位の階層がないことを示すことになる。
NO61は、戦略判定基準DB125のレコードを一意に識別するためのキー数値を表す。
判定情報64は、実現度を表す。本実施の形態では、たとえば、最も高い実現度を実現レベル1で表している。たとえば、戦略の実現度の値が0.2の場合、「1」のNO61のレコードから、実現レベル1の判定が得られることとなる。
戦略目標優先度計算処理132では、部署特性DB123から、戦略目標の視点の重み値を抽出し、抽出した重み値をワークエリアの所定の行列位置に配置する。
戦略目標関連度計算処理133では、戦略関連度DB124から、戦略目標の関連度補正率を抽出し、抽出した関連度補正率と戦略目標優先度計算処理132で配置した重み値をもとに、関連度を再計算し、ワークエリアの所定の行列位置に再配置する。
戦略実現度判定処理135では、戦略実現度計算処理134で計算された関連度と、戦略判定基準DB125の情報とを比較して判定結果情報を生成し、生成した判定結果情報を入出力部11の戦略目標表示処理112へ転送する。
図7はサーバにおける戦略目標の評価に関する全体的な処理手順を示す図である。ここでは、ユーザが、たとえば、クライアント30を用いてサーバ10に図8に示した戦略関連表の表示要求をネットワーク20を通じて行った場合を前提として説明する。
この場合、サーバ10の入出力部11が、クライアント30からの表示要求を受信すると、管理部12の所定領域に格納されている評価プログラムが起動し、サーバ10の分析部13が、ステップS10以降の処理を実行する。
ステップS10では、分析部13は、クライアント30からの要求に応じ、図8に示した戦略関連表を作成し、その戦略関連表をクライアント30に送信する。戦略関連表は、部署相互の結びつきを表すものである。分析部13は、その戦略関連表を戦略サブマップDB122を参照して作成し、作成した戦略関連表中の部署毎に戦略マップDB121の戦略目標を対応付け、対応付けられた戦略関連表をクライアント30に送信する。
次に、分析部13は、戦略サブマップDB122(図3参照)から、全ての戦略NOに対応する接続戦略NOをレコード順に抽出する。そして、分析部13は、戦略サブマップDB122(図3参照)で管理された戦略NOと接続戦略NOとのつながりに応じ、部署名相互を結ぶ線を戦略関連表に配置する。このようにして、戦略関連表が作成される。なお、その後、サーバ10では、後記する戦略目標の指定を受けるまでの間、入力待ち状態となる。
ステップS12では、分析部13は、戦略目標の特性と重要度の抽出を行う(詳細は図11参照:計算処理ともいう)。ステップS13では、分析部13は、関連度補正率の抽出とその関連度の計算を行う(詳細は図13)。
本実施の形態では、たとえば、図14のワークエリアに配置した、上位の戦略目標91と起点の戦略目標93と下位の戦略目標94内の特性(視点)は、すべて「プロセス」である。このため、これらの関係度の値(0.125、0.5、0.1)が合算される。その結果、合算値、すなわち戦略の実現度は、0.125+0.5+0.1から0.725となる。
本実施の形態では、たとえば、0.725の値をもつ戦略の実現度が計算されているので、戦略判定基準DB125から、実現レベル3の判定情報64が抽出される。
図9に示すように、まず、分析部13は、起点の戦略目標の戦略NOに対応する接続戦略NOを戦略サブマップDB122(図3参照)から抽出する(ステップS111)。続いて、分析部13は、起点の戦略目標の戦略NOと値が一致する接続戦略NOに対応する戦略NOを戦略サブマップDB122(図3参照)から抽出する。
次に、分析部13は、抽出した接続戦略NOを上位の戦略目標の戦略NOの値として、後記するワークエリアに保持するとともに、抽出した戦略NOを下位の戦略目標の戦略NOの値としてワークエリアに保持する(ステップS113)。そして、分析部13は、起点の戦略目標の戦略NOをワークエリアに保持する(ステップS114)。
戦略目標抽出処理131では、マウスカーソルにより指定された戦略目標を起点に、それと関係のある戦略目標の情報を抽出し、抽出した戦略目標の階層の数と戦略目標の数によって、たとえば図10のワークエリアを生成し、生成したワークエリアに抽出した戦略目標の情報を配置する。本実施の形態においては、ワークエリアを用いて後記する計算処理を行うこととするが、ワークエリアを用いた計算処理に限定されるものではない。
ワークエリアは、起点となる戦略目標と、それと関連する他の戦略目標との繋がりを表現する行列で構成されている。
このとき、分析部13は、図10に示したワークエリアに上位の戦略目標91と線92の2列を追加し、抽出された接続戦略NOを上位の戦略目標91の戦略NOに配置する(ステップS113に相当)。抽出された行の接続戦略NOのすべてについて、このようなワークエリアへの配置処理を行う。すなわち、接続戦略NOが0になるまで行う。0になった時の前記配置処理の回数(操作の回数ともいう)をwork1という変数を用いて管理部12に一時保持しておく。
このとき、分析部13は、下位の戦略目標95と線94の列をワークエリア(図10参照)に追加し、抽出した接続戦略NOをワークエリアの下位の戦略目標95の戦略NOに配置する(ステップS113に相当)。抽出された行の接続戦略NOのすべてについて、このようなワークエリアへの配置処理を行う。すなわち、接続戦略NOが0になるまで行う。0になった時の前記配置処理の回数(操作の回数ともいう)をwork2という変数を用いて管理部12に一時保持しておく。
図11に示すように、ステップS121では、分析部13は、対応する部署名と視点名とを戦略マップDB121から抽出する。
具体的には、分析部13は、図10のワークエリアに配置した戦略NO(上位の戦略目標91内の値、起点の戦略目標93内の値、下位の戦略目標95内の値)を抽出し、抽出した戦略NOの値と戦略マップDB121(図2参照)の戦略NOが一致する行を検索し、一致した行の部署名と視点名とを戦略マップDB121(図2参照)から抽出する。
たとえば、部署名と視点名がそれぞれ、「A事業部」と「プロセス」の組の場合、図4の部署特性DB123から、「0.25」の重み値が抽出される。同様に、「生産本部」と「プロセス」の組の場合、「0.5」の重み値が抽出される。なお、「生産1部」と「プロセス」の組の場合、「0.5」の重み値が抽出され、「営業1部」と「プロセス」の場合、「0.1」の重み値が抽出される。
図13に示すように、ステップS131では、分析部13は、対応する関連度補正率を戦略関連度DB124から抽出する(ステップS131)。
具体的には、分析部13は、起点の戦略目標が立てられた階層名と、前記したwork1の値(work1の値は上位の階層数を表す)とをもとに、戦略関連度DB124(図5参照)の階層名52と上位相対位置53の各値が一致する行を検索し、検索した行の関連度補正率55の値を戦略関連度DB124(図5参照)から抽出する。
また、分析部13は、起点の戦略目標が立てられた階層名と、前記したwork2の値(work2の値は下位の階層数を表す)とをもとに、戦略関連度DB124(図5参照)の階層名52と下位相対位置54の各値が一致する行を検索し、検索した行の関連度補正率55の値を戦略関連度DB124(図5参照)から抽出する。
また、work2の値が「1」を示しているので、起点の戦略目標と下位の戦略目標との間の階層差は1となり、また、起点となる「本部」の階層は、「部」の下位階層にある。このため、分析部13は、戦略関連度DB124の「4」のNO51のレコード(図5参照)から、「1」の関連度補正率を抽出する。
ステップS133では、分析部13は、ワークエリアの関連度補正に配置した関連度補正率に重要度の値を乗算してワークエリアに関係度として保持する。線92の関係度を求める乗算式は、図14のワークエリアを参照すると、(上位の戦略目標91の重要度の値)×(線92の関係度補正の値)となる。線94の関係度を求める乗算式は、図14のワークエリアを参照すると、(下位の戦略目標95の重要度の値)×(線94の関係度補正の値)となる。なお、たとえば、(線92の関係度補正の値)あるいは(線94の関係度補正の値)を考慮せずに、(上位の戦略目標91の重要度の値)あるいは(下位の戦略目標95の重要度の値)を関係度としてもよい。
また、分析部13は、戦略関連表(図8参照)を作成してクライアント30に送信するので、組織内における構成単位間の戦略の位置付けを定量的にユーザに提示することが可能となる。このため、ユーザは、たとえば、組織(ここでは構成単位の意味)の強みを生かした戦略を立案することが可能となり、多階層化した組織において困難とされる戦略実行の加速化が促進されることとなる。
この場合、まず、ユーザは、自組織(起点の部署を意味する)と下位組織(下位階層の部署を意味する)との戦略の関連度合いを確認して、立案した戦略がリソース(人員、必要スキル等)の面で不足がないか等を判断することができる。たとえば、自組織が立案した戦略を下位組織が重視していない場合には、戦略目標の内容を実行する際、人員不足が予測されるため、その戦略目標の立案者は、人員増強などのリソース面における調整指示を下位組織へ行うことが容易になる。
あるいは、ユーザは、自組織と上位組織(上位階層の部署を意味する)との戦略の関連度合いを確認して、同じ階層に属する別の組織(部署)の活動の実現度を調整しやすいかどうかを判断することが可能となる。たとえば、自組織が立案した戦略を上位組織が重視していない場合、同じ階層に属する別の組織も重視していないことが予測されるため、戦略立案者は、別組織へ自活動の重要度を上げてもらうようにお願いすることが可能となる。これにより、別の組織は自組織の活動を認識し、自組織と別の組織との間で連携のとれた活動を行うことが可能となる。
12 管理部
13 分析部
20 ネットワーク
30 クライアント
Claims (5)
- 情報の管理部と分析部とを備えた組織戦略評価システムであって、
前記管理部は、組織内の活動方針を表す戦略目標を、組織毎にかつその組織の活動項目毎に管理する戦略マップデータベースと、前記組織相互の結びつきを管理する戦略サブマップデータベースと、前記組織毎に、前記活動項目の重み付けを管理する組織別重み付けデータベースとを有するとともに、
前記分析部は、
ユーザ用端末から、特定組織の戦略目標の指定を受け、指定された戦略目標に対応する、組織および活動項目を前記管理部の戦略マップデータベースから抽出し、
前記抽出した組織と結びつきのある他の組織を前記管理部の戦略サブマップデータベースから特定し、
前記特定した他の組織についての戦略目標の活動項目を前記管理部の戦略マップデータベースから抽出し、
前記抽出したすべての戦略目標の活動項目に対応する重み付けを前記管理部の組織別重み付けデータベースから抽出し、
前記抽出した重み付けのうち、前記指定された戦略目標の活動項目と同じ活動項目に対応する重み付けを合算し、
前記合算した重み付けを前記指定された戦略目標の実現度として前記ユーザ用端末に送信することを特徴とする組織戦略評価システム。 - 前記管理部は、前記組織相互の結びつきの程度を表す関連度補正情報を管理する関連度データベースをさらに有し、
前記分析部は、
前記重み付けを合算する際、前記指定された戦略目標を掲げている組織と、前記特定した他の組織との間の前記関連度補正情報を前記管理部の関連度データベースから抽出し、前記抽出した関連度補正情報に基づいて、前記重み付けを補正して合算することを特徴とする請求項1に記載の組織戦略評価システム。 - 前記組織相互は、階層状に結びついており、
前記関連度データベースの関連度補正情報は、前記組織が属する階層の位置に応じて、前記組織相互の結びつきの程度を表していることを特徴とする請求項2に記載の組織戦略評価システム。 - 前記分析部は、前記ユーザ用端末から前記戦略目標の指定を受ける前、前記組織相互の結びつきを表す戦略関連表を前記管理部の戦略サブマップデータベースを参照して作成し、作成した戦略関連表中の組織毎に前記戦略マップデータベースの前記戦略目標を対応付け、対応付けられた前記戦略関連表を当該ユーザ用端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の組織戦略評価システム。
- 情報の管理部と分析部とを備えたコンピュータを用いて組織内の活動方針を表す戦略目標の実現度を評価する組織戦略評価方法であって、
前記管理部は、組織内の活動方針を表す戦略目標を、組織毎にかつその組織の活動項目毎に管理する戦略マップデータベースと、前記組織相互の結びつきを管理する戦略サブマップデータベースと、前記組織毎に、前記活動項目の重み付けを管理する組織別重み付けデータベースとを有するとともに、
前記分析部は、
ユーザ用端末から、特定組織の戦略目標の指定を受け、指定された戦略目標に対応する、組織および活動項目を前記管理部の戦略マップデータベースから抽出し、
前記抽出した組織と結びつきのある他の組織を前記管理部の戦略サブマップデータベースから特定し、
前記特定した他の組織についての戦略目標の活動項目を前記管理部の戦略マップデータベースから抽出し、
前記抽出したすべての戦略目標の活動項目に対応する重み付けを前記管理部の組織別重み付けデータベースから抽出し、
前記抽出した重み付けのうち、前記指定された戦略目標の活動項目と同じ活動項目に対応する重み付けを合算し、
前記合算した重み付けを前記指定された戦略目標の実現度として前記ユーザ用端末に送信することを特徴とする組織戦略評価方法。
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