JP2007004379A - 自動販売機用発光ダイオードモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】自動販売機の組立作業を煩雑化したり、商品展示室の外観品質を損なうことなく、メンテナンス作業の容易化及び他自動販売機との差別化を具現化する。
【解決手段】発光ダイオード31及び給電用コネクタ32を実装した回路基板33と、発光ダイオード31及び給電用コネクタ32を外部に臨ませる態様で回路基板33を収容した本体ケース34とを備え、自動販売機の商品展示室10に設けた取付体21の表面に本体ケース34を介して取り付けられる発光ダイオード31であって、本体ケース34が、取付体21に形成した装着孔23に挿入され、かつ装着孔23を通じて給電用コネクタ32を取付体21の裏面側に臨ませる挿入部分34c1と、取付体21の装着孔23に挿入部分34c1を挿入した状態で取付体21の裏面に係止される係止部分34c2とを備えている。
【選択図】 図9

Description

本発明は、自動販売機の商品展示室に取り付けられる発光ダイオードモジュールに関するものである。
自動販売機には、本体キャビネットの前面に配置される外扉に商品展示室が設けられている。商品展示室は、前面が透明板によって覆われており、その内部に販売商品に対応した商品見本が収容配置されている。商品見本は、商品展示室の背面板に支持させた商品展示台に整列した状態で搭載されている。
また、商品展示室の内部には、商品展示室及び商品見本を照明するための光源として蛍光灯が配置されている。蛍光灯は、商品展示台によって前方域が覆われており、利用者が直視できないように考慮されている。
商品展示室の前面を覆う透明板には、商品見本に対応した押ボタンユニットが設けてある。押ボタンユニットは、商品を選択するための押ボタンスイッチを備えたもので、押ボタンスイッチの押ボタンを透明板の外部に臨ませる態様で配置されている。
この種の自動販売機では、貨幣を投入した後、商品見本に対応する押ボタンスイッチを操作すれば、選択した商品を購入することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−79078号公報
ところで、上記のような自動販売機にあっては、多数の商品見本を少数の蛍光灯で照明することができるという利点を有するものの、メンテナンス性や他自動販売機との差別化を図る上で必ずしも好ましいとはいえない。すなわち、蛍光灯はその寿命が比較的短く、これを頻繁に交換する必要があるため、メンテナンス作業が煩雑化することになる。また、線光源である蛍光灯は、商品展示室全体を一様に照明するものであり、しかも利用者に直視できない位置に配置する必要があるため、商品展示室の構成を差別化することも困難である。
このため昨今においては、商品展示室に他の光源を用いることが検討されている。例えば商品展示室の光源として発光ダイオードを用いれば、蛍光灯に比べて長寿命であるからメンテナンス作業の容易化を図ることが可能になる。しかも、発光ダイオードは、利用者が直視できる位置にも配置することが可能であるばかりでなく、点光源であるため商品展示室の任意の位置に任意の数だけ配置することが可能であり、商品展示室の構成を差別化する上で望ましいということができる。
しかしながら、商品展示室に多数の発光ダイオードを配置した場合には、それぞれから延在する給電ケーブルの配線処理を行わなければならず、自動販売機の組立作業を煩雑化するばかりでなく、多数の給電ケーブルが外部に露出する状態にあっては商品展示室の外観品質を損なう虞れさえある。
本発明は、上記実情に鑑みて、自動販売機の組立作業を煩雑化したり、商品展示室の外観品質を損なうことなく、メンテナンス作業の容易化及び他自動販売機との差別化を具現化する自動販売機用発光ダイオードを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機用発光ダイオードモジュールは、発光ダイオード及び給電用コネクタを実装した回路基板と、発光ダイオード及び給電用コネクタを外部に臨ませる態様で回路基板を収容した本体ケースとを備え、自動販売機の商品展示室に設けた取付体の表面に本体ケースを介して取り付けられる自動販売機用発光ダイオードであって、前記本体ケースが、取付体に形成した装着孔に挿入され、かつ装着孔を通じて給電用コネクタを取付体の裏面側に臨ませる挿入部分と、取付体の装着孔に挿入部分を挿入した状態で取付体の裏面に係止される係止部分とを備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機用発光ダイオードモジュールは、上述した請求項1において、係止部分は、挿入部分を取付体の装着孔に挿入した状態で取付体と本体ケースとを相対移動させた場合に取付体の裏面と対向する位置に配置される係止面を有したことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る自動販売機用発光ダイオードモジュールは、上述した請求項1において、係止部分は、挿入部分に対して進退可能に配設し、挿入部分を取付体の装着孔に挿入した後に進出移動して取付体の裏面と対向する位置に配置される係止面を有したことを特徴とする。
本発明によれば、係止部分を係止させることによって取付体に取り付けた場合に給電用コネクタが取付体の裏面側に臨んで配置されることになるため、この給電用コネクタに接続する給電ケーブルも取付体の裏面側に敷設されることになり、煩雑な作業を要する、外観品質を損なうといった問題を招来することなく発光ダイオードを商品展示室の光源として用いることが可能となる。従って、メンテナンス作業の容易化及び他自動販売機との差別化を図った自動販売機を具現化することができるようになる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機用発光ダイオードモジュールの好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である発光ダイオードモジュールを適用した自動販売機を示したものである。ここで例示する自動販売機は、缶入り飲料、ペットボトル入り飲料、ボトル缶入り飲料等の容器入り飲料を商品として販売するもので、商品を収容する本体キャビネット1の前面に外扉2を備えている。外扉2は、一側縁部を介して本体キャビネット1に支持させたもので、本体キャビネット1の前面開口を開閉する態様で揺動することが可能である。
この外扉2には、その表面の他側縁部に紙幣挿通口3、硬貨投入口4、返却レバー5、硬貨返却口6、表示器7が設けてあるとともに、表面の下方中央部に商品取出口8が設けてある。紙幣挿通口3は、利用者が紙幣を挿入するための開口である。この紙幣挿通口3を通じて挿入された紙幣は、図示せぬ紙幣処理装置において適宜処理されることになる。尚、この紙幣挿通口3は、利用者に対して紙幣を返却する際の紙幣返却口としても機能する。硬貨投入口4は、利用者が硬貨を投入するための開口である。この硬貨投入口4を通じて投入された硬貨は、図示せぬ硬貨処理装置において適宜処理されることになる。返却レバー5は、紙幣挿通口3から挿入した紙幣、あるいは硬貨投入口4から投入した硬貨を返却するための操作部であり、硬貨投入口4の近傍に配設してある。硬貨返却口6は、利用者に対して硬貨を返却するための開口であり、硬貨投入口4よりも下方となる位置に設けてある。表示器7は、貨幣の入金額、商品の販売中であるか否か、釣り銭があるか否か等々、商品を販売する上で必要となる各種情報を外部に表示するためのものであり、例えば液晶表示器によって構成してある。商品取出口8は、利用者が購入した商品を受け取るための開口であり、外扉2の下方部に横長に形成してある。
また、自動販売機の外扉2には、その中央上部に商品展示室10が設けてある。商品展示室10は、図2〜図4に示すように、外扉2の内部において背面板11及び透明板12によって囲まれる領域に構成したものである。
背面板11は、鋼板等、比較的剛性を有した薄板によって構成したもので、上下方向に延在するヒンジ軸13を介して外扉2に揺動可能に支持させてある。より具体的に説明すると、図4中の実線で示すように外扉2に近接する方向に揺動させた場合に背面板11は、外扉2の外表面と一致する位置に配置され、商品展示室10の背面を閉塞した状態となる一方、図4中の二点鎖線で示すように外扉2から離隔する方向に揺動させた場合に背面板11は、商品展示室10の背面を開放した状態となる。
透明板12は、透光性を有した合成樹脂製の薄板によって構成したもので、商品展示室10の前面開口を常時閉塞する態様で外扉2に取り付けてある。
この商品展示室10には、背面板11に商品展示台14が設けてある一方、透明板12に押ボタンユニット20が設けてある。
商品展示台14は、商品見本15を搭載できるように台状に構成したもので、例えば、透光性を有した合成樹脂材によって成形してある。本実施の形態では、上段、中段、下段の3列にそれぞれ10本ずつ、合計30本の商品見本15を商品展示室10の内部に配列できるように商品展示台14が設けてある。より具体的に説明すると、背面板11において商品展示台14を列状に配置する部分には、左右方向に沿って長尺となる展示台支持フレーム16が設けてあり、この展示台支持フレーム16にそれぞれ商品展示台14を保持させるようにしている。尚、図には明示していないが、商品展示台14の前面には、商品の値段及び冷温状態を表示するための表示板が取り付けてある。
押ボタンユニット20は、取付体21に複数の押ボタンスイッチ22を保持させることによって構成したもので、透明板12の内表面において上段、中段、下段となる商品見本15の列に対応した位置にそれぞれ水平方向に沿って延設してある。
取付体21は、例えば金属によって成形したフレーム状部材であり、基壁部21aの両側から前壁部21b及び後壁部21cが上方に向けて延在した横断面略U字状を成している。
押ボタンスイッチ22は、利用者が押ボタン22aを押圧操作した場合に個別の選択信号を自動販売機の図示していない制御装置に出力するものであり、各商品見本15に対応して設けてある。押ボタンスイッチ22の押ボタン22aは、透明板12に形成した貫通孔を介して外部に露出しており、利用者が直接操作することが可能である。図には明示していないが、それぞれの押ボタンユニット20において各押ボタンスイッチ22の信号ケーブルは、取付体21の内部を通過して外扉2の一側方に導出してあり、外部から視認される虞れがない。
また、上段及び中段に配置した押ボタンユニット20、並びに商品展示室10の天壁下面には、基壁部21aの下面において商品展示室10の外部から視認可能となる部位に複数の発光ダイオードモジュール30が取り付けてある。発光ダイオードモジュール30は、図5〜図8に示すように、表面に発光ダイオード31を実装する一方、裏面に給電用コネクタ32を実装した回路基板33を本体ケース34に収容することよって構成したものである。特に、本実施の形態では、回路基板33に4つの発光ダイオード31を列状に実装した横長の発光ダイオードモジュール30を例示している。
発光ダイオードモジュール30の本体ケース34は、遮光性を有した材料によって成形したもので、出射用開口34a、コネクタ用開口34b及び取付部34cを有している。
出射用開口34aは、本体ケース34の内部に収容した回路基板33の発光ダイオード31を外部に臨ませるためのものであり、一連のレンズ体35によって覆ってある。レンズ体35は、透光性を有した材料によって成形したもので、各発光ダイオード31の実装位置を中心とした球体を複数連続させた形状を成している。
コネクタ用開口34bは、給電用コネクタ32を外部に臨ませるためのものであり、本体ケース34において出射用開口34aを形成した先端面とは反対となる基端面34dに開口している。
取付部34cは、コネクタ用開口34bの外周縁部を構成するもので、挿入部分34c1と一対の係止部分34c2とを有している。挿入部分34c1は、コネクタ用開口34bを中心孔とする円筒状部分であり、基端面34dから突出する態様で構成してある。係止部分34c2は、挿入部分34c1の外周面から基端面34dと離隔する態様で径外方向に向けて延在する舌片状部分であり、本体ケース34の長手方向に沿う態様で互いに180°間隔を置いた位置にそれぞれ設けてある。
図7からも明らかなように、本実施の形態の発光ダイオードモジュール30では、基端面34dに対してレンズ体35が装着される先端面が傾斜するように本体ケース34を構成し、かつこの先端面と平行となるように回路基板33を収容させることにより、発光ダイオード31の光軸31aを本体ケース34の基端面34dに対して傾斜させるようにしている。
一方、上記のように構成した発光ダイオードモジュール30を取り付ける取付体21には、図9に示すように、基壁部21aにおいて商品展示台14の相互間となる位置にそれぞれ装着孔23が形成してある。個々の装着孔23は、挿入孔部23aと一対の切欠部23bとを一体に形成したものである。挿入孔部23aは、本体ケース34の挿入部分34c1を挿入することのできる大きさに形成した円形の孔である。切欠部23bは、挿入孔部23aに本体ケース34の挿入部分34c1を挿入した場合に一対の係止部分34c2を挿通させることのできる切欠である。図からも明らかなように、一対の切欠部23bは、取付体21の長手方向に対して傾斜する態様で設けてある。図には明示していないが、取付体21の内部、つまり前壁部21bと後壁部21cとによって囲まれる空間には、発光ダイオードモジュール30の給電用コネクタ32に接続した場合に給電を行う給電用ケーブルが予め敷設してある。尚、図には示していないが、商品展示室10の天壁下面にも押ボタンユニット20の取付体21と同様の取付体21が単独で取り付けてある。
取付体21に発光ダイオードモジュール30を取り付ける場合には、まず、装着孔23から給電用ケーブル(図示せず)を引き出し、これを発光ダイオードモジュール30の給電用コネクタ32に接続する。次いで、装着孔23の挿入孔部23aに本体ケース34の挿入部分34c1を合致させるとともに、装着孔23の切欠部23bに本体ケース34の係止部分34c2を合致させた状態で挿入孔部23aに挿入部分34c1を挿入する。この状態においては、取付体21の長手方向に対して発光ダイオードモジュール30の長手方向が傾斜した状態にある。
この状態から各係止部分34c2が切欠部23bを通過した時点で取付体21に対して発光ダイオードモジュール30を挿入部分34c1の軸心回りに回転させ、発光ダイオード31の光軸31aを商品展示室10の内方に向け、かつ係止部分34c2において本体ケース34の基端面34dと対向する係止面34c3を取付体21における基壁部21aの上面に対向した位置に配置させれば、取付体21の装着孔23からの発光ダイオードモジュール30の脱落を阻止すること、つまり取付体21に対して発光ダイオードモジュール30を取り付けることができる。このとき、発光ダイオードモジュール30の係止部分34c2が取付体21の長手方向に沿って配置すれば、取付体21の長手方向と発光ダイオードモジュール30の長手方向とが互いに合致した状態となる。尚、上述した操作を逆に行えば、取付体21から発光ダイオードモジュール30を容易に取り外すことが可能である。
上記のように構成した自動販売機においては、紙幣挿通口3、もしくは硬貨投入口4から販売商品の価格以上となる貨幣を投入すると、該当する商品に対応した押ボタンスイッチ22が有効となる。この有効化されたものの中から利用者が所望とする商品に対応した押ボタンスイッチ22の押ボタン22aを押圧操作すると、押圧操作された押ボタンスイッチ22の選択信号が信号ケーブル(図示せず)を通じて図示していない制御装置に送出されることになる。この結果、選択された商品が払い出され、商品取出口8を介して利用者に提供することができるようになる。尚、貨幣を投入した後に押ボタンスイッチ22を操作することなく返却レバー5を操作した場合には、紙幣挿通口3、もしくは硬貨返却口6から投入貨幣がそのまま利用者に返却される。また、販売商品の価格を超えて投入された貨幣に関しては、商品を払い出した後に差額分が硬貨返却口6から釣り銭として利用者に返却されることになる。
ここで、上記自動販売機では、給電用ケーブル(図示せず)を通じて発光ダイオードモジュール30に電源を供給すると、各発光ダイオードモジュール30において発光ダイオード31が点灯することになる。この発光ダイオード31の点灯は、ちらつきがなく利用者が直視しても問題のないものであり、しかも透明板12を通じて外部から視認することが可能な位置に配置してあるため、商品展示室10の装飾光として用いることができ、単に蛍光灯によって商品展示室全体を照明している他自動販売機に対して大きな差別化を図ることができるようになる。
しかも、取付体21に支持させた発光ダイオードモジュール30は、発光ダイオード31の光軸31aが商品展示室10の内方に向くように設定してある。従って、発光ダイオード31からの出射光が商品見本15に対して照射されることになり、商品展示室10において商品見本15をより目立たせることが可能となる。さらに、発光ダイオードモジュール30は点光源であるため、商品展示室10の任意の位置に任意の数だけ配置することができる。従って、所望の商品見本15のみを目立たせる、といった演出を行うことも可能となる。
これらの結果、自動販売機の商品展示室10が利用者の注目を集めるようになり、商品の販売促進を期待することができるようになる。この場合、装飾用の発光ダイオード31を商品見本15の照明にも適用しているため、別個に蛍光灯等の光源を要することもなく、自動販売機のコストを著しく増大させる事態を招来することもない。また、本体ケース34の係止部分34c2を係止させることによって発光ダイオードモジュール30を取付体21に取り付けた場合に給電用コネクタ32が取付体21の裏面側に臨んで配置されることになるため、この給電用コネクタ32に接続する給電用ケーブル(図示せず)も取付体21の裏面側に敷設されることになり、煩雑な作業を要する、外観品質を損なう、といった問題を招来することなく発光ダイオード31を商品展示室10の光源として用いることが可能となる。さらに、発光ダイオード31は、従前の蛍光灯に比べて寿命も長いため、交換等に伴うメンテナンス作業も容易化することができる。
一方、上記自動販売機にあっては、外扉2を開成した状態で背面板11を開放すれば、商品展示室10の商品見本15を交換する等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。しかも、発光ダイオード31を押ボタンユニット20に支持させるようにしているため、背面板11の開閉移動に何等支障を来すことなく、発光ダイオード31の給電用ケーブル(図示せず)と押ボタンユニット20の信号ケーブル(図示せず)とを透明板12側に敷設することができるようになる。従って、自動販売機の組立作業を容易化することも可能となる。
尚、上述した実施の形態では、缶入り飲料、ペットボトル入り飲料、ボトル缶入り飲料等の容器入り飲料を商品として販売する自動販売機を適用対象としているが、その他の商品を販売する自動販売機にももちろん適用することが可能である。
また、上述した実施の形態では、回路基板33に複数の発光ダイオード31を列状に実装した横長の発光ダイオードモジュール30を例示しているが、必ずしもこれに限定されず、少なくとも回路基板に唯一の発光ダイオードが実装されているものであれば良い。
さらに、上述した実施の形態では、発光ダイオードモジュール30を取り付ける取付体21に円形の挿入孔部23aと一対の切欠部23bとを有する装着孔23を形成し、本体ケース34の取付部34cを装着孔23に挿入した後、これを回転させることで係止面34c3を取付体21の上面に対向させるようにしているが、取付体の装着孔に挿入部分を挿入した状態で取付体の裏面に係止部分を係止することができれば、その他の態様で発光ダイオードモジュールを取付体に取り付けても構わない。
例えば、図10に示す変形例1では、実施の形態と同一形状の発光ダイオードモジュール30を適用する一方、取付体21に挿入長孔部123aと一対の切欠部123bとを一体に形成した装着孔123を形成している。挿入長孔部123aは、本体ケース34の挿入部分34c1を挿入した状態でこれをスライド移動させることのできる長孔状に形成した部分である。一対の切欠部123bは、取付体21の長手方向に沿い、かつ挿入長孔部123aの一方の端部に近接した位置に形成してある。
この変形例1において取付体21に発光ダイオードモジュール30を取り付ける場合には、まず、装着孔123から給電用ケーブル(図示せず)を引き出し、これを発光ダイオードモジュール30の給電用コネクタ32に接続する。次いで、装着孔123の挿入長孔部123aに本体ケース34の挿入部分34c1を合致させるとともに、装着孔123の切欠部123bに本体ケース34の係止部分34c2を合致させた状態で挿入長孔部123aに挿入部分34c1を挿入する。この状態においては、取付体21の長手方向に対して発光ダイオードモジュール30の長手方向が一致した状態にある。
この状態から各係止部分34c2が切欠部123bを通過した時点で取付体21に対して発光ダイオードモジュール30を挿入部分34c1の他方の端部にスライドさせ、係止部分34c2において本体ケース34の基端面34dと対向する係止面34c3を取付体21における基壁部21aの上面に対向した位置に配置させれば、取付体21の装着孔123からの発光ダイオードモジュール30の脱落を阻止すること、つまり取付体21に対して発光ダイオードモジュール30を取り付けることができる。尚、この変形例1においても上述した操作を逆に行えば、取付体21から発光ダイオードモジュール30を容易に取り外すことが可能である。
また、図11に示す変形例2では、本体ケース134の基端面134dに円筒状の挿入部分136を形成するとともに、挿入部分136の外周部に一対の弾性爪片137を設けた発光ダイオードモジュール130を適用するようにしている。弾性爪片137は、本体ケース134の基端面134dから延在した変形部137aと、変形部137aの延在端部から外方に向けて突出する係合部137bとを有したもので、互いに180°間隔を置いた位置にそれぞれ設けてある。図からも明らかなように、弾性爪片137の係合部137bは、基端面134dに近接するに従って外方への突出量が漸次大きくなるように構成してある。
一方、この発光ダイオードモジュール130を取り付ける取付体21には、挿入孔部323aと一対の切欠部323bとを一体に形成した装着孔323を形成している。挿入孔部323aは、本体ケース134の挿入部分136を挿入することのできる大きさに形成した円形の孔である。切欠部323bは、挿入孔部323aに本体ケース134の挿入部分136を挿入した場合に一対の弾性爪片137を挿通するための切欠である。但し、一対の切欠部323bは、相互間長さL1が一対の弾性爪片137における変形部137aの外表面間距離L2とほぼ同じであり、また、取付体21の長手方向に沿う態様で形成してある。
この変形例2において取付体21に発光ダイオードモジュール130を取り付ける場合には、まず、装着孔323から給電用ケーブル(図示せず)を引き出し、これを発光ダイオードモジュール130の給電用コネクタ32に接続する。次いで、装着孔323の挿入孔部323aに本体ケース134の挿入部分136を合致させるとともに、装着孔323の切欠部323bに本体ケース134の弾性爪片137を合致させた状態で挿入孔部323aに挿入部分136を挿入すれば良い。つまり、装着孔323の挿入孔部323aに本体ケース134の挿入部分136を挿入する際に、弾性爪片137の係合部137bが切欠部323bの内壁面に当接し、係合部137bの傾斜作用によって弾性爪片137が互いに内方に向けて弾性的に変形することになるため、相互間長さL1が短い一対の切欠部323bの間に弾性爪片137を挿通させることができるようになる。
その後、係合部137bが切欠部323bを通過すると、弾性復元力によって弾性爪片137が互いに拡開して通常状態に復帰し、係合部137bにおいて本体ケース134の基端面134dと対向する係止面が取付体21における基壁部の上面に対向した位置に配置されることになり、取付体21の装着孔323からの発光ダイオードモジュール130の脱落を阻止すること、つまり取付体21に対して発光ダイオードモジュール130を取り付けることができる。尚、この変形例2においても、弾性爪片137を互いに内方に向けて弾性変形させれば、取付体21から発光ダイオードモジュール130を容易に取り外すことが可能である。
本発明の実施の形態である自動販売機用発光ダイオードモジュールを適用した自動販売機を示す概念図である。 図1に示した自動販売機の要部拡大図である。 図1に示した自動販売機の要部拡大断面側面図である。 図1に示した自動販売機の要部拡大平面図である。 本発明の実施の形態である自動販売機用発光ダイオードモジュールの外観斜視図である。 図5に示した自動販売機用発光ダイオードモジュールの平面図である。 図5に示した自動販売機用発光ダイオードモジュールの横断面側面図である。 図5に示した自動販売機用発光ダイオードモジュールの縦断面側面図である。 図5に示した自動販売機用発光ダイオードモジュールの取付態様を示す分解斜視図である。 図5に示した自動販売機用発光ダイオードモジュールの取付態様の変形例1を示す分解斜視図である。 図5に示した自動販売機用発光ダイオードモジュールの取付態様の変形例2を示す分解斜視図である。
符号の説明
10 商品展示室
15 商品見本
21 取付体
23 装着孔
23a 挿入孔部
23b 切欠部
30 発光ダイオードモジュール
31 発光ダイオード
32 給電用コネクタ
33 回路基板
34 本体ケース
34a 出射用開口
34b コネクタ用開口
34c 取付部
34c1 挿入部分
34c2 係止部分
34c3 係止面
34d 基端面
35 レンズ体
123 装着孔
123a 挿入長孔部
123b 切欠部
130 発光ダイオードモジュール
134 本体ケース
134d 基端面
136 挿入部分
137 弾性爪片
137a 変形部
137b 係合部
323 装着孔
323a 挿入孔部
323b 切欠部

Claims (3)

  1. 発光ダイオード及び給電用コネクタを実装した回路基板と、発光ダイオード及び給電用コネクタを外部に臨ませる態様で回路基板を収容した本体ケースとを備え、自動販売機の商品展示室に設けた取付体の表面に本体ケースを介して取り付けられる自動販売機用発光ダイオードモジュールであって、
    前記本体ケースが、
    取付体に形成した装着孔に挿入され、かつ装着孔を通じて給電用コネクタを取付体の裏面側に臨ませる挿入部分と、
    取付体の装着孔に挿入部分を挿入した状態で取付体の裏面に係止される係止部分と
    を備えることを特徴とする自動販売機用発光ダイオードモジュール。
  2. 係止部分は、挿入部分を取付体の装着孔に挿入した状態で取付体と本体ケースとを相対移動させた場合に取付体の裏面と対向する位置に配置される係止面を有したことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機用発光ダイオードモジュール。
  3. 係止部分は、挿入部分に対して進退可能に配設し、挿入部分を取付体の装着孔に挿入した後に進出移動して取付体の裏面と対向する位置に配置される係止面を有したことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機用発光ダイオードモジュール。
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