JP2007004316A - プログラム配信システム、プログラム配信サーバ及びそれらに用いるプログラム配信方法 - Google Patents

プログラム配信システム、プログラム配信サーバ及びそれらに用いるプログラム配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 プログラム配信者の作業を飛躍的に簡便化可能なプログラム配信システムを提供する。
【解決手段】 新規にプログラムがWebサーバ1にアップロードされると、配信サーバ2は設定された時間で、アップロードされたプログラムとプログラム情報ファイルとをWebサーバ1からダウンロードする。配信サーバ2はダウンロードした情報ファイルと蓄積したコンピュータ3の管理情報とを比較し、コンピュータ3とプログラムとの対応付けを行い、配信リストとして管理する。コンピュータ3は定められた時間に、配信サーバ2へ自装置に配信されるべきプログラムがあるかどうかを問合わせる。配信サーバ2は配信リストとコンピュータ3とが一致すると、コンピュータ3に配信されるべきプログラムをダウンロードさせる。
【選択図】 図1

Description

本発明はプログラム配信システム、プログラム配信サーバ及びそれらに用いるプログラム配信方法に関し、特に配信サーバからクライアント端末にプログラムを配信するプログラム配信方法に関する。
特に、世界的に普及しているOS(Operating System)[例えば、Windows(登録商標)]の世界では、日々ウィルスからの攻撃にさらされており、セキュリティパッチの更新がシステム管理者の作業の中でも急務とされている。しかしながら、実際にセキュリティパッチを対象コンピュータに配信するのは、OS自体のセキュリティが高度になってきているために難しく、実体は各対象コンピュータにセキュリティパッチの運用をまかせてしまっているのが大半である。
上記のようなシステムでは、全体として見れば、セキュリティレベルがばらばらとなっているのが実情である。ばらばらになっているために、その管理は行き届かなくなり、そのコンピュータへの不正アクセスやウィルスへの感染等の有事の際には、その対応が非常に困難となる場合がある。
これまでの経緯からも、上記のようなセキュリティパッチ適用漏れを起因としたセキュリティレベルの不均一さによるウィルスの被害は無視できなくなってきており、システム管理者にとって、セキュリティパッチの迅速な情報確保と確実な全体へのセキュリティパッチ適用徹底が大きな課題となっている。
一方、プログラムの配信方法としては、予め設定された配信処理実行時間となった時に、配信管理機能が登録されたクライアント端末全てにおいてソフトウェア更新が必要で、その時間に配信可能なクライアント端末に対して、ソフトウェアに更新指令を付加して送信する方法もある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−316684号公報
上述した従来のプログラム配信方法では、プログラムの配信を、それぞれどのコンピュータに、どんなプログラムを実施するかを人が介して行う必要があり、配信するコンピュータの台数が多くなればなるほど、その作業は膨大になる。
また、従来のプログラム配信方法では、プログラムを配信していないコンピュータのみを検出して配信する方法等の場合、コンピュータを1台1台調べていく必要があり、調査ミス等によって重大な問題にもなりかねない。尚、上記の特許文献1でも、これと同様の課題がある。
さらに、従来のプログラム配信方法では、他配信ツールによくある資産管理情報からの検索・精査を配信者が実施した後、該当プログラムを配信する方法の場合、配信者の正確な判断が必要とされ、配信者にかける工数が大きくなりがちとなる。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、プログラム配信者の作業を飛躍的に簡便化することができるプログラム配信システム、プログラム配信サーバ及びそれらに用いるプログラム配信方法を提供することにある。
本発明によるプログラム配信システムは、対象とするコンピュータにプログラムを配信するプログラム配信サーバを含むプログラム配信システムであって、
前記プログラムと当該プログラムをどのように配信するかを含む情報ファイルとがアップロードされるWebサーバを有し、
前記プログラム配信サーバは、前記対象とするコンピュータの情報と前記情報ファイルとを比較する手段と、その比較結果を基に配信リストを生成する手段と、前記配信リストを基に前記プログラムを前記対象とするコンピュータに配信する手段とを備えている。
本発明によるプログラム配信サーバは、対象とするコンピュータにプログラムを配信するプログラム配信サーバであって、前記プログラムと当該プログラムをどのように配信するかを含む情報ファイルとがアップロードされるWebサーバからの前記情報ファイルと前記対象とするコンピュータの情報とを比較する手段と、その比較結果を基に配信リストを生成する手段と、前記配信リストを基に前記プログラムを前記対象とするコンピュータに配信する手段とを備えている。
本発明によるプログラム配信方法は、対象とするコンピュータにプログラムを配信するプログラム配信サーバを含むシステムに用いられるプログラム配信方法であって、
前記プログラムと当該プログラムをどのように配信するかを含む情報ファイルとがアップロードされるWebサーバを設け、
前記プログラム配信サーバが、前記対象とするコンピュータの情報と前記情報ファイルとを比較する処理と、その比較結果を基に配信リストを生成する処理と、前記配信リストを基に前記プログラムを前記対象とするコンピュータに配信する処理とを実行している。
すなわち、本発明のプログラム配信システムは、特定のWebサーバへ配信したいプログラムをアップロードするだけで、配信対象コンピュータとして予め設定した各コンピュータに、どのコンピュータへ配信すべきかを選定する必要なく、アップロードしたプログラムを自動的に配信・実行を可能にする。
また、本発明のプログラム配信システムでは、プログラムの配信が、各対象からダウンロードすることで行われるのではなく、各対象コンピュータの情報を管理する管理マシンからプッシュ(PUSH)式にてプログラム配信を実行する。
さらに、本発明のプログラム配信システムでは、対象コンピュータ側において、配信されたプログラムの実行をキャンセルさせず、実行契機のみを選択可能にし、即時か次回起動時に必ず強制実行させている。配信するプログラムや対象コンピュータの資産情報はリストファイル化し、かつ独自形式のファイルで保有する。さらにまた、本発明のプログラム配信システムでは、データベースが不要となり、各リストファイルからの情報のみでプログラム配信判断を可能としている。
本発明のプログラム配信システムでは、特定のWebサーバにプログラムと、どのように配信したいかを含めた情報ファイルをアップロードすると、配信サーバ上の対象コンピュータ情報と、Webサーバ上のプログラム情報ファイルとを自動的に比較し、その比較結果を基に配信リストを自動で生成しているので、従来で必要だった1台1台に対しての配信スケジュールを実施することなく、自動で配信/実行までを行うことが可能となり、プログラム配信者の作業が大幅に軽減される。
また、本発明のプログラム配信システムでは、リストファイルとして独自形式のファイルで保有しており、他のデータベースソフトウェアを使用しない。本発明のプログラム配信システムでは、配信者の作業がWebサーバへのプログラムのアップロードのみで完了し、資産管理情報から人を介して調査する必要がない。
さらに、本発明のプログラム配信システムでは、Windows(登録商標) Updateに代表されるようなセキュリティパッチの自動更新機能が存在するが、セキュリティパッチのみでなく、他の任意のソフトウェアをプログラム配信の対象としている点で優れている。
また、本発明のプログラム配信システムでは、各対象コンピュータのセットアップ情報をファイルバージョン・レジストリ情報から自動判断することが可能であるため、正確に状況を把握しながら、セットアップされていない対象コンピュータにプログラムを自動配信することが可能となる。自動配信の際には、対象コンピュータ側でキャンセルさせる手段を提供せず、即時実行するか、または次回起動時に実行するかの選択のみを可能とすることによって、プログラム配信者にとっては、より迅速に確実に全台数に対して強制的な配信を実現する。
上記のように、本発明のプログラム配信システムでは、このプログラムの自動配信のしくみを使うことによって、システム管理者が中央管理しながら、セキュリテイパッチの適用が必要/不要、リブート要/不要等を自動的に見極め、かつ運用を飛躍的かつ簡単にセキュリティパッチの展開を確実に推し進めることが可能となる。
つまり、本発明のプログラム配信システムでは、作業内容が、専用Webサーバに配信したいプログラムモジュールのアップロードとそのプログラムの設定情報を付加するだけとなり、またこの登録もGUI(Graphical User Interface)で実施するため、ミスを少なくすることが可能となり、Webサーバにアップロードが完了すれば、あとはすべて内部的な処理によって自動的にプログラムの配信/実行までを実施させることが可能になり、プログラム配信者の作業が飛躍的に楽になるという効果がある。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、プログラム配信者の作業を飛躍的に簡便化することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によるプログラム配信システムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例によるプログラム配信システムはWebサーバ1と、プログラム配信サーバ(以下、配信サーバとする)2と、クライアントコンピュータ(以下、対象コンピュータとする)3とから構成されている。
Webサーバ1は配信したいプログラムを保管する場所であり、日頃よりプログラム配信者が操作するコンピュータでもある。配信サーバ2はWebサーバ1からアップロードされたプログラムをダウンロードし、各対象コンピュータ3へ配信する役割を持っている。対象コンピュータ3は配信サーバ2からプログラムをダウンロードし、そのプログラムに設定されるセットアップコマンドを実行する。
図2は図1のWebサーバ1の構成を示すブロック図である。図2において、webサーバ1はGUI(Graphical User Interface)11と、プログラムリストファイル12と、プログラム情報ファイル13と、配信プログラム16とから構成され、プログラム情報ファイル13の配下には対象OS(Operating System)14と、インストール情報等15とが格納されている。
図3は図1の配信サーバ2の構成を示すブロック図である。図3において、配信サーバ2はGUI21と、配信時間設定部22と、ダウンロードサーバ設定部23と、プログラムリストDB(データベース)24と、クライアント情報DB25と、配信リスト26とから構成され、配信リスト26の配下には配信プログラム27と、配信クライアント情報28とが格納されている。
図4は図1の対象コンピュータ3の構成を示すブロック図である。図4において、対象コンピュータ3はコマンド実行サービス部31と、情報管理部32とから構成され、情報管理部32にはクライアント情報33と、クライアント情報33配下の搭載OS34、インストール情報35、レジストリバージョン36と、ダウンロード37と、ダウンロード37配下のダウンロード時間38、ダウンロードプログラム39とが格納されている。
Webサーバ1には、配信するプログラム自身のモジュール(配信プログラム16)を持っている。加えて、そのプログラムがそのOS(Operating System)を対象とするか(対象OS14)、または配信/実行時にリブートするかどうか、さらに配信する前提とするプログラム情報や確かにインストールされたことを判断するファイルバージョンやレジストリの情報を付加するプログラム情報ファイル(インストール情報等15)を持っている。これら2つを1セットとしたプログラムリストファイル12によって、現在どれだけのプログラムが配信対象なのかを管理している。この情報の管理にはデータベースを必要としない。
配信サーバ2には、Webサーバ1からダウンロードしてきたプログラムとその情報ファイルを保管している。また、対象コンピュータ3から送信された搭載OS、インストール済プログラム情報、IP(Internet Protocol)アドレス、ホスト名、MAC(Media Access Control)アドレスを個々に保管している。
この配信サーバ2では、プログラム配信者によって予め設定することができる各対象コンピュータ3への配信時間及びWebサーバ1からのダウンロード時間の情報も管理している(配信時間設定部22及びダウンロードサーバ設定部23)。配信サーバ2はダウンロードしてきたプログラム情報ファイルと対象コンピュータ3の管理情報とを照合し、どの対象コンピュータ3にどのように配信するかをマッピングした配信リストファイル(配信リスト26)を備えている。尚、このリストファイルはデータベースを必要としない。
対象コンピュータ3には、配信されたプログラムのセットアップコマンドを実行し、かつ実行結果を配信サーバ2へ送信するための常駐プログラム(コマンド実行サービス部31)を持っている。対象コンピュータ3は自身の搭載OS、ホスト名、IPアドレス、MACアドレス、インストール済プログラム情報を配信サーバ2へ送信する常駐プログラムも稼動し、この常駐プログラムが起動するタイミングでこれらの情報を配信サーバ2へ送信する。
図5は本発明の一実施例によるプログラム配信システムの動作を示すシーケンスチャートである。これら図1〜図5を参照して本発明の一実施例によるプログラム配信システムの動作について説明する。
プログラム配信者が新規にプログラムをWebサーバ1にアップロードすると(図5のa1参照)、配信サーバ2は設定された時間で(図5のa2参照)、アップロードされたプログラムとプログラム情報ファイルとをWebサーバ1からダウンロードする(図5のa3参照)。
配信サーバ2はダウンロードした情報ファイルと蓄積した対象コンピュータ3の管理情報とを比較し(図5のa4参照)、配信する対象コンピュータ3とプログラムとの対応付けを行い、配信リストとして管理する(図5のa5参照)。
対象コンピュータ3は定められた時間に(図5のa6参照)、配信サーバ2へ自装置に配信されるべきプログラムがあるかどうかを問合わせる(図5のa7参照)。
配信サーバ2は配信リストと要求をあげた対象コンピュータ3とが一致すると(図5のa8参照)、対象コンピュータ3に配信されるべきプログラムをプッシュ(PUSH)式にてダウンロードさせる(図5のa9参照)。
対象コンピュータ3上で動作する常駐プログラムはダウンロードしたプログラムの指定コマンドを実行し(図5のa10参照)、その実行結果を配信サーバ2へ通知する(図5のa11参照)。このように、本実施例では、各対象コンピュータ3へのプログラムの自動配信を実現している。
図6は本発明の一実施例による各対象コンピュータ3へのプログラムの自動配信動作を示す図である。これら図1〜図4と図6とを参照して本発明の一実施例による各対象コンピュータ3へのプログラムの自動配信動作について説明する。
プログラム配信者はまず、配信したいプログラムを入手、あるいは作成し、Webサーバ1の専用のGUI11を使用してプログラムを登録する。登録する際には、そのプログラムがどのOSを対象としていて、かつ前提となるプログラム、またはインストールしたことを確かめる情報(ファイルバージョンの値やレジストリの特定のキーが存在するか等)を指定する。その際には指定するセットアップコマンドと、プログラムの持つコマンドオプションとを設定することも可能である。
これによって、例えば、コマンドオプションにサイレントオプションを設定すれば、配信から実行にいたるまですべての動作を対象コンピュータ3の操作を介することなく実施することができる。Webサーバ1上での処理フローは図6に示す通りである。
プログラム配信者が専用のGUI11を起動すると、その識別情報ファイル[xml(extensible mark−up language)書式]111と設定ファイル112とからプログラム情報画面113とプログラムリスト画面114とを表示する。これら画面を使用して、設定項目の編集(設定115)や新規作成ができるようになっている(プログラム情報作成/編集116及びプログラムリスト編集117)。
GUI11で作成したプログラム設定情報は、Java(登録商標) API(Application Programming Interface)118を通じて、プログラム情報ファイル119とプログラムリストファイル120として新たに生成される。これらファイルは、独自形式で保有しており、データベースを必要とせず、すべて常駐プログラムが参照・編集等を行う。これらファイルをWeb公開することによって、配信サーバ2から各対象コンピュータ3にダウンロードさせることができる。
配信サーバ2上にもGUI21があり、ここではWebサーバ1へアクセスする時間の設定と対象コンピュータ3から配信サーバ2へ要求させる時間の設定とが可能になっている。ここで、設定される時間は日・週・月単位で設定することが可能なため、一度設定するだけで、あとは必要な時のみ設定変更すればよいだけとなっている。
配信サーバ2は指定した時間になると、Webサーバ1へアクセスし、配信サーバ2の持っているプログラムリストファイルとWeb上に公開されたリストファイルを比較し、相違ないかを調査する。ここで、それらに違いがなければ、動作としてはなにも起こらない。互いのファイルに違いがあると、配信サーバ2はWebサーバ1上のリストファイルにしたがって、新規に追加されたものをダウンロードする。ダウンロードするのは、該当のプログラムモジュールと設定情報ファイル、リストファイルである。
Webサーバ1上で削除されたものは、同じく配信サーバ2上でも該当プログラムがあれば削除する動作が入る。これによって、常にWebサーバ1上及び配信サーバ2上でそれぞれ保有するプログラムの同期をとっている。ダウンロードしたプログラム設定情報ファイルと対象コンピュータ3から送信される情報とを照合し、設定情報ファイルに設定された条件をすべて満たす対象コンピュータ3だけを抽出し、配信リストファイルに追加する。
この配信リストファイルは、Webサーバ1上で保有するプログラム情報リストファイルと同様に、データベースソフトウェアを必要とせず、独自の常駐プログラムが管理・運用を行う。
尚、配信リストファイルに対象コンピュータ3がプログラムを実行する際のリブート要/不要や前提となるプログラムがある場合には、その設定された電源操作を実施し、かつ順番を加味して順次情報が更新されるようになっている。また、識別情報には該当プログラムがセットアップされていることを示すパラメータとして特定のファイルバージョンの値や、レジストリキーの存在可否を設定することができるので、「プログラムの追加と削除」にリストされない情報までを判断し、そのプログラムがセットアップされたか、されていないかを正確に把握することができる。
対象コンピュータ3からダウンロードさせる時間を設定すると、即座にその対象コンピュータ3に対して、指定時間にプログラムをダウンロードさせるように、対象コンピュータ3の所定のレジストリに値を追記・修正する。対象コンピュータ3はレジストリに記された時間になると、配信サーバ2にアクセス要求を送信する。アクセスを受けた配信サーバ2は、配信リストファイルと要求があった対象コンピュータ3とを比較し、プログラムをダウンロードさせる必要があるかどうかを判断する。必要がなければ、以後の動作はなにも起こらない。
ダウンロードが必要と判断すると、配信サーバ2は即座に対象コンピュータ3に該当プログラムの配信をプッシュ式に実行する。対象コンピュータ3から配信サーバ2上の配信リストにしたがって、該当プログラムの受信が完了すると、ポップアップメッセージを表示させ、即時に実行するか、あるいは次回起動時に実行するかを選択させる。
対象コンピュータ3は選択されたタイミングにしたがって、配信されたプログラムにセットアップコマンドとオプションとが設定されていれば、その設定にしたがって実行する。セットアップコマンドの終了にともなって、実行完了とみなし、結果を配信サーバ2へ通知する。
ここまでがプログラムをアップロードしてから配信/実行に至るまでのしくみである。配信サーバ2上には実行結果を確認する専用のGUI21もあり、実行に失敗した場合の状況や全体としての配信結果等の統計を見ることができる。また、各対象コンピュータ3で動作する専用の常駐プログラムは、起動時に自装置の搭載OS、ホスト名、IPアドレス、MACアドレス、インストール済プログラム情報を配信サーバ2へ通知し、配信サーバ2上の対象コンピュータ管理情報をできるだけ最新状態に保っている。
このように、本実施例では、作業内容が、専用のWebサー1バに配信したいプログラムモジュールのアップロードとそのプログラムの設定情報を付加するだけとなり、またこの登録もGUI11で実施するため、ミスも少なくすることができるので、プログラム配信者の作業を飛躍的に楽にすることができるという効果がある。Webサーバ1にアップロードが完了すれば、あとはすべて内部的な処理によって自動的に配信/実行までを実施させることが可能になる。
尚、本発明の代表的な応用例としては、セキュリティパッチの自動更新をあげることができる。この場合、セキュリティパッチの設定情報として緊急度というパラメータを新たに付加する。この緊急度は配信するタイミングが異なり、優先度の高い順に、Webサーバ1にアップされると、即座に配信までを強制的に実施するものと、設定した時間帯になると配信するものとの主に2つに分けることができる。
これによって、公開されたセキュリティパッチの緊急度によっては、対象コンピュータ3に有無を言わさず、強制的に適用するという概念を取り入れることができる。次に、対象とするOS情報にサービスパックの情報を付加することによって、例えば、SP(Service Pack)1が適用されているマシンのみパッチの適用が必要で、SP2が適用されていれば、適用しない等の判別の基準に幅を持たせることも可能となる。
配信時間については、次回起動時に配信サーバ2へ要求をさせる等の対象コンピュータ3の電源を起動したタイミングを指定することができるようにすることで、対象コンピュータ3が配信できる準備が整ったものから随意配信を実行するという選択が生まれる。また、配信サーバ2と対象コンピュータ3とは常駐プログラム間との通信であるため、パッチ適用では気にしがちなログオンアカウントの権限の問題もクリアにすることができる。
このプログラムの自動配信のしくみを応用することによって、セキュリティパッチをできる限り早く、かつ適用すべき対象コンピュータ3を正確に把握しながら、かつ強制的に配信していくことができるようになる。
本発明の一実施例によるプログラム配信システムの構成を示すブロック図である。 図1のWebサーバの構成を示すブロック図である。 図1のプログラム配信サーバの構成を示すブロック図である。 図1のクライアントコンピュータの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例によるプログラム配信システムの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施例による各クライアントコンピュータへのプログラムの自動配信動作を示す図である。
符号の説明
1 Webサーバ
2 プログラム配信サーバ
3 クライアントコンピュータ
11,21 GUI
12 プログラムリストファイル
13 プログラム情報ファイル
14 対象OS
15 インストール情報等
16 配信プログラム
22 配信時間設定部
23 ダウンロードサーバ設定部
24 プログラムリストDB
25 クライアント情報DB
26 配信リスト
27 配信プログラム
28 配信クライアント情報
31 コマンド実行サービス部
32 情報管理部
33 クライアント情報
34 搭載OS
35 インストール情報
36 レジストリバージョン
37 ダウンロード
38 ダウンロード時間
39 ダウンロードプログラム
111 識別情報ファイル
112 設定ファイル
113 プログラム情報画面
114 プログラムリスト画面
115 設定
116 プログラム情報作成/編集
117 プログラムリスト編集
118 Java(登録商標) API
119 プログラム情報ファイル
120 プログラムリストファイル

Claims (15)

  1. 対象とするコンピュータにプログラムを配信するプログラム配信サーバを含むプログラム配信システムであって、
    前記プログラムと当該プログラムをどのように配信するかを含む情報ファイルとがアップロードされるWebサーバを有し、
    前記プログラム配信サーバは、前記対象とするコンピュータの情報と前記情報ファイルとを比較する手段と、その比較結果を基に配信リストを生成する手段と、前記配信リストを基に前記プログラムを前記対象とするコンピュータに配信する手段とを有することを特徴とするプログラム配信システム。
  2. 前記プログラム配信サーバは、前記プログラムの配信をプッシュ式にて実行することを特徴とする請求項1記載のプログラム配信システム。
  3. 前記対象とするコンピュータにおいて、前記プログラム配信サーバから配信されたプログラムの実行契機のみを選択可能とし、即時及び次回起動時に強制実行させることを特徴とする請求項1または請求項2記載のプログラム配信システム。
  4. 前記プログラム配信サーバは、配信するプログラム及び前記対象とするコンピュータの資産情報をリストファイル化しかつ独自形式のファイルで保有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載のプログラム配信システム。
  5. 前記プログラム配信サーバは、前記対象とするコンピュータのセットアップ情報をファイルバージョン・レジストリ情報から判断することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載のプログラム配信システム。
  6. 対象とするコンピュータにプログラムを配信するプログラム配信サーバであって、前記プログラムと当該プログラムをどのように配信するかを含む情報ファイルとがアップロードされるWebサーバからの前記情報ファイルと前記対象とするコンピュータの情報とを比較する手段と、その比較結果を基に配信リストを生成する手段と、前記配信リストを基に前記プログラムを前記対象とするコンピュータに配信する手段とを有することを特徴とするプログラム配信サーバ。
  7. 前記プログラムの配信をプッシュ式にて実行することを特徴とする請求項6記載のプログラム配信サーバ。
  8. 前記対象とするコンピュータにおいて、配信されたプログラムの実行契機のみを選択可能とし、即時及び次回起動時に強制実行させることを特徴とする請求項6または請求項7記載のプログラム配信サーバ。
  9. 配信するプログラム及び前記対象とするコンピュータの資産情報をリストファイル化しかつ独自形式のファイルで保有することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか記載のプログラム配信サーバ。
  10. 前記対象とするコンピュータのセットアップ情報をファイルバージョン・レジストリ情報から判断することを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか記載のプログラム配信サーバ。
  11. 対象とするコンピュータにプログラムを配信するプログラム配信サーバを含むシステムに用いられるプログラム配信方法であって、
    前記プログラムと当該プログラムをどのように配信するかを含む情報ファイルとがアップロードされるWebサーバを設け、
    前記プログラム配信サーバが、前記対象とするコンピュータの情報と前記情報ファイルとを比較する処理と、その比較結果を基に配信リストを生成する処理と、前記配信リストを基に前記プログラムを前記対象とするコンピュータに配信する処理とを実行することを特徴とするプログラム配信方法。
  12. 前記プログラム配信サーバが、前記プログラムの配信をプッシュ式にて実行することを特徴とする請求項11記載のプログラム配信方法。
  13. 前記対象とするコンピュータにおいて、前記プログラム配信サーバから配信されたプログラムの実行契機のみを選択可能とし、即時及び次回起動時に強制実行させることを特徴とする請求項11または請求項12記載のプログラム配信方法。
  14. 前記プログラム配信サーバが、配信するプログラム及び前記対象とするコンピュータの資産情報をリストファイル化しかつ独自形式のファイルで保有することを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか記載のプログラム配信方法。
  15. 前記プログラム配信サーバが、前記対象とするコンピュータのセットアップ情報をファイルバージョン・レジストリ情報から判断することを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか記載のプログラム配信方法。
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