JP2007002931A - 回動軸屈曲機構 - Google Patents

回動軸屈曲機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2007002931A
JP2007002931A JP2005184458A JP2005184458A JP2007002931A JP 2007002931 A JP2007002931 A JP 2007002931A JP 2005184458 A JP2005184458 A JP 2005184458A JP 2005184458 A JP2005184458 A JP 2005184458A JP 2007002931 A JP2007002931 A JP 2007002931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
gear
shaft portion
rotating shaft
linked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005184458A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kawai
修 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECHNO SCIENCE KK
Original Assignee
TECHNO SCIENCE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TECHNO SCIENCE KK filed Critical TECHNO SCIENCE KK
Priority to JP2005184458A priority Critical patent/JP2007002931A/ja
Publication of JP2007002931A publication Critical patent/JP2007002931A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

【課題】 回動軸を任意の角度で屈曲させ得る回動軸屈曲機構、及びこのような回動軸屈曲機構を備えたことにより作業性を著しく向上させ得る作業装置を提供する。
【解決手段】 歯ブラシ装置1に設けられる揺動軸屈曲機構22は、駆動モータ13の回転軸41と、回転軸41に固定された歯車42と、回転軸41に直交する回転軸43に固定された歯車44と、回転軸43の傾斜部43Bに隣接して配置された揺動部材45と、揺動部材45に固定された揺動軸46とから構成される。歯車42を歯車44に対して噛合させることにより、回転軸41が回転すると、歯車44及び回転軸43が回転し、揺動部材45及び揺動軸46が揺動する。回転軸41又は揺動軸46が歯車44に連係する角度を変更することによって、回転軸41と揺動軸46を互いに屈曲させることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回動軸(回転軸又は揺動軸)を屈曲させるための機構に関する。
作業用部材を電動モータ等で回動(一方向への回転又は往復揺動)させ、この作業用部材を用いて各種作業を行う作業装置が知られている。例えば、歯ブラシ装置においては、ブラシを電動モータにより揺動運動させることにより、ブラシによる歯磨きがなされる。また、各種ルータ装置(例えば、歯医者用ルータ、研磨機、穴開け装置等)では、作業用ビット(例えば、刃、ヤスリ、キリ等の種々の加工用刃先)を回転させることにより、作業用ビットによる研磨、整形等の各種作業が行われる。また、本出願人は、特開2004−337737号公報(特願2003−137353号)において、揺動運動するブラシ部によって清掃を行う清掃機を提案している。さらに、この清掃機において用いられている回転・揺動変換機構については、同じく本出願人によるPCT/JP03/03982に開示されている。
なお、本明細書において、「回転」は、軸回りで一方向に連続的に回る動作を、「揺動」は、軸回りで時計回りに回る動作と反時計回りに回る動作を交互に繰り返す動作を、それぞれ意味する。また「回動」は、軸回りで回る動作一般を意味し、上記「回転」と「揺動」の両方を含む上位概念である。
特開2004−337737号公報 PCT/JP03/03982
これらの作業装置においては、使用者によって把持される部分(基部)に対して、作業用部材を備えた部分(回動部)が回動する。この場合、回動部を軽量にするために、回動部を駆動するための駆動手段(例えば電動モータ)は基部側に設けられ、この駆動手段の回転軸を回動部に連係させることになる。しかしながら、このような構成をとった場合、従来の装置では、基部に対する回動部の角度を変更することができなかった。言い換えると、駆動手段の回転軸に対して、回動部の回動中心軸を屈曲させることはできなかった。このように、基部に対する作業用部材の角度が固定であると、作業装置を用いて作業をする場合、作業が行いにくい場合があった。例えば、歯ブラシ装置において、基部に対して回動部が直列に配置されていると、歯磨きするために肘を高くあげる必要があるので、手ぶれをし易く、また腕が疲れ易い。また、自らを鏡に映しながら歯磨きをする場合に口元が基部及び自らの手の陰になってしまう。また、各種ルータ装置においても、作業箇所が作業者自身の手の陰になってしまい、更に手ぶれをし易いので作業が不安定になり、微細な加工等をする場合等に特に不便である。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、回動軸を任意の角度で屈曲させ得る回動軸屈曲機構、及びこのような回動軸屈曲機構を備えたことにより作業性を著しく向上させ得る作業装置を提供することを目的とする。
本発明の回動軸屈曲機構は、回動軸を構成する複数の軸部分を互いに屈曲させる回動軸屈曲機構において、軸回りで回転可能な第1の軸部分と、軸回りで回動可能な第2の軸部分と、前記第1の軸部分と平行な回転中心軸の回りで回転可能であり且つ前記第1の軸部分と連係する第1の歯車と、前記第1の軸部分と直交する回転中心軸の回りで回転可能であり且つ前記第1の歯車と連係する第2の歯車と、前記第2の歯車を前記第2の軸部分に連係させる連係手段とを備えた。
上記回動軸屈曲機構において、前記連係手段は、前記第2の軸部分と平行な回転中心軸の回りで回転可能であり且つ前記第2の軸部分と連係する第3の歯車を備え、前記第3の歯車が前記第2の歯車に連係するようにしてもよい。
上記回動軸屈曲機構において、前記第2の歯車の回転中心軸上に配置され且つ前記第2の歯車に固定された回転軸を備え、前記回転軸に前記回転中心軸に対して傾いた傾斜部を設け、前記傾斜部の両側に配置される一対の狭持面を有する揺動部材を備え、前記第2の軸部分を前記揺動部材に連係させることにより、前記連係手段を、前記回転軸と前記揺動部材から構成してもよい。
また本発明の作業装置は、軸回りで回転可能な第1の軸部分と、前記第1の軸部分と連係した駆動手段と、軸回りで回動可能な第2の軸部分と、前記第1の軸部分と平行な回転中心軸の回りで回転可能であり且つ前記第1の軸部分と連係する第1の歯車と、前記第1の軸部分と直交する回転中心軸の回りで回転可能であり且つ前記第1の歯車と連係する第2の歯車と、前記第2の歯車を前記第2の軸部分に連係させる連係手段と、前記第2の軸部分と連係した作業用部材とを備えた。
上記作業装置において、前記連係手段は、前記第2の軸部分と平行な回転中心軸の回りで回転可能であり且つ前記第2の軸部分と連係する第3の歯車を備え、前記第3の歯車が前記第2の歯車に連係するようにしてもよい。
上記作業装置において、前記第2の歯車の回転中心軸上に配置され且つ前記第2の歯車に連係する回転軸を備え、前記回転軸に前記回転中心軸に対して傾いた傾斜部を設け、前記傾斜部の両側に配置される一対の狭持面を有する揺動部材を備え、前記第2の軸部分を前記揺動部材に連係させることにより、前記連係手段を、前記回転軸と前記揺動部材から構成してもよい。
上記作業装置において、前記第1の軸部分を保持する基部と、前記基部に対して屈曲可能に連結され且つ前記第2の軸部分を保持する屈曲部と、第2の軸部分に連係され且つ前記作業用部材を保持する回動部とを備えてもよい。
前記基部と前記屈曲部の間に、前記基部と前記屈曲部の屈曲角度を固定するための固定手段を備えてもよい。
前記固定手段は、前記基部及び前記屈曲部の一方に設けられた突起部と、前記基部及び前記屈曲部の他方に設けられた複数の凹部とを備え、前記突起部が前記複数の凹部の一つに係合することにより、前記基部と前記屈曲部との屈曲角度を固定するようにしてもよい。
前記駆動手段と前記第1の軸部分の間、前記第1の軸部分と前記第1の歯車の間、及び前記第2の軸部分と前記第2の歯車の間の少なくとも一つに、変速手段を備えてもよい。
前記作業用部材は、ブラシであってもよい。
前記作業用部材は、工作用ビットであってもよい。
本発明の回動軸屈曲機構(例えば揺動軸屈曲機構22、回転軸屈曲機構72)及び作業装置(例えば歯ブラシ装置1、ルータ装置51)によれば、第1の軸部分(例えば回転軸41、回転軸91)は、第1の軸部分と平行な回転中心軸の回りで回転可能な第1の歯車(例えば歯車42、92)と、第1の軸部分と直交する回転中心軸(例えば回転軸43、93)の回りで回転可能な第2の歯車(例えば歯車44、94)とを介して、第2の軸部分(例えば揺動軸46、従動回転軸96)と連係する。この場合、第2の歯車は第1の軸部分と直交する回転中心軸の回りで対称な形状を持つものであるので、第1の軸部分と第2の軸部分が、上記第1の軸部分と直交する回転中心軸の回りで、互いにどのような角度で第2の歯車に連係したとしても、回動軸屈曲機構は全く同様に動作する。したがって、第1の軸部分と第2の軸部分の屈曲角度は、任意の角度に変更することができ、第2の軸部分と第2の軸部分を屈曲させた状態においても、第1の軸部分の回転運動は、第2の軸部分の回動運動に正しく変換される。
第2の歯車と第2の軸部分との連係手段として、第2の軸部分と平行な回転中心軸の回りで回転可能な第3の歯車(例えば歯車95)を備えれば、第1の軸部分の回転により、第2の軸部分を回転させることができる。
第2の歯車と第2の軸部分との連係手段として、第2の歯車の回転中心軸上に固定され且つ傾斜部(例えば傾斜部43B)を有する回転軸(例えば回転軸43)と、傾斜部の両側に配置される一対の狭持面(例えば45B、45C)を有する揺動部材(例えば揺動部材45)を備えれば、第1の軸部分の回転により、第2の軸部分を揺動させることが出来る。
また本発明の作業装置(例えば歯ブラシ装置1、ルータ装置51)に、第1の軸部分を保持する基部(例えば基部2、52)と、第2の軸部分を保持する屈曲部(例えば屈曲部3、53)と、第2の軸部分に連係され作業用部材(例えばブラシ32、工作用ビット82)を保持する回動部(例えば揺動部4、回転部54)とを備えるようにすれば、基部に対して回動部の角度を自由に変更することができる。したがって、使用者は、基部を把持しながら、回動部を基部に対して作業しやすい角度に屈曲させて、作業を行うことができ、作業効率が著しく高められる。例えば、歯ブラシ装置においては、屈曲角度を適切に調整することにより、肘を下ろした状態で歯磨きをすることができるので、このような姿勢自体が楽であるとともに、肘を体に密着させることが可能となり、これにより、手ぶれを防止することができる。また、基部及び自らの手を口元の前方から移動させることができ、鏡に映った口元を確認しながら歯磨きをすることが可能となる。また、ルータ装置においても同様に、屈曲角度を適切に設定することにより、無理のない姿勢で作業を行うことができ、また自らの手を作業箇所を隠してしまわない位置に配置でき、更に手ぶれ防止もできるので、微細加工等の精密性を要する作業であっても的確に行うことができる。
また、作業装置に、基部と屈曲部の屈曲角度を固定するための固定手段(例えば屈曲角度固定機構24、74)を備えれば、作業装置の使用時に、基部に対して回動部がぐらつかないようにできる。したがって、作業装置を安定して使用できる。
また、固定手段を、基部及び屈曲部の一方に設けられた突起部(例えば突起部25、26、75、66)と、基部及び屈曲部の他方に設けられた複数の凹部(例えば凹部16、17)とから構成すれば、新たな部材を必要とすることなく、固定手段を容易かつ低コストで形成することができる。また、屈曲角度の固定位置を、凹部の数だけ設けることができるので、様々な屈曲角度での固定を行い得る。
また、駆動手段と第1の軸部分の間、第1の軸部分と第1の歯車の間、及び第2の軸部分と第2の歯車の間の少なくとも一つに、変速手段(例えば変速用の歯車)を備えれば、第1の軸部分の回転運動を、適切な回転速度に変速して、第2の軸部分に伝達できる。したがって、駆動手段(例えば駆動モータ13、63)の回転速度を適切に変速して、作業用部材を適切な速度で回動させることができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
図1及び図2には、本発明の第1実施形態を示す。本実施形態は、本発明の回動軸屈曲機構を、電動式の歯ブラシ装置1に用いたものである。図示されるように、歯ブラシ装置1は、基部2と、この基部2に対して屈曲可能に連結された屈曲部3と、この屈曲部3に連結された揺動部4とから構成される。
基部2は、歯ブラシ装置1の使用者によって把持される部分で、基部ハウジング11と、この基部ハウジング11内に収容された電池12及び駆動モータ13とを備えている。基部ハウジング11は、屈曲部3側に延び出す上下一対の延長部14、15を備えている。これらの延長部14、15に対して、屈曲部3が連結される。
駆動モータ13は、電動式モータであり、電池12から電源供給を受けて作動する。駆動モータ13は、回転軸41を備え、この回転軸41は、屈曲部3側に向けて、歯ブラシ装置1の長手方向に沿って延びている。回転軸41の先端部には、回転軸41と同軸上に配置された歯車42が固定されている。歯車42は、回転軸41の外周方向を向いた側面に、複数の歯を有するものである。
屈曲部3は、主として、屈曲部ハウジング21と、屈曲部ハウジング21内に収容された揺動軸屈曲機構22とから構成される。揺動軸屈曲機構22は、前述した回転軸41及び歯車42と、回転軸43と、歯車44と、揺動部材45と、揺動軸46とから構成される。駆動モータ13の回転軸41が回転すると、この回転運動は、揺動軸屈曲機構22を介して、揺動運動に変換されて、揺動部4に伝達される。この場合、揺動軸屈曲機構22によれば、回転軸41に対する揺動軸46(揺動部4)の角度(屈曲角度)を自由に変更することができる。この詳細な構成については、図3とともに後述する。
屈曲部ハウジング21は、基端側に開口を有する釣り鐘型の部材である。基部ハウジング11の延長部14、15は、屈曲部ハウジング21の基端側開口から、屈曲部ハウジング21内に収容され、それぞれ結合軸23、前述の回転軸43を介して、屈曲部ハウジング21に対して回動可能に取り付けられている。屈曲部ハウジング21は、その先端部を貫通する支持穴21Aを備えている。揺動軸46は、この支持穴21Aに回動可能に支持され、支持穴21Aを貫通して、揺動部4側に延び出している。
揺動部4は、本体部31と、ブラシ32とからなる。本体部31の基端には、本体部31の略中心軸上を延びる嵌合穴31Aが形成されている。屈曲部ハウジング21から延び出した揺動軸46が、この嵌合穴31Aに嵌合することにより、本体部31は、揺動軸46に対して同軸上に固定される。ブラシ32は、軸回りに、放射状に延び出す多数の毛を備えたもので、本体部31の先端に固定され、本体部31と同軸上に延びている。これにより、揺動軸46が揺動すると、ブラシ32が軸回りで揺動運動し、ブラシ32の毛による歯磨きができるようになっている。なお、使い古されたブラシ32を交換可能とするためには、本体部31を揺動軸46に着脱可能とするか、ブラシ32を本体部31に対して着脱可能とすればよい。
図3には、揺動軸屈曲機構22を詳細に示す。図示されるように、回転軸43は、直線部43Aと、直線部43Aに対して所定の傾斜角度αで傾斜した傾斜部43Bとを備えている。直線部43Aは、屈曲部ハウジング21及び基部ハウジング11の延長部15に対して回転自在に支持され、屈曲部ハウジング21の内側に向けて、駆動モータ13の回転軸41と直交する方向に延びている。これにより、傾斜部43Bは、屈曲部ハウジング21の略中程に配置されている。傾斜部43Bが向く方向は、回転軸43の回転角度に応じて変化する。図1及び図3には、傾斜部43Bがとり得る配置の例を、実線及び一点鎖線で示す。
歯車44は、回転軸43の略中央付近に固定され、回転軸43に対して同軸上に配置されている。つまり、歯車44は、その表面及び裏面が回転軸43に対して垂直となるように配置され、回転軸43を回転中心軸として回転するようになっている。歯車44は、複数の歯44Aを有している。これらの歯44Aは、歯車44表面の外周縁部に沿って、外周縁部の全周に渡って形成されたもので、回転軸43の軸方向を向いている。これらの歯44Aが、回転軸41に固定された歯車42の歯と噛合することにより、回転軸41の回転運動が、歯車42を介して、歯車44及び回転軸43に伝達されるようになっている。
揺動部材45は、断面U字型の部材で、湾曲した底部45Aと、この底部45Aから略平行に延び出す一対の板状の挟持部45B、45Cとを備えている。底部45Aには、開口部45Dが形成され、回転軸43の直線部43Aは、この開口部45Dを貫通して配置される。これにより、傾斜部43Bは、挟持部45B、45Cの間に、僅かな隙間をもって挟み込まれた状態となっている。
揺動軸46の基端は、揺動部材45の底部45A付近に固定され、回転軸43の屈曲位置(直線部43Aと傾斜部43Bの境目)に対して側方から正対するように配置されている。また、揺動軸46は、ハウジング21の支持穴21Aに対して回動可能に支持され、支持穴21Aを貫通して配置されている。これにより、揺動軸46の先端側は、揺動部4に向けて延び出している。
基部2と屈曲部3の間には、基部2に対する屈曲部3の屈曲角度(回転軸41に対する揺動軸46の屈曲角度)を固定するための屈曲角度固定機構24が設けられている。屈曲角度固定機構24は、屈曲部ハウジング21の内周面に形成された突起部25、26(ロレットボス)と、この突起部25、26に係合する複数の凹部16、17(ロレット溝)とから構成される。図4に示すように、複数の凹部16、17は、基部ハウジング11の延長部14、15の外側面14A、15A(屈曲部ハウジング21内周面と対峙する面)にそれぞれ形成されるもので、回転軸43を中心とする円弧の周に沿って配置されている。この場合、凹部16、17は、必要とされる屈曲角度の全域をカバーできるように、所定の範囲(例えば、左右に120度程度、全体で240度程度の角度範囲)に渡って形成される。突起部25、26は、基部2に対する屈曲部3の屈曲角度に応じて、複数の凹部16、17のうち、その屈曲角度において正対する位置にあるものと係合する。この係合により、基部2に対する屈曲部3の屈曲が、その屈曲角度で固定されるようになっている。
次に、歯ブラシ装置1の動作について説明する。
歯ブラシ装置1を使用する場合、使用者は、歯ブラシ装置1の基部を把持した状態で、駆動モータ13を回転駆動する。これにより、回転軸41に固定された歯車42と噛合した歯車43が回転駆動され、歯車43が固定された回転軸43が回転する。このように回転軸43が回転すると、回転軸43の傾斜部43Bが、回転軸43の回転中心軸回りで向きを変えていくので、傾斜部43Bと接触した揺動部材45が傾斜部43Bに押されて動かされ、揺動部材45及び揺動部材45に固定された揺動軸46が軸回りで揺動する。この結果、揺動軸46に連結された本体部31が揺動し、本体部31先端に設けられたブラシ32により歯磨きを行うことが出来る。
図5(A)から図5(C)には、このような回転軸43の回転に伴う揺動部材45の揺動運動を詳細に示す。図5(B)において、揺動部材45は、中立位置にある。この中立位置では、回転軸43の傾斜部43Bは、揺動軸46と垂直な平面内にあり、揺動部材45は、回転軸2の回転中心軸線の方向に起立している。この場合、傾斜部43Bが、揺動軸46側を向いている場合(図に破線で示す)と、回転軸41側を向いている場合(図に一点鎖線で示す)とがある。以下の説明では、傾斜部43Bが揺動軸46側を向いた状態を初期位置とする。
この初期位置から、回転軸43が図5で反時計回り方向に回転していくと、傾斜部43Bは、狭持部45C内側面に沿って滑りながら、図の右側を向いていく。この場合、揺動軸46の軸線方向から見た傾斜部43Bの傾斜角度は徐々に増大して行く。このため、揺動部材45は、傾斜部45Bに押されて、徐々に図の右側へと傾斜していく。これにより、揺動軸46は、揺動部材45と共に、時計回転方向に回動する。
図5(C)に示すように、傾斜部43Bが揺動軸46と垂直方向を向く位置まで回転すると、揺動部材45は、右側の揺動限界に達する。この右側の揺動限界において、揺動部材45は傾斜部43Bの傾斜角度αだけ右側に傾いた状態となり、また揺動軸46は角度αだけ時計回転方向へ回動した状態となる。この状態から、更に回転軸43が回転していくと、傾斜部43Bは、狭持部45Bの内側面に沿って滑りながら、中立位置に戻って行く。この場合、揺動軸46の軸線方向から見た傾斜部43Bの傾斜角度は、徐々に減少していくので、揺動部材45は、傾斜部43Bに押されて、徐々に起立していく。この結果、揺動軸46は、反時計回転方向に回動する。このようにして、傾斜部43Bが、図5(B)に一点鎖線で示す位置に戻ると、揺動部材45は再び中立位置に戻る。
この中立位置から、回転軸43が更に回転していくと、傾斜部43Bは、今度は左側に向けて動いていき、これにしたがって、揺動部材45は左側に傾き、揺動軸46は反時計回転方向に回動していく。傾斜部43Bが図5(A)に示す位置に達すると、揺動部材45は、左側の揺動限界に達する。この左側の揺動限界において、揺動部材45は、傾斜部43Bの傾斜角度αだけ左側に傾斜した状態となり、揺動軸46は、角度αだけ左側に回動した状態となる。
以降、傾斜部43Bが、図5(B)に破線で示した初期位置に向けて動いていくにしたがって、揺動部材46は起立していき、揺動軸46は時計回転方向へ回動する。傾斜部43Bが図5(B)に示す初期位置に戻ると、揺動の1サイクル(左右への角度αでの揺動)が終了する。
次に、図2、図6及び図7を用いて、揺動軸屈曲機構22による、回転軸41に対する揺動軸46の屈曲角度の変更(基部2に対する屈曲部3及び揺動部4の屈曲角度の変更)について説明する。図2に示す初期状態において、歯ブラシ装置1の揺動軸46は回転軸41に対して直列に(同軸上に)配置されており、基部2、屈曲部3及び揺動部4は、直列に(略同一直線上に)配置されている。この状態から、使用者は、屈曲部3又は揺動部4を持って、屈曲部3及び揺動部4を基部2に対して屈曲させる。これにより、基部2に対する屈曲部3及び揺動部4の屈曲角度(つまり、回転軸41に対する揺動軸46の屈曲角度)は、左右それぞれに120度程度まで、自由に変更することができる。図6には、基部2に対して屈曲部3及び揺動部4を略45度の角度で屈曲させた状態(回転軸41に対して揺動軸46を略45度の角度で屈曲させた状態)を、図7には、基部2に対して屈曲部3及び揺動部4を略直角に屈曲させた状態(回転軸41に対して揺動軸46を略直角に屈曲させた状態)を、それぞれ示す。なお、このような屈曲角度の変更は、歯ブラシ装置1の使用時(駆動モータ13の動作中)であっても、非使用時であっても、手動により容易に行い得る。
このように基部2に対する屈曲部3及び揺動部4の屈曲角度(回転軸41に対する揺動軸46の屈曲角度)を変更したとしても、歯車44に対する回転軸14の関係、及び歯車44に対する揺動軸46の関係は、機能的に見て、初期状態におけるときと変わらない。つまり、歯車44は回転軸43の周りで対称な形状を有するものであるので、回転軸41に対して揺動軸46が屈曲して、回転軸41及び揺動軸46が回転軸43回りのどのような角度で歯車44に連係していたとしても、歯車44は全く同様に機能し、揺動軸屈曲機構22の動作(回転軸41の回転により歯車44が回転し、この回転により揺動軸46が揺動するという関係)は、全く変わらない。したがって、歯ブラシ装置1は、基部2に対して屈曲部3及び揺動部4を屈曲させたとしても、初期状態におけるのと全く同様に使用することができる。
このように、本実施形態の歯ブラシ装置1は、基部2に対して揺動部4を任意の角度に屈曲させた状態で動作するので、使用者は、基部2に対して揺動部4を自分の使いやすい角度に屈曲させながら歯磨きをすることができる。したがって、使用者は、歯磨きを容易かつ適切に行うことができる。例えば、歯ブラシ装置1を適切に屈曲させることにより、肘を下ろした状態で歯磨きをすることができるので、このような姿勢自体が楽であるとともに、肘を体に密着させることが可能となり、これにより、手ぶれを防止することができる。また、自らを鏡に映して歯磨きをするときに、初期状態にある歯ブラシ装置1では、基部2を把持する自らの手で口元が隠れてしまう場合でも、歯ブラシ装置1を適切に屈曲させることにより、基部2及び自らの手を口元の前方から移動させることができ、口元を確認しながら歯磨きをすることが可能となる。
また、屈曲角度は、屈曲角度固定機構24の凹部16、17の間隔で、段階的に固定することができる。詳しく説明すると、屈曲部3及び揺動部4を基部2に対して屈曲させていくと、屈曲角度固定機構24の突起部25、26は、屈曲動作前に係合していた凹部16、17から、隣接する凹部間のランド部分を乗り越えながら、屈曲方向に隣接する凹部16、17に順次係合していく。屈曲部3及び揺動部4を所望の屈曲角度まで屈曲させると、突起部25、26は、その屈曲角度において正対している凹部16、17内に嵌合する。これにより、屈曲部3及び揺動部4の基部2に対する角度は、その屈曲角度に固定される。このように基部2に対する揺動部4の屈曲角度は、屈曲角度固定機構24によって所望の角度に固定されているので、歯ブラシ装置1の使用時に、基部2に対して揺動部4がぐらつくことはない。したがって、歯磨き作業を、安定して行うことができる。また、屈曲角度固定機構24によって固定し得る位置は、凹部16、17の数だけあるので、様々な(多数の)屈曲角度を選択し得る。
また、屈曲角度固定機構24は、屈曲部ハウジング21に形成された突起部25、26と、基部ハウジング11に形成された複数の凹部16、17から構成されるので、屈曲角度固定機構24として新たな部材を組み込む必要はない。また、突起部25、26及び凹部16、17は、基部ハウジング11及び屈曲部ハウジング21の製造時に、容易に形成できる。したがって、コスト削減を図り得る。
図8及び図9には、本発明の他の実施形態を示す。本実施形態は、本発明の回動軸屈曲機構をルータ装置に用いたものである。図示されるように、ルータ装置51は、基部52と、屈曲部53と、回転部54とを備えている。
基部52は、使用者によって把持される部分であり、基部ハウジング61と、この基部ハウジング61内に収容されたモータ63とを備えている。モータ63は、屈曲部53側に延び出す回転軸91を備えるもので、この回転軸91の先端には、歯車92が固定されている。歯車92は、回転軸91の外周方向に向いた複数の歯を有するものである。
屈曲部53の屈曲部ハウジング71は、基部ハウジング61の延長部64、65に対して、回転軸93を介して回動自在に連結されている。屈曲部ハウジング71内には、回転軸屈曲機構72が備えられている。
回転軸屈曲機構72は、回転軸91と、歯車92、94、95と、従動回転軸96とから構成される。歯車94は、回転軸93が中心部を貫通するように回転軸93に対して垂直に配置されたもので、回転軸93の軸回りで回転可能となっている。歯車94表面の外周縁部付近には、歯車94の全周にわたって、回転軸93の軸方向を向いた複数の歯94Aが形成されている。歯車94に対して、回転軸93に固定された歯車94が噛合する。従動回転軸96は、屈曲部ハウジング71の支持穴71Aに、貫通状態で、回動可能に支持されたもので、その基端部には、歯車95が固定されている。歯車95は従動回転軸96の外周方向を向いた多数の歯97を備えたもので、歯車94に噛合している。
基部ハウジング61と屈曲部ハウジング71の間には、屈曲角度固定機構74が設けられる。屈曲角度固定機構74は、屈曲部ハウジング71の内面に設けられた突起部75、76(ロレット)と、基部ハウジング61の延長部64、65に設けられた複数の凹部(ロレット溝)とから構成される。なお、図8、図9には図示しないが、複数の凹部は、上記第1実施形態における凹部16、17と同一の形態のものである。突起部75、76は、基部52と屈曲部53の屈曲角度に応じて、対応する位置に配置されている凹部に嵌合し、基部61に対する屈曲部71の屈曲角度を固定する。
回転部54は、本体部81と、工作用ビット82とから構成される。本体部81は、基端の嵌合穴81Aにおいて、従動回転軸96の先端側に固定されている。工作用ビット82は、例えば、刃、ヤスリ、キリ等の種々の加工用刃先であり、本体部81の先端に固定され、本体部81と同軸上に延びている。なお、工作用ビット82を交換可能とするためには、本体部81を従動回転軸96に対して着脱自在としてもよいし、工作用ビット82を本体部81に対して着脱自在としてもよい。
このような構成により、駆動モータ63の回転軸91を回転駆動すると、歯車92を介して回転軸91と連係する歯車94は、回転軸93の軸回りで回転する。これにより、歯車94に対して歯車95を介して連係している回転軸95が(一方向に)回転駆動される。この結果、回転軸95に固定された回転部54が回転し、回転部54に設けられた工作用ビット82により、各種作業を行うことができる。
基部52に対する回転部54の屈曲角度は、基部52に対して屈曲部53を回転軸93の回りで屈曲させることにより、左右それぞれに120度程度(全体で240度程度)まで変更できる。図9には、基部52に対して回転部54が略直線上に配置された初期状態を実線で示し、また基部52に対して回転部54を略直角に屈曲させた状態を一点鎖線で示す。
このように基部52に対する回転部54の屈曲角度を変更したとしても、回転軸91の回転により、従動回転軸96が回転駆動される関係は変わらない。すなわち、歯車94は、回転軸93の周りで対称な形状のものであるので、回転軸91と従動回転軸96が、回転軸93の周りで互いにどのような相対的な角度をもって歯車94に連係していたとしても、回転軸屈曲機構72の動作原理は全く変わらない。したがって、ルータ装置51は、基部52に対して回転部54を屈曲させた状態でも、初期状態におけるのと全く同様に、適切に作動する。
このように本実施形態のルータ装置51によれば、基部52に対する回転部54の屈曲角度を任意に設定することができるので、ルータ装置51を用いた各種作業を著しく効率化できる。例えば、ルータ装置51の屈曲角度を適切に設定することにより、肘を下げた姿勢で作業を行うことができるので、無理のない姿勢で、手ぶれせずに安定して作業を行うことができる。また、自らの手を作業箇所を隠してしまわない位置に配置できるので、ルータ装置51を用いて微細加工等の精密性を要する作業を行う場合でも、適切な作業を行うことができる。
また、基部52に対する回転部54の屈曲角度は、屈曲角度固定機構74の凹部の間隔で段階的に固定される。このように基部52に対する回転部54の屈曲角度は、屈曲角度固定機構74によって所望の角度で固定されるので、ルータ装置51の使用時に、基部52に対して回転部54はぐらつくことはない。よって、各種作業を、安定して行うことができる。
なお、上記各実施形態では、駆動モータ13、63の回転軸41、91に対して歯車42、92を直接固定し、また、この歯車42、92を歯車44、94に対して直接噛み合わせるようにしたが、本発明はこのような形態に限られるものではなく、これらの部材の間に変速手段(例えば、変速用の歯車)を介在させることもできる。例えば、駆動モータ13、63の回転軸41、91は、変速用歯車を介して歯車42、92に連係させてもよいし、歯車42、92は、変速用歯車を介して歯車44、94に連係させてもよい。また、上記第2の実施形態において、歯車94を、変速用歯車を介して従動回転軸96に連係させることも可能である。このように変速手段を用いることにより、揺動部4の揺動速度及び回転部54の回転速度を、適切に変更、調整することができる。
また、上記各実施形態では、回転軸41、91及び従動回転軸96と歯車92、94及び95は別体としたが、本発明はこのような形態に限られるものではなく、例えば、回転軸41、81及び従動回転軸96の外周に直接、歯車44、94と噛合する歯車を形成してもよい。
本発明の第1の実施形態における歯ブラシ装置を側方から見た断面図である。 同じく歯ブラシ装置を上方から見た断面図であり、基部に対して屈曲部及び揺動部が直列に配置された初期状態を示す。 同じく歯ブラシ装置の揺動軸屈曲機構付近を示す断面図である。 同じく屈曲角度固定機構の凹部を示す平面図である。 同じく歯ブラシ装置の揺動部材の動作を示す斜視図である。 同じく歯ブラシ装置を示す上方から見た断面図であり、基部に対して屈曲部及び揺動部が略45度の角度で屈曲された状態を示す。 同じく歯ブラシ装置を示す上方から見た断面図であり、基部に対して屈曲部及び揺動部が略直角に屈曲された状態を示す。 本発明の第2の実施形態におけるルータ装置を側方から見た断面図である。 本発明の第2の実施形態におけるルータ装置を上方から見た断面図である。
符号の説明
1 歯ブラシ装置
2 基部
3 屈曲部
4 揺動部
11 基部ハウジング
12 電池
13 駆動モータ
14、15 延長部
16、17 凹部(ロレット溝)
21 屈曲部ハウジング
22 揺動軸屈曲機構
23 結合軸
24 屈曲角度固定機構
25、26 突起部(ロレット)
31 本体部
32 ブラシ
41 回転軸
42 歯車
43 回転軸
44 歯車
45 揺動部材
46 揺動軸
51 ルータ装置
52 基部
53 屈曲部
54 回転部
61 基部ハウジング
63 駆動モータ
64、65 延長部
71 屈曲部ハウジング
72 回転軸屈曲機構
74 屈曲角度固定機構
75、76 突起部(ロレット)
81 本体部
82 工作用ビット
91 回転軸
92 歯車
93 回転軸
94 歯車
95 歯車
96 従動回転軸

Claims (12)

  1. 回動軸を構成する複数の軸部分を互いに屈曲させる回動軸屈曲機構において、
    軸回りで回転可能な第1の軸部分と、
    軸回りで回動可能な第2の軸部分と、
    前記第1の軸部分と平行な回転中心軸の回りで回転可能であり且つ前記第1の軸部分と連係する第1の歯車と、
    前記第1の軸部分と直交する回転中心軸の回りで回転可能であり且つ前記第1の歯車と連係する第2の歯車と、
    前記第2の歯車を前記第2の軸部分に連係させる連係手段と
    を備えた回動軸屈曲機構。
  2. 前記連係手段は、前記第2の軸部分と平行な回転中心軸の回りで回転可能であり且つ前記第2の軸部分と連係する第3の歯車を備え、前記第3の歯車が前記第2の歯車に連係するようにした請求項1に記載の回動軸屈曲機構。
  3. 前記第2の歯車の回転中心軸上に配置され且つ前記第2の歯車に固定された回転軸を備え、前記回転軸に前記回転中心軸に対して傾いた傾斜部を設け、前記傾斜部の両側に配置される一対の狭持面を有する揺動部材を備え、前記第2の軸部分を前記揺動部材に連係させることにより、前記連係手段を、前記回転軸と前記揺動部材から構成した請求項1に記載の回動軸屈曲機構。
  4. 軸回りで回転可能な第1の軸部分と、
    前記第1の軸部分と連係した駆動手段と、
    軸回りで回動可能な第2の軸部分と、
    前記第1の軸部分と平行な回転中心軸の回りで回転可能であり且つ前記第1の軸部分と連係する第1の歯車と、
    前記第1の軸部分と直交する回転中心軸の回りで回転可能であり且つ前記第1の歯車と連係する第2の歯車と、
    前記第2の歯車を前記第2の軸部分に連係させる連係手段と、
    前記第2の軸部分と連係した作業用部材と
    を備えた作業装置。
  5. 前記連係手段は、前記第2の軸部分と平行な回転中心軸の回りで回転可能であり且つ前記第2の軸部分と連係する第3の歯車を備え、前記第3の歯車が前記第2の歯車に連係するようにした請求項4に記載の作業装置。
  6. 前記第2の歯車の回転中心軸上に配置され且つ前記第2の歯車に連係する回転軸を備え、前記回転軸に前記回転中心軸に対して傾いた傾斜部を設け、前記傾斜部の両側に配置される一対の狭持面を有する揺動部材を備え、前記第2の軸部分を前記揺動部材に連係させることにより、前記連係手段を、前記回転軸と前記揺動部材から構成した請求項4に記載の作業装置。
  7. 前記第1の軸部分を保持する基部と、前記基部に対して屈曲可能に連結され且つ前記第2の軸部分を保持する屈曲部と、前記第2の軸部分に連係され且つ前記作業用部材を保持する回動部とを備えた請求項4から請求項6のいずれか一つに記載の作業装置。
  8. 前記基部と前記屈曲部の間に、前記基部と前記屈曲部の屈曲角度を固定するための固定手段を備えた請求項7に記載の作業装置。
  9. 前記固定手段は、前記基部及び前記屈曲部の一方に設けられた突起部と、前記基部及び前記屈曲部の他方に設けられた複数の凹部とを備え、前記突起部が前記複数の凹部の一つに係合することにより、前記基部と前記屈曲部との屈曲角度を固定する請求項8に記載の作業装置。
  10. 前記駆動手段と前記第1の軸部分の間、前記第1の軸部分と前記第1の歯車の間、及び前記第2の軸部分と前記第2の歯車の間の少なくとも一つに、変速手段を備えた請求項4から請求項9のいずれか一つに記載の作業装置。
  11. 前記作業用部材は、ブラシである請求項4から請求項10のいずれか一つに記載の作業装置。
  12. 前記作業用部材は、工作用ビットである請求項4から請求項10のいずれか一つに記載の作業装置。
JP2005184458A 2005-06-24 2005-06-24 回動軸屈曲機構 Pending JP2007002931A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005184458A JP2007002931A (ja) 2005-06-24 2005-06-24 回動軸屈曲機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005184458A JP2007002931A (ja) 2005-06-24 2005-06-24 回動軸屈曲機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007002931A true JP2007002931A (ja) 2007-01-11

Family

ID=37688749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005184458A Pending JP2007002931A (ja) 2005-06-24 2005-06-24 回動軸屈曲機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007002931A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013129029A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Ntn Corp 研削スピンドルユニット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650349A (ja) * 1992-07-27 1994-02-22 Tetsuya Terasono ユニバーサルジョイント

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650349A (ja) * 1992-07-27 1994-02-22 Tetsuya Terasono ユニバーサルジョイント

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013129029A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Ntn Corp 研削スピンドルユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI383781B (zh) 電動牙刷之驅動系統
JP4391994B2 (ja) 電動歯ブラシ
KR19990021858A (ko) 전기 구동 칫솔
US10350028B2 (en) Multi-directional handpiece
JP5021487B2 (ja) 筐体とひげそり器ヘッド部との間においてヒンジを有するひげそり器
KR101970379B1 (ko) 의료용 공구, 특히 치과용 또는 외과용 공구를 위한 구동 장치
JP6158719B2 (ja) 頭皮ケア器
JPH025904A (ja) 電動歯ブラシ
KR102597106B1 (ko) 로터리식 전기 면도기
JP5857215B2 (ja) 除毛装置
JP2005521512A (ja) 電動歯ブラシ
JP5828114B2 (ja) 除毛装置
WO2004049861A1 (ja) 電動歯ブラシ
JP2007002931A (ja) 回動軸屈曲機構
JP6158716B2 (ja) 頭皮ケア器
JP2013106871A (ja) 歯科用ハンドピース
JP3179819B2 (ja) 電動歯ブラシ
JP5990532B2 (ja) 多重運動ブラシ部材を有する、電動歯ブラシとそのブラシヘッド
TWM519948U (zh) 電動牙刷
JP4460919B2 (ja) 電動歯ブラシ
TWI606812B (zh) electric toothbrush
KR200387326Y1 (ko) 각도조절이 가능한 헤드를 가진 전기바리깡
JP3010424B2 (ja) ハンドシャー
JPH07303522A (ja) 電動歯ブラシ
JPH04250110A (ja) 歯ブラシ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100128

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100428

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20101020

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02