JP2013129029A - 研削スピンドルユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】砥石軸に大きなトルクと高回転を伝達することができ、砥石軸の傾斜角度を自由に設定可能な研削スピンドルユニットを提供する。
【解決手段】スピンドルユニット1の砥石軸10を砥石側の出力軸11と回転駆動側の入力軸12に分割し、その間に両軸11、12と軸心が垂直な状態に軸支される角度調整軸30を設ける。入出力軸11、12と角度調整軸30とを、各軸外周に形成されたベベルギア11d、12a、32により垂直に噛み合わせる。入力軸12からの回転駆動力を、角度調整軸30を介して出力軸11に伝達可能であり、かつ出力軸11が角度調整軸30の軸心周りに旋回可能である。出力軸11の入力軸12に対する傾斜角度を自由に設定可能であるため、リード角の異なる複数のナットNのねじ溝gを研削加工することが可能である。ギア11d、12a、32を介して駆動力を伝達しているため、流体圧力を利用する場合などに比べて、大きなトルクと高回転が伝達可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボールねじなどのねじ要素のうち、ナット内周のねじ溝を研削加工するために用いられる研削スピンドルユニットに関する。
また本発明は、その研削スピンドルユニットを用いた研削・ドレッシング方法に関する。
ボールねじなどに用いられるナットの内周に、ねじ溝(ボール転走溝)を研削加工するために用いられる研削スピンドルユニットが知られている。
一般的な研削スピンドルユニットは、前端に円盤状の砥石を取り付けてなる砥石軸と、この砥石軸を同軸上に回転可能に保持するクイル(quill:中空軸)と、モータからベルト・プーリなどを介して砥石軸を回転駆動させる機構と、を備える。
使用の際には、砥石軸をクイルごとナットの軸心に対して傾斜させた状態で挿入し、軸心周りに回転駆動させることで、その砥石によりねじ溝を研削加工する。このため、砥石軸およびクイルの傾斜角度がねじ溝のリード角に相当することになる。
ここで、ナットのねじ溝のリード角を大きくしたい場合に、研削スピンドルユニット全体をナットに対して大きく傾斜させると、クイルがナットの内周に干渉してしまう。
ナットの軸方向長さが大きい場合も同様に、ナットの内周にクイルが干渉しやすく、正確な研削加工がおこなえなくなってしまう。
そのため、特許文献1〜6に記載されているように、砥石軸の前端部または全体をクイルの軸心に対して、ねじ溝のリード角に相当する角度分だけ傾斜可能に構成した研削スピンドルユニットが提案されている。
このように構成すると、クイルの軸心がナットの軸心と平行な状態を保ったままで、その軸心に対して傾斜する砥石軸によりねじ溝の研削加工がおこなえるため、クイルがナットの内周に干渉することが防止される。
具体的には、特許文献1および特許文献2(図1等)には、砥石軸の一部または全部をフレキシブルシャフトで構成し、その湾曲(撓み)によりクイルの軸心に対して傾斜可能とした研削スピンドルユニットが開示されている。
また、特許文献2(図5等)には、砥石軸を、クイルの軸心に対して傾斜して保持される前方の出力軸と、クイルの同軸心上に保持される後方の入力軸に分割して構成し、入力軸の回転駆動力を、ベベルギアを用いて傾斜する出力軸へと伝達可能とした研削スピンドルユニットが開示されている。
さらに、特許文献3〜6には、砥石軸をクイルの軸心に対して傾斜した状態で保持しつつ、その背後からエアタービンなどを用いてクイルの内部空洞を通じて流体を供給することで、その流体圧力により砥石軸を回転可能とした研削スピンドルユニットが開示されている。
特開2000−74046号公報 特開昭55−058919号公報 特開平4−256571号公報 特開平9−88957号公報 特開平10−96424号公報 特開2000−52148号公報
しかし、砥石軸をフレキシブルシャフトで構成した場合、そのシャフトの湾曲量(撓み量)には実用上は限界があるため、大きなリード角には対応することができない。
また、フレキシブルシャフトは剛性の高いシャフトに比べて脆弱であるため、大きなトルクや高回転を伝達することができず、耐用寿命も短い。
また、砥石側の出力軸と駆動側の入力軸とを、ベベルギアを用いて軸心が一致しない傾斜状態で結合する構成の場合、その傾斜角度が固定されていることから、リード角の異なるナットごとに専用の研削スピンドルユニットを準備する必要があり、コスト的な無駄が多い。
さらに、クイルの軸心に対して傾斜する砥石軸を流体の圧力で回転させる構成の場合、流体圧力だけでは必然的に大きなトルクを伝達することができないため、研削加工の効率が悪い。
そこで本発明の解決すべき課題は、砥石軸に大きなトルクと高回転を伝達することができ、砥石軸の傾斜角度を自由に設定可能な研削スピンドルユニットを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の研削スピンドルユニットでは、砥石軸を、砥石を取り付け可能な前方の出力軸と、回転駆動可能な後方の入力軸に分割し、これに対応して、クイルを、出力軸を回転可能に保持する出力軸ケースと、入力軸を回転可能に保持する入力軸ケースに分割したのである。
そして、出力軸と入力軸の間に、両軸と軸心が垂直な状態で回転可能に支持される、単単一または前後に並列する複数の角度調整軸を配置したのである。
さらに、出力軸と角度調整軸、角度調整軸と入力軸、および角度調整軸が複数ある場合には角度調整軸同士を、各軸の外周に形成されたギアにより回転可能に噛み合わせたのである。
これにより、入力軸からの回転駆動力を、角度調整軸を介して出力軸へと伝達可能としつつ、出力軸を角度調整軸の軸心周りに旋回可能に構成したのである。
砥石軸において、出力軸の入力軸に対する傾斜角度を自由に設定可能であるため、リード角の異なる複数のナットのねじ溝を、一つの研削スピンドルユニットで研削加工することが可能である。
ギアを介して入力軸から出力軸に駆動力を伝達しているため、流体圧力を利用する場合などに比べて、大きなトルクと高回転が伝達可能である。
研削加工後は、出力軸を入力軸に対して平行にすることで、砥石のドレッシングを従来と同様におこなうことができる。
第1実施形態の研削スピンドルユニットの水平断面図 第1実施形態の研削スピンドルユニットの側面図 第1実施形態の研削スピンドルユニットの要部下面図 第2実施形態の研削スピンドルユニットの側面図 第2実施形態の研削スピンドルユニットの水平断面図 第3実施形態の研削スピンドルユニットの水平断面図 第3実施形態の研削スピンドルユニットの水平断面図 第4実施形態の研削スピンドルユニットの側面図 第4実施形態の研削スピンドルユニットの水平断面図 第4実施形態の研削スピンドルユニットの水平断面図 第5実施形態の研削スピンドルユニットの水平断面図 第5実施形態の研削スピンドルユニットの水平断面図 第5実施形態の研削スピンドルユニットの水平断面図
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1〜図3に示す第1実施形態の研削スピンドルユニット1は、ボールねじなどのナットNの内周に、ねじ溝gを研削加工するために用いられる。
研削スピンドルユニット1は、回転可能な砥石軸10と、この砥石軸10を略同心上に保持するクイル20と、角度調整軸30とを備え、図示省略の周知の工作機械の砥石台に取り付けられる。
そしてこの研削スピンドルユニット1を、工作機械の主軸台の主軸前端に設けられたチャックに把持されたナット(スリーブ)内に挿入し、砥石軸10および主軸を回転させかつ軸方向に相対移動させることで、ねじ溝gの研削加工がおこなわれる。
この実施形態で、砥石軸10は、前方の出力軸11と、後方の入力軸12とに二分割されている。
出力軸11の前端部には、ねじ軸とフランジ11aが形成されており、円盤状(ドーナツ状)の砥石11bをフランジ11aにあてがい、ねじ軸にナット11cをねじ込むことでこの砥石が固定されている。
入力軸12には、砥石台に備えられたモータより、ベルト・プーリ、カップリングなどの周知の機構を介して、軸心周りの回転駆動力が伝達されるようになっている。
出力軸11の後端部外周と入力軸12の前端部外周には、それぞれ歯面が円錐形をなすベベルギア(かさ歯車)11d、12aが形成されており、その間には所定の隙間が形成されている。ギアの形成態様は特に限定されず、軸と別体のものを固定したり、軸と一体成型したりすることが考えられる。
またクイル20は、それぞれ筒形をなす前端側の出力軸ケース21と、後端側の入力軸ケース22とに二分割されている。
出力軸ケース21内には、前後に並列する軸受21aを介して出力軸11が回転可能に保持されており、入力軸ケース22内には、軸受22aを介して入力軸12が回転可能に保持されている。
出力軸ケース21の両側面には、後方に平行に延長される一対のプレート状のサイドアーム21bが、入力軸ケース22の両側面には、前方に平行に延長される一対のプレート状のサイドアーム22bが、それぞれ設けられている。
これらは、出力軸ケース21のサイドアーム21bを外側に、入力軸ケース22のサイドアーム22bを内側にして重なり合っている。
図3に示すように、出力軸ケース21の一方のサイドアーム21bは、さらに後方に延長されて入力軸ケース22の本体部分の側面に重なり合っており、この箇所には円弧形の長孔21cが設けられている。
また、入力軸ケース22の側面における前記長孔21cの軌跡上には、ねじ孔22cが設けられている。
さらに対向するサイドアーム21b、22bの間には、角度調整軸30が配置され、その両端部が両サイドアーム21b、22bに回転可能に軸支され、かつセットカラー31などの周知の部材を介して結合されている。
ここで図2に示すように、出力軸11および入力軸12の軸心と、角度調整軸30の軸心とは、ほぼ垂直をなしている。
角度調整軸30の軸方向中間部の外周にはベベルギア32が形成されており、これが出力軸11と入力軸12のベベルギア11d、12aにそれぞれ垂直に噛み合っている。
このため、入力軸12の回転駆動力は、角度調整軸30を介して出力軸11へと伝達されるようになっている。
それと同時に出力軸11は、角度調整軸30の軸心周りに旋回可能となっており、出力軸11と入力軸12の軸心が一致した状態から、両軸11、12の軸心が一定の角度をなす状態へと出力軸11を入力軸12に対して傾斜させることができるようになっている。
ここで角度調整軸30の軸心から砥石11bの中心までの距離をLとし、出力軸11の軸心の入力軸12の軸心に対する傾斜角をαとすると、砥石11bの入力軸12の軸心からの変位量はL・sinαとなる。
出力軸11が傾斜した状態で、出力軸ケース21のサイドアーム21bの長孔21cを通じて入力軸ケース22のねじ孔22cに角度固定ボルト23をねじ込むことで、可動範囲内で任意の傾斜角度に固定できるようになっている。
第1実施形態の研削スピンドルユニット1の構成は以上のようであり、いまこれを図1のようにナットNの軸心と入力軸12の軸心とが平行とするようにナットNに挿入し、出力軸11をリード角に相当する角度だけ傾斜させて研削加工をおこなうと、クイル20等がナットNの内周に干渉することが防止される。
なお、かかる研削スピンドルユニット1を本発明者は実際に製作し、内径17mmでリード角22°のボールねじナット、内径28mmでリード角31.5°のボールねじナットを研削加工したところ、電着砥石などの高価な砥石を使用せずとも、良好な加工精度が得られることを確認した。
研削加工の後は、ふたたび出力軸11をその軸心が入力軸12の軸心と一致した状態に戻したうえで、砥石11bの成形・ドレッシングをおこなう。
このようにすると、砥石軸が傾斜しない従来の研削スピンドルユニットに対応した、従来のドレッシング装置をほぼそのまま活用することができるので、簡易であり、ドレッシング装置改良等のコストが嵩むことがない。
図4および図5に示す第2実施形態の研削スピンドルユニット1では、出力軸11の後端部外周と入力軸12の前端部外周にそれぞれ歯面が円筒形をなすピニオン(平歯車)11e、12bが形成されている。
また角度調整軸30の中間部の外周には歯面が円環形をなすクラウンギア(冠歯車)33が形成されており、このクラウンギア33と両ピニオン11e、12bとが垂直に噛み合っている。
その他の構成および作用については第1実施形態と同様であり、歯面が角度調整軸30の軸心と垂直をなすクラウンギア33を用いることで、出力軸11と入力軸12の間隔を縮めることができるため、研削スピンドルユニット全体のコンパクト化が図られる。
図6および図7に示す第3実施形態の研削スピンドルユニット1では、出力軸11と入力軸12が平行であるときも両軸心が一致しない、いわゆる食い違い軸の状態となっている。
そして、出力軸11の後端部外周と入力軸12の前端部外周および角度調整軸30の外周には、それぞれ歯面がねじれ円筒形をなすスクリューギア(ねじ歯車)11f、12c、34が形成されている。これら出力軸11および入力軸12のスクリューギア11f、12cと、角度調整軸30の中間部の外周に形成されたスクリューギア34とが垂直に噛み合っている。
その他の構成および作用については第1実施形態と同様であり、いま図6に示すように、出力軸11と入力軸12とが平行の状態でその軸心間距離をdとすると、ここから図7に示すように出力軸11を入力軸12に対して傾斜させた場合には、その傾斜方向への砥石11bの変位が軸心間距離d分だけキャンセルされることになる。
すなわち、角度調整軸30の軸心から砥石11bの中心までの距離をLとし、出力軸11の軸心の入力軸12の軸心に対する傾斜角をαとすると、円盤状の砥石11bの中心の、入力軸12の軸心からの変位量は(L・sinα)−dとなる。
したがって、第1実施形態の場合と比較して、軸心間距離dの分だけオフセットされていることになって、砥石11bの変位量を小さくすることができる。このため、ナットNの内周に干渉しない範囲で出力軸11をより大きく傾斜させることができ、大きなリード角を持つねじ溝gを研削加工することが可能となる。
なお軸心間距離dは、図6からわかるように、出力軸のスクリューギア11fの半径、入力軸のスクリューギア12cの半径、および角度調整軸30のスクリューギア34の直径を合計したものに相当する。そのため、適当な径を有するスクリューギア11f、12c、34を選択することで、オフセット量dを所望の量に調節可能である。
図8〜図10に示す第4実施形態の研削スピンドルユニット1では、出力軸11の後端部外周にスクリューギア11fが、入力軸12の前端部外周にベベルギア12aが、それぞれ形成されており、角度調整軸30の外周には、スクリューギア34とベベルギア32が軸方向に並列して取り付けられている。
そして、出力軸11と角度調整軸30のスクリューギア11f、34同士、角度調整軸30と入力軸12のベベルギア12a、32同士がそれぞれ垂直に噛み合っている。
その他の構成および作用については第3実施形態と同様であり、このように角度調整軸30に複数のギアを設けて、出力軸11側のギアと入力軸12側のギアとで、角度調整軸において噛み合うギアを異ならせてもよい。
もちろん、この実施形態とは逆に出力軸11にベベルギア11dを入力軸12にスクリューギア12cを形成してもよいし、両軸ともベベルギア11d、12aを形成して、たとえば角度調整軸30の軸方向に並列して形成された互いに逆向きのベベルギア32、32に、それぞれを噛み合わせてもよい。
図11〜図13に示す第5実施形態の研削スピンドルユニット1では、それぞれ出力軸11および入力軸12と軸心が垂直をなす角度調整軸30、30が、前後に並列して2つ設けられている。
各角度調整軸30、30の外周には、それぞれベベルギア32、32および歯面が円筒形をなすスパーギア(平歯車)35、35が軸方向に並列して形成されている。
角度調整軸のスパーギア35、35同士が平行に噛み合っているとともに、前方の角度調整軸30のベベルギア32と出力軸11の後端部外周に形成されたベベルギア11d、後方の角度調整軸30のベベルギア32と入力軸12の前端部外周に形成されたベベルギア12aとが、それぞれ垂直に噛み合っている。
これにより、入力軸12から2つの角度調整軸30、30を介して出力軸11へと回転駆動力が伝達されるようになっている。
ここで出力軸ケース21のサイドアーム21bと入力軸ケース22のサイドアーム22bの間には、対向一対をなす長円形のプレート状の軸受アーム36が架け渡されている。
出力軸ケース21のサイドアーム21bと軸受アーム36との重なり合う箇所において、前方の角度調整軸30のベベルギア32が回転可能に軸支および結合され、入力軸ケース22のサイドアーム22bと軸受アーム36との重なり合う箇所において、後方の角度調整軸30のベベルギア32が軸支および結合されている。
これにより、出力軸11は前方の角度調整軸30の軸心周りに旋回可能となっており、かつ軸受アーム36を入力軸12に対して傾斜可能となっている。
出力軸11の入力軸12に対する傾斜角度の固定は、たとえば出力軸ケース21と入力軸ケース22との間に、図13のようなブラケット24を架け渡してボルトなどで固定することにより、おこなうことができる。
まだ第1の実施形態と同様に、たとえば出力軸ケース21と入力軸ケース22の側面に円弧形の長孔を設け、軸受アーム36の両長孔の軌跡上にそれぞれねじ孔を設け、長孔を通じてこのねじ孔に角度固定ボルトをねじ込むことで、傾斜角度を固定してもよい。
その他の構成および作用については上記各実施形態と同様であり、いま前方の角度調整軸30の軸心から砥石11bの軸心までの距離をLとし、出力軸11の入力軸12に対する傾斜角をαとし、また両角度調整軸30の軸心間距離をDとし、長円形の軸受アーム36の長軸方向(両角度調整軸30、30を両角度調整軸と軸心が垂直をなす仮想軸でつなぐことを想定した場合の、その仮想軸の軸心の方向)の入力軸12の軸心に対する傾斜角をβとする。
すると、図13からわかるように、L・sinα=D・sinβとなるときに、入力軸12の軸心に対する砥石11bの中心の変位量が0になる。すなわち、出力軸11の傾斜角度に対応して、軸受アーム36を適宜傾斜させていわばオフセット量を変化させることで、砥石11bの中心の入力軸12の軸心からの変位量を常に0とすることができる。
したがって、上記各実施形態のいずれの場合よりも、ナットNの内部で出力軸11を大きく傾斜させることができ、いっそう大きなリード角のねじ溝gを研削加工することが可能となる
この実施形態では、角度調整軸30を2つとしたが、数はこれに限定されず、3つ以上用いても構わない。
また、出力軸11および入力軸12と各角度調整軸30、30との噛み合わせは、第2実施形態のように、ピニオンとクラウンギアを用いたり、スクリューギアを用いたりしてもよい。角度調整軸30、30同士の噛み合わせは、互いに逆向きのベベルギアを用いたりしてもよい。
さらに一対の軸受アーム36を一体に連結して、筒形の軸受ケースを構成してもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正と変形を含むものであることが意図される。
1 研削スピンドルユニット
10 砥石軸
11 出力軸
11a フランジ
11b 砥石
11c ナット
11d ベベルギア
11e ピニオン
11f スクリューギア
12 入力軸
12a ベベルギア
12b ピニオン
12c スクリューギア
20 クイル
21 出力軸ケース
21a 軸受
21b サイドアーム
21c 長孔
22 入力軸ケース
22a 軸受
22b サイドアーム
22c ねじ孔
23 角度固定ボルト
24 ブラケット
30 角度調整軸
31 セットカラー
32 ベベルギア
33 クラウンギア
34 スクリューギア
35 スパーギア
36 軸受アーム
N ナット
g ねじ溝

Claims (13)

  1. 砥石を取り付け可能である前方の出力軸と、回転駆動可能な後方の入力軸に、前後に分割されている砥石軸と、
    前記出力軸を回転可能に保持する筒形の出力軸ケースと、前記入力軸を回転可能に保持する筒形の入力軸ケースに、前後に分割されているクイルと、
    前記出力軸と入力軸との間に配置され、出力軸および入力軸に対して軸心が垂直をなすように回転可能に支持された、単一または前後に並列する複数の角度調整軸と、を備え、
    前記出力軸は後端部外周に、前記入力軸は前端部外周に、前記角度調整軸は外周に、それぞれギアを有してこれらが噛み合わされることにより、
    前記入力軸の回転駆動力を、前記角度調整軸を介して前記出力軸へと伝達可能となっており、
    かつ前記出力軸を前記角度調整軸の軸心周りに旋回可能となっている、研削スピンドルユニット。
  2. 前記出力軸ケースは後方に平行に延びる一対のアームを有し、
    前記入力軸ケースは前方に平行に延びて前記出力軸ケースのアームと重なり合う一対のアームを有し、
    前記角度調整軸は単一であって前記出力軸ケースおよび入力軸ケースの重なり合うアーム間に軸支され、かつ出力軸ケースと入力軸ケースとを回転可能に結合しており、
    前記出力軸の後端外周および入力軸の前端外周に形成されるギアと、前記角度調整軸の外周に形成されるギアとは、垂直に噛み合っている、請求項1に記載の研削スピンドルユニット。
  3. 前記出力軸と入力軸とは、互いに平行な状態で軸心が一致しており、
    前記出力軸の後端外周および入力軸の前端外周に形成されるギアはベベルギアであり、前記角度調整軸の外周に形成される単一のギアは、前記両ベベルギアに対して垂直に噛み合うベベルギアである、請求項2に記載の研削スピンドルユニット。
  4. 前記出力軸と入力軸とは、互いに平行な状態で軸心が一致しており、
    前記出力軸の後端外周および入力軸の前端外周に形成されるギアはピニオンギアであり、前記角度調整軸の外周に形成される単一のギアは、前記両ピニオンギアに対して垂直に噛み合うクラウンギアである、請求項2に記載の研削スピンドルユニット。
  5. 前記出力軸と入力軸とは、互いに平行な状態で所定の軸心間距離を有し、
    前記出力軸の後端外周および入力軸の前端外周に形成されるギアはスクリューギアであり、前記角度調整軸の外周に形成される単一のギアは、前記両スクリューギアに対して垂直に噛み合うスクリューギアである、請求項2に記載の研削スピンドルユニット。
  6. 前記角度調整軸の外周には、2つのギアが軸方向に並列して形成されており、
    その一方のギアが前記出力軸の後端外周に形成されたギアに対して垂直に噛み合い、その他方のギアが前記入力軸の前端外周に形成されたギアに対して垂直に噛み合う、請求項2に記載の研削スピンドルユニット。
  7. 前記出力軸と入力軸とは、互いに平行な状態で所定の軸心間距離を有し、
    前記角度調整軸の外周に形成された前記一方のギアはスクリューギアであり、
    この角度調整軸のスクリューギアに対して垂直に噛み合う前記出力軸または入力軸のギアはスクリューギアである、請求項6に記載の研削スピンドルユニット。
  8. 前記角度調整軸の外周に形成された前記他方のギアはベベルギアであり、
    この角度調整軸のベベルギアに対して垂直に噛み合う前記入力軸または出力軸のギアはベベルギアである、請求項7に記載の研削スピンドルユニット。
  9. 前記出力軸ケースは後方に平行に延びる一対のアームを有し
    前記入力軸ケースは前方に平行に延びる一対のアームを有し、
    前記出力軸ケースの一対のアームと前記入力軸ケースの一対のアームとの間には、平行な一対の軸受アームが架け渡されており、
    前記角度調整軸は前後に複数が並列しており、
    その最前方の角度調整軸は前記出力軸ケースのアームと前記軸受アームとの重なり合う箇所でアーム間に軸支され、かつ出力軸ケースと軸受アームとを回転可能に結合し、
    その最後方の角度調整軸は前記軸受アームと前記入力軸ケースのアームとの重なり合う箇所でアーム間に軸支され、かつ軸受アームと出力軸ケースとを回転可能に結合し、
    前記出力軸の後端外周に形成されたギアと前記最前方の角度調整軸の外周に形成されたギア、および前記最後方の角度調整軸の外周に形成されたギアと前記入力軸の前端外周に形成されたギアとは、互いに垂直に噛み合い、
    前記各角度調整軸の外周に形成されたギア同士は互いに平行に噛み合う、請求項1に記載の研削スピンドルユニット。
  10. 前記最前方および最後方の角度調整軸の外周には、それぞれ2つのギアが軸方向に並列して形成されており、
    前記最前方の角度調整軸の一方のギアが前記出力軸の後端外周に形成されたギアに対して垂直に噛み合い、前記最後方の角度調整軸の一方のギアが前記入力軸の前端外周に形成されたギアに対して垂直に噛み合い、
    前記最前方の角度調整軸の他方のギアは後方の他の角度調整軸の外周に形成されたギアに対して、前記最後方の角度調整軸の他方のギアは前方の他の角度調整軸の外周に形成されたギアに対して、それぞれ平行に噛み合う、請求項9に記載の研削スピンドルユニット。
  11. 前記最前方および前記最後方の角度調整軸の外周に形成された前記他方のギアは、それぞれスパーギアであり、
    これら最前方および最後方の角度調整軸のスパーギアと平行に噛み合う、他の角度調整軸の外周に形成されたギアはスパーギアである、請求項10に記載の研削スピンドルユニット。
  12. 前記最前方および前記最後方の角度調整軸の外周に形成された前記一方のギアは、それぞれベベルギアであり、
    前記出力軸の後端外周および前記入力軸の前端外周にそれぞれ形成されるギアは、前記最前方の角度調整軸のベベルギアおよび前記最後方の角度調整軸のベベルギアに垂直にかみ合うベベルギアである、請求項11に記載の研削スピンドルユニット。
  13. 請求項1から12のいずれかに記載の研削スピンドルユニットを準備する工程と、
    ついで前記出力軸の軸心を前記入力軸の軸心に対して傾斜させてナット内周のねじ溝の研削加工をおこなう工程と、
    ついで前記出力軸を軸心を前記入力軸の軸心と平行にもどして出力軸に取り付けらる砥石のドレッシングをおこなう工程と、を含む研削・ドレッシング方法。
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