JP2007000993A - 円筒研削盤用治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の形状を有した複数のワークに対応する汎用性を有し、かつ主軸の回転駆動力をワークに確実に伝達できる円筒研削盤用治具を提供する。
【解決手段】アタッチメント部21、41、51を主軸4と一体に回転されるベース部11に着脱自在に取り付けて、ワーク100、120の係合部104、113、124、125の形状に応じて適切な係合手段25,44,54を有するものに交換可能とし、種々の形状を有する複数のワーク100、120に対応可能な汎用性を持たせる。そして、アタッチメント部21、41、51の係合手段25,44,54をワーク100、120の係合部104、113、124、125に回転方向で係合させ、引っ掛けて回転させることにより、主軸4の回転駆動力をワーク100、120に確実に伝達して、ワーク100、120を主軸4と一体に回転させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ワークを円筒研削盤の主軸と一体に回転可能に支持する円筒研削盤用治具に関し、特に支持する部分の形状が種々異なる複数のワークに対応可能な円筒研削盤用治具に関する。
従来より、円筒研削盤の主軸台の主軸板面に円周方向に所定間隔を有して配置されて互いに同期して主軸の回転中心に向かって接近及び離間する方向に移動する複数の爪を有し、主軸台の固定センタと心押台の心押センタとの間に支承されたワークをその複数の爪によって把持し、その把持した部分の摩擦抵抗力によってワークを主軸と一体に回転させるチャックが知られている。これによれば、ワークの径に応じて複数の爪を移動させて把持でき、支持する部分の形状が種々異なる複数のワークに対応可能な汎用性を有している(例えば特許文献1を参照)。
特開平5−57510号公報
しかしながら、上述のような従来のチャックは、複数の爪によってワークを把持する構成を有しているので、ワークの外周面に爪痕などの圧痕を生じさせるおそれがある。このような圧痕の発生を防止すべく、チャックの把持力を減少させると、ワークの外周面と爪との間の摩擦抵抗力が小さくなり、主軸の回転駆動力をワークに十分に伝達できず、研削加工において所期の加工精度の確保が困難になることが懸念される。また、チャックは、複数の爪を移動させる可動部が必要であり、構造が複雑で高価であるという問題がある。
本発明は、これらの点に鑑みてなされたものであり、その目的は、種々の形状を有した複数のワークに対応する汎用性を有し、かつ主軸の回転駆動力をワークに確実に伝達できる円筒研削盤用治具を提供することにある。
上記課題を解決する請求項1に記載の発明による円筒研削盤用治具は、軸方向に延在する丸棒状のシャフト部とそのシャフト部の円周上に形成された係合部とを有して円筒研削盤の主軸センタと心押センタとの間に支承されるワークを、円筒研削盤の主軸と一体に回転可能に支持する円筒研削盤用治具において、円筒研削盤の主軸に一体に回転可能に取り付けられるベース部と、そのベース部に着脱自在に取り付けられて、ワークが円筒研削盤の主軸センタと心押センタとの間に支承された状態でワークの係合部に回転方向で係合する係合手段を有するアタッチメント部とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の円筒研削盤用治具において、ワークの係合部が、シャフト部の円周上にワークの径方向外側に向かって突出する山部とワークの径方向内側に向かって凹陥する谷部とが交互に形成されて構成され、アタッチメント部の係合手段が、ワークの径方向外側位置から谷部に係入してベース部の回転により山部に引っ掛かる引掛部を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の円筒研削盤用治具において、ベース部とアタッチメント部との間に、アタッチメント部を主軸の回転中心軸線に対して偏心可能にフローティング支持するフローティング支持手段を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によると、アタッチメント部がベース部に着脱自在に取り付けられているので、ワークの係合部の形状に応じてアタッチメント部を適切な係合手段を有するものに交換できる。したがって、種々の形状を有する複数のワークに対応することができ、汎用性を有する。
それから、アタッチメント部の係合手段をワークの係合部に回転方向で係合させ、引っ掛けてワークを回転させているので、主軸の回転駆動力をワークに確実に伝達でき、ワークを主軸と一体に回転させることができる。また、従来のチャックのようにワークを把持しないので、ワークに圧痕が生ずるのを防ぐことができる。
請求項2に記載の発明は、ワークの係合部とアタッチメント部の係合手段を具体的に限定したものであり、これによれば、ワークの係合部が、シャフト部の円周上にワークの径方向外側に向かって突出する山部とワークの径方向内側に向かって凹陥する谷部とが交互に形成されて構成されており、アタッチメント部の係合手段が、ワークの径方向外側から谷部に係入し、ベース部の回転により山部に引っ掛かる引掛部を有している。したがって、主軸の回転に応じてベース部が回転し、ベース部に着脱自在に取り付けられているアタッチメント部が回転すると、係合部の山部に引っ掛けられた引掛部からワークに回転方向の力を作用させ、ワークを主軸と一体に回転させることができる。
請求項3に記載の発明によると、アタッチメント部は、ベース部にフローティング支持されており、主軸の回転中心軸線に対して偏心可能であるので、ワークに回転方向のみに力を作用させることができ、アタッチメント部からワークに径方向の力が作用するのを防ぎ、研削加工における真円度の低下を防ぐことができる。
次に、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態に係わる円筒研削盤用治具10が装着される円筒研削盤1の構成を説明する全体図である。円筒研削盤1は、横長の基台2が床面上に設置され、その基台2の上面には、主軸台3と心押台6が設けられている。
主軸台3は、基台2の長手方向一方側に固定されており、主軸4が回転自在に支持されている。主軸4は、基台2の長手方向に沿って回転中心軸線Lが延在するように基端が支持されており、主軸台3に設けられた駆動モータ5と連結されて、駆動モータ5の回転駆動によって予め設定された回転速度で回転される。
主軸4の先端には、軸方向に直交する方向に平面状に延在する主軸面板4aが形成されており、後述する円筒研削盤用治具10を取り付けるためのボルト穴(図示せず)が複数螺設されている。そして、主軸面板4aの回転中心から心押台6側に向かって突出するように主軸センタ4bが設けられている。
心押台6は、基台2の上面に沿って主軸台3に接近及び離間する方向に移動可能に設けられており、心押センタ7が設けられている。心押センタ7は、その軸心が主軸4の回転中心軸線Lと同軸上に延在し、心押台6に設けられた心押シリンダ8によって主軸センタ4bに接近及び離間する方向に移動される。
また、特に図示していないが、円筒研削盤1には砥石車が設けられている。砥石車は、主軸センタ4bと心押センタ7との間で回転中心軸線Lに沿って平行に移動すると共に、その回転中心軸線Lに直交して接近及び離間する方向に移動して、主軸センタ4bと心押センタ7との間に支承されたワークに研削加工を施す構成を有している。
ワークは、軸方向に延在する丸棒状のシャフト部と、そのシャフト部の円周上に形成された係合部とを有しており、その係合部は、シャフト部の円周上にワークの径方向外側に向かって突出する山部とワークの径方向内側に向かって凹陥する谷部とが交互に形成されて構成されている。
図10は、本実施の形態に係わるワークの一例であるセカンダリシャフトプーリ100の構成を説明する図、図11は、ワークの他の例であるプライマリシャフトプーリ120の構成を説明する図である。
セカンダリシャフトプーリ100とプライマリシャフトプーリ120は、自動車のCVT(ベルト式無段変速機)に用いられる部品であり、セカンダリシャフトプーリ100が出力側に設けられ、プライマリシャフトプーリ120が入力側に設けられる。
セカンダリシャフトプーリ100は、図10に示すように、シャフト部101とプーリ部111とが同軸上に一体形成されており、シャフト部101は、軸方向に延在する丸棒形状を基本形状とし、その基端部と先端部には、研削加工が施されてCVTのケース(図示せず)に回転自在に支持される第1軸部102及び第2軸部103が形成されている。そして、プーリ部111と第2軸部103との間には基端部から先端部側に向かって順番に、シーブプーリ(図示せず)を軸方向に移動自在に支持するためのシーブプーリ支持軸部104と、リダクションドライブギヤ(図示せず)がスプライン嵌合されるスプライン軸部105とが形成されている。
シーブプーリ支持軸部104は、第1軸部102と略同一径を有しており、その外周面104aには3本のシャフトプーリボール溝104bがシーブプーリ支持軸部104の軸方向に沿って延在しかつ外周面104a上で円周方向に互いに約120度の間隔をおいて凹設されている。シーブプーリ支持軸部104の外周面104aによって、セカンダリシャフトプーリ100の径方向外側に向かって突出する山部が形成され、これらの3本のシャフトプーリボール溝104bによって、セカンダリシャフトプーリ100の径方向内側に向かって凹陥する谷部が形成され、セカンダリシャフトプーリ100の第1の係合部が構成される。
スプライン軸部105は、シーブプーリ支持軸部104よりも若干小径であり、第2軸部103は、スプライン軸部105よりも小径に形成されている。そして、シャフト部101の基端面106と先端面107には、それぞれ主軸センタ4bの先端と心押センタ7の先端が進入して、セカンダリシャフトプーリ100を円筒研削盤1の回転中心軸線Lと同軸上に支承するためのセンタ穴106a、107aが穿設されている。
プーリ部111は、第1軸部102とシーブプーリ支持軸部104との間の位置で拡径されて形成されており、先端部側にプーリ面112が形成されている。プーリ面112は、シャフト部101から径方向外側に向かって移行するにしたがって漸次シャフト部101の先端部側から基端部側に向かって移行する円錐面形状を有しており、図示していないシーブプーリのプーリ面と対峙するように構成されている。
プーリ部111の基端部側には、同軸上にパーキングギヤ113が設けられている。パーキングギヤ113は、プーリ部111よりも一回り小さい外径でシャフト部101の軸方向に所定幅を有する外周面113aと、その外周面113a上に円周方向に所定間隔をおいて凹設されて軸方向に延在する複数の溝部113bを有している。
このパーキングギヤ113の外周面113aによって、セカンダリシャフトプーリ100の径方向外側に向かって突出する山部が形成され、溝部113bによってセカンダリシャフトプーリ100の径方向内側に向かって凹陥する谷部が形成されて、セカンダリシャフトプーリ100の第2の係合部が構成される。
上記構成を有するセカンダリシャフトプーリ100は、例えば第2軸部103に研削加工を施す場合には、図2に示すように、基端部が主軸台3側に位置し、先端部が心押台6側に位置するように、主軸センタ4bと心押センタ7との間に支承され、円筒研削盤用治具10によって主軸4と一体に回転可能に支持される。また、セカンダリシャフトプーリ100の第1軸部102に研削加工を施す場合には、図5に示すように、基端部が心押台6側に位置し、先端部が主軸台3側に位置するように、主軸センタ4bと心押センタ7との間に支承され、円筒研削盤用治具10によって主軸4と一体に回転可能に支持される。
図11に示すように、プライマリシャフトプーリ120は、シャフト部121とプーリ部131とが同軸上に一体形成されている。シャフト部121は、軸方向に延在する丸棒形状を基本形状とし、シャフト部121の基端面126と先端面127には、それぞれ主軸センタ4bの先端と心押センタ7の先端が進入して、プライマリシャフトプーリ120を円筒研削盤1の回転中心軸線Lと同軸上に配置するためのセンタ穴126a、127aが穿設されている。
そして、シャフト部121の基端部と先端部には、研削加工が施されてケースに回転自在に支持される第1軸部122及び第2軸部123が形成され、第1軸部122の軸方向外側には同軸上に連続して、前後進切換機構(図示せず)にスプライン嵌合するスプライン軸124が設けられ、第2軸部123とプーリ部131との間には、シーブプーリ(図示せず)を軸方向に移動自在に支持するためのシーブプーリ支持軸部125が設けられている。
スプライン軸124は、第1軸部122よりも若干小径であり、径方向外側に向かって突出しかつ軸方向に延在する突条部が円周方向に所定間隔をおいて設けられ、各突条部の間に溝部124aが各々形成されている。このスプライン軸124の突条部によって、プライマリシャフトプーリ120の径方向外側に向かって突出する山部が形成され、溝部124aによって、プライマリシャフトプーリ120の径方向内側に向かって凹陥する谷部が形成されて、プライマリシャフトプーリ120の第1の係合部が構成される。
シーブプーリ支持軸部125は、第1軸部122と略同一径を有しており、その外周面125aには3本のシャフトプーリボール溝125bがシーブプーリ支持軸部125の軸方向に延在しかつ外周面125a上で円周方向に互いに約120度の間隔をおいて凹設されている。
このシーブプーリ支持軸部125の外周面125aによって、プライマリシャフトプーリ120の径方向外側に向かって突出する山部が形成され、シャフトプーリボール溝125bによって、プライマリシャフトプーリ120の径方向内側に向かって凹陥する谷部が形成されて、プライマリシャフトプーリ120の第2の係合部が構成される。
プライマリシャフトプーリ120のプーリ部131は、第1軸部122とシーブプーリ支持軸部125との間の位置で拡径されて形成されており、先端部側にプーリ面132が形成されている。プーリ面132は、シャフト部121から径方向外側に向かって移行するにしたがって漸次シャフト部121の先端部側から基端部側に向かって移行する円錐面形状を有しており、図示していないシーブプーリのプーリ面と対峙するように構成されている。
上記構成を有するプライマリシャフトプーリ120は、例えば、第2軸部123に研削加工を施す場合には、図7に示すように、基端部が主軸台3側に位置し、先端部が心押台6側に位置するように、主軸センタ4bと心押センタ7との間に支承され、円筒研削盤用治具10によって主軸4と一体に回転可能に支持される。また、プライマリシャフトプーリ120の第1軸部122に研削加工を施す場合には、図9に示すように、基端部が心押台6側に位置し、先端部が主軸台3側に位置するように、主軸センタ4bと心押センタ7との間に支承され、円筒研削盤用治具10によって主軸4と一体に回転可能に支持される。
円筒研削盤用治具10は、主軸4に取り付けられるベース部11と、複数のアタッチメント部21、41、51と、これら複数のアタッチメント部21、41、51の中からワークの種類や支持する姿勢状態に応じて適宜選択されたものをベース部11に着脱自在にフローティング支持するフローティング支持手段31とを備えている。
図3は、ベース部11を正面から示す図である。円筒研削盤用治具10のベース部11は、例えば図2及び図3に示すように、主軸4の主軸面板4aに取り付けられる円板状のベースプレート12と、ベースプレート12に基端が固定されて同軸上に延出する円筒状の脚部13と、その円筒状の脚部13の中心軸線に直交する方向に延在して脚部13の先端部分を閉塞する支持板部14を有している。
ベース部11のベースプレート12には、主軸センタ4bに対応する位置に主軸センタ4bを挿通可能な開口穴12aが開口形成されており、また、特に図示していないが、主軸面板4aの各ボルト穴にそれぞれ対応する位置には固定ボルトが挿通される貫通孔が穿設されている。
ベース部11は、開口穴12aに主軸センタ4bを挿通させて、主軸面板4aに重ね合わせるように配置し、複数の貫通孔(図示せず)と主軸面板4aのボルト穴の位置を一致させて、固定ボルト(図示せず)を螺入することにより、主軸面板4aに同軸上に取り付けられる。
ベース部11の脚部13は、セカンダリシャフトプーリ100のプーリ部111、及びプライマリシャフトプーリ120のプーリ部131の外径よりも大径であり、その軸方向長さは、ベース部11を主軸面板4aに取り付けた状態で、主軸センタ4bの先端が支持板部14から突出する長さに設定されている。
支持板部14の中心には、主軸センタ4bが挿通される開口穴14aが開口形成されており、その開口穴14aよりも径方向外側位置には、フローティング支持手段31の支持ボルト32が挿通される貫通孔14bが穿設されている。貫通孔14bは、図3に示すように、回転中心から径方向に一定距離だけ離間して各々が互いに90度の角度間隔を有する箇所に設けられている。
図4は、アタッチメント部21を正面から示す図である。アタッチメント部21は、セカンダリシャフトプーリ100の第2軸部103に研削加工を施す場合に用いられるものであり、図2及び図4に示すように、パーキングギヤ113の外周面113aよりも大きい内径を有した円筒部22を有し、その円筒部22の基端には鍔部23が径方向外側に向かって延出するように設けられている。
鍔部23は、アタッチメント部21をベース部11に取り付けた状態で、支持板部14と対向する略リング形状を有しており、フローティング支持手段31の支持ボルト32を挿通するための貫通孔23aが支持板部14の各貫通孔14bに対応する位置にそれぞれ穿設されている。
そして、円筒部22の先端にはフランジ部24が径方向内側に向かって突出するように設けられている。フランジ部24は、アタッチメント部21をベース部11に取り付けた状態で、支持板部14と平行に延在し、その径方向内側部分にはスプライン穴25(係合手段)が形成されている。
スプライン穴25は、円筒部22の中心と同軸上に延在し、図4に示すように、複数の突起部(引掛部)25aが径方向内側に向かって突出し、円周方向に所定間隔をおいて並べられており、円筒部22の先端側から位相を合わせてセカンダリシャフトプーリ100の基端側を挿入することによって、スプライン穴25の突起部25aがセカンダリシャフトプーリ100の径方向外側位置からパーキングギヤ113の溝部113bに係入し、パーキングギヤ113と嵌合する形状を有している。
図6は、アタッチメント部41を正面から示す図である。アタッチメント部41は、セカンダリシャフトプーリ100の第1軸部102、またはプライマリシャフトプーリ120の第1軸部122に研削加工を施す場合に用いられるものであり、図5、図6、図9に示すように、ベース部11の支持板部14と略同一の外径を有した円板部42を備えており、フローティング支持手段31の支持ボルト32を挿通するための貫通孔43が支持板部14の各貫通孔14bに対応する位置にそれぞれ穿設されている。
そして、円板部42には、シーブプーリ支持軸部104、125が挿通される切欠部(係合手段)44が形成されており、切欠部44内には、シーブプーリ支持軸部104、125のシャフトプーリボール溝104b、125bに係入する突起部(引掛部)45が設けられている。
切欠部44は、円板部42の外端縁から中心に向かって、シーブプーリ支持軸部104、125を挿通可能な一定幅を有して切り欠くことによって形成されている。そして、切欠部44の先端部44aはアタッチメント部41の中心位置で同軸上に配置されたシーブプーリ支持軸部104、125の外周面104a、125aと対向する半円弧形状に形成されており、切欠部44の基端部44bは、外縁部分が互いに離間する方向に開くように面取りした形状を有している。
突起部45は、切欠部44の先端部44aから円板部42の径方向中心に向かって突出し、シャフトプーリボール溝104b、125bに係入する半円形状を有しており、セカンダリシャフトプーリ100、プライマリシャフトプーリ120の径方向外側位置からシャフトプーリボール溝104b、125bに係入する位置に設けられている。本実施の形態では、2つの突起部45が、切欠部44の径方向中心線を線対称とする位置に互いに120度の角度間隔を有して配置されている。
図8は、アタッチメント部51を正面から示す図である。アタッチメント部51は、プライマリシャフトプーリ120の第2軸部123に研削加工を施す場合に用いられるものであり、図7及び図8に示すように、ベース部11の支持板部14と略同一の外径を有した円板部52を備え、フローティング支持手段31の支持ボルト32を挿通するための貫通孔53が支持板部14の各貫通孔14bに対応する位置にそれぞれ穿設されている。
そして、円板部52の中心位置には、スプライン穴(係合手段)54が開口形成されている。スプライン穴54は、図8に示すように、径方向内側に向かって山形状に突出しかつ軸方向に延在する突条部(引掛部)54aが円周方向に所定間隔をおいて複数形成されており、アタッチメント部51の先端側から位相を合わせてプライマリシャフトプーリ120のスプライン軸124を挿入することによって、スプライン穴54の突条部54aがプライマリシャフトプーリ120の径方向外側位置からスプライン軸124の溝部124aに係入し、スプライン軸124と嵌合する形状を有している。
フローティング支持手段31は、図2、図5、図7、図9に示すように、支持ボルト32と圧縮コイルバネ33を備えている。支持ボルト32は、各アタッチメント部21、41、51の貫通孔23a、43、53に対して所定の隙間を有して挿通される寸法形状を有しており、この所定の隙間によって、主軸4の回転中心軸線Lに対するアタッチメント部21、41、51の偏心を許容するようになっている。
圧縮コイルバネ33は、回転中心軸線Lに沿ってアタッチメント部21、41、51をベース部11から離間する方向に向かって付勢し、アタッチメント部21、41、51の不要なガタつきを抑えている。
フローティング支持手段31は、図2、図5、図7にそれぞれ示すように、支持ボルト32をアタッチメント部21、41、51の前側から貫通孔23a、43、53に挿通し、圧縮コイルバネ33の中心を通して、ベース部11の貫通孔14bに挿通し、支持板部14の後側に突出した支持ボルト32の先端にナット34を螺合することによって、アタッチメント部21、41、51をベース部11に着脱自在にフローティング支持することができる。
セカンダリシャフトプーリ100の第2軸部103に研削加工を施す場合は、図2に示すように、ベース部11にアタッチメント部21を取り付ける。そして、セカンダリシャフトプーリ100を主軸センタ4bと心押センタ7との中間位置で、基端部が主軸センタ4b側に位置し、先端部が心押センタ7側に位置するように同軸上に保持し、パーキングギヤ113の位相をアタッチメント部21のフランジ部24に形成されたスプライン穴25の位相に一致させて、スプライン穴25に嵌合させる。
その後、心押台6を主軸台3に接近する方向に移動させて、主軸センタ4bと心押センタ7との間にセカンダリシャフトプーリ100を支承する。これにより、スプライン穴25の突起部25aがパーキングギヤ113の溝部113bに係入して、セカンダリシャフトプーリ100の第2の係合部であるパーキングギヤ113が円筒研削盤用治具10のスプライン穴25に嵌合した状態でセカンダリシャフトプーリ100を円筒研削盤1の主軸4と同軸上に支承し、主軸4と一体に回転可能に支持する。
そして、円筒研削盤1の研削加工制御の開始により、主軸4を一定速度で回転駆動させ、円筒研削盤用治具10も一体に回転させる。円筒研削盤用治具10の回転により、スプライン穴25の突起部25aをパーキングギヤ113の溝部113bに回転方向で係合させ、引っ掛けてパーキングギヤ113に回転方向の力を作用させ、セカンダリシャフトプーリ100を主軸4と一体に回転させることができ、図示していない砥石車によって第2軸部103に研削加工が施される。
ここで、アタッチメント部21は、主軸4の回転中心軸線Lに対して偏心可能にベース部11にフローティング支持されているので、アタッチメント部21からセカンダリシャフトプーリ100に対して径方向に力が作用するのを防ぎ、回転方向の力のみを伝達することができる。したがって、研削加工による加工精度を良好に保つことができ、第2軸部103に真円度の高い高精度の研削加工を施すことができる。
セカンダリシャフトプーリ100の第1軸部102に研削加工を施す場合は、図5に示すように、ベース部11にアタッチメント部41を取り付ける。そして、セカンダリシャフトプーリ100を主軸センタ4bと心押センタ7との中間位置で、基端部が心押センタ7側に位置し、先端部が主軸センタ4b側に位置するように同軸上に保持し、シャフトプーリボール溝104bの位置をアタッチメント部41に形成された切欠部44の突起部45の位置に一致させて、シャフトプーリボール溝104bに突起部45を係合させる。
その後、心押台6を主軸台3に接近する方向に移動させて、主軸センタ4bと心押センタ7との間にセカンダリシャフトプーリ100を支承する。これにより、切欠部44の突起部45がシーブプーリ支持軸部104のシャフトプーリボール溝104bに係入して、セカンダリシャフトプーリ100の第1の係合部であるシーブプーリ支持軸部104が円筒研削盤用治具10の切欠部44に嵌合した状態でセカンダリシャフトプーリ100を円筒研削盤1の主軸4と同軸上に支承し、主軸4と一体に回転可能に支持する。
そして、円筒研削盤1の研削加工制御の開始により、主軸4を一定速度で回転駆動させ、円筒研削盤用治具10も一体に回転させる。円筒研削盤用治具10の回転により、切欠部44の突起部45をシーブプーリ支持軸部104のシャフトプーリボール溝104bに回転方向で係合させ、引っ掛けてシーブプーリ支持軸部104に回転方向の力を作用させ、セカンダリシャフトプーリ100を主軸4と一体に回転させ、図示していない砥石車によって第1軸部102に研削加工が施される。
ここで、アタッチメント部41は、主軸4の回転中心軸線Lに対して偏心可能にベース部11にフローティング支持されているので、アタッチメント部41からセカンダリシャフトプーリ100に対して径方向に力が作用するのを防ぎ、回転方向の力のみを伝達することができる。したがって、研削加工による加工精度を良好に保つことができ、第1軸部102に真円度の高い高精度の研削加工を施すことができる。
プライマリシャフトプーリ120の第2軸部123に研削加工を施す場合は、図7に示すように、ベース部11にアタッチメント部51を取り付ける。そして、プライマリシャフトプーリ120を主軸センタ4bと心押センタ7との中間位置で、基端部が主軸センタ4b側に位置し、先端部が心押センタ7側に位置するように同軸上に保持し、プライマリシャフトプーリ120のスプライン軸124の位相をアタッチメント部51に形成されたスプライン穴54の位相に一致させて、スプライン穴54に嵌合させる。
その後、心押台6を主軸台3に接近する方向に移動させて、主軸センタ4bと心押センタ7との間にプライマリシャフトプーリ120を支承する。これにより、スプライン穴54の突条部54aがスプライン軸124の溝部124aに係入して、プライマリシャフトプーリ120の第1の係合部であるスプライン軸124が円筒研削盤用治具10のスプライン穴54に嵌合した状態でプライマリシャフトプーリ120を円筒研削盤1の主軸4と同軸上に支承し、主軸4と一体に回転可能に支持する。
そして、円筒研削盤1の研削加工制御の開始により、主軸4を一定速度で回転駆動させ、円筒研削盤用治具10も一体に回転させる。円筒研削盤用治具10の回転により、スプライン穴54の突条部54aをスプライン軸124の溝部124aに回転方向で係合させ、引っ掛けてスプライン軸124に回転方向の力を作用させ、プライマリシャフトプーリ120を主軸4と一体に回転させることができ、図示していない砥石車によって第2軸部123に研削加工が施される。
ここで、アタッチメント部51は、主軸4の回転中心軸線Lに対して偏心可能にベース部11にフローティング支持されているので、アタッチメント部51からプライマリシャフトプーリ120に対して径方向に力が作用するのを防ぎ、回転方向の力のみを伝達することができる。したがって、研削加工による加工精度を良好に保つことができ、第2軸部123に真円度の高い高精度の研削加工を施すことができる。
プライマリシャフトプーリ120の第1軸部122に研削加工を施す場合は、図9に示すように、ベース部11にアタッチメント部41を取り付ける。そして、プライマリシャフトプーリ120を主軸センタ4bと心押センタ7との中間位置で、基端部が心押センタ7側に位置し、先端部が主軸センタ4b側に位置するように同軸上に保持し、シャフトプーリボール溝125bの位置をアタッチメント部41に形成された切欠部44の突起部45の位置に一致させて、シャフトプーリボール溝125bに突起部45を嵌合させる。
その後、心押台6を主軸台3に接近する方向に移動させて、主軸センタ4bと心押センタ7との間にプライマリシャフトプーリ120を支承する。これにより、切欠部44の突起部45がシーブプーリ支持軸部125のシャフトプーリボール溝125bに係入して、プライマリシャフトプーリ120の第2の係合部であるシーブプーリ支持軸部125が円筒研削盤用治具10の切欠部44に嵌合した状態でプライマリシャフトプーリ120を円筒研削盤1の主軸4と同軸上に支承し、主軸4と一体に回転可能に支持する。
そして、円筒研削盤1の研削加工制御の開始により、主軸4を一定速度で回転駆動させ、円筒研削盤用治具10も一体に回転させる。円筒研削盤用治具10の回転により、切欠部44の突起部45をシーブプーリ支持軸部125のシャフトプーリボール溝125bに回転方向で係合させ、引っ掛けてシーブプーリ支持軸部125に回転方向の力を作用させ、プライマリシャフトプーリ120を主軸4と一体に回転させ、図示していない砥石車によって第1軸部122に研削加工が施される。
ここで、アタッチメント部41は、主軸4の回転中心軸線Lに対して偏心可能にベース部11にフローティング支持されているので、アタッチメント部41からプライマリシャフトプーリ120に対して径方向に力が作用するのを防ぎ、回転方向の力のみを伝達することができる。したがって、研削加工による加工精度を良好に保つことができ、第1軸部122に真円度の高い高精度の研削加工を施すことができる。
上記構成を有する円筒研削盤用治具10によれば、複数のアタッチメント部21、41、51の中からワークの形状に適合したものを選択して、ベース部11に着脱自在に取り付けることができるので、種々のワークに対応することができ、汎用性を有する。特に、上述の実施の形態では、支持ボルト32の先端に螺合されているナット34を取り外すことによって、ベース部11からアタッチメント部41を取り外すことができ、アタッチメント部21、41、51の交換作業を容易に行うことができる。
また、アタッチメント部21、41、51の突起部25a、突起部45、突条部54aをワーク100、120の溝部113b、シャフトプーリボール溝104b、125b、溝部124aに引っ掛けてワーク100、120に回転方向の力を作用させて回転させるので、主軸4の回転駆動力をワーク100、120に確実に伝達でき、ワーク100、120を主軸4と一体に回転させることができる。また、従来のチャックのようにワーク100、120を把持しないので、ワーク100、120に圧痕が生ずることもない。そして、構造が簡単であり、治具自体を安価に製造でき、メンテナンスも容易である。
尚、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上述の実施の形態では、ワークの例として、CVTに用いられるセカンダリシャフトプーリ100とプライマリシャフトプーリ120を例に説明したが、カムシャフトなど、他の部品であってもよい。
また、上述の実施の形態では、ワーク100、120の谷部である溝部113b、シャフトプーリボール溝104b、125b、溝部124aに、アタッチメント部21、41、51の突起部25a、突起部45、突条部54aをワーク100、120の径方向外側位置から係入して、回転方向に引っ掛けて回す場合を例に説明したが、ワークのシャフト部に軸方向に沿って設けられた凸部を、アタッチメント部の凹部に係入して回転方向に引っ掛けて回してもよい。
本実施の形態に係わる円筒研削盤用治具が装着される円筒研削盤の構成を説明する全体図である。 セカンダリシャフトプーリの第2軸部に研削加工を施す場合の支持状態を示す図である。 ベース部を正面から示す図である。 アタッチメント部を正面から示す図である。 セカンダリシャフトプーリの第1軸部に研削加工を施す場合の支持状態を示す図である。 アタッチメント部を正面から示す図である。 プライマリシャフトプーリの第2軸部に研削加工を施す場合の支持状態を示す図である。 アタッチメント部を正面から示す図である。 プライマリシャフトプーリの第1軸部に研削加工を施す場合の支持状態を示す図である。 本実施の形態に係わるワークの一例であるセカンダリシャフトプーリの構成を説明する図である。 本実施の形態に係わるワークの他の例であるプライマリシャフトプーリの構成を説明する図である。
符号の説明
1 円筒研削盤
4 主軸
4b 主軸センタ
7 心押センタ
10 円筒研削盤用治具
11 ベース部
21 アタッチメント部
25 スプライン穴(係合手段)
25a 突起部(引掛部)
31 フローティング支持手段
41 アタッチメント部
44 切欠部(係合手段)
45 突起部(引掛部)
51 アタッチメント部
54 スプライン穴(係合手段)
54a 突条部(引掛部)
100 セカンダリシャフトプーリ(ワーク)
101 シャフト部
104 シーブプーリ支持軸部(係合部)
104b シャフトプーリボール溝
113 パーキングギヤ(係合部)
113b 溝部
120 プライマリシャフトプーリ(ワーク)
121 シャフト部
124 スプライン軸(係合部)
124a 溝部
125 シーブプーリ支持軸部(係合部)
125b シャフトプーリボール溝

Claims (3)

  1. 軸方向に延在する丸棒状のシャフト部と該シャフト部の円周上に形成された係合部とを有して円筒研削盤の主軸センタと心押センタとの間に支承されるワークを、円筒研削盤の主軸と一体に回転可能に支持する円筒研削盤用治具において、
    前記円筒研削盤の主軸に該主軸と一体に回転可能に取り付けられるベース部と、
    該ベース部に着脱自在に取り付けられて、前記ワークが前記円筒研削盤の前記主軸センタと前記心押センタとの間に支承された状態で前記ワークの係合部に回転方向で係合する係合手段を有するアタッチメント部と、を備えたことを特徴とする円筒研削盤用治具。
  2. 前記係合部は、前記シャフト部の円周上に前記ワークの径方向外側に向かって突出する山部と前記ワークの径方向内側に向かって凹陥する谷部とが交互に形成されて構成され、
    前記アタッチメント部の係合手段は、前記ワークの径方向外側位置から前記谷部に係入し、前記ベース部の回転により前記山部に引っ掛かる引掛部を有することを特徴とする請求項1に記載の円筒研削盤用治具。
  3. 前記ベース部と前記アタッチメント部との間に、前記アタッチメント部を前記主軸の回転中心軸線に対して偏心可能にフローティング支持するフローティング支持手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の円筒研削盤用治具。
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