JP2007000194A - 貸出処理機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技客のニーズや遊技店の営業方針の変化があった場合でも、最小限の設備追加でシステムアップすることを課題とする。
【解決手段】玉貸ユニット(貸出処理機)50では、C/R70を着脱可能に構成することで、システムアップする際にハードウェアとして変更が必要な部分(プリペイドカード、会員カードまたはデビットカードや電子マネーを記録した磁気カード、ICカードまたはICコインなどの記録媒体を読み込むカードリーダ)のみを設備改変の対象とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、貨幣を受け入れて処理する貨幣処理手段を有し、該受け入れた貨幣に基づいて遊技媒体の貸出処理を行う貸出処理機、並びに貨幣を受け入れて処理する貨幣処理手段と、記録媒体を保持する記録媒体処理手段を有し、該受け入れた貨幣に基づいて遊技媒体の貸出処理を行う貸出処理機に関する。
従来より、パチンコ玉やメダルなどの遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出機として、投入された記録媒体の価値(例えば、貨幣の金額または金額に相当する価値を示す価値データ)に基づいて遊技媒体を貸し出すカード処理ユニットがよく知られている(例えば、特許文献1参照。)。
これを具体的に説明すると、遊技客がカード発行機に貨幣を投入することによって購入した記録媒体(例えば、磁気カード、ICカード、ICコインなど)を用いるものであり、例えば、遊技客によってカード処理ユニットにプリペイドカードが投入されて所定の貸出ボタンが押下されると、プリペイドカードの価値から所定分の価値を減じつつ、該減じた価値分のパチンコ玉またはメダルを払い出すというものである。
さらに、かかるプリペイドカード購入の手間を省き、遊技客の利便性を向上させる観点から、遊技客によって投入された紙幣を受け入れた際にユニット単体でカードを発行し、遊技客からのカードの読込要求を受けてそのカードを読み込み、さらに遊技媒体の貸出要求を受け付けて所定数量の遊技媒体を遊技機の上皿部分に投出するカード処理ユニットも提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、遊技媒体の貸し出しに記録媒体が実質的に介在する必要がないことから、記録媒体を使用せず、現金の投入によって直接玉貸しを行う玉貸ユニットが開発されており、この玉貸ユニットでは、一度の玉貸しでパチンコ玉が遊技機の上皿部分からあふれないように、低額紙幣(例えば、現行で250個のパチンコ玉と交換できる千円紙幣)のみ入金できるよう構成されている(例えば、特許文献3参照。)。なお、かかる玉貸ユニットでは、遊技機からもパチンコ玉を投出できるように遊技機とのインターフェースが確立されている。
そして、各遊技店では、営業方針や運営資金の多寡に応じて、上記のカード処理ユニット(特許文献2)や玉貸ユニット(特許文献3)の中から遊技機に併設する遊技媒体貸出機を選択している。例えば、カード処理ユニットを採用すれば投入金額から貸出金額を差し引いた残額(残度数)を記録媒体に書き込んで返却することができるため、高額紙幣(例えば、二千円、五千円や一万円などの紙幣)を受け入れることが可能であるが、一方で設備投資の費用が高くなる。また、玉貸ユニットを採用した場合には、設備投資の費用を安価に抑えることができるが、高額紙幣の受入が不可能となる。
このように、遊技機に併設する遊技媒体貸出機として、カード処理ユニットを採用した場合には、遊技客の利便性を高めることができる反面、玉貸ユニットに比較して設備投資の費用が高くなってしまうため、資金力の無い遊技店では、かかるカード処理ユニットの導入が難しいというのが現状である。
一方、遊技媒体を貸し出す際の遊技客または遊技店の利便性の追及という観点とは別に、遊技客の囲い込みという観点から、遊技店における所定の手続きを経た遊技客(会員)に対して貯玉・再プレイなどの会員サービスを行う会員管理システムが開発されている(例えば、特許文献4参照。)。
これを具体的に説明すると、この会員管理システムでは、遊技客の会員カードの識別情報に遊技客が獲得したパチンコ玉・メダルの数量を対応付けて管理することで遊技客(会員)の貯玉・貯メダルを行い、また、カード処理ユニットで会員カードの識別情報を含む再プレイ要求を受け付けた場合に、識別情報に対応する遊技客の貯玉データに対して減算処理を行ってパチンコ玉・メダルの貸し出しを行う。
この会員管理システムによれば、遊技客は、計数時または景品交換時に遊技店から返却された余りとなるパチンコ玉やメダルを無駄にすることなく、獲得した遊技媒体(パチンコ玉やメダル)全てを有効に利用することができる。
このため、かかる会員管理システムを導入した遊技店では、他の遊技店とのサービスの差別化を図ることができ、遊技客の囲い込み(再来店の意欲向上)を効果的に行うことが可能になる。
さらに、近年では、上記のプリペイドカードが利用されたカードシステムと連動した会員管理システムが主流となってきており、かかるシステムを導入した遊技場では、会員管理システムおよびカードシステムの双方に利用可能なプリペイド一体型会員カードが広く利用されている。
特開2004−222979号公報 特開2000−140394号公報 特開2005−000223号公報 特開平11−244506号公報
しかしながら、設備導入後に遊技客のニーズや遊技店の営業方針に変化があった場合、たとえば遊技客の会員サービス導入のニーズが高まり、遊技店が会員管理システム(特許文献4)の導入を決定した場合などに、遊技店が玉貸ユニット(特許文献3)からカード処理ユニット(特許文献2)にシステムアップしようとしても、ユニット自体を入れ替えねばならず、柔軟に運用変更を行うことができないという問題点があった。また、当然のことながら、ユニット自体の入れ替えをおこなわねばならないため、設備改変の費用も非常に高くなってしまう。
また、上記した玉貸ユニット(特許文献3)は、BVユニット(紙幣識別機)が故障してしまうと使用不可能となるため、予備の玉貸ユニットを必ず多めに準備しておく必要があり、遊技店の設備投資効率を低下させてしまうこととなる。
一方、上記したカード処理ユニット(特許文献2)を遊技機に併設した遊技店においては、受入貨幣の価値付けを行うために内蔵された内蔵用の記録媒体(内蔵用のプリペイドカード)がなくなると、内蔵用の記録媒体が補充されるまで遊技を行うことができず、遊技客の利便性を損なうという問題点があった。さらに、従業員も内蔵用の記録媒体の補充作業を随時行わねばならず、従業員の業務を煩雑化させるという問題もある。
そこで、本発明は、上述した従来技術による課題(問題点)を解消するためになされたものであり、遊技客のニーズや遊技店の営業方針の変化があった場合でも、最小限の設備追加でシステムアップすることができる貸出処理機を提供することを目的とする。
また、本発明は、内蔵用の記録媒体の補充切れに起因して貸出中止状態に陥る事態を回避し、もって遊技客の利便性を向上させることができる貸出処理機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1の発明に係る貸出処理機は、貨幣を受け入れて処理する貨幣処理手段を有し、該受け入れた貨幣に基づいて遊技媒体の貸出処理を行う貸出処理機であって、有価価値を特定可能な情報が記録された記録媒体の記録情報を読み取る記録媒体読取手段を着脱可能に構成したことを特徴とする。
また、請求項2の発明に係る貸出処理機は、前記貨幣処理手段は、前記記録媒体読取手段が接続されていない場合には、対応する個数の遊技媒体を一括して払い出し可能な所定金額以下の貨幣のみを受け付けて、前記所定金額を超える貨幣は返却し、前記記録媒体読取手段が接続されている場合には、前記所定金額を超える貨幣も受け入れることを特徴とする。
また、請求項3の発明に係る貸出処理機は、前記記録媒体読取手段が接続されている場合には、前記記録媒体読取手段が受け入れた記録媒体によって特定される有価価値に基づいて前記貸出処理を行うことを特徴とする。
また、請求項4の発明に係る貸出処理機は、貨幣を受け入れて処理する貨幣処理手段と、記録媒体を保持する記録媒体処理手段を有し、該受け入れた貨幣に基づいて遊技媒体の貸出処理を行う貸出処理機であって、前記貨幣処理手段が、対応する個数の遊技媒体を一括して払い出し可能な所定金額以下の貨幣を受け付けた場合は、該受け入れた貨幣の有価価値を前記記憶媒体に価値付けることなく、該有価価値分の遊技媒体の貸出処理を行い、前記貸出処理手段が、前記所定金額を超える貨幣を受け入れた場合は、該受け入れた貨幣の有価価値を前記記録媒体に価値付け、該記録媒体に関連付けられた価値に基づいて遊技媒体の貸出処理を行うことを特徴とする。
また、請求項5の発明に係る貸出処理機は、貨幣を受け入れて処理する貸出処理手段と、記録媒体を保持する記録媒体処理手段を有し、該受け入れた貨幣に基づいて遊技媒体の貸出処理を行う貸出処理機であって、前記貨幣処理手段が、対応する個数の遊技媒体を一括して払い出し可能な所定金額以下の貨幣を受け付けた場合は、該受け入れた貨幣の有価価値を前記記録媒体に価値付けることなく、該有価価値分の遊技媒体の貸出処理を行い、前記記録媒体処理手段が記録媒体を保持した状態で、前記貨幣処理手段が前記所定金額を超える貨幣を受け入れた場合は、該受け入れた貨幣の有価価値を前記記録媒体に価値付け、該記録媒体に関連付けられた価値に基づいて遊技媒体の貸出処理を行い、前記記録媒体処理手段が記録媒体を保持しない状態では、前記貨幣処理手段は前記所定金額を超える貨幣を返却することを特徴とする。
本発明によれば、有価価値を特定可能な情報が記録された記録媒体の記録情報を読み取る記録媒体読取手段を着脱可能に構成することとしたので、システムアップする際にハードウェアとして変更が必要な部分のみを設備改変の対象とすることができ、遊技客のニーズや遊技店の営業方針の変化があった場合でも、最小限の設備追加でシステムアップすることが可能な貸出処理機が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、記録媒体読取手段が接続されていない場合には、対応する個数の遊技媒体を一括して払い出し可能な所定金額以下の貨幣のみを受け付けて、前記所定金額を超える貨幣は返却し、記録媒体読取手段が接続されている場合には、所定金額を超える貨幣も受け入れることとしたので、遊技客への使用残額の返却対応が確保された状態で高額紙幣による遊技媒体の貸出処理を遊技席で行うことができ、遊技客の利便性を向上させることが可能な貸出処理機が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、記録媒体読取手段が接続されている場合には、記録媒体読取手段が受け入れた記録媒体によって特定される有価価値に基づいて貸出処理を行うこととしたので、BVユニット(紙幣識別機)が故障した場合でも、記録媒体を介して遊技媒体を貸し出すことができ、準備すべき貸出処理機の予備台数を低減させることが可能な貸出処理機が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、貨幣処理手段が、対応する個数の遊技媒体を一括して払い出し可能な所定金額以下の貨幣を受け付けた場合は、該受け入れた貨幣の有価価値を記憶媒体に価値付けることなく、該有価価値分の遊技媒体の貸出処理を行い、貸出処理手段が、所定金額を超える貨幣を受け入れた場合は、該受け入れた貨幣の有価価値を記録媒体に価値付け、該記録媒体に関連付けられた価値に基づいて遊技媒体の貸出処理を行うこととしたので、内蔵用の記録媒体の補充切れに起因して貸出中止状態に陥る事態を回避し、もって遊技客の利便性を向上させることが可能な貸出処理機が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、貨幣処理手段が、対応する個数の遊技媒体を一括して払い出し可能な所定金額以下の貨幣を受け付けた場合は、該受け入れた貨幣の有価価値を記録媒体に価値付けることなく、該有価価値分の遊技媒体の貸出処理を行い、録媒体処理手段が記録媒体を保持した状態で、貨幣処理手段が所定金額を超える貨幣を受け入れた場合は、該受け入れた貨幣の有価価値を記録媒体に価値付け、該記録媒体に関連付けられた価値に基づいて遊技媒体の貸出処理を行い、記録媒体処理手段が記録媒体を保持しない状態では、貨幣処理手段は所定金額を超える貨幣を返却することとしたので、遊技客への使用残額の返却対応が確保された状態で高額紙幣による遊技媒体の貸出処理を遊技席で行うことが可能な貸出処理機が得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る貸出処理機の好適な実施例を詳細に説明する。なお、ここでは、本実施例で用いる用語の概念を最初に説明してから、実施例1および2に係る貸出処理機を説明し、最後に、他の実施例として種々の変形例(実施例3)を説明することとする。
(本実施例で用いる用語の概念)
以下に、本実施例で用いる用語の概念を簡単に説明する。本実施例で用いる「低額貨幣紙幣」とは、遊技機の上皿部分で収容可能な遊技媒体数に相当する価値以下の貨幣、例えば千円紙幣、五百円硬貨、百円硬貨などの貨幣を指し、また、本実施例で用いる「高額紙幣」とは、遊技機の上皿部分で収容可能な遊技媒体数に相当する価値よりも価値が高い貨幣、例えば二千円紙幣、五千円紙幣或いは一万円紙幣などの貨幣を指す。なお、本実施例では、説明の便宜上、受け入れる金種を紙幣のみ(すなわち、低額紙幣(千円紙幣)および高額紙幣(二千円紙幣、五千円紙幣および一万円紙幣))とした場合の実施例を説明する。
次に、本実施例1に係る貸出処理機(以下、玉貸ユニットと称す。)を説明する。なお、ここでは、本実施例1に係る玉貸ユニットの概要および特徴を説明した後に、本実施例1に係る玉貸ユニットを含む遊技システムの全体構成と各構成の概略を説明し、その後に、本実施例1に係る玉貸ユニットの構成を説明し、最後に、この玉貸ユニットの各種処理の手順を説明することとする。
(概要および特徴)
まず最初に、本実施例1に係る玉貸ユニットの概要および特徴を説明する。図1は、本実施例1に係る玉貸ユニットの概要および特徴を説明するための概念図である。
同図に示すように、この玉貸ユニット50は、遊技客によって挿入された貨幣をもとに、パチンコ機40にパチンコ玉を貸し出すことを主機能とするものであり、カードリーダ(以下、C/Rと称す。)70が装着されていない状態(状態A)では、記録媒体を介さず玉貸し処理が行われるため、一度の玉貸しでパチンコ玉が遊技機の上皿部分からあふれないように、低額紙幣(例えば、千円紙幣)のみ入金できるよう構成されている。
ここで、本実施例1に係る貸出処理機(玉貸ユニット)50は、C/R70を着脱可能に構成した点に主たる特徴があり、このように玉貸ユニット50を構成することで、遊技客のニーズや遊技店の営業方針の変化があった場合でも、最小限の設備追加でシステムアップすることができるようにしている。このC/R70は、外部から挿入されるカード(後述するプリペイドカードや会員カード等)のカード情報を読み取る機能と、予め充填されたカード(後述する内蔵カード)を発行する機能を有する(図10参照)。
この主たる特徴を具体的に説明すると、遊技客のニーズや遊技店の営業方針は、上記の従来技術でも説明したように、多種多様かつ動的に変化するものである。例えば、遊技席での高額紙幣の使用、会員サービスの導入、デビット決済または電子マネーによる記録媒体(プリペイドカード)の購入などのニーズが高まった場合、遊技店では、他の遊技店との間でサービスの差別化を図るために、会員管理システム、デビット決済システムや電子マネーによる遊技媒体貸出システムの導入が検討されることも少なくない。
このとき、プリペイドカードシステム、会員管理システム、デビット決済システムまたは電子マネーによる遊技媒体貸出システムのうち、一つまたは複数のシステムに対応した貸出処理機にシステムアップする場合に、ユニット自体を入れ替えたのでは、設備改変の手段として極めて非効率であると言わざるを得ない。
また、遊技客のニーズや遊技店の営業方針は、動的に変化するものであるため、システムアップも一度限り行えばよいというものではなく、システムアップの回数を重ねるごとに多大な設備投資の費用が必要となってくる。例えば、プリペイドカードシステムに対応したカード処理ユニットにシステムアップし、さらに、プリペイドカードシステムと連動した会員管理システムにシステムアップする場合には、二度にわたってユニット自体の入れ替えを行わねばならず、設備投資の費用も膨大なものとなる。
そこで、本実施例1に係る玉貸ユニット50では、C/R70を着脱可能に構成することで、システムアップする際にハードウェアとして変更が必要な部分(プリペイドカード、会員カード、デビットカードや電子マネーを記録した記録媒体を読み込むカードリーダ)のみを設備改変の対象とすることができるようにしている。
したがって、上記した従来技術の例で言えば、貸出処理機をシステムアップしようとした場合に、ユニット自体の入れ替えを遊技店に強いるのではなく、システムアップする際にハードウェアとして変更が必要な部分のみを設備改変の対象とすることで、上記した主たる特徴のように、遊技客のニーズや遊技店の営業方針の変化があった場合でも、最小限の設備追加でシステムアップすることが可能になる。さらに、これに関連して、最小限の設備追加でシステムアップすることにより、システムアップに要する設備投資の費用を低減させることも可能になる。
また、この玉貸ユニット50によれば、BVユニット(紙幣識別機)が故障した場合でも、C/R70が装着されていれば(状態B)、有価価値を有する記録媒体を受け入れて玉貸しを行うことができるので、準備すべき貸出処理機の予備台数を低減させることが可能になる。加えて、BVユニットが故障した場合でも記録媒体を介して玉貸しを行うことにより、BVユニット故障時でも遊技客への玉貸しを潤滑に行うことが可能になる。
(遊技システムの全体構成および各構成の概略)
次に、本実施例1に係る玉貸ユニットを含む遊技システムの全体構成と各構成の概略を説明する。図2は、本実施例1に係る玉貸ユニットを含む遊技システムの概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、遊技店内に設置される遊技システムは、ターミナルコントローラ(以下、T/Cと称す。)10を中心にして、プリペイドカード管理T/C20、「島」と呼ばれるグループごとに設けられた島コントローラ30、カード発行機60およびカード精算機61が接続された構成となり、さらに、島コントローラ30には、各島に設置された複数のパチンコ機40それぞれに併設された玉貸ユニット50が接続されている。
この遊技システムでは、従来から用いられている会員カード(会員登録を行った遊技客(会員)に対して遊技店から発行され、発行店の識別情報や会員コードなどの会員識別情報が記憶される)や、プリペイドカード(カード発行機60により遊技客に対して発行され、発行店の識別情報、カード固有の識別コード、発行額、カード種別などが記録される)を記録媒体として用いることができる。
また、このプリペイドカードには、カード発行機60から発行されるものとは別に、玉貸ユニット50におけるC/R70に内蔵される内蔵用のプリペイドカード(以下、内蔵カードと称す。)が存在し、玉貸ユニット50におけるC/R70がその内蔵カードを発行することにより、遊技客はプリペイドカードを遊技席で購入することができる。
パチンコ機40は、パチンコ玉を上皿部分に発射して遊技客が遊技をおこなう装置である。また、カード発行機60は、現金が入金された場合に、該入金金額に応じた有価価値(以下、度数と称す。)が関連付けられるプリペイドカードの発行処理並びにプリペイドカードに関連付けられた度数に対する加算処理を主機能とするものである。
遊技客は、カード発行機60から発行されたプリペイドカードを玉貸ユニット50のC/R70に挿入して、パチンコ玉の玉貸操作をおこなうことで、遊技客はパチンコ玉を借り受けることができ、もってパチンコ遊技を行うことが可能となる。
これらのパチンコ機40、玉貸ユニット50、カード発行機60およびカード精算機61は、ターミナルコントローラ(T/C)10と称される管理装置の制御下にある。
T/C10は、遊技店に少なくとも1台設置してあり、設置した遊技店の統括管理、例えばカード管理、会員の管理、売上管理などをおこなうとともに、プリペイドカード並びに会員カードの価値情報(すなわち、記録媒体に関連付けられた度数情報)を記憶管理する部分である。但し、本実施例では、プリペイドカードの情報管理は、プリペイドカード管理T/C20が担っているものとする。
プリペイドカード管理T/C20は、プリペイドカードの識別情報(プリペイドカードID)およびこのプリペイドカードの残度数を記憶管理する装置である。具体的には、玉貸ユニット50からプリペイドカードIDとともに「度数減算指示」を受信したならば、当該プリペイドカードの残度数を貸出度数分について減算した後、玉貸ユニット50に「度数減算完了通知」を返信する。なお、本実施例では、カードに記録した磁気データを改ざんするなどの不正行為を防止する観点から、プリペイドカードには「度数」を記録せず、プリペイドカードの識別情報のみを記録する構成を採用することとする。
(玉貸ユニットの構成)
次に、本実施例1に係る玉貸ユニットの構成を説明する。本実施例1に係る玉貸ユニット50では、C/R70が装着されていない状態(状態A)であれば、記録媒体を使用せず玉貸し処理を行う必要があるので、一度の玉貸しでパチンコ玉が遊技機の上皿部分からあふれないように、低額紙幣(例えば、千円紙幣)のみを受け入れて玉貸し処理を行う。
また、この玉貸ユニット50は、C/R70が装着されている状態(状態B)であれば、プリペイドカード200(または内蔵カード400)に関連付けられた度数の残数(残度数)、或いは会員カード300に価値付けられた貯玉数を上限として玉貸し処理を行う。なお、この場合には、状態Aとは異なり、投入金額から貸出金額を差し引いた残額を記録媒体に残度数として書き込んで返却することができるため、高額紙幣を受け入れることが可能である。
図3は、本実施例1に係る玉貸ユニットの構成を示すブロック図である。同図に示すように、この玉貸ユニット50は、玉貸ユニット50と、パチンコ機40や島コントローラ30との間で各種通信の制御を行う通信制御IF部51と、BVユニット部52と、制御部53とを備え、さらに、遊技店の営業方針に応じてC/R70が着脱される。
かかるC/R70は、ペイドカード200、会員カード300または内蔵カード400などの各種カードに記録された情報を読み取るカードリーダであり、図10に示すように、カード収納部71と、カード搬送手段72と、カード読取部73と、当該C/R70と玉貸ユニット50との間で各種通信の制御を行う接続手段74と、C/R制御部75とを備える。
このうち、カード収納部71は、予め充填された内蔵カード400を収納する処理部であり、さらに、このカード収納部71内にカード有無検知手段71aを具備する。このカード有無検知手段71aは、内蔵カード400の有無を検出するものであり、例えば、カード収納部71内に内蔵カード400がないことを検知した場合に、LEDやランプ(図示せず)等などを用いて内臓カード400が補充切れである旨を従業員に報知する。
カード搬送手段72は、C/R制御部75によるカード搬送指示をもとに、C/R70内のペイドカード200、会員カード300または内蔵カード400など、各種カードの搬送処理を行うものである。例えば、遊技客によってカードが挿入された場合に、挿入カードをカード読取部73に搬送したり、遊技客からカード返却指示を受け付けた場合に、カード読取部73で保持されたカードをカード挿入口に返却したりする。また、C/R制御部75から内蔵カード発行指示を受けた場合には、カード収納部71に収納された内蔵カード400をカード読取部73に搬送する。なお、内蔵カード400が発行される際には、カード読取手段73aによって当該内臓カードの識別情報が読み取られ、該読み取られた内蔵カードの識別情報がC/R制御部75によって玉貸ユニット50に送信される。
カード読取部73は、外部から挿入される各種カード(例えば、プリペイドカード200や会員カード300や内蔵カード400等)のカード情報を読み取る処理部であり、カード読取手段73aと、カード読取部73内のカードの有無を検知するカード有無検知手段73bを具備する。
カード読取手段73aは、C/R制御部75によるカード読取指示をもとに、カード読取部73内に保持された各種カードのカード情報を読み取るものである。なお、本実施例では、各種カードに当該カードの識別情報のみを記録する構成を採用しているので、当該カードの識別情報を読み取ってC/R制御部75に出力する。
C/R制御部75は、C/R70の全体制御(例えば、カード搬送手段72に対するカードの搬送制御、カード読取手段73aに対するカードの読取制御)を行う処理部であり、各機能部間の各種データの授受を司る制御部である。さらに、本発明に関連するものとしては、異常検知手段75aを具備する。
この異常検知手段75aは、C/R70の各処理部の異常を検知するものであり、具体的には、カード収納部71、カード搬送手段72およびカード読取部73の故障を検知する。例えば、カード収納部71内のカード詰まり、カード搬送手段72の搬送機構の故障や、カード読取手段73aの読取機構の故障(例えば、読取レンズの曇り)などを検知する。なお、これらの故障が検知された場合には、接続手段74を介して玉貸ユニット50に送信される。
図3に示す玉貸ユニット50の説明に戻る。BVユニット部52は、紙幣挿入口(図示せず)に挿入された紙幣の金種を識別する紙幣識別機である。具体的には、挿入貨幣の金種を後述する貨幣受入可否判定部53aに通知し、この貨幣受入可否判定部53aによる判定結果をもとに、挿入紙幣の受入または挿入紙幣の返却を行う。
制御部53は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、貨幣受入可否判定部53a、価値付け処理部53bおよび玉貸し処理部53cを備える。
このうち、貨幣受入可否判定部53aは、BVユニット部52によって識別された挿入紙幣の金種に基づいて挿入紙幣の受入可否を判定する処理部である。具体的には、挿入紙幣が「低額紙幣」である場合には、記録媒体を使用せずとも玉貸し処理を行うことができるので、無条件に挿入紙幣を受け入れ、また、挿入紙幣が「高額紙幣」である場合には、C/R70の装着可否を判定し、玉貸ユニット50にC/R70が装着されているならば、さらにC/R70の故障の有無を判定し、これらの判定結果をもとに挿入紙幣の受入可否を判定する。
より詳細には、貨幣受入可否判定部53aは、挿入紙幣が「高額紙幣」であり、かつC/R70が装着されていない場合、並びに挿入紙幣が「高額紙幣」であり、C/R70が装着されているが、C/R70が故障中である場合(すなわち、異常検知部75aによって故障が検知された場合)には、BVユニット部52に挿入紙幣の返却指示を通知し、紙幣挿入口から挿入紙幣を返却させる。なお、この時、「高額紙幣」が受入不可である旨を遊技客または従業員に通知するようにしてもよい。
また、貨幣受入可否判定部53aは、挿入紙幣が「高額紙幣」であり、さらにC/R70が装着されており、なおかつC/R70に故障がない場合には、挿入紙幣の受入指示をBVユニット部52に通知する。
このように、玉貸ユニット50にC/R70が装着されている場合に、パチンコ機の上皿部分で収容可能な遊技媒体数に相当する価値(例えば、千円)よりも有価価値が高い貨幣(高額貨幣)を受け入れることで、遊技客への残度数の返却対応が確保された状態で高額紙幣による玉貸し処理を遊技席で行うことができるようにしている。
価値付け処理部53bは、貨幣受入可否判定部53aによって挿入貨幣の受入指示が行われた場合に、受け入れた貨幣(以下、受入貨幣と称す。)に相当する価値を記録媒体に価値付ける処理部である。例えば、C/R70にプリペイドカード200または会員カード300が挿入されていたならば、受入貨幣に相当する度数をこれらの記録媒体に価値付けし、また、C/R70にプリペイドカード200または会員カード300が挿入されていなければ、受入貨幣に相当する度数を内蔵カード400に価値付ける。
ここで言う「価値付け」とは、プリペイドカード管理T/C20で記憶管理されるプリペイドカード200、会員カード300または内蔵カード400の残度数に受入貨幣相当分の度数を加算する加算処理、もしくは新たに発行された内蔵カード400の識別情報および価値情報(記録媒体に関連付けるべき度数情報)をプリペイドカード管理T/C20に新規追加する処理を指す。
玉貸し処理部53cは、遊技客からの玉貸要求を受け付けた場合に、パチンコ機40にパチンコ玉を貸し出す処理部である。具体的には、C/R70が装着されていない場合(状態A)には、遊技客によって挿入された「低額貨幣」の価値分のパチンコ玉をパチンコ機40内部の玉投出機構部に投出するように指示する。なお、パチンコ玉の貸し出しは、玉貸ユニット50に設けられたノズルなどの玉投出機構部から行うように構成してもよい。
また、玉貸し処理部53cは、C/R70が装着されている場合(状態B)には、C/R70に挿入されている記録媒体(例えば、プリペイドカード200、会員カード300や内蔵カード400)の残度数の減算処理を行った後に、パチンコ機40内部の玉投出機構部にパチンコ玉の貸出指示(玉貸指示)を行う。なお、玉貸ユニット50またはパチンコ機40に設置された「返却ボタン」を介して記録媒体の返却要求がなされた場合には、現在受け入れている記録媒体を返却するようC/R70に指示する。
また、玉貸し処理部53cは、BVユニット部(紙幣識別機)が故障した場合であっても、玉貸ユニット50にC/R70が装着されていれば、プリペイドカード200、会員カード300や内蔵カード400などの記録媒体を受け入れて玉貸し処理を行う。
このように、BVユニット部が故障中であっても、記録媒体を介して玉貸しを行うことで、準備すべき貸出処理機の予備台数を低減させるとともに、BVユニット部が故障中でも遊技客への玉貸しを潤滑に行うことが可能になる。
(各種処理の手順)
次に、本実施例1に係る玉貸ユニットの各種処理の手順を説明する。図4は、本実施例1に係る貨幣受入可否判定処理の手順を示すフローチャートである。同図に示すように、この「貨幣受入可否判定処理」は、BVユニット部52に紙幣が挿入された場合(ステップS401肯定)に開始されることとなる。
ここで、挿入紙幣が「低額紙幣」であれば(ステップS402肯定)、貨幣受入可否判定部53aは、記録媒体を使用せずとも玉貸し処理を行うことができるので、BVユニット部52に挿入紙幣の受入指示を通知し(ステップS403)、処理を終了する。
また、挿入紙幣が「高額紙幣」であり、かつC/R70が装着されていない場合(ステップS402否定かつステップS404否定)、並びに挿入紙幣が「高額紙幣」であり、C/R70が装着されているが、C/R70が故障中である場合(ステップS402否定、ステップS404肯定かつステップS405否定)には、貨幣受入可否判定部53aは、BVユニット部52に挿入紙幣の返却指示を通知し(ステップS406)、処理を終了する。
一方、挿入紙幣が「高額紙幣」であり、さらにC/R70が装着されており、なおかつC/R70に故障がない場合(ステップS402否定、ステップS404肯定かつステップS405肯定)には、貨幣受入可否判定部53aは、BVユニット部52に挿入紙幣の受入指示を通知し(ステップS403)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例1に係る玉貸ユニット50によれば、システムアップする際にハードウェアとして変更が必要な部分のみを設備改変の対象とすることで、遊技客のニーズや遊技店の営業方針の変化があった場合でも、最小限の設備追加でシステムアップすることが可能になる。
また、本実施例1に係る玉貸ユニット50によれば、BVユニット部が故障中であっても、記録媒体を受け入れて玉貸しを行うことで、準備すべき貸出処理機の予備台数を低減させるとともに、BVユニットが故障中した場合でも遊技客への玉貸しを潤滑に行うことが可能になる。
さらに、本実施例1に係る玉貸ユニット50によれば、遊技客への残度数の返却対応が確保された状態で高額紙幣による玉貸し処理を遊技席で行うことができ、遊技客の利便性を向上させることが可能になる。
次に、本実施例2に係る貸出処理機(以下、カード処理ユニットと称す。)を説明する。なお、ここでは、本実施例2に係るカード処理ユニットの概要および特徴を説明した後に、本実施例2に係るカード処理ユニットの構成を説明し、最後に、このカード処理ユニットの各種処理の手順を説明することとする。
(概要および特徴)
まず最初に、本実施例2に係るカード処理ユニットの概要および特徴を説明する。図5は、本実施例2に係るカード処理ユニットの概要および特徴を説明するための概念図である。同図に示すように、カード処理ユニット80並びに180は、所望の貨幣を受け入れ、該受け入れた貨幣に相当する有価価値を内蔵用の記録媒体に価値付け、該内蔵用の記録媒体に価値付けた有価価値に基づいて遊技媒体の貸出処理を行うものである。
ここで、本実施例2に係るカード処理ユニット80は、遊技機の上皿部分で収容可能な遊技媒体数に相当する価値以下の貨幣(低額貨幣)を受け入れた場合に、該受け入れた貨幣の有価価値を内蔵用の記録媒体に価値付けせずに遊技媒体の貸出処理を行う「遊技媒体貸出処理」に主たる特徴があり、かかる「遊技媒体貸出処理」によって、内蔵用の記録媒体の補充切れに起因して貸出中止状態に陥る事態を回避し、もって遊技客の利便性を向上させることができるようにしている。
この主たる特徴を具体的に説明すると、上記した従来技術に係るカード処理ユニット180では、受け入れた全金種の貨幣について度数を内蔵カード400に価値付けた後に、この内蔵カード400に価値付けられた度数から貸玉数に相当する価値分を減算してパチンコ玉の貸し出しを行っている。なお、これらのカード処理ユニット80および180では、受入貨幣に相当する度数を内蔵カード400に価値付けた後に、一旦遊技客にその内蔵カード400を発行するものが一般的である。
すなわち、従来技術に係るカード処理ユニット180では、遊技客が現金を挿入してからパチンコ玉が投出されるまでの有価価値の流れは、図5に示すように、「受入貨幣→(価値付け)→内蔵カード→(価値減算および玉投出指示)→パチンコ玉」となる。
このため、従来技術に係るカード処理ユニット180では、C/R170内に内蔵カード400が存在しなければ、従業員によって内蔵カード400が補充されない限り、受け入れた貨幣の価値付けを行うことができず、貸出中止状態に陥ってしまうこととなる。
そこで、本実施例2に係るカード処理ユニット80では、「低額紙幣」(千円紙幣)を受け入れた場合には、千円分の価値情報(10度数)を内蔵カード400に価値付けせずに、千円分相当のパチンコ玉(例えば、1玉が4円で玉貸しが行われる場合、1000円÷4円/玉=250玉)をパチンコ機40に払い出すように指示する。なお、「高額紙幣」を受け入れた場合には、従来と同様に、受け入れた貨幣相当分の度数を内蔵カード400(或いはプリペイドカード200や会員カード300)に価値付けた後に玉貸し処理が行われる。
このように、「低額紙幣」を受け入れた場合に、内蔵カード400に価値付けせずに受入貨幣に相当する玉数のパチンコ玉を貸し出すことで、カード処理ユニットのC/R70内に内蔵カード400がない場合でも現金による玉貸しを行うことができ、内蔵カード400の補充切れに起因して貸出中止状態に陥る事態を回避できるようにしている。
したがって、上記した従来技術(特許文献2)の例で言えば、受け入れた貨幣に相当する有価価値を画一的に内蔵用の記録媒体に価値付けすることで、内蔵用の記録媒体が補充切れである場合に貸出中止状態に陥るのではなく、「低額貨幣」を受け入れた場合に、受け入れた「低額貨幣」の有価価値を内蔵用の記録媒体に価値付けせずに遊技媒体の貸出処理を行うことで、内蔵用の記録媒体の補充切れに起因して貸出中止状態に陥る事態を回避でき、上記した主たる特徴のように、遊技客の利便性を向上させることが可能になる。
さらに、これに関連して、カード処理ユニット80のC/R70内に内蔵用の記録媒体がない場合でも現金による遊技媒体の貸出処理を行うことで、内蔵用の記録媒体の補充要否を従業員に監視させる必要がなくなり、従業員の業務を簡素化することが可能になる。
また、本実施例2に係るカード処理ユニット80によれば、「低額貨幣」を受け入れた場合に、内蔵用の記録媒体に価値付けを行わないため、耐久性の高い内蔵用の記録媒体を必要とせず、安価な内蔵用の記録媒体で遊技場の運用を行うことが可能になる。
(カード処理ユニットの構成)
次に、本実施例2に係るカード処理ユニットの構成を説明する。なお、カード処理ユニットを含む遊技システムの全体構成と各構成の概略については、図6に示すように、玉貸ユニット50に代えてカード処理ユニット80がパチンコ機40に併設される点以外は同様であるため、説明を省略する。
図7は、本実施例2に係るカード処理ユニットの構成を示すブロック図である。同図に示すように、このカード処理ユニット80は、カード処理ユニット80と、パチンコ機40や島コントローラ30との間で各種通信の制御を行う通信制御IF部81と、BVユニット部82と、制御部83とを備え、さらに、遊技店の営業方針に応じてC/R70が着脱される。なお、このC/R70の構成および機能は、実施例1と同様であるため、説明を省略する。
このうち、BVユニット部82は、紙幣挿入口(図示せず)に挿入された紙幣の金種を識別するユニットである。具体的には、挿入貨幣の金種を後述する貨幣受入可否判定部83aに通知し、この貨幣受入可否判定部83aによる判定結果をもとに、挿入紙幣の受入または挿入紙幣の返却を行う。
制御部53は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、貨幣受入可否判定部83a、価値付け処理部83bおよび玉貸し処理部83cを備える。
このうち、貨幣受入可否判定部83aは、BVユニット部82によって識別された挿入紙幣の金種に基づいて挿入紙幣の受入可否を判定する処理部である。具体的には、挿入紙幣が「低額紙幣」である場合には、内蔵カード400に価値付けを行わず、現金による玉貸し処理を直接行うため、BVユニット部82に挿入紙幣の受入指示を通知し、また、挿入紙幣が「高額紙幣」である場合には、さらにC/R70内の記録媒体(例えば、プリペイドカード200、会員カード300や内蔵カード400)の有無を判定する。
より詳細には、貨幣受入可否判定部83aは、内蔵カード400もしくは他の記録媒体(プリペイドカード200または会員カード300)のうち、いずれか一つの記録媒体がC/R70内に存在すれば(すなわち、カード有無検知手段71aまたは73bでカード有りと検知された場合)、挿入紙幣の受入指示をBVユニット部82に通知し、また、C/R70内にいずれの記録媒体も存在しなければ(すなわち、カード有無検知手段71aおよび73bのいずれでもカード無しと検知された場合)、BVユニット部82に挿入紙幣の返却指示を通知し、紙幣挿入口から挿入紙幣を返却させる。なお、この時、「高額紙幣」が受入不可である旨を遊技客または従業員に通知するようにしてもよい。
このように、カード処理ユニット80のC/R70が内蔵カード400或いは他の記録媒体(プリペイドカード200や会員カード300)を保持している場合のみに、パチンコ機の上皿部分で収容可能な遊技媒体数に相当する価値よりも有価価値が高い貨幣(高額貨幣)を受け入れることで、遊技客への残度数の返却対応が確保された状態で高額紙幣による玉貸し処理を遊技席で行うことができるようにしている。
価値付け処理部53bは、貨幣受入可否判定部83aによって「高額紙幣」の受入指示が行われた場合には、受け入れた貨幣(以下、受入貨幣と称す。)に相当する価値を記録媒体に価値付ける処理部である。例えば、C/R70にプリペイドカード200または会員カード300が挿入されていたならば、受入貨幣が「低額紙幣」或いは「高額紙幣」に拘らず、相当分の度数をこれらの記録媒体に価値付けする。また、C/R70にプリペイドカード200または会員カード300が挿入されていなければ、受入貨幣が「高額紙幣」である場合にのみ、この「高額紙幣」に相当する度数を内蔵カード400に価値付ける。
言い換えれば、価値付け処理部83bは、挿入貨幣が「低額紙幣」であり、かつC/R70に内蔵カード400しか存在しない場合(プリペイドカード200および会員カード300が挿入されていない場合)については、受入紙幣の価値付けを行わない。なお、遊技客によって内蔵カード400以外の記録媒体、すなわちプリペイドカード200または会員カード300がC/R70に挿入されている場合には、「低額紙幣」を受け入れた場合であっても、これらの記録媒体に「低額紙幣」分の度数の価値付けを行うようにしても良い。
玉貸し処理部83cは、貨幣受入可否判定部83aによって「低額貨幣」の受入指示が行われた場合に、現金による玉貸し処理を行う処理部である。具体的には、「低額紙幣」を受け入れた場合には、千円分相当のパチンコ玉(例えば、1玉が4円で玉貸しが行われる場合、1000円÷4円/玉=250玉)をパチンコ機40に払い出すように指示する。
また、玉貸し処理部83cは、貨幣受入可否判定部83aによって「高額貨幣」の受入指示が行われた場合に、記録媒体による玉貸し処理を行う。具体的には、「高額貨幣」を受け入れた場合には、従来と同様に、C/R70に挿入されている記録媒体(例えば、プリペイドカード200、会員カード300や内蔵カード400)の残度数の減算処理を行った後に、パチンコ機40内部の玉投出機構部にパチンコ玉の貸出指示(玉貸指示)を行う。なお、記録媒体が挿入された場合には、従来と同様、記録媒体による玉貸し処理を行う。
このように、「低額紙幣」(千円紙幣)を受け入れた場合には、C/R70内の内蔵カード400の有無に拘らずに千円分の価値情報(10度数)を内蔵カード400に価値付けせず、現金による玉貸しを行うことで、内蔵カード400の補充切れに起因して貸出中止状態に陥る事態を回避できるようにしている。
(各種処理の手順)
次に、本実施例2に係るカード処理ユニットの各種処理の手順を説明する。なお、ここでは、カード処理ユニット80に貨幣が挿入された際に、挿入された貨幣の受入可否を判定する(1)貨幣受入可否判定処理を説明した後に、受入貨幣の金種に応じて現金または記録媒体のいずれかによる玉貸しを行う(2)玉貸し処理を説明することとする。
(1)貨幣受入可否判定処理
図8は、本実施例2に係る貨幣受入可否判定処理の手順を示すフローチャートである。同図に示すように、この「貨幣受入可否判定処理」は、BVユニット部82に紙幣が挿入された場合(ステップS801肯定)に開始されることとなる。
ここで、挿入紙幣が「低額紙幣」である場合(ステップS802肯定)には、内蔵カード400に価値付けを行わず、現金による玉貸し処理を直接行うため、BVユニット部82に挿入紙幣の受入指示を通知し(ステップS803)、処理を終了する。
一方、挿入紙幣が「高額紙幣」である場合(ステップS802否定)には、さらにC/R70内の記録媒体(例えば、プリペイドカード200、会員カード300や内蔵カード400)の有無を判定する(ステップS804)。
そして、内蔵カード400もしくは他の記録媒体(プリペイドカード200または会員カード300)のうち、いずれか一つの記録媒体がC/R70内に存在すれば(ステップS804肯定)、貨幣受入可否判定部83aは、挿入紙幣の受入指示をBVユニット部82に通知し(ステップS803)、処理を終了する。
また、C/R70内にいずれの記録媒体も存在しなければ(ステップS804否定)、BVユニット部82に挿入紙幣の返却指示を通知し(ステップS805)、処理を終了する。
このように、カード処理ユニット80のC/R70が内蔵カード400或いは他の記録媒体(プリペイドカード200や会員カード300)を保持している場合のみに、パチンコ機の上皿部分で収容可能な遊技媒体数に相当する価値よりも有価価値が高い貨幣(高額貨幣)を受け入れることで、遊技客への残度数の返却対応が確保された状態で高額紙幣による玉貸し処理を遊技席で行うことができるようにしている。
(2)玉貸し処理
図9は、本実施例2に係る玉貸し処理の手順を示すフローチャートである。同図に示すように、この「玉貸し処理」は、貨幣受入可否判定部83aによって挿入貨幣の受入指示が行われた場合(ステップS901肯定)に開始されることとなる。
ここで、貨幣受入可否判定部83aによって「低額貨幣」の受入指示が行われた場合(ステップS902肯定)には、玉貸し処理部83cは、価値付け処理部83bによる受入貨幣の価値付けを行わずに、現金による玉貸し処理を行い(ステップS903)、処理を終了する。
一方、貨幣受入可否判定部83aによって「高額貨幣」の受入指示が行われた場合(ステップS902否定)には、価値付け処理部83bは、受け入れた貨幣に相当する価値を記録媒体に価値付ける(ステップS904)。
その後、玉貸し処理部83cは、カード処理ユニット80またはパチンコ機40に設置された「玉貸ボタン」を介して玉貸要求を受け付けたならば、記録媒体による玉貸し処理を行い(ステップS905)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例2に係るカード処理ユニット80によれば、「低額貨幣」を受け入れた場合に、受け入れた「低額貨幣」の有価価値を内蔵用の記録媒体に価値付けせずに遊技媒体の貸出処理を行うよう構成したので、内蔵用の記録媒体の補充切れに起因して貸出中止状態に陥る事態を回避でき、遊技客の利便性を向上させることが可能になる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例1および2以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。そこで、以下に示すように、(1)C/R、(2)貨幣の受け入れ、(3)価値付け、(4)その他等にそれぞれ区分けして異なる実施例を説明する。
(1)C/R
例えば、実施例1では、遊技場に設置された玉貸ユニットすべてにC/Rを装着する必要はなく、限られた数のC/Rを任意の玉貸ユニットに付け替えて遊技場の運用を行うことができる。すなわち、すべての遊技機にC/R70を装着しても、C/R70を装着した玉貸ユニット50が稼動しなければ設備投資効率が良いとは言えず、設備投資効率という観点のみから言えば、稼働率が高いと見込まれる遊技機に併設された玉貸ユニット50のみにC/R70が装着されるのが望ましい。
例えば、特定の遊技機種のイベントを開催し、そのイベントの対象となる遊技機に併設された玉貸ユニット50のみにC/R70を装着するようにしても良いし、人気の高い遊技機種の遊技機40に併設された玉貸ユニット50のみにC/R70を装着するようにしても良い、また、遊技客の要望があった場合に随時C/R70を装着するようにしても良く、遊技客のニーズや遊技店の営業方針に応じて任意の玉貸ユニット50にC/R70を装着することができる。
(2)貨幣の受け入れ
例えば、実施例1および2では、玉貸し処理時に、C/R70の装着可否、C/R70の故障の有無またはC/R70内の記録媒体の有無を判定して、挿入貨幣の受入可否を判定することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの監視項目を随時監視する構成(C/R監視処理部)をさらに付加し、この監視結果に応じて「低額貨幣受入モード」と「全金種受入モード」とを相互に切り替えるように構成しても良い。
また、実施例1および2では、受け入れる金種を紙幣のみ(すなわち、低額紙幣(千円紙幣)および高額紙幣(二千円紙幣、五千円紙幣および一万円紙幣))とした場合の実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、受け入れる金種が硬貨(例えば、五百円硬貨や百円硬貨などの硬貨)であっても同様に適用することができる。
(3)価値付け
実施例1および2では、「高額貨幣」を受け入れた場合に、その「高額貨幣」の有価価値すべてを記録媒体に価値付けする実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機の上皿部分で収容可能な遊技媒体数に相当する価値(例えば、千円)を上限として、一部については玉貸し処理を行い、残りの価値を記録媒体に価値付けするようにしても良い。
(4)その他
なお、実施例1および2では、本発明に係る貸出処理機を「パチンコ玉」の玉貸し処理を行う玉貸ユニットまたはカード処理ユニットに適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、「メダル」のメダル貸し機にも同様に適用することができる。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
以上のように、本発明に係る貸出処理機は、貨幣を受け入れて処理する貨幣処理手段を有し、該受け入れた貨幣に基づいて遊技媒体の貸出処理を行う貸出処理機に有用であり、特に、遊技客のニーズや遊技店の営業方針の変化があった場合でも、最小限の設備追加でシステムアップすることができる貸出処理機に適している。
また、本発明に係る貸出処理機は、貨幣を受け入れて処理する貨幣処理手段と、記録媒体を保持する記録媒体処理手段を有し、該受け入れた貨幣に基づいて遊技媒体の貸出処理を行う貸出処理機に有用であり、特に、遊技客の利便性を向上させることができる貸出処理機に適している。
本実施例1に係る玉貸ユニットの概要および特徴を説明するための概念図である。 本実施例1に係る玉貸ユニットを含む遊技システムの概略構成を示すブロック図である。 本実施例1に係る玉貸ユニットの構成を示すブロック図である。 本実施例1に係る貨幣受入可否判定処理の手順を示すフローチャートである。 本実施例2に係るカード処理ユニットの概要および特徴を説明するための概念図である。 本実施例2に係るカード処理ユニットを含む遊技システムの概略構成を示すブロック図である。 本実施例2に係るカード処理ユニットの構成を示すブロック図である。 本実施例2に係る貨幣受入可否判定処理の手順を示すフローチャートである。 本実施例2に係る玉貸し処理の手順を示すフローチャートである。 カードリーダ(C/R)70の構成を模式的に示す図である。
符号の説明
10 ターミナルコントローラ(T/C)
20 プリペイドカード管理T/C
30 島コントローラ
40 遊技機(パチンコ機)
50 玉貸ユニット
51,81 通信制御IF部
52,82 BVユニット部
53,83 制御部
53a,83a 貨幣受入可否判定部
53b,83b 価値付け処理部
53c,83c 玉貸し処理部
60 カード発行機
61 カード精算機
70 カードリーダ(C/R)
71 カード収納部71
71a カード有無検知手段
72 カード搬送手段
73 カード読取部
73a カード読取手段
73b カード有無検知手段
74 接続手段
75 C/R制御部
75a 異常検知手段
80 カード処理ユニット

Claims (5)

  1. 貨幣を受け入れて処理する貨幣処理手段を有し、該受け入れた貨幣に基づいて遊技媒体の貸出処理を行う貸出処理機であって、
    有価価値を特定可能な情報が記録された記録媒体の記録情報を読み取る記録媒体読取手段を着脱可能に構成したことを特徴とする貸出処理機。
  2. 前記貨幣処理手段は、
    前記記録媒体読取手段が接続されていない場合には、対応する個数の遊技媒体を一括して払い出し可能な所定金額以下の貨幣のみを受け付けて、前記所定金額を超える貨幣は返却し、
    前記記録媒体読取手段が接続されている場合には、前記所定金額を超える貨幣も受け入れることを特徴とする請求項1に記載の貸出処理機。
  3. 前記記録媒体読取手段が接続されている場合には、前記記録媒体読取手段が受け入れた記録媒体によって特定される有価価値に基づいて前記貸出処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の貸出処理機。
  4. 貨幣を受け入れて処理する貨幣処理手段と、記録媒体を保持する記録媒体処理手段を有し、該受け入れた貨幣に基づいて遊技媒体の貸出処理を行う貸出処理機であって、
    前記貨幣処理手段が、対応する個数の遊技媒体を一括して払い出し可能な所定金額以下の貨幣を受け付けた場合は、該受け入れた貨幣の有価価値を前記記憶媒体に価値付けることなく、該有価価値分の遊技媒体の貸出処理を行い、
    前記貸出処理手段が、前記所定金額を超える貨幣を受け入れた場合は、該受け入れた貨幣の有価価値を前記記録媒体に価値付け、該記録媒体に関連付けられた価値に基づいて遊技媒体の貸出処理を行うことを特徴とする貸出処理機。
  5. 貨幣を受け入れて処理する貸出処理手段と、記録媒体を保持する記録媒体処理手段を有し、該受け入れた貨幣に基づいて遊技媒体の貸出処理を行う貸出処理機であって、
    前記貨幣処理手段が、対応する個数の遊技媒体を一括して払い出し可能な所定金額以下の貨幣を受け付けた場合は、該受け入れた貨幣の有価価値を前記記録媒体に価値付けることなく、該有価価値分の遊技媒体の貸出処理を行い、
    前記記録媒体処理手段が記録媒体を保持した状態で、前記貨幣処理手段が前記所定金額を超える貨幣を受け入れた場合は、該受け入れた貨幣の有価価値を前記記録媒体に価値付け、該記録媒体に関連付けられた価値に基づいて遊技媒体の貸出処理を行い、
    前記記録媒体処理手段が記録媒体を保持しない状態では、前記貨幣処理手段は前記所定金額を超える貨幣を返却することを特徴とする貸出処理機。
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