JP2006527456A - 記録装置、プログラム、集積回路 - Google Patents

記録装置、プログラム、集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数ユーザの同一チャネルの同一時間帯についての録画予約が競合した場合に録画処理を行う記録装置を提供する。
【解決手段】
検出部10は、録画予約部8から新たに録画予約が入力された時に、先に入力された録画予約情報を用いて重複時間帯の検出を行い、録画予約がなされた時間帯を重複時間帯とそれ以外とに分割する。録画部11は、分割された録画予約の時間帯に基づいて録画処理を実行することによって、録画予約が重複している場合においても録画処理を実行する。生成部12は録画予約情報に基づいてCell情報を生成し、個々のユーザ情報を各Cell情報に割り当てた上で記録媒体に記録する。

Description

本発明は、記録媒体に動画データを書き込む記録装置、プログラム、集積回路置に関し、マルチユーザ管理を記録装置上で実現する場合の技術に関する。
近年、大容量の記録媒体を内蔵した記録装置が市場に投入されるに至り、1つの記録装置を、複数ユーザが共用するという使用形態が増える傾向にある。
記録装置の共用化を図る場合、あるユーザが録画した動画データを、他のユーザが誤って削除したり編集したりしてしまうというトラブルが頻発する。
これを避けるには、現在UNIX(登録商標), Windows(登録商標)等のオペレーションシステムに導入されているマルチユーザ管理を導入して、個々の動画データごとに、ユーザのアクセス権限を設定することが考えられる。この技術は、以下の特許文献1に記載されている。
データ実体に対するアクセス権限がユーザごとに付与するので、動画データの削除や編集は、アクセス権限をもったユーザに限られることになる。こうしたアクセス権限の付与により、上述したような誤った削除や編集は避けられることとなる。
特開平08−263383号公報
しかしながら他のユーザによる誤った削除を防止するため、マルチユーザ管理の導入が求められているものの、記録装置の機能の中には、そのようなマルチユーザ管理にそぐわないものがある。
その代表的なものは、ユーザによる録画予約である。同一チャネルの同一番組について、録画予約の時間帯が重なった場合、従来の記録装置は、先になされた録画予約を受け付け、後になされた録画予約を却下するとの制御を行う。これをマルチユーザ環境にあてはめるならばユーザAの録画予約と、後になされたユーザBの録画予約とが同一チャネルの同一番組について重なっている場合、後になされたユーザBの録画予約が拒否されることになる。
個人が使用する記録装置では、同一チャネルの同一番組について、録画予約の時間帯が重なるということは、本人の不注意があった場合を除きほとんど考えられない。しかし複数のユーザが一つの記録装置を共用する場合、ユーザ間の意思の不疎通が原因で、録画予約の時間帯が重複するというケースは頻発すると考えられる。
もっとも、録画予約の時間帯が重複して、ユーザBの録画予約が拒否された場合であっても、ユーザAがその録画した動画データを、ユーザBに見せてやれば問題はない。だがこれは、ユーザ各人の善意をあてにする方法であり、ユーザAが必ずしも、そのような行為を行うとは限らない。あるいは、プライバシーを理由に視聴させることを拒むことも充分考えられる。
このように、録画予約が拒否されたユーザもいるというのに、録画予約がたまたま早かったユーザが、録画した動画データを独占的に支配し、そのユーザのみが動画データを自由に削除できるというのも、録画予約の拒否を受けたユーザにとって受け入れ難い。
本発明の目的は、マルチユーザ管理の利用環境下において、複数ユーザの同一チャネルの同一時間帯についての録画予約が競合した場合、予約した全てのユーザが録画できる録画処理を行う記録装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る記録装置は、複数ユーザによりなされた複数の録画予約に基づき、録画処理を実行する記録装置であって、複数録画予約により指示される予約区間が重複している場合、重複している時間帯と、それ以外の時間帯とを検出する検出手段と、重複時間帯に対応する動画データ、及び、それ以外の時間帯に対応する動画データを記録媒体に書き込む録画手段と、各予約区間に対応する区間情報を記録媒体上に生成する生成手段とを備え、各区間情報は、対応する予約区間を形成する時間帯をもつ動画データが、どれであるかを示す、ことを特徴としている。
上記構成によれば、重複している時間帯と、それ以外の時間帯とに分けて録画処理を実行するので、録画予約した時間帯が重複している場合であっても録画処理は実行されることになる。
そして動画データが記録媒体上に得られれば、ユーザによってなされた録画予約の時間帯を示す区間情報が生成手段で生成される。これにより、録画予約を希望した部分が指し示されることとなる。
これらの区間情報は、個々のユーザに割り当てられる。この割り当てにて個々のユーザは、区間情報を独占的に支配することになる。そのため再生や削除の権限を、区間情報毎に与えることもできる。
一方、動画データ本体は、あくまでも共有物として管理することができる。ユーザ一個人に支配させず、共有物として管理を行えば、動画データを誰かが無断で削除するということは起こり得ず、ユーザ同士のトラブルを招くことはない。 ここで前記記録装置は更に、固有モードの区間情報を削除又は編集するにあたって、削除又は編集を行おうとするユーザのユーザ情報の入力を受け付け、記録媒体に書き込まれたユーザ情報と、入力されたユーザ情報とを照合することで、ユーザの正当性を認証する認証手段と、正当性が認証された場合のみ、固有モードの区間情報に対する削除又は編集を実行する実行手段とを備え、
前記認証手段は、ユーザの正当性の認証にあたって、削除又は編集を行おうとするユーザのユーザ情報の入力を受け付け、前記生成手段により記録媒体に書き込まれたユーザ情報は、入力されたユーザ情報との照合に用いられてもよい。
再生や削除又は編集などを実行するにあたって、その録画コンテンツに対してアクセス権を有するユーザであるか否かのユーザ認証を行うことができる。その結果、他人が録画した録画コンテンツを無断で再生や削除又は編集するなどの不正行為を防止することができ、録画したユーザに対してのプライバシーの保護性を高めることができる。
また前記録画手段は更に、重複している時間帯に相当する動画データに対応づけて参照カウンタを書き込み、前記参照カウンタは当該動画データがいくつの区間情報によって参照されているかを示してもよい。
前記参照カウンタは、重複時間帯に相当する動画データを指定している区間情報が1つ削除される度に、デクリメントされ、前記記録装置は、参照カウンタがゼロを示した際、重複時間帯に相当する動画データを削除する削除手段を備えてもよい。
これにより複数のユーザが重複している時間帯に録画している場合に、1人のユーザがその録画コンテンツを視聴した後に、そのコンテンツを削除した場合においても、参照カウンタが“0”になるまでは、動画データ本体は削除されないので、そのコンテンツを録画した他のユーザは、その後も視聴することができる。
また、前記記録装置は更に、記録媒体の仮想容量を表示する表示手段を備え、表示手段により表示される仮想容量とは、所定の値を、記録媒体の総容量から、差し引くことにより得られる値であり所定の値とは、動画データに対する区間情報の参照数に応じた値であってもよい。
これにより複数のユーザが重複している時間帯に録画している場合に、ユーザに重複録画していることを実感させることができることから、各自に自発的にデータ整理を行わせたり、不要な録画をしないなどの使用容量の節約をユーザに喚起させることができる。
以下、本発明に係る記録装置の実施形態について説明する。
<データ構成>
最初にこの記録装置が録画を行うにあたって、どのような論理フォーマットを用いるかについて説明する。
本実施形態に係る論理フォーマットは、図1に示す通りである。記録装置の記録処理によりHDやDVD等の記録媒体には、VOB列と、管理情報列と、Cell情報列とが記録される。
VOB列は、破線hs1にて引き出して示すように、複数のVOB(VOB#1、VOB#2、VOB#3)からなる。
VOBは、動画データであり、具体的に言うと、ビデオストリーム及びオーディオストリームをインターリーブ多重することにより得られるプログラムストリームである。ビデオストリームは、圧縮符号化された複数ピクチャデータである。各ピクチャデータは、一枚の画像に対応するデータであり、約33m秒という映像信号の表示期間で表示される。オーディオストリームは、圧縮符号化された複数オーディオフレームである。
インターリーブ多重により得られたVOBは、破線の矢印hs2に示すように、複数のVOBUを時系列に並べた構成を有する。VOBU(Video OBject Unit)とは、0.4〜1.0秒分のピクチャデータの集まりであるGOPと、このGOPと同時に再生されるべき複数オーディオフレームとを含むVOBの最小復号単位をいう。
続いて管理情報列について説明する。管理情報列は、破線の矢印hs3に示すように、VOB#1〜VOB#3のそれぞれに対応する複数の管理情報(管理情報#1,#2,#3)からなり、破線の矢印hs4に示すように、タイムマップと、参照カウンタにより構成される。
タイムマップは、VOB内の複数の頭出し位置のアドレスを、時刻情報を用いて間接参照するためのリファレンステーブルである。可変長符号圧縮方式が採用されるため、GOPを含む各VOBUのサイズや再生時間がバラバラであっても、このタイムマップを参照することにより、任意の再生時刻から、その再生時刻に対応するVOBU内のピクチャデータへと頭出しを行うことが可能になる。
参照カウンタは、VOBの実体が、何回間接参照されているかのカウント値を表す。以上が管理情報についての説明である。
続いてCell情報について説明する。Cell情報は、VOB上に1つ以上の論理的な録画コンテンツを定義する区間情報である。どの点が論理的かというと、タイムマップをリファレンステーブルとして用いた間接参照の形式で定義されている点である。Cell情報は、引き出し線hs6にて示すように、録画コンテンツのIn点及びOut点が属するVOBのVOB-IDと、当該VOBの先頭からIn点までの相対時刻であるCell_Start_PTMと、当該VOBの先頭からOut点までの相対時刻であるCell_End_PTMと、論理的な録画コンテンツが、どのユーザの録画予約によって、録画されたものであるかを識別するためのユーザ情報から構成される。VOBUは0.4〜1.0秒という時間精度を有しているが、このCell_Start_PTM及びCell_End_PTMは、33m秒という、一枚の画像の表示期間以下の時間精度で表現される。そのため、VOBUに属する個々のピクチャデータの時間精度で、CellのIn点/Out点は表現される。
ユーザ情報は、動画データの再生を行う際に、その動画データを録画したユーザと同一人であるか否かを判定するのに必要なユーザ個別の情報である。
以上のような、間接参照による録画コンテンツの定義を模式化すると図2のようになる。図2を見るとCell情報の間接参照にて、時間的に重複しあう3つの録画コンテンツ1,2,3が定義されていることが分かる。ここで、録画コンテンツとは、それぞれのユーザが録画予約した時間帯に対応する録画内容のことをいう。そして、時間的に重複しあう録画コンテンツを事後的に定義できるというのが、Cell情報のメリットの一つである。VOB1は録画コンテンツ1、VOB3は録画コンテンツ2にそれぞれ参照されていることから、参照カウンタ値は“1”になっている。VOB2は3つの録画コンテンツ1,2,3により参照されていることから、VOBが3回間接参照されているとカウントされ、参照カウンタ値は“3”を示す。以上で記録媒体の論理フォーマットについての説明を終わる。
<構成>
次に、本発明に係る記録装置について説明する。本発明に係る記録装置は、主としてシステムLSIと、ドライブ装置というパーツからなり、これらのパーツを装置のキャビネット及び基板に実装することで工業的に生産することができる。システムLSIは、HDレコーダ100の機能を果たす様々な処理部を集積した集積回路である。こうして生産される記録装置は、図3の内部構成を有する。記録装置は同図に示すように、HDドライブ1b、DVDドライブ1a、チューナ2、MPEGエンコーダ3、MPEGデコーダ4、セレクタ5、CPU6、ROM7、RAM9から構成される。
DVDドライブ1aは、DVDを装填する装置であり、HDドライブ1b同様、任意のVOBUの読み出し、任意のVOBUの削除を、ユーザからの読出コマンド、削除コマンドに基づき行う。このDVDドライブ1aに装填されるDVDは、可搬媒体なので、DVDドライブ1aは、HDドライブ1b上のVOB、管理情報、Cell情報のバックアップをとるという用途に供される。
HDドライブ1bは、図1の論理フォーマットにより、VOB、管理情報、Cell情報が記録される固定ディスク装置であり、記録されたVOBのうち、任意のVOBUをHDから読み出し、また任意のVOBUをHDから削除する。これらVOBUの読み出しやVOBUの削除は、ユーザからの読出コマンド、削除コマンドに基づきなされる。
チューナ2は、テレビの放送信号を復調して、映像信号、音声信号をMPEGエンコーダ3に出力する。
MPEGエンコーダ3は、チューナ2により復調された映像信号、音声信号をエンコードしてVOBUを得る。
MPEGデコーダ4は、HDドライブ1b及びDVDドライブ1aから読み出されたVOBUを復号する回路である。
セレクタ5は、チューナ2から入力された放送波をMPEGエンコーダ3へ出力するか、あるいは、MPEGデコーダ4において復号化された、VOBUをテレビへ出力するかを選択する回路である。
CPU6は、ROM7に格納されているプログラムを実行することによって、記録装置における統合制御を行う。
ROM7は、記録装置のマルチユーザ管理に関するプログラムが格納される。本プログラムはCPU6に読み取られて、ハードウェア資源と協働することで、図4に示すように、録画予約部8、検出部10、録画部11、生成部12、認証部13、実行部14、削除部15、表示部16と呼ばれる具体的手段として機能する。
録画予約部8は、ユーザからの録画予約入力を受け付ける。この入力受付は、図5のようなメニューを介して行われる。図5の録画予約メニューmn1には従来のVTRと互換のある入力項目と、本実施形態で新規に導入した入力項目とがある。互換のある入力項目とは、録画開始日時、録画終了日時、チャネル、画質モードである。録画開始日時、録画終了日時は、録画を開始すべき日時と終了すべき日時とを“月”、“日”、“時”、“分”の単位で設定する。チャネルは、録画を行うチャネルを数字で設定する。画質モードは、高画質、標準画質、長時間低画質、エコノミー低画質から四者択一で選択する。
本実施形態で新規に導入した項目は、ユーザモードであり、ここでは固有モードか共有モードを二者択一で選択する。固有モードとは、録画予約の時間帯に対応するCell情報に、ユーザ情報を割り当てておくという録画予約である。ユーザ情報が割り当てられるので、このCell情報を用いた再生やCell情報の削除は、ユーザ情報を用いた認証が必要となる。それに対して、共有モードとは、ユーザ認証を必要とせずに、誰でもアクセスが可能なCell情報を記録するモードのことである。もう一つのメニューである、ユーザ認証メニューmn2は、ユーザモードで固有モードが選択された時に表示されるメニューであり、あらかじめ登録されているユーザ名と、パスワードを入力することによって、ユーザ認証を行う。
RAM9は、録画予約情報が書き込まれる。録画予約情報は図6のように、予約番号、録画開始日時、録画終了日時、チャネル、画質モード、参照カウンタ、ユーザ情報から構成され、その情報は、次に説明する検出部10から受け渡される。
検出部10は、録画予約部8から新たに録画予約が入力された時に、RAM9に格納されている、時間的に先に入力された録画予約情報とで比較し、重複している時間帯の検出を行う。重複している時間帯が存在する場合には、重複している時間帯を抽出し、重複している時間帯と重複していない時間帯とに録画予約情報を分割して、RAM9に書き込む。重複している時間帯が存在しない場合には、録画予約部8から入力された録画予約情報を、そのままRAM9に書き込む。
録画部11は、検出部10で検出された録画予約が重複している時間帯と、重複していない時間帯とで分割された録画予約情報に基づいて録画処理を実行し、それぞれの動画データと管理情報をDVDドライブ1a又はHDドライブ1bに書き込む。録画部11により、録画予約の時間帯が重複していようと、重複していまいと全ての時間帯についての動画データがHD又はDVD上に記録されることになる。
生成部12は、録画部11と同様に、RAM9から受け渡された録画予約情報に基づき、動画データの論理的な区間情報である、Cell情報を生成する。ここで生成されるCell情報は、記録された動画データのうち、録画予約された部分のみを指し示すものである。録画予約された部分のみが、Cell情報にて指し示されるので、ユーザの希望に対して忠実に録画コンテンツを定義することができる。管理情報の1つである参照カウンタを参照して、参照カウンタが示す数値と同数のCell情報を生成する。その際にCell情報中のユーザ情報は、共有モードを示す“オールゼロ”が書き込まれる。そして、動画データを個々のユーザごとに管理できるように、Cell情報に対して、ユーザ情報を割り当てる。ユーザ情報の割り当てによって、各ユーザは各Cell情報を支配することになる。その一方、動画データ本体は何れのユーザにも支配されない。つまり、個々のユーザの支配が及ぶのは、あくまでも各Cell情報であり、VOB自体は何れのユーザであっても、独占的に支配することはできない。Cell情報を各ユーザに支配させることが、本実施形態におけるマルチユーザ管理である。
このような割り当てによって各ユーザはCell情報を用いて再生を行ったり、Cell情報を削除したりすることができる。固有モードの場合には、RAM9から受け渡された録画予約情報のユーザ情報を参照し、Cell情報ごとに個々のユーザ情報が割り当てられる。そして、ユーザ情報が割り当てられたCell情報をDVDドライブ1a又はHDドライブ1bに書き込む。
図7は、生成部12で生成されたCell情報に対して、録画予約情報ri1に設定されているユーザ情報が割り当てられた一例である。図7の録画予約情報ri1では、参照カウンタ“3”、ユーザ情報“0011”であることから、ユーザ1“0001”とユーザ2“0010”の2ユーザによる固有モードでの予約と、共有モード“0000”での予約が存在する。これらの情報がCell情報中のユーザ情報に書き込まれることを示している。
認証部13は、固有モードにおいて、録画コンテンツの再生、削除又は編集を実行する際に、そのユーザが、該当するCell情報に対してアクセス権を有するユーザであるか否かを認証する。
実行部14は、ユーザからの指示を受けて、Cell情報に対する再生、削除又は編集を行う。固有モードの場合には、認証部13によるユーザの認証がなされた後に実行される。
削除部15は、VOB本体の削除を行う。VOB本体の削除は、二段階の過程を経てなされる。一段階目は実行部14によるCell情報についての削除である。Cell情報は個々のユーザに割り当てられており、ユーザがCell情報を削除するとの操作を行うだけで、Cell情報は削除されることになる。このCell情報の削除に伴い、参照カウンタはデクリメントされる。しかしVOB本体は依然として存在している。
二段階目の削除は、削除部15によるVOB本体の削除である。この二段階目の削除により、VOBが占有していた領域は空き領域となり、録画可能な領域を大きく確保することができる。この二段階目の削除は参照カウンタが“0”にならない限りなされない。参照カウンタ=“0”をVOB削除の要件としているのは、VOBは他のユーザのCell情報から参照されている恐れがあり、VOBがどのCell情報からも参照されていないことが保証されない限り、VOBを残しておく必要があるからである。
表示部16は、記録媒体に格納されている録画コンテンツのデータサイズを算出し、表示する回路であり、Cell情報のデータサイズを実際のサイズよりも大きな数値を用いて算出することにより、個々のユーザが録画した録画コンテンツのデータサイズを実際よりも大きなサイズで、仮想的に見積もることができる。これは複数ユーザによる、重複している時間帯での録画が存在し、1つの動画データに対して複数のCell情報を有する場合に、仮想的に記録媒体の残り容量を小さく見せることができる。そうすることによって、各自に自発的にデータ整理を行わせたり、不要な録画をしないなどの使用容量の節約をユーザに喚起させることができる。仮想容量を表示させるか、実使用容量を表示させるかについては、ユーザの選択により決定する。
ここで、検出部10における重複時間帯の検出、および重複時間帯とそれ以外の時間帯との分割についてのフローと、動画データの削除手順について説明する。
まず、検出部10における重複時間帯の検出、および重複時間帯とそれ以外の時間帯との分割について、図8のフローチャートを用いて説明する。
最初に図5のメニューから入力された録画予約情報が、検出部10に受け渡される(ステップS1)。次に、RAM9に格納されている録画予約情報が、日時の早いものから順番に1つずつ読み出される(ステップS2)。メニューから入力された録画予約情報を予約iとし、RAM9から読み出された録画予約情報を予約jとする(ステップS3)。予約iの録画開始日時と予約jの録画終了日時とを比較して、予約jの録画終了日時の方が遅い場合を検出する(ステップS4)。次に、予約iの録画終了日時と予約jの録画開始日時とを比較して、予約iの録画終了時刻の方が遅い場合を検出する(ステップS5)。さらにそれぞれのチャネルを比較し、同一である場合には、それらの録画予約には重複する時間帯が存在するものと判定する(ステップS6)。
それぞれのチャネルが異なる場合は、複数のチューナとMPEGエンコーダが必要となることから、本実施例ではそのようなケースを重複する時間帯から除外して考えることとする。次に、予約iと予約jとを比較して開始日時の遅い方と、終了日時の早い方を抽出する。もし、予約iと予約jが、ともに同じ日時の場合には、その日時が抽出されるものとする。ここで得られた日時によって重複する時間帯を決定する(ステップS7)。
図9は、ステップS4〜ステップS7における重複時間帯の抽出方法を図示したものである。この図について説明する。
最初に、予約iの開始日時と、予約jの終了日時とを比較し、
予約iの開始日時 < 予約jの終了日時 であることが判定される(図9(a))。
次に、予約iの終了日時と、予約jの開始日時とを比較し、
予約iの終了日時 > 予約jの開始日時 であることが判定される(図9(b))。
そして、予約iと予約jは同一チャネル(2ch)における予約であることから、これらは重複している録画予約であると判定される。
次に、重複時間帯の抽出を行う。予約iと予約jのそれぞれの開始日時を比較し、日時の遅い方を重複時間帯における開始日時とする。また、予約iと予約jのそれぞれの終了日時を比較し、日時の早い方を重複時間帯における終了日時とし(図9(c))、ここで、重複時間帯の抽出が終了する。以上で図9についての説明を終わり、図8のフローチャートの説明に戻る。
次に、複数ユーザによる重複数を示す、参照カウンタが“1“、インクリメントされる(ステップS8)。そして、予約iと予約jによる重複時間帯とそれ以外の時間帯とで分割されて(ステップS9)、ステップS9によって複数に分割された録画予約情報が、RAM9に更新される(ステップS10)。
また、ステップS3〜ステップS6までの処理によって、重複時間帯が検出されなかった場合には、RAM9に格納されている残りの録画予約情報が順番に1つずつ読み出される。そして、重複時間帯が検出されるか、あるいはRAM9に格納されている録画予約情報が全て読み出されるまで、これまで説明してきた処理が繰り返される。(ステップS11)。最終的に、重複時間帯が検出されなかった場合には、ステップS1で入力された情報がそのまま、RAM9に書き込まれる(ステップS12)。以上が、重複時間帯の検出についてのフローである。
次に、動画データの削除手順について、図10のフローチャートを用いて説明する。
まず、録画コンテンツリストより、削除したい録画コンテンツを選択する(ステップS20)。次に、当該録画コンテンツが固有モードで録画されている場合には、認証部13によってユーザ認証が行われた後に(ステップS21、ステップS22)、実行部14が、削除対象であるユーザ情報が割り当てられているCell情報を削除する(ステップS23)。共有モードの場合には、ユーザ情報が割り当てられていない、Cell情報を削除する(ステップS24)。
そして、Cell情報を削除したことによって、複数ユーザによる重複数を示す、参照カウンタが“1“、デクリメントされる(ステップS25)。
その結果、参照カウンタの数値が“0”を示している場合には(ステップS26)、削除部15によって動画データ本体が削除される(ステップS27)。以上で動画データの削除手順についての説明を終える。
<予約録画>
ここでは、本発明に係る記録装置の動作について具体例を交えながら説明する。ここで想定する具体例というのは、図11に示すとおりであり、ユーザAが、音楽aとドラマbを固有モードで録画予約し、ユーザBがドラマbとニュースcを共有モードで録画予約し、そして、ユーザCがドラマbを共有モードで録画予約しているというケースである。この図からドラマbの放送時間帯である21時から22時までの時間帯が三人のユーザによって重複していることが分かる。
三人がそれぞれ入力した録画予約情報を図12に示す。これら予約情報の設定は図5で示したメニュー上で行われる。
最初に、固有モードで録画予約を設定する方法について説明する。まず、図5の録画予約メニューmn1上で、“録画開始日時”、“録画終了日時“、”チャネル”をそれぞれ数字で入力し、“画質モード”を選択する。
そして、ユーザモードで、“固有モード”を選択すると、図5のユーザ登録メニューmn2で示されるようなポップアップメニューが表示される。そのメニュー上で、任意のユーザ名とパスワードを入力する。これにより固有モードでの録画予約が行うことができ、その時間帯における動画データを指し示すCell情報に対して、そのユーザ固有のユーザ情報が割り当てられることとなる。
一方、共有モードで録画予約をする場合には録画予約メニューmn1のユーザモードの欄で、“共有モード”を選択する。
録画予約の入力が終了すると、検出部10において、重複している時間帯が存在するか否かの検出が行われる。重複している時間帯が存在する場合には、重複している時間帯と、重複していない時間帯とで録画予約情報が分割されて、RAM9に書き込まれる。
図13は、検出部10によって重複している時間帯が検出されて、重複している時間帯と重複していない時間帯とに分割された後に、RAM9に書き込まれた録画予約情報を示している。図12では、ユーザAによって入力された録画予約情報は、20時〜22時までを一つの時間帯としていたのだが、図13では、20時〜21時までと、21時〜22時までの二つの時間帯に分割されている。これは、21時〜22時までの時間帯が、3人のユーザによって重複していることから、検出部10によって、重複している時間帯である21時〜22時までと重複していない時間帯である20時〜21時までに分割されたからである。
21時〜22時までの時間帯(予約番号2)について見ると、3人のユーザによる重複が存在するので、参照カウンタには“3”が入力される。
さらに、ユーザAが固有モードで予約していることから、ユーザ情報には、ユーザAが個別に割り当てられている情報である、“0001“が入力される。
また、画質モードについては、図12より、ユーザAは標準画質“2”に設定し、ユーザBとユーザCは長時間低画質“3”で設定していることから、この時間帯において、2つの画質モードが競合している。画質モードの決定については、より高画質なモードで設定されている方が優先される。
したがって、今回の場合には、ユーザAによって設定された標準画質(2)が設定されるのである。
次に、録画実行時の処理について説明する。RAM9に格納されている、図13の録画予約情報に基づき、録画部11と生成部12において、時間帯ごとに録画処理がなされる。
図14に録画結果を示す。この図は3つの時間帯に分割された録画コンテンツについて、それぞれをVOB列、参照カウンタ列、Cell情報列とに分けて示したものである。この図を用いて録画処理手順を説明する。
まず、予約番号1についての処理が実行される。録画部11で動画データであるVOBと、参照カウンタを含む管理情報が生成され、DVDドライブ1a又はHDドライブ1bに書き込まれる。音楽aについては、ユーザAによる固有モードでの録画予約のみが設定されており、他のユーザとは重複していないことから、参照カウンタは“1”を示しており、生成部12において、個別情報が割り当てられていない、20時〜21時までの時間帯を指し示すCell情報が1つ生成される。そして、ユーザAについての個別情報がCell情報に対して割り当てられ、そのCell情報がDVDドライブ1a又はHDドライブ1bに書き込まれる。
続いて、予約番号2についての処理が実行される。ここでは、2人のユーザが共有モードで録画予約を設定し、ユーザAが固有モードで設定している。録画部11でVOBと、参照カウンタを含む管理情報が生成され、DVDドライブ1a又はHDドライブ1bに書き込まれる。参照カウンタが“3”を示していることから、生成部12では個別情報が割り当てられていない、21時〜22時までの時間帯を指し示すCell情報が3つ生成される。そして、ユーザAについての個別情報が、そのうちの1つのCell情報に対して割り当てられ、それら3つのCell情報がDVDドライブ1a又はHDドライブ1bに書き込まれる。
最後に、予約情報3についての処理が実行される。ここでは、1人のユーザが共有モードで録画予約を設定している。録画部11でVOBと、参照カウンタを含む管理情報が生成され、DVDドライブ1a又はHDドライブ1bに書き込まれる。参照カウンタが“1”を示していることから、生成部12では個別情報が割り当てられていない、22時〜23時までの時間帯を指し示すCell情報が1つ生成される。そして、そのCell情報がDVDドライブ1a又はHDドライブ1bに書き込まれる。
<データ削除>
次に本発明に係る記録装置で録画された録画コンテンツの削除方法について、具体例を交えながら説明する。
図15に録画コンテンツリストを示す。このリストは、DVDドライブ1a又はHDドライブ1bに格納されている全ての録画コンテンツをメニュー表示して、ユーザが任意の録画コンテンツをメニュー上で選択することによって、再生や削除などの処理を容易に実行することができるリストである。
図15の録画コンテンツリストmn3では、図14の録画結果から、音楽a ls1と、ドラマb ls2と、ニュースc ls3というように3つの時間帯に分割された録画コンテンツが存在する。
音楽aのリストls1のように固有モードでのみ録画された録画コンテンツについては、ユーザ名だけが表示され、他の2つの録画コンテンツのリストに見られるような録画日時やチャネル等は表示されない。これは、固有モードでは、どの番組を録画したかということを他のユーザには知らせないようにすることによって、その番組を録画したユーザのプライバシーを保護する目的からである。
ドラマbのリストls2では、録画日時やチャネル等の他に、ユーザ情報wn1“ユーザA”と参照カウンタwn2“3”が表示される。参照カウンタの数値は、複数のユーザによって重複していることを示す、“2”以上の場合についてのみ表示される。
ニュースcのリストls3では、図13より参照カウンタの数値は“1”であるので、上述した理由からリスト上には表示されない。
今、ドラマbのリストls2を選択すると、まず、ユーザ指定メニューmn4がポップアップされる。これは、3人のユーザがドラマbを録画しており、どのユーザによる処理なのかを指定する必要があるためである。
そこで、ユーザAを選択すると、次にユーザ認証メニューmn5がポップアップされる。
次に、ユーザAに対応するパスワードを入力すると、認証部13において、ユーザ認証がなされる。
そして、ユーザA本人であることが確認されると、録画コンテンツ実行メニューmn6がポップアップされる。
この時、“録画コンテンツ削除“を選択すると、実行部14によって、図14のドラマbに対する、ユーザAの個別情報が割り当てられた、Cell情報が1つ削除される。このCell情報の削除によって、図15の参照カウンタwn2はデクリメントされ、“2”となる。
以上のように本実施形態によれば、同一チャネルの同一時間帯での録画予約が複数ユーザによって重複している場合には、検出部10にて重複している時間帯を検出し、重複している時間帯とそれ以外の時間帯とに分割する。そして録画部11では、録画予約が重複している場合においても、分割された録画予約情報に基づき、それぞれの時間帯に対応する動画データと管理情報を生成することによって録画することができる。そして、生成部12にてそれぞれの録画予約の時間帯を指し示すCell情報を生成し、固有モードで録画されたものに関しては、個々のユーザに固有なユーザ情報が、Cell情報に対して割り当てられる。
よって、録画予約した個々のユーザがそれぞれに割り当てられたCell情報を操作することにより、希望する録画コンテンツを再生することができる。
また、録画コンテンツの削除に関しては、重複した録画予約を行ったうちの1人のユーザが、録画コンテンツの視聴後に削除を実行した場合においても、動画データに対応する区間情報であるCell情報のみが削除され、その動画データを参照しているユーザ数を示す、参照カウンタが“0”にならない限りは、動画データの実体は削除されない。
よって、その時間帯で録画した他のユーザについては、その後も視聴することが可能である。
(第2実施形態)
第1実施形態においてHDにおいて、VOBの削除は、録画を行った1以上のユーザが削除処理を繰り返し、参照カウンタが0になった場合に行われた。第2実施形態は、この制限を緩和する実施形態である。どのような条件で緩和するかというと、参照カウンタの値が1であり、尚且つHD上のVOBのバックアップがDVDにとられた場合に、どのユーザに対しても削除を認めるのである。
このような条件緩和は、以下のようなユースケースを想定している。それはHDにVOBを記録したユーザが、長期不在になるケースである。こうしてVOBをHDに記録したユーザが長期不在であると、第1実施形態までの記録装置では、そのVOBはだれも削除し得ないので、そのVOBにより、HDの領域は占有され続けることになる。そうすると、空き容量不足により、新たなVOBの録画の機会を逃すこともある。そこで、上述した緩和により、録画コンテンツの削除を許す。これによりHD上の録画コンテンツは消え去り、DVD上の録画コンテンツだけになる。
一方、参照カウンタの値が2以上であれば、HD上のVOBのバックアップがDVDにとられたとしても、削除は認めない。これは参照カウンタの値が2以上であると、HD上のVOBが他のセル情報により参照されているため、もし、これをHDから削除すれば、他のセル情報による再生が不可能になるからである。
かかる削除を実現するための管理情報の構成を図16に示す。本図においてVOBの管理情報には、バックアップフラグが新規に追加されている。バックアップフラグは、値「0」に設定されることによりバックアップが未だであることを示し、値「1」に設定されることにより、そのVOBがバックアップされたことを示す。以上が第2実施形態に係る管理情報の改良である。
かかる削除を実現するため第2実施形態に係る記録装置は、削除部15、認証部13に改良が加えられている。
削除部15は、ユーザからの操作に従って、HD上のVOBを削除する。この削除にあたって、VOBの管理情報を参照することにより、そのVOBがバックアップ済みであり、尚且つ参照カウンタの値が1であるか否かを判定する。もしこれらの条件を満たすなら、パスワード入力によるユーザ権限等を問うことなく、HD上のVOBを削除する。
認証部13は、DVDにバックアップされた録画コンテンツの再生にあたって、再生を望むユーザからのパスワード入力を受け付け、ユーザの権限を認証した上で、実行部14に録画コンテンツ再生を許可する。
図17は、第2実施形態に係る削除部15の処理手順を示すフローチャートである。この図17は、第1実施形態に示した図10をベースにして作図している。図10との差違は、ステップS20−ステップS21の間にステップS28を追加している点である。以降本フローチャートに従い、削除部15の処理手順について説明する。
本フローチャートにおいて、先ずステップS20で録画コンテンツを選択させた後、新規に追加されたステップS28に移行する。
ステップS28は、VOBの管理情報を参照することにより、そのコンテンツがバックアップ済みであり、尚且つ参照カウンタの値が1であるか否かの判定である。もしこれらの条件を満たすなら、ステップS27にダイレクトに移行し、パスワード入力によるユーザ権限を問うことなく、HD上の動画データ(VOB)を削除する。
参照カウンタが2以上である場合(i)、又は、参照カウンタが1であるが未バックアップである場合(ii)、ステップS28はNoになって、第1実施形態同様、ステップS21〜ステップS27の手順を行う。つまり、録画コンテンツが固有モードであれば(ステップS21がYes)、パスワード入力によるユーザ権限を認証した上で(ステップS22)、セル情報を削除し(ステップS23)、参照カウンタをデクリメントする(ステップS25)。これで参照カウンタが0になれば、動画データを削除する(ステップS27)。
以上のように本実施形態によれば、バックアップを要件とした上で、どのユーザであっても、HD上のVOBを削除させるので、VOBを記録した者の長期不在時であっても、HDにおける空き容量確保を実現することができる。これにより、ユーザ同士の軋轢を避けることができ、複数ユーザによる機器共有を円滑に行うことができる。
<補足>
以上、本発明に係る記録装置について実施の形態に基づいて説明したが、このような記録装置を部分的に更に変形することもでき、本発明は上述した形態に限られないことは勿論である。即ち、
(A)第1実施形態では、録画開始日時と録画終了日時とチャネルとを設定する、時間帯での録画予約について、重複を検出し録画することとしたが、時間帯のみならず、放送ガイド情報を介した録画予約、つまり、EPGやGコードを用いた、番組ごとに設定された録画予約についても、重複を検出し、録画することは可能である。
(B)第1実施形態では、動画データの区間情報に対して、個々のユーザ情報を割り当てるために、HD,DVDのCell情報を一例に挙げて説明を行ったが、これは勿論、記録媒体をHD,DVDに限定するということではなく、HD,DVDと同様、ユーザ情報を割り当てることが可能な区間情報を有する記録媒体であればよい。
(C)第1実施形態では、録画コンテンツ全体を削除する、一括削除についての説明を行ったが、固有モードで録画したユーザが実行しうるその他の処理としては、録画コンテンツ中のお気に入りのシーンのみを残しておいて、今後視聴しないであろう部分について削除を行う、部分削除がある。一括削除の場合と同様に、動画データをユーザが直接操作するのではなく、ユーザ情報が個々に割り当てられたCell情報を、ユーザが編集することによって、個々のユーザごとに部分削除を行う。部分削除の方法は次のようになる。
まず、部分削除したい録画コンテンツについて、残しておきたい範囲を再生区間のIn点/Out点として、ユーザが決定する。
そして、対象となる動画データのCell情報中のVOB-IDとCell_Start_PTMとCell_End_PTMの情報が、ユーザが決定したIn点/Out点に基づいて更新され、そのCell情報は部分削除した箇所を除外した、ユーザが再生したい区間についてのみ指し示すこととなる。
その結果、動画データ本体は部分削除されないので、他のユーザに対しては何ら影響を与えずに、部分削除を実行したユーザのみ自らが視聴したいと希望する範囲についての視聴が実現される。
尚、固有モードで実行しうる処理は、録画コンテンツの再生操作であってもよい。また、録画コンテンツにプロパティを設け、削除(1)、部分削除(2)、再生(3)の何れかを選択させるようにしてもよい。
(D)実施形態では、同一チャネルの同一番組における、録画予約の時間帯の重複についてのみを対象として説明を行ったが、物理チャネルが同一であれば、これに重畳された複数の論理チャネルを録画してもよい。ここで物理チャネルとは、例えば、周波数帯域によって決定されるチャネルのことであり、論理チャネルとは、時分割多重で得られるチャネルのことである。
(E)実施形態における記録装置は、テレビと接続して利用されるタイプの記録装置であってもよいし、液晶型ディスプレイと一体型となった記録装置であってもよい。また、実施形態に示した記録装置は、HDドライブ、DVDドライブ、MPEGエンコーダを予め内蔵していたが、これらを具備せず、IEEE1394コネクタを介して接続されていてもよい。更に、実施形態の記録装置において、処理の本質的部分をなすCPU,ROMの部分のみを、記録装置としてもよい。
これらの記録装置は、何れも本願明細書に記載された発明であるから、これらの何れの態様であろうとも、実施形態に示した記録装置の内部構成を元に、記録装置を製造する行為は、本願の明細書に記載された発明の実施行為になる。実施形態に示した記録装置の有償・無償による譲渡(有償の場合は販売、無償の場合は贈与になる)、貸与、輸入する行為も、本発明の実施行為である。記録装置の製品、半製品を所持して、店頭展示、カタログ勧誘、パンフレット配布により、これら製品、半製品の譲渡や貸渡を、一般ユーザに申し出る行為も本記録装置の実施行為である。
(F)図8、図10、図17に示したプログラムによる情報処理は、CPU、RAM、DVDドライブといったハードウェア資源を具体的に利用していることから、このプログラムは、単体で発明として成立する。実施形態は、記録装置に組み込まれた態様で、本発明に係るプログラムの実施行為についての実施形態を示したが、記録装置から分離して、実施形態に示したプログラム単体を実施してもよい。プログラム単体の実施行為には、これらのプログラムを生産する行為(i)、有償・無償によりプログラムを譲渡する行為(ii)、貸与する行為(iii)、輸入する行為(iv)、双方向の電子通信回線を介して公衆に提供する行為(v)、店頭展示、カタログ勧誘、パンフレット配布により、プログラムの譲渡や貸渡を、一般ユーザに申し出る行為(vi)がある。
双方向の電子通信回線を介した提供行為(v)の類型には、提供者が、プログラムをユーザに送り、ユーザに使用させる行為や(プログラムダウンロードサービス)、プログラムを提供者の手元に残したまま、そのプログラムの機能のみを電子通信回線を通じて、ユーザに提供する行為(機能提供型ASPサービス)がある。
(G)図8、図10、図17のフロ−チャ−トにおいて時系列に実行される各ステップの「時」の要素を、発明を特定するための必須の事項と考える。そうすると、これらのフロ−チャ−トによる処理手順は、重複時間帯における録画、録画コンテンツの削除等、記録装置のマルチユーザ管理に関する本来の目的を達成しており、これらのフロ−チャ−トこそ、本発明に係る録画管理方法の使用行為についての実施形態である。各ステップの処理を、時系列に行うことで、本発明の本来の目的を達成し、作用及び効果を奏するよう、これらのフロ−チャ−トの処理を行うのであれば、本発明に係る録画管理方法の実施行為に該当することはいうまでもない。
(H)実施形態における動画データは、アナログ放送で放送されたアナログ映像信号をエンコードすることにより得られたVOBであったが、デジタル放送で放送されたトランスポートストリームから構成されるストリームデータであってもよい。
またビデオテープに記録されているアナログ/デジタルの映像信号をエンコードして動画データを得ても良い。更にビデオカメラから直接取り込んだアナログ/デジタルの映像信号をエンコードして動画データを得ても良い。他にも、予め記録媒体に記録されて配布される映画等のデジタル著作物であってもよいし、配信サーバにより配信されるデジタル著作物でもよい。
(I)各実施形態では、録画予約の時間帯や、重複している時間帯、それ以外の時間帯を、再生開始点(Cell_Start_PTM)と、再生終了点(Cell_End_PTM)との組み(Cell情報)により表現したが、これはDVD-Video Recording規格に従った一例に過ぎない、再生開始点(Start_PTM)と、時間長(Length)との組みによて、上述した時間帯を表現してもよい。また再生開始点、再生終了点は、時間情報ではなく、記録媒体上の論理アドレスで表現してもよい。
本発明に係る記録装置は、マルチユーザ対応を実現する点で、HDレコーダ等の商品価値を高めることができ、魅力ある商品を市場に投入することができる。そのため民生機器業界において高い利用可能性を有する。
記録媒体における論理フォーマットを示す図である。 録画内容をVOBと参照カウンタとCell情報とで示した図である。 記録装置の内部構成を示す図である。 ROM7に格納されているプログラムの機能構成を示す図である。 録画予約メニューの一例を示す図である。 RAM10に格納されている録画予約情報の一例を示す図である。 Cell情報にユーザ情報が割り当てられることを示す一例である。 複数ユーザによる重複時間帯を検出し、重複している時間帯とそれ以外の時間帯とに分割することを示すフローチャートである。 (a)重複時間帯検出について、予約iの開始日時 < 予約jの終了日時のケースを示す一例である。(b)重複時間帯検出について、予約iの終了日時 > 予約jの開始日時のケースを示す一例である。(c)重複時間帯における開始日時と終了日時の抽出を示す一例である。 動画データの削除手順を示すフローチャートである。 3人のユーザによる録画予約の例を示す図である。 3人のユーザによって入力された図11の録画予約内容を示す図である。 図11の録画予約内容について、検出部9で重複時間帯が検出されて、重複している時間帯と重複していない時間帯とに分割された後に、RAM10に格納された録画予約情報を示す図である。 図13の録画予約情報にしたがって、実行した録画結果について、VOBと参照カウンタとCell情報とで示した図である。 分割された時間帯ごとに録画されたコンテンツをリスト表示する、録画コンテンツメニューを示す図である。 第2実施形態に係る削除処理を実現するための管理情報の構成を示す図である。 第2実施形態に係る削除処理を実現するためのフローチャートである。

Claims (18)

  1. 複数ユーザによりなされた複数の録画予約に基づき、録画処理を実行する記録装置であって、
    複数録画予約により指示される予約区間が重複している場合、重複している時間帯と、それ以外の時間帯とを検出する検出手段と、
    重複時間帯に対応する動画データ、及び、それ以外の時間帯に対応する動画データを記録媒体に書き込む録画手段と、
    各予約区間に対応する区間情報を記録媒体上に生成する生成手段とを備え、
    各区間情報は、対応する予約区間を形成する時間帯をもつ動画データが、どれであるかを示す、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 前記生成手段は、区間情報の生成時にあたって、区間情報にユーザ情報を付加し、
    ユーザ情報は、区間情報に対応する予約区間を誰が録画予約したかを示し、
    当該予約区間に対応する動画データの操作が、その者にのみ、許可されている旨を示すことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 録画予約には、特定のユーザに固有な固有モードでの録画予約と、そうでない共有モードでの録画予約とがあり、
    固有モードにより録画予約がなされた場合、前記生成手段は、ユーザ情報を区間情報に付加し、ユーザ情報は、区間情報に対応する予約区間を誰が録画予約したかを示し、当該予約区間に対応する動画データの操作が、その者にのみ、許可されている旨を示し、
    共有モードで録画予約が行われた場合、前記生成手段は、デフォルト情報を区間情報に付加し、
    デフォルト情報は、誰でも、区間情報にあたる予約区間に対応する動画データを操作できる旨を示す
    ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  4. 前記記録装置は、更に、
    固有モードの区間情報を用いた再生を行うにあたって、再生を行わせようとするユーザのユーザ情報の入力を受け付け、記録媒体に書き込まれたユーザ情報と、入力されたユーザ情報とを照合することで、ユーザの正当性を認証する認証手段と、
    正当性が認証された場合のみ、固有モードの区間情報を用いた再生を実行する実行手段とを備える
    ことを特徴とする請求項3記載の記録装置。
  5. 前記記録装置は、更に、
    固有モードの区間情報を削除又は編集するにあたって、削除又は編集を行おうとするユーザのユーザ情報の入力を受け付け、記録媒体に書き込まれたユーザ情報と、入力されたユーザ情報とを照合することで、ユーザの正当性を認証する認証手段と、
    正当性が認証された場合のみ、固有モードの区間情報に対する削除又は編集を実行する実行手段とを備え、
    前記認証手段は、
    ユーザの正当性の認証にあたって、削除又は編集を行おうとするユーザのユーザ情報の入力を受け付け、
    前記生成手段により記録媒体に書き込まれたユーザ情報は、入力されたユーザ情報との照合に用いられる
    ことを特徴とする請求項3記載の記録装置。
  6. 前記録画手段は、更に、
    重複している時間帯に相当する動画データに対応づけて参照カウンタを書き込み、
    前記参照カウンタは当該動画データがいくつの区間情報によって参照されているかを示す
    ことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記参照カウンタは、
    重複時間帯に相当する動画データを指定している区間情報が1つ削除される度に、デクリメントされ、
    前記記録装置は、
    参照カウンタがゼロを示した際、重複時間帯に相当する動画データを削除する削除手段を備える
    ことを特徴とする請求項6記載の記録装置。
  8. 前記録画予約は、放送ガイド情報を介した予約操作であり、
    前記検出手段により検出される時間帯は、放送ガイド情報に示される何れかの放送番組が放送される時間帯である
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  9. 前記記録装置は、更に、
    記録媒体の仮想容量を表示する表示手段を備え、
    表示手段により表示される仮想容量とは、
    所定の値を、記録媒体の総容量から、差し引くことにより得られる値であり、 所定の値とは、動画データに対する区間情報の参照数に応じた値である
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  10. 前記検出手段は、
    複数ユーザによりなされた録画予約の予約区間において、
    一方の録画予約の終了日時が、他方の録画予約の開始日時よりも遅い場合に、録画予約が重複していると判断する
    ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  11. 前記記録装置は、
    動画データの削除時にあたって、削除すべき動画データのバックアップがなされたか否かを判定する判定手段と、
    動画データのバックアップがなされているなら、動画データを削除する削除手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  12. 記録媒体への書き込み時にあたって、前記区間情報にはユーザ情報が追記されており、
    前記記録装置は、更に、
    削除すべき動画データのバックアップがとられていない場合、削除を行おうとするユーザのユーザ情報の入力を受け付け、区間情報に追記されたユーザ情報と、入力されたユーザ情報とを照合することで、ユーザの正当性を認証する認証手段を備える
    ことを特徴とする請求項11記載の記録装置。
  13. 前記記録媒体には、内部媒体と、可搬媒体とがあり、
    削除すべき動画データのバックアップとは、内部媒体上の動画データを可搬媒体上にコピーすることである
    ことを特徴とする請求項11記載の記録装置。
  14. 前記認証手段は、
    バックアップにより可搬媒体上に得られた動画データを再生するにあたって、ユーザに対する認証を行う
    ことを特徴とする請求項13記載の記録装置。
  15. 前記内部媒体において動画データには、参照カウンタが記録されており、 前記参照カウンタは当該動画データがいくつの区間情報によって参照されているかを示し、
    参照カウンタの値が2以上である場合、当該動画データのバックアップがとられていたとしても、当該動画データの削除は行わず、
    前記内部媒体における動画データの削除は、動画データのバックアップが既にとられており、尚且つ参照カウンタの値が1である場合に行われる
    ことを特徴とする請求項13に記載の記録装置。
  16. 前記参照カウンタは、
    動画データを指定している区間情報が1つ削除される度に、デクリメントされる
    ことを特徴とする請求項15記載の記録装置。
  17. 録画予約をユーザから受け付けて、録画処理を実行する処理をコンピュータに行わせるコンピュータ読み取りプログラムであって、
    複数録画予約により指示される区間が重複している場合、重複している時間帯と、それ以外の時間帯とを検出する検出ステップと、
    重複時間帯に対応する動画データ、及び、それ以外の時間帯に対応する動画データを記録媒体に書き込む録画ステップと、
    各予約区間に対応する区間情報を記録媒体上に生成する生成ステップとをコンピュータに実行させ、
    各区間情報は、対応する予約区間を形成する時間帯をもつ動画データが、どれであるかを示す、
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能なプログラム。
  18. 録画予約をユーザから受け付けて、録画処理を実行する記録装置に設けられる集積回路であって、
    複数録画予約により指示される区間が重複している場合、重複している時間帯と、それ以外の時間帯とを検出する検出手段と、
    重複時間帯に対応する動画データ、及び、それ以外の時間帯に対応する動画データを記録媒体に書き込む録画手段と、
    各予約区間に対応する区間情報を記録媒体上に生成する生成手段とを備え、
    各区間情報は、対応する予約区間を形成する時間帯をもつ動画データが、どれであるかを示す、ことを特徴とする集積回路。
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