JP2006526458A5 - - Google Patents

Claims (24)

1. プローブ本体（２０）と、焦点を合わされた超音波場を発生する送信器素子（１１）とを備え、超音波場の強度最大値（Ｆ）が、対象部位（５）を加熱すべく該対象部位（５）に位置決めされる、超音波プローブであって、前記送信器素子（１１）が、放射強度パターンを改善する中央開口（２２）を有し、前記中央開口（２２）には、前記送信器素子（１１）を貫通して流体を流通させるチャネルが設けられ、前記送信器素子（１１）の前部には凹所が形成されていることを特徴とした超音波プローブ。
2. 前記送信器素子（１１）が湾曲した前面を有していることを特徴とした請求項１に記載の超音波プローブ。
3. 前記送信器素子（１１）の前部にチャンバ（２４）を形成する穿孔カバー（２３）をさらに備えていることを特徴とした請求項１または２に記載の超音波プローブ。
4. 前記カバー（２３）には、前面に亘って分布された多数の穿孔（２５）が設けられていることを特徴とした請求項３に記載の超音波プローブ。
5. 前記穿孔（２５）の面積対全面積の比が０．１−０．９の範囲内にあることを特徴とした請求項４に記載の超音波プローブ。
6. 前記穿孔（２５）の面積対全面積の比が０．１−０．７の範囲内にあることを特徴とした請求項４に記載の超音波プローブ。
7. 前記穿孔（２５）の面積対全面積の比が０．１−０．５の範囲内にあることを特徴とした請求項４に記載の超音波プローブ。
8. 前記穿孔（２５）の面積対全面積の比が０．１−０．３の範囲内にあることを特徴とした請求項４に記載の超音波プローブ。
9. 前記チャネルは熱伝導管（２６）を備え、前記プローブは更に温度センサ（２７）を備え、該温度センサは、前記送信器素子（１１）の後方にて前記熱伝導管（２６）と熱接触状態となるように配置され、前記温度センサ（２７）は、感知温度が設定値から逸れたときに前記送信器素子（１１）の動作を中断する制御手段に接続されていることを特徴とした請求項１−８の任意の一項に記載の超音波プローブ。
10. 前記制御手段は、前記感知温度が設定値から＋１０℃以上に逸れたときに、前記送信器素子（１１）の動作を中断するようになされていることを特徴とした請求項９に記載の超音波プローブ。
11. 前記温度センサ（２７）がサーミスタであることを特徴とした請求項９または１０に記載の超音波プローブ。
12. 超音波場の焦点が前記プローブ本体（２０）の縦軸からある角度（α）だけ変位するようにして、前記送信器素子（１１）が配置されていることを特徴とした請求項１−１１の任意の一項に記載の超音波プローブ。
13. 前記送信器素子（１１）が角度αで傾けられていることを特徴とした請求項１２に記載の超音波プローブ。
14. 前記送信器素子（１１）が、前記変位が達成されるように設計された受動素子を含むことを特徴とした請求項１２に記載の超音波プローブ。
15. 前記プローブ本体（２０）が縦軸の周りを回転可能であることを特徴とした請求項１２，１３または１４に記載の超音波プローブ。
16. 前記プローブ本体（１２）が縦軸に沿って動くことができることを特徴とした請求項１５に記載の超音波プローブ。
17. 前記中央開口の面積が、前記送信器素子の全面積の１−２５％であることを特徴とした請求項１−１６の任意の一項に記載の超音波プローブ。
18. 前記中央開口の面積が、前記送信器素子の全面積の５−１５％であることを特徴とした請求項１７に記載の超音波プローブ。
19. 前記中央開口の面積が、前記送信器素子の全面積の約１０％であることを特徴とした請求項１８に記載の超音波プローブ。
20. 前記送信器素子の全直径が、２−１００ｍｍの範囲内にあることを特徴とした請求項１−１９の任意の一項に記載の超音波プローブ。
21. 前記送信器素子の全直径が、２−２０ｍｍの範囲内にあることを特徴とした請求項２０に記載の超音波プローブ。
22. 前記送信器素子（１１）が単独の圧電結晶を備えていることを特徴とした請求項１−２１の任意の一項に記載の超音波プローブ。
23. 前記送信器素子が圧電結晶配列を備えていることを特徴とした請求項１−２２の任意の一項に記載の超音波プローブ。
24. 例えば、肩または肘における椎間板または腱および靱帯等の患者（４）の身体内の対象部位（５）を治療する方法に用いられることを特徴とした請求項１−２３の任意の一項に記載の超音波プローブの使用。