JP2006524837A - 音及び振動伝達パッド及び装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、可聴音波を高い強度レベルで体内に伝達するようになされたパッド及び音伝達装置に関する。一つの実施形態においては、パッドは、パッド材料と該パッド材料内に設けられたスピーカーとによって構成されている。この音伝達装置は、アンプと、自動音量制御装置と、複数の入力部材とを含んでいる。パッドは、高多孔質材料の層と、より稠密な発泡材によって作られた層と、前記スピーカーが接続されている剛性発泡材からなるコアとによって構成されたパッド材料を含んでいる。このパッド材料は、発生された音/振動を人の肩甲骨、脊椎中心及び臀部に導く共鳴チャンバを形成する複数の開口部を含んでいるのが好ましい。

Description

発明の分野
本発明は、概して、その上に座るか横たわるためのパッド又はそれに類似の装置に関する。より特定すると、本発明は、音発生源によって発生される振動をユーザーの体に伝達することができるパッド又はそれに類似した装置に関する。
サウンドテラピーは、治療及びリラクゼーションを促進するために使用される処置である。ちょうどキドニーストーンを崩壊するために強い強度の不可聴音が使用されるように、体内に伝達される可聴音は感情的ブロック及び/又は精神的ブロック(人の生命エネルギの通常の流れとの干渉)を解消することができ、これは治療をもたらすと考えられている。種々の器官の各々は、健康な状態にあるときに共鳴する独自の特別な周波数を有しており、健康状態にない器官をその“健康な状態の”周波数に曝すことによって、それらが共鳴する通常状態及び健康状態に戻る助けともなるであろう。体内に伝達される音楽及び音は、作曲者又は演奏者の意図に基づいて、ヒーリングに対して感応することができる何らかの不知の又は不定のエネルギを導き出すとも考えられる。おそらく、これらの機構の全てが治療を促進するために相乗作用状態である程度まで作用する。
音による治療の二次的な利点は、リラクゼーション又は瞑想を促進する能力にある。瞑想に関する文献は、リラクゼーション及び瞑想による健康に対する利点を記載している何百もの記事を含んでいる。これらの瞑想又はリラクゼーション状態は、体及び心のストレスの病的作用に抗する。リラクゼーション技術及び瞑想は、多くの病気の治療において使用される補助的な療法となって来ている。
リラクゼーション方法を習うことは、人が自分の体が如何に感じるかをより良く知るようになることを物理的に必要とする。ほとんどの人々は、肉体を良く知っておらず(彼らは、自分の体を含む自分自身の全ての状態から自分の意識性を引き出さない)、従って、自分の体を極めて良好に感じ取ることが出来ない。彼らは、一般的に、自分が不快感又は痛みを経験するか又は肉体的な病気を持っているときにのみ自分たちの体をより良く知るようになる。彼らが苦痛状態にないときは、彼らの焦点は、一般的に、自分の肉体的な感覚、最も顕著には目及び耳によって殆ど独占的に外界を知覚する。これは、人々が一般的に極めて体を中心としていない理由及びより敏感な体の感覚が無視される傾向にある理由である。
肉体に対する意識が低い状態においては、人が肉体的にリラックスしている程度を知ることは難しい。従って、肉体的によりリラックス状態となるためには、自分の体の感じ方をより良い認知を発達させなければならない。より高強度の刺激は、神経経路に沿った且つ脳の新皮質におけるより大きな神経動員を生じさせて、より大きな知覚を可能にする。これは、特に、胴の背側のような神経の供給密度がより少ない体の領域にとって特に重要である。
聞かれる音楽が聴覚皮質を直接刺激するように、人の体によって直接感じられる音楽は、遙かに大きな体性感覚皮質を刺激し、それによって、脳の一次的感覚皮質のより多くに同時に衝撃を与える。この直接的な刺激(同調化及び習慣性(これらは両方とも刺激強度の変化に感応し且つこれらの両方ともがより大きな生理学的なリラクゼーションにつながり得る))。
同調化は振動現象であり、それによって、1つの発生源からの振動による刺激は、その振動速度を変化させることによって別の対象物又は生体系に影響を及ぼし得る。殆どの引用された例は、それらの振り子の揺れによって始まった後に、次いで、これとは違った形態で一緒になって、それらの振り子の全てがよく似たように揺れる部屋一杯のグランドファーザー時計のうちの一つである。1分間に60拍の割合の拍子を有する律動的な音楽は、患者の呼吸、心拍数及び脳波に対してこれらを遅くさせる同調化作用を有するものとして示された。より強い強度は、同調化作用を肉体のより深いレベルまで浸透させる。
習慣性は、人が繰り返しの刺激を知覚するのをより少なくさせる神経学的現象である。実験によって、人間の習慣性は繰り返し性の聴覚的な刺激を迅速に習慣化することが示されて来た。このプロセスは、信号の伝達に含まれる神経単位の積極的な抑制を介して知覚される音量を小さくすることができる。本発明を使用して触覚的な要素を付加することによって別のより大きな皮質領域に繰り返しの刺激を導入する。従って、より多量の脳組織でさえ、同調化によって抑制することができる。この同調化プロセスは、実質的には、脳を外界に対して鈍感にさせて、繰り返し性の刺激の存在下でより少ない外界に対する注意の散漫を生じさせる。より大きな強度は、神経学的により広範囲であり且つより大きなレベルの習慣性がより迅速に達成されるのを可能にする。この現象はまた、神経的抑制/ブロック作用による慢性的な痛み状態の解放のような他の利点に対しても反応することができる。
サウンドテラピーの実務者は、予め記録された音楽、楽器を演奏し及び/又は患者のための音楽及び声に出して音を創作するか又は楽器の演奏をすること、歌を歌うこと、ハミングすること、調子を合わせること又は歌うことによって患者に直接参加させる。患者が歌を歌い、ハミングし又は歌うとき、彼らは、自分の体をより直接的に音波に曝す。なぜならば、体自体が種々の周波数又は音波を内部へと発生しつつあるからである。しかしながら、多くの人々が、自分自身のための音楽を創作することは意図せず又は創作することができず、音源を自分の体の外部に依存しなければならない。
ある人が自分の体の外側からの音楽を聞くときには、その極めて小部分がその体内に伝達され、従って、治療のための衝撃力は限られる。これは、可聴音の強度は、敏感な内耳機構(OSHA 3074)に対する損傷を防止するために典型的には85デシベル以下に保たれるからである。1978年にJournal of Sound and Vibrationにおいて発表されたレポートにおいては、100ヘルツで伝達された音波エネルギのせいぜい2%が体に吸収されるだけであることが報告された。音波による刺激強度を最大化することは重要であるけれども、体に吸収され得る音波エネルギ又は振動の量を最大にするために、耳に対する有害な曝露を避けることも重要である。更に、記録された音楽又はサウンドトラックは、典型的には、音量の著しいふらつきを有する。従って、デシベルレベルで予め記録された音楽を使用するときに、所望レベルを遙かに超えるとき及び低すぎる別のときに、変動する刺激強度への曝露がなされる。
結局、起こり得る聴覚の損傷から患者を守りつつ患者の体内への可聴音のより大きな伝搬を可能にする装置の必要性がある。更に、放送された音に固有の音量の脈動を補償するためにそのデシベル出力を自動的に調整する能力を有するこのような装置の必要性もある。
本発明は、高い強度レベルで可聴音波を体内に直に伝達するようになされたパッド及び音伝達装置に関する。一つの実施形態においては、パッドは、パッド材料及び該パッド材料内に設けられたスピーカーによって構成されている。この音伝達装置は、増幅器、自動音量制御装置及び複数の入力部材を含んでいる。
一つの実施形態においては、パッドは、高多孔質材料の層からなるパッド材料、より稠密な発泡材によって作られた層及びスピーカーが埋め込まれている剛性発泡材コアを含んでいる。パッド材料は、振動をユーザーの肩甲骨、脊椎の中心及び臀部に導く共鳴チャンバを形成する複数の穴を含んでいるのが好ましい。
一つの実施形態においては、スピーカーは、スピーカーとユーザーの耳との間により大きな距離を提供するように配置されている。このことにより、ユーザーは、可聴の不快なデシベルレベルに達することなく震動を増すために音量を上げることが可能になる。一般的に、市販によって入手可能なスピーカー好ましくは約20ヘルツ乃至20,000ヘルツの周波数範囲を伝達することができるスピーカーを本発明において使用することができる。別の方法として、他の音/振動装置を使用することができる。
本発明を使用することにより、典型的には、人が伝達パッド上に横たわったときに20デシベルの音のレベル低下がある。20デシベルの低下を考慮すると、強度が100倍増加しているけれども、依然としてユーザーの内耳機構を害さない音楽を演奏することができる。従って、本発明は、音による治療処置中により大きな刺激を生成することができる。
好ましい実施形態の説明
本発明の保護されるべき主題の理解を容易にする目的で、本発明の実施形態が添付図面に図示されている。これらの図を以下の説明と組み合わせて考えると、保護されるべき主題、その構成及び作用並びにその利点の多くが容易に理解され且つわかるはずである。
本発明は、高強度レベルで体内に可聴音波を直に伝達するようになされているパッド及び音伝達装置に関する。一つの実施形態においては、パッドは、パッド材料、該パッド材料内に設けられたスピーカーと接続されているサウンドシステムによって構成されている。
図1に示された実施形態においては、パッドは、4つの層によって構成されているパッド材料12を含んでいる。層Aは、高多孔質材料によって作られており、層Bはより稠密な発泡材によって作られている。層Cは剛性の発泡材からなコアであり、層Dは層Bに似た密度の材料によって作られている。層B,C及びD内で重なっている穴は、パッド材料内の共鳴チャンバを画成している。
図1に示されているように、コア層C内の穴20は、層B内の穴24と層D内の穴14との位置を決定する。層B内の穴24は、層C内の穴20よりも幾分大きいのが好ましく、層D内の穴14は層C内の穴と似た大きさである。種々の層内の穴の大きさは、使用されている材料のタイプ及びスピーカー又はその他の音伝達素子の形状のような多くのファクタに依存するであろうことは、当業者によって理解されるであろう。穴は、特に、パッドが使用されているときにスピーカー又はその他の音伝達素子をパッド内にしっかりと保持するのに適した大きさであるのが好ましい。層B,C及びD並びにそれらに対応する穴の重なりによって形成されるチャンバは、スピーカーからの振動が共鳴し且つ多孔質の頂部層Aを介してユーザーに伝達される共鳴チャンバを形成している。
層D内の穴14は、層Dの厚み全体を貫通して延びているのが好ましい。層D内の穴の幾つか又は全てが付加的な層(層E(図示せず))によって裏打ちされて、一揃いの代わりの凹部又はキャビティを形成している代替的な実施形態も可能である。層Dの厚みは、スピーカーのチャンバ内に配置されるべきスピーカーの磁石の厚みにほぼ等しいのが好ましい。スピーカーを受け入れるべきである層D内の穴14は、穴14内へのスピーカーの磁石の確実な嵌合を確保するために、スピーカーの磁石の直径よりも幾分小さい直径を有しているのが好ましい。
一つの実施形態においては、スピーカーが受け入れられる共鳴チャンバに対応する層D内の穴14は、スピーカーが配置されない共鳴チャンバと異なる直径であっても良い。例えば、スピーカーの磁石が約7.62センチメートル(3インチ)の直径を有している場合には、層D内の対応するスピーカー受け入れ穴は約6.35センチメートル(2.5インチ)を有しており、一方、スピーカーを備えていない穴は、約10.16センチメートル(4インチ)の直径を有することができる。穴の位置及び直径の他の変形例も、本発明において予期されており、所望の結果を得るために変更しても良い。任意的には、本発明のパッドは、好ましくは繊維のような可撓性材料によって作られているのが好ましい図1に示されたパッドカバー10を含んでいても良い。
図2に示されているように、層Cは、一般的に、ユーザーの肩甲骨、脊椎の中心及び臀部の位置に対応するように間隔を開けられているのが好ましい複数の穴20を含んでいる。好ましくは、層Cの下方部分は、瞑想中にユーザーの側部においてユーザーの腕及び手を楽にするために上方部分よりも広い。一つの実施形態においては、スピーカーは、スピーカーとユーザーの耳との間により大きな距離を提供するために、中央穴内及び2つの下方穴内に配置されており、上方部分には配置されていない。このことは、ユーザーが可聴の不快なデシベルレベルに達することなく震動出力を増すために音量を増すことができる。
層C内の穴20は、スピーカー又はその他の音及び振動発生装置を収容するのに適した如何なる寸法ともすることができる。好ましくは、穴は、スピーカーを快適に且つ確実に収容する大きさとされているが、交換又はその他の調整のためにスピーカーを取り外すことを可能にするのに十分な可撓性又は空間を備えている。一つの実施形態においては、コア層C内の穴20は、直径が約2.54センチメートル(1インチ)乃至約12.7センチメートル(5インチ)であり、より好ましくは、約3.81センチメートル(1.5インチ)乃至10.16センチメートル(4インチ)であり、更に好ましくは約6.35センチメートル(2.5インチ)である。
共鳴チャンバの穴24,20及び14は、パッドが使用されているときにチャンバ内に共鳴を起こさせるのに十分な直径であるのが好ましい。これらの共鳴チャンバの部位におけるコア20内の穴は、区分を形成するために穴20の周囲と交差する層C内に外方に放射状に広がっている切り込みを配置することによってより大きく振動するように作ることができる。これらの区分を形成することによって、より剛性の発泡材は、この部位においてより大きな振動の自由度を有する。これらの区分はまた、より少ないエネルギによって伝搬されるより高い周波数の伝達を可能にするであろう。穴20の形状を円形から星形に変えて、空気によって包囲される穴内への材料の突起部を残すことによって、同様の効果を得ることができる。共鳴チャンバ内により多くの流体材料を配置することによって、振動エネルギのより大きな伝達も可能になるであろう。ある種の流体物質は、振動エネルギによって刺激されたときに熱を発生して付加的な利点を提供することができる。ユーザーにより多くの振動を導くために、より剛性の材料を共鳴チャンバの後方に配置することもできる。
本発明のパッドの層は、ユーザーがリラックスするか又は瞑想することを計画し、音の振動が伝達され且つユーザーが経験することができる地面又は他の面に対してユーザーを快適に支持するのに適した厚みとすることができる。これらの層は如何なる厚みとすることもできるけれども、体内への音及び振動の伝達を最大にするためにスピーカーとユーザーの体との距離を最小にするのが好ましい。層Aは、不所望な方向への音波の漏れ又は偏向が殆ど又は全く無い状態で容易に伝達される極めて多孔質の材料であるのが好ましい。
一般的には、層の厚みは、6.35ミリメートル(1/4インチ)から7.62センチメートル(3インチ)まで変化するであろう。好ましくは、コア層Cは、層A,B及びDよりも狭く且つより効率良くパッドを介して振動を伝達するためにより堅い材料によって作られている。一つの実施形態においては、層Aは約3.175センチメートル(1.25インチ)の厚みであり、層Bは約5.08センチメートル(2インチ)の厚みであり、層Cは9.53ミリメートル(3/8インチ)の厚みであり、層Dは2.54センチメートル(1インチ)の厚みである。代替的な実施形態が、本発明によって予期されており、当業者は、層の種々の厚み及び使用される層の数は、本発明のパッドを作るために使用されるパッド材料のタイプ及び音発生装置のタイプを含む多くのファクタに依存することを理解するであろう。いくつかの実施形態においては、例えば、スピーカーを支持する層とユーザーを支持する層との極めて簡単なアセンブリによって本発明のパッドを作り上げることができる。
本発明のパッドを作るために使用される材料は、ユーザーの体を快適に支持し且つスピーカーによって振動が伝達され且つユーザーが感じることができる如何なるタイプの材料とすることもできる。ここで使用される材料は、殆ど又は全く、漏れ、不所望な方向の偏向又はその他のスピーカーによって発生される音波(及び対応する振動)に対する作用を含まないことが好ましい。好ましくは、パッドの層を作るために連続材料が使用される。そば粉、ちぎられた発泡ゴム等の粒状材料は、ユーザーの体から出て行く種々の周波数の極めて多くの音波の漏れ及び音波の極めて多くの偏向を生じさせて、本発明のパッド内で治療効果があるようにすると考えられている。
本発明の別の特徴は、パッドが多くの異なる位置で使用することができ且つ必要な場合に絞られて緊密な配置とされるように、最大の可撓性を可能にすることである。従って、より剛性の音楽/振動発生源の支持部材は、繊維のような可撓性のカバーを備えた最大限に可撓性の外殻内に収容されるのが好ましい。音楽を送り出すための他の装置とは異なり、本発明は、堅牢な部材を有する共鳴チャンバを必要としない。このことは、本発明のパッドが音/振動発生装置を再配向する必要なく種々の構造のための十分な自由度を有することを可能にする。搬送を容易にするために、任意的に、ハンドルをカバーに追加するか又は下に横たわっている発泡材に固定することができる。
一つの実施形態においては、頂部の層Aは、網状のポリウレタンフィルタフォームのようなより多孔質な発泡材によって作られるのが好ましい。層B及びDは、より稠密であるが依然として可撓性のポリウレタンフォーム又は粘弾性ポリウレタンフォームによって作られている。層Cは、スピーカー又はその他の音若しくは振動発生源から発出された振動を伝達することができるより硬いか又は堅牢なコア型の材料によって作られている。層Cのための一つの好ましい材料はポリエチレンフォームである。
粘弾性のポリウレタンフォームの特性は、より高度な快適さに加えて音及び振動のより大きな伝達力を可能にする。粘弾性ポリウレタンフォーム又は別の伝達材料を使用することによって、パッドの面全体からの音及び振動のより均一な知覚が形成される。一つの実施形態においては、粘弾性ポリウレタンフォームは、耳に近すぎるか又はパッドの周囲に近すぎる音の伝達を避けるために選択された領域においてのみパッド内で使用することができる。
層B内に粘弾性ポリウレタンフォーム又は別の伝達材料を使用するときには、この層がパッドから横方向に延びるのが可能になる。これは、腕又は脚部のスリーブとして体の前面部分若しくは側面部分をカバーするか包囲するために使用することができるアタッチメントとして構成することができるパッドの結合部若しくは付属物に音及び振動を導くために行うことができる。粘弾性ポリウレタンフォーム又はその他の伝達材料を使用するときにこの層の近くに調整可能な加熱部材を付け加えることはまた、ユーザーを温め且つこの層の伸長部に暖かさを供給する機能を果たす。この加熱要素は、パッド内のより中心側において層に取り付けるか又は付属物の外周に向かけてパッドの外側に取り付けることができる。
好ましくは、本発明の一つの実施形態において使用された粘弾性のポリウレタンフォームは、約56.1〜72.2kg/m(3.5〜4.5lbs/ft)の密度と、約8〜12の25%押込荷重撓みと、68.9kPa(10psi)の引っ張り強度と、約178.6g/直線センチメートル(1.0lbs/直線インチ)の引き裂き強度とを有し且つ100%伸び率(これらの特性は全てASTM D−3574−86試験方法を使用して測定される)を示した。本発明において使用するための適切な粘弾性ポリウレタンフォームの例は、ミネソタ州、ミネアポリスにあるAmcon/VASから入手可能である“SR38”フォームであるが、これらの特性に適合する他の材料もまた本発明において使用するのに適している。
一つの実施形態においては、層Cは、スピーカー又はその他の音又は振動の発生源から発出している振動を伝達することができるより剛性の又は堅牢なコア型の材料によって作られる。層Cのための一つの材料はポリエチレンフォームである。パッドのためのより構造的な支持部材及びスピーカーコーンの保護を付与するために、層Bは、層Cに似たより剛性の材料からなる第1の層であって粘弾性の第2の層がその上に配置されている第1の層を有している2つの層によって構成することができる。
例えば、層Cは、約30.4kg/m(1.9lbs/ft)の密度、約11の25%圧縮強度、約144.8kPa(21psi)の50%垂直方向強度、約15.5%の圧縮ひずみ、約275.8kPa(40psi)の引っ張り強度、約3.03kg/cm(17lbs/in)の引裂き抵抗、約0.4ミクロンの気泡の大きさ及び約3.75kg/m(60lsb/ft)の浮力(これらは全てASTM D−3575試験方法によって測定された)を有するポリエチレンフォームによって作ることができる。本発明において使用するための適切なポリエチレンフォームの例は、ミネソタ州ミネアポリスにあるAmcon/VASから入手可能な“Polyflex 19”であるが、これらの特性に適合する他の材料もまた本発明における使用に適している。
スピーカーは、一般的なステレオ用スピーカーのうちのいずれかのタイプとすることができる。スピーカーは、典型的には、スピーカーコーン、スピーカー磁石及び前記スピーカーコーンとスピーカー磁石とを支持するスピーカーフレームとから構成されている。一つの実施形態においては、最外径が13.34センチメートル(5・1/4インチ)の市販によって入手可能なスピーカーを使用することができ、約20ヘルツ乃至20,000ヘルツの周波数範囲を伝達することができるスピーカーが使用されるのが好ましい。スピーカーは、接続ケーブルによってさ配線され且つ発生される音の立体音響品質を維持するために直列か並列に配線される。サウンドシステムに対する単一接続が使用されるのが好ましい。サウンドシステムに対する無線接続又は複数接続を使用しても良いこともまた予期できる。別の方法として、他の音/振動発生装置を使用することができる。
スピーカーは、スピーカーフレームによって層Cに取り付けられるのが好ましい。層Cは、音楽的に発生された振動波を、内部にスピーカーを備えていない共鳴チャンバまで伝搬する。アルミニューム又はこれと類似の材料によって層Cの一部分をラミネートすることは、例えば、装置の可撓性を著しく低くすることなくスピーカーフレームからパッド上の共鳴チャンバ又はその他の場所までより多くの振動エネルギを導くために行うことができる。
ユーザーはパッドの上面に圧力をかけ且つスピーカーコーンはパッドの上面に対向しているので、スピーカーコーンに対する損傷を避けるために保護部材が使用されるのが好ましい。スピーカーコーンを保護するために、例えば、円形のより剛性の材料が、コーンを懸垂しているラバー材料とスピーカーフレームの外縁との間のスピーカーフレーム(一つの実施形態においては、内径と外径との間の約0.7938センチメートル(5/16インチの厚み)に接着される。より堅牢な材料の高さは、パッドの厚みと使用されている材料の強度とに依存して変化し、約0.635センチメートル(1/4インチ)から約1.27センチメートル(1/2インチ)までの範囲とすることができる。発泡材の円の外径は、この部位においてスピーカーフレームの直径を若干超えていて取り付け部位(スピーカーフレームに対する発泡材の円)から円形の発泡材の自由端までの外方への曲がりを形成する。このようにして、円形の発泡材は、側部から潰れるときに、より堅牢なフォームの円を包囲しているより軟らかくて潰れる発泡材に対してより直接に対抗する。スピーカーコーンを更に保護するために、内側及び外側のカバーは、スピーカーの凹部上に直接適用されるあらゆる力を横方向に広げるために発泡材構造の周囲に配置することができる。
パッドは、層C内にスピーカーを配置し、次いで、層Dを層Cの背面に取り付けることによって組み立てることができる。スピーカーのケーブルは、層Cの前側に取り付けられ且つ単一の丈夫なケーブルを形成するために相互に巻き付けられるのが好ましい。次いで、装置Bが装置Cの頂部上に配置され、装置Aが層Bの頂部上に配置される。これらの層は接着剤によって相互に取り付けることができ、アセンブリ全体は取り外し可能な外カバー内に収容されるのが好ましい。外カバーは、洗浄されるか又は洗浄可能であるのが好ましく、上記したように、スピーカーからユーザーの体への音波の伝達に実質的に如何なる又は多くの干渉を生じさせない繊維又はこれと類似の可撓性材料によって作られている。
本発明のパッドは、如何なる大きさとすることもできるが、リラグゼーション又は瞑想のために快適に使用されるのを可能にし且つユーザーが貯蔵でき且つ都合良く動かすことができる大きさを有しているのが好ましい。層Cに対して説明したように、層Aの大部分は、瞑想中にユーザーの腕及び手を収容するために層Aの上方部分よりも広いのが好ましい。一つの実施形態においては、本発明のパッドは、約45.72乃至76.2センチメートル(18乃至約30インチ)の最大幅と、約40.64乃至88.9センチメートル(16乃至35インチ)の長さとを有している。別の実施形態においては、本発明のパッドは、約63.5センチメートル(25インチ)の幅と約81.28センチメートル(32インチ)の長さとを有している。
図4に示されている実施形態においては、本発明は、腰から脚部にかけて体を支持する形状とされた付加的な下方パッド34を含んでいる。下方パッドの形状は幾分矩形であるのが好ましい。パッドは2つの部分に形成されているが、一つの実施形態においては、上方部分36は頂部が約71.12センチメートル(28インチ)であり、底部が約53.34センチメートル(21インチ)まで狭くされた状態で頂部から底部まで約53.34センチメートル(21インチ)の長さである状態で2つの部分に形成されているが、下方部分は省略しても良い。この実施形態における下方部分38は頂部と底部との幅が約53.34センチメートル(21インチ)であり、長さが約53.34センチメートル(21インチ)である。上方部分と下方部分とを結合する繊維材料又はその他の結合部材が存在するのが好ましい。上方部分の構造は、頂部の構造と等しく、頂部パッド内の下方の2つのスピーカーに対して著しく隔置されている2つのスピーカー40を収容している。
下方パッド34は、ユーザーの踵及び脚部をより良くクッションで支えるために、支持用発泡材からなる下方の層と該支持発泡材の頂部に設けられたより軟らかい発泡材の層とによって構成されている。これは、圧力解放を提供し且つかかとの痛みを少なくする。パッドのこの区分はまた、ユーザーに発泡材内に沈み込む感覚を付与して、ユーザーの膝が若干曲がってユーザーが快適に動くことが出来るようにすることもできる。これは、下方部分内により軟らかい発泡材を選択すること及び/又は下方パッドの頂部よりも深さが浅い発泡材構造を使用することによって達成することができる。
下方パッド34を2つの区分として構成することによって、容易に折り畳んで容易に貯蔵でき且つ可搬性を高くすることができる。頂部パッドが胴の背後に配置され、下方パッドの頂部がシートの下に位置し、下方パッドの下方部分が下方脚部は又は下方パッドの頂部の下に折り畳まれた着座位置でパッド装置全体を使用することを望む場合に、ユーザーにより容易な使用性能を付与する。
図5に示されているように、共鳴チャンバ内に配置されたスピーカー40は、サウンドシステムと接続されている。典型的なアタッチメントが、しばしば扱い難い取り付けを必要とするアンプの後方に設けられている。使用容易性を高め且つ使用見込みを増すために、パッドからアンプまでのケーブルは2つの区分として形成され、これらの2つの区分間に簡単なコネクタが設けられている。このようにして、ケーブルの区分はアンプに接続されたままであり、一方、パッド内のスピーカーに取り付けられたケーブルの区分を備えたパッドは、使用していないときには離しておくことができる。従って、ユーザーは、アンプへの接続をほんの1回だけ必要とされ且つ使用直前に簡単な時間的効率の良い接続手段を使用するだけで良い。
音による刺激の強度を最大化するが依然として耳に対する有害な曝露を避けることが重要である。記録された音楽又はサウンドトラックは、典型的には音量の著しいふらつきを有している。従って、単一の音量設定は、時々所望のレベルを遙かに超えるデシベルレベルを有する予め記録された音楽を使用する場合に、変動する強度の刺激に対する曝露がなされる。従って、ユーザーが音量レベルを設定できる装置を提供することが好ましく、サウンドシステム50は、デシベルメーター又はセンサー54の読み取り値に基づいてアンプ54の出力を調整する。
一つの実施形態においては、音の強度センサーはユーザーの近くに配置される。この音強度センサーは、デシベルレベルに対応する信号を自動化された音量制御装置52内のマイクロプロセッサに伝達し、音量制御装置52は、刺激の曝露強度を最大化するがユーザーによって規定された音量レベルを超えないように設計されたアルゴリズムを実行する。従って、最大のユーザー設定強度を提供しつつ聴き取りロス/耳への傷害を避けることができる。
最小レベルもまた、聞き取りがより困難な区分が所望ならば更に増幅することができるように規定することができる。マイクロプロセッサの出力はコントローラに伝達され、コントローラはスピーカーの音量を自動的に調整する。ユーザーは、装置を手動により又は遠隔的に切断する能力を有している。この装置は、特に、ユーザーがパッドと係合して(上に座るか又はもたれ掛かっている)体積が小さくなっているとき又はユーザーがパッドの使用を中止して体積が突然に増加したときに特に有用である。アンプ及び遠隔ユニットにはまた、ユーザーが、手動による体積レベルの設定を望んで自動調整手段を切断した場合に、デシベルレベルのデジタルの読み取り値を提供することもできる。
パッドの出力音量を自動的に調整する方法は、パッド上又はパッド内に又は椅子、床若しくはその他の面のようなパッドを支持している構造の上又は内部に配置された圧力、光又は熱を検知することができるスイッチを利用することである。スイッチは、使用容易性及び製造容易性のようなファクタに依存してパッド及びサウンドシステムと接続されている場所のどこにでも配置することができる。圧力検知スイッチを使用している実施形態においては、例えば、スイッチは、圧力がパッドに対してかけられて回路が閉じられるまで開かれている(音発生源は、次いで、音を伝達しないであろう)。このことは、パッド全体のためのオン/オフ機構として機能することができる。スイッチはまた、関連する信号を受け取る音発生源のみが音を共鳴させるように、パッド内での音発生源の各々のための回路又はサブセット内に挿入することもできる。この使用方法は特に、複数の伝達パッドが全て同時に音又は音楽発生源に同時に接続されるがパッドのうちのほんの幾つかだけが使用されるか又は特別な仕様状態にあるときに特に有用である。このような状況としては、限定的ではないが、映画館、乗用車又は事務所空間がある。パッドの上若しくは内部の自動スイッチの代わりに又はこの機能のためのアンプとパッドとの間のケーブルの上若しくは内部に手動スイッチを使用することもできる。
本発明はまた、サウンドシステムがテレビ又はVCR又はその他のデジタル機器のオーディオ出力ジャックに直に接続することができるようにする複数の入力ポートを含んでいても良い。サウンドシステム50はまた、音発生源としていずれかの機器を使用するためにユーザーが選択することを可能にする入力選択スイッチ56を含むこともできる。
本発明のサウンドシステム50は、VCR、DVD、CD若しくはMPBプレーヤー又はオーディオ出力を有するその他の電子機器からのオーディオ出力を受け入れることができる。アンプのオーディオ出力は、パッドに加えて外の外部スピーカーに送ることができる。従って、本発明の自動音量調整機能を使用することによって、パッド又はその他の外部スピーカーを介して伝達される音発生源の全ての自動音量調整が可能である。
VCRをシステムのアンプに及びVCRをテレビジョンに同時に接続して両方の音発生源が独立して音量制御できるように、スプリッタケーブルを使用しても良い。このようにして、音量の全て又は殆どをパッドから感じ取り且つ聴き取ることができ、又は別の方法として、パッドが使用されていないときに音量の全てをテレビから聴くことができる。テレビの放送装置はコマーシャル広告の放送中に音量を上げることが多く、これはアンプのユーザー設定音量パラメータの専用化によって自動的に減じることができるので、アンプの自動音量調整能力もまたこの用途においては有用である。
このタイプの装置の構造及び使用に関する重大な問題点のうちの一つは、実質的に耳に損傷を与えない音量レベル又は心地良く聴くことができる音量レベルを維持しつつ、体を通して感じられる十分なレベルの音楽的に創作された振動(聴くのが楽しい形態で供給される多くの周波数に人を曝露させること)(<85デシベル)の必要性に関する。スピーカーは、高い強度の音が耳に供給されるのを避けるために耳から十分に離して配置しなければならない。スピーカーが骨格構造(脊椎、骨盤、大腿骨等)の下又は近くに配置されている場合には、体を通してなされる共鳴周波数の伝達を容易にすることができることも有用である。
好ましくは、音及び振動伝達パッドは、ユーザーの聴取機構によって許容されるよりも実質的に高いデシベルレベルで音を発生することを可能にするために、ユーザーの耳の末端方向に配置された音/振動発生装置を有している。音発生装置は、ユーザーの体のより稠密な領域に配置されるのが好ましい。スピーカーを耳から離して配置することによって耳に曝露されるデシベルレベルが低くされる。更に、スピーカーをより稠密な体の領域の下に配置することによって、著しい量の音エネルギが体の中に吸収され且つ伝達され、それによってユーザーを取り巻く空間内の音波(音量/音の大きさ)を低下させて音の大きさを更に下げることが可能になる。これらの技術の両方が、ユーザーが自分の耳に大きすぎる音の大きさを経験することなくパッド上に横たわるか又はもたれかかっているときに、広範囲の音楽の利用可能な増幅をユーザーに提供する。
一つの実施形態においては、3つのスピーカー又は振動発生源が(心臓の高さで)臀部及び脊椎の背面に有利に配置されて、聴覚による不快感を生じさせることなく、より高いデシベルレベルを発生するという目的を達成する。付加的なスピーカーを任意に使用しても良い。臀部スピーカーは、下腹部、背中の下方部、骨盤及び脚部を含む下肢に刺激を与える。脊椎部スピーカーは、脊椎、頭骨、胸郭及び上腹部を刺激する。肩甲骨の近くの高さには、共鳴空間が配置されて、腕から下方へ放射されている上方胸郭及び背中に振動による刺激を与える。このパッドには、ユーザーが自分の下腕、手首又は手を臀部スピーカーに隣接したパッド上に載せて付加的な刺激を付与されることができるように、より広い下方部分が設けられている。
更に、ユーザーは、ユーザーが伝達パッド上にいるときに聴くことができる放出音の音量レベルを低減するが好ましくは除去しないために、任意に補助的な耳保護装置を使用しても良い。このような補助的な耳保護装置としては、耳栓、ヘッドホーン等が含まれ得る。これらの補助的な装置の使用によって、ユーザーの内耳機構に損傷を及ぼすことなくスピーカーのデシベルレベルを105デシベルよりも高く上げることを可能にすることができる。
本発明を使用すると、人が伝達パッド上に横たわっているときに、典型的には、20デシベルの音のレベル低下が存在する。従って、デシベル基準の対数特性により、ちょうど体から離れて配置されているスピーカーに聞き入っているときの所謂約2%の遙かに小さい音量に対して99%の音の信号が体の中に直接伝達されつつある。従って、耳に対する85デシベルの曝露を避けつつ、体による音波の吸収のために100デシベル以上の音楽を演奏することができる。20デシベルの低減を考慮すると、105デシベルで音楽を演奏することができ、これは、強度が100倍以上増加し且つ依然としてユーザーの内耳機構を害さない。
好ましくは、パッドを介してユーザーの体内に伝達される音は、内耳の損傷を生じさせることなく聴く場合に推奨される。より好ましくは、本発明の方法及びパッドにおいて使用されるデシベルレベルは、対象者の体の体積に応じて約90デシベル乃至約115デシベルの範囲内である。音波の伝達を遮断するために耳の中又は耳の近くに保持手段を使用することによって、更に大きい音のレベルを体に直接提供することができる。上記したように、2つの機構がこの直接的な刺激(巻き込み及び慣れ(これらは両方とも刺激強度の変化に対して感応性であり且つより大きな生理学的なリラグゼーションにつながり得る))の結果として取り上げることができる。
従って、本発明はまた、精神的な覚醒を維持しつつリラグゼーションを誘発する方法に関するものでもある。音楽及び振動は、興奮感覚を刺激する。心地良く且つ安全な環境における肉体的なリラグゼーション状態においては、人は、興奮感覚をより良く完全に受ける能力を有する。より完全にリラックスする能力は、興奮感覚が流れ且つ現れるようにさせる意志により完全に依存する。遮断感覚又は詰め込まれたような感覚は、得ることができるリラグゼーションのレベルに対して直接的な衝撃を有する感情的な意志を流れさせ且つ付与するものに対する妨害を形成する。興奮感覚の抑制は更にリラックスする能力を低下させる。なぜならば、これらの感覚を抑制状態に保つために高度の用心深さを必要とするからである。
興奮感覚を喚起する音楽と結合された本発明は、以下に説明するように、覚醒を維持する結果として、遮断された興奮感覚を知覚させる。これらの感覚をより完全に経験できるようにし、理解し且つ表現することができるようにすることは、より大きなリラグゼーション及び治癒を可能にするプロセスの一部分である。
本発明はまた、人がより細かい振動性をより良く知覚する助けとなるように設計されてもいる。人間の神経系は、多数の感覚を知覚することができる。これらは、触覚、味覚、嗅覚、音及び光を含んでいる。触覚に関して、人間は、皮膚のレベルでの軽い触覚及び熱さ及び冷たさ並びに振動及び圧力をより深く知覚することができる。これらの上記した感覚の全てが容易に知覚できる。
よりリラックスした状態においては、人間は、最初は皮膚のレベルでより細かい振動を知覚することができ、経験によって、体を通してより深く感じることができる。この感覚状態においては、人の肉体内に貫通し且つ包囲する部分である自分自身のエネルギのシステムをより良く知覚することができる。このより細かい知覚は人にリラグゼーションのレベルを知らせるフィードバックの形態として使用することができるので、この細かい知覚を発達させること及び深くすることは重要なプロセスである。人がリラックスすればするほど、自分自身のこのエネルギ状況をより良く知覚することができ且つそれを益々発達させることができる。
肉体は睡眠中に最もリラックスする。この状態では、心拍数及び血圧は低く、筋肉のリラグゼーションはより大きく、呼吸(息づかい)の速度はより遅い。肉体的リラグゼーションの深さは睡眠の深さに匹敵する。睡眠は2つの広いカテゴリーすなわちレム(REM)睡眠(素早い眼球の動き又は夢を伴う睡眠)とノンレム(non−REM)睡眠とに分けられる。ノンレム睡眠は4つの段階(1〜4)に分けられる。段階1及び2は軽い睡眠と考えられており、段階3及び4は深い睡眠である。生理学的なリラグゼーションの最も深いレベルは段階4であるが、軽い睡眠においてさえ得ることができるリラグゼーションのレベルは、所定の個人が覚醒中に起こる生理学的なリラグゼーションの程度を遙かに超えることが多い。
一般的に、人々は、睡眠中の大いにリラックスしたときに同様の感覚を知覚しない。従って、リラグゼーションの感覚及びレベルを繰り返すことは難しい。本発明は、リラックスした状態を人々がより良く知覚するようになるのを助けるように設計された。暗くした心地良い部屋内でパッドの上に横たわると睡眠が促進される傾向がある。しかしながら、覚醒を維持するための2つの最も衝撃的な感覚上の様相は触覚と音楽である。従って、本発明の使用方法は2つの競合する影響力すなわち快適な状態で眠り込む傾向及び精神的な覚醒を促進する感覚的な刺激を採用している。刺激強度は、人々が更に深く眠り込む傾向を有する場合に覚醒を維持するのを助けることによって重要な役割を果たす。これは、覚醒が維持されて人々が自分の体が睡眠状態に移行するときに、より大きな肉体的リラグゼーションを観察することができる見込みを大きくする。この状態の際により大きな意識している知覚を保持することによって、人々は完全にリラックスしているときにどのように感じるかをより良く知覚し、従って、彼らはこの感覚を再現するときによりうまくなり且つ覚醒しているときにリラックスした状態となることができる。
リラグゼーションは、瞑想を学ぶための必要条件である。瞑想は、通常の覚醒状態を伴い且つ人の意識した知覚の拡張を可能にする循環し且つ感情的なプロセスを超越する状態としての最も優れた考え方である。瞑想は、人が人間の肉体的で且つ付随するものを超越することを学習しているときに人の活発な自己細振動性を実際に知覚するすばらしい時間である。このより細かい振動感覚は、一般的には、人の手の中で最初に知覚するか又はパッと開く感覚を伴うかも知れない。人の手の中でこの振動感覚を感じ取ることは、瞑想している間に手を上方パッドの下方部分か又は下方パッドの頂部上に保持することによって助長することができる。音楽及び振動を感じることは、この細かい振動感覚及び感覚特質を刺激するであろう。究極的には、人は自分の体全体を通してこの振動を識別することができる。より大きな強度の刺激は、肉体的な体のより深い様相におけるこの認識を容易にすることができる。
瞑想を学習するプロセスの早期において、多くの人々は、自分の思考の遮断についての無能力に関して挫折したようになり且つ積極的に思考しないように試みる。この動作は単独で通常は思考を遮断する試みの中で思考を使用しているときに自滅的である。別の方法として、幾らかの人は、特別な思考に選択的に集中する試みにおいて、マントラ(呪文を唱えること)すなわち瞑想を通して繰り返される言葉又はフレーズを使用する。不所望な思考の押し付けを含む集中の喪失の際に、マントラは典型的には静かに繰り返されるかも知れない。反芻、処理、分析又は思考は、瞑想的状態を遅らせるであろう。人の集中力を、思考及び分析のサイクルを破壊して人が思考を超越するのを可能にする感覚状態に戻すことは有用である。人の体の中に直接高い強度の音による刺激を付与することによって、この感覚状態をより完全に経験する能力が増大される。
本発明のパッドは、魂が肉体的な体の中により良く根付いて同じく瞑想的な状態を深くするときにユーザーが経験することができる肉体的な感覚を瞑想し且つ刺激する方法をユーザーがより迅速に学習するのを可能にする。魂が肉体的な体内により良く係合するときにユーザーが有する感覚は、体を通して感じることができるが手の中で最初に最も良くわかることが多い繊細な振動感覚である。音楽を備えたパッドを使用することによって、ユーザーは、この感覚をより容易に理解することができ且つパッドと独立して感覚を理解する能力を発達させ始め、それによって、瞑想状態をより容易に深くさせる。
本発明のパッドの使用によって、より深い瞑想状態が容易にされる。振動(触覚)及び音による刺激は、人間の心を覚醒した状態に保つように作用し、一方、体はよりリラックス状態となり得る。なぜならば、瞑想を学習している人は、眠り込む傾向を有するか又は眠い状態で且つ意識が散漫になるからである。肉体的、感情的及び精神的なリラグゼーションのこの深まりつつある状態の意識した知覚をより高いレベルに維持することによって、人は、この状態を真似ることをより迅速に学習し、それによって、自分の瞑想状態を深くすることができる。肉体的な体内への魂の係合を感じることを学習することは、同じく同時により深い瞑想状態を発達させる助けとなり且つそれ自体が瞑想の重要な目的である。
瞑想中に音楽を供給することはまた、対象者が思考しないことをより容易にさせることによって、より深い瞑想状態を発達させる場合の助けともなる。瞑想は、分析しないか又は精神的に処理しつつある状態である。音楽と振動との存在は、思考する傾向を減らし且つユーザーが自分の感覚特質に同伴して思考とは反対に細かい振動感覚を経験することができるようにすることをより容易にする。
瞑想は、一日のうちの同じ時間に規則正しく(毎日)実施して習慣になり且つユーザーの体が一日のうちの同じ時間に瞑想に順化した状態となるようにすることによって最も良く学習することができる。従って、可搬性で低廉な家庭用ユニットを有することは、便宜的であり且つ値ごろであるので好ましい。
リラグゼーションを容易にすること及びユーザーの瞑想状態を改良するか又は促進することに加えて、本発明は、リラックス状態と独立して精神的な覚醒を維持する方法としても有用である。これは、自動車の運転、装置の運転又は眠気を誘う若しくは睡眠を惹き起こす傾向を有するあらゆる仕事のような反復性の活動中に最も有用であり得る。音楽又はより刺激的な音を選択することによって、ユーザーは、より大きな覚醒レベルを維持することができ又は眠気若しくは睡眠を防止する傾向がより高くなる。
本発明はまた、通常のテレビ鑑賞中又はビデオカセットレコーダー(VCR)若しくはデジタルビデオ装置で上映されている映画を鑑賞している間の同調化のために使用することもできる。人々は、平均して一日に何時間かはテレビ又は映画を鑑賞する。95%以上の世帯はVCR及びテレビを持っているけれども、殆どの世帯はサラウンドサウンドスピーカーを備えた高価な娯楽センターを持っていない。多くの世帯においては、アンテナ又はケーブルサービスプロバイダーによって受信した放送信号又はVCR若しくはその他のデジタル機器によって上映される映画若しくはゲームがテレビによって配信され、それによって、ビデオ及び音を生成する。テレビ装置によって再生された音は、低品質で、典型的には、スピーカーの品質の低さにより低周波成分が減じられる。その結果、最も良く感じ取られるこれらの周波数が低減された形態で再生され得る。
本発明は、パッド内のスピーカーを介してオーディオ信号を配信することによって、広いレンジの音周波数の再生を可能にする。従って、本発明を使用しながらテレビを鑑賞することによって、人の感覚及びオーディオ信号の豊かさのより大きな認識を発達させるためのより実際的な時間が可能となり得る。
パッドの大きさ、可撓性、可搬性及び部品性能は、テレビの鑑賞を理想化するために椅子の中に配置するのを容易にする。より頭をもたせかけた状態では、上方パッドを単独で使用することができるか又は下方パッドと一緒に使用することができる。頂部パッド及び底部パッドを収容する構造とされた椅子又はその他の支持構造は、全ての用途(リラグゼーション、瞑想、ヒーリング及び同調化)のためのユーザーの理想的な配置を可能にする。
上記の説明及び図面に記載された事項は、限定的ではなく図示のみのために提案されている。以上、特別な実施形態を示し且つ説明したけれども、出願人の明細書のより広い観点から逸脱することなく変更及び変形を施すことが出来ることは当業者にとって明らかとなるであろう。請求されている保護の実際の範囲は、従来技術に基づいた適正な展望から見た場合に特許請求の範囲に規定されることを意図されている。
図1は、パッド材料の構造の一つの実施形態の分解図である。 図2は、図1における層Cの頂部平面図である。 図3は、図1における層Aの頂部平面図である。 図4は、本発明の下方部分の一つの実施形態の頂部平面図である。 図5は、本発明の音伝達装置の一つの実施形態のブロック図である。

Claims (22)

  1. パッド材料と、
    該パッド材料内に少なくとも部分的に配置された音発生装置であって、前記パッド材料の外側に配置された音発生源からの可聴信号を受け取るようになされた音発生装置とを含む装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、
    前記音発生装置と接続されているサウンドシステムを更に含んでいる装置。
  3. 請求項2に記載の装置であって、
    前記サウンドシステムと接続されているノイズレベルセンサーを更に含んでいる装置。
  4. 請求項3に記載の装置であって、
    自動化された音量制御装置を更に含んでいる装置。
  5. 請求項1に記載の装置であって、
    前記パッド材料がその内部に共鳴チャンバを有している装置。
  6. 請求項1に記載の装置であって、
    前記パッド材料が、ポリウレタンフォームの層に隣接して配置されたポリエチレンフォームの層を含んでいる装置。
  7. 請求項6に記載の装置であって、前記パッド材料が網状化されたポリウレタンフィルタフォームを含んでいる装置。
  8. 請求項1に記載の装置であって、
    当該装置に結合された圧力検知スイッチを更に含んでいる装置。
  9. 内部に共鳴チャンバを有しているパッド材料と、
    前記パッド材料内に設けられた振動発生源と、
    当該振動発生源と接続されている音発生源とを含む装置。
  10. 請求項9に記載の装置であって、
    前記振動発生源がスピーカーである装置。
  11. 請求項9に記載の装置であって、
    人の体の上方部分を収容する構造とされた上方部分と、人の体の下方部分を収容する構造とされている下方部分とを含んでいる装置。
  12. 請求項9に記載の装置であって、
    前記共鳴チャンバが人の肩甲骨に可聴信号を導くように配置されている装置。
  13. 請求項9に記載の装置であって、
    前記共鳴チャンバが人の脊椎に可聴信号を導くように配置されている装置。
  14. 請求項9に記載の装置であって、
    前記共鳴チャンバが人の臀部に可聴信号を導くように配置されている装置。
  15. 請求項9に記載の装置であって、
    前記共鳴チャンバが流体で満たされている装置。
  16. 請求項9に記載の装置であって、
    前記振動発生源を特別な向きに配置するための支持構造を更に含んでいる装置。
  17. 音伝達装置であって、
    内部に複数のスピーカーを備えているパッドと、
    前記スピーカーと接続され且つ複数の入力ポートと入力セレクタスイッチとを備えているサウンドシステムとを含む音伝達装置。
  18. 請求項17に記載の音伝達装置であって、
    前記サウンドシステムと接続されている音強度センサーを更に含んでいる音伝達装置。
  19. 請求項18に記載の音伝達装置であって、
    前記サウンドシステムが、前記音強度センサーと接続されている自動音量制御装置を含んでいる音伝達装置。
  20. 請求項17に記載の音伝達装置であって、
    前記サウンドシステムと接続されている遠隔制御装置を更に含んでいる音伝達装置。
  21. 請求項20に記載の音伝達装置であって、
    前記パッド内に設けられている加熱要素を更に含んでいる音伝達装置。
  22. 高い音量レベルでサウンドテラピーを適用する方法であって、
    音量制御装置を備えている音発生源と接続されている音伝達パッドを設けることと、
    前記パッドを包囲している周囲の音の強度レベルを監視することと、
    前記周囲の音のレベルを前記設定された音の強度レベルに維持するために前記音量制御装置を調整することとを含むサウンドテラピーを適用する方法。
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