JP2006524740A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2006524740A5
JP2006524740A5 JP2006509435A JP2006509435A JP2006524740A5 JP 2006524740 A5 JP2006524740 A5 JP 2006524740A5 JP 2006509435 A JP2006509435 A JP 2006509435A JP 2006509435 A JP2006509435 A JP 2006509435A JP 2006524740 A5 JP2006524740 A5 JP 2006524740A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver
rubber
article
compound
rubber composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006509435A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006524740A (ja
Filing date
Publication date
Priority claimed from US10/423,204 external-priority patent/US6943205B2/en
Priority claimed from US10/424,024 external-priority patent/US7060739B2/en
Priority claimed from US10/424,112 external-priority patent/US6852782B2/en
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2004/009580 external-priority patent/WO2004096902A2/en
Publication of JP2006524740A publication Critical patent/JP2006524740A/ja
Publication of JP2006524740A5 publication Critical patent/JP2006524740A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Description

以下に引用した全ての米国特許は、その全体を引用してここに組み込む。
近年、潜在する日常的な暴露から細菌性汚染が生じる危険について、かなりの注意が払われてきている。これに関する注目すべき例は、ファーストフード店で十分に加熱調理されていない牛肉から発見された菌株 Escherichia coli による食中毒、十分に加熱調理されていない不潔な鶏肉製品からの Salmonella enteritidis 汚染が引き起こす病気、Staphylococcus aureus、Klebsiella pneumoniae、イースト(Candida albicans)、他の単細胞微生物に起因する病気や皮膚感染症の致命的な結果を含む。この分野に興味をもつ消費者が増加するにつれ、製造業者が様々な日常製品や物品の中に抗菌剤を導入し始めるようになった。例えば、あるブランドのまな板、靴底、靴の中敷、医療機器及び器具、液体石鹸などは全て抗菌性化合物を含む。このような物品について最も普及している抗菌剤は、トリクロサンである。液体又はある重合媒体中へのこのような化合物の配合は比較的簡単であるが、他の基材、特に加硫ゴム及びその表面についてはほとんど適用されていない。更に、このようなトリクロサン添加剤は、ある種の菌に対して使用が困難であるか又は効果的でないことが分かっている。例えば、トリクロサン自体は、ある重合基材及び/又は基質の中で及び外へ容易に拡散し(従って、耐久性に乏しく)、熱安定性に欠け(従って、高温でゴム及びゴム様物質から容易に浸出され)、広範な殺菌性を与えない(例えば、Pseudomonas aeruginosa に対する殺菌性を示さない)。
このような特定の抗菌性加硫非シリコーンゴム物品は、ゴム産業又は従来技術において教示又は明確には示唆されていない。上述したように、検知し得る量の硫黄ベース加硫剤及び加硫促進剤の不使用は、最終生成物中で、少なくとも Staphylococcus aureus、Klebsiella pneumoniae、Pseudomonas aeruginosa 及び Escherichia coli に対して長期間持続する対数殺菌率を与えるのに十分な量の銀抗菌剤の保持を可能にする。更に、主として高コストのため、非硫黄加硫剤は、加硫ゴム組成物及び物品に一般的に用いられていない。このように、抗菌性加硫ゴム物品を有効に形成するための未加硫非シリコーンゴム組成物中での、非硫黄加硫剤(最も好ましくは過酸化物及び/又はビスフェノール加硫剤)と銀ベース抗菌剤の組み合わせに関する教示又は明確な示唆は存在していない。
しかしながら、関係のある未処理ゴム物品についての値よりも測定値が良い限り、負の対数殺菌率も、本発明においては許容範囲である。このような場合、ゴム物品中に存在する抗菌性材料が、少なくとも微生物の成長を妨害していることを示している。更に、このようなゴム物品は、他のタイプの菌、例えば Pseudomonas aeruginosa 及び Escherichia coli に対しても同程度の対数殺菌率を示す。
従って、本発明の物品を形成するために加硫される生ゴム組成物中に存在する加硫剤は、少なくとも大部分、好ましくは少なくとも約 75 重量%が非硫黄ベース加硫剤でなければならない。上述したように、従来の硫黄及び硫黄ベース触媒は、本発明の抗菌性組成物では、硫黄原子と殺生物性銀イオンとの化学反応により作用しない。しかしながら、非硫黄ベース触媒、例えば限定することを意図しないが、ビスフェノール、過酸化物及び他の酸化物加硫系は、本発明の生ゴム組成物を効果的に加硫する。過酸化物は、例えば、過酸化ジクミル、2,5-ビス(t-ブチルパーオキシ)-2,5-ジメチルヘキサン、ジ-(t-ブチル-パーオキシ-イソプロピル)ベンゼン、ジ-(t-ブチル-パーオキシ-トリメチル)-シクロヘキサンなどのような有機過酸化物、及び無機過酸化物を含む。酸化物は、例えば、酸化亜鉛などを含む。ある加硫剤、例えばビスフェノールは、製造工程において未加硫ゴムに予め配合することもできる。これらの加硫剤は、1 種の加硫剤のみ又は複数の異なった種類の加硫剤の組み合わせで、ゴム 100 部あたり約 0.5〜約 100 部(pphr)、より好ましくは約 1〜約 50 pphr、最も好ましくは約 1〜約 10 pphr の量で一般に存在すべきである。
上記の組成物 3 及び 4 を用いた本発明の物品を、繰り返し標準工業洗濯サイクル(約 16 kg(35 ポンドの洗濯物)を行う前及び後の両方について、物品表面での銀イオン溶出の試験を行った。溶出された銀を測定するために、対象物品を塩抽出水溶液(リン酸ナトリウム)に 24 時間浸し、その後、抽出物を誘導結合プラズマ法によって分析して、物品表面から除去された利用可能な銀を測定した。結果は下記の通りである。
本発明の物品を、繰り返し標準工業洗濯サイクル(約 16 kg(35 ポンドの洗濯物)を行う前及び後の両方について、物品表面での銀イオン溶出の試験を行った。溶出された銀を測定するために、対象物品を塩抽出水溶液(リン酸ナトリウム)に 24 時間浸し、その後、抽出物を誘導結合プラズマ法によって分析して、物品表面から除去された利用可能な銀を測定した。結果は下記の通りである。

Claims (52)

  1. 少なくとも主要量のフルオロエラストマーゴム及び少なくとも 1 種の銀ベース抗菌性化合物を含む寸法安定加硫ゴム物品であって、前記ゴム物品が室温での 24 時間暴露後に少なくとも 1.5 ng/cm2 の割合での銀溶出を示し、前記物品が任意に少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤を含む寸法安定加硫ゴム物品。
  2. 前記物品が室温での 24 時間暴露後に少なくとも 2.5 ng/cm2 の割合での銀溶出を示す、請求項1に記載のゴム物品。
  3. 前記銀ベース抗菌性化合物が、銀元素、酸化銀、銀塩、銀イオン交換化合物、銀ゼオライト、銀ガラス及びこれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項1に記載のゴム物品。
  4. 前記少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤が存在する請求項1に記載のゴム物品。
  5. 前記少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤が、フィラー、オイル、顔料、塩、帯電防止剤及びこれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項4に記載のゴム物品。
  6. 前記少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤が、カーボンブラック、酸化マグネシウム、水酸化カルシウム及びこれらの混合物からなる群から選ばれるフィラーである、請求項5に記載のゴム物品。
  7. 大部分がフルオロエラストマーゴムである少なくとも 1 種のゴム成分、少なくとも 1 種の銀ベース抗菌性化合物及び少なくとも 1 種の加硫化合物を含む未加硫ゴム組成物であって、前記組成物中に存在する前記加硫化合物の全てが、検知し得る量の硫黄ベース化合物を含まず、前記ゴム組成物が、任意に少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤を含む未加硫ゴム組成物。
  8. 前記銀ベース抗菌性化合物が、銀元素、酸化銀、銀塩、銀イオン交換化合物、銀ゼオライト、銀ガラス及びこれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項7に記載のゴム組成物。
  9. 前記加硫化合物が主要重量の少なくとも 1 種のビスフェノールを含む請求項7に記載のゴム組成物。
  10. 前記加硫化合物が主要重量の少なくとも 1 種の過酸化物を含む請求項7に記載のゴム組成物。
  11. 前記少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤が存在する請求項7に記載のゴム組成物。
  12. 前記少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤が、フィラー、オイル、顔料、塩、耐電防止剤及びこれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項11に記載のゴム組成物。
  13. 前記少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤が、カーボンブラック、酸化マグネシウム、水酸化カルシウム及びこれらの混合物からなる群から選ばれるフィラーである、請求項12に記載のゴム組成物。
  14. 請求項7に記載の未加硫ゴム組成物を一緒に配合し、前記ゴム組成物を予め選択した形状に成形し、前記ゴム組成物を加圧下、高温に暴露して加硫する工程を含む、長期間持続する再生可能な抗菌特性を示すゴム物品の製造方法。
  15. 少なくとも 1 種のフルオロエラストマーゴム成分、少なくとも 1 種のビスフェノール加硫剤及び少なくとも 1 種の銀ベース抗菌剤を含み、任意に少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤を含むゴム組成物。
  16. 少なくとも 1 種のフルオロエラストマーゴム成分、少なくとも 1 種の過酸化物加硫剤及び少なくとも 1 種の銀ベース抗菌剤を含み、任意に少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤を含むゴム組成物。
  17. エピクロロヒドリンゴム、ポリブタジエンゴム、ポリクロロプレンゴム及びこれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも主要量のゴム成分、並びに少なくとも 1 種の銀ベース抗菌性化合物を含む寸法安定加硫ゴム物品であって、前記ゴム物品が Staphylococcus aureus に対する ATCC 試験方法 6538 及び Klebsiella pneumoniae に対する ATCC 試験方法 4352 に従った、室温での 24 時間暴露後に、各々少なくとも 1.0 の対数殺菌率を示し、前記物品が、任意に少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤及び前記銀ベース抗菌性化合物以外の少なくとも 1 種の抗真菌性添加剤を含む寸法安定加硫ゴム物品。
  18. 前記物品が、室温での 24 時間暴露後に、Staphylococcus aureus 及び Klebsiella pneumoniae に対して、各々少なくとも 2.0 の対数殺菌率を示す、請求項17に記載のゴム物品。
  19. 前記銀ベース抗菌性化合物が、銀元素、酸化銀、銀塩、銀イオン交換化合物、銀ゼオライト、銀ガラス及びこれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項17に記載のゴム物品。
  20. 前記少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤が存在する請求項17に記載のゴム物品。
  21. 前記銀ベース抗菌性化合物以外の前記抗真菌性添加剤が存在する請求項17に記載のゴム物品。
  22. 前記少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤が、フィラー、オイル、顔料、塩、耐電防止剤及びこれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項20に記載のゴム物品。
  23. 前記少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤が、シリカ、ステアリン酸塩及びこれらの混合物からなる群から選ばれる親水性フィラーである、請求項22に記載のゴム物品。
  24. パラフィンオイル、フタレートオイル及びこれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも 1 種の親水性オイルを更に含む、請求項22に記載のゴム物品。
  25. エピクロロヒドリンゴム、ポリブタジエンゴム及びこれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも主要量のゴム成分を含む抗菌性加硫ゴム物品であって、物品製造直後に銀溶出をまず測定した場合と、前記物品を標準工業ロータリー洗濯機で 20 回標準的に洗濯した後に続いて銀溶出を測定した場合とを比較して、前記物品が銀溶出の増加を示す抗菌性加硫ゴム物品。
  26. 大部分がエピクロロヒドリンゴム、ポリブタジエンゴム、ポリクロロプレンゴム及びこれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも 1 種のゴム成分、少なくとも 1 種の銀ベース抗菌性化合物及び少なくとも 1 種の加硫化合物を含む未加硫ゴム組成物であって、前記組成物中に存在する前記加硫化合物の全てが、検知し得る量の硫黄ベース化合物を含まず、前記ゴム組成物が、任意に、少なくとも 1 種の発泡剤、少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤、及び前記銀ベース抗菌性化合物以外の少なくとも 1 種の抗真菌性添加剤を含む未加硫ゴム組成物。
  27. 前記銀ベース抗菌性化合物が、銀元素、酸化銀、銀塩、銀イオン交換化合物、銀ゼオライト、銀ガラス及びこれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項26に記載のゴム組成物。
  28. 前記加硫化合物が主要重量の少なくとも 1 種の過酸化物を含む請求項26に記載のゴム組成物。
  29. 前記過酸化物が有機過酸化物である請求項2に記載のゴム組成物。
  30. 前記少なくとも 1 種の発泡剤が存在する請求項26に記載のゴム組成物。
  31. 前記少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤が存在する請求項26に記載のゴム組成物。
  32. 前記銀ベース抗菌性化合物以外の前記抗真菌性添加剤が存在する請求項26に記載のゴム組成物。
  33. 請求項26に記載の未加硫ゴム組成物を一緒に配合し、前記ゴム組成物を予め選択した形状に成形し、前記ゴム組成物を加圧下、高温に暴露して加硫する工程を含む、長期間持続する再生可能な抗菌特性を示すゴム物品の製造方法。
  34. 大部分がエピクロロヒドリンゴム、ポリブタジエンゴム、ポリクロロプレンゴム及びこれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも 1 種のゴム成分、少なくとも 1 種の過酸化物加硫剤及び少なくとも 1 種の銀ベース抗菌性化合物を含み、任意に、少なくとも 1 種の発泡剤、少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤、及び前記銀ベース抗菌性化合物以外の少なくとも 1 種の抗真菌性添加剤を含むゴム組成物。
  35. 少なくとも主要量のスチレンブタジエンゴム及び少なくとも 1 種の銀ベース抗菌性化合物を含む寸法安定加硫ゴム物品であって、前記ゴム物品が Staphylococcus aureus に対する ATCC 試験方法 6538 及び Klebsiella pneumoniae に対する ATCC 試験方法 4352 に従った、室温での 24 時間暴露後に、各々少なくとも 1.0 の対数殺菌率を示し、前記物品が、任意に少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤及び前記銀ベース抗菌性化合物以外の少なくとも 1 種の抗真菌性添加剤を含む寸法安定加硫ゴム物品。
  36. 前記物品が、室温での 24 時間暴露後に、Staphylococcus aureus 及び Klebsiella pneumoniae に対して、各々少なくとも 2.0 の対数殺菌率を示す、請求項3に記載のゴム物品。
  37. 前記銀ベース抗菌性化合物が、銀元素、酸化銀、銀塩、銀イオン交換化合物、銀ゼオライト、銀ガラス及びこれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項3に記載のゴム物品。
  38. 前記少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤が存在する請求項3に記載のゴム物品。
  39. 前記銀ベース抗菌性化合物以外の前記抗真菌性添加剤が存在する請求項3に記載のゴム物品。
  40. 前記少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤が、フィラー、オイル、顔料、塩、耐電防止剤及びこれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項3に記載のゴム物品。
  41. 前記少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤が、シリカ、ステアリン酸塩及びこれらの混合物からなる群から選ばれる親水性フィラーである、請求項4に記載のゴム物品。
  42. パラフィンオイル、フタレートオイル及びこれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも 1 種の親水性オイルを更に含む、請求項4に記載のゴム物品。
  43. 少なくとも主要量のスチレンブタジエンゴムを含む抗菌性加硫ゴム物品であって、物品製造直後に銀溶出をまず測定した場合と、前記物品を標準工業ロータリー洗濯機で 20 回標準的に洗濯した後に続いて銀溶出を測定した場合とを比較して、前記物品が銀溶出の増加を示す抗菌性加硫ゴム物品。
  44. 大部分がスチレンブタジエンゴムである少なくとも 1 種のゴム成分、少なくとも 1 種の銀ベース抗菌性化合物及び少なくとも 1 種の加硫化合物を含む未加硫ゴム組成物であって、前記組成物中に存在する前記加硫化合物の全てが、検知し得る量の硫黄ベース化合物を含まず、前記ゴム組成物が、任意に、少なくとも 1 種の発泡剤、少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤、及び前記銀ベース抗菌性化合物以外の少なくとも 1 種の抗真菌性添加剤を含む未加硫ゴム組成物。
  45. 前記銀ベース抗菌性化合物が、銀元素、酸化銀、銀塩、銀イオン交換化合物、銀ゼオライト、銀ガラス及びこれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項4に記載のゴム組成物。
  46. 前記加硫化合物が主要重量の少なくとも 1 種の過酸化物を含む請求項4に記載のゴム組成物。
  47. 前記過酸化物が有機過酸化物である請求項4に記載のゴム組成物。
  48. 前記少なくとも 1 種の発泡剤が存在する請求項4に記載のゴム組成物。
  49. 前記少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤が存在する請求項4に記載のゴム組成物。
  50. 前記銀ベース抗菌性化合物以外の前記抗真菌性添加剤が存在する請求項4に記載のゴム組成物。
  51. 請求項4に記載の未加硫ゴム組成物を一緒に配合し、前記ゴム組成物を予め選択した形状に成形し、前記ゴム組成物を加圧下、高温に暴露して加硫する工程を含む、長期間持続する再生可能な抗菌特性を示すゴム物品の製造方法。
  52. 少なくとも 1 種のゴム成分、少なくとも 1 種の過酸化物加硫剤及び少なくとも 1 種の銀ベース抗菌性化合物を含み、任意に、少なくとも 1 種の発泡剤、少なくとも 1 種の銀イオン放出制御添加剤、及び前記銀ベース抗菌性化合物以外の少なくとも 1 種の抗真菌性添加剤を含むゴム組成物であって、前記ゴム成分がスチレンブタジエンゴムであるゴム組成物。
JP2006509435A 2003-04-25 2004-03-26 抗菌性未加硫ゴム組成物及び抗菌性加硫ゴム物品 Withdrawn JP2006524740A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/423,204 US6943205B2 (en) 2003-04-25 2003-04-25 Antimicrobial articles and compositions made from styrene butadiene rubber
US10/424,024 US7060739B2 (en) 2003-04-25 2003-04-25 Antimicrobial fluoroelastomer rubber articles and compositions
US10/424,112 US6852782B2 (en) 2003-04-25 2003-04-25 Antimicrobial articles and compositions made from non-silicone vulcanized rubber
PCT/US2004/009580 WO2004096902A2 (en) 2003-04-25 2004-03-26 Antimicrobial pre-vulcanized rubber compositions and antimicrobial vuclanized rubber articles

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006524740A JP2006524740A (ja) 2006-11-02
JP2006524740A5 true JP2006524740A5 (ja) 2007-05-17

Family

ID=33425073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006509435A Withdrawn JP2006524740A (ja) 2003-04-25 2004-03-26 抗菌性未加硫ゴム組成物及び抗菌性加硫ゴム物品

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP1618144A4 (ja)
JP (1) JP2006524740A (ja)
BR (1) BRPI0409713A (ja)
WO (1) WO2004096902A2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0414333D0 (en) * 2004-06-25 2004-07-28 Dupont Teijin Films Us Ltd Polymeric film
JP5853962B2 (ja) * 2011-02-07 2016-02-09 株式会社大阪ソーダ スポーツ衣料用組成物及びその発泡体
DE102012206968A1 (de) * 2012-04-26 2013-10-31 Wacker Chemie Ag Siliconzusammensetzung mit Schadstoffschutz
KR101267830B1 (ko) * 2012-11-23 2013-05-27 국방과학연구소 고무 조성물
JP6989251B2 (ja) * 2015-11-10 2022-01-05 エア・ウォーター株式会社 飲料用又は液状食品用部材用のゴム組成物、飲料用又は液状食品用部材、飲料水ディスペンサ、及び飲料又は液状食品の製造装置
KR101861653B1 (ko) * 2016-10-31 2018-05-28 주식회사 케이비엘러먼트 정전기 특성이 우수한 글래스 접촉 오링(O-Ring)용 조성물 및 이를 이용한 글래스 접촉 오링(O-Ring)의 제조방법
CN112063062A (zh) * 2020-08-07 2020-12-11 山东玲珑轮胎股份有限公司 一种抑菌橡胶组合物和轮胎
CN111944215A (zh) * 2020-09-09 2020-11-17 河北九度橡胶科技有限公司 一种橡胶抗菌切菜板及其制备方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4677143A (en) * 1984-10-01 1987-06-30 Baxter Travenol Laboratories, Inc. Antimicrobial compositions
US6455610B1 (en) * 2001-03-23 2002-09-24 Milliken & Company Antimicrobial pre-vulcanized rubber compositions
AU2002306639A1 (en) * 2001-03-23 2002-10-08 Milliken And Company Antimicrobial rubber compositions
US6448306B1 (en) * 2001-03-23 2002-09-10 Milliken & Company Antimicrobial articles made from nitrile or natural rubber

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006524735A5 (ja)
JP4180922B2 (ja) 抗菌性ゴム組成物
US6846871B2 (en) Antimicrobial resin cured rubber articles and prevulcanized compositions
JP2008031485A (ja) 抗菌性着色加硫ゴム物品
US6448306B1 (en) Antimicrobial articles made from nitrile or natural rubber
US6555599B2 (en) Antimicrobial vulcanized EPDM rubber articles
US7060739B2 (en) Antimicrobial fluoroelastomer rubber articles and compositions
US7858674B2 (en) Antimicrobial rubber formulations and molded article
JP2004526029A5 (ja)
CN108976768B (zh) 一种抗菌改性剂及其制备方法、抗菌改性热塑性弹性体及其制备方法
KR100564229B1 (ko) 항균성 또는 항응혈성 의료용품 및 이의 제조방법
US6455610B1 (en) Antimicrobial pre-vulcanized rubber compositions
JP2006524740A5 (ja)
US6852782B2 (en) Antimicrobial articles and compositions made from non-silicone vulcanized rubber
US6943205B2 (en) Antimicrobial articles and compositions made from styrene butadiene rubber
Zander et al. Microbial susceptibility of various polymers and evaluation of thermoplastic elastomers with antimicrobial additives
WO2015021757A1 (zh) 一种抗菌抗静电的金融pos机塑料外壳及其制备方法
JP2006524740A (ja) 抗菌性未加硫ゴム組成物及び抗菌性加硫ゴム物品
US20080248076A1 (en) Antimicrobial rubber bands
KR100665719B1 (ko) 실버 나노 입자가 함유된 고무장갑의 제조 방법
JP2961398B2 (ja) 食品製造用機械、器具に用いる白色ゴム
KR101973775B1 (ko) 항균 마스터 배치 조성물
CN117050398A (zh) 一种具有杀菌抑菌抗菌防臭手效果的手套配方及其应用
JPS5820974B2 (ja) ハロゲン含有樹脂用安定剤
JP2008208890A (ja) 抗菌性ゴムロールとその製造方法